特開2019-203615(P2019-203615A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-203615(P2019-203615A)
(43)【公開日】2019年11月28日
(54)【発明の名称】空調操作装置
(51)【国際特許分類】
   F24F 11/523 20180101AFI20191101BHJP
   F24F 11/56 20180101ALI20191101BHJP
   F24F 11/54 20180101ALI20191101BHJP
【FI】
   F24F11/523
   F24F11/56
   F24F11/54
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-97190(P2018-97190)
(22)【出願日】2018年5月21日
(71)【出願人】
【識別番号】000006666
【氏名又は名称】アズビル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100123434
【弁理士】
【氏名又は名称】田澤 英昭
(74)【代理人】
【識別番号】100101133
【弁理士】
【氏名又は名称】濱田 初音
(74)【代理人】
【識別番号】100199749
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 成
(74)【代理人】
【識別番号】100188880
【弁理士】
【氏名又は名称】坂元 辰哉
(74)【代理人】
【識別番号】100197767
【弁理士】
【氏名又は名称】辻岡 将昭
(74)【代理人】
【識別番号】100201743
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 和真
(72)【発明者】
【氏名】羽場 照芳
(72)【発明者】
【氏名】奈良 千尋
(72)【発明者】
【氏名】坂井 昌由加
(72)【発明者】
【氏名】三浦 眞由美
(72)【発明者】
【氏名】田中 雅人
【テーマコード(参考)】
3L260
【Fターム(参考)】
3L260AA01
3L260AB06
3L260BA02
3L260BA64
3L260BA73
3L260FA03
3L260GA02
3L260GA12
(57)【要約】
【課題】環境弱者に対応した室内設定温度を簡素な操作で得ることができる空調操作装置を提供する。
【解決手段】全ての部屋の室内設定温度を、同じ室内設定温度で一括設定するために操作される一括設定操作部12と、環境弱者が居る部屋の室内設定温度を、一括設定操作部12への操作による室内設定温度の一括設定から除外して、個別設定するために操作される個別設定操作部13と、個別設定操作部13に対する操作によって室内設定温度が個別設定された全ての部屋に関する情報と、その個別設定された部屋以外の全ての部屋に関する情報とを、表示する表示部15とを備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
全ての部屋の室内設定温度を、同じ室内設定温度で一括設定するために操作される一括設定操作部と、
環境弱者が居る部屋の室内設定温度を、前記一括設定操作部への操作による室内設定温度の一括設定から除外して、個別設定するために操作される個別設定操作部と、
前記個別設定操作部に対する操作によって室内設定温度が個別設定された全ての部屋に関する情報と、その個別設定された部屋以外の全ての部屋に関する情報とを、表示する表示部とを備える
ことを特徴とする空調操作装置。
【請求項2】
前記表示部は、
前記一括設定操作部を表示する一括設定操作用画面と、
前記個別設定操作部に対する操作によって室内設定温度が個別設定された部屋がある場合に、その個別設定された部屋に関する情報を、前記一括設定操作用画面において表示する個別設定操作完了表示領域とを備える
ことを特徴とする請求項1記載の空調操作装置。
【請求項3】
前記個別設定操作部は、
環境弱者の属性に応じて、当該環境弱者が居る部屋の室内設定温度を個別設定するために操作される
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の空調操作装置。
【請求項4】
前記個別設定操作部は、
環境弱者の年齢に応じて、当該環境弱者が居る部屋の室内設定温度を個別設定するために操作される
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の空調操作装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、室内設定温度を設定するための空調操作装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、空調管理システムの1つの空調方式として、セントラル空調方式がある。このセントラル空調方式は、熱源装置で一元的に生成した冷温水を、各系統の空調機に向けて分配供給し、それぞれの空調機で生成した調和空気を、各エリア内に供給する方式である。このため、セントラル空調方式を採用した空調管理システムは、個別空調が設備的に困難となる大規模ビル等に多く適用されているが、近年、住宅にも適用され始めている。
【0003】
そして、このような、セントラル空調方式を採用した住宅用空調管理システムは、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2015−31506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、住宅とビルとでは、空調利用者の種類が大きく異なっている。住宅における空調利用者には、ビルにおける空調利用者とは異なり、子供及びお年寄り等の環境弱者が含まれている。従って、住宅用空調管理システムにセントラル空調方式を採用する場合には、環境弱者に対応した操作性が求められる。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、環境弱者に対応した室内設定温度を簡素な操作で得ることができる空調操作装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係る空調操作装置は、全ての部屋の室内設定温度を、同じ室内設定温度で一括設定するために操作される一括設定操作部と、環境弱者が居る部屋の室内設定温度を、一括設定操作部への操作による室内設定温度の一括設定から除外して、個別設定するために操作される個別設定操作部と、個別設定操作部に対する操作によって室内設定温度が個別設定された全ての部屋に関する情報と、その個別設定された部屋以外の全ての部屋に関する情報とを、表示する表示部とを備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、環境弱者に対応した室内設定温度を簡素な操作で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】この発明の実施の形態1に係る空調操作装置の構成を示したブロック図である。
図2】一括設定操作用画面を示した図である。
図3】個別設定操作用画面を示した図である
図4】個別設定確認用画面を示した図である。
図5】個別設定操作完了後における一括設定操作用画面を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
先ず始めに、本発明の着眼点について説明する。
集中管理を基本とするセントラル空調では、室内設定温度を一括設定(リセットを含む)する場合がある。一般的に、住宅では、乳幼児及びお年寄り等の環境弱者が過ごす場所(睡眠をとる部屋等)を、実質的に専用部屋(個室)として固定している。このため、部屋ごとに環境弱者の存在有無を予め特定して管理しても、多くの状況において、妥当な管理とすることができる。
そこで、出願人は、部屋ごとに室内設定温度を優先的に設定可能とし、環境弱者が居る特定の部屋に対して、室内設定温度の一括設定から除外するガードをかけるようにした。このとき、ガードがかけられた特定の部屋については、一括管理画面で確認できることが好適である。
【0012】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空調操作装置の構成を示したブロック図である。
【0013】
図1に示した空調操作装置1は、例えば、住宅の各部屋に設定された空調機を1つの構成で操作するリモコン及び端末等を想定しており、セントラル空調方式を採用した住宅用空調管理システムに適用されるものである。そして、図1に示すように、空調操作装置1は、空調操作機能部11、一括設定操作部12、個別設定操作部13、設定実行部14、及び、表示部15を備えている。
【0014】
空調操作機能部11は、全ての部屋に設置されている空調機の運転を操作するものであって、例えば、空調機に対して、ONとOFFとの間の切り替え、風量変更、及び、温度変更等の操作を行う。
【0015】
一括設定操作部12は、全ての部屋の室内設定温度を、同じ室内設定温度で一括設定するために、居住者によって操作されるものである。
【0016】
個別設定操作部13は、環境弱者が居る部屋の室内設定温度を、一括設定操作部12への操作による室内設定温度の一括設定から除外して、個別設定するために、居住者によって操作されるものである。これにより、空調操作装置1は、環境弱者が居る部屋ごとに、その環境弱者に対応した室内設定温度を設定することができるので、環境弱者は、快適に過ごすことができる。
【0017】
但し、環境弱者は、例えば、乳幼児、子供、及び、お年寄り等の居住者であって、自身が好まない室内設定温度に対する適応能力が比較的低い居住者となっている。
ら守るものである。
【0018】
設定実行部14は、居住者が一括設定操作部12を操作したときに、空調操作機能部11に対して、全ての部屋の室内設定温度が同じ室内設定温度で一括設定されるような、実行指令を出力するものである。また、設定実行部14は、居住者が個別設定操作部13を操作したときに、空調操作機能部11に対して、環境弱者が居る部屋の室内設定温度が、一括設定操作部12への操作による室内設定温度の一括設定から除外されて、個別設定されるような、実行指令を出力するものである。
【0019】
表示部15は、一括設定操作部12に対する操作によって室内設定温度が一括設定された全ての部屋に関する情報、及び、個別設定操作部13に対する操作によって室内設定温度が個別設定された全ての部屋に関する情報を、一括管理できるように表示するものである。
【0020】
具体的には、表示部15は、個別設定操作部13に対する操作によって室内設定温度が個別設定された全ての部屋に関する情報と、その個別設定された部屋以外の全ての部屋に関する情報とに分けて表示する。なお、部屋に関する情報とは、例えば、部屋番号、部屋名称、室内設定温度、実際の室内温度及び湿度等である。
【0021】
また、表示部15は、一括設定操作部12及び個別設定操作部13を操作画面に表示させるものである。そこで、次に、表示部15が表示する操作画面について、図2から図5を用いて詳細に説明する。図2は、一括設定操作用画面を示した図である。図3は、個別設定操作用画面を示した図である。図4は、個別設定確認用画面を示した図である。図5は、個別設定操作完了後における一括設定操作用画面を示した図である。
【0022】
図2から図5に示すように、表示部15は、一括設定操作用画面15a、個別設定操作用画面15b、及び、個別設定確認用画面15cを備えており、そのうち、いずれか1つの操作画面に切り替え可能となっている。
【0023】
図2に示すように、一括設定操作用画面15aは、一括設定操作部12に対する操作に応じて、全ての部屋の室内設定温度を、同じ室内設定温度で一括設定するための操作画面である。この一括設定操作用画面15aは、運転モード選択ボタン21、運転モード表示領域22、設定切り替えボタン23、一括設定温度表示領域24、及び、一括設定操作部12を表示するものである。
【0024】
ここで、一括設定操作用画面15aに表示された一括設定操作部12は、表示操作ボタンとして構成されている。即ち、居住者は、一括設定操作部12を押すことによって、全ての部屋の室内設定温度を、同じ室内設定温度で一括して増減させることができる。
【0025】
運転モード選択ボタン21は、運転モードを選択するときに使用するボタンである。この運転モード選択ボタン21によって選択できる運転モードは、例えば、冷房、暖房、及び、送風等の運転モードである。
【0026】
運転モード表示領域22は、運転モード選択ボタン21によって選択された運転モードを表示する領域である。なお、図2に示した一括設定操作用画面15aは、運転モード選択ボタン21によって「冷房」が選択された場合を示しており、運転モード表示領域22は、「冷房」と表示している。
【0027】
設定切り替えボタン23は、表示部15の操作画面を、一括設定操作用画面15a及び個別設定操作用画面15bのいずれか一方から、個別設定操作用画面15b及び一括設定操作用画面15aのいずれか他方に切り替えるためのボタンである。
【0028】
一括設定温度表示領域24は、一括設定操作部12に対する操作に応じた室内設定温度を、表示する領域である。なお、図2に示した一括設定温度表示領域24は、室内設定温度に加えて、運転モード選択ボタン21によって選択した運転モードについても、表示可能となっている。即ち、居住者は、一括設定操作部12を操作するときに、全ての部屋の室内設定温度を、一括設定温度表示領域24で確認しながら、設定することができる。
【0029】
図3に示すように、個別設定操作用画面15bは、個別設定操作部13に対する操作に応じて、環境弱者が居る部屋の室内設定温度を、一括設定操作部12への操作による室内設定温度の一括設定から除外して、個別設定するための操作画面である。この個別設定操作用画面15bは、運転モード選択ボタン21、運転モード表示領域22、設定切り替えボタン23、個別設定温度表示領域25、部屋選択ボタン26、及び、個別設定操作部13を表示するものである。
【0030】
ここで、個別設定操作用画面15bに表示された個別設定操作部13は、表示操作ボタンとして構成されている。即ち、居住者は、個別設定操作部13を押すことによって、環境弱者が居る部屋の室内設定温度を、一括設定操作部12への操作による室内設定温度の一括設定から除外して、個別に増減させることができる。
【0031】
個別設定温度表示領域25は、個別設定操作部13に対する操作に応じた室内設定温度を、表示する領域である。なお、図3に示した個別設定温度表示領域25は、室内設定温度に加えて、後述する部屋選択ボタン26によって選択した部屋の番号についても、表示可能となっている。即ち、居住者は、個別設定操作部13を操作するときに、環境弱者が居る部屋の室内設定温度を、個別設定温度表示領域25で確認しながら、設定することができる。
【0032】
部屋選択ボタン26は、全ての部屋の中から、環境弱者が居る部屋を、1つずつ選択するときに使用するボタンである。なお、図3に示した部屋選択ボタン26は、部屋番号に加えて、その部屋の室内設定温度を表示可能となっている。
【0033】
即ち、上述した個別設定温度表示領域25は、これに対応した部屋選択ボタン26が押されることによって、当該部屋選択ボタン26に代わって表示されるものである。また、個別設定温度表示領域25は、当該個別設定温度表示領域25内に設けられた復帰ボタンが押されることによって、部屋選択ボタン26に復帰する。
【0034】
図4に示すように、個別設定確認用画面15cは、個別設定操作用画面15bに続く操作画面であって、個別設定操作完了後において、環境弱者が居る部屋と、当該部屋の室内設定温度とを確認するための操作画面である。この個別設定確認用画面15cは、運転モード選択ボタン21、運転モード表示領域22、設定切り替えボタン23、及び、部屋選択ボタン26を表示するものである。
【0035】
ここで、個別設定確認用画面15cに表示された部屋選択ボタン26は、施錠マーク27を表示可能となっている。この施錠マーク27は、室内設定温度が個別に設定された部屋に対応して表示されるものである。即ち、施錠マーク27が表示された部屋選択ボタン26に対応する部屋の室内設定温度は、一括設定操作部12への操作による室内設定温度の一括設定から除外されるようなガードが掛けられている。
【0036】
また、図5に示すように、個別設定操作完了後における一括設定操作用画面15aは、個別設定操作完了表示領域28を表示可能となっている。この個別設定操作完了表示領域28は、個別設定操作完了後の一括設定操作用画面15aにおいて、室内設定温度が個別設定された部屋に関する情報、及び、施錠マーク27を表示する領域である。
【0037】
なお、図5に示した個別設定操作完了表示領域28は、室内設定温度が個別設定された部屋に関する情報として、部屋番号を表示している。これにより、居住者は、一括設定操作用画面15aに切り替えた場合であっても、環境弱者が居る部屋を常に確認することができる。
【0038】
更に、上述した実施の形態1においては、個別設定操作部13に対する操作は、環境弱者の存在有無に応じて、当該環境弱者が居る部屋の室内設定温度を個別設定するものとしているが、環境弱者を分類しても、室内設定温度の個別設定に対応することができる。
【0039】
即ち、乳幼児及びお年寄り等の人間属性に関する入力操作を行うと共に、その人間属性に対して推奨される室内設定温度が自動設定されるようにすれば、室内設定温度に対するガードのかけ違いを防止することができる。また、「1歳」及び「80歳」等の年齢に関する入力操作を行うと共に、その年齢に対して推奨される室内設定温度が自動設定されるようにすれば、室内設定温度に対するガードのかけ違いを防止することができる。
【0040】
先ず、個別設定操作部13に対する操作は、環境弱者の属性に応じて、室内設定温度を個別設定することができる。具体的には、個別設定操作部13は、乳幼児、子供、及び、お年寄り等の環境弱者の属性に対応した属性設定ボタンを備えると共に、各属性に対応した室内設定温度を予め記憶している。そして、個別設定操作部13は、部屋選択ボタン26及び属性設定ボタンに対する連続操作によって、その選択された部屋の室内設定温度を環境弱者の属性に応じて決定する。これにより、空調操作装置1は、環境弱者の属性ごとに、室内設定温度の細分化を図ることができる。
【0041】
また、個別設定操作部13に対する操作は、環境弱者の年齢に応じて、室内設定温度を個別設定することができる。具体的には、個別設定操作部13は、環境弱者の年齢幅に対応した年齢設定ボタンを備えると共に、各年齢幅に対応した室内設定温度を予め記憶している。そして、個別設定操作部13は、部屋選択ボタン26及び年齢設定ボタンに対する連続操作によって、その選択された部屋の室内設定温度を環境弱者の年齢幅に応じて決定する。これにより、空調操作装置1は、環境弱者の年齢幅ごとに、室内設定温度の細分化を図ることができる。
【0042】
具体的には、個別設定操作部13は、「1歳」及び「80歳」等の年齢に対応した指定ボタンを備えている。そして、その指定ボタンに対する操作に基づいて指定された部屋は、一括設定された室内設定温度よりも快適側となる室内設定温度に個別設定される。このとき、下記に示すように、指定された部屋における快適側へのガード度合いは、年齢に応じて、段階的に変化されても構わない。
【0043】
(1)環境弱者の年齢が3歳以下の場合には、室内設定温度を完全ガード対象(一括設定実行時に、室内設定温度を一括設定から完全除外)とする。
(2)環境弱者の年齢が4歳から15歳までの間の場合には、室内設定温度を準ガード対象(一括設定実行時に、室内設定温度を一括設定値と個別設定値との中間値に設定)とする。
(3)環境弱者の年齢が16歳から59歳までの間の場合には、室内設定温度を非ガード対象(一括設定実行時に、室内設定温度を一括設定値に設定)とする。
(4)環境弱者の年齢が60歳から69歳までの間の場合には、室内設定温度を準ガード対象(一括設定実行時に、室内設定温度を一括設定値と個別設定値との中間値に設定)とする。
(5)環境弱者の年齢が70歳以上の場合には、室内設定温度を完全ガード対象(一括設定実行時に、室内設定温度を一括設定から完全除外)とする。
【0044】
但し、上述したように、個別設定操作部13は、環境弱者が居る部屋の室内設定温度を、一括設定操作部12への操作による室内設定温度の一括設定から除外して、個別設定するために操作されるものであるが、その個別設定操作部13に対する操作は、一括設定操作部12に対する操作前及び操作後のいずれかであっても構わない。
【0045】
即ち、空調操作装置1は、個別設定操作部13に対する操作によって、環境弱者が居る部屋の室内設定温度を個別設定した後、一括設定操作部12に対する操作によって、その個別設定された部屋以外の全ての部屋の室内設定温度を、同じ室内設定温度で一括設定することができる。
【0046】
また、空調操作装置1は、一括設定操作部12に対する操作によって、全ての部屋の室内設定温度を、同じ室内設定温度で一括設定した後、個別設定操作部13に対する操作によって、環境弱者が居る部屋の室内設定温度を個別設定することができる。
【0047】
以上より、実施の形態1に係る空調操作装置1は、全ての部屋の室内設定温度を、同じ室内設定温度で一括設定するために操作される一括設定操作部12と、環境弱者が居る部屋の室内設定温度を、一括設定操作部12への操作による室内設定温度の一括設定から除外して、個別設定するために操作される個別設定操作部13と、室内設定温度が個別設定された全ての部屋に関する情報と、その個別設定された部屋以外の全ての部屋に関する情報とを、表示する表示部15を備えている。これにより、空調操作装置1は、環境弱者に対応した室内設定温度を簡素な操作で得ることができる。
【0048】
また、空調操作装置1は、一括設定操作部12に、室内設定温度が個別設定された部屋に関する情報を表示する個別設定操作完了表示領域28を備えている。これにより、居住者は、環境弱者が居る部屋及びその室内設定温度を常に確認することができる。
【0049】
更に、空調操作装置1は、個別設定操作部13が、環境弱者の属性または年齢に応じて、室内設定温度を個別設定可能としている。これにより、空調操作装置1は、環境弱者の属性または年齢ごとに、室内設定温度の細分化を図ることができるので、その環境弱者の快適度を更に向上させることができる。
【0050】
なお、本願発明は、その発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは、実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【符号の説明】
【0051】
1 空調操作装置
11 空調操作機能部
12 一括設定操作部
13 個別設定操作部
14 設定実行部
15 表示部
15a 一括設定操作用画面
15b 個別設定操作用画面
15c 個別設定確認用画面
21 運転モード選択ボタン
22 運転モード表示領域
23 設定切り替えボタン
24 一括設定温度表示領域
25 個別設定温度表示領域
26 部屋選択ボタン
27 施錠マーク
28 個別設定操作完了表示領域
図1
図2
図3
図4
図5