特開2019-205628(P2019-205628A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-205628(P2019-205628A)
(43)【公開日】2019年12月5日
(54)【発明の名称】エアーマッサージ装置
(51)【国際特許分類】
   A61H 7/00 20060101AFI20191108BHJP
【FI】
   A61H7/00 322D
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2018-102311(P2018-102311)
(22)【出願日】2018年5月29日
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】岩崎 威
(72)【発明者】
【氏名】弘田 利光
(72)【発明者】
【氏名】文室 晋一
【テーマコード(参考)】
4C100
【Fターム(参考)】
4C100AD02
4C100AD40
4C100BB05
4C100CA15
4C100DA10
(57)【要約】
【課題】快適な使用感をユーザに提供できるエアーマッサージ装置を提供する。
【解決手段】エアーマッサージ装置1は身体の対象部位に装着される装着部10と、装着部10に設けられるマッサージ部50と、マッサージ部50について防音する防音部94とを備える。
【選択図】図12
【特許請求の範囲】
【請求項1】
身体の対象部位に装着される装着部と、
前記装着部に設けられるマッサージ部と、
前記マッサージ部について防音する防音部とを備える
エアーマッサージ装置。
【請求項2】
前記防音部は前記マッサージ部に設けられる
請求項1に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項3】
前記装着部は重ね合わせられる第1生地および第2生地を含み、
前記マッサージ部は前記第1生地と前記第2生地との間に設けられる
請求項2に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項4】
前記防音部はサイレンサを含む
請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項5】
前記マッサージ部はエアーポンプを含み、
前記サイレンサは前記エアーポンプから吐出される空気の音を消音する
請求項4に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項6】
前記マッサージ部は前記対象部位をマッサージするエアーバッグ、および、前記エアーポンプと前記エアーバッグとを接続する供給路を含み、
前記サイレンサは前記供給路に設けられる
請求項5に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項7】
前記マッサージ部は互いに独立して動作する複数のエアーバッグを含み、
前記複数のエアーバッグは前記対象部位の周囲方向に対応する前記装着部の第1方向に並ぶ第1エアーバッグおよび第2エアーバッグを含む
請求項1〜6のいずれか一項に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項8】
前記第2エアーバッグは前記第1方向において前記第1エアーバッグを挟むように構成される
請求項7に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項9】
前記第2エアーバッグは、前記第1方向において前記第1エアーバッグの一方の側部の隣に位置する第1側部エアーバッグ、前記第1方向において前記第1エアーバッグの他方の側部の隣に位置する第2側部エアーバッグ、および、前記第1側部エアーバッグと前記第2側部エアーバッグとを繋げる連結部を含む
請求項8に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項10】
前記連結部は前記第1方向に長く、
前記対象部位の長手方向に対応する前記装着部の第2方向における前記連結部の幅は、前記第1方向における前記第1側部エアーバッグの幅、および、前記第1方向における前記第2側部エアーバッグの幅よりも狭い
請求項9に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項11】
前記連結部の幅は前記第2エアーバッグに空気が供給される場合に前記連結部が実質的に膨張しないように決められる
請求項10に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項12】
前記複数のエアーバッグは前記対象部位の長手方向に対応する前記装着部の第2方向において、前記第1エアーバッグおよび前記第2エアーバッグの少なくとも一方と並ぶ第3エアーバッグをさらに含む
請求項7〜11のいずれか一項に記載のエアーマッサージ装置。
【請求項13】
前記複数のエアーバッグは前記対象部位の長手方向に対応する前記装着部の第2方向において、前記第1エアーバッグとの間に前記連結部を挟むように構成される第3エアーバッグをさらに含む
請求項10または11に記載のエアーマッサージ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は身体の対象部位に装着されるエアーマッサージ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
身体の対象部位をマッサージするために対象部位に装着されるエアーマッサージ装置が知られている。特許文献1は従来のエアーマッサージ装置の一例を開示している。このエアーマッサージ装置は、身体の対象部位に装着される装着部、装着部に設けられるエアーバッグ、および、エアーバッグに空気を供給するエアーポンプを備える。エアーポンプの動作によりエアーバッグが膨張することによって対象部位がマッサージされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014−8227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エアーマッサージ装置は例えば対象部位のマッサージによりリラックスするために使用される。この点からエマーマッサージ装置の使用感は快適であることが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に関するエアーマッサージ装置の一形態は、身体の対象部位に装着される装着部と、前記装着部に設けられるマッサージ部と、前記マッサージ部について防音する防音部とを備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明に関するエアーマッサージ装置によれば、快適な使用感をユーザに提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】実施の形態のエアーマッサージ装置の正面図。
図2図1のエアーマッサージ装置の背面図。
図3図1のエアーマッサージ装置の一部を省略した状態を示す正面図。
図4図3のエアーバッグの正面図。
図5図3の本体の正面を示す分解斜視図。
図6図5のベースの正面図。
図7図3の本体の背面を示す分解斜視図。
図8図7のベースの背面図。
図9図3の脚被覆部が下腿に取り付けられた状態の一例を示す背面図。
図10図3の脚被覆部が下腿に取り付けられた状態の一例を示す側面図。
図11図9のD11−D11線に沿う断面図。
図12図1のエアーマッサージ装置において、操作装置と本体との接続関係を示す正面図。
図13図1のエアーマッサージ装置において、第3生地が捲られた状態を示す正面図。
図14図13のD14−D14線に沿う断面図。
図15図1のエアーマッサージ装置のブロック図。
図16図1のエアーマッサージ装置の使用状態の一例を示す斜視図。
図17図1のエアーマッサージ装置の使用状態の一例を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(エアーマッサージ装置が取り得る形態の一例)
(1)本発明に関するエアーマッサージ装置の一形態は、身体の対象部位に装着される装着部と、前記装着部に設けられるマッサージ部と、前記マッサージ部について防音する防音部とを備える。上記エアーマッサージ装置によれば、マッサージ部の動作に起因する音が防音されるため、快適な使用感をユーザに提供できる。
【0009】
(2)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記防音部は前記マッサージ部に設けられる。上記エアーマッサージ装置によれば、マッサージ部と防音部との距離が近づけられるため、マッサージ部の動作に起因する音を好適に防音できる。このため、快適な使用感をユーザに提供できる。また、エアーマッサージ装置を簡素に構成できる。
【0010】
(3)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記装着部は重ね合わせられる第1生地および第2生地を含み、前記マッサージ部は前記第1生地と前記第2生地との間に設けられる。上記エアーマッサージ装置によれば、マッサージ部の動作に起因する音が第1生地および第2生地により防音されるため、快適な使用感をユーザに提供できる。
【0011】
(4)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記防音部はサイレンサを含む。上記エアーマッサージ装置によれば、防音部を簡素に構成できる。
(5)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記マッサージ部はエアーポンプを含み、前記サイレンサは前記エアーポンプから吐出される空気の音を消音する。上記エアーマッサージ装置によれば、エアーポンプから吐出される空気の音が消音されるため、快適な使用感をユーザに提供できる。
【0012】
(6)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記マッサージ部は前記対象部位をマッサージするエアーバッグ、および、前記エアーポンプと前記エアーバッグとを接続する供給路を含み、前記サイレンサは前記供給路に設けられる。上記エアーマッサージ装置によれば、エアーポンプから吐出される空気の音がエアーバッグに伝達される前にサイレンサにより消音されるため、エアーポンプから吐出される空気の音を好適に防音できる。このため、快適な使用感をユーザに提供できる。
【0013】
(7)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記マッサージ部は互いに独立して動作する複数のエアーバッグを含み、前記複数のエアーバッグは前記対象部位の周囲方向に対応する前記装着部の第1方向に並ぶ第1エアーバッグおよび第2エアーバッグを含む。上記エアーマッサージ装置によれば、複数のエアーバッグにより対象部位がマッサージされるため、多様なマッサージ効果をユーザに提供できる。
【0014】
(8)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記第2エアーバッグは前記第1方向において前記第1エアーバッグを挟むように構成される。上記エアーマッサージ装置によれば、第2エアーバッグが膨張することによって、対象部位を揉むような感覚がユーザに与えられる。このため、多様なマッサージ効果をユーザに提供できる。
【0015】
(9)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記第2エアーバッグは、前記第1方向において前記第1エアーバッグの一方の側部の隣に位置する第1側部エアーバッグ、前記第1方向において前記第1エアーバッグの他方の側部の隣に位置する第2側部エアーバッグ、および、前記第1側部エアーバッグと前記第2側部エアーバッグとを繋げる連結部を含む。上記エアーマッサージ装置によれば、多様なマッサージ効果をユーザに提供できる。
【0016】
(10)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記連結部は前記第1方向に長く、前記対象部位の長手方向に対応する前記装着部の第2方向における前記連結部の幅は、前記第1方向における前記第1側部エアーバッグの幅、および、前記第1方向における前記第2側部エアーバッグの幅よりも狭い。上記エアーマッサージ装置によれば、第1側部エアーバッグおよび第2側部エアーバッグが連結部よりも膨張するため、第2エアーバッグによるマッサージ効果が高められる。
【0017】
(11)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記連結部の幅は前記第2エアーバッグに空気が供給される場合に前記連結部が実質的に膨張しないように決められる。上記エアーマッサージ装置によれば、第2エアーバッグによるマッサージ効果が高められる。
【0018】
(12)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記複数のエアーバッグは前記対象部位の長手方向に対応する前記装着部の第2方向において、前記第1エアーバッグおよび前記第2エアーバッグの少なくとも一方と並ぶ第3エアーバッグをさらに含む。上記エアーマッサージ装置によれば、多様なマッサージ効果をユーザに提供できる。
【0019】
(13)前記エアーマッサージ装置の一例によれば、前記複数のエアーバッグは前記対象部位の長手方向に対応する前記装着部の第2方向において、前記第1エアーバッグとの間に前記連結部を挟むように構成される第3エアーバッグをさらに含む。一般的なエアーバッグは縁から中央に近づくにつれて膨張量が大きくなる。すなわち、エアーバッグの縁に近い部分は膨張量が比較的小さい。上記エアーマッサージ装置によれば、第2エアーバッグの連結部が第1エアーバッグと第3エアーバッグとの間に設けられるため、膨張量の比較的小さい部分が連結部およびその周辺に集中する。この場合、複数のエアーバッグのうちの連結部およびその周辺以外の部分が効率よく膨張する。このため、複数のエアーバッグにより対象部位を好適にマッサージできる。
【0020】
(実施の形態)
図1を参照して、エアーマッサージ装置セットの構成について説明する。
エアーマッサージ装置セットは左半身のマッサージに適した左半身用のエアーマッサージ装置1、および、右半身のマッサージに適した右半身用のエアーマッサージ装置(図示略)を含む。左半身用のエアーマッサージ装置1の構成は右半身用のエアーマッサージ装置の構成と実質的に同じである。左半身用のエアーマッサージ装置1の機能は右半身用のエアーマッサージ装置の機能と実質的に同じである。左半身用のエアーマッサージ装置1の形状は右半身用のエアーマッサージ装置の形状と左右対称の関係を有する。以下の説明では、左半身用のエアーマッサージ装置1について詳細に説明し、右半身用のエアーマッサージ装置に関する説明を省略する。
【0021】
エアーマッサージ装置1を構成する主な要素は装着部10、マッサージ部50、および、操作装置110である。装着部10は身体の対象部位に装着される。対象部位は上肢または下肢である。一例では、対象部位は下腿L(図16参照)である。装着部10は例えば下腿Lに巻き付けるように装着されるアタッチメントである。マッサージ部50は対象部位のマッサージに寄与する部分である。マッサージ部50は装着部10に設けられる。操作装置110はエアーマッサージ装置1の動作に関する情報を入力可能である。操作装置110は例えば装着部10に取り付けられる。一例では、操作装置110の操作に応じてマッサージ部50が動作する。
【0022】
装着部10を構成する主な要素は脚被覆部20、調節部30、および、結合分離部40である。脚被覆部20は下腿Lに巻き付け可能な帯である。脚被覆部20は下腿Lを締め付けることに寄与する部分を含む。脚被覆部20は重ね合わせられる第1生地21および第2生地22(図2参照)を含む。第1生地21は例えば脚被覆部20の外面を構成する外布である。第2生地22は例えば脚被覆部20の内面を構成する内布である。すなわち、第2生地22は脚被覆部20が下腿Lに装着されることにより下腿Lと接触する。一例では、第1生地21の縁21Aと第2生地22の縁22Aとが縫い合わせられることによって脚被覆部20が構成される。マッサージ部50は例えば第1生地21と第2生地22との間に設けられる。
【0023】
脚被覆部20を構成する主な要素は第1部分24および第2部分27である。第1部分24は脚被覆部20が下腿Lに装着された状態において外観を構成する部分である。第1部分24は主部分25および副部分26を含む。主部分25は脚被覆部20が下腿Lに装着された状態において下腿Lを締め付ける締付部25A、および、締付部25Aにより下腿Lの腓腹筋まわりの部分を締め付けるために利用される第1脚締部25Cを含む。締付部25Aはマッサージ部50を収容する収容部25Bを含む。一例では、収容部25Bは締付部25Aを構成する第1生地21と第2生地22との間の空間である。第1脚締部25Cは例えば下腿Lの周囲方向に対応する装着部10の第1方向D1において、締付部25Aから延びるように設けられる。一例では、第1脚締部25Cは第1方向D1における脚被覆部20の一方の端部(以下「第1端部20A」)を構成する。第1脚締部25Cは例えば締付部25Aと連続するように構成される。
【0024】
副部分26は例えば主部分25とは別体に構成される。副部分26は締付部25Aにより下腿Lのヒラメ筋まわりの部分を締め付けるために利用される第2脚締部26Aを含む。第2脚締部26Aは下腿Lの長手方向に対応する装着部10の第2方向D2において、第1脚締部25Cの下方に設けられる。第2脚締部26Aは例えば第1方向において締付部25Aから延びるように設けられる。一例では、第2脚締部26Aは脚被覆部20の第1端部20Aを構成する。
【0025】
第2部分27は脚被覆部20が下腿Lに装着された状態において第1部分24に覆われる部分である。具体的には、脚被覆部20が下腿Lに装着される場合、第2部分27の少なくとも一部が第1脚締部25Cおよび第2脚締部26Aにより覆われる(図16参照)。第2部分27は第1部分24とは別体に構成される。一例では、第2部分27は第1方向D1における脚被覆部20の他方の端部(以下「第2端部20B」)を構成する。
【0026】
調節部30は脚被覆部20の装着サイズを調節可能な構造を有する。装着サイズは脚被覆部20が下腿Lに装着された状態における脚被覆部20の周囲方向の長さを規定する。具体的には、装着サイズは脚被覆部20が下腿Lに装着された状態における脚被覆部20の内周を規定する。一例では、脚被覆部20の装着サイズが調節部30により調節されることによって、脚被覆部20が下腿Lを締め付ける強さが変更される。
【0027】
調節部30は第1調節部31および第2調節部33を含む。第1調節部31は例えば脚被覆部20における下腿Lの腓腹筋まわりの部分と対応する部分に設けられる。第1調節部31の構成は任意に選択できる。一例では、第1調節部31は面ファスナ32により構成される。面ファスナ32はフック32Aおよびループ32B(図2参照)を含む。フック32Aは例えば第2部分27の第1生地21において、第1脚締部25Cと対応する部分に設けられる。ループ32Bは例えば少なくとも第1脚締部25Cの第2生地22に設けられる(図2参照)。図2に示される例では、ループ32Bは第1方向D1において第1脚締部25Cから締付部25Aに跨るように、第1部分24の第2生地22に設けられる。
【0028】
図1に示されるように、第2調節部33は例えば脚被覆部20における下腿Lのヒラメ筋まわりの部分と対応する部分に設けられる。第2調節部33の構成は任意に選択できる。一例では、第2調節部33は面ファスナ34により構成される。面ファスナ34はフック34Aおよびループ34B(図2参照)を含む。フック34Aは例えば第2部分27の第1生地21において、第2脚締部26Aと対応する部分に設けられる。ループ34Bは例えば第2脚締部26Aの第2生地22に設けられる(図2参照)。一例では、脚被覆部20が下腿Lに巻き付けられ、脚被覆部20が下腿Lにフィットするように各ループ32B、34Bが対応するフック32A、34Aに貼り合わせられることによって、脚被覆部20が下腿Lに適切に装着される。脚被覆部20が下腿Lにフィットする状態では、脚被覆部20の装着サイズが適切に設定されている。
【0029】
結合分離部40は第1部分24と第2部分27とを結合および分離可能に構成される。具体的には、結合分離部40は脚被覆部20の装着サイズが保持された状態において、第1部分24と第2部分27とを結合および分離可能に構成される。すなわち、第1部分24と第2部分27との境界は結合分離部40により規定される。結合分離部40は例えば第1方向D1において脚被覆部20のうちの第2端部20B寄りに設けられる。
【0030】
結合分離部40の構成は任意に選択できる。一例では、結合分離部40は線ファスナ41により構成される。線ファスナ41は例えば開製品として構成される。線ファスナ41は第2方向D2に延びるように脚被覆部20に設けられる。一例では、線ファスナ41は脚被覆部20の第1方向D1における中心に対して傾斜している。線ファスナ41のスライダ41Aが第2方向D2に操作されることによって、第1部分24と第2部分27とが結合または分離される。一例では、線ファスナ41のスライダ41Aが第2方向D2における上方向に操作されることにより第1部分24と第2部分27とが分離され、スライダ41Aが第2方向D2における下方向に操作されることにより第1部分24と第2部分27とが結合される。
【0031】
脚被覆部20は第1生地21の一部を覆う第3生地23をさらに含む。図13に示されるように、第3生地23は例えば第3生地23の少なくとも一部を捲ることができるように第1生地21に取り付けられる。第3生地23を捲ることが可能な範囲は、第1生地21から露出するマッサージ部50の一部を外部に露出させることが可能な範囲において設定される。すなわち、第3生地23を捲ることによりマッサージ部50の一部が外部に露出する。
【0032】
脚被覆部20は第1生地21と第3生地23とを結合させる結合部28をさらに含む。結合部28の構成は任意に選択できる。一例では、結合部28はスナップボタンである。結合部28は凸部28Aおよび凹部28Bを含む。凸部28Aは例えば第3生地23の先端23Aに設けられる。具体的には、凸部28Aは第3生地23の先端23Aにおいて第1生地21と対向する部分に設けられる。第3生地23の先端23Aは第3生地23のうちの第2端部20B寄りの部分である。凹部28Bは例えば第1生地21のうちの凸部28Aと対応する部分に設けられる。一例では、凸部28Aが凹部28Bに嵌め合わせられることによって第3生地23が第1生地21に結合され、マッサージ部50の一部が外部に露出しない状態が形成される(図1参照)。また、凸部28Aと凹部28Bとを分離させることによって、第3生地23の少なくとも一部を捲ることが可能な状態が形成される(図13参照)。
【0033】
図3に示されるように、マッサージ部50を構成する主な要素は少なくとも1つのエアーバッグ60および本体70である。一例では、マッサージ部50を構成する主な要素は複数のエアーバッグ60および本体70である。複数のエアーバッグ60および本体70は互いに機能的に結合し、マッサージ部50を構成する。複数のエアーバッグ60は下腿Lをマッサージする。複数のエアーバッグ60は互いに独立して動作する。複数のエアーバッグ60により下腿Lがマッサージされるため、多様なマッサージ効果をユーザに提供できる。複数のエアーバッグ60は例えば互いに溶着された一対のシート60Aにより構成される。一対のシート60Aを構成する材料は任意に選択できる。一例では、一対のシート60Aを構成する材料は柔軟性を有するシリコーンゴムである。複数のエアーバッグ60は第1生地21と第2生地22との間に設けられる。一例では、複数のエアーバッグ60は第2生地22に取り付けられる。本体70は複数のエアーバッグ60を膨張および収縮させる。一例では、本体70は第2生地22との間に複数のエアーバッグ60を挟むように複数のエアーバッグ60に取り付けられる。なお、図3のエアーマッサージ装置1は第1生地21、および、第1生地21と関係する要素の一部を省略している。
【0034】
図4に示されるように、複数のエアーバッグ60は第1エアーバッグ61、第2エアーバッグ62、および、第3エアーバッグ63を含む。一例では、各エアーバッグ61〜63を区画するように一対のシート60Aが互いに溶着されることによって複数のエアーバッグ60が構成される。第1エアーバッグ61および第2エアーバッグ62は第1方向D1に並ぶ。第1エアーバッグ61は第1方向D1における脚被覆部20の中央に設けられる。第1エアーバッグ61は例えば腓腹筋の後方をマッサージする。第1エアーバッグ61は例えば第2方向D2に長い。
【0035】
第2エアーバッグ62は第1方向D1において第1エアーバッグ61を挟むように構成される。第2エアーバッグ62は例えば腓腹筋の側方をマッサージする。第2エアーバッグ62は第1側部エアーバッグ62A、第2側部エアーバッグ62B、および、連結部62Cを含む。第1側部エアーバッグ62Aは第1方向D1において第1エアーバッグ61の一方の側部61Aの隣に位置する。第1側部エアーバッグ62Aは例えば第2方向D2に長い。第2側部エアーバッグ62Bは第1方向D1において第1エアーバッグ61の他方の側部61Bの隣に位置する。第2側部エアーバッグ62Bは例えば第2方向D2に長い。一例では、第1側部エアーバッグ62Aと第2側部エアーバッグ62Bとの間に第1エアーバッグ61が設けられる。このため、第2エアーバッグ62が膨張することによって、下腿Lを揉むような感覚がユーザに与えられる。また、第2エアーバッグ62が膨張した状態で第1エアーバッグ61が膨張する場合、第1エアーバッグ61の第1方向D1への膨張が第2エアーバッグ62により規制されるため、第1エアーバッグ61の下腿L側への膨張量が大きくなる。第1側部エアーバッグ62Aおよび第2側部エアーバッグ62Bは、脚被覆部20の第1方向D1における中心線に対して線対称の関係を有する。連結部62Cは第1側部エアーバッグ62Aと第2側部エアーバッグ62Bとを繋げる。連結部62Cは第1方向D1に長い。一例では、第1側部エアーバッグ62Aの膨張量と第2側部エアーバッグ62Bの膨張量とが実質的に同じになるように連結部62Cを空気が流通する。
【0036】
第2方向D2における連結部62Cの幅WCは、第1方向D1における第1側部エアーバッグ62Aの幅WA、および、第1方向D1における第2側部エアーバッグ62Bの幅WBよりも狭い。一例では、連結部62Cの幅WCは、第1側部エアーバッグ62Aのうちの最も狭い部分の幅WA、および、第2側部エアーバッグ62Bのうちの最も狭い部分の幅WBよりも狭い。第1側部エアーバッグ62Aの幅WAは第2側部エアーバッグ62Bの幅WBと実質的に同じである。この場合、第1側部エアーバッグ62Aおよび第2側部エアーバッグ62Bが連結部62Cよりも膨張するため、第2エアーバッグ62によるマッサージ効果が高められる。連結部62Cの幅WCは第2エアーバッグ62に空気が供給される場合に連結部62Cが実質的に膨張しないように決められる。連結部62Cが実質的に膨張しない場合、下腿Lのうちの連結部62Cと対応する部分が実質的にマッサージされない。第2エアーバッグ62のうちの本体70と重畳する部分の面積は、第1エアーバッグ61のうちの本体70と重畳する部分の面積、および、第3エアーバッグ63のうちの本体70と重畳する部分の面積よりも小さい。
【0037】
第3エアーバッグ63は第2方向D2において第1エアーバッグ61および第2エアーバッグ62の少なくとも一方と並ぶ。第3エアーバッグ63は例えばヒラメ筋まわりをマッサージする。第3エアーバッグ63は第1方向D1に長い。一例では、第3エアーバッグ63は第2方向D2において第1エアーバッグ61との間に連結部62Cを挟むように構成される。第3エアーバッグ63は例えば第2方向D2において第1エアーバッグ61および第2エアーバッグ62よりも下方に配置される。第3エアーバッグ63は第1方向D1において連結部62Cを挟むように構成される。
【0038】
一般的なエアーバッグは縁から中央に近づくにつれて膨張量が大きくなる。すなわち、エアーバッグの縁に近い部分は膨張量が比較的小さい。エアーマッサージ装置1では、第2エアーバッグ62の連結部62Cが第1エアーバッグ61と第3エアーバッグ63との間に設けられるため、膨張量の比較的小さい部分が連結部62Cおよびその周辺に集中する。この場合、複数のエアーバッグ60のうちの連結部62Cおよびその周辺以外の部分が効率よく膨張する。このため、複数のエアーバッグ60により下腿Lを好適にマッサージできる。
【0039】
第1エアーバッグ61には第1供給口64Aが設けられる。一例では、第1供給口64Aを介して空気が供給または排出され、第1エアーバッグ61が膨張または収縮する。第2エアーバッグ62には第2供給口64Bが設けられる。一例では、第2供給口64Bを介して空気が供給または排出され、第2エアーバッグ62が膨張または収縮する。第2供給口64Bの配置は任意に選択できる。一例では、第2供給口64Bは連結部62Cに設けられる。第3エアーバッグ63には第3供給口64Cが設けられる。一例では、第3供給口64Cを介して空気が供給または排出され、第3エアーバッグ63が膨張または収縮する。第1供給口64A、第2供給口64B、および、第3供給口64Cは第2方向D2に沿って並べられる。一例では、第1供給口64Aおよび第3供給口64Cは第2方向D2において連結部62Cを挟む。このように、各供給口64A〜64Cが互いに近づけられるため、各供給口64A〜64Cに接続される供給路92(図6参照)を集中させることができるため、エアーマッサージ装置1を簡素に構成できる。
【0040】
図5図8を参照して、本体70の構成について説明する。
図5に示されるように、本体70を構成する主な要素はケース80、エアーポンプ90、流路切替部100、電源部91、供給路92、および、制御部93である。ケース80、エアーポンプ90、流路切替部100、電源部91、供給路92、および、制御部93は互いに機能的に結合し、本体70を構成する。
【0041】
ケース80はベース81およびカバー83を含む。ベース81はエアーポンプ90、流路切替部100、電源部91、供給路92、および、制御部93のうちの少なくとも1つを取り付けるための構造物である。一例では、エアーポンプ90、流路切替部100、電源部91、供給路92、および、制御部93はベース81に取り付けられる。ベース81を構成する材料は任意に選択できる。一例では、ベース81はエアーマッサージ装置1の通常の使用において変形しない程度の剛性を有し、かつ、脚被覆部20が下腿Lに装着された状態においてユーザに重量を感じさせにくい軽量な材料により構成される。ベース81を構成する材料の一例は樹脂である。樹脂の一例はABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂である。樹脂製のベース81は成型品である。ベース81は例えば第2方向D2に長い。ベース81の内面81Aは例えば第1方向D1において中央に向かうにつれて盛り上がる凸形状である。
【0042】
カバー83は本体カバー84および電源カバー85を含む。本体カバー84はベース81を覆うようにベース81に取り付けられる。本体カバー84は例えば複数のねじ87Aによってベース81に取り付けられる。本体カバー84を構成する材料は任意に選択できる。一例では、本体カバー84を構成する材料はベース81を構成する材料と同じである。正面視における本体カバー84の2次元形状は正面視におけるベース81の2次元形状と実質的に同じである。本体カバー84の外面84Aは例えば第1方向において中央に向かうにつれて盛り上がる凸形状である。すなわち、本体カバー84はベース81に取り付けられた各種の要素を収容できるようにベース81に対して膨らんでいる。本体カバー84は電源部91を露出させる露出部84Cを含む。露出部84Cは例えば電源部91の形状に沿う孔である。一例では、電源部91が露出部84Cを介して露出するように本体カバー84がベース81に取り付けられる。
【0043】
電源カバー85は電源部91を覆うように本体カバー84に取り付けられる。一例では、電源カバー85はカバー取付部86を介して本体カバー84に取り付けられる。カバー取付部86は例えば複数のねじ87Bによって本体カバー84に取り付けられる。電源カバー85は例えば平板である。電源カバー85はカバー取付部86に着脱可能に構成される。一例では、電源カバー85はカバー取付部86に対してスライド可能に構成される。電源カバー85とカバー取付部86とが係合するように電源カバー85をカバー取付部86に対してスライドさせることによって、電源カバー85がカバー取付部86に取り付けられる。
【0044】
図6に示されるように、ベース81はエアーポンプ90が取り付けられる第1取付部82A、流路切替部100が取り付けられる第2取付部82B、電源部91が取り付けられる第3取付部82C、制御部93が取り付けられる第4取付部82D、および、供給路92が配置される配置部82Fを含む。第1取付部82A、第2取付部82B、第3取付部82C、第4取付部82D、および、配置部82Fはそれぞれベース81の内面81Aに設けられる。
【0045】
エアーポンプ90は複数のエアーバッグ60に空気を供給可能に構成される。一例では、エアーポンプ90から吐出される空気が複数のエアーバッグ60に供給される。エアーポンプ90の吐出風量は下腿Lを好適にマッサージ可能な吐出風量に設定される。エアーポンプ90は例えば第2方向D2に長い。すなわち、エアーポンプ90の長手方向はベース81の長手方向と同じ方向である。このため、ベース81を省スペースに構成できる。エアーポンプ90は例えば第1生地21と第2生地22との間に設けられる。一例では、エアーポンプ90は第1取付部82Aに取り付けられる。このため、エアーポンプ90から吐出される空気の音が第1生地21および第2生地22によって防音される。この場合、第1生地21および第2生地22は高い遮音性を有することが好ましい。第1取付部82Aは例えば第2方向D2におけるベース81の中央に設けられる。具体的には、第1取付部82Aはベース81の内面81Aにおいて、第2方向D2における中央かつ第1方向D1における左方に設けられる。第1取付部82Aの形状は例えばエアーポンプ90の形状に沿って凹んでいる(図示略)。図7に示される例では、ベース81の外面81Bのうちの第1取付部82Aと対応する部分(以下「膨張部81C」)が膨らむように構成される。
【0046】
図6に示されるように、流路切替部100を構成する主な要素は少なくとも1つの電磁弁である。一例では、流路切替部100を構成する主な要素は複数の電磁弁101〜103である。複数の電磁弁101〜103は例えば第1生地21と第2生地22との間に設けられる。一例では、複数の電磁弁101〜103は第2取付部82Bに取り付けられる。第2取付部82Bは例えば第2方向D2におけるベース81の中央に設けられる。具体的には、第2取付部82Bはベース81の内面81Aにおいて、第2方向D2における中央かつ第1方向D1における右方に設けられる。すなわち、複数の電磁弁101〜103は第2方向D2においてエアーポンプ90と実質的に同じ位置に配置される。
【0047】
複数の電磁弁101〜103は第1電磁弁101、第2電磁弁102、および、第3電磁弁103を含む。第1電磁弁101、第2電磁弁102、および、第3電磁弁103は第2方向D2に沿って並べられる。第1電磁弁101は例えば三方電磁弁である。第1電磁弁101は第1エアーバッグ61に関する空気の供給および排出の状態を切り替える。一例では、第1電磁弁101はエアーポンプ90と第1供給口64Aとを接続する状態と、第1供給口64Aと第1排出口101Aとを接続する状態とを切り替え可能である。第1排出口101Aは例えば第1電磁弁101に設けられる。エアーポンプ90と第1供給口64Aとが接続される場合、エアーポンプ90から吐出される空気が第1エアーバッグ61に供給される。第1供給口64Aと第1排出口101Aとが接続される場合、第1エアーバッグ61の空気が排気される。
【0048】
第2電磁弁102は例えば三方電磁弁である。第2電磁弁102は第2エアーバッグ62に関する空気の供給および排出の状態を切り替える。一例では、第2電磁弁102はエアーポンプ90と第2供給口64Bとを接続する状態と、第2供給口64Bと第2排出口102Aとを接続する状態とを切り替え可能である。第2排出口102Aは例えば第2電磁弁102に設けられる。エアーポンプ90と第2供給口64Bとが接続される場合、エアーポンプ90から吐出される空気が第2エアーバッグ62に供給される。第2供給口64Bと第2排出口102Aとが接続される場合、第2エアーバッグ62の空気が排気される。
【0049】
第3電磁弁103は例えば三方電磁弁である。第3電磁弁103は第3エアーバッグ63に関する空気の供給および排出の状態を切り替える。一例では、第3電磁弁103はエアーポンプ90と第3供給口64Cとを接続する状態と、第3供給口64Cと第3排出口103Aとを接続する状態とを切り替え可能である。第3排出口103Aは例えば第3電磁弁103に設けられる。エアーポンプ90と第3供給口64Cとが接続される場合、エアーポンプ90から吐出される空気が第3エアーバッグ63に供給される。第3供給口64Cと第3排出口103Aとが接続される場合、第3エアーバッグ63の空気が排気される。
【0050】
電源部91は本体70に含まれる電気的な要素に電力を供給する。一例では、電源部91はエアーポンプ90および制御部93に電力を供給する。電源部91は例えば第1生地21と第2生地22との間に設けられる。電源部91と第2生地22との間にエアーバッグ60が配置されるため、電源部91の熱がユーザに伝達されにくい。一例では、電源部91は第3取付部82Cに取り付けられる。第3取付部82Cは例えば第2方向D2においてエアーポンプ90よりも下方に設けられる。電源部91を構成する主な要素は電池91Aである。電池91Aは例えば第2方向D2に長い。すなわち、電池91Aの長手方向はベース81の長手方向と同じ方向である。このため、ベース81を省スペースに構成できる。電池91Aは一次電池または二次電池である。一例では、電池91Aは単三電池である。電池91Aの数の一例は2本である。
【0051】
供給路92はエアーポンプ90から吐出された空気が複数のエアーバッグ60に供給されるようにエアーポンプ90とエアーバッグ60とを接続する。一例では、供給路92はエアーポンプ90と各電磁弁101〜103とを接続している。供給路92は例えば第1生地21と第2生地22との間に設けられる。一例では、供給路92は配置部82Fに配置される。配置部82Fは例えば供給路92がエアーポンプ90から延びて電源部91まわりを迂回し、各電磁弁101〜103に接続されるように電源部91まわりに設けられる。電源部91まわりにおける配置部82Fの形状は供給路92の形状に沿って凹んでいる(図示略)図7に示される例では、ベース81の外面81Bにおいて、電源部91まわりにおける配置部82Fと対応する部分が膨らむように構成される。
【0052】
図6に示されるように、制御部93はエアーポンプ90、電源部91、および、各電磁弁101〜103のそれぞれと電線EWを介して電気的に接続されている。電線EWの少なくとも一部は第1方向D1においてエアーポンプ90と流路切替部100との間を通過するように配線される。制御部93は例えば電源部91から供給される電力により駆動し、操作装置110の操作に応じてエアーポンプ90および各電磁弁101〜103を制御する。制御部93は例えば第1生地21と第2生地22との間に設けられる。一例では、制御部93は第4取付部82Dに取り付けられる。第4取付部82Dは例えば第2方向D2においてエアーポンプ90よりも上方に設けられる。一例では、第2方向D2における制御部93と電源部91との間にエアーポンプ90および流路切替部100が配置される。制御部93を構成する主な要素は回路基板93Aである。回路基板93Aは例えば第2方向D2に長い。すなわち、回路基板93Aの長手方向はベース81の長手方向と同じ方向である。このため、ベース81を省スペースに構成できる。
【0053】
エアーマッサージ装置1はマッサージ部50について防音する防音部94をさらに備える。防音部94はマッサージ部50から生じる音について防音する。防音はユーザに不快感を与えないようにマッサージ部50から生じる音を小さくすること、または、マッサージ部50から生じる音をユーザに伝達しないことである。防音部94の防音の方法は例えば遮音、吸音、消音、および、防振のうちの少なくとも1つである。防音部94の防音の方法が遮音である場合、防音部94は例えば遮音構造(図示略)を含む。遮音構造はマッサージ部50から生じる音が装着部10の外部に漏れないように、または、装着部10の外部に漏れる音が小さくなるように構成される。一例では、遮音構造は高い遮音性を有する生地を含む装着部、または、密閉された空間にマッサージ部50を収容する収容部により構成される。防音部94の防音の方法が吸音である場合、防音部94は例えば吸音材(図示略)を含む。吸音材の一例はグラスウールおよびロックウールである。吸音材は例えばエアーバッグ60、ベース81、カバー83、エアーポンプ90、供給路92、および、装着部10のうちの少なくとも1箇所に設けられる。エアーバッグ60、エアーポンプ90、および、供給路92に吸音材が設けられる場合、吸音材は例えば対象の要素の少なくとも一部を覆う。装着部10に吸音材が設けられる場合、吸音材は例えば装着部10を構成する生地に含まれる。防音部94の防音の方法が消音である場合、防音部94は例えばサイレンサ94Aを含む。サイレンサ94Aは例えばエアーバッグ60の供給口64A〜64C、エアーポンプ90の吐出口(図示略)、および、供給路92のうちの少なくとも1箇所に設けられる。防音部94の防音の方法が防振である場合、防音部94は例えば防振ゴム(図示略)を含む。防振ゴムは例えばエアーバッグ60、ベース81、カバー83、エアーポンプ90、および、供給路92のうちの少なくとも1箇所に設けられる。
【0054】
図6に示される例では、防音部94の防音の方法は消音である。防音部94はサイレンサ94Aを含む。サイレンサ94Aはエアーポンプ90から吐出される空気の音を消音する。エアーポンプ90から吐出される空気の音には、例えばエアーポンプ90の動作音および共鳴音が含まれる。サイレンサ94Aは例えば拡張型消音器である。一例では、サイレンサ94AはL字状に構成される。サイレンサ94Aは例えば第1生地21と第2生地22との間に設けられる。一例では、サイレンサ94Aはマッサージ部50に設けられる。具体的には、サイレンサ94Aは供給路92に設けられる。エアーポンプ90から吐出される空気の音がエアーバッグ60に伝達される前にサイレンサ94Aにより消音されるため、エアーポンプ90から吐出される空気の音を好適に防音できる。また、エアーポンプ90とサイレンサ94Aとの距離が近いため、エアーポンプ90から吐出される空気の音を好適に防音できる。
【0055】
ベース81は防音部94が取り付けられる第5取付部82Eをさらに含む。すなわち、サイレンサ94Aは第5取付部82Eに取り付けられる。第5取付部82Eは例えば第2方向D2におけるベース81の中央に設けられる。具体的には、第5取付部82Eはベース81の内面81Aにおいて、第2方向D2における中央かつ第1方向D1において流路切替部100よりも右方に設けられる。
【0056】
供給路92は第1供給路92Aおよび第2供給路92Bを含む。第1供給路92Aは例えばエアーポンプ90とサイレンサ94Aとを接続する。一例では、第1供給路92Aはエアーポンプ90から延び、電源部91まわりを迂回してサイレンサ94Aに接続される。第2供給路92Bは例えばサイレンサ94Aと各電磁弁101〜103のそれぞれとを接続する。一例では、第2供給路92Bはサイレンサ94Aから延び、3本の供給路に分岐して各電磁弁101〜103のそれぞれに接続される。
【0057】
図7に示されるように、ベース81の外面81Bは例えば第1方向D1において中央に向かうにつれて凹む凹形状である。この凹形状は例えば一般的な体型を有する人の下腿Lの形状に基づいて決められる。本体カバー84の内面84Bは例えば第1方向D1において中央に向かうにつれて凹む凹形状である。このため、ベース81の内面81Aと本体カバー84の内面84Bとの間の空間に各種の要素を収容できる。
【0058】
図6および図8に示されるように、正面視におけるベース81の2次元形状は一般的な体型を有する人の下腿Lの形状に基づいて決められる。具体的には、正面視におけるベース81の2次元形状は脹脛および足首の形状に沿う。一例では、第1方向D1におけるベース81の長さにおいて、ベース81のうちのエアーポンプ90が配置される部分の長さ(以下「第1長さL1」)は、電源部91が配置される部分の長さ(以下「第2長さL2」)よりも長い。ベース81のうちのエアーポンプ90が配置される部分は脹脛と対応する。第1長さL1は一般的な脹脛の太さに基づいて決められる。ベース81のうちの電源部91が配置される部分は足首と対応する。第2長さL2は一般的な足首の太さに基づいて決められる。
【0059】
図9に示されるように、脚被覆部20が下腿Lに装着された状態では、脚被覆部20がベース81の形状に応じて下腿Lに馴染む。この場合、脚被覆部20のうちの足首に対応する部分が脹脛に対応する部分よりも細くなる。このため、下腿Lの背面視において脹脛から足首にかけて細くなるような下腿Lの外観が形成される。
【0060】
図10に示されるように、脚被覆部20が下腿Lに装着された状態において、ベース81のうちの足首と対応する部分には電源部91が配置される。ベース81の外面81Bにおいて電源部91と対応する部分が膨らんでいないため、脚被覆部20のうちの足首に対応する部分が細くなる。このため、下腿Lの側面視において脹脛から足首にかけて細くなるような下腿Lの外観が形成される。
【0061】
図11に示されるように、脚被覆部20が下腿Lに装着された状態において、ベース81のうちの脹脛と対応する部分にはエアーポンプ90が配置される。ベース81の外面81Bのうちのエアーポンプ90と対応する部分である膨張部81Cが膨らんでいるため、膨張部81Cが脹脛を押すように作用する。このため、脹脛に対するマッサージ効果が向上する。また、膨張部81Cの膨らみが脹脛によって吸収されるため、本体70が下腿Lに対して盛り上がりにくい。このため、脚被覆部20が下腿Lに装着された状態におけるエアーマッサージ装置1の外観が向上する。
【0062】
図12に示されるように、操作装置110と本体70とがケーブルCを介して電気的に接続されている。一例では、操作装置110と制御部93とが電気的に接続されるようにケーブルCが配線される。ケーブルCは例えば第2方向D2において操作装置110の下方から延び、第2方向D2においてベース81の上方からケース80内に挿入されて制御部93に接続される。第2方向D2における操作装置110とエアーポンプ90との距離は、第2方向D2における操作装置110と制御部93との距離よりも長い。このため、エアーポンプ90の駆動に伴う振動が操作装置110に伝達されにくい。また、ケーブルCの長さを短く設定できる。
【0063】
操作装置110は1または複数のスイッチを含む。一例では、操作装置110はエアーマッサージ装置1の電源を投入するための電源スイッチ111を含む。電源スイッチ111は例えば操作装置110の外表面110Aに設けられる。一例では、電源スイッチ111が操作されることにより制御部93が起動し、複数のエアーバッグ60が膨張および収縮するようにエアーポンプ90および各電磁弁101〜103が制御される。
【0064】
図13に示されるように、操作装置110は脚被覆部20の第1生地21に取り付けられる。一例では、操作装置110は脚被覆部20の第1生地21にねじ止めされる(図示略)。操作装置110の配置は任意に選択できる。一例では、操作装置110は締付部25Aを構成する第1生地21に取り付けられる。
【0065】
本体70は例えばカバー83の少なくとも一部が第1生地21の開口部21B(図14参照)から露出するように第1生地21と第2生地22との間に設けられる。一例では、本体70は電源カバー85およびカバー取付部86が第1生地21の開口部21Bから露出するように第1生地21と第2生地22との間に設けられる。第3生地23が捲られることにより電源カバー85が外部に露出するため、電池91Aの交換が容易になる。
【0066】
図14に示されるように、第1生地21は第3生地23が捲られることにより電源カバー85が露出するように本体70に取り付けられる。本体70に対する第1生地21の取付方法は任意に選択できる。一例では、カバー取付部86の縁86Aと本体カバー84のうちの露出部84Cまわりの外面84Aとの間で、第1生地21のうちの開口部21Bまわりの部分を挟み込むようにカバー取付部86が本体カバー84に取り付けられることによって、第1生地21が本体70に取り付けられる。
【0067】
図15に示されるように、制御部93は操作装置110の操作に応じてエアーポンプ90および各電磁弁101〜103を制御する。エアーポンプ90から吐出される空気は第1供給路92A、防音部94、および、第2供給路92Bを介して各電磁弁101〜103に供給される。エアーポンプ90と第1供給口64Aとが第1電磁弁101により接続される場合、第1電磁弁101に供給された空気が第1供給口64Aを介して第1エアーバッグ61に供給され、第1エアーバッグ61が膨張する。エアーポンプ90と第2供給口64Bとが第2電磁弁102により接続される場合、第2電磁弁102に供給された空気が第2供給口64Bを介して第2エアーバッグ62に供給され、第2エアーバッグ62が膨張する。具体的には、第2電磁弁102に供給された空気が第2供給口64Bを介して連結部62Cに供給され、連結部62Cに供給された空気が第1側部エアーバッグ62Aおよび第2側部エアーバッグ62Bのそれぞれに供給される。エアーポンプ90と第3供給口64Cとが第3電磁弁103により接続される場合、第3電磁弁103に供給された空気が第3供給口64Cを介して第3エアーバッグ63に供給される。
【0068】
一例では、制御部93は操作装置110の操作に応じてエアーポンプ90を駆動し、エアーポンプ90と第2供給口64Bとが接続されるように第2電磁弁102を制御する。エアーポンプ90から吐出される空気が第2エアーバッグ62に供給されるため、第1側部エアーバッグ62Aおよび第2側部エアーバッグ62Bが互いに膨張し、ユーザの下腿Lの側面が各側部エアーバッグ62A、62Bにより挟み込まれる。次に、制御部93はエアーポンプ90と第1供給口64Aとが接続されるように第1電磁弁101を制御する。エアーポンプ90から吐出される空気が第1エアーバッグ61に供給されるため、第1エアーバッグ61が膨張し、ユーザの下腿Lの側面が各側部エアーバッグ62A、62Bにより保持された状態で下腿Lの背面が第1エアーバッグ61により押圧される。この場合、第1エアーバッグ61が下腿Lに向けて大きく膨張するため、下腿Lの腓腹筋まわりが好適にマッサージされる。また、制御部93はエアーポンプ90と第3供給口64Cとが接続されるように第3電磁弁103を適宜制御する。このため、下腿Lのヒラメ筋まわりが好適にマッサージされる。別の一例では、制御部93は操作装置110の操作に応じてエアーポンプ90を駆動し、第3エアーバッグ63、第2エアーバッグ62、および、第1エアーバッグ61の順に膨張するように各電磁弁101〜103を制御する。このように、多様なマッサージ効果をユーザに提供できる。
【0069】
図16および図17を参照して、エアーマッサージ装置1の使用方法の一例について説明する。
エアーマッサージ装置1は例えばユーザにより次の手順で使用される。図16に示されるように、第1手順では、脚被覆部20が下腿Lに巻き付けられ、脚被覆部20の装着サイズが調節部30により調節される。具体的には、脚被覆部20が下腿Lにフィットするように各ループ32B、34Bが対応するフック32A、34Aに貼り合わせられる。第2手順では、操作装置110の電源スイッチ111が操作される。電源スイッチ111が操作されることによりエアーマッサージ装置1の電源が投入され、エアーマッサージ装置1が駆動し始める。このため、複数のエアーバッグ60により下腿Lがマッサージされる。その後、エアーマッサージ装置1の動作が終了し、第3手順に移行する。
【0070】
図17に示されるように、第3手順では、脚被覆部20の第1部分24と第2部分27とが分離するように結合分離部40が操作される。具体的には、第1部分24と第2部分27とが分離するように、線ファスナ41のスライダ41Aが第2方向D2における上方向に操作される。このため、脚被覆部20の装着サイズが保持されたまま、脚被覆部20を下腿Lから取り外すことができる。その後にエアーマッサージ装置1が再び使用される場合、第4手順に移行する。
【0071】
第4手順では、第3手順により取り外された脚被覆部20が下腿Lに巻き付けられ、脚被覆部20の第1部分24と第2部分27とが結合するように結合分離部40が操作される。具体的には、第1部分24と第2部分27とが結合するように、線ファスナ41のスライダ41Aが第2方向D2における下方向に操作される。この手順では、脚被覆部20の装着サイズの調節が完了した状態で脚被覆部20が下腿Lに装着される。このため、エアーマッサージ装置1を使用する場合に脚被覆部20の装着サイズを調節する手間が軽減される。また、面ファスナ32、34を剥がす動作の回数が低減するため、面ファスナ32、34を剥がす場合に生じる大きな音が発生する頻度が低減される。このため、快適な使用感をユーザに提供できる。第4手順以降では、例えば第2手順〜第4手順が繰り返される。
【0072】
従来のエアーマッサージ装置では、エアーバッグが対象部位に与える力を強くするために吐出風量が大きいエアーポンプが搭載されている。エアーバッグが対象部位に与える力が強い場合、好適なマッサージが対象部位に提供される。一方、吐出風量が大きいエアーポンプではエアーポンプの駆動に伴う音が大きい。エアーポンプの駆動に伴う音にはエアーポンプの動作音および共鳴音が含まれる。このため、ユーザが不快感を覚えるおそれがある。
【0073】
上記エアーマッサージ装置1はこの点を踏まえ、エアーポンプ90から吐出される空気の音を消音するサイレンサ94Aを搭載している。この場合、エアーポンプ90の駆動に伴う音がサイレンサ94Aにより低減されるため、ユーザが不快感を覚えにくい。このため、エアーマッサージ装置1によれば、快適な使用感をユーザに提供できる。また、エアーマッサージ装置1に搭載されるエアーポンプ90の吐出風量が、従来のエアーマッサージ装置に搭載されるエアーポンプの吐出風量以上である場合、好適なマッサージをユーザに提供できる。また、エアーポンプ90を搭載する本体70が装着部10に設けられるため、エアーポンプ90とエアーバッグ60とを接続する供給路92を短く設定できる。このため、エアーマッサージ装置1を小型に構成できる。
【0074】
(変更例)
実施の形態に関する説明は本発明に関するエアーマッサージ装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明は実施の形態以外に例えば以下に示される実施の形態の変更例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変更例が組み合わせられた形態を取り得る。
【0075】
・操作装置110の取付方法は任意に変更可能である。第1例では、操作装置110は脚被覆部20の第1生地21と一体に設けられる。第2例では、操作装置110は脚被覆部20の第1生地21に面ファスナを介して取り付けられる。この場合、操作装置110は第1生地21に対して着脱可能に設けられる。
【0076】
・本体70を構成する各種の要素の配置は任意に変更可能である。第1例では、エアーポンプ90はベース81の内面81Aにおいて、第2方向D2における上方または下方に設けられる。第2例では、エアーポンプ90は第1方向D1に長い。第3例では、流路切替部100はベース81の内面81Aにおいて、第2方向D2における上方または下方に設けられる。第4例では、電源部91はベース81の内面81Aにおいて、第2方向D2における上方または中央に設けられる。第5例では、電池91Aは第1方向D1に長い。第6例では、制御部93はベース81の内面81Aにおいて、第2方向D2における中央または下方に設けられる。第6例では、回路基板93Aは第1方向D1に長い。
【0077】
・第1長さL1と第2長さL2との関係は任意に変更可能である。第1例では、第1長さL1は第2長さL2と実質的に同じである。第2例では、第1長さL1は第2長さL2よりも短い。
【0078】
・第2エアーバッグ62の構成は任意に変更可能である。第1例では、第2エアーバッグ62の連結部62Cが膨張するように構成される。第2例では、第1側部エアーバッグ62Aおよび第2側部エアーバッグ62Bの少なくとも一方が第2エアーバッグ62から省略される。
【0079】
・エアーバッグ60の構成は任意に変更可能である。第1例では、第1エアーバッグ61、第2エアーバッグ62、および、第3エアーバッグ63のそれぞれが、一対のシートが互いに溶着されることにより構成される。第2例では、第1エアーバッグ61、第2エアーバッグ62、および、第3エアーバッグ63が第1方向D1に並ぶ。
【0080】
・エアーバッグ60の数は任意に変更可能である。第1例では、エアーバッグ60の数は2つ以下である。この場合、第1エアーバッグ61、第2エアーバッグ62、および、第3エアーバッグ63の1つまたは2つが省略される。第2例では、エアーバッグ60の数は4つ以上である。この場合、複数のエアーバッグ60は第1エアーバッグ61、第2エアーバッグ62、および、第3エアーバッグ63のうちの少なくとも1つに代えてまたは加えて別のエアーバッグをさらに含む。
【0081】
・マッサージ部50の構成は任意に変更可能である。一例では、マッサージ部50は装着部10と本体70とを任意に着脱するための着脱構造を含む。第1例では、着脱構造はボルトまたはねじ等の固定手段により着脱する構造を含む。具体的には、着脱構造は装着部10および本体70のそれぞれに設けられる挿入部、ならびに、挿入部に挿入される固定手段により構成される。第2例では、着脱構造は面ファスナにより着脱する構造を含む。具体的には、着脱構造は装着部10および本体70の一方に設けられる面ファスナのフック、ならびに、装着部10および本体70の他方に設けられる面ファスナのループにより構成される。第3例では、着脱構造はスナップフィットにより着脱する構造を含む。具体的には、着脱構造は装着部10および本体70の一方に設けられる凹部、ならびに、装着部10および本体70の他方に設けられる凸部により構成される。着脱構造を含むエアーマッサージ装置1では、例えば装着部10と本体70とを分離した状態でエアーマッサージ装置1を収納できるため、収納性が高くなる。
【0082】
・線ファスナ41の構成は任意に変更可能である。第1例では、線ファスナ41は止製品として構成される。第2例では、線ファスナ41は逆開製品として構成される。第3例では、線ファスナ41のスライダ41Aが第2方向D2における下方向に操作されることにより第1部分24と第2部分27とが分離され、スライダ41Aが第2方向D2における上方向に操作されることにより第1部分24と第2部分27とが結合される。
【0083】
・結合分離部40の配置は任意に変更可能である。第1例では、結合分離部40は脚被覆部20の第1端部20A寄りに設けられる。第2例では、結合分離部40は第1方向D1において脚被覆部20の中央寄りに設けられる。
【0084】
・結合分離部40の構成は任意に変更可能である。第1例では、結合分離部40は1または複数のフックにより構成される。第2例では、結合分離部40は1または複数のボタンにより構成される。
【0085】
・面ファスナ32のフック32Aとループ32Bとの関係は任意に変更可能である。一例では、フック32Aが第1部分24の第2生地22に設けられ、ループ32Bが第2部分27の第1生地21に設けられる。なお、面ファスナ34のフック34Aとループ34Bとの関係においても同様の変更例が成立する。
【0086】
・脚被覆部20の構成は任意に変更可能である。第1例では、副部分26は主部分25と一体に構成される。第2例では、第3生地23が脚被覆部20から省略される。この場合、開口部21Bが第1生地21から省略されてもよい。
【0087】
・装着部10の構成は任意に変更可能である。一例では、調節部30および結合分離部40が装着部10から省略される。調節部30が装着部10から省略される例では、装着部10は足先から履くように下腿Lに装着されるアタッチメントを構成する。
【0088】
・装着部10の装着対象(対象部位)は任意に変更可能である。第1例では、対象部位は大腿である。第2例では、対象部位は上腕である。第3例では、対象部位は前腕である。なお、装着部10は大腿および下腿Lを跨ぐように装着されてもよく、上腕および前腕を跨ぐように装着されてもよい。
【0089】
・左半身用のエアーマッサージ装置1と右半身用のエアーマッサージ装置との関係は任意に変更可能である。一例では、左半身用のエアーマッサージ装置1の形状は右半身用のエアーマッサージ装置の形状と実質的に同じである。
【産業上の利用可能性】
【0090】
本発明に関するエアーマッサージ装置は、家庭用および業務用をはじめとする各種のエアーマッサージ装置に利用できる。
【符号の説明】
【0091】
1 :エアーマッサージ装置
10 :装着部
21 :第1生地
22 :第2生地
50 :マッサージ部
60 :エアーバッグ
61 :第1エアーバッグ
61A :側部
61B :側部
62 :第2エアーバッグ
62A :第1側部エアーバッグ
62B :第2側部エアーバッグ
62C :連結部
63 :第3エアーバッグ
90 :エアーポンプ
92 :供給路
94 :防音部
94A :サイレンサ
D1 :第1方向
D2 :第2方向
L :下腿(対象部位)
WA :幅
WB :幅
WC :幅
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
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図10
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