特開2019-76684(P2019-76684A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2019076684-自立式腕麻痺部リハビリ機具 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-76684(P2019-76684A)
(43)【公開日】2019年5月23日
(54)【発明の名称】自立式腕麻痺部リハビリ機具
(51)【国際特許分類】
   A61H 1/02 20060101AFI20190426BHJP
【FI】
   A61H1/02 K
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2017-232946(P2017-232946)
(22)【出願日】2017年10月24日
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
(71)【出願人】
【識別番号】598108124
【氏名又は名称】中鉢 照雄
(72)【発明者】
【氏名】中鉢 照雄
【テーマコード(参考)】
4C046
【Fターム(参考)】
4C046AA09
4C046AA45
4C046AA47
4C046BB04
4C046CC04
4C046DD08
4C046DD12
4C046DD33
(57)【要約】      (修正有)
【課題】病気等で半身不随で腕の動作が困難な人が、肘掛け付の椅子に装着したテーブルで、着席した状態で、L型ハンドルと連動する腕用台車を自分の利き腕で動かしてリハビリが可能な、自立式腕麻痺部リハビリ機具を提供する。
【解決手段】肘掛け付きの椅子に着席した状態で、切欠テーブルを装着してテーブルに設けたL型ハンドルを自分の利き腕で前、後に動かすと、円柱を軸に連結棒を介して腕を乗せた腕台車の前後の動作が可能な自立式腕麻痺部リハビリ機具を提供できる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
切欠テーブルの両袖下部に固定用バンドを設け、円柱を固定したベースを、切欠部中央に設け、前記円柱にカラーを設け、その上にL型ハンドルと連結棒を設けた鞘管を設け、腕用台車の下部にフリーベアーを設け、前部には穴を設け、前記連結棒の先端を差し込んで、前記L型ハンドルと前記腕用台車が連動して前後に可動する自立式腕麻痺部前後リハビリ機具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、病気等で半身不随等で、日常生活が困難な人が自分の利き腕を使って動かなくなった腕を前、後に動かして機能回復を、早期にするためのリハビリ機具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の腕の動作訓練は、病院等で理学療法士による訓練と患者本人の努力しだいだった。
【0003】
病院、施設等でのリハビリ治療は、時間に制限があり、又時間の経過で関節が固くなり動作が困難な状態になる。
この自立式腕麻痺部リハビリ機具は、肘掛の付いている椅子であれば車椅子でも装着できるので、座って自分のペースで無理なく気軽にリハビリができ早期の回復が期待できる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、病院等では歩行訓練等を重要視して機具の開発等がなされていたが、腕の動作訓練の器具の開発はなされていなかった。
その観点から、利き腕でL型ハンドルを前、後すれば麻痺した腕が後、前の動作ができる。自立式腕麻痺部リハビリ機具を提供する事にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
切欠を設けたテーブルの中央に、円柱を設けたベースを固定し、鞘管の胴部側面にL型ハンドルを設け、その反対側に連結棒と腕台車を設け、円柱に差し込んで利き手でL型ハンドルを前後すると連動して腕を乗せた腕台車が移動が可能になった結果、本発明をなすに至ったものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の自立式腕麻痺部リハビリ機具は、肘掛けが付いている椅子であれば装着が可能なので、施設等でのリハビリ以外、自宅でもできるので時間に制限なくリハビリができ早期の機能回復が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の全体の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に本発明の実施の形態について説明する
【0009】
切欠テーブル1の両袖側内面に椅子に固定するためのバンド7.7aと円柱2を固定したベース5を切欠部正面に設ける。
【0010】
円柱2にカラー4を差し込みその上に鞘管9を設け胴部側面にL型ハンドル3とその反対側に連結棒10を設ける。
【0011】
腕用台車6の前部に穴を設け、連結棒10の先端を差し込んで連結し、腕台車の下部にはフリーベアー11.11a.11bを設ける。
本発明は以上のような構造である。
これを使用すると、自分でリハビリが可能なので、早期の機能回復が期待できる。
【符号の説明】
【0012】
1.切欠テーブル.2.円柱.3 L型ハンドル.4 カラー 5 ベース.6 腕用台車.7.7a バンド.8.8a マジックテープ 9 鞘管.10 連結棒.11.11a.11b.フリーベアー
図1