特開2019-44145(P2019-44145A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-44145(P2019-44145A)
(43)【公開日】2019年3月22日
(54)【発明の名称】固形燃料及び固形燃料の利用方法
(51)【国際特許分類】
   C10L 5/44 20060101AFI20190222BHJP
   C10B 53/02 20060101ALI20190222BHJP
【FI】
   C10L5/44
   C10B53/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-234735(P2017-234735)
(22)【出願日】2017年12月6日
(31)【優先権主張番号】特願2017-169028(P2017-169028)
(32)【優先日】2017年9月1日
(33)【優先権主張国】JP
(71)【出願人】
【識別番号】501466318
【氏名又は名称】株式会社赤松工業
(71)【出願人】
【識別番号】502345290
【氏名又は名称】赤松産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000822
【氏名又は名称】特許業務法人グローバル知財
(72)【発明者】
【氏名】赤松 哲弥
(72)【発明者】
【氏名】太田 達也
【テーマコード(参考)】
4H012
4H015
【Fターム(参考)】
4H012JA01
4H015AA12
4H015AB01
4H015BA01
4H015BA12
4H015BB03
4H015BB06
4H015CB01
(57)【要約】
【課題】簡便で、品質や安全性が高く、しかも低コストで利用可能な固形燃料及び固形燃料の利用方法を提供する。
【解決手段】固形燃料は、木綿を加圧下で焼成して得られた炭化綿から成り、炎及び煙を出さずに、遠赤外線放射効果を有することを特徴とする。炭化綿は、600℃以上の高温で焼成されたことが好ましく、より好ましくは1000℃以上である。固形燃料は、炭火焼き用燃料として用いられることが好ましい。固形燃料は、炭化綿が綿状に形成されたことが好ましいが、炭化綿を帯状に加工した後、波形状に形成されたことでもよいし、また、炭化綿を帯状に加工した後、ロール状に巻回してなることでもよい。固形燃料の利用方法は、木綿を加圧下で焼成して得た炭化綿を、炭火焼きの固形燃料として用いるものである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
木綿を加圧下で焼成して得られた炭化綿から成る固形燃料。
【請求項2】
炎及び煙を出さずに、遠赤外線放射効果を有する請求項1に記載の固形燃料。
【請求項3】
前記炭化綿は、600℃以上の高温で焼成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の固形燃料。
【請求項4】
前記炭化綿が調理用燃料に用いられることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の固形燃料。
【請求項5】
前記炭化綿が綿状塊に形成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の固形燃料。
【請求項6】
前記炭化綿を帯状に加工した後、波形状に形成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の固形燃料。
【請求項7】
前記炭化綿を帯状に加工した後、ロール状に巻回してなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の固形燃料。
【請求項8】
木綿を加圧下で焼成して得た炭化綿を、炭火焼きの固形燃料として用いる方法。
【請求項9】
請求項1〜7の何れかの固形燃料を、炭火焼きの固形燃料として用いる方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、炭を固形燃料として利用する炭火焼き方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、炭火焼きを行う際には、木炭が使用されることが多い。木炭は白炭と黒炭に分類される。黒炭は、一般に400〜700℃で焼いて製造されるのに対して、白炭は、1000℃以上の高温で精錬される。炭火焼き用としては、火はつきにくいが、火持ちがよい白炭が多く用いられている。
白炭の中でも、ウバメガシを初め、樫を使用した木炭は備長炭と呼ばれる。備長炭は、長時間燃焼するだけでなく、製造時に高温で焼成されることから木の不純物が殆ど浄化され、燃料として使用した際に、煙や臭いが出にくいという利点がある。また、何よりも多量の遠赤外線の放射により、食材の中までしっかりと火が通りつつ、焦げにくいため、美味しく仕上がり、調理に向いているとされる。
しかしながら、上質な備長炭は非常に高価であり、その上、火がつきにくい、大きく弾けることがある、鎮火に時間がかかるため片付けが面倒である、重量が重いといった問題がある。
また、備長炭などの木炭には、タールが含まれており、着火後は、タールが含まれた煙が発生することから、環境や健康の点についても問題がある。
【0003】
また、炭の種類としては、木炭以外に、竹炭等も存在する。竹炭は木炭よりもタールの含有量が少ないという利点がある。
しかしながら、竹炭は、製造時の水分調節が難しいため、製造が難しく、非常に高価であるという問題がある。
【0004】
一方、近年、有害物質や臭気等の吸着材として、木綿を焼成して得た炭化綿が知られている(特許文献1を参照)。これは、焼成温度をコントロールすることにより、吸着性能の高い吸着材を実現したものである。
しかしながら、上記特許文献1に開示されている炭化綿は、吸着材として利用するものであるため、200〜500℃で焼成されるが、かかる温度で焼成された炭化綿は、着火すると、煙や臭いが発生してしまうという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002−219357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
かかる状況に鑑みて、本発明は、簡便で、品質や安全性が高く、しかも低コストで利用可能な固形燃料及び固形燃料の利用方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
これまでにも、木綿を焼成して得られた炭化綿は知られていたが、それらの多くは、有害物質等の吸着材として用いるものであった。また、炭化綿は着火剤として用いられることもあったが、着火剤として用いられる炭化綿は比較的低温で焼成されたものであるため、燃料として使用した場合、煙や臭いが発生してしまうという問題があった。
本発明者は、高温で焼成された炭化綿を利用することで、煙や臭いが発生しない炭火焼きを実現し得るとの知見を得た。
【0008】
すなわち、本発明の固形燃料は、木綿を加圧下で焼成して得られた炭化綿から成ることを特徴とする。
炭化綿は備長炭に比べて安価であり、その上、火を熾しやすく、大きく弾けることもない。しかも、使用後は直ぐに火を消すことができ、重量も軽く、利便性が高い燃料であるといえる。
また、炭化綿にはタールが含まれていないため、着火後にタールが含まれた煙が発生することはなく、健康や環境に配慮した燃料でもある。
木綿の焼成は、加圧下で行われることにより、高品質な炭化綿を作製することが可能となっている。ここで、木綿は、例えば、織布や木綿糸、織物(例えばタオルなど)を用いることができる。木綿100%でなくとも、主たる成分が木綿であればよい。木綿を、紙、合成繊維、天然繊維などと共にしてシート化したものであってもよい。
【0009】
本発明の固形燃料は、炎及び煙を出さずに、遠赤外線放射効果を有することを特徴とする。炭化綿は、炭火焼き用の燃料としては、充分な火力が得られ、遠赤外線放射効果を有するため、備長炭と同様に、食材を美味しく焼き上げることができる。
【0010】
本発明の固形燃料において、炭化綿は、600℃以上の高温で焼成されたことが好ましく、より高温の800℃以上、更に高温の1000℃以上にすることもできる。焼成温度が、600℃以上の高温で焼成されることにより、着火後に煙や臭いの出ない固形燃料とすることができる。
なお、800℃以上や1000℃以上の高温で焼成されると、不純物やバインダーが取り除かれ、木綿を構成する高分子同士が融合して空隙が減少するために、単位体積当たりの熱容量を大きくできる。
【0011】
本発明の炭化綿から成る固形燃料は、調理用燃料として用いられることが好ましい。これまで燃料として利用されることのなかった炭化綿を、調理用の固形燃料として利用することで、安価で、高品質な燃料として利用することが可能となる。特に、炭火焼き用燃料として好的に用いることができる。
【0012】
本発明の固形燃料は、炭化綿が綿状塊に形成されたことが好ましいが、炭化綿を帯状に加工した後、波形状に形成されたことでもよいし、また、炭化綿を帯状に加工した後、ロール状に巻回してなることでもよい。綿状塊とは、綿状を押し固めて塊にしたものである。
炭化綿が綿状塊に形成されると、使用する場合に必要な量を手でちぎって使用することが容易となり、利便性が向上する。しかも、製造が容易になり、製造コストを削減することができる。
また、炭化綿を帯状に加工したり、波形状に形成することで、立てた状態で七輪の中に配置することが容易になり、固形燃料が空気の流れを遮断することを防止できる。また、ロール状に巻回されることで、保管の際の便宜や、七輪内への設置がより容易となり、利便性が向上する。
なお、上記形状はいずれかに限定されるものではなく、例えば、炭化綿を帯状に加工した後、波形状に形成し、更にロール状に巻回してなることでもよい。
【0013】
本発明の固形燃料の利用方法は、木綿を加圧下で焼成して得た炭化綿を、炭火焼きの固形燃料として用いるものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明の固形燃料及び固形燃料の利用方法によれば、簡便で、品質や安全性が高く、しかも低コストで、炭火焼きを行うことができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】実施例1の固形燃料の外観図であり、(1)は正面図、(2)は斜視図を示している。
図2】実施例1の固形燃料の使用イメージを示した平面図
図3】実施例1の固形燃料の使用イメージを示した斜視図
図4】実施例2の固形燃料の使用説明図
図5】実施例2の固形燃料の使用イメージ図であり、(1)は同じサイズの固形燃料を2つ使用した場合、(2)は異なるサイズの固形燃料を使用した場合を示している。
図6】実施例3の固形燃料の使用イメージ図
図7】シート状炭化綿を用いた参考図
図8】実施例4の固形燃料の使用準備イメージ図
図9】実施例4の固形燃料の使用イメージ図
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
【実施例1】
【0017】
図1は、実施例1の固形燃料の外観図であり、(1)は正面図、(2)は斜視図を示している。
図1(1)に示すように、波形固形燃料1は、帯状を呈している。波形固形燃料1は、木綿を加圧下で焼成したものを帯状に加工したものであるが、帯状に加工した木綿を加圧下で焼成したものでもよい。
また、図1(2)に示すように、波形固形燃料1は、波形状に形成されている。波形固形燃料1は、木綿を加圧下で焼成したものを波形状に加工したものであるが、波形状に加工した木綿を加圧下で焼成したものでもよい。
【0018】
実施例1の固形燃料の使用イメージについて、図2、3及び7を参照しながら説明する。
図2は、実施例1の固形燃料の使用イメージを示した平面図である。図3は、実施例1の固形燃料の使用イメージを示した斜視図を示している。また、図7は、シート状炭化綿を用いた参考図を示している。
【0019】
従来から、使用されている炭化綿は、吸着材等に用いられるため、シート状に形成されていることが多い。そこで、シート状炭化綿10を固形燃料として用いる場合、シート状炭化綿10を立てて配置することは困難であるため、図7に示すように、七輪2内に寝かせた状態で配置することとなる。
しかしながら、シート状炭化綿10を寝かせた状態で七輪2に配置すると、七輪2の下方から流入する空気3が、シート状炭化綿10によって遮られ、七輪2の上方へと流れにくくなり、その結果、火力が弱くなるという問題があった。
なお、本明細書において、七輪2は、角型の七輪を使用しているが、丸型の七輪を用いてもよい。
【0020】
これに対して、図2に示すように、実施例1の七輪2には、波形固形燃料(1a〜1e)が立てられた状態で、一定の間隔を設けて、配置されている。固形燃料が波形に形成されているため、立てて配置しても倒れにくく、また、波形固形燃料1aと波形固形燃料1b、波形固形燃料1bと波形固形燃料1c、波形固形燃料1cと波形固形燃料1d、及び、波形固形燃料1dと波形固形燃料1eの間にそれぞれ間隙4が形成されることとなる。したがって、七輪2において波形固形燃料(1a〜1e)を使用した場合、図3に示すように、七輪2の下方から流入する空気3が、間隙4を通じて、七輪2の上方へと流れやすくなり、充分な火力が得られる構造となっている。
【実施例2】
【0021】
実施例2の固形燃料の使用イメージについて、図4及び5を参照しながら説明する。
図4は、実施例2の固形燃料の使用説明図を示している。また、図5は、実施例2の固形燃料の使用イメージ図であり、(1)は同じサイズの固形燃料を2つ使用した場合、(2)は異なるサイズの固形燃料を使用した場合を示している。
【0022】
実施例2の固形燃料は、帯状の固形燃料をロール状に巻回したものである。図4に示すように、ロール状固形燃料5は、立てられた状態で、七輪2の中に配置されている。ロール状固形燃料5は、配置した際に、その弾性力によって拡がり、間隙4が形成された状態となっている。ロール状固形燃料5は、柔軟な素材で形成されているため、使用者(図示せず)の手によって、間隙4の大きさを調整することも可能である。
また、ロール状固形燃料5は、波形固形燃料1よりも厚みのある木綿が用いられている。このように、必要となる使用時間等に応じて、異なる厚みを有する固形燃料を作製することも可能である。
なお、着火する際には、ロール状固形燃料5の内側、すなわちロールの中心部から火をつけることが望ましい。これにより、ロール状固形燃料5を安定的に燃焼させることができる。
【0023】
七輪2の中に配置する固形燃料は、1つには限られず、複数設置することも可能である。すなわち、図5(1)に示すように、ロール状固形燃料5aとロール状固形燃料5bの2つの燃料を配置してもよい。また、図5(2)に示すように、ロール状固形燃料(5a,5b)以外に、異なる大きさのロール状固形燃料(5c〜5f)を配置して、より強い火力が得られる構成としてもよい。
【実施例3】
【0024】
実施例3の固形燃料は、実施例1で示した波形固形燃料1をロール状に巻回したものである。
図6は、実施例3の固形燃料の説明図を示している。図6に示すように、ロール状波形固形燃料6は、七輪2の中に、立てた状態で配置されている。実施例2のロール状固形燃料5とは異なり、波形に加工されているため、固形燃料同士の間に間隙4を設けやすい形状となっている。
【実施例4】
【0025】
図8は、実施例4の固形燃料の使用準備イメージ図を示している。図8に示すように、綿状塊の固形燃料7は、アルミニウム製の袋状容器8に収容されている。袋状容器8に収容された綿状塊の固形燃料7の量は約30gであり、一般的な七輪においてそのまま使用した場合、約1〜2時間燃焼可能となっている。使用者は、図8に示すように綿状塊の固形燃料7を必要な火力に応じて、適量を手でちぎって使用することも可能である。なお、袋状容器8に収容されている綿状塊の固形燃料7は1つであるが、予め使用しやすい大きさに分割された構成としてもよい。
【0026】
図9は、実施例4の固形燃料の使用イメージ図であり、(1)は大型の綿状塊の固形燃料を用いた場合、(2)は小型及び中型の綿状塊の固形燃料を用いた場合を示している。ここで、大型の綿状塊のサイズは、例えば、20cm×15cm×5cm程度のものを指すが、これに限定されるものではなく、サイズの増大は可能である。また、小型及び中型の綿状塊のサイズは、例えば、5cm×5cm×5cm程度のものを指すが、こちらもこれに限定されるものではなく、サイズの縮小は可能である。図9(1)に示すように、七輪2には、大型の綿状固形燃料7が配置されている。綿状固形燃料7は、容器8から取り出して、ちぎらずにそのまま七輪2に配置したものである。このように大きな綿状固形燃料7が配置された状態で着火すると、空気3は下方から上方へと流れにくくなる。そのため、大型の綿状固形燃料7は、強い火力が必要ではないが、長時間の燃焼が必要な場合等に好適に用いられる。
【0027】
図9(2)に示すように、七輪2には、小型の綿状固形燃料7aと中型の綿状固形燃料7bが3つずつランダムに配置されている。綿状固形燃料(7a,7b)は、容器8から取り出して、手でちぎって七輪2に配置したものである。このように、大きな綿状固形燃料7のままではなく、より小さな綿状固形燃料(7a,7b)の形にして、互いに隙間を設けて配置すると、着火した際に、空気3が、綿状固形燃料(7a,7b)同士の間に設けられた隙間を通って、下方から上方へと流れやすくなり、綿状固形燃料(7a,7b)の燃焼のスピードが速くなる。したがって、大型の綿状固形燃料7よりも小型の綿状固形燃料(7a,7b)は、長時間の燃焼は必要ではないが、強い火力が必要な場合等に好適に用いられる。
このように、綿状固形燃料7は、使用目的や使用時間に合わせて、自在に大きさを調整して利用することができるため、効率的な燃料の利用が可能である。
【0028】
(固形燃料の比較試験結果)
実施例4の固形燃料を用いて、図9(2)に示すように、七輪2に小型の綿状固形燃料7aと中型の綿状固形燃料7bが3つずつランダムに配置されている状況で、固形燃料と具材を載せる網との距離を約3cmとして、肉、サンマおよび松茸を炭火焼きした。実施例4の固形燃料を用いた場合、具材への火の入りが良く、比較例として備長炭を用いて炭火焼きした場合と比べて差がないことを確認した。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明は、調理用の固形燃料に有用である。
【符号の説明】
【0030】
1,1a〜1e 波形固形燃料
2 七輪
3 空気
4 間隙
5,5a〜5f ロール状固形燃料
6 ロール状波形固形燃料
7,7a,7b 綿状固形燃料
8 袋状容器
10 シート状炭化綿
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9