特開2019-219132(P2019-219132A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-219132(P2019-219132A)
(43)【公開日】2019年12月26日
(54)【発明の名称】ショーケース
(51)【国際特許分類】
   F25D 21/14 20060101AFI20191129BHJP
   A47F 3/04 20060101ALI20191129BHJP
   F25D 19/00 20060101ALI20191129BHJP
【FI】
   F25D21/14 V
   A47F3/04 M
   F25D19/00 530D
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2018-118395(P2018-118395)
(22)【出願日】2018年6月22日
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】特許業務法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石川 剛志
(72)【発明者】
【氏名】向奥 裕基
(72)【発明者】
【氏名】真野 誠
(72)【発明者】
【氏名】斉藤 邦広
【テーマコード(参考)】
3B110
3L048
【Fターム(参考)】
3B110AA12
3B110BA05
3B110CA09
3B110CA20
3L048AA01
3L048BC05
3L048CA02
3L048CB02
3L048CE06
3L048DA03
3L048DB03
3L048DB07
3L048DC02
3L048GA02
(57)【要約】
【課題】陳列室の下方に配置された機械類のメンテナンス性を向上させる。
【解決手段】ショーケースは、前側からアクセス可能な陳列室を有するショーケースであって、前記陳列室の下側に配置され、冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器の左側又は右側に配置され、ドレンを蒸発させるドレン蒸発装置と、前記凝縮器側から前記ドレン蒸発装置側に空気を送る送風機と、を備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前側からアクセス可能な陳列室を有するショーケースであって、
前記陳列室の下側に配置され、冷媒を凝縮させる凝縮器と、
前記凝縮器の左側又は右側に配置され、ドレンを蒸発させるドレン蒸発装置と、
前記凝縮器側から前記ドレン蒸発装置側に空気を送る送風機と、
を備える、ショーケース。
【請求項2】
前記ドレン蒸発装置は、前記凝縮器から独立して、前側に引き出し可能である、
請求項1に記載のショーケース。
【請求項3】
前記陳列室の下方に配置され、前記ショーケースの前面を構成し、前側通気部を有する前側板部材を更に備え、
前記ドレン蒸発装置が前記凝縮器の左側に配置されている場合、前記凝縮器は前側ほど前記ショーケースの右端から離れるように配置され、
前記ドレン蒸発装置が前記凝縮器の右側に配置されている場合、前記凝縮器は前側ほど前記ショーケースの左端から離れるように配置されている、
請求項1または2に記載のショーケース。
【請求項4】
前記送風機は、前記凝縮器と前記ドレン蒸発装置との間に配置されている、
請求項1から3の何れかに記載のショーケース。
【請求項5】
前記送風機と前記ドレン蒸発装置との間に配置された整流板を更に備える、
請求項1から4の何れかに記載のショーケース。
【請求項6】
前記整流板は、水平面に対する傾斜角度が互いに異なる第1部分及び第2部分を有する、
請求項5に記載のショーケース。
【請求項7】
前記送風機は、前記凝縮器及び前記ドレン蒸発装置から独立して、前側に引き出し可能である、
請求項1から6の何れかに記載のショーケース。
【請求項8】
前記ショーケースの右側面を構成し、前記陳列室よりも下側に位置する右側通気部を有する右側板部材を更に備え、
前記ドレン蒸発装置は、前記凝縮器の左側に配置されている、
請求項1から7の何れかに記載のショーケース。
【請求項9】
前記ショーケースの左側面を構成し、前記陳列室よりも下側に位置する左側通気部を有する左側板部材を更に備え、
前記ドレン蒸発装置は、前記凝縮器の右側に配置されている、
請求項1から7の何れかに記載のショーケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品を冷蔵及び冷凍しながら陳列するショーケースに関する。
【背景技術】
【0002】
コンビニエンスストアやスーパーマーケット等に設置されるショーケースにおいて、商品が陳列される陳列室の下方の機械室に、冷凍ユニットの主な構成要素を内蔵したユニット内蔵型のものが知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016−169903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ショーケースの使い勝手を良くするためには、陳列室の下方に冷凍ユニットの構成要素等の機械類を配置する必要がある。また、配置場所に関わらず、機械類のメンテナンスは必要である。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みなされたものであり、陳列室の下方に配置された機械類のメンテナンス性を向上させることを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るショーケースは、前側からアクセス可能な陳列室を有するショーケースであって、前記陳列室の下側に配置され、冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器の左側又は右側に配置され、ドレンを蒸発させるドレン蒸発装置と、前記凝縮器側から前記ドレン蒸発装置側に空気を送る送風機と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、機械類のメンテナンス性に優れたショーケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】第1の実施形態に係るショーケースの斜視図。
図2】機械室内部の平面図。
図3】機械室内部の斜視図。
図4】ドレン蒸発装置及びドレン加熱装置の斜視図。
図5A】ドレン蒸発装置が引き出される前の機械室の状態を示す図。
図5B】ドレン蒸発装置が引き出された後の機械室の状態を示す図。
図6】第2の実施形態に係るショーケースの斜視図。
図7】第2の実施形態に係るショーケースの配置例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るショーケース1の斜視図である。ショーケース1は、食品又は飲料等の商品を陳列する陳列室Rを有している。陳列室Rの内部には、複数の陳列棚11が配置されている。また、陳列室Rの最下部には、デックパン12が配置されている。陳列棚11及びデックパン12の上に、商品が陳列される。
【0011】
陳列室Rは、少なくとも前側が開放されている。陳列室Rは、前側からアクセスが可能である。すなわち、顧客や作業員等、ショーケース1に正対する者は、ショーケース1の前側から、陳列室Rの内部に陳列された商品にアクセス可能である。
【0012】
なお、本実施形態に係るショーケース1が有する陳列室Rは、左側及び右側も開放されており、左側及び右側からもアクセス可能となっている。もちろん、陳列室Rに前側のみからアクセス可能となっていても良い。また、ショーケース1が前側に図示しない扉またはのれん等を有しており、扉またはのれん等を開くことで、陳列室Rに前側からアクセス可能となっていても良い。
【0013】
ここで、本実施の形態の説明における左側あるいは右側なる記載は、ショーケースそのものの左側あるいは右側を意味する。すなわちショーケース1の後ろ側からショーケース1を見た場合の左側あるいは右側を意味している。
【0014】
ショーケース1の右側には、ショーケース1の右側面を構成する右側板部材13が配置されている。また、ショーケース1の左側には、ショーケース1の左側面を構成する左側板部材14が配置されている。
【0015】
ショーケース1の上部には、機械類を覆うカバー15が配置されている。カバー15の内部は、上側機械室になっている。上側機械室には、例えば、冷凍サイクルを構成する圧縮機(不図示)等が配置されている。
【0016】
ショーケース1の下側、具体的には、デックパン12の下には、機械室が配置されている。機械室の前側には、前側板部材16が配置されている。前側板部材16は、陳列室Rの下方に配置され、ショーケース1の前面を構成している。前側板部材16は、マグネット等の着脱機構により、ショーケース1本体に対して容易に着脱可能となっている。
【0017】
前側板部材16は、前側通気部17を有している。前側通気部17は、鋼板製である前側板部材16をプレス加工して形成された複数の開口によって構成されている。なお、前側通気部17は、機械室の内側と外側との間で空気が流通できる構造となっていればどのような構造であっても良く、例えば、金属製の網であっても良いし、樹脂又は紙製のフィルターであっても良い。
【0018】
図2は、機械室内部の平面図である。図3は、機械室内部の斜視図である。また、図4は、ドレン蒸発装置30及びドレン加熱装置50の斜視図である。
【0019】
機械室の底部には、底板18が配置されている。底板18は、ショーケース1本体に対して固定されている。底板18の上面には、ガイドレール19が取り付けられている。ガイドレール19については後に詳述する。
【0020】
底板18の上、且つ、右側には、凝縮器20が配置されている。凝縮器20の左側には、ドレン蒸発装置30が配置されている。凝縮器20とドレン蒸発装置30との間には、送風機40が配置されている。送風機40とドレン蒸発装置30との間には、ドレン加熱装置50が配置されている。さらに、送風機40とドレン加熱装置50との間には、整流板60が配置されている。
【0021】
凝縮器20は、圧縮機によって圧縮され高温になった冷媒とその周囲を流れる空気との間で熱交換し、冷媒を凝縮させる熱交換器である。逆に言うと、凝縮器20は、その周囲を流れる空気を加熱する。
【0022】
凝縮器20は、前側ほど、ショーケース1の右端、つまり、右側板部材13(図1参照)から離れるように配置されている。凝縮器20は、底板18に固定されている。
【0023】
ドレン蒸発装置30は、商品を冷蔵又は冷凍した状態で陳列する陳列室Rの周辺で発生したドレン(結露水及び除霜水)を蒸発させる装置である。ドレン蒸発装置30は、ドレンをためるドレン皿31と、ドレンを吸収し蒸発させる複数の蒸発促進部材32とから構成される。蒸発促進部材32は、上側が露出した状態で、ドレン皿31の内部に配置されている。蒸発促進部材32は、例えば紙で構成された板状部材である。
【0024】
ドレン蒸発装置30は、凝縮器20と同様、前側ほど、ショーケース1の右端、つまり、右側板部材13(図1参照)から離れるように配置されている。言い換えると、ドレン蒸発装置30の延在方向と凝縮器20の延在方向とは、互いに平行であり、且つ、前側板部材16の延在方向に対して傾斜している。
【0025】
送風機40は、一列に並んだ複数の直流ファンで構成されている。送風機40は、凝縮器20側から空気を吸い込み、ドレン蒸発装置30側に向けて空気を吐出する。つまり、送風機40は、凝縮器20側からドレン蒸発装置30側に向かう空気の流れを作り出す。なお、そのような流れを作り出すことができれば、送風機40の配置位置はどこにあっても良い。送風機40は、底板18の上に固定されている。
【0026】
ドレン加熱装置50は、ショーケース1で発生したドレンを貯留し、加熱することで、ドレンの一部を蒸発させ、且つ、ドレン蒸発装置30でのドレン蒸発を促進させる部材である。
【0027】
ドレン加熱装置50は、加熱用ドレン皿51と、冷媒配管52とから構成されている。加熱用ドレン皿51は、陳列室Rの周辺で発生したドレンを集める樋(不図示)の下方に配置されており、樋によって集められたドレンを貯留する。加熱用ドレン皿51の内部には、圧縮機や凝縮器20等によって構成される冷凍サイクル中を循環する冷媒が通過する冷媒配管52が配置されている。冷媒配管52を通過する冷媒は、圧縮機から吐出された後、凝縮器20に流入する前の冷媒であり、高温である。
【0028】
加熱用ドレン皿51に貯留されたドレンは、冷媒配管52によって加熱され、部分的に蒸発する。また、加熱用ドレン皿51に貯留されたドレンは、貯留量が多くなると、ドレン皿31に向けてオーバーフローする。このとき、ドレンは加熱されているので、ドレン蒸発装置30において、より蒸発しやすい状態となっている。
【0029】
加熱用ドレン皿51及び冷媒配管52は、底板18の上に固定されている。
【0030】
加熱用ドレン皿51、及び、ガイドレール19は、ドレン皿31を挟むように配置されている。また、加熱用ドレン皿51の延在方向、及び、ガイドレール19の延在方向は、ドレン皿31の延在方向と平行である。よって、後に説明するようにドレン皿31を前側に引き出す際、加熱用ドレン皿51及びガイドレール19は、ドレン皿31を引き出し方向にガイドする。
【0031】
整流板60は、凝縮器20からドレン蒸発装置30に向かう空気の流れを整え、より効果的に空気が蒸発促進部材32の周囲を流れるようにするための部材である。
【0032】
整流板60は、前側の第1整流板61と後側の第2整流板62とから構成されている。第1整流板61と第2整流板62は、水平面、すなわち、底板18に対する傾斜角度が互いに異なる。具体的には、第1整流板61の方が、第2整流板62よりも水平面に対する傾斜角度が大きくなっている。
【0033】
以上のように機器が配置された機械室の内部においては、次のような現象が生じる。
【0034】
まず、樋によって集められたドレンが、加熱用ドレン皿51の内部に貯留される。このドレンは、冷媒配管52によって加熱され、一部が蒸発する。蒸発しなかったドレンは、加熱用ドレン皿51からドレン皿31にオーバーフローする。
【0035】
ドレン皿31内のドレンは、蒸発促進部材32に吸収される。すなわち、蒸発促進部材32は、その内部にドレンが満たされた状態となる。
【0036】
送風機40が稼働することで、機械室内に空気の流れが生じる。前側通気部17(図1参照)を通過して空気が外部から機械室に入り込む。この空気は、凝縮器20の周囲を流れ加熱される。その後、空気は送風機40を通過し、整流板60によって整流され、ドレン蒸発装置30に達する。このとき、空気は、蒸発促進部材32の周囲を流れ、蒸発促進部材32内に満たされているドレンを蒸発させ、蒸発したドレンを同伴してショーケース1の後方から外部に排出される。
【0037】
凝縮器20の上流側に、前側板部材16(図1参照)、右側板部材13(図1参照)及び凝縮器20によって少なくとも部分的に取り囲まれる、平面視で三角形状又は台形状の空間が形成されている。よって、送風機40は、前側通気部17を介して、外部から空気をスムーズに吸い込むことができる。言い換えると、凝縮器20及びドレン蒸発装置30等を、前側板部材16に対して傾斜した状態で配置することによって、凝縮器20の右側に十分に広い空間を確保することができ、吸気効率を上げることができる。
【0038】
なお、前側通気部17は、凝縮器20よりも右側つまり空気の流線上の上流側であれば、どこに設けられていても良く、前側板部材16の全体に設けられていても良いし、凝縮器20よりも右側に位置する部分のみに設けられていても良い。
【0039】
また、ドレン蒸発装置30の下流側に、左側板部材14(図1参照)及びドレン蒸発装置30によって少なくとも部分的に取り囲まれる、平面視で三角形状又は台形状の空間が形成されている。よって、送風機40は、ドレン蒸発装置30よりも下流側、具体的には、ドレン蒸発装置30と左側板部材14との間で空気を滞留させることなく、後方の開口部を介して空気をスムーズに外部に排出することができる。言い換えると、凝縮器20及びドレン蒸発装置30等を、前側板部材16に対して傾斜した状態で配置することによって、ドレン蒸発装置30の左側に十分に広い空間を確保することができ、排気効率を上げることができる。
【0040】
なお、前側に配置されている第1整流板61は、後側に配置されている第2整流板62よりも、水平面に対する傾斜角度が大きい。逆に言うと、後側に配置されている第2整流板62は、前側に配置されている第1整流板61よりも、水平面に対する傾斜角度が小さい。よって、前側通気部17を介して前側から機械室内に吸い込まれた空気が、機械室の中で、前寄り部分で多く流れ後寄り部分で少なく流れるという空気の流れの偏りが発生することを防止することができる。すなわち、より効率的に空気を流し、加熱し、ドレンを蒸発させることができる。
【0041】
また、ドレン蒸発装置30が引き出される前の機械室の状態を示す図5Aから明らかなように、ドレン蒸発装置30の前側には、前側板部材16以外の部材がない。よって、前側板部材16をショーケース1から取り外すだけで、ドレン蒸発装置30を、他の装置、例えば凝縮器20から独立して、ショーケース1の前側に容易に引き出すことができる。ドレン蒸発装置30が引き出された後の機械室の状態が図5Bに示されている。
【0042】
よって、本実施形態に係るショーケース1においては、ドレン蒸発装置30のみを前側に引き出して、ドレン蒸発装置30のメンテナンスを非常に容易に行うことができる。
【0043】
また、ドレン蒸発装置30と、ガイドレール19及び加熱用ドレン皿51との間には、わずかな隙間が形成されている。よって、ガイドレール19及び加熱用ドレン皿51に沿ってある程度引き出した後は、左側板部材14(図1参照)と平行な方向に、ドレン蒸発装置30を引き出すことが可能である。よって、ショーケース1の左側が、ショーケース1を設置する部屋の壁面に接していても、ドレン蒸発装置30を前側に引き出すことができる。
【0044】
(変形例)
なお、機械室内の機器の配置は、これまでに説明したものとは左右対称となっていても良い。すなわち、凝縮器20が機械室の左側に配置されており、ドレン蒸発装置30が凝縮器20の右側に配置されていても良い。
【0045】
この場合、左側から順に、凝縮器20、送風機40、整流板60、ドレン加熱装置50、ドレン蒸発装置30及びガイドレール19が配置されており、凝縮器20は前側ほどショーケース1の左端から離れるように配置される。また、この場合、前側板部材16(図1参照)、左側板部材14(図1参照)及び凝縮器20によって少なくとも部分的に取り囲まれる、平面視で三角形状又は台形状の空間が形成される。また、この場合、右側板部材13(図1参照)及びドレン蒸発装置30によって少なくとも部分的に取り囲まれる、平面視で三角形状又は台形状の空間が形成される。
【0046】
このように機器が配置されていても、図1図5Bを参照しながら説明したショーケース1と同様の効果が得られる。
【0047】
また、送風機40は、凝縮器20及びドレン蒸発装置30から独立して、前側に引き出し可能となるように、底板18上に配置されていても良い。この場合、送風機40のみを前側に引き出して、送風機40のメンテナンスを非常に容易に行うことができる。
【0048】
(第2の実施形態)
次に、図6及び図7を参照しながら、第2の実施形態に係るショーケース2について説明する。図6は、第2の実施形態に係るショーケース2の斜視図である。また、図7は、第2の実施形態に係るショーケース2の配置例を示す図である。
【0049】
本実施の形態の説明においても、左側あるいは右側なる記載は、ショーケースそのものの左側あるいは右側を意味する。すなわちショーケース2の後ろ側からショーケース2を見た場合の左側あるいは右側を意味している。
【0050】
図6に示されるように、本実施形態に係るショーケース2の右側板部材13は、右側通気部13aを有している。右側通気部13aは、陳列室Rよりも下側に位置している。すなわち、右側通気部13aを介して、空気が外部から機械室に流入可能である。他の構成は、第1の実施形態に係るショーケース1と同様に構成されている。
【0051】
本実施形態に係るショーケース2は、図7に示されるように、従来型のショーケース7の左側に隣接して配置することができる。従来型のショーケース7とは、陳列室Rの下に、脚部を有するものの、機械が配置された機械室を有していないショーケースである。つまり、従来型のショーケース7の最下部には、外部との通気が自在な空間が広がっている。なお、従来型のショーケース7の右側には側板70が配置されており、左側には板状の部材は配置されていない。
【0052】
図7に示されるように配置された場合、本実施形態に係るショーケース2の機械室内を、空気は右側から左側に向けて、何ら支障なく、流れることができる。この場合、空気の流れが右側から左側へ直線状に流れることになるので、第1の実施形態に係るショーケース1と比較してさらに吸気効率が上がる。ひいては、凝縮器の放熱量が増加し、そのため、省エネルギー効果も向上する。
【0053】
(変形例)
なお、ショーケース2の左側面を構成する左側板部材14は、陳列室Rよりも下側に位置する左側通気部(不図示)を有する場合、凝縮器20が機械室の左側に配置されており、ドレン蒸発装置30が凝縮器20の右側に配置されていても良い。この場合、本実施形態に係るショーケース2を、従来型のショーケース7の右側に隣接して配置することができる。ただし、この場合、従来型のショーケース7の側板70は、従来型のショーケース7の左側に配置する必要がある。
【0054】
また、本実施形態においては、右側板部材13が有する右側通気部13aまたは左側板部材14が有する左側通気部(不図示)を介して、外部から機械室に空気が吸い込まれる。よって、必ずしも凝縮器20及びドレン蒸発装置30は、傾斜して配置されていなくても良い。つまり、本実施形態に係るショーケース2においては、凝縮器20の延在方向及びドレン蒸発装置30の延在方向は、前側板部材16(図1参照)の延在方向に対して直交していても良い。言い換えると、凝縮器20、ドレン蒸発装置30、送風機40、ドレン加熱装置50及び整流板60は、右側板部材13及び左側板部材14と平行な方向に延在していても良い。
【0055】
このように機器が配置されていても、送風機40は、凝縮器20からドレン蒸発装置30に向かう気流を発生させることができる。また、この気流は、ドレン蒸発装置30においてドレンを蒸発させることができる。さらに、ドレン蒸発装置30を、凝縮器20とは独立して単独で前側に引き出して、非常に容易にメンテナンスを行うことができる。
【0056】
なお、本発明が、これまでに具体的に説明されたものに限られず、各実施形態で説明された具体的構成を種々変更したり組み合わせたりすることができることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明は、ショーケースに広く利用可能である。
【符号の説明】
【0058】
1、2、7 ショーケース
11 陳列棚
12 デックパン
13 右側板部材
13a 右側通気部
14 左側板部材
15 カバー
16 前側板部材
17 前側通気部
18 底板
19 ガイドレール
20 凝縮器
30 ドレン蒸発装置
31 ドレン皿
32 蒸発促進部材
40 送風機
50 ドレン加熱装置
51 加熱用ドレン皿
52 冷媒配管
60 整流板
61 第1整流板
62 第2整流板
70 側板
R 陳列室
図1
図2
図3
図4
図5A
図5B
図6
図7