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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-207646(P2019-207646A)
(43)【公開日】2019年12月5日
(54)【発明の名称】施設管理装置および施設管理方法
(51)【国際特許分類】
   G05B 23/02 20060101AFI20191108BHJP
【FI】
   G05B23/02 301Q
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2018-103864(P2018-103864)
(22)【出願日】2018年5月30日
(71)【出願人】
【識別番号】000006666
【氏名又は名称】アズビル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100123434
【弁理士】
【氏名又は名称】田澤 英昭
(74)【代理人】
【識別番号】100101133
【弁理士】
【氏名又は名称】濱田 初音
(74)【代理人】
【識別番号】100199749
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 成
(74)【代理人】
【識別番号】100188880
【弁理士】
【氏名又は名称】坂元 辰哉
(74)【代理人】
【識別番号】100197767
【弁理士】
【氏名又は名称】辻岡 将昭
(74)【代理人】
【識別番号】100201743
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 和真
(72)【発明者】
【氏名】平松 利治
(72)【発明者】
【氏名】中原 茂幸
【テーマコード(参考)】
3C223
【Fターム(参考)】
3C223AA21
3C223BA03
3C223CC02
3C223DD03
3C223EB01
3C223EB02
3C223EB03
3C223EB07
3C223FF12
3C223FF13
3C223FF14
3C223FF42
3C223FF52
3C223FF53
3C223GG01
3C223HH02
3C223HH03
3C223HH04
3C223HH05
3C223HH08
3C223HH13
3C223HH15
3C223HH29
(57)【要約】
【課題】オペレータが、施設内の設備が省エネ運転されるよう制御するための労力を低減させることができる施設管理装置および施設管理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】施設内の複数の管理ポイントから、管理ポイントデータを収集するデータ収集部11と、複数の管理ポイントデータに関する1つ以上のグラフを示すグラフ情報が一覧化されたグラフ一覧画面801を表示させるグラフ一覧表示制御部163と、グラフ一覧画面801に基づき、1つ以上の対象グラフの選択を受け付けるグラフ選択受付部1521と、1つ以上の対象グラフとそれぞれ対応付けられた、1つ以上の対象グラフと関連する対象管理ポイント、の状態を評価するためのチェック項目が定義された、複数の管理ポイントのエネルギー消費状況を管理するためのチェックシートを作成するチェックシート編集部18とを備えた。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
施設内の複数の管理ポイントから、管理ポイントデータを収集するデータ収集部と、
前記複数の管理ポイントデータに関する1つ以上のグラフを示すグラフ情報が一覧化されたグラフ一覧画面を表示させるグラフ一覧表示制御部と、
前記グラフ一覧表示制御部が表示させた前記グラフ一覧画面に基づき、1つ以上の対象グラフの選択を受け付けるグラフ選択受付部と、
前記グラフ選択受付部が受け付けた前記1つ以上の対象グラフとそれぞれ対応付けられた、前記1つ以上の対象グラフと関連する対象管理ポイント、の状態を評価するためのチェック項目が定義された、前記複数の管理ポイントのエネルギー消費状況を管理するためのチェックシートを作成するチェックシート編集部
とを備えた施設管理装置。
【請求項2】
前記チェックシートを表示させるチェックシート表示制御部と、
前記チェックシート表示制御部が表示させた前記チェックシートで定義されている前記チェック項目のうち、対象評価項目の選択を受け付ける評価項目受付部と、
前記評価項目受付部が受け付けた前記対象評価項目に応じた、前記管理ポイントデータに関するグラフを表示させるグラフ表示制御部とを備えた
ことを特徴とする請求項1記載の施設管理装置。
【請求項3】
データ収集部が、施設内の複数の管理ポイントから、管理ポイントデータを収集するステップと、
グラフ一覧表示制御部が、前記複数の管理ポイントデータに関する1つ以上のグラフを示すグラフ情報が一覧化されたグラフ一覧画面を表示させるステップと、
グラフ選択受付部が、前記グラフ一覧表示制御部が表示させた前記グラフ一覧画面に基づき、1つ以上の対象グラフの選択を受け付けるステップと、
チェックシート編集部が、前記グラフ選択受付部が受け付けた前記1つ以上の対象グラフとそれぞれ対応付けられた、前記1つ以上の対象グラフと関連する対象管理ポイント、の状態を評価するためのチェック項目が定義された、前記複数の管理ポイントのエネルギー消費状況を管理するためのチェックシートを作成するステップ
とを備えた施設管理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、施設内に設置された機器の管理を行う施設管理装置および施設管理方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、ビルまたは商業施設等の施設において、省エネ化を図ることを目的として、ビルエネルギー管理システム(BEMS:Building Energy Management System)に代表される、様々な施設管理システムが導入されている。このような施設管理システムにおいては、一般に、施設内の設備に設置された各種機器(以下「管理ポイント」という。)が取得する計測値(以下「管理ポイントデータ」という。)を、各種グラフ形式で表示させる機能を備える。
また、管理ポイントのエネルギー消費量を管理する作業の一助とするための技術としては、例えば、特許文献1に、オペレータからの要求に応じて、各種管理ポイントから収集された管理ポイントデータを、トレンドグラフ等のグラフとして画面上に表示するデータ解析支援装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−258939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
オペレータが、施設内の設備が省エネ運転されるよう制御しようとする場合、管理ポイントデータの解析を行って管理ポイントデータを評価し、管理ポイントにおけるエネルギー消費状況を管理する必要がある。
特許文献1に開示されているようなデータ解析支援装置の技術に代表される従来技術は、オペレータから要求された管理ポイントデータをグラフ表示してオペレータに提供することができるものの、どの管理ポイントデータを解析すればよいかの情報を提供するものではなかった。
したがって、オペレータは、施設内の設備が省エネ運転されるよう制御しようとする場合、独自で、必要な管理ポイントデータを判断して解析を行う必要があった。
その結果、特にオペレータが管理ポイントの省エネ運転に関するスキルを有していない場合等に、オペレータが施設内の設備が省エネ運転されるよう制御するには、依然として労力を要するという課題があった。
【0005】
この発明は、上記課題を解決するものであって、オペレータが、施設内の設備が省エネ運転されるよう制御するための労力を低減させることができる施設管理装置および施設管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る施設管理装置は、施設内の複数の管理ポイントから、管理ポイントデータを収集するデータ収集部と、複数の管理ポイントデータに関する1つ以上のグラフを示すグラフ情報が一覧化されたグラフ一覧画面を表示させるグラフ一覧表示制御部と、グラフ一覧表示制御部が表示させたグラフ一覧画面に基づき、1つ以上の対象グラフの選択を受け付けるグラフ選択受付部と、グラフ選択受付部が受け付けた1つ以上の対象グラフとそれぞれ対応付けられた、1つ以上の対象グラフと関連する対象管理ポイント、の状態を評価するためのチェック項目が定義された、複数の管理ポイントのエネルギー消費状況を管理するためのチェックシートを作成するチェックシート編集部とを備えるものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、オペレータが、施設内の設備が省エネ運転されるよう制御するための労力を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】この発明の実施の形態1に係る建物管理装置の概略構成を示すブロック図である。
図2】表示画面に3つのウィンドウが表示されたときの表示状態の一例を示した図である。
図3】チェックシート表示ウィンドウに表示されたチェックシートの一例を示した図である。
図4】実施の形態1に係る施設管理装置における、「エネルギー消費評価支援処理」の動作について説明するためのフローチャートである。
図5】実施の形態1に係る施設管理装置における、「チェックシート作成処理」の動作について説明するためのフローチャートである。
図6】実施の形態1において、施設管理装置が、チェックシートを作成するための編集メニュー画面呼出指示を受け付けた際の、表示部の画面例を示す図である。
図7】実施の形態1において、表示制御部が、編集メニュー画面を表示させた画面例を示す図である。
図8】実施の形態1において、グラフ一覧表示制御部がグラフ一覧画面を表示させた画面例を示す図である。
図9】実施の形態1において、チェックシート編集部が作成したチェックシートの一例のイメージを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る施設管理装置1の概略構成図を示す図である。図1に示すように、施設管理装置1は、ネットワークを介して、ビル等の施設内の設備に設けられたコントローラ2と接続される。施設内の設備としては、例えば、空調設備、熱源設備、照明設備、防犯設備、及び、防災設備等があげられる。コントローラ2は、ネットワークを介して、管理ポイント3と接続される。施設管理装置1と、コントローラ2と、管理ポイント3とで、施設管理システムを構成する。
なお、施設管理装置1には、1つ以上のコントローラ2が接続される。また、コントローラ2には、複数の管理ポイント3が接続される。
【0010】
コントローラ2は、管理ポイント3から、管理ポイント3で取得される管理ポイントデータを収集する。
管理ポイント3とは、例えば、室内から空気を取り込む空調機のファン、室内から取り込んだ空気の温度及び湿度を調節する空調機のコイル、空調機へ送る水(例えば、冷水、温水)の熱源、空調機への送水量を調整する送水バルブ、または、熱源から空調機に向けて水を送り出す搬送用ポンプである。また、管理ポイントデータとは、例えば、空調機のファンの消費電力量、空調機のコイルの入口温度、空調機の熱源による送水温度、送水バルブのバルブ開度である。
コントローラ2は、収集した管理ポイントデータを施設管理装置1に送信する。
【0011】
施設管理装置1は、コントローラ2から管理ポイントデータを収集する。施設管理装置1が収集した管理ポイントデータは、設備を省エネ運転させるためのデータとして使用される。
具体的には、施設管理装置1は、表示部17(詳細は後述する)に、チェックシート、または、当該チェックシートで定義されている評価項目に対応するグラフを表示させる。オペレータは、表示されたチェックシートまたはグラフを確認しながら、チェックシートで定義されたチェック項目の内容を実施することで、管理ポイント3におけるエネルギー消費状況の管理を行う。これにより、オペレータは、設備が省エネ運転されるよう制御する。
チェックシートは、設備ごとに、設備に関連する管理ポイント3のエネルギー消費状況を管理するためのシートであり、チェックシートには、管理ポイント3の状態を評価するための評価項目を含むチェック項目が定義されている。
チェックシートは、予め、施設管理システムを構築した施設管理システムの管理者、または、施設管理システムに精通した有識者等によって、当該管理者または有識者等の経験、知識、および、実績に基づいて作成され、施設管理装置1に記憶されている。
【0012】
ここで、施設管理装置1が表示部17に表示させるチェックシート、および、当該チェックシートで定義された評価項目に対応するグラフについて、具体例をあげて説明する。
図2は、実施の形態1において、施設管理装置1がチェックシート、および、当該チェックシートで定義された評価項目に対応するグラフを表示させた表示部17の画面例を示す図である。実施の形態1において、図2で示すように、チェックシート、および、グラフが表示される画面を、「エネルギー消費状況管理画面」というものとする。
表示部17は、エネルギー消費状況管理画面において、チェックシート表示ウィンドウ31、グラフ表示ウィンドウ32、および、設備機器表示ウィンドウ33を表示する。
【0013】
チェックシート表示ウィンドウ31には、図3に示すようなチェックシートが表示される。図3では、一例として、空調機に関連する管理ポイント3のエネルギー消費状況を管理するためのチェックシートが表示されているものとしている。
実施の形態1では、チェックシートは、図3で示すように、複数のチェック項目をそれぞれステップで示し、その流れをステップ間の矢印で表すようにしたフローチャート形式で表示されるものとする。
なお、これは一例に過ぎず、チェックシートは、例えば、複数のチェック項目を箇条書きで記載したリスト形式で表示されるものであってもよい。チェックシートは、オペレータが、当該チェックシートに沿って、当該チェックシートで定義されたチェック項目の内容を実施することができるような形式になっていれば、その形式は問わない。
【0014】
チェックシートには、チェック項目が表示される。チェック項目は、上述の評価項目に加え、改善項目、および、別チェックシート指示項目を含む。
実施の形態1では、上述のとおり、チェックシートはフローチャート形式で表示されるものとしており、評価項目、改善項目、および、別チェックシート指示項目は、ステップで示される。以下、評価項目、改善項目、および、別シート指示項目を、それぞれ、評価ステップ、改善ステップ、および、別チェックシート表示ステップともいう。
【0015】
評価ステップは、管理ポイント3の状態を評価するためのステップである。具体的には、評価ステップには、管理ポイント3の状態を評価するためにオペレータが実施すべき動作が定義されている。
オペレータは、評価ステップで定義された動作を実施することで、管理ポイント3の状態を評価し、管理ポイント3の状態が適切か否かを判断する。
図3のフローチャートでいうと、ステップST11、ステップST13、ステップST16、ステップST18、ステップST20、ステップST22、および、ステップST23が、評価ステップである。
【0016】
改善ステップは、オペレータに対して改善策を提示するためのステップである。具体的には、改善ステップには、評価ステップにてオペレータが動作を実施して判断した管理ポイント3の状態に応じて、施設を省エネ運転させるために、管理ポイント3に対してオペレータが行う動作が定義されている。
オペレータは、改善ステップで定義された動作を実施する。
図3のフローチャートでいうと、ステップST14、ステップST15、ステップST17、ステップST19、ステップST21、および、ステップST24が、改善ステップである。
【0017】
別チェックシート表示ステップは、現在表示しているチェックシートとは別のチェックシートを表示させるよう、表示の切替を行うためのステップである。
オペレータは、別チェックシート表示ステップにおいて、別のチェックシートを表示させるよう切り替える。別のチェックシートに切り替えることで、オペレータは、現在エネルギー消費状況の管理を行っていた管理ポイント3が関連する設備とは別の設備について、当該別の設備に関連する管理ポイント3のエネルギー消費状況の管理を行う。
図3のフローチャートでいうと、ステップST25およびステップST26が、別チェックシート表示ステップである。
【0018】
図2の画面例の説明に戻る。
グラフ表示ウィンドウ32には、チェックシートで表示されている評価項目のうち、オペレータから選択された評価項目(以下「対象評価項目」という。)に応じた、管理ポイントデータに関するグラフが表示される。
グラフ表示ウィンドウ32に表示されるグラフの種類としては、例えば、(1)バーグラフ、(2)積層グラフ、(3)折れ線グラフ、塗り潰し折れ線グラフ、組み合わせ折れ線グラフ、(4)ステータスグラフ、(5)上述した(1)〜(4)のうち2つ以上組み合わせた複合グラフ、(6)円グラフ、(7)散布図、(8)ヒストグラム、(9)カラーチャート、(10)空気線図があげられる。
図2では、組み合わせ折れ線グラフ(図2の32aで示す)、散布図(図2の32bで示す)、折れ線グラフとステータスグラフの組み合わせ(図2の32cで示す)、および、円グラフ(図2の32dで示す)が表示された画面例を示している。
【0019】
なお、グラフ表示ウィンドウ32に表示されるグラフの種類は、チェックシート作成時に、評価項目に応じて、予め設定されている。
また、図2では、グラフ表示ウィンドウ32には、上述の4つのグラフが表示されるものとしているが、これは一例に過ぎない。グラフ表示ウィンドウ32には、1つ以上のグラフを表示することができる。また、例えば、予め、グラフ表示ウィンドウ32に表示できるグラフ数の上限値を設定しておくようにしてもよい。
【0020】
設備機器表示ウィンドウ33には、管理ポイント3を特定するための情報と管理ポイントデータとを対応させて表示する。なお、図2においては、説明の簡単のため、管理ポイントデータの図示は省略している。また、図2においては、一例として、管理ポイント3を特定するための情報を、管理ポイント3に割り振られたIDとしている。
グラフ表示ウィンドウ32にグラフが表示される際に、表示されたグラフに対応して、設備機器表示ウィンドウ33に、管理ポイント3を特定するための情報と管理ポイントデータとが表示される。なお、グラフ表示ウィンドウ32に表示されるグラフと、設備機器表示ウィンドウ33に表示される情報との対応付けは、予め、施設管理システムの管理者、または、施設管理システムに精通した有識者等によって行われ、対応関係に関する情報が、例えば施設管理装置1のグラフ情報記憶部14(後述する)等、施設管理装置1が参照可能な場所に記憶されている。
設備機器表示ウィンドウ33では、管理ポイント3のIDを、管理ポイントデータが悪い状態のものから順に並べ替えて表示させることができる。管理ポイントデータが悪い状態のものとは、例えば、空調機のファンの消費電力量に関する管理ポイントデータ等、消費量に関する管理ポイントデータについて、当該消費量が多い管理ポイントデータのことをいう。なお、設備機器表示ウィンドウ33における管理ポイントデータの並び順についても、予め、施設管理システムの管理者、または、施設管理システムに精通した有識者等が設定しておき、例えばグラフ情報記憶部14等、施設管理装置1が参照可能な場所に記憶させておく。
施設管理装置1は、グラフ表示ウィンドウ32に、オペレータからの指示に基づき、設備機器表示ウィンドウ33に表示されている管理ポイント3の管理ポイントデータを、所定のグラフとして表示させることもできる。
【0021】
施設管理装置1が、図2および図3を用いて説明したような画面を表示させる具体的な動作については、後述する。
【0022】
図1の説明に戻る。
施設管理装置1は、管理ポイントデータに関するグラフを示すグラフ情報に基づき、チェックシートの作成を行うこともできる。なお、グラフ情報は、予め施設管理装置1に記憶されている。
実施の形態1において、施設管理装置1がチェックシートを作成するとは、チェックシートを新たに追加することのみならず、チェックシートを削除する、または、チェックシートの内容を変更することを含む。チェックシートの内容を変更するとは、チェックシートで定義されているチェック項目を追加する、削除する、または、変更することをいう。
施設管理装置1が、チェックシートを作成する具体的な動作については、後述する。
【0023】
なお、コントローラ2が管理ポイント3から管理ポイントデータを収集する周期、および、施設管理装置1がコントローラ2から管理ポイントデータを収集する周期は、常時としてもよいし、予め設定された周期としてもよく、適宜のタイミングとすることができる。
【0024】
施設管理装置1の構成例について説明する。
図1に示すように、施設管理装置1は、データ収集部11、データ記憶部12、チェックシート記憶部13、グラフ情報記憶部14、操作受付部15、表示制御部16、表示部17、および、チェックシート編集部18を備えている。
操作受付部15は、評価項目受付部151と編集操作受付部152を備える。編集操作受付部152は、グラフ選択受付部1521を備える。
表示制御部16は、チェックシート表示制御部161、グラフ表示制御部162、および、グラフ一覧表示制御部163を備える。
【0025】
データ収集部11は、コントローラ2を介して、管理ポイントデータを収集する。
データ収集部11は、収集した管理ポイントデータを、管理ポイント3毎に、データ記憶部12に記憶させる。
データ記憶部12は、データ収集部11が収集した管理ポイントデータを、管理ポイントと対応付けて記憶する。
なお、図1では、データ記憶部12は、施設管理装置1に備えられるものとするが、これに限らず、データ記憶部12は、施設管理装置1の外部の、施設管理装置1が参照可能な場所に備えられるようにしてもよい。
【0026】
チェックシート記憶部13は、予め作成されているチェックシートを記憶する。
なお、図1では、チェックシート記憶部13は、施設管理装置1に備えられるものとするが、これに限らず、チェックシート記憶部13は、施設管理装置1の外部の、施設管理装置1が参照可能な場所に備えられるようにしてもよい。
【0027】
グラフ情報記憶部14は、管理ポイントデータに関するグラフを示すグラフ情報を記憶する。
グラフ情報には、例えば、管理ポイント3に関連するグラフを特定するための情報(グラフの名称またはグラフを示すアイコン等)、グラフの種類、および、グラフで示される管理ポイント3の情報が、対応付けられている。
グラフ情報は、チェックシート同様、予め、施設管理システムの管理者、または、施設管理システムに精通した有識者等によって、当該管理者または有識者等の経験、知識、および、実績に基づいて作成されている。管理者または有識者等は、作成したグラフ情報を、グラフ情報記憶部14に記憶させておく。
なお、図1では、グラフ情報記憶部14は、施設管理装置1に備えられるものとするが、これに限らず、グラフ情報記憶部14は、施設管理装置1の外部の、施設管理装置1が参照可能な場所に備えられるようにしてもよい。
【0028】
操作受付部15は、オペレータからの各種指示等を受け付ける。オペレータは、マウスまたはキーボード等の入力装置(図示省略)を操作して各種指示等を入力する。操作受付部15は、オペレータが入力装置を操作して入力した各種指示等を受け付ける。
【0029】
操作受付部15の評価項目受付部151は、表示制御部16のチェックシート表示制御部161(後述する)が表示部17に表示させたチェックシートで定義されている評価項目のうちから、対象評価項目の選択を受け付ける。
評価項目受付部151は、受け付けた評価項目の情報を、表示制御部16のグラフ表示制御部162(後述する)に出力する。
【0030】
操作受付部15の編集操作受付部152は、編集チェックシートを作成するための各種指示等を受け付ける。具体的には、例えば、編集操作受付部152は、編集メニュー画面の表示指示を受け付ける。また、編集操作受付部152は、編集メニュー画面で表示されている各種操作指示を受け付ける。編集メニュー画面については、具体例をあげて後述する。
編集操作受付部152のグラフ選択受付部1521は、表示制御部16のグラフ一覧表示制御部163(後述する)が表示部17に表示させた、グラフ情報が一覧化されたグラフ一覧画面に基づき、選択されたグラフ(以下「対象グラフ」という。)を受け付ける。オペレータは、入力装置を操作して、グラフ一覧画面から対象グラフを選択する。グラフ選択受付部1521は、オペレータが選択した対象グラフを受け付ける。
編集操作受付部152は、受け付けた各種操作指示、または、対象グラフの情報を、表示制御部16およびチェックシート編集部18に出力する。
【0031】
表示制御部16は、表示部17に各種情報を表示させる。
表示制御部16のチェックシート表示制御部161は、表示部17に、チェックシートが表示されたエネルギー消費評価画面を表示させる。具体的には、オペレータが、入力装置を操作して、エネルギー消費評価画面呼出指示を入力する。操作受付部15の画面呼出指示受付部(図示省略)は、オペレータが入力したエネルギー消費評価画面呼出指示を受け付け、当該エネルギー消費評価画面呼出指示を受け付けた旨の情報を、チェックシート表示制御部161に出力する。そして、チェックシート表示制御部161は、表示部17にエネルギー消費評価画面を表示し、当該エネルギー消費評価画面のチェックシート表示ウィンドウ31(図2参照)に、チェックシートを表示させる。
【0032】
表示制御部16のグラフ表示制御部162は、表示部17のグラフ表示ウィンドウ32(図2参照)に、評価項目受付部151が受け付けた対象評価項目に応じた、管理ポイントデータに関するグラフを表示させる。具体的には、エネルギー消費評価画面において、チェックシートが表示された状態で、オペレータは、必要に応じて、入力装置を操作して、チェックシート上の対象評価項目を選択する。評価項目受付部151は、オペレータが選択した対象評価項目を受け付け、受け付けた対象評価項目の情報を、グラフ表示制御部162に出力する。グラフ表示制御部162は、データ記憶部12を参照して対象評価項目で指定されている管理ポイントデータを取得し、予め設定されている種類に応じたグラフにして、表示部17に表示させる。
【0033】
また、グラフ表示制御部162は、グラフ一覧画面から、グラフ選択受付部1521が対象グラフを受け付けると、データ記憶部12を参照して管理ポイントデータを取得し、対象グラフを、グラフ表示ウィンドウ32に表示させる。このとき、グラフ表示制御部162は、例えば、対象グラフで表示させる対象となる管理ポイント3の、最新の管理ポイントデータに基づき対象グラフを表示させる。なお、対象グラフで表示させる対象となる管理ポイント3の情報は、グラフ情報において、グラフと対応付けて、グラフ情報記憶部14に記憶されている。
【0034】
表示制御部16のグラフ一覧表示制御部163は、表示部17に、グラフ情報記憶部14に記憶されているグラフ情報に基づき、グラフ一覧画面を表示させる。具体的には、オペレータが、入力装置を操作し、編集メニュー画面に表示されている「記録モード」ボタンをクリックする等することで、グラフ一覧表示指示を入力する。操作受付部15の編集操作受付部152は、オペレータから入力されたグラフ一覧表示指示を受け付け、当該グラフ一覧表示指示を受け付けた旨の情報を、グラフ一覧表示制御部163に出力する。そして、グラフ一覧表示制御部163は、グラフ情報記憶部14を参照し、グラフ一覧画面を表示させるようにする。
【0035】
また、表示制御部16は、編集操作受付部152が受け付けた編集メニュー画面の表示指示に基づき、表示部17に編集メニュー画面を表示させる等の各種表示制御を行う。
【0036】
表示部17は、例えば、ディスプレイ等の表示装置である。表示部17は、表示制御部16の制御に基づき、各種情報を表示する。例えば、表示部17は、上述のエネルギー消費評価画面、グラフ一覧画面、または、編集メニュー画面を表示する。
なお、図1では、表示部17は、施設管理装置1に備えられるものとするが、これは一例に過ぎず、表示部17は、施設管理装置1の外部の、施設管理装置1が参照可能な場所に備えられるようにしてもよい。
【0037】
チェックシート編集部18は、グラフ選択受付部1521が受け付けた1つ以上の対象グラフとそれぞれ対応付けられた、当該1つ以上の対象グラフと関連する管理ポイント(以下「対象管理ポイント」とする)、の状態を評価するためのチェック項目が定義されたチェックシートを作成する。
チェックシート編集部18は、新たにチェックシートを追加した場合、新たに追加したチェックシートを、チェックシート記憶部13に記憶させる。また、チェックシート編集部18は、チェックシートを変更した場合、チェックシート記憶部13に記憶されている、当該変更したチェックシートを、変更後のものに更新する。また、チェックシート編集部18は、チェックシートを削除する場合、当該削除するチェックシートを、チェックシート記憶部13から削除する。
【0038】
次に、実施の形態1に係る施設管理装置1の動作について説明する。
施設管理装置1は、チェックシートを表示させ、オペレータに対して、管理ポイント3におけるエネルギー消費状況の管理作業を支援する「エネルギー消費評価支援処理」と、チェックシートの作成を行う「チェックシート作成処理」を行うことができる。
以下、「エネルギー消費評価支援処理」と「チェックシート作成処理」の具体的な動作について、それぞれ説明する。
【0039】
まず、「エネルギー消費評価支援処理」の具体的な動作について説明する。
図4は、実施の形態1に係る施設管理装置1における、「エネルギー消費評価支援処理」の動作について説明するためのフローチャートである。
操作受付部15の画面呼出指示受付部は、オペレータが入力した、エネルギー消費評価画面呼出指示を受け付けるまで待機し(ステップST401の“NO”の場合)、エネルギー消費評価画面呼出指示を受け付けると(ステップST401の“YES”の場合)、エネルギー消費評価画面呼出指示を受け付けた旨の情報を、チェックシート表示制御部161に出力する。
【0040】
表示制御部16のチェックシート表示制御部161は、表示部17に、チェックシートが表示されたエネルギー消費評価画面を表示させる(ステップST402)。
ここでは、例えば、オペレータが、空調機に関するエネルギー消費評価画面の呼出指示を行ったとし、チェックシート表示制御部161は、図3で示したようなチェックシートがチェックシート表示ウィンドウ31に表示されたエネルギー消費評価画面を表示させるものとする。
なお、オペレータは、エネルギー消費評価画面呼出指示を入力する際に、設備を指定するようにする。
チェックシート表示制御部161は、指定された設備に対応付けられているチェックシートを、エネルギー消費評価画面で表示する。
オペレータは、表示されたチェックシートで定義されたチェック項目の内容を、ステップに沿って実施することで、管理ポイント3におけるエネルギー消費状況の管理作業を進める。
【0041】
操作受付部15の評価項目受付部151は、ステップST402にてチェックシート表示制御部161が表示部17に表示させたチェックシートで定義されている評価項目のうちから、対象評価項目の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップST403)。
ステップST403にて、評価項目受付部151が、対象評価項目の選択を受け付けたと判断した場合(ステップST403の“YES”の場合)、評価項目受付部151は、受け付けた対象評価項目の情報を、表示制御部16のグラフ表示制御部162に出力し、ステップST404に進む。
例えば、オペレータは、チェックシートで定義されている評価ステップのうち、「空調機ファンの消費電力量を評価する」ステップ(ST11)を選択したとする。
具体的には、オペレータは、例えば、ST11のステップを入力装置によってダブルクリックすることで、当該ST11を選択する。なお、これは一例に過ぎず、例えば、エネルギー消費評価画面に「評価項目ボタン」が表示されるようにし、オペレータは、評価ステップを入力装置でクリックした後、「評価項目ボタン」を押下することで対象評価項目を選択するようにしてもよい。また。エネルギー消費評価画面に、評価項目入力部が設けられるようにし、オペレータは、評価項目入力部に、対象評価項目を入力するようにしてもよい。オペレータによる対象評価項目の選択方法は、適宜の方法とすることができ、評価項目受付部151が、対象評価項目を受け付けるようになっていればよい。
オペレータが「ST11」のステップを選択すると、評価項目受付部151は、「ST11」の情報を、グラフ表示制御部162に出力し、ステップST404に進む。
【0042】
一方、ステップST403にて、評価項目受付部151が、対象評価項目の選択を受け付けないと判断した場合(ステップST403の“NO”の場合)、ステップST405に進む。
【0043】
ステップST404にて、グラフ表示制御部162は、エネルギー消費評価画面のグラフ表示ウィンドウ32(図2参照)に、ステップST403にて評価項目受付部151が受け付けた対象評価項目に応じた、管理ポイントデータに関するグラフを表示させる(ステップST404)。
例えば、ステップST403にて、評価項目受付部151が「ST11」を受け付けたとすると、グラフ表示制御部162は、「ST11」に応じた、管理ポイントデータに関するグラフを表示させる。
【0044】
画面呼出指示受付部は、表示の切替指示を受け付けたか否かを判断する(ステップST405)。具体的には、オペレータは、チェックシートで定義されているチェック項目のうち、別チェックシート表示ステップ(「ST25」,「ST26」)を、入力装置によってダブルクリックして別チェックシート表示ステップを選択することで、別のチェックシートに切り替える、表示の切替指示を入力する。なお、オペレータが別チェックシート表示ステップを選択する方法は、対象評価項目を選択する方法同様、適宜の方法とすることができる。
画面呼出指示受付部が、表示の切替指示を受け付けたと判断した場合(ステップST405の“YES”の場合)、ステップST402に戻る。
ステップST402に戻ると、チェックシート表示制御部161は、表示部17に、別チェックシート表示ステップで指定されたチェックシートが表示されたエネルギー消費評価画面を表示させるよう、エネルギー消費評価画面を切り替える。例えば、ステップST405において、オペレータが、「ST25」を選択したとすると、チェックシート表示制御部161は、搬送用ポンプに対応付けられているチェックシートが表示されたエネルギー消費評価画面を表示させる。
【0045】
画面呼出指示受付部が、表示の切替指示を受け付けないと判断した場合(ステップST405の“NO”の場合)、ステップST403に戻る。
【0046】
このように、施設管理装置1は、表示部17に、チェックシートが表示されたエネルギー消費評価画面を表示させる。
オペレータは、表示されたチェックシートで定義されたチェック項目の内容を、ステップに沿って実施することで、管理ポイント3におけるエネルギー消費状況の管理作業を進めることができるので、独自で、必要な管理ポイントデータを判断して解析を行う必要がない。
【0047】
次に、「チェックシート作成処理」の具体的な動作について説明する。
図5は、実施の形態1に係る施設管理装置1における、「チェックシート作成処理」の動作について説明するためのフローチャートである。
以下の説明では、一例として、施設管理装置1において、チェックシートの変更を行う場合の動作を説明する。
例えば、オペレータは、図3に示すようなチェックシートで定義されたチェック項目の内容をステップに沿って実施しているときに、チェック項目のうち評価項目を追加する、チェックシートの変更を行うものとする。
【0048】
画面呼出指示受付部は、編集メニュー画面呼出指示を受け付けたか否かを判断する(ステップST501)。
例えば、オペレータは、入力装置を操作し、チェックシート表示ウィンドウ31に表示されている編集ボタン601(後述する)を押下する等して、編集メニュー画面呼出指示を入力する。画面呼出指示受付部は、オペレータから入力された編集メニュー画面呼出指示を受け付けたか否かを判断する。
【0049】
ステップST501において、画面呼出指示受付部が、編集メニュー画面呼出指示を受け付けていないと判断した場合(ステップST501の“NO”の場合)、ステップST501を繰り返す。
【0050】
一方、ステップST501において、画面呼出指示受付部が、編集メニュー画面呼出指示を受け付けたと判断した場合(ステップST501の“YES”の場合)、画面呼出指示受付部は、編集メニュー画面呼出指示を受け付けた旨の情報を、表示制御部16に出力する。
【0051】
ここで、図6は、実施の形態1において、施設管理装置1が、チェックシートを作成するための編集メニュー画面呼出指示を受け付けた際の、表示部17の画面例を示す図である。
ステップST501において、画面呼出指示受付部が編集メニュー画面呼出指示を受け付けた場合の動作について、図6を用いて説明する。
図6に示すように、チェックシート表示ウィンドウ31には、編集ボタン601が表示される。編集ボタン601は、例えば、チェックシート表示制御部161が、チェックシートを表示させる際(図4のステップST402等参照)にあわせて表示させるようにする。なお、以上の、図2または図4等を用いた説明においては、説明の簡単のため、編集ボタン601についての説明は省略していた。
今、オペレータが、例えば、チェックシートの「ST22」のステップの後に、評価項目を追加するものとする。この場合、オペレータは、入力装置を操作して、編集ボタン601をクリックする等して指定し、さらに、チェックシートの「ST22」のステップをクリックする等して指定して、編集メニュー画面呼出指示を入力する。
このように、オペレータは、チェックシートにおいて、評価項目を追加したい直前のステップを指定し、画面呼出指示受付部は、指定されたステップを、編集メニュー画面呼出指示とともに受け付ける。
画面呼出指示受付部が、ステップの指定を受け付けると、指定位置表示制御部(図示省略)が、指定されたステップについて、背景色を変更する等して、指定されたことがわかる表示形態へと変更して表示するようにする。図6では、指定位置表示制御部が、「ST22」を網掛け表示するようにしている(図6の602参照)。
【0052】
画面呼出指示受付部は、オペレータから入力された編集メニュー画面呼出指示と、指定された「ST22」を受け付け、受け付けた情報を、表示制御部16に出力する。
【0053】
表示制御部16は、ステップST501にて、画面呼出指示受付部から、編集メニュー画面呼出指示と、指定されたステップの情報が出力されると、エネルギー消費評価画面のチェックシート表示ウィンドウ31に、編集メニュー画面を表示する(ステップST502)。
【0054】
図7は、実施の形態1において、表示制御部16が、編集メニュー画面701を表示させた画面例を示す図である。
なお、表示制御部16は、チェックシート表示ウィンドウ31に表示させていたチェックシート(図6参照)を、そのまま表示させる。表示制御部16は、チェックシートを、スクロール表示させてもよい。この後、チェックシートが編集されると、表示制御部16は、編集結果を随時、チェックシートに反映させて表示させる。詳細は後述する。
そして、表示制御部16は、図7に示すような編集メニュー画面701を表示する。編集メニュー画面701には、「記録モード」ボタン、「挿入」ボタン、「分岐」ボタン、「アクション」ボタン、「保存」ボタン、「削除」ボタン、「取消」ボタン、および、「終了」ボタンが表示される。
「記録モード」ボタンは、グラフ一覧画面(詳細は後述する)を表示させる指示を行うためのボタンである。
「アクション」ボタンは、チェックシート表示ウィンドウ31上に、オペレータがチェック項目の内容を実施した際に何らかの判断を必要としない、改善ステップまたは別チェックシート表示ステップを示す図形を呼び出す指示を行うためのボタンである。
「分岐」ボタンは、チェックシート表示ウィンドウ31上に、オペレータがチェック項目の内容を実施した際に何らかの判断を必要とする、評価ステップを示す図形を呼び出す指示を行うためのボタンである。
「挿入」ボタンは、チェックシート表示ウィンドウ31上で、チェック項目を示す図形を、フローチャートに挿入する指示を行うためのボタンである。
「保存」ボタンは、チェックシート表示ウィンドウ31上に表示されているフローチャートを保存する指示を行うためのボタンである。
「削除」ボタンは、チェックシート表示ウィンドウ31上に表示されているフローチャートのステップを示す図形を削除する指示を行うためのボタンである。
「取消」ボタンは、チェックシート表示ウィンドウ31上に表示されているフローチャートに追加等した図形をキャンセルして、追加等する前の状態に戻す指示を行うためのボタンである。
「終了」ボタンは、チェックシート表示ウィンドウ31上に表示されているフローチャートをチェックシートに反映し、チェックシートを作成する動作を終了する指示を行うためのボタンである。
【0055】
ステップST502において、図7で示したような画面が表示されると、編集操作受付部152は、グラフ一覧表示指示を受け付けたか否かを判断する(ステップST503)。
具体的には、オペレータは、入力装置を操作し、編集メニュー画面に表示されている「記録モード」ボタンをクリックする等することで、グラフ一覧表示指示を入力する。編集操作受付部152は、「記録モード」の選択を受け付けたか否かを判断する。
【0056】
ステップST503において、編集操作受付部152が、グラフ一覧表示指示を受け付けていないと判断した場合(ステップST503の“NO”の場合)、ステップST507に進む。
【0057】
ステップST503において、編集操作受付部152が、グラフ一覧表示指示を受け付けたと判断した場合(ステップST503の“YES”の場合)、編集操作受付部152は、グラフ一覧表示指示を受け付けた旨の情報を、グラフ一覧表示制御部163に出力する。
【0058】
グラフ一覧表示制御部163は、グラフ情報記憶部14に記憶されているグラフ情報に基づき、エネルギー消費評価画面のグラフ表示ウィンドウ32に、グラフ一覧画面を表示させる(ステップST504)。
【0059】
ここでは、オペレータは、ステップST503にてグラフ一覧画面を表示させる指示を入力したものとする。そして、ステップST504にてグラフ一覧表示制御部163は、グラフ一覧画面を表示させる。
【0060】
図8は、実施の形態1において、グラフ一覧表示制御部163がグラフ一覧画面801を表示させた画面例を示す図である。
図8に示すように、グラフ一覧表示制御部163は、グラフ一覧画面801において、グラフ情報において定義されている、グラフの名称およびグラフを示すアイコンを、一覧表示する。なお、これは一例に過ぎず、グラフ一覧表示制御部163は、グラフ一覧画面801において、オペレータが、どのような管理ポイントデータを表示するグラフであるのかがわかるような情報を、一覧表示するようになっていればよい。
【0061】
また、図8では図示を省略しているが、グラフ一覧表示制御部163は、グラフ一覧画面801において、グラフの名称およびグラフを示すアイコンが、スクロール表示されるようにしてもよい。また、グラフ一覧表示制御部163は、グラフ一覧画面801において、例えば、グラフの名称で検索可能な検索機能を備えるようにすることもできる。
【0062】
グラフ選択受付部1521は、ステップST504にてグラフ一覧表示制御部163が表示させたグラフ一覧画面801に基づき選択された対象グラフを受け付けるまで待機し(ステップST505の“NO”の場合)、対象グラフを受け付けると(ステップST505の“YES”の場合)、対象グラフの情報を、表示制御部16およびチェックシート編集部18に出力し、ステップST506へ進む。
ここでは、オペレータは、入力装置を操作して、例えば、図8に示すグラフ一覧画面801から、水のグラフを対象グラフとして選択したとする。なお、水のグラフでは、施設全体の送水圧力を対象管理ポイントとし、当該施設全体の送水圧力を示す管理ポイントデータがグラフ表示されるものとする。
このとき、グラフ表示制御部162は、データ記憶部12を参照して送水圧力を示す管理ポイントデータを取得し、グラフ表示ウィンドウ32にグラフ表示することができる(図8の802参照)。
なお、グラフ表示制御部162は、データ記憶部12を参照し、送水圧力を示す直近の管理ポイントデータを取得し、グラフ表示する。例えば、グラフ表示制御部162は、日報データ(1時間毎の管理ポイントデータを最大24個)を取得してグラフ表示するようにしてもよいし、月報データ(1日のデータを最大31日分)取得してグラフ表示するようにしてもよい。また、グラフ表示制御部162は、年報データ(1か月のデータを最大12か月分)取得してグラフ表示するようにしてもよい。グラフ表示制御部162が、日報データ、月報データ、または、年報データのいずれをグラフ表示するかは、予め設定されている。
例えば、送水圧力を示す管理ポイントデータについて、日報データをグラフ表示するものと設定されている場合、当該グラフ表示する時刻が15:25であったとすると、グラフ表示制御部162は、当日の0:00〜15:00までの送水圧力を示す管理ポイントデータを取得し、グラフ表示することになる。また、例えば、送水圧力を示す管理ポイントデータについて、月報データをグラフ表示するものと設定されている場合、グラフ表示制御部162は、当月の1日〜前日までの送水圧力を示す管理ポイントデータを取得し、グラフ表示することになる。また、例えば、送水圧力を示す管理ポイントデータについて、年報データをグラフ表示するものと設定されている場合、グラフ表示制御部162は、当年の1月〜前月末までの送水圧力を示す管理ポイントデータを取得し、グラフ表示することになる。
なお、グラフ表示制御部162は、グラフ表示させた後、さらに、オペレータからの指示に従い、過去のデータを遡って表示させるようにすることもできる。
また、「記録モード」が選択されチェックシートの編集を行う場合は、グラフ表示制御部162は、当該「記録モード」においてグラフ表示させた際の条件(例えば月報データ)を記憶しておくことができる。その場合、同じグラフ(ここでは例えば水のグラフ)が選択されると、グラフ表示制御部162は、前回グラフ表示したときと同じ条件でグラフ表示する。
【0063】
チェックシート編集部18は、ステップST505にてグラフ選択受付部1521が受け付けた対象グラフと対応付けられた対象管理ポイントの状態を評価するためのチェック項目を、チェックシート表示ウィンドウ31上に表示する(ステップST506)。
ステップST506の具体的な動作について説明する。
まず、オペレータは、グラフ一覧画面801から対象グラフを選択すると、編集メニュー画面701の「分岐」ボタン→「挿入」ボタンの順で選択する。
そして、編集操作受付部152は、選択されたボタンの情報を受け付け、チェックシート編集部18は、編集操作受付部152が受け付けたボタンに従ったチェック項目を、チェックシート表示ウィンドウ31に表示させる。チェックシート編集部18は、オペレータから指定された「ST22」(ステップST501参照)の後に、編集操作受付部152が受け付けたボタンに従ったチェック項目を表示させるようにする。
その結果、チェックシート表示ウィンドウ31上に、水のグラフと対応付けられた分岐のステップが表示される(図8の803参照)。
なお、ここでは、オペレータは、チェックシートに、評価項目のステップを追加するものとしているため、分岐のステップを表示させるものとしているが、これは一例に過ぎず、オペレータは、「アクション」ボタンを選択してチェック項目を表示させるようにすることもできる。
これは一例に過ぎず、チェックシート編集部18は、オペレータが「分岐」ボタンを選択した場合であっても、チェックシート上では、四角の図形のステップを挿入して、分岐ステップであっても四角の図形で表現して表示させるようにしてもよい。そして、オペレータが、この後の処理で、好みに応じて、当該図形を菱形に変更するようにしてもよい(後述のステップST507参照)。
【0064】
オペレータは、グラフと対応付けたチェック項目をさらに追加したい場合は、ステップST505〜ステップST506の動作を繰り返す。
ここでは、一例として、オペレータは、水のグラフと対応付けられた分岐のステップのみを追加するものとする。
オペレータは、グラフと対応付けたチェック項目の表示が終わると、編集メニュー画面701の「保存」ボタンを選択する。
編集操作受付部152は、「保存」ボタンの選択を受け付け、「保存」ボタンの選択を受け付けた旨の情報を、チェックシート編集部18に出力する。
チェックシート編集部18は、「記録モード」においてチェックシート表示ウィンドウ31上に表示させたチェック項目を、オペレータから指定されたチェックシートの追加位置(ステップST501参照)に追加したチェックシートを、チェックシート表示ウィンドウ31に表示させる。
ここでは、図8のとおり、図3で示したフローチャートの、「ST22」の後に、「水」の分岐ステップが挿入されたフローチャートが表示されることになる。
【0065】
編集操作受付部152は、編集指示を受け付けたか否かを判断する(ステップST507)。
オペレータは、ステップST506にてチェックシート表示ウィンドウ31に表示されたフローチャートを確認しながら、必要に応じて、当該フローチャートの編集を行う。具体的には、オペレータは、編集メニュー画面で表示された各種ボタンを選択して、所望のステップを示す図形等をチェックシート表示ウィンドウ31上に表示させる指示を入力する。また、オペレータは、ステップST506で追加させたチェック項目の、チェックシート上の位置を変更したい場合は、入力装置を操作して、当該位置の変更を行うこともできる。また、オペレータは、入力装置を操作して、各ステップを示す図形内に表示される内容を変更することもできる。また、オペレータは、すでに追加されている、各ステップを示す図形を、変更することもできる。例えば、上述のステップST506において、チェックシート編集部18は、オペレータが「分岐」ボタンを選択した場合であっても四角の図形を表現して表示させるようにしていた場合、当該ステップST507において、オペレータは、好みに応じて、四角の図形を、菱形の図形に変更することができる。
【0066】
ステップST507において、編集操作受付部152が編集指示を受け付けた場合(ステップST507の“YES”の場合)、編集操作受付部152は、受け付けた編集指示に関する情報を、チェックシート編集部18に出力し、ステップST508に進む。
ステップST507において、編集操作受付部152が編集指示を受け付けない場合(ステップST507の“NO”の場合)、ステップST509に進む。
【0067】
ステップST508において、チェックシート編集部18は、ステップST507にて編集操作受付部152が受け付けた編集指示に沿ったチェック項目等を追加する(ステップST508)。
ここでは、例えば、オペレータは、ステップST506にて追加した「水」の分岐ステップを「ST26」とし、送水圧力が適切である場合に、「現場確認」ステップを、改善ステップとして追加する指示を入力したとする。チェックシート編集部18は、指示された「現場確認」ステップを追加する。
また、オペレータは、各ステップを結ぶ線、ステップ番号の編集、各ステップを示す図形内に編集、または、各ステップの配置の変更等を、適宜行う。これらの編集は、例えば、既存のお絵かきソフトの技術を用いて行えばよい。
【0068】
オペレータは、チェックシートに所望のチェック項目が追加されたことをチェックシート表示ウィンドウ31上で確認すると、編集メニュー画面701の「終了」ボタンを選択する。
【0069】
ステップST509において、操作受付部15は、「終了」ボタンの選択を受け付けたか否かを判断する(ステップST509)。
ステップST509において、操作受付部15が、「終了」ボタンの選択を受け付けていないと判断すると(ステップST509の“NO”の場合)、ステップST503に戻る。
【0070】
一方、ステップST509において、操作受付部15が、「終了」ボタンの選択を受け付けたと判断すると(ステップST509の“YES”の場合)、操作受付部15は、「終了」ボタンの選択を受け付けた旨の情報をチェックシート編集部18に出力し、ステップST510に進む。
【0071】
チェックシート編集部18は、チェックシート表示ウィンドウ31に表示させていたチェックシートを、編集後のチェックシートとして更新する。
そして、チェックシート編集部18は、チェックシート記憶部13に記憶されているチェックシートを、編集後のチェックシートに置き換える。
その結果、図9に示すようなチェックシートが作成される(ステップST510)。
【0072】
このように、チェックシート編集部18は、グラフ選択受付部1521が受け付けた1つ以上の対象グラフとそれぞれ対応付けられた、対象管理ポイントの状態を評価するためのチェック項目が定義されたチェックシートを作成する。
オペレータは、予め作成された、管理ポイントデータに関するグラフを確認しながら、簡単に、チェックシートを自由に作成することができる。そのため、オペレータは、労力を要することなく、使い勝手のよいチェックシートに基づき、設備が省エネ運転されるよう制御することができる。
【0073】
なお、以上の説明では、一例として、施設管理装置1が、チェックシートで定義されたチェック項目を追加する場合を説明したが、施設管理装置1が、チェックシートで定義されたチェック項目を削除または変更することも可能であることはいうまでもない。
また、以上の説明では、チェックシートの変更を行うものとしたが、これに限らず、施設管理装置1は、チェックシートの新規追加を行うこともできる。その場合の動作は、上述の図5を用いた動作説明と、ステップST501において、チェック項目を追加する、チェックシート上の位置の指定を受け付けない点が異なるのみである。
また、施設管理装置1は、チェックシート自体の削除を行うこともできる。その場合、施設管理装置1は、例えば、編集操作受付部152が、オペレータから、削除対象のチェックシートの表示指示を受け付け、チェックシート編集部18が、チェックシートを表示させる。そして、オペレータは、編集メニュー画面の「チェックシート削除」ボタン(図7等では説明の便宜上図示を省略した)を選択する。施設管理装置1の編集操作受付部152は、「チェックシート削除」ボタンの選択を受け付け、チェックシート編集部18は、表示させている、削除対象のチェックシートを削除する。具体的には、チェックシート編集部18は、チェックシート記憶部13から、削除対象のチェックシートを削除する。
【0074】
次に、オペレータが、表示されたチェックシートまたはグラフを確認しながら、チェックシートで定義されたチェック項目の内容を実施することで、管理ポイント3におけるエネルギー消費状況の管理を行う動作について、具体的に説明する。
以下、一例として、オペレータは、図9で示したようなチェックシートに沿って、空調機に関する管理ポイント3におけるエネルギー消費状況の管理を行うものとして説明する。
【0075】
ステップST11において、オペレータは、空調機のファンにおける消費電力量を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。
ここで、オペレータは、例えば、ステップST11の枠内を入力装置によってクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32には、ファンの消費電力量に関するグラフが表示される。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、ファンの消費電力量を評価する。オペレータは、ファンの消費電力量が適切であると判断した場合には、処理を完了し、ファンの消費電力量が不適切であると判断した場合には、ステップST12に進む。
【0076】
ステップST12において、オペレータは、ファンの消費電力が多消費となる系統において、インバータ(図9ではINVと記す)の設置有無を確認して、その系統にインバータが無い場合には、ステップST13に進み、その系統にインバータが有る場合には、ステップST16,ST18のうち、少なくともいずれか一方に進む。
【0077】
ステップST13において、オペレータは、空調機の運転時間を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。
ここで、オペレータは、ステップST13の枠内をクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32には、空調機の運転時間に関するグラフが表示される。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、空調機の運転時間を評価する。オペレータは、空調機の運転時間が適切であると判断した場合には、ステップST14に進み、空調機の運転時間が不適切であると判断した場合には、ステップST15に進む。
【0078】
ステップST14において、オペレータは、空調機のダンパが設置されている現場に出向き、ダンパの開度が全開であることを確認して、その開度を現状のまま維持する。
【0079】
ステップST15において、オペレータは、空調機の運転時間を見直して、その運転時間を短くする。
【0080】
ステップST16において、オペレータは、室内設定温度を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。
ここで、オペレータは、ステップST16の枠内をクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32には、室内設定温度に関するグラフが表示される。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、室内設定温度を評価する。オペレータは、室内設定温度が適切であると判断した場合には、ステップST20に進み、室内設定温度が不適切であると判断した場合には、ステップST17に進む。
【0081】
ステップST17において、オペレータは、室内設定温度を見直す。
【0082】
ステップST18において、オペレータは、給気設定温度を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。
ここで、オペレータは、ステップST18の枠内をクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32には、給気設定温度に関するグラフが表示される。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、給気設定温度を評価する。オペレータは、給気設定温度が適切であると判断した場合には、ステップST20に進み、給気設定温度が不適切であると判断した場合には、ステップST19に進む。
【0083】
ステップST19において、オペレータは、給気設定温度を見直す。
【0084】
ステップST20において、オペレータは、送水バルブの開度を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。
ここで、オペレータは、ステップST20の枠内をクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32には、送水バルブの開度に関するグラフが表示される。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、送水バルブの開度を評価する。オペレータは、送水バルブの開度が適切であると判断した場合には、ステップST21に進み、送水バルブの開度が不適切であると判断した場合には、ステップST22に進む。
【0085】
ステップST21において、オペレータは、送水バルブが設置されている現場に出向き、送水バルブの開度を確認して、その開度を現状のまま維持する。
【0086】
ステップST22において、オペレータは、空調機のコイル入口温度を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。
ここで、オペレータは、ステップST22の枠内をクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32には、空調機のコイル入口温度に関するグラフが表示される。オペレータは、表示されたグラフに基づいて、空調機のコイル入口温度を評価する。オペレータは、空調機のコイル入口温度が適切であると判断した場合には、ステップST26に進み、空調機のコイル口温度が不適切であると判断した場合には、ステップST23に進む。
【0087】
ステップST23において、オペレータは、熱源による送水温度を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。
ここで、オペレータは、ステップST23の枠内をクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32には、熱源による送水温度に関するグラフが表示される。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、熱源による送水温度を評価する。オペレータは、熱源による送水温度が適切であると判断した場合には、ステップST24に進み、熱源による送水温度が不適切であると判断した場合には、ステップST25に進む。
【0088】
ステップST24において、オペレータは、ブリードインの制御を確認して、熱源による送水温度を現状のまま維持する。
【0089】
ステップST25において、オペレータは、空調機の評価作業から熱源の評価作業に移行する。
ここで、オペレータは、ステップST25の枠内をクリックする。これに対応して、チェックシート表示ウィンドウ31には、空調機を評価するためのチェックシートに替えて、熱源を評価するためのチェックシートが表示される。そして、オペレータは、切り替え表示されたチェックシートに従って、熱源の評価作業を開始する。
【0090】
ステップST26において、オペレータは、搬送用ポンプの送水圧力を評価して、その評価結果が適切であるか否かを判断する。
ここで、オペレータは、ステップST26の枠内をクリックする。これに対応して、グラフ表示ウィンドウ32には、搬送用ポンプの送水圧力に関するグラフが表示される。そして、オペレータは、表示されたグラフに基づいて、搬送用ポンプの送水圧力を評価する。オペレータは、搬送用ポンプの送水圧力が適切であると判断した場合には、ステップST27に進み、搬送用ポンプの送水圧力が不適切であると判断した場合には、ステップST28に進む。
【0091】
ステップST27において、オペレータは、搬送用ポンプが設置されている現場に出向き、搬送用ポンプの送水圧力を確認して、その送水圧力を現状のまま維持する。
【0092】
ステップST28において、オペレータは、空調機の評価作業から搬送用ポンプの評価作業に移行する。
ここで、オペレータは、ステップST28の枠内をクリックする。これに対応して、チェックシート表示ウィンドウ31には、空調機を評価するためのチェックシートに替えて、搬送用ポンプを評価するためのチェックシートが表示される。そして、オペレータは、切り替え表示されたチェックシートに従って、搬送用ポンプの評価作業を開始する。
【0093】
このように、オペレータは、チェックシートに沿って、全ての評価項目を順次選択し、この順次選択した評価項目に対応する管理ポイント3に関する管理ポイントデータをグラフ表示し、管理ポイント3の状態の評価をすることができる。また、評価結果が不適切であると判断した場合には、オペレータは、選択した評価項目の次の改善項目に記載された改善策に従って、設備におけるエネルギー消費を見直すことができる。
【0094】
その結果、オペレータは、チェックシートに沿って、管理ポイント3におけるエネルギー消費状況の管理を行うことにより、PDCAサイクルに自然と誘導されて、施設内の設備が省エネ運転されるよう、制御することができる。
【0095】
なお、PDCAサイクルとは、事業活動において、品質管理及び業務改善等を行うための管理サイクルの1つである。PDCAサイクルは、以下の4つのステップから構成されている。
・Plan(計画) :経験、知識、及び、実績に基づいて評価作業計画を作成する。
・Do(実施) :計画に沿って業務を実施する。
・Check(評価) :業務の実施が計画に沿っているか否かを確認する。
・Action(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置する。
【0096】
以上のように、実施の形態1によれば、施設管理装置1を、施設内の複数の管理ポイントから、管理ポイントデータを収集するデータ収集部11と、複数の管理ポイントデータに関する1つ以上のグラフを示すグラフ情報が一覧化されたグラフ一覧画面801を表示させるグラフ一覧表示制御部163と、グラフ一覧表示制御部163が表示させたグラフ一覧画面801に基づき、1つ以上の対象グラフの選択を受け付けるグラフ選択受付部1521と、グラフ選択受付部1521が受け付けた1つ以上の対象グラフとそれぞれ対応付けられた、1つ以上の対象グラフと関連する対象管理ポイント、の状態を評価するためのチェック項目が定義された、複数の管理ポイントのエネルギー消費状況を管理するためのチェックシートを作成するチェックシート編集部18とを備えるように構成した。そのため、オペレータが、施設内の設備が省エネ運転されるよう制御するための労力を低減させることができる。
【0097】
なお、本願発明は、その発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは、実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【符号の説明】
【0098】
1 施設管理装置
2 コントローラ
3 管理ポイント
11 データ収集部
12 データ記憶部
13 チェックシート記憶部
14 グラフ情報記憶部
15 操作受付部
16 表示制御部
17 表示部
18 チェックシート編集部
151 評価項目受付部
152 編集操作受付部
1521 グラフ選択受付部
161 チェックシート表示制御部
162 グラフ表示制御部
163 グラフ一覧表示制御部
801 グラフ一覧画面
図1
図2
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