特開2019-49565(P2019-49565A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2019-49565モバイル機器用のナビゲーションデータの通信方法および通信システムならびに記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-49565(P2019-49565A)
(43)【公開日】2019年3月28日
(54)【発明の名称】モバイル機器用のナビゲーションデータの通信方法および通信システムならびに記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G01C 21/26 20060101AFI20190301BHJP
   G08G 1/09 20060101ALI20190301BHJP
   H04W 92/08 20090101ALI20190301BHJP
   H04W 4/48 20180101ALI20190301BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20190301BHJP
   G09B 29/00 20060101ALI20190301BHJP
【FI】
   G01C21/26 A
   G08G1/09 H
   H04W92/08 110
   H04W4/48
   H04M1/00 U
   G09B29/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2018-206692(P2018-206692)
(22)【出願日】2018年11月1日
(62)【分割の表示】特願2015-548783(P2015-548783)の分割
【原出願日】2013年12月17日
(31)【優先権主張番号】13/725,101
(32)【優先日】2012年12月21日
(33)【優先権主張国】US
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.アンドロイド
2.BLUETOOTH
3.UNIX
4.Linux
5.WINDOWS
(71)【出願人】
【識別番号】515169153
【氏名又は名称】エヌエヌジー ケーエフティー
【氏名又は名称原語表記】NNG KFT
(74)【代理人】
【識別番号】100065248
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100159385
【弁理士】
【氏名又は名称】甲斐 伸二
(74)【代理人】
【識別番号】100163407
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 裕輔
(74)【代理人】
【識別番号】100166936
【弁理士】
【氏名又は名称】稲本 潔
(74)【代理人】
【識別番号】100174883
【弁理士】
【氏名又は名称】冨田 雅己
(74)【代理人】
【識別番号】100189429
【弁理士】
【氏名又は名称】保田 英樹
(72)【発明者】
【氏名】バロー,ピーター
【テーマコード(参考)】
2C032
2F129
5H181
5K067
5K127
【Fターム(参考)】
2C032HB11
2C032HB22
2C032HC08
2C032HC14
2F129AA03
2F129BB03
2F129BB26
2F129FF02
2F129FF12
2F129FF17
2F129FF18
2F129FF19
2F129FF20
2F129FF32
2F129FF39
2F129FF57
2F129FF71
2F129GG17
2F129HH02
2F129HH04
2F129HH12
2F129HH18
2F129HH19
2F129HH20
5H181AA01
5H181BB04
5H181BB05
5H181CC04
5H181FF04
5H181FF05
5H181FF22
5H181FF27
5H181FF33
5K067BB36
5K067EE02
5K067EE10
5K127BA03
5K127BA10
5K127BB22
5K127BB33
5K127BB34
5K127DA07
5K127DA12
5K127DA15
5K127GA14
5K127GA18
5K127GA35
5K127GD11
5K127HA09
5K127JA14
5K127KA01
5K127KA02
(57)【要約】
【課題】ナビゲーションシステムのヘッドユニットおよびモバイルのアプリケーションの間でマップデータを通信するナビゲーションデータの通信方法を提供する。
【解決手段】モバイル機器のアプリケーションを受信し、モバイルアプリケーションおよびナビゲーションヘッドユニットの間の接続を確立し、前記ヘッドユニットは、前記モバイル機器および前記ヘッドユニットが既存の論理接続を有しておらず、前記モバイル機器が前記ヘッドユニットのプロファイルの最大数よりも少ない数のプロファイルを有する場合、前記モバイル機器からライセンス情報を得るための要求を受信し、当該要求を受信すると、前記ヘッドユニットは、前記モバイル機器にライセンス情報を提供し、前記ライセンス情報は、前記ヘッドユニットの更新情報の受信の地理的な位置制限を含み、前記ヘッドユニットおよび前記モバイルアプリケーションの間でマップデータを通信するナビゲーションデータの通信方法。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モバイル機器のアプリケーションを受信し;
モバイルアプリケーションおよびナビゲーションヘッドユニットの間の接続を確立し;
前記ヘッドユニットは、前記モバイル機器および前記ヘッドユニットが既存の論理接続を有しておらず、前記モバイル機器が前記ヘッドユニットのプロファイルの最大数よりも少ない数のプロファイルを有する場合、前記モバイル機器からライセンス情報を得るための要求を受信し、当該要求を受信すると、前記ヘッドユニットは、前記モバイル機器にライセンス情報を提供し、前記ライセンス情報は、前記ヘッドユニットの更新情報の受信の地理的な位置制限を含み;
前記ヘッドユニットおよび前記モバイルアプリケーションの間でマップデータを通信する:
ナビゲーションデータの通信方法。
【請求項2】
モバイル機器によってネットワークから無線接続を介してデータを受信し;
受信したデータをモバイル機器からヘッドユニットに送信する:
ことをさらに含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
前記モバイル機器の前記アプリケーションによってルートデータを受信し;
前記ルートデータを前記ヘッドユニットに送信する:
ことをさらに含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項4】
アプリケーションによって車両データを取得し;
前記車両データを前記ヘッドユニットに送信する:
ことをさらに含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項5】
前記アプリケーションによってマップが前記ヘッドユニットに利用可能であることを検知し;前記マップが利用可能であることの通知を行う:
ことをさらに含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項6】
前記ヘッドユニットを有する第1の車両用の前記アプリケーションによって第1のプロファイルを作成し;第2のヘッドユニットを有する第2の車両用の前記アプリケーションによって第2のプロファイルを作成する:
ことをさらに含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項7】
マップデータの通信は、前記ヘッドユニットから前記モバイルアプリケーションによってマップデータを受信することを含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項8】
マップデータの通信は、マップデータを前記モバイルアプリケーションによって前記ヘッドユニットに提供し、前記マップデータを前記モバイルアプリケーションによってリモートサーバーから取得することを含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項9】
プログラムを具現化したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムはプロセッサにより実行可能であり、ナビゲーションデータを通信するための方法を実行し、前記方法は
モバイル機器のアプリケーションを受信し;
モバイルアプリケーションおよびナビゲーションヘッドユニットの間で接続を確立し;
前記ヘッドユニットは、前記モバイル機器および前記ヘッドユニットが既存の論理接続を有しておらず、前記モバイル機器が前記ヘッドユニットのプロファイルの最大数よりも少ない数のプロファイルを有する場合、前記モバイル機器からライセンス情報を得るための要求を受信し、当該要求を受信すると、前記ヘッドユニットは、前記モバイル機器にライセンス情報を提供し、前記ライセンス情報は、前記ヘッドユニットの更新情報の受信の地理的な位置制限を含み;
前記ヘッドユニットおよび前記モバイルアプリケーションの間でマップデータを通信する:
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項10】
メモリ;
プロセッサ;および
メモリに記憶され、前記プロセッサにより実行可能であって、
モバイル機器のアプリケーションを受信し、
モバイル機器およびナビゲーションヘッドユニットの間の接続を確立し、
前記ヘッドユニットは、前記モバイル機器および前記ヘッドユニットが既存の論理接続を有しておらず、前記モバイル機器が前記ヘッドユニットのプロファイルの最大数よりも少ない数のプロファイルを有する場合、前記モバイル機器からライセンス情報を得るための要求を受信し、当該要求を受信すると、前記ヘッドユニットは、前記モバイル機器にライセンス情報を提供し、前記ライセンス情報は、前記ヘッドユニットの更新情報の受信の地理的な位置制限を含み、
前記ヘッドユニットおよび前記モバイルアプリケーションの間でマップデータを通信する:
1以上のモジュール:
を備えた、ナビゲーションデータの通信システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
背景
携帯ナビゲーション装置は、今日の日帰り旅行者に非常に人気がある。一般的に、ナビゲーション装置は、自動車のダッシュボード上またはフロントの走行領域内に位置するヘッドユニットを含む。ヘッドユニットは、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)座標のような、地理的な位置情報を受信し、当該座標をマップデータにマッチさせて、自動車が現在位置し、および向かっている場所について自動車の運転手に画像表示(graphical indication)を提供する。
【0002】
大抵のナビゲーションシステムは、有用であるにもかかわらず、更新および拡張が面倒なことがある。例えば、更新マップデータを受信するため、多くのナビゲーションシステムは、サービスプロバイダに提供され(brought to)なければならない。一部のナビゲーションシステムは、追加のマップデータを更新し、または提供するためのコンパクトディスクまたは他のコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。マップを更新するこれらの方法は、旅行者にとって不便であり、これらのシステムの拡張性に影響を及ぼす。
【0003】
ナビゲーションシステムをよりユーザーフレンドリーな方法で拡張可能かつ、より柔軟にする必要がある。
要約
【0004】
この技術は、概略を述べると、モバイル機器上で実行し、ナビゲーションシステムのヘッドユニットと通信できるモバイルアプリケーションを提供する。モバイルアプリケーションは、マップデータ、ユーザー入力データ、および他のデータのようなデータを取得して、ヘッドユニットに更新情報を送信してもよい。モバイルアプリケーションを介してマップデータを取得することによって、先行技術のシステムよりもずっと容易にヘッドユニットを更新してもよい。セルラーネットワーク、Wi-Fiネットワーク、またはユーザーがアクセス可能でモバイル機器と互換性のある他のネットワークを通じてデータを取得してもよい。モバイルアプリケーションによっていったん取得されると、更新情報がモバイル機器に記憶され、ユーザーがヘッドユニットの近くにいるとき、ナビゲーションシステムのヘッドユニットに自動的にアップロードされるようにしてもよい。
【0005】
モバイルアプリケーションは、1以上のヘッドユニットと論理接続(logical connection)を確立してもよい。論理接続は、モバイルアプリケーションをヘッドユニットにバウンドし(bounds)、データ共有および同期化を可能にする。いったん論理接続に接続される(すなわち、「バウンドされる」)と、モバイルアプリケーションは、接続されたヘッドユニットのマップを受信し、ヘッドユニットにデータを送信してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】ナビゲーションサービスを提供するためのシステムのブロック図である。
【0007】
図2】モバイル機器およびヘッドユニットのブロック図である。
【0008】
図3】モバイルアプリケーションについてのモバイル機器の操作方法である。
【0009】
図4】ヘッドユニットと通信するモバイル部の操作方法である。
【0010】
図5】ヘッドユニットの操作方法である。
【0011】
図6】計算装置のブロック図である。
【0012】
図7】モバイル機器のブロック図である。詳細な説明
【0013】
この技術は、概略を述べると、モバイル機器上で実行し、ナビゲーションシステムのヘッドユニットと通信できるモバイルアプリケーションを提供する。モバイルアプリケーションは、マップデータ、ユーザー入力データ、および他のデータのようなデータを取得して、ヘッドユニットに更新情報を送信してもよい。モバイルアプリケーションを介してマップデータを取得することによって、先行技術のシステムよりもずっと簡単にヘッドユニットを更新してもよい。セルラーネットワーク、Wi-Fiネットワーク、またはユーザーがアクセス可能でモバイル機器と互換性のある他のネットワークを介してデータを取得してもよい。モバイルアプリケーションによっていったん取得されると、更新情報はモバイル機器に記憶され、ユーザーがヘッドユニットの近くにいるとき、ナビゲーションシステムのヘッドユニットに自動的にアップロードされるようにしてもよい。
【0014】
モバイルアプリケーションは、1以上のヘッドユニットと論理接続(logical connection)を確立してもよい。論理接続は、モバイルアプリケーションをヘッドユニットにバウンドし、データ共有および同期化を可能にする。論理接続は、例えば、3ヶ月のような特定の期間続いてもよい。論理接続を形成するために、ヘッドユニットはナビゲーションサービスを受信するため、現在のライセンス(current license)を有しなければならず、論理接続の最大数はモバイルアプリケーションによって達成される必要はなく、他の要因が満たされてもよい。
【0015】
いったん論理接続に接続される(すなわち、「バウンドされる」)と、モバイルアプリケーションは、接続されたヘッドユニットのマップを受信し、ヘッドユニットにデータを送信してもよい。送信されたデータは、新たなマップデータ、ユーザー入力データ、および現在のナビゲーションシステムによって提供される追加サービスに関連した他のデータを含んでいてもよい。
【0016】
図1は、ナビゲーションサービスを提供するためのシステムのブロック図である。図1のシステムは、車両100、ヘッドユニット110、モバイル機器120、および衛星132および134を含む。ヘッドユニット110は、衛星132および134と通信して、車両100内のヘッドユニットの地理的座標を決定してもよい。ヘッドユニット110は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)衛星と通信して地理的座標を決定してもよい。ヘッドユニット110は、衛星132および134から受信したデータに基づき、車両100の現在位置をグラフィカルに提供するのに用いられるマッピングデータを記憶する。
【0017】
モバイル機器122は、車両100の運転手のような、ユーザーに関連するものであってもよく、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、または他のモバイル機器として実行してもよい。モバイルアプリケーション122は、モバイル機器120に記憶され、モバイル機器120上で実行されてもよい。モバイルアプリケーション122は、アップルコンピュータによるiOSシステム、アンドロイドモバイル機器オペレーティングシステム、または他のオペレーティングシステムと適合性のあるアプリケーションを提供するネットワークサービスのような、モバイルアプリケーションストアから取得してもよい。
【0018】
図1のシステムはまた、セルラーネットワーク142、無線アクセスポイント144、ネットワーク150、アプリケーションサーバ160およびデータストアも含む。セルラーネットワーク142は、音声情報および他のデータをモバイル機器120およびネットワーク150に送信してもよい。セルラーネットワーク142は、セルラーサービスプロバイダによって提供してもよい。
【0019】
アクセスポイント144は、モバイル機器120およびネットワーク150と通信する無線信号を提供するために動作する1以上の装置を含んでいてもよい。アクセスポイント144は、1以上のモデム、ルータ、または他の装置を含んでいてもよい。ネットワーク150は、ローカルネットワーク、プライベートネットワーク、パブリックネットワーク、インターネット、イントラネット、広域ネットワーク、ローカルエリアネットワーク、およびこれらのネットワークのいかなる組み合わせを含むものであってもよい。ネットワーク150は、セルラーネットワーク142、アクセスポイント144およびアプリケーションサーバ160と通信してもよい。
【0020】
アプリケーションサーバ160は、ネットワーク150と通信するように構成された1以上の計算装置を含んでいてもよい。アプリケーションサーバ160は、ネットワークサービス、例えば、マッピングデータおよび他のデータをモバイル機器122に提供してもよい。アプリケーションサーバ160は、セルラーネットワーク142またはアクセスポイント144を介してアプリケーション122と通信してもよい。データストア170は、アプリケーションサーバ160と通信し、マップデータおよび追加データを含んでいてもよい。アプリケーションサーバ160は、データストア170に記憶されたデータを取得して更新し、モバイルアプリケーション122にデータを送信してもよい。
【0021】
図2は、モバイル機器およびヘッドユニットのブロック図である。モバイル機器210およびヘッドユニット220は、Wi-Fi信号、Bluetooth信号、またはUSB接続のような有線接続を介して通信してもよい。
【0022】
モバイル機器210は、メモリに記憶され、異なるタスクおよび機能を実行するプロセッサによって実行可能なモジュールを含んでいてもよい。これらのモジュールは、同期モジュール212、プロファイルマネージャ214、ユーザーインターフェースモジュール216、および更新モジュール218を含んでいてもよい。同期モジュールは、モバイル機器210と関連のあるユーザーデータのため、ヘッドユニット220を含む、他の装置との同期を管理してもよい。プロファイルモジュール214は、ユーザプロファイルを管理してもよい。いくつかの実施具体例において、モバイル機器は、一度に3つまでのヘッドユニットのそれぞれに対して、ユーザプロファイルを関係付けて(connect with)維持してもよい。プロファイルマネージャ214は、これらの「関係付け」およびプロファイルを追跡して最新の状態に保ち、他のプロファイル管理を行う。ユーザーインターフェースモジュール216は、ヘッドユニット220との関係を管理すると同様に、モバイル機器のユーザーにインターフェースを提供して更新する。更新マネージャ218は、モバイル機器からヘッドユニット220と通信してマップデータおよび他のデータの更新を管理してもよい。
【0023】
ヘッドユニット220は、モバイル機器210と通信を行い、ヘッドユニットメモリに記憶され、1以上のヘッドユニットプロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールを含んでいてもよい。モジュールは同期モジュール222、ライセンスモジュール224、ユーザーインターフェース226およびマッピングモジュール228を含んでいてもよい。ユーザーインターフェースモジュール226および同期モジュール222は上記のモバイル機器210の対応するモジュールと似た動作をしてもよい。ライセンスモジュール224は、ユーザーのため、ヘッドユニット220を介して受信したナビゲーションサービスのユーザーのライセンスを記憶して管理してもよい。マッピングモジュールは、マップ表示および取得を管理してもよい。
【0024】
図3は、モバイルアプリケーションについてのモバイル機器の操作方法である。図3の方法は、図1のモバイル機器110上で実行してもよい。最初に、ステップ310において、モバイル機器のアプリケーションを受信する。このアプリケーションは、アップルのiOSオペレーティングシステム、モバイル機器用のアンドロイドオペレーティングシステム、または他のアプリケーションと適合性のあるモバイルアプリケーションであってもよい。アプリケーションは、インターネット上または何らかの他の方法においてモバイルアプリケーションストアを介して受信してもよい。いったん受信したら、モバイルアプリケーションを記憶してモバイル機器で実行してもよい。いくつかの実施具体例において、ユーザー名、初期パラメータの設定(すなわち、言語)など、アプリケーションを実行する際に、ユーザーがモバイル機器に情報を提供してもよい。
【0025】
ステップ320において、モバイル機器とヘッドユニット間の接続を確立してもよい。モバイルアプリケーションは、モバイル機器とヘッドユニット間の接続を開始してもよい。例えば、図2に例示されるように、2つの機器間で無線、または有線接続を介して接続を確立してもよい。
【0026】
ステップ330において、インストールされたモバイルアプリケーションおよびヘッドユニットが既存の論理接続を有するか否かを判定する。ユーザーが2つの装置間でデータ接続を確立し、アプリケーションおよびヘッドユニットを効果的に「結び付ける(bind)」入力データを提供したとき、モバイルアプリケーションおよびヘッドユニット間に論理接続を形成してもよい。モバイルアプリケーションおよびヘッドユニットを結び付けることにより、モバイル機器のヘッドユニットマップへのアクセスを提供し、モバイルアプリケーションによって駆動されるモバイル機器によってヘッドユニットにデータの更新情報を提供してアップロードし、モバイル機器およびヘッドユニット間の選択されたデータの同期、および他の特性を提供するのに役立つ。モバイルアプリケーションは、任意の特定の時間において多数の論理接続を維持してもよい。いくつかの実施具体例において、モバイル機器は、同時に3つの論理接続まで維持してもよい。
【0027】
図3に戻って、モバイルアプリケーションおよびヘッドユニットが既存の論理接続を有する場合、図4の方法のステップ440について以下に後述するように、モバイル機器の稼働を続ける。もし、モバイルアプリケーションおよびヘッドユニットが既存の論理接続が有していない場合、ステップ340において、モバイル機器がアクティブなヘッドユニットのプロファイルの最大数をすでに有しているか否かを判定する。
【0028】
モバイル機器が最大数のヘッドユニットプロファイルを有している場合、ステップ350において、追加のプロファイルまたは接続を確立しなくてもよい。いくつかの実施具体例において、論理接続を確立することができないという通知をモバイル機器および/またはヘッドユニットを通じて提供してもよい。いくつかの実施具体例において、モバイルアプリケーションおよびヘッドユニットは、なお最小限の通信をしてもよいが、アプリケーションおよびヘッドユニット間でマップデータを移動しない。
【0029】
モバイル機器およびヘッドユニットが既存の論理接続を有しておらず、モバイル機器がユニットプロファイルの最大数よりも少ない数のユニットプロファイルを有する場合、ステップ360において、ヘッドユニット用にプロファイルを作成してもよい。作成されたプロファイルは、ヘッドユニットの識別子(identifier)、車両の種類、プロファイル作成の日付、およびヘッドユニットによって提供される他のデータを含んでいてもよい。
【0030】
ステップ370において、ヘッドユニットからライセンス情報を取得してもよい。ライセンス情報は、データアクセスパラメータ、ヘッドユニットの地理的な位置制限(例えば、ヘッドユニットは、特定の州または国のみで更新情報を受信してもよい)、およびヘッドユニット用の地理的な位置のナビゲーションサービスの利用に関する他のデータを含むものであってもよい。
【0031】
その後、ステップ380においてモバイル機器のアプリケーションにヘッドユニットからのマップデータを送信してもよい。ヘッドユニットによって使用され、記憶された現在のマップをモバイル機器にダウンロードしてもよい。ヘッドユニットがユーザーによる許可を受けている間、アプリケーションは、例えば旅行計画用のような、マップを利用してもよい。
【0032】
ステップ390において、モバイル機器およびヘッドユニット間のユーザーデータを同期すべく同期動作を実行してもよい。同期は、ユーザーがヘッドユニットに記憶することを望むユーザーデータを同期してもよいし、逆もまた同様である。同期してもよいデータの例は、計画されたルート、ナビゲーションの履歴、お気に入りの目的地、保存されたルート、旅行ログ、連絡先(contact)、カレンダー情報および他のデータを含む。いくつかの実施具体例において、お気に入りの目標は単に、名前、メモ、および他のデータのようなメタデータが割り当てられる、地理的座標であってもよい。これらのデータは、連絡先または個人情報管理アプリケーションのような、他のモバイル機器のアプリケーションと同様に、アプリケーションによって記憶された他のプロファイルから取得するものであってもよい。
【0033】
図4は、ヘッドユニットと通信するモバイル部の操作方法である。ステップ410において、モバイル機器のアプリケーションによってヘッドユニット用にマップデータを取得してもよい。セルラーネットワーク、Wi-Fiネットワークまたは他のデータコミュニケーションネットワークのような、マップデータを提供するネットワークの範囲内にモバイル機器があるときはいつでも、マップデータを取得してもよい。いくつかの実施具体例において、モバイルアプリケーションは、新しいマップのダウンロードの準備ができているという通知を受信してもよい。モバイルアプリケーションは、モバイル機器のユーザーに都合のよい時に、マップデータをダウンロードしてもよい。ユーザーがヘッドユニットの近くにいようといまいと、ヘッドユニット用にマップデータを取得してもよい。
【0034】
ステップ420において、ユーザーからモバイル機器のアプリケーションによってデータを受信してもよい。ユーザーは、入力データ、共有設定情報、計画されたルートおよび他のデータをいつでもモバイル機器ユニットに提供してもよい。ステップ430において、ヘッドユニット用の追加のデータをモバイル機器のアプリケーションによって取得してもよい。追加のデータは、プレミアム特性(feature)、旅行情報、レストランのレビュー、およびモバイル機器のアプリケーションによって取得された他のデータを含んでいてもよい。次に、ステップ440において、モバイル機器およびヘッドユニット間で接続が確立される。この接続は、例えば、ユーザーが車両のヘッドユニットの近くにいる次の回に確立してもよい。ステップ450において、モバイル機器によって、マップデータ、ユーザー入力データおよび他のデータをヘッドユニットに送信してもよい。送信は、モバイル機器およびヘッドユニット間に無線または有線接続を介してもよい。
【0035】
ステップ460において、モバイル機器およびヘッドユニット間でユーザーデータの同期を実行してもよい。ユーザー設定に基づき、自動またはユーザー入力により、同期を実行してもよい。当該ユーザー設定が同期を制御してもよい。ユーザー設定は、同期が一方向同期、双方向同期、およびユーザーデータと他のデータとが同期するか否かを示すものであってもよい。
【0036】
図5は、ヘッドユニットの操作方法である。ステップ510においてモバイル機器から接続要求を受信する。要求を受信したとき、ヘッドユニットは、モバイル機器に接続要求に対する応答をして情報を提供してもよい。例えば、ステップ520において、ヘッドユニットの識別情報を要求に応じて提供してもよい。識別情報は、ヘッドユニット識別子および接続を確立するために必要となる他の情報を含んでいてもよい。
【0037】
ステップ530において、ヘッドユニットは、モバイル機器からライセンス情報を得るための要求を受信してもよい。ステップ540において、要求を受信したとき、ヘッドユニットはモバイル機器にライセンス情報を提供してもよい。ライセンス情報は、種類、継続期間、特性、および他のデータを含むライセンスの詳細を含んでいてもよい。いくつかの実施具体例において、ライセンス特性を示すコードをヘッドユニットからモバイル機器に送信してもよい。
【0038】
550において、モバイル機器からヘッドユニットによってマップデータの更新情報を受信してもよい。マップデータは、モバイル機器およびヘッドユニット間の最後の接続から、モバイル機器によって集められたマップデータ、ユーザー入力および追加データを含んでいてもよい。ステップ560において、ヘッドユニットによりモバイル機器から同期要求を受信してもよい。ステップ570において、モバイル機器で同期を実行してもよい。いくつかの実施具体例において、ヘッドユニットのリソースに基づき、同期要求を拒否してもよい。例えば、ヘッドユニットがナビゲーションルートを処理するのに忙しく、リソースが使用されている場合、同期要求を後の日付まで拒否してもよい。
【0039】
モバイルアプリケーションは、遠隔ネットワークおよびヘッドユニットと通信して、ナビゲーションシステムのユーザーに追加のサービスを提供してもよい。例えば、モバイルアプリケーションは、オンライン天気、燃料価格、スピード違反取り締まりカメラ情報、ローカルサーチなどのようなネットワークベースの特性を提供してもよい。これらの特性は、ユーザーによって管理されるものであってもよい、個々のサービス加入として提供してもよい。
【0040】
モバイルアプリケーションは、車両関係管理機能(vehicle relationship management features)を提供してもよい。車両関係機能は、年間メンテナンス通知、正規サービスファインダー、遠隔診断および電話サービスセンター情報を含んでいてもよい。また、モバイル機器は、モバイル機器の地理的な位置に基づき、ユーザーにマーケティングおよび消費者関与コンテンツ(consumer engagement content)を提供してもよい。
【0041】
モバイルアプリケーションは、「駐車している車の探知(finder)」サービスを提供してもよい。当該サービスにおいて、最後の既知の車両位置への道順をモバイルアプリケーションによってモバイル機器を介して提供してもよい。
【0042】
図6は、この技術を実施するための装置のブロック図である。図6は、この技術を使用する計算装置を実施するために用いてもよい、例となる計算システム600を例示する。図6のシステム600は、ヘッドユニット110、アプリケーションサーバ150およびデータストア160の同等物との関連(in the contexts of the likes)で実施してもよい。図6の計算システム600は、1以上のプロセッサ610およびメモリ620を含む。主メモリ620は、一部に、プロセッサ66により実行するための命令およびデータを記憶してもよい。主メモリは、動作中に実行コードを記憶することができる。図6のシステム600は記憶装置620をさらに含み、当該記憶装置620は、大容量記憶装置およびポータブルストレージ、アンテナ640、出力装置650、ユーザー入力装置660、表示装置670、および周辺機器680を含んでいてもよい。
【0043】
図6中に示される構成要素は、単一バスを介して接続されるものとして描かれている。しかしながら、構成要素は、1以上のデータ転送手段を介して接続してもよい。例えば、プロセッサ装置610および主メモリ620は、ローカルマイクロプロセッサバスを介して接続してもよく、記憶装置630、周辺機器680および表示装置670は、1以上の入力/出力(I/O)バスを介して接続してもよい。
【0044】
磁気ディスクドライブまたは光学ディスクドライブで実行される大容量記憶装置を含んでいてもよい、記憶装置630は、プロセッサ装置66によって使用するためのデータおよび命令を記憶するための不揮発性の記憶装置であってもよい。記憶装置630は、この発明の実施具体例を実施するためのシステムソフトウェアを、主メモリ66に当該ソフトウェアをロードする目的で記憶することができる。
【0045】
記憶装置630のポータブルストレージデバイスは、フロッピーディスク、コンパクトディスクまたはデジタルビデオディスクのような、不揮発性のポータブルストレージメディアとともに(in conjunction with)、図6のコンピュータシステム600にデータおよびコードを入出力する。この発明の実施具体例を実施するためのシステムソフトウェアは、こうしたポータブルメディアに記憶され、ポータブルストレージデバイスを介してコンピュータシステム600に入力してもよい。
【0046】
アンテナ640は、他の装置と無線通信するための1以上のアンテナを含んでいてもよい。アンテナ616は、例えば、Wi-Fi、Bluetoothを介してセルラーネットワークで、あるいは他の無線プロトコルおよびシステムで無線通信するために使用してもよい。無線信号を送受信する、制御装置を含んでいてもよい、プロセッサ66によって1以上のアンテナを制御してもよい。例えば、プロセッサ66は、メモリ612内に記憶されたプログラムを実行し、アンテナ640を制御して無線信号をセルラーネットワークに送信し、セルラーネットワークから無線信号を受信する。
【0047】
図6に示されるシステム600は、出力装置650および入力装置660を含む。適切な出力装置の例は、スピーカー、プリンタ、ネットワーク・インターフェース、およびモニターを含む。入力装置660は、タッチスクリーン、マイク、加速度計、カメラ、および他の装置を含んでいてもよい。入力装置660は、英数字および他の情報を入力するためのキーボードのような英数字キーパッド、またはマウス、トラックボール、スタイラスペン、もしくはカーソル方向キーのようなポインティング・デバイスを含んでいてもよい。
【0048】
表示装置670は、液晶ディスプレイ(LCD)、LEDディスプレイ、または他の適切な表示装置を含んでいてもよい。表示装置670は、文字および画像情報を受信し、表示装置への出力のため情報を処理する。
【0049】
周辺機器680は、コンピュータシステムに追加機能を追加するいかなる種類のコンピュータ支援装置を含んでいてもよい。例えば、周辺機器680は、モデムまたはルータを含んでいてもよい。
【0050】
図6のコンピュータシステム600に含まれる構成要素は、デスクトップコンピューター、ラップトップコンピュータ、ノートパソコン、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、またはこの発明の実施具体例の使用に適していてもよく、当該技術分野で周知のそのようなコンピュータの構成要素の広いカテゴリーを表すことを目的としている他のコンピュータなどだが、それらに限定されない、コンピューティングシステムに通常見られる構成要素である。それゆえ、図6のコンピュータシステム600は、パーソナルコンピュータ、携帯用計算装置、電話、モバイル計算装置、ワークステーション、サーバー、ミニコンピューター、メインフレームコンピューター、または他のいかなる計算装置でもあり得る。また、コンピュータは、さまざまなバス構成、ネットワークプラットフォーム、マルチプロセッサプラットフォームなどを含むこともできる。Unix、Linux、Windows、Macintosh OS、Palm OS、および他の適切なオペレーティングシステムを含むいろいろなオペレーティングシステムを使用することもできる。
【0051】
図7は、モバイル機器120のような、この技術を使用するモバイル機器を実施するために用いてもよい、例となるモバイル機器システム700を例示する。図7のモバイル機器700は、1以上のプロセッサ710およびメモリ712を含む。メモリ712は、一部に、プロセッサ710による実行および処理用のプログラム、命令およびデータを記憶する。図7のシステム700は、ストレージ714、1以上のアンテナ716、表示装置718、入力装置720、1以上のマイク722、および1以上のスピーカー724をさらに含む。
【0052】
図7に示される構成要素は、単一バス726を介して接続されるものとして描かれている。しかしながら、構成要素710〜724は、1以上のデータ転送手段により接続してもよい。例えば、プロセッサ装置77および主メモリ712は、ローカルマイクロプロセッサバスを介して接続してもよく、記憶装置714、表示装置718、入力装置720、ならびにマイク722およびスピーカー724は、1以上の入力/出力(I/O)バスを介して接続してもよい。
【0053】
メモリ712は、例えば、RAMおよびROM、挿入可能なメモリーカードまたは他のアタッチメントの形のポータブルメモリ(例えば、ユニバーサル・シリアル・バスによる)などのローカルメモリ、磁気ディスクドライブまたは光学ディスクドライブ、一種のフラッシュメモリまたはPROMメモリ、または他の電子記憶媒体を含んでいてもよい。メモリ712は、この発明の実施具体例を実施するためのシステムソフトウェアを主メモリ710に当該ソフトウェアをロードする目的で記憶することができる。
【0054】
アンテナ716は、他の装置と無線で通信するための1以上のアンテナを含んでいてもよい。アンテナ716は、例えば、Wi-Fi、Bluetoothを介してセルラーネットワークで、あるいは他の無線プロトコルおよびシステムで無線通信するために使用してもよい。無線信号を送受信する、制御装置を含んでいてもよい、プロセッサ710によって1以上のアンテナが制御してもよい。例えば、プロセッサ710は、メモリ712内に記憶されたプログラムを実行し、アンテナ716を制御して無線信号をセルラーネットワークに送信し、セルラーネットワークから無線信号を受信する。
【0055】
表示装置718は、液晶ディスプレイ(LCD)、タッチスクリーンディスプレイ、または他の適切なディスプレイ装置を含んでいてもよい。表示装置770は、文字および画像情報を表示し、表示装置を介して文字および画像を出力するように制御してもよい。タッチスクリーンディスプレイで実行したとき、表示装置は入力データを受信し、入力データをプロセッサ710およびメモリ712に送信してもよい。
【0056】
入力装置720は、ユーザーインターフェースの一部を提供する。入力装置760は、英数字および他の情報を入力するためのキーボードのような英数字キーパッド、ボタンまたはスイッチ、トラックボール、スタイラスペン、またはカーソル方向キーを含んでいてもよい。
【0057】
マイク722は、プロセッサ710およびメモリ712に、捕捉した音響信号を送信する1以上のマイク装置を含んでいてもよい。音響信号は、アンテナ716を介したネットワーク上に送信するように処理してもよい。
【0058】
スピーカー724は、モバイル機器700のための音声出力を提供してもよい。例えば、アンテナ716で受信した信号は、メモリ712に記憶されたプログラムによって処理し、プロセッサ710によって実行してもよい。実行したプログラムの出力は、音声信号を提供するスピーカー724に提供してもよい。また、プロセッサ710は、音声信号、例えば、警報を生成し、スピーカー724を介して警報を出力してもよい。
【0059】
図7に示されるモバイル機器システム700は、図7に例示された装置および構成要素に加えて、他の装置および構成要素を含んでいてもよい。例えば、モバイル機器システム700は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)ポートのような追加のネットワーク・インターフェースを含んでいてもよい。
【0060】
図7のコンピュータシステム700に含まれる構成要素は、この発明の実施具体例の使用に適していてもよく、当該技術分野で周知のそのようなモバイル機器の構成要素の広いカテゴリーを表すことを目的としている、モバイル機器システムに通常見られる構成要素である。このように、図7のコンピュータシステム700は、携帯電話、スマートフォン、携帯用計算装置、ミニコンピューター、または他のいかなる計算装置でもあり得る。また、モバイル機器は、さまざまなバス構成、ネットワークプラットフォーム、マルチプロセッサプラットフォームなどを含むこともできる。Unix、Linux、Windows、Macintosh OS、Google OS、Palm OS、および他の適切なオペレーティングシステムを含むいろいろなオペレーティングシステムを使用することもできる。
【0061】
前述の明細書中の技術の詳細な説明は、例示および説明の目的のために記載されたものである。開示されたまさにその形式にこの技術を徹底し、または限定することを目的とするものではない。上記の教示内容に照らして、多くの修正および変形が可能である。記載された実施具体例は、この技術の原理およびその実際の応用をもっとも良く説明するために選択されたものであり、それによって当業者が、当該技術をいろいろな実施具体例において、予期される特定の使用に適したいろいろな変更を加えて、最も良く利用することを可能にするものである。この技術の範囲は、この明細書に添付された特許請求の範囲によって規定されることを意図するものである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7