【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明の第1態様によると、本発明の主たる目的は、シーンのパノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするためのプロセスであり、その間に、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を使用して、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットでシーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続キャプチャ動作が実行され、連続キャプチャ動作は2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)で行われ、キャプチャ動作毎に、(a)各画像の画素は、前記画素を用いて最終パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、前記キャプチャ時間(T)以下の処理時間でデジタル処理され、かつ(b)前に形成された最終パノラマまたは立体画像が前記キャプチャ時間(T)以下の時間間隔で生成され、取り込まれた各画像の各画素のデジタル処理(a)は、少なくとも前記画素を破棄または維持し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の予め定められた重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像内の1つまたは幾つかの位置を割り当てることからなる。
【0018】
本発明の他の目的として、パノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするための装置であることがあげられる。この装置は、少なくとも2つの異なる画像を1組の画素として取り込むことを可能にする1つまたは幾つかの撮像デバイス(Ci)と、取り込まれた画像を用いてパノラマまたは立体画像のレンダリングを可能にする処理のための電子手段とを備え、電子処理手段は、1つまたは幾つかの撮像デバイスを用いて、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットで、かつ2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する連続キャプチャ動作の周波数レート(F)で、シーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続キャプチャ動作を実行することを可能にし、電子処理手段は、キャプチャ動作毎に、(a)前記キャプチャ時間(T)以下の処理時間で、前記画素を用いて最終パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、取り込まれた各画像の画素をデジタル処理し、かつ(b)前記キャプチャ時間(T)以下の時間間隔にわたって、前に形成された最終パノラマまたは立体画像を生成するのに適しており、電子処理手段を用いた各画像の各画素のデジタル処理は、前記画素を少なくとも維持または破棄し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の予め定められた重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像内の1つまたは幾つかの異なる位置を割り当てることからなる。
【0019】
本発明の第2態様によると、本発明の目的はまた、シーンのパノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするためのプロセスであって、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を用いて、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットで、シーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続キャプチャ動作が実行されること、および画像キャプチャ動作中に、パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、取り込まれた画像の画素がデジタル処理され、かつパノラマまたは立体画像のストリームが生成されること、および取り込まれた各画像の各画素のデジタル処理が、前記画素を少なくとも維持または破棄し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の予め定められた重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像の1つまたは幾つかの位置を割り当てることからなることを特徴とするプロセスでもある。
【0020】
本発明の前記第2態様によると、本発明の目的はまた、パノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするための装置であって、前記装置は、少なくとも2つの異なる画像を画素セットフォーマットで取り込むことを可能にする1つまたは幾つかの撮像デバイス(Ci)と、画像の重なりの有無にかかわらず、1つまたは幾つかの画像キャプチャ手段が画素フォーマットでシーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続キャプチャ動作を実行することを可能にする電子処理手段であって、画像キャプチャ動作中に、パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、取り込まれた画像の画素をデジタル処理すると共にパノラマまたは立体画像のストリームを生成するのに適した電子処理手段とを備えていること、および取り込まれた各画像の各画素のデジタル処理が、前記画素を少なくとも維持または破棄し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の予め定められた重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像の1つまたは幾つかの位置を割り当てることからなることを特徴とする装置でもある。
【0021】
本発明の第3態様によると、本発明の目的はまた、シーンのパノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするためのプロセスであって、その間に、少なくとも1つの撮像デバイスを用いて、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットでシーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続キャプチャ動作が実行され、各撮像デバイスが、画像を画素セットフォーマットで取り込むことを可能にし、かつ取り込まれた各画像の出力として、少なくとも第1クロック信号(H_sensor)に従って同期した画素のストリームを送出して成る、プロセスでもある。取り込まれた各画像の各画素は、前記画素を少なくとも第2クロック信号(H)に従って同期した画素のストリームとして使用して最終パノラマまたは立体画像を生成することを考慮して、デジタル処理される。
【0022】
本発明の前記第3態様によると、本発明の目的はまた、パノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするための装置でもあり、前記装置は、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットでシーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続キャプチャ動作を実行することを可能にする1つまたは幾つかの撮像デバイスと、取り込まれた画像を用いてパノラマまたは立体画像のストリームのレンダリングを可能にする電子処理手段とを備える。各撮像デバイスは、取り込まれた画像の各々の出力として、少なくとも第1クロック信号(H_sensor)に従って同期した画素のストリームを送出するのに適している。電子処理手段は、少なくとも第2クロック信号(H)に従って同期した画素のストリームとして前記画素を使用して、最終パノラマまたは立体画像を生成することを考慮して、取り込まれた画像の各画素をデジタル処理するように設計される。
【0023】
本発明の第4態様によると、本発明の目的はまた、シーンの少なくとも1つのパノラマまたは立体画像を取り込みかつレンダリングすることでもあり、その間に、画像の重なりの有無に関わらず、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を用いてシーンの少なくとも2つの異なる画像が取り込まれ、各撮像デバイスは画像を画素セットフォーマットで取り込むことを可能にし、かつ取り込まれた各画像の出力として画素のストリームを送出し、取り込まれた各画像の画素のストリームは、前記画素を用いて少なくとも最終パノラマまたは立体画像をレンダリングすることを考慮してデジタル処理され、取り込まれた各画像に対応する画素のストリームの各画素のデジタル処理は、前記画素を少なくとも維持または破棄し、画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の予め定められた重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像の1つまたは幾つかの位置を割り当てることからなる。
【0024】
本発明の前記第4態様によると、本発明の目的はまた、少なくとも1つのパノラマまたは立体画像を取り込みかつレンダリングするための装置でもあり、前記装置は、画像の重なりの有無に関わらず、少なくとも2つの異なる画像の取込みを可能にする1つまたは幾つかの撮像デバイス(Ci)(各イメージセンサ(Ci)は取り込まれた各画像に対して画素のストリームを送出するのに適する)と、画像キャプチャ動作中に、取り込まれた各画像の画素ストリームを用いてパノラマまたは立体画像のレンダリングを可能にする電子処理手段とを備える。デジタル電子手段は、取り込まれた画像の画素ストリームの各画素を維持または破棄し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の予め定められた重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像の1つまたは幾つかの異なる位置を割り当てることで、前記画素を処理するように設計される。
具体的には、本発明は、以下の(1)〜(134)の構成を有する。
(1)シーンのパノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするためのプロセスにおいて、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を使用して、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットでシーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続キャプチャ動作が実行され、連続キャプチャ動作は2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)で行われること、キャプチャ動作毎に、(a)各画像の画素は、前記画素を用いて最終パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、前記キャプチャ時間(T)以下の処理時間でデジタル処理され、かつ(b)前に形成された最終パノラマまたは立体画像が前記キャプチャ時間(T)以下の時間間隔で生成されること、および取り込まれた各画像の各画素のデジタル処理(a)は、少なくとも前記画素を破棄または維持し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の予め定められた重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像内の1つまたは幾つかの位置を割り当てることからなることを特徴とするプロセス。
(2)前記最終パノラマまたは立体画像は前記キャプチャ周波数Fと同一周波数レートで生成される、(1)に記載のプロセス。
(3)前記キャプチャ時間(T)は1秒以下であり、好ましくは100ミリ秒以下である、(1)または(2)のいずれかに記載のプロセス。
(4)各最終パノラマまたは立体画像は、2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる時間間隔(t)中に連続的に生成される、(1)ないし(3)のいずれか一項に記載のプロセス。
(5)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる前記時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、前記時間間隔(t)と同一時間間隔中に行われる画素のデジタル処理の結果生じる、(4)に記載のプロセス。
(6)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる前記時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、先行する時間間隔(t)中に実行された画素のデジタル処理の結果生じる、(4)に記載のプロセス。
(7)各画素のデジタル処理は、前記取り込まれた画像からの前記画素の少なくとも一部が、前記画素を導出した前記撮像デバイスの画像に対する前記同じ画素の二次元投影法とは異なる二次元投影法を受けた後で、最終パノラマまたは立体画像にマッピングされるように実行される、(1)ないし(6)のいずれか一項に記載のプロセス。
(8)前記取り込まれた画像からの幾つかの画素には各々、前記最終パノラマまたは立体画像の幾つかの異なる位置が割り当てられる、(1)ないし(7)のいずれか一項に記載のプロセス。
(9)前記取り込まれた画像からの幾つかの画素には各々、前記最終パノラマまたは立体画像の少なくとも1つの位置が、零ではなくかつ厳密には100%未満の重み付け係数(W)と共に割り当てられる、(1)ないし(8)のいずれか一項に記載のプロセス。
(10)前記シーンの少なくとも2つの異なる画像が、少なくとも2つの撮像デバイス(C
1、C
2)を使用して取り込まれる、(1)ないし(9)のいずれか一項に記載のプロセス。
(11)前記シーンの少なくとも3つの異なる画像が、少なくとも3つの撮像デバイス(C
1、C
2、C
3)を使用して取り込まれる、(1)ないし(9)のいずれか一項に記載のプロセス。
(12)各撮像デバイス(C
i)は、各画像の出力として、少なくとも第1クロック信号(H_sensor)に従って同期した画素のストリームを送出するように設計され、かつ各最終パノラマまたは立体画像は、少なくとも第2クロック信号(H)に従って同期した画素のストリームとして送出される、(1)ないし(11)のいずれか一項に記載のプロセス。
(13)前記第2クロック信号(H)は、前記第1(H_sensor)クロック信号の各々と比較して非同期である、(12)に記載のプロセス。
(14)前記第2クロック信号(H)は前記第1クロック信号(H_sensor)と同期する、(12)に記載のプロセス。
(15)少なくとも1つの撮像デバイスを用いて取り込まれた画像の画素の前記デジタル処理は、取り込まれた画像の各画素に対し、前記最終パノラマまたは立体画像におけるこの特定の画素の対応位置を符号化し、かつ各位置に対し、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素を符号化する予め保存された対応表を、前記最終パノラマまたは立体画像における画素の重み付け係数(W)と共に使用して実行される、(1)ないし(14)のいずれかに記載のプロセス。
(16)パノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするための装置であって、前記装置は、少なくとも2つの異なる画像を画素セットフォーマットで取り込むことを可能にする1つまたは幾つかの撮像デバイス(Ci)と、取り込まれた画像を用いてパノラマまたは立体画像のレンダリングを可能にする電子処理手段(10)とを備える装置において、電子処理手段(10)は、前記撮像デバイスを用いて、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットで、かつ2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する連続画像キャプチャ動作の周波数レート(F)で、シーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続キャプチャ動作を実行することを可能にすること、電子処理手段(10)は、キャプチャ動作毎に、(a)前記キャプチャ時間(T)以下の処理時間で、前記画素を用いて最終パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、取り込まれた各画像の画素をデジタル処理し、かつ(b)前記キャプチャ時間(T)以下の時間間隔にわたって、前に形成された最終パノラマまたは立体画像を生成するのに適していること、および電子処理手段(10)を用いた各画像の各画素のデジタル処理は、前記画素を少なくとも維持または破棄し、かつ最終パノラマまたは立体画像の各位置の重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像内の1つまたは幾つかの異なる位置を割り当てることからなることを特徴とする装置。
(17)前記電子処理手段(10)は、前記キャプチャ周波数レート(F)と同一周波数レートで連続的に最終パノラマまたは立体画像を生成するのに適する、(16)に記載の装置。
(18)前記キャプチャ時間(T)は1秒以下であり、好ましくは100ミリ秒以下である、(16)または(17)のいずれかに記載の装置。
(19)前記電子処理手段は、2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる各時間間隔(t)中に、各最終パノラマまたは立体画像を連続的に生成するように設計された、(16)ないし(18)のいずれか一項に記載の装置。
(20)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる前記時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、前記時間間隔(t)と同一時間間隔中の画素のデジタル処理から生じる、(19)に記載の装置。
(21)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる前記時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、先行する時間間隔(t)中の画素のデジタル処理から生じる、(19)に記載の装置。
(22)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像の前記画素の少なくとも一部が、前記画素を導出した前記撮像デバイスの画像に対する前記同じ画素の二次元投影法とは異なる二次元投影法を受けた後で、最終パノラマまたは立体画像にマッピングされるように各画素を処理するように設計された、(16)ないし(21)のいずれか一項に記載の装置。
(23)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像からの幾つかの画素の各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の幾つかの異なる位置を割り当てることによって、前記取り込まれた画像からの幾つかの画素を処理するように設計された、(16)ないし(22)のいずれか一項に記載の装置。
(24)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像からの幾つかの画素の各々一つに、前記最終画像の少なくとも1つの位置を、零ではなくかつ厳密には100%未満の重み付け係数(W)と共に割り当てることによって、前記取り込まれた画像からの幾つかの画素を処理するように設計された、(16)ないし(23)のいずれか一項に記載の装置。
(25)少なくとも2つの撮像デバイス(C
1、C
2)を含む、(16)ないし(24)のいずれか一項に記載の装置。
(26)少なくとも3つの撮像デバイス(C
1、C
2、C
3)を含む、(16)ないし(24)のいずれか一項に記載の装置。
(27)各撮像デバイス(C
i)は、取り込まれた各画像の出力として、少なくとも第1クロック信号(H_sensor)に従って同期した画素のストリームを送出するように設計され、かつ電子処理手段は、各最終パノラマまたは立体画像を、少なくとも第2クロック信号(H)に従って同期した画素のストリームとして送出するのに適する、(16)ないし(25)のいずれか一項に記載の装置。
(28)前記第2クロック信号(H)は、前記第1(H_sensor)クロック信号の各々と比較して非同期である、(27)に記載の装置。
(29)前記第2クロック信号(H)は前記第1クロック信号(H_sensor)と同期する、(27)に記載の装置。
(30)前記電子処理手段(10)は、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)によって取り込まれた画像の各画素に対し、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素の対応位置を符号化し、かつ各位置に対し、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素を符号化する予め保存された対応表を、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素の重み付け係数(W)と共に備える、(16)ないし(29)のいずれかに記載の装置。
(31)前記装置が携帯可能であることを特徴とする、(16)ないし(30)のいずれか一項に記載の装置。
(32)シーンのパノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするためのプロセスにおいて、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を用いて、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットで、シーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続キャプチャ動作が実行されること、および画像キャプチャ動作中に、パノラマまたは立体画像を形成するために、取り込まれた画像の画素がデジタル処理され、かつパノラマまたは立体画像のストリームが生成されること、および取り込まれた各画像の各画素のデジタル処理が、前記画素を少なくとも維持または破棄し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の予め定められた重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像の1つまたは幾つかの位置を割り当てることからなることを特徴とするプロセス。
(33)前記連続キャプチャ動作は、2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)でタイミングをとられる、(32)に記載のプロセス。
(34)キャプチャ動作毎に、(a)取り込まれた各画像の画素は、前記画素を用いて最終パノラマまたは立体画像を形成するために、前記キャプチャ時間(T)以下の処理時間でデジタル処理され、かつ(b)最終パノラマまたは立体画像が前記キャプチャ時間(T)以下の時間間隔で生成される、(33)に記載のプロセス。
(35)前記連続キャプチャ動作は、2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)でタイミングをとられ、前記最終パノラマまたは立体画像は、前記画像キャプチャ周波数レート(F)と同一周波数レートで連続的に生成される、(32)ないし(34)のいずれか一項プロセス。
(36)前記連続キャプチャ動作は、2つの連続画像キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)でタイミングをとられ、前記画像キャプチャ時間(T)は1秒以下であり、好ましくは100ミリ秒以下である、(32)ないし(35)のいずれか一項に記載のプロセス。
(37)各最終パノラマまたは立体画像は、2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる各時間間隔(t)中に連続的に生成される、(32)ないし(36)のいずれか一項に記載のプロセス。
(38)2つの連続キャプチャ動作の開始を隔てる時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、前記時間間隔(t)と同一時間間隔(t)中に実行された画素のデジタル処理の結果生じる、(37)に記載のプロセス。
(39)2つの連続キャプチャ動作の開始を隔てる時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、先行する時間間隔(t)中に実行された画素のデジタル処理の結果生じる、(37)に記載のプロセス。
(40)各画素のデジタル処理は、前記取り込まれた画像の前記画素の少なくとも一部が、前記画素を導出した前記撮像デバイスの画像に対する前記同じ画素の二次元投影法とは異なる二次元投影法を受けた後で、最終パノラマまたは立体画像にマッピングされるように実行される、(32)ないし(39)のいずれか一項プロセス。
(41)前記取り込まれた画像の幾つかの画素は、各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の幾つかの異なる位置が割り当てられることによって処理される、(32)ないし(40)のいずれか一項に記載のプロセス。
(42)前記取り込まれた画像の幾つかの画素は、各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の位置が、零ではなくかつ厳密には100%未満の重み付け係数(W)と共に割り当てられることによって処理される、(32)ないし(41)のいずれか一項に記載のプロセス。
(43)前記シーンの少なくとも2つの異なる画像が、少なくとも2つの撮像デバイス(C
1、C
2)を使用して取り込まれる、(32)ないし(42)のいずれか一項に記載のプロセス。
(44)少なくとも3つの異なる画像が、少なくとも3つの撮像デバイス(C
1、C
2、C
3)を使用して取り込まれる、(32)ないし(42)のいずれか一項に記載のプロセス。
(45)パノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするための装置において、前記装置は、少なくとも2つの異なる画像を画素セットフォーマットで取り込むことを可能にする1つまたは幾つかの撮像デバイス(Ci)と、画像の重なりの有無にかかわらず、前記撮像デバイス(Ci)を用いて、画素フォーマットでシーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続キャプチャ動作を実行することを可能にする電子処理手段(10)であって、画像キャプチャ動作中に、パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、取り込まれた画像の画素をデジタル処理すると共にパノラマまたは立体画像のストリームを生成するのに適した電子処理手段(10)とを備えていること、および取り込まれた各画像の各画素のデジタル処理が、前記画素を少なくとも維持または破棄し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像の1つまたは幾つかの位置を割り当てることからなることを特徴とする装置。
(46)前記電子処理手段(10)は、前記撮像デバイスを用いて、連続キャプチャ動作の周波数レート(F)で前記連続画像キャプチャ動作を実行することを可能にし、但し前記周波数レートは、2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する、(45)に記載の装置。
(47)キャプチャ動作毎に、電子処理手段(10)は、(a)キャプチャ時間(T)以下の処理時間で、前記画素を用いて最終パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、取り込まれた各画像の画素をデジタル処理し、かつ(b)前記キャプチャ時間(T)以下の時間間隔で、前に形成された最終パノラマまたは立体画像を生成するのに適する、(45)に記載の装置。
(48)前記電子処理手段(10)は、前記撮像デバイスを用いて、連続画像キャプチャ動作の周波数レート(F)で前記連続画像キャプチャ動作を実行することを可能にし、但し前記周波数レートは、2つの連続画像キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義し、電子処理手段(10)は、前記最終パノラマまたは立体画像を前記キャプチャ周波数Fと同一周波数レートで生成するのに適する、(45)ないし(47)のいずれか一項に記載の装置。
(49)前記電子処理手段(10)は、前記撮像デバイスを用いて、連続画像キャプチャ動作の周波数レート(F)で前記連続画像キャプチャ動作を実行することを可能にし、但し前記周波数レートは、2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義し、前記キャプチャ時間(T)は1秒以下であり、好ましくは100ミリ秒以下である、(45)ないし(48)のいずれか一項に記載の装置。
(50)前記電子処理手段(10)は、2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる各時間間隔(t)中に、各最終パノラマまたは立体画像を連続的に生成するように設計された、(45)ないし(49)のいずれか一項に記載の装置。
(51)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、前記時間間隔(t)と同一時間間隔中に行われる画素のデジタル処理から生じる、(50)に記載の装置。
(52)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、先行する時間間隔(t)中に行われる画素のデジタル処理から生じる、(50)に記載の装置。
(53)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像からの前記画素の少なくとも一部が、前記画素を導出した前記撮像デバイスの画像に対する前記同じ画素の二次元投影法とは異なる二次元投影法を受けた後で、最終パノラマまたは立体画像にマッピングされるように各画素を処理するように設計された、(45)ないし(52)のいずれか一項に記載の装置。
(54)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像からの幾つかの画素の各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の幾つかの異なる位置を割り当てることによって、前記取り込まれた画像からの幾つかの画素を処理するように設計された、(45)ないし(53)のいずれか一項に記載の装置。
(55)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像からの幾つかの画素の各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の少なくとも1つの位置を、零ではなくかつ厳密には100%未満の重み付け係数(W)と共に割り当てることによって、前記取り込まれた画像からの幾つかの画素を処理するように設計された、(45)ないし(54)のいずれか一項に記載の装置。
(56)少なくとも2つの撮像デバイス(C
1、C
2)を含む、(45)ないし(55)のいずれか一項に記載の装置。
(57)少なくとも3つの撮像デバイス(C
1、C
2、C
3)を含む、(45)ないし(55)のいずれか一項に記載の装置。
(58)各撮像デバイス(C
i)は、取り込まれた各画像の出力として、少なくとも第1クロック信号(H_sensor)に従って同期した画素のストリームを送出するように設計され、かつ電子処理手段(10)は、各最終パノラマまたは立体画像を、少なくとも第2クロック信号(H)に従って同期した画素のストリームとして送出するのに適する、(45)ないし(56)のいずれか一項に記載の装置。
(59)前記第2クロック信号(H)は、前記第1(H_sensor)クロック信号の各々と比較して非同期である、(58)に記載の装置。
(60)前記第2クロック信号(H)は前記第1クロック信号(H_sensor)と同期する、(58)に記載の装置。
(61)前記電子処理手段(10)は、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を用いて取り込まれた画像の各画素に対し、前記パノラマまたは立体画像における前記画素の対応位置を符号化し、かつ各位置に対し、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素を符号化する予め保存された対応表を、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素の重み付け係数(W)と共に備える、(45)ないし(60)のいずれかに記載の装置。
(62)前記装置が携帯可能であることを特徴とする、(45)ないし(61)のいずれか一項に記載の装置。
(63)シーンのパノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするためのプロセスであって、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を用いて、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットでシーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続画像キャプチャ動作が実行され、各撮像デバイス(Ci)が、画像を画素セットフォーマットで取り込むことを可能にし、かつ取り込まれた各画像の出力として、少なくとも第1クロック信号(H_sensor)に従って同期した画素のストリームを送出し、取り込まれた各画像の各画素は、前記画素を少なくとも第2クロック信号(H)に従って同期した画素のストリームとして使用して最終パノラマまたは立体画像を生成することを考慮して、デジタル処理されることを特徴とするプロセス。
(64)前記第2クロック信号(H)は、前記第1(H_sensor)クロック信号の各々と比較して非同期である、(63)に記載のプロセス。
(65)前記第2クロック信号(H)は前記第1クロック信号(H_sensor)と同期する、(63)に記載のプロセス。
(66)前記連続画像キャプチャ動作は、2つの連続画像キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)で行われる、(63)ないし(65)のいずれか一項に記載のプロセス。
(67)キャプチャ動作毎に、(a)取り込まれた各画像の画素は、前記画素を用いて最終パノラマまたは立体画像をレンダリングすることを考慮して、前記キャプチャ時間(T)以下の処理時間で処理され、かつ(b)レンダリングされた最終パノラマまたは立体画像が前記キャプチャ時間(T)以下の時間間隔で生成される、(66)に記載のプロセス。
(68)取り込まれた各画像の各画素のデジタル処理は、前記画素を少なくとも維持または破棄し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像内の1つまたは幾つかの位置を割り当てることからなる、(63)ないし(67)のいずれか一項に記載のプロセス。
(69)前記連続画像キャプチャ動作は、2つの連続画像キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)で行われ、前記最終パノラマまたは立体画像は、前記キャプチャ周波数Fと同一周波数レートで生成される、(63)ないし(68)のいずれか一項に記載のプロセス。
(70)前記連続画像キャプチャ動作は、2つの連続画像キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)で行われ、前記キャプチャ時間(T)は1秒以下であり、好ましくは100ミリ秒以下である、(63)ないし(69)のいずれか一項に記載のプロセス。
(71)各最終パノラマまたは立体画像は、2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる各時間間隔(t)中に連続的に生成される、(63)ないし(70)のいずれか一項に記載のプロセス。
(72)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、前記時間間隔(t)と同一時間間隔中に実行される画素のデジタル処理の結果生じる、(71)に記載のプロセス。
(73)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、先行する時間間隔(t)中に実行された画素のデジタル処理の結果生じる、(71)に記載のプロセス。
(74)各画素のデジタル処理は、前記取り込まれた画像の前記画素の少なくとも一部が、前記画素を導出した前記撮像デバイスの画像に対する前記同じ画素の二次元投影法とは異なる二次元投影法を受けた後で、最終パノラマまたは立体画像にマッピングされるように実行される、(63)ないし(73)のいずれか一項に記載のプロセス。
(75)前記取り込まれた画像の幾つかの画素は、各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の幾つかの異なる位置を割り当てることによって処理される、(63)ないし(74)のいずれか一項に記載のプロセス。
(76)前記取り込まれた画像の幾つかの画素は、各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の少なくとも1つの位置を、零ではなくかつ厳密には100%未満の重み付け係数(W)と共に割り当てることによって処理される、(63)ないし(75)のいずれか一項に記載のプロセス。
(77)シーンの少なくとも2つの異なる画像が、少なくとも2つの撮像デバイス(C
1、C
2)を使用して取り込まれる、(63)ないし(76)のいずれか一項に記載のプロセス。
(78)前記シーンの少なくとも3つの異なる画像が、少なくとも3つの撮像デバイス(C
1、C
2、C
3)を使用して取り込まれる、(63)ないし(76)のいずれか一項に記載のプロセス。
(79)各撮像デバイス(C
i)は、取り込まれた各画像の出力として、少なくとも第1クロック信号(H_sensor)に従って同期した画素のストリームを送出するように設計され、かつ各最終パノラマまたは立体画像は、少なくとも第2クロック信号(H)に従って同期した画素のストリームとして送出される、(63)ないし(78)のいずれか一項に記載のプロセス。
(80)前記第2クロック信号(H)は、前記第1(H_sensor)クロック信号の各々と比較して非同期である、(79)に記載のプロセス。
(81)前記第2クロック信号(H)は前記第1クロック信号(H_sensor)と同期する、(79)に記載のプロセス。
(82)パノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングするための装置であって、前記装置は、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットでシーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続画像キャプチャ動作を実行することを可能にする1つまたは幾つかの撮像デバイス(C
i)と、取り込まれた画像を用いてパノラマまたは立体画像のストリームのレンダリングを可能にする電子処理手段(10)とを備え、各撮像デバイスは、取り込まれた画像の各々の出力として、少なくとも第1クロック信号(H_sensor)に従って同期した画素のストリームを送出するのに適しており、電子処理手段(10)は、少なくとも第2クロック信号(H)に従って同期した画素のストリームとして前記画素を使用して、最終パノラマまたは立体画像を生成することを考慮して、取り込まれた画像の各画素をデジタル処理するように設計されることを特徴とする装置。
(83)前記電子処理手段(10)は、前記撮像デバイスを用いて、連続画像キャプチャ動作の周波数レート(F)で前記画像キャプチャ動作を実行することを可能にし、但し前記周波数レートは、2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する、(82)に記載の装置。
(84)前記電子処理手段(10)は、キャプチャ動作毎に、(a)前記キャプチャ時間(T)以下の処理時間で、前記画素を用いて最終パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、取り込まれた各画像の画素をデジタル処理し、かつ(b)前記キャプチャ時間(T)以下の時間間隔で、前に形成された最終パノラマまたは立体画像を生成するのに適する、(83)に記載の装置。
(85)前記電子処理手段(10)によって実行される各画像の各画素のデジタル処理は、前記画素を少なくとも維持または破棄し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像内の幾つかの異なる位置を割り当てることからなる、(82)ないし(84)のいずれか一項に記載の装置。
(86)前記電子処理手段(10)は、前記撮像デバイスを用いて、画像キャプチャ動作の周波数レート(F)で前記連続画像キャプチャ動作を実行することを可能にし、但し前記周波数レートは、2つの連続画像キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義し、電子処理手段(10)は、前記最終パノラマまたは立体画像を前記キャプチャ周波数Fと同一周波数レートで連続的に生成するのに適する、(82)ないし(85)のいずれか一項に記載の装置。
(87)前記電子処理手段(10)は、前記撮像デバイスを用いて、画像キャプチャ動作の周波数レート(F)で前記画像キャプチャ動作を連続的に実行することを可能にし、但し前記周波数レートは、2つの連続画像キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義し、前記キャプチャ時間(T)は1秒以下であり、好ましくは100ミリ秒以下である、(82)ないし(86)のいずれか一項に記載の装置。
(88)前記電子処理手段(10)は、2つの連続キャプチャ動作の開始を隔てる各時間間隔(t)中に、各最終パノラマまたは立体画像を連続的に生成するように設計された、(82)ないし(87)のいずれか一項に記載の装置。
(89)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる前記時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、前記時間間隔(t)と同一時間間隔中の画素のデジタル処理の結果生じる、(88)に記載の装置。
(90)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、先行する時間間隔(t)中の画素のデジタル処理の結果生じる、(88)に記載の装置。
(91)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像からの前記画素の少なくとも一部が、前記画素を導出した前記撮像デバイスの画像に対する前記同じ画素の二次元投影法とは異なる二次元投影法を受けた後で、最終パノラマまたは立体画像にマッピングされるように各画素を処理するように設計された、(82)ないし(90)のいずれか一項に記載の装置。
(92)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像の幾つかの画素の各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の幾つかの異なる位置を割り当てることによって、前記取り込まれた画像の幾つかの画素を処理するように設計された、(82)ないし(91)のいずれか一項に記載の装置。
(93)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像の幾つかの画素の各々一つに、前記最終画像の少なくとも1つの位置を、零ではなくかつ厳密には100%未満の重み付け係数(W)と共に割り当てることによって、前記取り込まれた画像の幾つかの画素を処理するように設計された、(82)ないし(92)のいずれか一項に記載の装置。
(94)少なくとも2つの撮像デバイス(C
1、C
2)を含む、(82)ないし(93)のいずれか一項に記載の装置。
(95)少なくとも3つの撮像デバイス(C
1、C
2、C
3)を含む、(82)ないし(93)のいずれか一項に記載の装置。
(96)前記第2クロック信号(H)は、前記第1(H_sensor)クロック信号の各々と比較して非同期である、(82)ないし(95)のいずれか一項に記載の装置。
(97)前記第2クロック信号(H)は前記第1クロック信号(H_sensor)と同期する、(82)ないし(95)のいずれか一項に記載の装置。
(98)電子処理手段(10)は、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を用いて取り込まれた画像の各画素に対し、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素の対応位置を符号化し、かつ各位置に対し、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素を符号化する予め保存された対応表を、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素の重み付け係数(W)と共に備える、(82)ないし(97)のいずれかに記載の装置。
(99)前記装置が携帯可能であることを特徴とする、(82)ないし(98)のいずれか一項に記載の装置。
(100)シーンの少なくとも1つのパノラマまたは立体画像を取り込みかつレンダリングするためのプロセスであって、画像の重なりの有無に関わらず、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を用いてシーンの少なくとも2つの異なる画像が取り込まれ、各撮像デバイス(Ci)は、1つの画像を画素セットフォーマットで取り込むことを可能にし、かつ取り込まれた各画像の出力として画素のストリームを送出し、取り込まれた各画像の画素のストリームは、前記画素を用いて少なくとも1つの最終パノラマまたは立体画像を形成することを考慮してデジタル処理され、取り込まれた各画像に対応する画素のストリームの各画素のデジタル処理は、前記画素を少なくとも維持または破棄し、画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像の1つまたは幾つかの位置を割り当てることからなることを特徴とするプロセス。
(101)シーンの幾つかのパノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングすることを可能にする(100)に記載のプロセスであって、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を用いて、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットで、シーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続画像キャプチャ動作が実行されること、および連続画像キャプチャ動作が、2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)で行われる、プロセス。
(102)キャプチャ動作毎に、(a)前記キャプチャ時間(T)以下の処理時間で、前記画素を用いて最終パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、取り込まれた各画像の画素のデジタル処理が実行され、かつ(b)前記キャプチャ時間(T)以下の時間間隔で、前に形成された最終パノラマまたは立体画像が生成される、(101)に記載の装置。
(103)前記連続キャプチャ動作は、2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)で実行され、前記最終パノラマまたは立体画像は前記キャプチャ周波数レート(F)と同一周波数レートで連続的に生成される、(100)ないし(102)のいずれか一項に記載のプロセス。
(104)前記連続キャプチャ動作は、2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する周波数レート(F)で実行され、前記キャプチャ時間(T)は1秒以下であり、好ましくは100ミリ秒以下である、(100)ないし(103)のいずれか一項に記載のプロセス。
(105)各最終パノラマまたは立体画像は、2つの連続キャプチャ動作の開始を隔てる各時間間隔(t)中に連続的に生成される、(100)ないし(104)のいずれか一項に記載のプロセス。
(106)2つの連続キャプチャ動作の開始を隔てる時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、前記時間間隔(t)と同一時間間隔(t)中に行われる画素のデジタル処理から生じる、(105)に記載のプロセス。
(107)2つの連続キャプチャ動作の開始を隔てる前記時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、先行する時間間隔(t)中に行われる画素のデジタル処理から生じる、(105)に記載のプロセス。
(108)各画素のデジタル処理は、前記取り込まれた画像の前記画素の少なくとも一部が、前記画素を導出した前記撮像デバイスの画像に対する前記同じ画素の二次元投影法とは異なる二次元投影法を受けた後で、最終パノラマまたは立体画像にマッピングされるように実行される、(100)ないし(107)のいずれか一項に記載のプロセス。
(109)前記取り込まれた画像の幾つかの画素は、各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の幾つかの異なる位置が割り当てられることによって処理される、(100)ないし(108)のいずれか一項に記載のプロセス。
(110)前記取り込まれた画像の幾つかの画素は、各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の少なくとも1つの位置が、零ではなくかつ厳密には100%未満の重み付け係数(W)と共に割り当てられることによって処理される、(100)ないし(109)のいずれか一項に記載のプロセス。
(111)シーンの少なくとも2つの異なる画像が、少なくとも2つの撮像デバイス(C
1、C
2)を使用して取り込まれる、(100)ないし(110)のいずれか一項に記載のプロセス。
(112)シーンの少なくとも3つの異なる画像が、少なくとも3つの撮像デバイス(C
1、C
2、C
3)を使用して取り込まれる、(100)ないし(110)のいずれか一項に記載のプロセス。
(113)前記撮像デバイス(C
i)は、取り込まれた各画像の出力として、少なくとも第1クロック信号(H_sensor)に従って同期した画素のストリームを送出するように設計され、かつ各最終パノラマまたは立体画像は、少なくとも第2クロック信号(H)に従って同期した画素のストリームとして送出される、(100)ないし(112)のいずれか一項に記載のプロセス。
(114)前記第2クロック信号(H)は、前記第1(H_sensor)クロック信号の各々と比較して非同期である、(113)に記載のプロセス。
(115)前記第2クロック信号(H)は前記第1クロック信号(H_sensor)と同期する、(113)に記載のプロセス。
(116)少なくとも1つの撮像デバイスを用いて取り込まれた画像の画素のデジタル処理は、少なくとも1つの撮像デバイスを用いて取り込まれた画像の各画素に対し、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素の対応位置を符号化し、かつ各位置に対し、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素を符号化する予め保存された対応表を、前記最終パノラマまたは立体画像における画素の重み付け係数(W)と共に参照して実行される、(100)ないし(115)のいずれかに記載のプロセス。
(117)少なくとも1つのパノラマまたは立体画像を取り込みかつレンダリングするための装置であって、前記装置は、画像の重なりの有無に関わらず、少なくとも2つの異なる画像の取込みを可能にする1つまたは幾つかの撮像デバイス(Ci)(各イメージセンサ(Ci)は取り込まれた各画像に対して画素のストリームを送出するのに適する)と、画像キャプチャ動作中に、取り込まれた各画像の画素ストリームを用いてパノラマまたは立体画像のレンダリングを可能にする電子処理手段(10)とを備え、前記電子処理手段(10)は、取り込まれた各画像の画素ストリームの各画素を維持または破棄し、かつ画素が維持される場合には、最終パノラマまたは立体画像の各位置の予め定められた重み付け係数(W)を用いて、画素に最終パノラマまたは立体画像の1つまたは幾つかの異なる位置を割り当てることで、前記画素を処理するように設計されることを特徴とする装置。
(118)幾つかのパノラマまたは立体画像のストリームを取り込みかつレンダリングすることを可能にする(117)に記載の装置であって、電子処理手段(10)は、1つまたは幾つかの前記撮像デバイス(Ci)を用いて、画像の重なりの有無にかかわらず、画素フォーマットで、シーンの少なくとも2つの異なる画像の幾つかの連続画像キャプチャ動作を、2つの連続キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する連続画像キャプチャ動作の周波数レート(F)で実行することを可能にする、装置。
(119)前記電子処理手段(10)は、キャプチャ動作毎に、(a)前記キャプチャ時間(T)以下の処理時間で、前記画素を用いて最終パノラマまたは立体画像を形成することを考慮して、取り込まれた各画像の画素をデジタル処理し、かつ(b)前記キャプチャ時間(T)以下の時間間隔で、前に形成された最終パノラマまたは立体画像を生成するのに適する、(118)に記載の装置。
(120)前記電子処理手段(10)は、前記撮像デバイスを用いて、前記連続画像キャプチャ動作を、2つの連続画像キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する連続画像キャプチャ動作の周波数レート(F)で実行することを可能にし、前記電子処理手段(10)は、前記キャプチャ周波数レート(F)と同一周波数レートで連続的に最終パノラマまたは立体画像を生成するのに適する、(117)ないし(119)のいずれか一項に記載の装置。
(121)前記電子処理手段(10)は、前記撮像デバイスを用いて、前記連続画像キャプチャ動作を、2つの連続画像キャプチャ動作の開始間のキャプチャ時間(T)を定義する連続画像キャプチャ動作の周波数レート(F)で実行することを可能にし、前記キャプチャ時間(T)は1秒以下であり、好ましくは100ミリ秒以下である、(117)または(120)のいずれか一項に記載の装置。
(122)前記電子処理手段(10)は、2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる各時間間隔(t)中に、各最終パノラマまたは立体画像を連続的に生成するように設計された(117)ないし(121)のいずれか一項に記載の装置。
(123)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる前記時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、前記時間間隔(t)と同一時間間隔に行われる画素のデジタル処理から生じる、(122)に記載の装置。
(124)2つの連続画像キャプチャ動作の開始を隔てる時間間隔(t)中に生成される前記最終パノラマまたは立体画像は、先行する時間間隔(t)中に行われる画素のデジタル処理から生じる、(122)に記載の装置。
(125)前記電子処理手段(10)は、前記画素の少なくとも一部が、前記画素を導出した前記撮像デバイスの画像に対する前記同じ画素の二次元投影法とは異なる二次元投影法を受けた後で、最終パノラマまたは立体画像にマッピングされるように各画素を処理するように設計された、(117)ないし(124)のいずれか一項に記載の装置。
(126)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像の幾つかの画素の各々一つに、前記最終パノラマまたは立体画像の幾つかの異なる位置を割り当てることによって、前記取り込まれた画像の幾つかの画素を処理するように設計された、(117)ないし(125)のいずれか一項に記載の装置。
(127)前記電子処理手段(10)は、前記取り込まれた画像の幾つかの画素の各々一つに、前記最終画像の少なくとも1つの位置を、零ではなくかつ厳密には100%未満の重み付け係数(W)と共に割り当てることによって、前記取り込まれた画像の幾つかの画素を処理するように設計された、(117)ないし(126)のいずれか一項に記載の装置。
(128)少なくとも2つの撮像デバイス(C
1、C
2)を含む、(117)ないし(127)のいずれか一項に記載の装置。
(129)少なくとも3つの撮像デバイス(C
1、C
2、C
3)を含む、(117)ないし(127)のいずれか一項に記載の装置。
(130)各撮像デバイス(C
i)は、取り込まれた各画像の出力として、少なくとも第1クロック信号(H_sensor)に従って同期した画素のストリームを送出するように設計され、かつ電子処理手段は、各パノラマまたは立体画像を、少なくとも第2クロック信号(H)に従って同期した画素のストリームとして送出するのに適する、(117)ないし(129)のいずれか一項に記載の装置。
(131)前記第2クロック信号(H)は、前記第1(H_sensor)クロック信号の各々と比較して非同期である、(130)に記載の装置。
(132)前記第2クロック信号(H)は前記第1クロック信号(H_sensor)と同期する、(130)に記載の装置。
(133)前記電子処理手段(10)は、少なくとも1つの撮像デバイス(Ci)を用いて取り込まれた画像の各画素に対し、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素の対応位置を符号化し、かつ各位置に対し、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素を符号化する予め保存された対応表を、前記最終パノラマまたは立体画像における前記画素の重み付け係数(W)と共に備える、(117)ないし(132)のいずれかに記載の装置。
(134)前記装置が携帯可能であることを特徴とする、(117)ないし(133)のいずれか一項に記載の装置。