技術分野
固体高分子形燃料電池
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】固体高分子電解質膜とアイオノマとが異なる材料から形成される場合における固体高分子電解質膜と触媒層との密着性を従来よりも向上させる。
【解決手段】固体高分子電解質膜と電極との間にフッ素系高分子電解質からなるアイオノマを含む触媒層が設けられた固体高分子形燃料電池であって、アイオノマはフッ素系高分子電解質を基材とし、固体高分子電解質膜はフッ素系材料が付着した芳香族炭化水素系高分子電解質を基材とする。
【選択図】図2
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、上述した高分子電解質膜と触媒層とは拡散層及びセパレータと共に熱圧着されることにより膜・電極接合体 (Membrane Electrode Assembly, MEA)を構成する。この膜・電極接合体の製造において、高分子電解質膜の基材とアイオノマの基材とが異なる材料の場合、高分子電解質膜と触媒層との密着性を十分に確保することができない場合がある。すなわち、この場合には膜・電極接合体の電気抵抗が高くなり、固体高分子形燃料電池の出力電圧が低下するという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、固体高分子電解質膜とアイオノマとが異なる材料から形成される場合における固体高分子電解質膜と触媒層との密着性を従来よりも向上させることを目的とするものである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明では、固体高分子形燃料電池に係る第1の解決手段として、固体高分子電解質膜と電極との間にフッ素系高分子電解質からなるアイオノマを含む触媒層が設けられた固体高分子形燃料電池であって、前記アイオノマは、フッ素系高分子電解質を基材とし、前記固体高分子電解質膜は、フッ素系材料が付着した芳香族炭化水素系高分子電解質を基材とする、という手段を採用する。
【発明の効果】
本発明によれば、固体高分子電解質膜とアイオノマとが異なる材料から形成される場合における固体高分子電解質膜と触媒層との密着性を従来よりも向上させることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の一固体高分子形燃料電池Aの要部(膜・電極接合体)の構成を示す分解図である。
【図2】本発明の一実施形態における固体高分子電解質膜1及び触媒層2A,2Bの拡大模式図である。
【図3】本発明の一固体高分子形燃料電池Aの性能を示す第1の特性図である。
【図4】本発明の一固体高分子形燃料電池Aの性能を示す第2の特性図である。
A 固体高分子形燃料電池
1 固体高分子電解質膜
1a 基膜
1b 補助膜
2A,2B 触媒層
2a 炭素
2b 白金
2c アイオノマ
3A,3B 拡散層
4A,4B セパレータ(ガス流路付き)
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