【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、
機体の進行方向左右側に右走行部、左走行部をそれぞれ設けられ、右走行部、左走行部をそれぞれ駆動走行させる右走行モータ、左走行モータを有した走行部と、
前記機体及び前記走行部の前方に位置させて作業をするための複数の作業モータを備えた作業部と、
前記機体及び前記走行部の前方に位置させて作業をするための刈刃と、刈刃をそれぞれ駆動する作業モータとを備えた作業部と、
前記作業部を昇降自在にする昇降アーム及び昇降モータを備えた昇降部と、
前記走行部及び前記作業部及び前記昇降部を操作するための操作部と、
該操作部から送られた信号を変換し、前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータの回転を制御するため信号を出力する変換部制御装置と、
を備え、
前記変換部制御装置は、前記操作部から操作信号として送られたパルス信号を、前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータを動作させるモータの出力率である出力信号に変換して出力するパルス数変換部をさらに備え、
前記操作部から送られた旋回信号を前記パルス数変換部の出力信号が指定された出力値であるか判断する演算部をさらに備え、
変換部制御装置で制御されて、走行モータ、前記刈刃モータ、昇降モータの回転数、電流、パルス数を検出し検出値を変換部制御装置に出力すると共に、走行モータ及び刈刃モータ、昇降モータを前記変換部制御装置によって決定された回転数で出力させ駆動する右走行モータ回転駆動制御部、左走行モータ回転駆動制御部からなる回転駆動制御部をさらに備え、
前記演算部での判断に応じて前記走行モータの走行モータ回転信号、刈刃モータの負荷に応じた走行モータの電流、回転数、パルス数を予め設定した設定値、旋回信号を記憶する記憶部をさらに備え、
前後進信号の処理を開始すると、パルス数を動作範囲(%)に変換し、
次いで、「停止範囲内か否か」を判断し、
「停止範囲内」YESの場合は、「右走行モータ回転駆動制御部へ停止を出力」し、「右走行モータを停止」し、併せて、「左走行モータ回転駆動制御部へ停止を出力」し、「左走行モータを停止」し次いで、「終了」し、
「停止範囲内?」の判断がNOの場合は、「停止範囲超過乃至前進最大まで」か否かを判断し、
「停止範囲超過乃至前進最大まで」がYESの場合は、「記憶部から旋回範囲%値を取得」し、次いで、「右走行モータ前進方向へ旋回範囲%値、左走行モータ前進方向へ旋回範囲%値を代入」し、次いで、「右走行モータ回転駆動制御部へ、前進信号、右走行モータ回転駆動制御部へ、前進信号を出力」し、
次いで、「右走行モータ過負荷」否かを判断し、
「右走行モータ過負荷」YESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「右走行モータ過負荷」NOの場合は、「左走行モータ過負荷」か否かを判断し、
「左走行モータ過負荷」がYESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「左走行モータ過負荷」NOの場合は、「右走行モータ、左走行モータの出力値に応じて回転」し、「開始」に戻り、
「停止範囲超過乃至前進最大まで」がNOの場合は、「停止範囲未満乃至後進最大まで」とし、次いで、「記憶部から旋回範囲%値を取得」し、次いで、「右走行モータ後進方向へ旋回範囲%値、左走行モータ後進方向へ旋回範囲%値を代入」し、次いで、「右走行モータ回転駆動制御部へ、後進信号、左走行モータ回転駆動制御部へ、後進信号を出力」し、
次いで、「右走行モータ過負荷」否かを判断し、
「右走行モータ過負荷」YESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「右走行モータ過負荷」NOの場合は、「左走行モータ過負荷」か否かを判断し、
「左走行モータ過負荷」がYESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「左走行モータ過負荷」NOの場合は、「右走行モータ、左走行モータ出力値に応じて回転」し、「開始」に戻ること、
を特徴とする自走式作業機、
からなる。
【0009】
この発明は、
機体の進行方向左右側に右走行部、左走行部をそれぞれ設けられ、右走行部、左走行部をそれぞれ駆動走行させる右走行モータ、左走行モータを有した走行部と、
前記機体及び前記走行部の前方に位置させて作業をするための複数の作業モータを備えた作業部と、
前記機体及び前記走行部の前方に位置させて作業をするための刈刃と、刈刃をそれぞれ駆動する作業モータとを備えた作業部と、
前記作業部を昇降自在にする昇降アーム及び昇降モータを備えた昇降部と、
前記走行部及び前記作業部及び前記昇降部を操作するための操作部と、
該操作部から送られた信号を変換し、前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータの回転を制御するため信号を出力する変換部制御装置と、
を備え、
前記変換部制御装置は、前記操作部から操作信号として送られたパルス信号を、前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータを動作させるモータの出力率である出力信号に変換して出力するパルス数変換部をさらに備え、
前記操作部から送られた旋回信号を前記パルス数変換部の出力信号が指定された出力値であるか判断する演算部をさらに備え、
変換部制御装置で制御されて、走行モータ、前記刈刃モータ、昇降モータの回転数、電流、パルス数を検出し検出値を変換部制御装置に出力すると共に、走行モータ及び刈刃モータ、昇降モータを前記変換部制御装置によって決定された回転数で出力させ駆動する右走行モータ回転駆動制御部、左走行モータ回転駆動制御部からなる回転駆動制御部をさらに備え、
前記演算部での判断に応じて前記走行モータの走行モータ回転信号、刈刃モータの負荷に応じた走行モータの電流、回転数、パルス数を予め設定した設定値、旋回信号を記憶する記憶部をさらに備えた、自走式作業機の制御システムであって、
前記操作部から操作信号として送られたパルス信号を、前記変換部制御装置で前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータを動作させるモータの出力率である出力信号に変換する工程と、
前記出力信号の値に応じて前記走行モータの走行モータ回転信号の値を前記演算部で演算させ、前記操作部から送られた旋回信号を前記パルス数変換部の出力信号が指定された出力値であるかを演算部で演算させる工程と、
前記演算部での判断に応じて前記走行モータの走行モータ回転信号、刈刃モータの負荷に応じた走行モータの電流、回転数、パルス数を予め設定した設定値、旋回信号を前記記憶部に記憶させる工程と、
前記記憶部から記憶された値を取り出し前記演算部で演算された値によって走行モータを回転させる信号を出力させる工程と、
を備え、
前後進信号の処理を開始すると、パルス数を動作範囲(%)に変換し、
次いで、「停止範囲内か否か」を判断し、
「停止範囲内」YESの場合は、「右走行モータ回転駆動制御部へ停止を出力」し、「右走行モータを停止」し、併せて、「左走行モータ回転駆動制御部へ停止を出力」し、「左走行モータを停止」し次いで、「終了」し、
「停止範囲内?」の判断がNOの場合は、「停止範囲超過乃至前進最大まで」か否かを判断し、
「停止範囲超過乃至前進最大まで」がYESの場合は、「記憶部から旋回範囲%値を取得」し、次いで、「右走行モータ前進方向へ旋回範囲%値、左走行モータ前進方向へ旋回範囲%値を代入」し、次いで、「右走行モータ回転駆動制御部へ、前進信号、右走行モータ回転駆動制御部へ、前進信号を出力」し、
次いで、「右走行モータ過負荷」否かを判断し、
「右走行モータ過負荷」YESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「右走行モータ過負荷」NOの場合は、「左走行モータ過負荷」か否かを判断し、
「左走行モータ過負荷」がYESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「左走行モータ過負荷」NOの場合は、「右走行モータ、左走行モータの出力値に応じて回転」し、「開始」に戻り、
「停止範囲超過乃至前進最大まで」がNOの場合は、「停止範囲未満乃至後進最大まで」とし、次いで、「記憶部から旋回範囲%値を取得」し、次いで、「右走行モータ後進方向へ旋回範囲%値、左走行モータ後進方向へ旋回範囲%値を代入」し、次いで、「右走行モータ回転駆動制御部へ、後進信号、左走行モータ回転駆動制御部へ、後進信号を出力」し、
次いで、「右走行モータ過負荷」否かを判断し、
「右走行モータ過負荷」YESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「右走行モータ過負荷」NOの場合は、「左走行モータ過負荷」か否かを判断し、
「左走行モータ過負荷」がYESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「左走行モータ過負荷」NOの場合は、「右走行モータ、左走行モータ出力値に応じて回転」し、「開始」に戻る、
ことを特徴とする自走式作業機の制御の制御システム、
からなる。
【0010】
この発明は、
機体の進行方向左右側に右走行部、左走行部をそれぞれ設けられ、右走行部、左走行部をそれぞれ駆動走行させる右走行モータ、左走行モータを有した走行部と、
前記機体及び前記走行部の前方に位置させて作業をするための複数の作業モータを備えた作業部と、
前記機体及び前記走行部の前方に位置させて作業をするための刈刃と、刈刃をそれぞれ駆動する作業モータとを備えた作業部と、
前記作業部を昇降自在にする昇降アーム及び昇降モータを備えた昇降部と、
前記走行部及び前記作業部及び前記昇降部を操作するための操作部と、
該操作部から送られた信号を変換し、前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータの回転を制御するため信号を出力する変換部制御装置と、
を備え、
前記変換部制御装置は、前記操作部から操作信号として送られたパルス信号を、前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータを動作させるモータの出力率である出力信号に変換して出力するパルス数変換部をさらに備え、
前記操作部から送られた旋回信号を前記パルス数変換部の出力信号が指定された出力値であるか判断する演算部をさらに備え、
変換部制御装置で制御されて、走行モータ、前記刈刃モータ、昇降モータの回転数、電流、パルス数を検出し検出値を変換部制御装置に出力すると共に、走行モータ及び刈刃モータ、昇降モータを前記変換部制御装置によって決定された回転数で出力させ駆動する右走行モータ回転駆動制御部、左走行モータ回転駆動制御部からなる回転駆動制御部をさらに備え、
前記演算部での判断に応じて前記走行モータの走行モータ回転信号、刈刃モータの負荷に応じた走行モータの電流、回転数、パルス数を予め設定した設定値、旋回信号を記憶する記憶部をさらに備えた、自走式作業機の制御の制御方法であって、
前記操作部から操作信号として送られたパルス信号を、前記変換部制御装置で前記走行モータ及び前記作業モータ及び前記昇降モータを動作させるモータの出力率である出力信号に変換する工程と、
前記出力信号の値に応じて前記走行モータの走行モータ回転信号の値を前記演算部で演算させ、前記操作部から送られた旋回信号を前記パルス数変換部の出力信号が指定された出力値であるかを演算部で演算させる工程と、
前記演算部での判断に応じて前記走行モータの走行モータ回転信号、刈刃モータの負荷に応じた走行モータの電流、回転数、パルス数を予め設定した設定値、旋回信号を前記記憶部に記憶させる工程と、
前記記憶部から記憶された値を取り出し前記演算部で演算された値によって走行モータを回転させる信号を出力させる工程と、
を備え、
前後進信号の処理を開始すると、パルス数を動作範囲(%)に変換し、
次いで、「停止範囲内か否か」を判断し、
「停止範囲内」YESの場合は、「右走行モータ回転駆動制御部へ停止を出力」し、「右走行モータを停止」し、併せて、「左走行モータ回転駆動制御部へ停止を出力」し、「左走行モータを停止」し次いで、「終了」し、
「停止範囲内?」の判断がNOの場合は、「停止範囲超過乃至前進最大まで」か否かを判断し、
「停止範囲超過乃至前進最大まで」がYESの場合は、「記憶部から旋回範囲%値を取得」し、次いで、「右走行モータ前進方向へ旋回範囲%値、左走行モータ前進方向へ旋回範囲%値を代入」し、次いで、「右走行モータ回転駆動制御部へ、前進信号、右走行モータ回転駆動制御部へ、前進信号を出力」し、
次いで、「右走行モータ過負荷」否かを判断し、
「右走行モータ過負荷」YESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「右走行モータ過負荷」NOの場合は、「左走行モータ過負荷」か否かを判断し、
「左走行モータ過負荷」がYESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「左走行モータ過負荷」NOの場合は、「右走行モータ、左走行モータの出力値に応じて回転」し、「開始」に戻り、
「停止範囲超過乃至前進最大まで」がNOの場合は、「停止範囲未満乃至後進最大まで」とし、次いで、「記憶部から旋回範囲%値を取得」し、次いで、「右走行モータ後進方向へ旋回範囲%値、左走行モータ後進方向へ旋回範囲%値を代入」し、次いで、「右走行モータ回転駆動制御部へ、後進信号、左走行モータ回転駆動制御部へ、後進信号を出力」し、
次いで、「右走行モータ過負荷」否かを判断し、
「右走行モータ過負荷」YESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「右走行モータ過負荷」NOの場合は、「左走行モータ過負荷」か否かを判断し、
「左走行モータ過負荷」がYESの場合は、「走行モータ、刈刃モータ、昇降モータの全停止」として「終了」し、
「左走行モータ過負荷」NOの場合は、「右走行モータ、左走行モータ出力値に応じて回転」し、「開始」に戻る
ことを特徴とする自走式作業機の制御の制御方法、
からなる。