【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と判定部と配信部とを備える。取得部は、電子商店街に出店している店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報であるスタンプをユーザに対して視認させるための画像を含む情報であるスタンプカードであって、店舗毎に発行されるスタンプカードに関するカード情報を取得する。判定部は、取得部によって取得されたカード情報に基づいて、電子商店街を利用する所定のユーザが電子商店街に出店している所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する。配信部は、判定部によって所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定された場合に、所定のユーザに対して、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを配信する。
電子商店街に出店している店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報であるスタンプをユーザに対して視認させるための画像を含む情報であるスタンプカードであって、前記店舗毎に発行されるスタンプカードに関するカード情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得されたカード情報に基づいて、前記電子商店街を利用する所定のユーザが前記電子商店街に出店している所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記所定のユーザが前記所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定された場合に、前記所定のユーザに対して、前記電子商店街に出店している複数の店舗のうち、前記所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを配信する配信部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
前記判定部によって前記所定のユーザが前記所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定された場合に、前記電子商店街に出店している複数の店舗のうち、前記所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを生成する生成部
をさらに備え、
前記配信部は、
前記所定のユーザに対して、前記生成部によって生成されたコンテンツを配信する
ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の情報処理装置。
電子商店街に出店している店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報であるスタンプをユーザに対して視認させるための画像を含む情報であるスタンプカードであって、前記店舗毎に発行されるスタンプカードに関するカード情報を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得されたカード情報に基づいて、前記電子商店街を利用する所定のユーザが前記電子商店街に出店している所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する判定手順と、
前記判定手順によって前記所定のユーザが前記所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定された場合に、前記所定のユーザに対して、前記電子商店街に出店している複数の店舗のうち、前記所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを配信する配信手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0012】
〔1.情報処理の一例〕
まず、
図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図1に示す情報処理は、ユーザ端末10と情報処理装置100とによって行われる。
【0013】
ユーザ端末10は、ショッピングサービスを利用するユーザにより使用される情報処理装置である。ユーザ端末10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。
図1は、ユーザ端末10がスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、ユーザ端末10をユーザと同一視する場合がある。すなわち、以下では、ユーザをユーザ端末10と読み替えることもできる。
【0014】
また、以下では、ユーザID「U1」により特定されるユーザを「ユーザU1」とする場合がある。このように、以下では、「ユーザU*(*は任意の数値)」と記載した場合、そのユーザはユーザID「U*」により特定されるユーザであることを示す。例えば、「ユーザU2」と記載した場合、そのユーザはユーザID「U2」により特定されるユーザである。
【0015】
情報処理装置100は、ショッピングサービスを提供するサーバ装置である。ここで、情報処理装置100が提供するショッピングサービスは、インターネットを介して商品を販売する複数の店舗の商品販売ページを一つのサービスにまとめて、様々な商品を販売する、いわゆる電子商店街(あるいは電子モール)と称されるサービスである。例えば、情報処理装置100は、電子商店街に出店している店舗が取り扱う商品等の検索サービスをユーザに対して提供する。
【0016】
図1に示す例では、ユーザU1は、ショッピングサービスを利用して飲料水を購入しようとしている。ユーザ端末10は、ユーザU1の操作に応じて、飲料水に関する検索クエリである「ミネラルウォーター」を情報処理装置100に送信する。なお、飲料水は、例えば日用品のように、電子商店街に出店している多数の店舗が取り扱っている商品の一例である。情報処理装置100は、ユーザ端末10から検索クエリである「ミネラルウォーター」を受け付ける。情報処理装置100は、検索クエリである「ミネラルウォーター」を受け付けるとともに、検索クエリである「ミネラルウォーター」に関する検索結果が表示されるコンテンツの配信要求をユーザ端末10から受け付ける(ステップS11)。情報処理装置100は、商品等の検索サービスのデータベースを参照して、検索結果として表示される商品を販売する店舗として、検索クエリである「ミネラルウォーター」に対応する商品である「飲料水」を販売する店舗S1と店舗S3を選択する。
【0017】
続いて、情報処理装置100は、店舗S1と店舗S3を選択すると、電子商店街に出店している店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報であるスタンプをユーザに対して視認させるための画像を含む情報であるスタンプカードであって、電子商店街に出店している店舗毎に発行されるスタンプカードに関するカード情報を取得する(ステップS12)。例えば、情報処理装置100は、後述するカード情報記憶部123を参照して、検索結果として表示される商品を販売する店舗として選択した店舗S1と店舗S3で発行されたスタンプカードに関するカード情報を取得する。
【0018】
続いて、情報処理装置100は、取得したカード情報に基づいて、ユーザU1が検索結果として選択された店舗S1と店舗S3で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する(ステップS13)。情報処理装置100は、取得したカード情報に基づいて、ユーザU1が店舗S1で発行されたスタンプカードSC11を所持していると判定する。また、情報処理装置100は、取得したカード情報に基づいて、ユーザU1が店舗S3で発行されたスタンプカードを所持していないと判定する。
【0019】
続いて、情報処理装置100は、ユーザU1が店舗S1で発行されたスタンプカードSC11を所持していると判定すると、店舗S1が発行したスタンプカードSC11に関するカード情報が表示されるコンテンツを生成する(ステップS14)。
【0020】
具体的には、情報処理装置100は、店舗S1が発行したスタンプカードSC11に関するカード情報が表示されるコンテンツとして、商品である「飲料水」に関する検索結果が表示されるコンテンツC2を生成する。例えば、情報処理装置100は、2つの部分コンテンツを含むコンテンツC2を生成する。一つ目に、情報処理装置100は、検索結果として表示される商品である「飲料水」を販売する店舗S1に関する画像が表示される部分コンテンツを生成する。情報処理装置100は、店舗S1で販売している「飲料水」の画像G21の左斜め上方に位置するように、店舗S1が発行したスタンプカードSC11の画像G23が重畳して表示されるような部分コンテンツを生成する。また、生成部134は、画像G21の右下に位置するように、店舗S1に対する注文によってスタンプカードSC11に押下される3個目のスタンプを獲得できることをユーザU1に対して知らせる画像G25が表示されるような部分コンテンツを生成する。
【0021】
二つ目に、情報処理装置100は、検索結果として表示される商品である「飲料水」を販売する店舗S3に関する画像が表示される部分コンテンツを生成する。情報処理装置100は、店舗S3で販売している「飲料水」の画像G22の左斜め上方に位置するように、店舗S3が発行するスタンプカードを未所持であることをユーザU1に対して知らせる画像G24が重畳して表示されるような部分コンテンツを生成する。また、情報処理装置100は、画像G22の右下に位置するように、店舗S3がスタンプカードの発行店舗であることをユーザU1に対して知らせる画像G26が表示されるような部分コンテンツを生成する。
【0022】
続いて、情報処理装置100は、取得したカード情報に基づいて、検索結果として選択した店舗の並び順を決定する。具体的には、情報処理装置100は、ユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かに基づいて、検索結果として抽出された店舗の並び順を決定する。例えば、情報処理装置100は、ユーザU1がスタンプカードを所持していないと判定した店舗S3よりも、ユーザU1がスタンプカードを所持していると判定した店舗S1の方が上位に表示されるように、検索結果として選択した店舗の並び順を決定する。続いて、情報処理装置100は、決定した並び順で検索結果として選択した店舗が表示されるコンテンツC2を生成する。
【0023】
続いて、情報処理装置100は、コンテンツC2を生成すると、生成したコンテンツC2を要求元であるユーザ端末10に配信する(ステップS15)。ユーザ端末10は、コンテンツC2を受信すると、受信したコンテンツC2を画面に表示する。
【0024】
ユーザU1は、ユーザ端末10の画面に表示された検索結果を閲覧して、店舗S1と店舗S3のいずれかで同じ飲料水を購入するのであれば、ユーザU1がスタンプカードSC11を所持している店舗S1で飲料水を購入しようと考えたとする。そして、ユーザ端末10は、ユーザU1によって店舗S1の画像G21が選択されると、店舗S1の画像G21に含まれる商品「飲料水」に関する詳細情報を表示するコンテンツの配信要求を情報処理装置100に送信する。情報処理装置100は、店舗S1の画像G21に含まれる商品「飲料水」に関する詳細情報を表示するコンテンツの配信要求をユーザ端末10から受け付ける。情報処理装置100は、商品等の検索サービスのデータベースを参照して、商品に関する詳細情報に対応する商品を販売する店舗として、ユーザU1によって選択された画像G21に対応する商品「飲料水」を販売する店舗S1を選択する。
【0025】
続いて、情報処理装置100は、店舗S1を選択すると、後述するカード情報記憶部123を参照して、商品に関する詳細情報に対応する商品を販売する店舗として選択した店舗S1で発行されたスタンプカードに関するカード情報を取得する。続いて、情報処理装置100は、取得したカード情報に基づいて、ユーザU1が店舗S1で発行されたスタンプカードSC11を所持していると判定する。続いて、情報処理装置100は、ユーザU1が店舗S1で発行されたスタンプカードSC11を所持していると判定すると、店舗S1が発行したスタンプカードSC11に関するカード情報が表示されるコンテンツを生成する。
【0026】
具体的には、情報処理装置100は、店舗S1が発行したスタンプカードSC11に関するカード情報が表示されるコンテンツとして、商品である「飲料水」に関する詳細情報が表示されるコンテンツC3を生成する。例えば、情報処理装置100は、店舗S1で販売している「飲料水」の画像G31の右下に位置するように、店舗S1に対する注文によってスタンプカードSC11に押下される3個目のスタンプを獲得できることをユーザU1に対して知らせる画像G33が表示されるような部分コンテンツを生成する。また、情報処理装置100は、部分コンテンツの右斜め上方に位置するように、店舗S1が発行したスタンプカードSC11の画像G32が重畳して表示されるようなコンテンツC3を生成する。続いて、情報処理装置100は、コンテンツC3を生成すると、生成したコンテンツC3を要求元であるユーザ端末10に配信する。
【0027】
上述したように、情報処理装置100は、電子商店街に出店している店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報であるスタンプをユーザに対して視認させるための画像を含む情報であるスタンプカードであって、店舗毎に発行されるスタンプカードに関するカード情報を取得する。また、情報処理装置100は、取得したカード情報に基づいて、電子商店街を利用する所定のユーザが電子商店街に出店している所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する。そして、情報処理装置100は、所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定した場合に、所定のユーザに対して、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを配信する。これにより、情報処理装置100は、個々のユーザに対して、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、個々のユーザに応じたスタンプカードに関するカード情報を視認させることができる。すなわち、情報処理装置100は、個々のユーザに対して、電子商店街に出店している複数の店舗の中から、個々のユーザがスタンプカードを所持している店舗を選択し、選択した店舗で商品を購入する動機付けを与えることができる。したがって、情報処理装置100は、電子商店街に出店する店舗毎の来客を促すことができる。
【0028】
〔2.情報処理システムの構成〕
次に、
図2を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。
図2は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。
図2に例示するように、実施形態に係る情報処理システム1には、ユーザ端末10と、店舗端末20と、情報処理装置100とが含まれる。これらの各種装置は、ネットワークN(例えば、インターネット)を介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、
図2に示した情報処理システム1には、任意の数のユーザ端末10と任意の数の店舗端末20と任意の数の情報処理装置100とが含まれていてもよい。
【0029】
ユーザ端末10は、ユーザU1の操作に応じて、ショッピングサービスに関する各種のコンテンツの配信要求を情報処理装置100に送信する。例えば、ユーザ端末10は、ユーザU1の操作に応じて、ユーザU1によって入力された検索クエリを情報処理装置100に送信するとともに、検索クエリであるに関する検索結果が表示されるコンテンツの配信要求を情報処理装置100に送信する。例えば、ユーザ端末10は、ユーザU1の操作に応じて、ユーザU1によって選択された商品画像に対応する商品の詳細情報が表示されるコンテンツの配信要求を情報処理装置100に送信する。
【0030】
店舗端末20は、店舗S1の管理者M1の操作に応じて、ショッピングサービスに出店している店舗を運営するための店舗運営ツールを利用するためのコンテンツの配信要求を情報処理装置100に送信する。情報処理装置100は、店舗端末20の要求に応じて、店舗運営ツールを利用するためのコンテンツを店舗端末20に配信する。店舗端末20は、店舗運営ツールを利用するためのコンテンツを受信すると、店舗端末20の画面に受信したコンテンツを表示する。店舗端末20は、店舗S1の管理者M1の操作に応じて、店舗運営ツールの中からスタンプカードの設定に関するタブが選択されると、スタンプカードの設定に関する情報を入力する画面に対応するコンテンツの配信要求を情報処理装置100に送信する。情報処理装置100は、店舗端末20の要求に応じて、スタンプカードの設定に関する情報を入力する画面に対応するコンテンツを店舗端末20に配信する。店舗端末20は、スタンプカードの設定に関する情報を入力する画面に対応するコンテンツを受信すると、店舗端末20の画面に受信したコンテンツを表示する。店舗端末20は、店舗S1の管理者M1の操作に応じて、店舗S1に関する特典情報として、店舗S1が発行するスタンプカードの特典の内容やスタンプカードの有効期限に関する特典情報を情報処理装置100に送信する。
【0031】
また、店舗端末20は、ショッピングサービスの店舗運営ツールを介して、店舗S1に対するユーザU1の注文に関する注文情報を情報処理装置100から取得する。店舗S1の管理者M1は、店舗運営ツールを介して、ユーザU1の注文に関する代金の入金状況を確認する。店舗端末20は、店舗S1の管理者M1の操作に応じて、ユーザU1の注文に関する代金の入金確認の完了連絡を情報処理装置100に送信する。
【0032】
情報処理装置100は、
図1で説明した情報処理を行うサーバ装置である。情報処理装置100は、ユーザU1に対しては、ショッピングサービスを提供する。また、情報処理装置100は、ショッピングサービスに出店している店舗S1に対しては、店舗S1を運営するための様々な運営ツールを提供する。
【0033】
〔3.情報処理装置の構成〕
次に、
図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。
図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。
図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
【0034】
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、ユーザ端末10と、店舗端末20との間で情報の送受信を行う。
【0035】
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、
図3に示すように、注文情報記憶部121と、特典情報記憶部122と、カード情報記憶部123と、コンテンツ記憶部124とを有する。
【0036】
(注文情報記憶部121)
注文情報記憶部121は、ショッピングサービスに出店している店舗に対するユーザの注文に関する各種の情報を記憶する。
図4に、実施形態に係る注文情報記憶部の一例を示す。
図4に示す例では、注文情報記憶部121は、「注文ID」、「注文日時」、「ユーザID」、「店舗ID」、「入金確認日時」、「入金確認」といった項目を有する。
【0037】
「注文ID」は、ショッピングサービスに出店している店舗に対するユーザの注文を識別するための識別情報を示す。
図4の1レコード目に示す例では、注文ID「A1」で識別される注文(注文A1)は、店舗S2に対するユーザU1の注文を示す。
【0038】
「注文日時」は、ユーザによる注文手続が完了した日時の情報を示す。
図4の1レコード目に示す例では、注文日時「2018/6/1 PM15:00」は、ユーザU1による注文A1に関する注文手続が完了した日時が2018年6月1日の午後15:00であることを示す。
【0039】
「ユーザID」は、注文者であるユーザを識別するための識別情報を示す。
図4の1レコード目に示す例では、ユーザID「U1」で識別されるユーザ(ユーザU1)は、注文A1の注文者であることを示す。
【0040】
「店舗ID」は、ユーザが商品を注文した店舗を識別するための識別情報を示す。
図4の1レコード目に示す例では、店舗ID「S2」で識別される店舗(店舗S2)は、ユーザU1が商品を注文した店舗であることを示す。
【0041】
「入金確認日時」は、店舗による注文に関する入金の確認が完了した日時の情報を示す。
図4の1レコード目に示す例では、注文日時「2018/6/1 PM16:00」は、店舗S2による注文A1に関する入金の確認が完了した日時が2018年6月1日の午後16:00であることを示す。
【0042】
「入金確認」は、店舗による注文に関する入金の確認が完了しているか否かを示す。
図4の1レコード目に示す例では入金確認「済」は、店舗S2による注文A1に関する入金の確認が完了していることを示す。
図4の2レコード目に示す例では入金確認「未」は、店舗S2による注文A2に関する入金の確認がまだ完了していないことを示す。
【0043】
(特典情報記憶部122)
特典情報記憶部122は、スタンプカードの特典に関する各種の情報を記憶する。
図5に、実施形態に係る特典情報記憶部の一例を示す。
図5に示す例では、特典情報記憶部122は、「店舗ID」、「有効期限」、「第1特典」、「第2特典」といった項目を有する。「第1特典」と「第2特典」は、さらに、「利用可能条件」、「特典内容」、「利用期限」といった小項目を有する。
【0044】
「店舗ID」は、スタンプカードの発行店舗を識別するための識別情報を示す。
図5の1レコード目に示す例では、店舗ID「S1」で識別される店舗(店舗S1)は、スタンプカードを発行している店舗であることを示す。
【0045】
「有効期限」は、店舗が発行するスタンプカードの有効期限を示す。
図5の1レコード目に示す例では、有効期限「2018/5/1〜2018/7/31」は、店舗S1が発行するスタンプカードの有効期限が2018年5月1日から2018年7月31日までであることを示す。
【0046】
「第1特典」は、スタンプカードの第1特典に関する情報を示す。第1特典とは、スタンプカードの発行店舗に関する特典であって、スタンプカードを利用して所定数のスタンプを集めたユーザに対して提供される最初の特典である。
【0047】
「利用可能条件」は、スタンプカードの第1特典を利用するための条件を示す。
図5の1レコード目に示す例では、利用可能条件「第2スタンプ2個」は、店舗S1が発行するスタンプカードの第1特典を利用するための条件が第2スタンプを2個集めることであることを示す。
【0048】
「特典内容」は、スタンプカードの第1特典の内容を示す。
図5の1レコード目に示す例では、特典内容「店舗内全品対象10%OFFクーポン」は、店舗S1が発行するスタンプカードの第1特典の内容が店舗S1内の全品を対象とする商品代金の10%OFFクーポンであることを示す。
【0049】
「利用期限」は、スタンプカードの第1特典の利用期限を示す。
図5の1レコード目に示す例では、利用期限「30日間」は、店舗S1が発行するスタンプカードの第1特典の利用期限が、第1特典の獲得日を含む30日間であることを示す。
【0050】
「第2特典」は、スタンプカードの第2特典に関する情報を示す。第2特典とは、スタンプカードの発行店舗に関する特典であって、スタンプカードを利用して所定数のスタンプを集めたユーザに対して提供される二つ目の特典である。
【0051】
「利用可能条件」は、スタンプカードの第2特典を利用するための条件を示す。
図5の1レコード目に示す例では、利用可能条件「第2スタンプ5個」は、店舗S1が発行するスタンプカードの第2特典を利用するための条件が第2スタンプを5個集めることであることを示す。
【0052】
「特典内容」は、スタンプカードの第2特典の内容を示す。
図5の1レコード目に示す例では、特典内容「店舗内全品対象20%OFFクーポン」は、店舗S1が発行するスタンプカードの第2特典の内容が店舗S1内の全品を対象とする商品代金の20%OFFクーポンであることを示す。
【0053】
「利用期限」は、スタンプカードの第2特典の利用期限を示す。
図5の1レコード目に示す例では、利用期限「30日間」は、店舗S1が発行するスタンプカードの第2特典の利用期限が、第2特典の獲得日を含む30日間であることを示す。
【0054】
(カード情報記憶部123)
カード情報記憶部123は、スタンプカードに関する各種の情報を記憶する。
図6に、実施形態に係るカード情報記憶部の一例を示す。
図6に示す例では、カード情報記憶部123は、「スタンプカードID」、「ユーザID」、「店舗ID」、「スタンプ情報」といった項目を有する。「スタンプ情報」は、さらに、「スタンプ番号」、「注文ID」、「付与日時」、「スタンプ種別」といった小項目を有する。
【0055】
「スタンプカードID」は、スタンプカードを識別するための識別情報を示す。
図6の1レコード目に示す例では、スタンプカードID「SC11」で識別されるスタンプカード(スタンプカードSC11)は、
図1に示すコンテンツC1に表示されている画像G1に対応するスタンプカードを示す。
【0056】
「ユーザID」は、スタンプカードの所持者であるユーザを識別するための識別情報を示す。
図6の1レコード目に示す例では、ユーザID「U1」で識別されるユーザU1は、スタンプカードID「SC11」で識別されるスタンプカード(スタンプカードSC11)の所持者であることを示す。
【0057】
「店舗ID」は、スタンプカードの所持者に対してスタンプカードを発行した店舗を識別するための識別情報を示す。
図6の1レコード目に示す例では、店舗ID「S1」で識別される店舗S1は、ユーザID「U1」で識別されるユーザU1に対してスタンプカードID「SC11」で識別されるスタンプカード(スタンプカードSC11)を発行した店舗であることを示す。
【0058】
「スタンプ情報」は、スタンプカードに含まれる第1スタンプ又は第2スタンプに関する各種の情報を示す。
【0059】
「スタンプ番号」は、スタンプカードに表示される5つのスタンプのそれぞれの位置を示す。
図6の1レコード目に示す例では、スタンプ番号「1」は、スタンプカードSC11に表示される5つのスタンプのうち、1つ目のスタンプの位置を示す。
図6の2レコード目に示す例では、スタンプ番号「2」は、スタンプカードSC11に表示される5つのスタンプのうち、2つ目のスタンプの位置を示す。
図6の3レコード目に示す例では、スタンプ番号「3」は、スタンプカードSC11に表示される5つのスタンプのうち、3つ目のスタンプの位置を示す。
【0060】
「注文ID」は、各スタンプに対応する注文を識別するための識別情報を示す。
図6の1レコード目に示す例では、注文ID「A3」で識別される注文A1は、スタンプカードSC11に表示される5つのスタンプのうち、1つ目のスタンプの位置に付与されたスタンプに対応する注文が注文A3であることを示す。
図6の2レコード目に示す例では、注文ID「A4」で識別される注文A4は、スタンプカードSC11に表示される5つのスタンプのうち、2つ目のスタンプの位置に付与されたスタンプに対応する注文が注文A4であることを示す。
図6の3レコード目に示す例では、注文ID「A5」で識別される注文A5は、スタンプカードSC11に表示される5つのスタンプのうち、3つ目のスタンプの位置に付与されたスタンプに対応する注文が注文A5であることを示す。
【0061】
「付与日時」は、第1スタンプ又は第2スタンプが付与された日時を示す。ここで、第1スタンプとは、ユーザによる注文手続が完了した時点で、ユーザに対して付与される仮のスタンプである。ユーザは、仮のスタンプである第1スタンプを集めても店舗に関する特典を得ることはできない。第1スタンプは、店舗による入金確認が終わった時点で、特典を得るために有効なスタンプである第2スタンプに変更される。第1スタンプは、ユーザによる注文手続が完了した時点で付与されるため、第1スタンプの付与日時は、注文情報記憶部121の「注文日時」と同じ日時を示す。
図6の3レコード目に示す例では、付与日時「2018/6/5 AM12:00」は、スタンプカードSC11の3つ目のスタンプの位置に第1スタンプが付与された日時を示す。また、第1スタンプの付与日時「2018/6/5 AM12:00」は、ユーザU1による注文A5の手続が完了した日時である注文情報記憶部121の注文日時「2018/6/5 AM12:00」に等しい。
【0062】
また、第2スタンプとは、電子商店街に出店している店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報であって、店舗によって注文に関する入金が確認されたことを示す情報である。第2スタンプの付与日時は、第1スタンプが第2スタンプに変更された日時を示す。第2スタンプは、店舗による注文に関する入金確認が完了した時点で第1スタンプから変更されるため、第2スタンプの付与日時は、注文情報記憶部121の「入金確認日時」と同じ日時を示す。
図6の1レコード目に示す例では、付与日時「2018/6/3 AM10:00」は、スタンプカードSC11の1つ目のスタンプの位置に第2スタンプが付与された日時を示す。また、第2スタンプの付与日時「2018/6/3 AM10:00」は、店舗S1による注文A3に関する入金確認が完了した日時である注文情報記憶部121の入金確認日時「2018/6/3 AM10:00」に等しい。
【0063】
「スタンプ種別」は、ユーザに対して付与されたスタンプの種別を示す。
図6の1レコード目に示す例では、スタンプ種別「2」は、付与されたスタンプが第2スタンプであることを示す。
図6の3レコード目に示す例では、スタンプ種別「1」は、付与されたスタンプが第1スタンプであることを示す。
【0064】
(コンテンツ記憶部124)
コンテンツ記憶部124は、各種のコンテンツを記憶する。具体的には、コンテンツ記憶部124は、生成部134によって生成されたコンテンツを記憶する。例えば、コンテンツ記憶部124は、生成部134によって生成されたコンテンツであって、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを記憶する。また、コンテンツ記憶部124は、ユーザがショッピングサービスに出店している店舗に対する注文手続を行うための各種のコンテンツを記憶する。また、コンテンツ記憶部124は、ショッピングサービスに出店している店舗が店舗運営ツールを利用するための各種のコンテンツを記憶する。なお、コンテンツ記憶部124は、音声データ、画像データ、テキストデータ、ゲームデータ、ゲーム形式のデータ等、商品コンテンツのデータをコンテンツIDに対応づけて格納する。また、コンテンツ記憶部124は、各商品コンテンツが所在するURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などをコンテンツIDに対応づけて格納してもよい。
【0065】
(制御部130)
図3の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(生成プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0066】
図3に示すように、制御部130は、サービス提供部131と、取得部132と、判定部133と、生成部134と、配信部135とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、
図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0067】
(サービス提供部131)
サービス提供部131は、ユーザに対してショッピングサービスを提供する。また、サービス提供部131は、ショッピングサービスを介して、電子商取引によって商品を販売する店舗に対するユーザの電子商取引による注文に関する注文情報を取得する。例えば、サービス提供部131は、ショッピングサービスに出店している店舗S1に対する注文手続を行うためのコンテンツの配信要求をユーザ端末10から受け付ける。続いて、サービス提供部131は、コンテンツの配信要求を受け付けると、コンテンツ記憶部124を参照して、ユーザU1がショッピングサービスに出店している店舗S1に対する注文手続を行うためのコンテンツをユーザ端末10に配信する。続いて、サービス提供部131は、ユーザU1の操作によってコンテンツに含まれる購入ボタンが押下されると、店舗S1に対するユーザU1の注文A3に関する注文情報をユーザ端末10から受け付ける。続いて、サービス提供部131は、注文A3に関する注文情報を受け付けると、受け付けた注文A3に関する注文情報を注文情報記憶部121に格納する。続いて、サービス提供部131は、注文情報記憶部121を参照して、注文A3に関する注文情報を取得する。
【0068】
また、サービス提供部131は、ショッピングサービスに出店している店舗に対して、店舗を運営するための店舗運営ツールを提供する。また、サービス提供部131は、店舗から受け付けた特典に関する特典情報を取得する。具体的には、サービス提供部131は、店舗によって設定された特典の有効期限に関する情報を取得する。また、サービス提供部131は、店舗によって設定された特典の内容に関する情報を取得する。例えば、サービス提供部131は、ショッピングサービスに出店している店舗S1を運営するための店舗運営ツールを利用するためのコンテンツの配信要求を店舗端末20から受け付ける。続いて、サービス提供部131は、コンテンツの配信要求を受け付けると、店舗運営ツールを利用するためのコンテンツを店舗端末20に配信する。続いて、サービス提供部131は、スタンプカードの設定に関する情報を入力する画面に対応するコンテンツの配信要求を店舗端末20から受け付ける。続いて、サービス提供部131は、コンテンツの配信要求を受け付けると、スタンプカードの設定に関する情報を入力する画面に対応するコンテンツを店舗端末20に配信する。続いて、サービス提供部131は、店舗S1に関する特典情報として、店舗S1が発行するスタンプカードの特典の内容やスタンプカードの有効期限に関する特典情報を店舗端末20から受け付ける。サービス提供部131は、特典情報を受け付けると、受け付けた特典情報を特典情報記憶部122に格納する。続いて、サービス提供部131は、特典情報記憶部122を参照して、店舗S1から受け付けた特典情報を取得する。
【0069】
また、サービス提供部131は、更新された入金確認に関する情報を取得する。例えば、サービス提供部131は、ショッピングサービスの店舗運営ツールを介して、店舗S1に対するユーザU1の注文A3に関する注文情報を店舗端末20に配信する。続いて、サービス提供部131は、店舗運営ツールを介して、ユーザU1の注文A3に関する入金確認の完了連絡を店舗端末20から受け付ける。続いて、サービス提供部131は、店舗S1から注文A3に関する入金確認の完了連絡を受け付けると、受け付けた情報に基づいて注文情報記憶部121の入金確認に関する情報を更新する。続いて、サービス提供部131は、注文情報記憶部121を参照して、更新された入金確認に関する情報を取得する。
【0070】
また、サービス提供部131は、ショッピングサービスに出店している店舗に対するユーザの電子商取引による注文に関する注文情報に基づいて、ユーザによる注文に関する注文手続が完了したことを示す第1スタンプをユーザに対して付与する。また、サービス提供部131は、ユーザの注文毎に、第1スタンプをユーザに対して付与する。具体的には、サービス提供部131は、取得した注文に関する注文情報に基づいて、ユーザから注文を受け付けたか否かを判定する。例えば、サービス提供部131は、注文情報記憶部121を参照して、ユーザU1から注文A3を受け付けたと判定する。続いて、サービス提供部131は、取得した特典に関する特典情報に基づいて、ユーザから受け付けた注文がスタンプカードの発行店舗に対する注文であるか否かを判定する。例えば、サービス提供部131は、特典情報記憶部122を参照して、ユーザU1から受け付けた注文A3がスタンプカードの発行店舗である店舗S1に対する注文であると判定する。
【0071】
続いて、サービス提供部131は、店舗のスタンプカードをユーザに対して付与済みであるか否かを判定する。サービス提供部131は、店舗のスタンプカードをユーザに対してまだ付与していないと判定した場合は、スタンプカードをユーザに対して付与する。例えば、サービス提供部131は、カード情報記憶部123を参照して、店舗S1のスタンプカードをユーザU1に対してまだ付与していないと判定した場合は、ユーザU1に対して付与するスタンプカードに関するレコードをカード情報記憶部123に新たに追加する。例えば、サービス提供部131は、スタンプカードを識別するスタンプカードID「SC11」とユーザU1を識別するユーザID「U1」とスタンプカードの発行店舗を識別する店舗ID「S1」とを対応付けてカード情報記憶部123に記憶することにより、店舗S1のスタンプカードSC11をユーザU1に対して付与する。
【0072】
続いて、サービス提供部131は、カード情報記憶部123にレコードを追加すると、ユーザU1による注文A3に関する注文手続が完了したことを示す第1スタンプをユーザU1に対して付与する。より具体的には、サービス提供部131は、スタンプカードID「SC11」と対応付けて、第1スタンプが付与されるスタンプ番号「1」のレコードを新たに追加する。また、サービス提供部131は、第1スタンプが付与されるスタンプ番号「1」のレコードとして、第1スタンプに対応する注文ID「A3」と第1スタンプの付与日時とスタンプ種別「1」の情報を含むレコードを新たに追加する。このようにして、サービス提供部131は、スタンプカードを識別するスタンプカードID「SC11」とユーザU1を識別するユーザID「U1」と第1スタンプが付与されるスタンプ番号「1」のレコードとを対応付けてカード情報記憶部123に記憶することにより、第1スタンプをユーザU1に対して付与する。
【0073】
また、サービス提供部131は、店舗のスタンプカードをユーザに対して付与済みであると判定した場合は、ユーザによる注文に関する注文手続が完了したことを示す第1スタンプをユーザに対して付与する。より具体的には、サービス提供部131は、スタンプカードID「SC11」と対応付けて、第1スタンプが付与されるスタンプ番号「N(=2、3、4、5)」のレコードを新たに追加する。例えば、サービス提供部131は、注文情報記憶部121を参照して、ユーザU1から注文A5を受け付けたと判定する。続いて、サービス提供部131は、特典情報記憶部122を参照して、ユーザU1から受け付けた注文A5がスタンプカードの発行店舗である店舗S1に対する注文であると判定する。続いて、サービス提供部131は、カード情報記憶部123を参照して、店舗S1のスタンプカードSC11をユーザU1に対して付与済みであると判定する。続いて、サービス提供部131は、スタンプカードID「SC11」と対応付けて記憶されたスタンプ番号「1」のレコードとスタンプ番号「2」のレコードが存在するので、第1スタンプが付与されるスタンプ番号「3」のレコードを新たに追加する。また、サービス提供部131は、第1スタンプが付与されるスタンプ番号「3」のレコードとして、第1スタンプに対応する注文ID「A5」と第1スタンプの付与日時とスタンプ種別「1」の情報を含むレコードを新たに追加する。このようにして、サービス提供部131は、スタンプカードを識別するスタンプカードID「SC11」とユーザU1を識別するユーザID「U1」と第1スタンプが付与されるスタンプ番号「3」のレコードとを対応付けてカード情報記憶部123に記憶することにより、第1スタンプをユーザU1に対して付与する。
【0074】
また、サービス提供部131は、店舗によって注文に関する入金が確認される前に、ユーザから注文のキャンセルを受け付けた場合は、ユーザに対して付与した第1スタンプを取り消す。具体的には、サービス提供部131は、店舗によって注文に関する入金が確認される前に、ユーザ端末10から注文のキャンセルに関するキャンセル情報を受け付ける。続いて、サービス提供部131は、受け付けたキャンセル情報に基づいて、カード情報記憶部123のスタンプ情報を更新する。より具体的には、サービス提供部131は、受け付けたキャンセル情報に対応するスタンプ番号のレコードをカード情報記憶部123から削除する。
【0075】
また、サービス提供部131は、付与した第1スタンプを、店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報である第2スタンプであって、店舗によって注文に関する入金が確認されたことを示す第2スタンプに変更する。具体的は、サービス提供部131は、取得した注文に関する入金確認に関する情報に基づいて、店舗による入金確認を受け付けたか否かを判定する。例えば、サービス提供部131は、注文情報記憶部121の入金確認の項目を参照して、店舗S1による注文A3に関する入金確認を受け付けたと判定する。続いて、サービス提供部131は、入金確認を受け付けたと判定した場合、店舗による入金確認が行われた注文に対応する第1スタンプが存在するか否かを判定する。例えば、サービス提供部131は、カード情報記憶部123を参照して、店舗S1による入金確認が行われた注文A3に対応する第1スタンプが存在すると判定する。続いて、サービス提供部131は、店舗による入金確認が行われた注文に対応する第1スタンプが存在すると判定した場合、店舗による入金確認が行われた注文に対応する第1スタンプを第2スタンプに変更する。例えば、サービス提供部131は、店舗S1による入金確認が行われた注文A3に対応する第1スタンプを第2スタンプに変更する。より具体的には、サービス提供部131は、スタンプカードID「SC11」と対応付けて格納されているスタンプ番号「1」のレコードのスタンプ種別「1」をスタンプ種別「2」に変更することにより、第1スタンプを第2スタンプに変更する。
【0076】
(取得部132)
取得部132は、電子商店街に出店している店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報であるスタンプをユーザに対して視認させるための画像を含む情報であるスタンプカードであって、店舗毎に発行されるスタンプカードに関するカード情報を取得する。具体的には、取得部132は、ショッピングサービスに関する各種のコンテンツの配信要求をユーザ端末10から受け付けた場合に、カード情報記憶部123を参照して、スタンプカードに関するカード情報を取得する。例えば、取得部132は、ユーザによって入力された検索クエリに関する検索結果が表示されるコンテンツの配信要求をユーザ端末10から受け付けた場合に、商品等の検索サービスのデータベースを参照して、検索結果として表示される商品を販売する店舗を選択する。続いて、取得部132は、カード情報記憶部123を参照して、検索結果として表示される商品を販売する店舗として選択した店舗で発行されたスタンプカードに関するカード情報を取得する。例えば、取得部132は、カード情報記憶部123を参照して、検索結果として表示される商品を販売する店舗として選択した店舗の店舗IDと対応付けて記憶されたカード情報を取得する。
【0077】
また、取得部132は、商品に関する詳細情報を表示するコンテンツの配信要求をユーザ端末10から受け付けた場合に、商品等の検索サービスのデータベースを参照して、商品に関する詳細情報に対応する商品を販売する店舗を選択する。続いて、取得部132は、カード情報記憶部123を参照して、商品に関する詳細情報に対応する商品を販売する店舗として選択した店舗で発行されたスタンプカードに関するカード情報を取得する。例えば、取得部132は、カード情報記憶部123を参照して、商品に関する詳細情報に対応する商品を販売する店舗として選択した店舗の店舗IDと対応付けて記憶されたカード情報を取得する。
【0078】
なお、取得部132は、ショッピングサービスに関するプッシュ通知をユーザ端末10に配信する場合に、カード情報記憶部123を参照して、スタンプカードに関するカード情報を取得してもよい。
【0079】
(判定部133)
判定部133は、取得部132によって取得されたカード情報に基づいて、電子商店街を利用する所定のユーザが電子商店街に出店している所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する。具体的には、判定部133は、取得部132によって取得されたカード情報を参照して、所定のユーザのユーザIDと対応付けて記憶されたカード情報が存在するか否かを判定する。判定部133は、取得部132によって取得されたカード情報の中に、所定のユーザのユーザIDと対応付けて記憶されたカード情報が存在する場合、所定のユーザが電子商店街に出店している所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定する。また、判定部133は、取得部132によって取得されたカード情報の中に、所定のユーザのユーザIDと対応付けて記憶されたカード情報が存在しない場合、所定のユーザが電子商店街に出店している所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持してないと判定する。
【0080】
例えば、判定部133は、検索結果として表示される商品を販売する店舗として選択した店舗の店舗IDと対応付けて記憶されたカード情報の中に、検索元となるユーザのユーザIDと対応付けて記憶されたカード情報が存在するか否かを判定する。
【0081】
また、判定部133は、商品に関する詳細情報に対応する商品を販売する店舗として選択した店舗の店舗IDと対応付けて記憶されたカード情報の中に、商品に関する詳細情報に関するコンテンツの要求元となるユーザのユーザIDと対応付けて記憶されたカード情報が存在するか否かを判定する。
【0082】
(生成部134)
生成部134は、判定部133によって所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定された場合に、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを生成する。ここで、
図7と
図8とを用いて、生成部134によって生成されるコンテンツについて詳しく説明する。
【0083】
図7は、実施形態に係るカード情報が表示されるコンテンツの一例を示す図である。
図7に示す例では、生成部134は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、電子商店街で取り扱う商品に関する検索結果が表示されるコンテンツC2を生成する。また、生成部134は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定の店舗がスタンプカードを利用可能な店舗であることを示す標記が表示されるコンテンツC2を生成する。具体的には、生成部134は、部分コンテンツC21と部分コンテンツC22とを含むコンテンツC2を生成する。
【0084】
生成部134は、検索結果として表示される商品である「飲料水」を販売する店舗S1に関する画像が表示される部分コンテンツC21を生成する。また、生成部134は、店舗S1がスタンプカードを利用可能な店舗であることを示す標記が表示される部分コンテンツC21を生成する。例えば、生成部134は、店舗S1で販売している「飲料水」の画像G21の左斜め上方に位置するように、店舗S1が発行したスタンプカードSC11の画像G23が重畳して表示されるような部分コンテンツC21を生成する。また、生成部134は、画像G21の右下に位置するように、店舗S1に対する注文によってスタンプカードSC11に押下される3個目のスタンプを獲得できることをユーザU1に対して知らせる画像G25が表示されるような部分コンテンツC21を生成する。
【0085】
また、生成部134は、検索結果として表示される商品である「飲料水」を販売する店舗S3に関する画像が表示される部分コンテンツC22を生成する。また、生成部134は、店舗S3がスタンプカードを利用可能な店舗であることを示す標記が表示される部分コンテンツC22を生成する。生成部134は、店舗S3で販売している「飲料水」の画像G22の左斜め上方に位置するように、店舗S3が発行するスタンプカードを未所持であることをユーザU1に対して知らせる画像G24が重畳して表示されるような部分コンテンツC22を生成する。また、生成部134は、画像G22の右下に位置するように、店舗S3がスタンプカードの発行店舗であることをユーザU1に対して知らせる画像G26が表示されるような部分コンテンツC22を生成する。
【0086】
また、生成部134は、取得部132によって取得されたカード情報に基づいて、検索結果として選択した店舗の並び順を決定する。具体的には、生成部134は、電子商店街を利用する所定のユーザが電子商店街に出店している所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かに基づいて、検索結果として選択した店舗の並び順を決定する。例えば、生成部134は、判定部133によって所定のユーザがスタンプカードを所持していないと判定された店舗よりも、判定部133によって所定のユーザがスタンプカードを所持していると判定された店舗の方が上位に表示されるように、検索結果として選択した店舗の並び順を決定する。
図7に示す例では、生成部134は、判定部133によってユーザU1がスタンプカードを所持していないと判定された店舗S3に関する部分コンテンツC22よりも、判定部133によってユーザU1がスタンプカードを所持していると判定された店舗S1に関する部分コンテンツC21の方が上位に表示されるように、検索結果として選択した店舗の並び順を決定する。続いて、生成部134は、検索結果として選択した店舗が決定した並び順で表示されるコンテンツC2を生成する。
【0087】
図8は、実施形態に係るカード情報が表示されるコンテンツの一例を示す図である。
図8に示す例では、生成部134は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、電子商店街で取り扱う商品に関する詳細情報が表示されるコンテンツC3を生成する。具体的には、生成部134は、部分コンテンツC31と部分コンテンツC31に重畳して表示されるようなスタンプカードSC11の画像G32とを含むコンテンツC3を生成する。
【0088】
生成部134は、商品に関する詳細情報に対応する商品である「飲料水」を販売する店舗S1に関する画像が表示される部分コンテンツC31を生成する。生成部134は、店舗S1で販売している「飲料水」の画像G31の右下に位置するように、店舗S1に対する注文によってスタンプカードSC11に押下される3個目のスタンプを獲得できることをユーザU1に対して知らせる画像G33が表示されるような部分コンテンツC31を生成する。
【0089】
また、生成部134は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、店舗S1がスタンプカードを利用可能な店舗であることを示す標記が表示されるコンテンツC3を生成する。また、生成部134は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、電子商店街のサービスに関するコンテンツに重畳して表示されるコンテンツC3を生成する。例えば、生成部134は、部分コンテンツC31の右斜め上方に位置するように、店舗S1が発行したスタンプカードSC11の画像G32が重畳して表示されるようなコンテンツC3を生成する。
【0090】
(配信部135)
配信部135は、判定部133によって所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定された場合に、所定のユーザに対して、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを配信する。具体的には、配信部135は、所定のユーザに対して、生成部134によって生成されたコンテンツを配信する。
【0091】
配信部135は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、電子商店街で取り扱う商品に関する検索結果が表示されるコンテンツを配信する。例えば、配信部135は、検索元のユーザに対して、生成部134によって生成されたコンテンツC2を配信する。
【0092】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定の店舗がスタンプカードを利用可能な店舗であることを示す標記が表示されるコンテンツを配信する。例えば、配信部135は、生成部134によって生成された部分コンテンツC21を含むコンテンツC2を配信する。
【0093】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、取得部132によって取得されたカード情報に基づいて、検索結果として選択した店舗の並び順が決定されたコンテンツを配信する。例えば、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、判定部133によって所定のユーザがスタンプカードを所持していないと判定された店舗よりも、判定部133によって所定のユーザがスタンプカードを所持していると判定された店舗の方が上位に表示されるように、検索結果として選択した店舗の並び順が決定されたコンテンツを配信する。
図7に示す例では、配信部135は、判定部133によってユーザU1がスタンプカードを所持していないと判定された店舗S3に関する部分コンテンツC22よりも、判定部133によってユーザU1がスタンプカードを所持していると判定された店舗S1に関する部分コンテンツC21の方が上位に表示されるように、検索結果として選択した店舗の並び順が決定されたコンテンツC2を配信する。
【0094】
また、配信部135は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、電子商店街で取り扱う商品に関する詳細情報が表示されるコンテンツを配信する。例えば、配信部135は、商品に関する詳細情報に関するコンテンツの要求元となるユーザに対して、生成部134によって生成されたコンテンツC3を配信する。
【0095】
また、配信部135は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、電子商店街のサービスに関するコンテンツに重畳して表示されるコンテンツを配信する。例えば、配信部135は、商品に関する詳細情報に関するコンテンツの要求元となるユーザに対して、部分コンテンツC31と部分コンテンツC31に重畳して表示されるスタンプカードSC11の画像G32とを含むコンテンツC3を配信する。
【0096】
〔4.情報処理のフロー〕
次に、
図13を用いて、実施形態に係る情報処理の手順について説明する。
図13は、実施形態に係る情報処理手順を示すフローチャートである。
図13に示す例では、情報処理装置100は、店舗毎に発行されるスタンプカードに関するカード情報を取得したか否かを判定する(ステップS401)。情報処理装置100は、店舗毎に発行されるスタンプカードに関するカード情報を取得していないと判定した場合(ステップS401;No)、処理を終了する。
【0097】
情報処理装置100は、店舗毎に発行されるスタンプカードに関するカード情報を取得したと判定した場合(ステップS401;Yes)、所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する(ステップS402)。情報処理装置100は、所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していないと判定した場合(ステップS402;No)、所定のユーザが他の店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する(ステップS402)。
【0098】
情報処理装置100は、所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定した場合(ステップS402;Yes)、所定のユーザが所持するスタンプカードのカード情報が表示されるコンテンツを生成する(ステップS403)。
【0099】
続いて、情報処理装置100は、生成したコンテンツを所定のユーザのユーザ端末10に配信する(ステップS404)。
【0100】
〔5.変形例〕
上述した実施形態に係る情報処理システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理システム1の他の実施形態について説明する。なお、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0101】
〔5−1.注文完了画面へのカード情報の表示〕
配信部135は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定の店舗に対する注文手続が完了したことを示す注文完了画面に対応するコンテンツを配信する。この点について、
図9を用いて詳しく説明する。
【0102】
図9は、実施形態に係るカード情報が表示されるコンテンツの一例を示す図である。例えば、
図9は、
図1に示したユーザU1が、
図7で飲料水に関する検索結果を閲覧し、
図8で商品に関する詳細情報を閲覧した後に、店舗S1に対して飲料水の注文手続を完了した場合に表示される画面を示す。
図9に示す例では、生成部134は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、店舗S1に対する注文手続が完了したことを示す注文完了画面に対応するコンテンツC4を生成する。具体的には、生成部134は、部分コンテンツC41と部分コンテンツC42と部分コンテンツC43とを含むコンテンツC4を生成する。
【0103】
生成部134は、飲料水の注文手続を行ったユーザU1に対して、ユーザU1による注文手続が完了したことを示す文字情報を含む部分コンテンツC41を生成する。
【0104】
また、生成部134は、店舗S1がユーザU1に対して発行したスタンプカードSC11の画像G41が表示される部分コンテンツC42を生成する。生成部134は、スタンプカードSC11の発行店舗の店舗名を表示する部分画像P41と、スタンプカードSC11に押下されている第1スタンプ又は第2スタンプを表示する部分画像P42と、店舗S1によって設定されたスタンプカードSC11の有効期限を表示する部分画像P43とを含む部分コンテンツC42を生成する。なお、部分画像P42は、1個目のスタンプが第2スタンプであることを示す画像ST1と、2個目のスタンプが第2スタンプであることを示す画像ST2と、3個目のスタンプが第1スタンプであることを示す画像ST3とを含む。
【0105】
また、生成部134は、ユーザU1が店舗S1であと2回注文手続を行うと、4個目のスタンプと5個目のスタンプが押下されて、第2特典が利用可能となることを示す部分コンテンツC43を生成する。生成部134は、店舗S1であと2回注文手続を行った場合に利用可能な特典を確認するようユーザU1に対して促すリンクの画像G42を含む部分コンテンツC43を生成する。
【0106】
配信部135は、所定の店舗に対する注文手続が完了したことを示す注文完了画面に対応するコンテンツとして、飲料水の注文手続を行ったユーザU1に対して、生成部134によって生成されたコンテンツC4を配信する。
【0107】
〔5−2.スタンプカードの枚数の表示〕
配信部135は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定のユーザが所持するスタンプカードの数を示す標記が表示されるコンテンツを配信する。この点について、
図10を用いて詳しく説明する。
【0108】
図10は、実施形態に係るカード情報が表示されるコンテンツの一例を示す図である。
図10に示す例では、生成部134は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、ショッピングサービスのトップ画面に対応するコンテンツC5を生成する。具体的には、生成部134は、部分コンテンツC51と部分コンテンツC52とを含むコンテンツC5を生成する。
【0109】
生成部134は、ショッピングサービスのトップ画面を訪れたユーザU1のショッピングサービスにおける注文履歴一覧やカート一覧、最近チェックした商品、お気に入りリスト等の購買履歴に関する情報にリンクされた見出しを表示する部分コンテンツC51を生成する。
【0110】
また、生成部134は、ショッピングサービスのトップ画面を訪れたユーザU1がショッピングサービスで獲得したクーポン一覧や獲得済みスタンプカード一覧等の獲得済みの特典に関する情報にリンクされた見出しと獲得済みのスタンプカードの枚数を表示する部分P52を含む部分コンテンツC52を生成する。
【0111】
配信部135は、所定のユーザが所持するスタンプカードの数を示す標記が表示されるコンテンツとして、ショッピングサービスのトップ画面を訪れたユーザU1に対して、生成部134によって生成されたコンテンツC5を配信する。
【0112】
〔5−3.獲得済みスタンプカード一覧〕
配信部135は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定のユーザが所持するスタンプカードの一覧が表示されるコンテンツを配信する。また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していることを示す標記が表示されるコンテンツを配信する。この点について、
図11を用いて詳しく説明する。
【0113】
図11は、実施形態に係るカード情報が表示されるコンテンツの一例を示す図である。例えば、
図11は、
図10でショッピングサービスのトップ画面を訪れたユーザU1が、獲得済みスタンプカード一覧にリンクされた見出しを選択した場合に表示される画面を示す。
図11に示す例では、生成部134は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、ユーザU1が所持するスタンプカードの一覧が表示されるコンテンツC6を生成する。具体的には、生成部134は、部分コンテンツC61と部分コンテンツC62と部分コンテンツC63と部分コンテンツC64とを含むコンテンツC6を生成する。
【0114】
生成部134は、スタンプカードの利用を促す文字情報や画像情報、スタンプカードの詳しい利用方法に関する情報に遷移するリンクを含む部分コンテンツC61を生成する。
【0115】
また、生成部134は、ユーザU1が所持するスタンプカードの一覧を並び替える基準を選択する項目として「スタンプを獲得した順」、「カードの有効期限が近い順」、「スタンプが多い順」の3つの項目を含む部分コンテンツC62を生成する。
【0116】
また、生成部134は、店舗S1がユーザU1に対して発行したスタンプカードSC11に関するカード情報が表示される部分コンテンツC63を生成する。例えば、生成部134は、スタンプカードSC11の画像G61と、店舗S1に関する特典1が利用可能であることを視認させる画像G63と、店舗S1で利用可能な特典の詳細情報に遷移するリンクの画像G65と、店舗S1の購入画面に遷移するリンクの画像G67とを含む部分コンテンツC63を生成する。
【0117】
また、生成部134は、店舗S2がユーザU1に対して発行したスタンプカードSC21に関するカード情報が表示される部分コンテンツC64を生成する。例えば、生成部134は、スタンプカードSC21の画像G62と、店舗S2に関する特典1がまだ利用不可能であることを視認させる画像G64と、店舗S2で利用可能な特典の詳細情報に遷移するリンクの画像G66と、店舗S2の購入画面に遷移するリンクの画像G68とを含む部分コンテンツC64を生成する。
【0118】
配信部135は、所定のユーザが所持するスタンプカードの一覧が表示されるコンテンツとして、生成部134によって生成されたコンテンツC6を配信する。また、配信部135は、所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していることを示す標記が表示されるコンテンツとして、ユーザU1が店舗S1で発行されたスタンプカードSC11の画像G61とユーザU1が店舗S2で発行されたスタンプカードSC21の画像G62とを含むコンテンツC6を配信する。
【0119】
〔5−4.獲得済みスタンプカード詳細〕
配信部135は、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定のユーザが所持するスタンプカードに押下されているスタンプの数を示す標記が表示されるコンテンツを配信する。また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、店舗に関する特典の内容を示す情報が表示されるコンテンツを配信する。この点について、
図12を用いて詳しく説明する。
【0120】
図12は、実施形態に係るカード情報が表示されるコンテンツの一例を示す図である。例えば、
図12は、
図11で獲得済みスタンプカード一覧を閲覧したユーザU1が店舗S1で利用可能な特典の詳細情報に遷移するリンクの画像G65を選択した場合に表示される画面を示す。
図12に示す例では、生成部134は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定のユーザが獲得した所定のスタンプカードに関する詳細情報が表示されるコンテンツC7を配信する。
【0121】
生成部134は、店舗S1がユーザU1に対して発行したスタンプカードSC11に関する情報が表示される部分コンテンツC71を生成する。具体的には、生成部134は、スタンプカードSC11の画像G71を含む部分コンテンツC71を生成する。生成部134は、スタンプカードSC11の発行店舗の店舗名を表示する部分画像P71と、スタンプカードSC11に押下されている第1スタンプ又は第2スタンプを表示する部分画像P72と、店舗S1によって設定されたスタンプカードSC11の有効期限を表示する部分画像P73とを含む部分コンテンツC71を生成する。なお、部分画像P72は、1個目のスタンプが第2スタンプであることを示す画像ST1と、2個目のスタンプが第2スタンプであることを示す画像ST2と、3個目のスタンプが第1スタンプであることを示す画像ST3とを含む。
【0122】
また、生成部134は、店舗S1に関する特典の内容を示す情報が表示される部分コンテンツC72を生成する。例えば、生成部134は、第2スタンプを2個集めると利用可能な特典1に関する文字情報と、特典1を獲得する画面に遷移するリンクを示す画像G72と、第2スタンプを5個集めると利用可能な特典2に関する文字情報と、特典2を獲得する画面に遷移するリンクがまだ貼られていないことを示す画像G73とを含む部分コンテンツC72を生成する。
【0123】
また、生成部134は、店舗S1の購入画面に遷移するリンクの画像G74と、スタンプカード一覧に遷移するリンクの画像G45とを含む部分コンテンツC73を生成する。
【0124】
配信部135は、所定のユーザが所持するスタンプカードに押下されているスタンプの数を示す標記が表示されるコンテンツとして、生成部134によって生成された部分画像P72を含む部分コンテンツC71を含むコンテンツC7を配信する。また、配信部135は、店舗に関する特典の内容を示す情報が表示されるコンテンツとして、生成部134によって生成されたコンテンツC7を配信する。
【0125】
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部132と判定部133と配信部135とを備える。取得部132は、電子商店街に出店している店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報であるスタンプをユーザに対して視認させるための画像を含む情報であるスタンプカードであって、店舗毎に発行されるスタンプカードに関するカード情報を取得する。判定部133は、取得部132によって取得されたカード情報に基づいて、電子商店街を利用する所定のユーザが電子商店街に出店している所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する。配信部135は、判定部133によって所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定された場合に、所定のユーザに対して、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを配信する。
【0126】
これにより、情報処理装置100は、個々のユーザに対して、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、個々のユーザに応じたスタンプカードに関するカード情報を視認させることができる。すなわち、情報処理装置100は、個々のユーザに対して、電子商店街に出店している複数の店舗の中から、個々のユーザがスタンプカードを所持している店舗を選択し、選択した店舗で商品を購入する動機付けを与えることができる。したがって、情報処理装置100は、電子商店街に出店する店舗毎の来客を促すことができる。
【0127】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定の店舗がスタンプカードを利用可能な店舗であることを示す標記が表示されるコンテンツを配信する。
【0128】
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して、電子商店街に出店している複数の店舗の中から、どの店舗がスタンプカードを利用可能な店舗であるかを視認させることができる。
【0129】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していることを示す標記が表示されるコンテンツを配信する。
【0130】
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して、ユーザがどの店舗のスタンプカードを所持しているかを視認させることができる。
【0131】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定のユーザが所持するスタンプカードの数を示す標記が表示されるコンテンツを配信する。
【0132】
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して、ユーザが何枚スタンプカードを所持しているかを視認させることができる。
【0133】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定のユーザが所持するスタンプカードに押下されているスタンプの数を示す標記が表示されるコンテンツを配信する。
【0134】
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して、ユーザが何個スタンプを所持しているかを視認させることができる。
【0135】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、店舗に関する特典の内容を示す情報が表示されるコンテンツを配信する。
【0136】
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して、店舗で発行されたスタンプカードの特典として、その店舗に関する特典が得られることを視認させることができる。
【0137】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定のユーザが所持するスタンプカードの一覧が表示されるコンテンツを配信する。
【0138】
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して、店舗毎に発行されたスタンプカードにおけるスタンプの獲得状況を店舗毎に比較して視認させることができる。
【0139】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、電子商店街で取り扱う商品に関する検索結果が表示されるコンテンツを配信する。
【0140】
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して、ユーザが検索した商品を販売する各店舗について、ユーザに対してスタンプカードを発行している店舗であるか否かを視認させることができる。
【0141】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、電子商店街で取り扱う商品に関する詳細情報が表示されるコンテンツを配信する。
【0142】
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して、商品に関する詳細情報に表示される商品を販売する店舗について、ユーザに対してスタンプカードを発行している店舗であるか否かを視認させることができる。
【0143】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、所定の店舗に対する注文手続が完了したことを示す注文完了画面に対応するコンテンツを配信する。
【0144】
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して、店舗に対する注文手続が完了した時点でその店舗のスタンプカードにおけるスタンプの獲得状況を視認させることができる。
【0145】
また、配信部135は、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツとして、電子商店街のサービスに関するコンテンツに重畳して表示されるコンテンツを配信する。
【0146】
これにより、情報処理装置100は、電子商店街のサービスに関するコンテンツを閲覧するユーザに対して、より視覚的に認知されやすい態様でスタンプカードに関するカード情報を視認させることができる。
【0147】
また、実施形態に係る情報処理装置100は、判定部133によって所定のユーザが所定の店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定された場合に、電子商店街に出店している複数の店舗のうち、所定の店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを生成する生成部134をさらに備える。配信部135は、所定のユーザに対して、生成部134によって生成されたコンテンツを配信する。
【0148】
これにより、情報処理装置100は、個々のユーザに応じたスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを生成することができる。また、情報処理装置100は、個々のユーザに応じたスタンプカードに関するカード情報が表示されるコンテンツを個々のユーザに対して視認させることができる。
【0149】
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置100は、例えば
図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。
図14は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を備える。
【0150】
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0151】
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
【0152】
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
【0153】
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0154】
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムまたはデータを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
【0155】
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0156】
〔8.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0157】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0158】
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0159】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、判定部は、判定手段や判定回路に読み替えることができる。
電子商店街に出店している店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報であるスタンプをユーザに対して視認させるための画像を含む情報であるスタンプカードであって、前記店舗毎に発行される電子化されたスタンプカードに関するカード情報であって、前記ユーザを識別するユーザIDと紐づけられた前記カード情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得されたカード情報に紐づくユーザIDに基づいて、前記電子商店街を利用する所定のユーザを特定し、前記ユーザIDと紐づけられたカード情報に基づいて、前記ユーザが前記電子商店街に出店している店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記所定のユーザが前記店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定された場合に、前記所定のユーザに対して、前記電子商店街に出店している複数の店舗のうち、前記店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が前記店舗で取り扱われる商品に関する商品情報とともに表示されるコンテンツであって、前記カード情報に基づいて、前記電子商店街で取り扱われる商品に関する検索結果の並び順が決定されたコンテンツを配信する配信部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
電子商店街に出店している店舗に関する特典を得るための条件が満たされたことを示す情報であるスタンプをユーザに対して視認させるための画像を含む情報であるスタンプカードであって、前記店舗毎に発行される電子化されたスタンプカードに関するカード情報であって、前記ユーザを識別するユーザIDと紐づけられた前記カード情報を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得されたカード情報に紐づくユーザIDに基づいて、前記電子商店街を利用する所定のユーザを特定し、前記ユーザIDと紐づけられたカード情報に基づいて、前記ユーザが前記電子商店街に出店している店舗で発行されたスタンプカードを所持しているか否かを判定する判定手順と、
前記判定手順によって前記所定のユーザが前記店舗で発行されたスタンプカードを所持していると判定された場合に、前記所定のユーザに対して、前記電子商店街に出店している複数の店舗のうち、前記店舗が発行したスタンプカードに関するカード情報が前記店舗で取り扱われる商品に関する商品情報とともに表示されるコンテンツであって、前記カード情報に基づいて、前記電子商店街で取り扱われる商品に関する検索結果の並び順が決定されたコンテンツを配信する配信手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。