(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-58628(P2019-58628A)
(43)【公開日】2019年4月18日
(54)【発明の名称】風呂椅子
(51)【国際特許分類】
A47K 3/12 20060101AFI20190322BHJP
【FI】
A47K3/12
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2017-199872(P2017-199872)
(22)【出願日】2017年9月25日
(71)【出願人】
【識別番号】515327498
【氏名又は名称】▲高▼須 あみ
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼須 あみ
【テーマコード(参考)】
2D132
【Fターム(参考)】
2D132DA01
(57)【要約】
【課題】 従来、風呂椅子に使われる材質は、主に木材またはプラスチックであったが、木製のものは、肌あたり等使用感に優れている半面、カビが発生しやすい等の利便性に欠け、また、プラスチック製のものは、手入れが容易である反面、肌あたり等の質感が劣っていた。
本発明は、使用感・利便性、共に優れた風呂椅子を提供する。
【解決手段】 座面部にホットストーン(玄武岩、大理石等の天然石)を設けたことを特徴とする風呂椅子。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
座面部にホットストーン(玄武岩、大理石等の天然石)を設けた風呂椅子。
【請求項2】
請求項1に付属部品を取り付けた風呂椅子。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室で座るために用いる風呂椅子に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、風呂椅子に使われる材質は、主に木材またはプラスチックであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実登3008818号公報
【特許文献2】実登3104598号公報
【特許文献3】実登3136794号公報
【特許文献4】特開2017−086127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、風呂椅子に使われている材質は、主に木材またはプラスチックであるが、各々欠点がある。木製のものは、肌あたり等使用感に優れている半面、カビが発生しやすい等の利便性に欠け、また、プラスチック製のものは、手入れが容易である反面、肌あたり等の質感が劣っている。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
座面部にホットストーン(玄武岩、大理石等の天然石)を設ける。
以上の構成よりなる風呂椅子。
【発明の効果】
【0006】
座面部にホットストーンを設けることにより、肌触り、温感等により使用感を高めつつ、その他の材質をプラスチック製等にすることにより利便性の点にも優れた風呂椅子が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図3】本発明に付属部品を取り付けて使用した場合の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)座面部(1)に、玄武岩・大理石等のホットストーン(2)を設ける。
(ロ)ホットストーン(2)以外の材質はプラスチック等、手入れの簡単な材質とする。
(ハ)付属部品は、ある程度の厚みと弾力性を持たせたプラスチック等の材質を用い、形 は筒状をしており、はめ込み部(4)が側面部(3)上部に、ぴったりはめ込める大 きさになっている。
(ニ)付属部品上部には穴(5)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、使用前に、座面部(1)に設けたホットストーン(2)を温めるため、座面部(1)に45度前後のお湯をシャワー等により3〜4分掛け、温めてから使用する。又は、付属部品のはめ込み部(4)を側面部(3)上部にはめ込み、はめ込み部(4)と座面部(1)の間に出来た空間に45度前後のお湯を貯め、ホットストーン(2)を温めてから使用する。
付属部品を使用しない時は、浴室のフック等に掛けられるよう穴(5)を設ける。
座面部(1)にホットストーン(2)を設ける事により、肌触りに優れ、また温感、遠赤外線効果等によるリラックス効果も期待できる。
【符号の説明】
【0009】
1 座面部、2 ホットストーン、3 側面部、4 はめ込み部、5 穴