特開2019-211504(P2019-211504A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2019211504-ヘッドアップディスプレイ装置 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-211504(P2019-211504A)
(43)【公開日】2019年12月12日
(54)【発明の名称】ヘッドアップディスプレイ装置
(51)【国際特許分類】
   G02B 27/01 20060101AFI20191115BHJP
   G02B 17/08 20060101ALI20191115BHJP
   B60K 35/00 20060101ALI20191115BHJP
   H04N 5/74 20060101ALI20191115BHJP
【FI】
   G02B27/01
   G02B17/08
   B60K35/00 A
   H04N5/74 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2018-104610(P2018-104610)
(22)【出願日】2018年5月31日
(71)【出願人】
【識別番号】000231512
【氏名又は名称】日本精機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】山村 彩子
(72)【発明者】
【氏名】関谷 俊
(72)【発明者】
【氏名】山添 尚
【テーマコード(参考)】
2H087
2H199
3D344
5C058
【Fターム(参考)】
2H087KA14
2H087TA01
2H087TA02
2H199DA03
2H199DA12
2H199DA13
2H199DA15
2H199DA30
2H199DA44
3D344AA19
3D344AA21
3D344AA27
3D344AB01
3D344AC25
5C058AA18
5C058BA27
5C058EA13
5C058EA54
(57)【要約】
【課題】
迷光を抑制しつつ、ワーピングによる表示画像の補正量を低減し、また歪みの少ない表示品位の高い虚像を表示することができる。
【解決手段】
表示面12から出射される表示光100の光軸AXを基準として、第2のミラー30から離れる角度方向を第2の角度方向B2とした場合、表示面12は、この法線13が、光軸AXから第2の角度方向B1に角度α傾いて配置され、補正光学素子40は、表示光100の光路上に配置され、表示面12を第2の角度方向B2に傾けることにより生じる虚像の歪みを収差補正する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示画像の虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記表示画像が形成され、前記表示画像の表示光(100)を出射する表示面(12)を有する表示部(10)と、
視認者の前方に配置されて前記虚像が表示される投影部材(2)に向けて、前記表示光(100)を反射する第2のミラー(30)と、
前記表示面(12)と前記第2のミラー(30)との間の前記表示光(100)の光路上に配置され、前記表示面(12)から出射される前記表示光(100)を前記第2のミラー(30)に向けて反射し、第2のミラー(30)との間に焦点を結ぶように少なくとも第1の方向に凹面形状の第1の反射面を有する1のミラー(20)と、を備え、
前記表示面(12)から出射される前記表示光(100)の光軸(AX)を基準として、第2のミラー(30)に近づく角度方向を第1の角度方向(B1)とし、前記第1の角度方向(B1)と反対であり、前記第2のミラー(30)から離れる角度方向を第2の角度方向(B2)とした場合、前記表示面(12)は、この法線(13)が、前記光軸(AX)から前記第2の角度方向(B2)に角度(α)(α≦45[degree])傾いて配置され、
前記表示光(100)の光路上に配置され、前記表示面(12)を前記第2の角度方向(B2)に傾けることにより生じる前記虚像の歪みを収差補正する補正光学素子(40)を、備える、
ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項2】
前記補正光学素子(40)は、前記虚像を拡大する機能をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
前記補正光学素子(40)は、前記表示面(12)を前記第2の角度方向(B2)に傾けることにより生じる前記虚像の台形歪みを収差補正する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項4】
前記補正光学素子(40)は、前記第2のミラー(30)と前記投影部材(2)との間の前記表示光(100)の光路上に配置される、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイ装置。





【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の運転者に虚像を視認させるヘッドアップディスプレイ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ヘッドアップディスプレイ装置は、内部に侵入した太陽の光(外光とも呼ぶ)が、内部で反射されるなどして再び外部に出射されることで、迷光として視認される問題があった。特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置では、侵入した外光が画像を表示するスクリーンに入射した場合でも、スクリーンでの反射光が、ヘッドアップディスプレイ装置内部の表示光の光路方向ではない方向(例えば、ヘッドアップディスプレイ装置の筐体)に向くようにスクリーンを傾けて配置している。
【0003】
また、ヘッドアップディスプレイ装置は、表示する画像が拡大するにつれて、装置としてのサイズが拡大してしまうが、特許文献2のヘッドアップディスプレイ装置では、装置のサイズを小型に抑えるため、表示光を内部でクロスさせている。
【0004】
また、ヘッドアップディスプレイ装置が画像を投影するフロントウインドシールドの曲面形状により、画像が歪んでしまうが、特許文献3に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、フロントウインドシールドやヘッドアップディスプレイ装置の内部の光学系により発生する虚像の歪みを相殺するように、一部を押し広げたり、絞り込んだりするワーピングと呼ばれる処理を施した表示画像を表示デバイスに表示することで、歪みの少ない虚像を視認させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2016−080860号公報
【特許文献2】特開2016−206583号公報
【特許文献3】特開2011−105306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献2に開示されている表示光を内部でクロスさせる構成において、特許文献1に開示されているようにスクリーンを傾けた場合、視認者が視認する画像(虚像)が歪んでしまうという問題があった。
【0007】
また、特許文献3に開示されているようなワーピング処理でのみ虚像の歪みを軽減させる場合、表示画像を大きくワーピングさせる必要がある。言い換えると、表示画像の一部を大きく押し広げたり、表示画像の一部を大きく絞り込んだりする必要があり、同じ表示画像を表示する場合でも、表示デバイス上で押し広げられる領域と、絞り込まれる領域とで、表示デバイス上で表示される大きさが異なる。すなわち、押し広げられる領域の単位面積に含まれる画素数と、絞り込まれる領域の単位面積に含まれる画素数が大きく異なってしまい、表示される領域毎で虚像の解像度が異なってしまう問題があった。
【0008】
また、虚像の歪み量が大きい場合、ワーピング処理だけでは虚像の歪みを打ち消すことができず、結局、虚像が歪んでしまうという問題があった。
【0009】
そこで本発明の課題の一つは、迷光を抑制しつつ、ワーピングによる表示画像の補正量を低減し、また歪みの少ない表示品位の高い虚像を表示することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の態様は、表示画像の虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記表示画像が形成され、前記表示画像の表示光(100)を出射する表示面(12)を有する表示部(10)と、
視認者の前方に配置されて前記虚像が表示される投影部材(2)に向けて、前記表示光(100)を反射する第2のミラー(30)と、
前記表示面(12)と前記第2のミラー(30)との間の前記表示光(100)の光路上に配置され、前記表示面(12)から出射される前記表示光(100)を前記第2のミラー(30)に向けて反射し、第2のミラー(30)との間に焦点を結ぶように少なくとも第1の方向に凹面形状の第1の反射面を有する1のミラー(20)と、を備え、
前記表示面(12)から出射される前記表示光(100)の光軸(AX)を基準として、第2のミラー(30)に近づく角度方向を第1の角度方向(B1)とし、前記第1の角度方向(B1)と反対であり、前記第2のミラー(30)から離れる角度方向を第2の角度方向(B2)とした場合、前記表示面(12)は、この法線(13)が、前記光軸(AX)から前記第2の角度方向(B2)に角度(α)(α≦45[degree])傾いて配置され、
前記表示光(100)の光路上に配置され、前記表示面(12)を前記第2の角度方向(B2)に傾けることにより生じる前記虚像の歪みを収差補正する補正光学素子(40)を、備える、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、迷光を抑制しつつ、ワーピングによる表示画像の補正量を低減し、また歪みの少ない表示品位の高い虚像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の構成を示す図である。
図2】上記実施形態における表示面の配置を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は、本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置(以下、「HUD装置」と称する)1の構成を示す図である。HUD装置1は、例えば、車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置である。HUD装置1は、例えば、車両のダッシュボード内に設けられ、表示光100をウインドシールド(投影部材の一例)2に向けて投影する。ウインドシールド(投影部材)2で反射した表示光100は、車両の運転席の所定の領域(以下では、アイボックスとも呼ぶ)に向かい、視認者(主に運転者)は、目の位置をこのアイボックス内におくことで、虚像を視認することができる。
【0014】
HUD装置1は、表示画像を表示する表示部10と、表示部10が表示する表示画像の表示光100を反射する第1のミラー20と、第1のミラー20が反射した表示光100をウインドシールド2に向けて反射する第2のミラー30と、第2のミラー30と、ウインドシールド2との間に配置される補正光学素子40と、表示部10、第1のミラー20、第2のミラー30、および補正光学素子40を収納するハウジング50と、HUD装置1の電気的な制御を行う制御部60と、を備える。
【0015】
表示部10は、例えば、DMDやLCoSなどの反射型表示デバイスを用いたプロジェクタなどからなるプロジェクタ11と、プロジェクタ11からの投影光を受光して表示画像を表示し、この表示画像を示す表示光100を第1のミラー30に向けて出射するスクリーン(表示面とも呼ぶ)12と、から主に構成される。表示部10は、制御部60から入力する画像データに基づき、スクリーン12に表示画像を表示することで、視認者の前方に虚像を生成する。なお、表示部10は、例えば、液晶表示素子などの透過型表示パネルや、有機EL素子などの自発光表示パネルや、レーザー光を走査する走査型表示装置などを適用してもよく、表示部10が、反射型表示デバイスや走査型表示装置などのプロジェクタ11から構成される場合、スクリーンが表示部10の表示面と言える。一方、表示部10が、透過型表示パネルや自発光表示パネルから構成される場合、パネルの表面が表示部10の表示面と言える。
【0016】
第1のミラー20は、反射された表示光100を第2のミラー30に到達する前に上下でクロスさせる(図1の下側の表示光101と上側の表示光102とをクロスさせる)役割を果たすものであり、例えば、第1の方向では正の光学パワーの凹面形状(第1の反射面)、第1の方向と直交する第2の方向では負の光学パワーの凸面形状(第2の反射面)で形成される。即ち、第1のミラー20は、第1のミラー20と第2のミラー30との間に第1のミラー20の焦点が位置するような曲率を有する。さらに換言すれば、第1のミラー20から第2のミラー30までの距離は、第1のミラー20の焦点距離よりも長く設定されている。なお、第2の方向では、光学パワーがない平面形状であってもよい。
【0017】
第2のミラー30は、例えば、第3の方向およびこれと直交する第4の方向で正の光学パワーの凹面形状を有する自由曲面ミラーであり、第1のミラー20で反射された表示光100を受け、この表示光100をウインドシールド2に向けて反射する。なお、第2のミラー30は、典型的には、表示部10が生成する表示画像を拡大する機能、ウインドシールド2の歪みを補正し、歪みのない虚像を視認させる機能、虚像を視認者から所定の距離だけ離れた位置で結像させる機能などを有する。
【0018】
なお、本実施形態では、第1のミラー20と第2のミラー30との2つの反射型の光学部材であるが、レンズなどの屈折光学部材、回折光学部材を、これらに加えて、またはこれらの一部あるいは全部に代えて用いてもよい。また、本実施例では、表示光100のクロスを1回のみ行っているが、2回以上行われるように、光学部材を配置してもよい。
【0019】
補正光学素子40は、例えば、ホログラム光学素子や液晶ポリマーレンズなどで構成され、後述する表示面(スクリーン)12を傾けたことにより生じる虚像の歪みを補正するために、表示光100の収差を補正する機能を持ち、車両のウインドシールド2と第2のミラー30との間(図1の例では、後述する透光部51と第2のミラー30との間)の表示光100の光路上に配置され、第2のミラー30で反射された表示光100を、透過および屈折させてウインドシールド2に投射する。なお、補正光学素子40は、単数又は複数のレンズやミラーなどで構成されてもよい。
【0020】
ハウジング50は、硬質の樹脂材料や金属等から箱状に形成されている。ハウジング50の周壁のうちウインドシールド2に対向する部位に開口部(図示しない)が形成されている。開口部は、透明な樹脂材料等から形成された透光部51により塞がれている。表示光100は、透光部51を透過してハウジング50内からウインドシールド2に向かう。ハウジング50内には、HUD装置1の各構成が内蔵されている。なお、制御部60は、ハウジング50外に設けられていてもよい。ハウジング50は、第1のミラー20と第2のミラー30との間の光路を挟むように、且つクロスするクロス点の近傍まで延びる第1の遮蔽部53及び第2の遮蔽部54を備えている。ハウジング50外からハウジング50内に侵入し第2のミラー30で反射され第1のミラー20に向かう外光(図示しない)を、第1・第2の遮蔽部53、54で遮蔽することができる。なお、第1・第2の遮蔽部53、54は、その先端が互いに近づくように延びている。その先端が互いに近いほど外光の遮蔽性が高く、望ましい。即ち、互いの先端がクロス点に近接していることが望ましい。
【0021】
制御部60は、例えば、マイクロコンピュータ、外部インターフェース、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成される。制御部60は、歪みの少ない虚像を表示するため、画像データのワーピング処理を行い、ワーピング処理した画像データに基づき、表示部10を制御する。なお、制御部60は、ワーピング処理を行う機能と、表示部10を制御する機能と、を別々に設けてもよく、ワーピング処理を行う制御部60と、表示部10を制御する制御部60とは、共にHUD装置1のハウジング50内に収納されてもよく、一方または双方がHUD装置1のハウジング50外に配置されてもよい。
【0022】
図2は、表示部10の表示面12の配置を説明する図である。AXは、表示面12に表示される表示画像の表示光100の光軸である。ここでいう光軸とは、表示面12上の表示画像の表示光100の光強度(光度)が最大となる最大光度軸である。典型的には、光軸AXは、プロジェクタ11から出射される投影光(図示しない)の光軸に概ね一致する。表示面12の法線13が、光軸AXを基準として、第2のミラー30に近づく角度方向を第1の角度方向B1とし、第1の角度方向B1と反対であり、光軸AXを基準として、第2のミラー30から離れる角度方向を第2の角度方向B2とした場合、表示面12は、光軸AXから法線13が第2の角度方向B2に角度α(α≦45[degree])傾いて配置される。これによって、外部から入射し(透光部52の外側から内側へと入射し)、第2のミラー30または/および第1のミラー20を経由してスクリーン12に到達する外光や、第1・第2の遮蔽部53、54の間から入射し、直接、スクリーン12に到達する外光を、スクリーン12は、表示光100の光路とは異なる方向(第1のミラー20とは異なる方向)へ反射することができるため、スクリーン12で反射した外光が表示光100に沿って進行してしまうことによって視認者に視認されてしまう迷光を防ぐことができる。
【0023】
上述したように、表示光100をクロスさせる(複数回の場合は、奇数回クロスさせる)構成において、スクリーン12を、第2の角度方向B2に傾けると、虚像に歪みが生じる(大きくなる)。スクリーン12を傾けたことにより、虚像の上側の左右幅が下側の左右幅より小さくなる台形歪みが大きくなる。補正光学素子40は、この台形歪みを補正する機能があり、すなわち、虚像の上側の左右幅を大きくする台形歪み補正を行うように光学設計をされる。なお、補正光学素子40は、台形歪みを補正する機能に合わせて表示光100を拡大させる(換言すると、表示画像をより拡大した虚像として表示させる)機能(拡大機能)を有することが望ましい。補正光学素子40が拡大機能を有することで、第2のミラー30のサイズを小さくでき、また、第2のミラー30と補正光学素子40との間の表示光100の光路体積を縮小することができ、延いては、HUD装置1を小型化することができる。なお、図1の例では、補正光学素子40を平面としているが、曲面で形成し、この曲面による光学的パワーを付加してもよい。また、補正光学素子40は、透光部51と別体とされているが、透光部51の表面または内部に、補正光学素子40を設けてもよい。また、透光部51を省略し、補正光学素子40が透光部51の機能も合わせもっていてもよい。具体的には、補正光学素子40を、ハウジング50の開口部に設けてもよい。この場合、補正光学素子40は、外光が表面反射によりアイポイントに向かわないような曲面形状で形成されることが好ましい。
【0024】
以上のように、本出願において開示する技術の例示として実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用することができる。また、本出願で開示する各構成要素を組み合わせて、新たな実施例とすることも可能である。
【符号の説明】
【0025】
1…HUD装置(ヘッドアップディスプレイ装置)、2…ウインドシールド(投影部材)、10…表示部、11…プロジェクタ、12…スクリーン(表示面)、13…法線、20…第1のミラー、30…第2のミラー、40…補正光学素子、50…ハウジング、51…透光部、52…透光部、53…第1の遮蔽部、54…第2の遮蔽部、60…制御部、100 :表示光、101 :表示光、102 :表示光、AX…光軸、B1…第1の角度方向、B2…第2の角度方向、α …角度

図1
図2