技術分野
鋲の打込み装置、鋲の撤去装置、鋲、養生シートの固定方法及び養生シートの撤去方法
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】天井に養生シートを固定又は撤去する際の作業者の負担を軽減することが可能となり、発生する騒音を低減することができる鋲の打込み装置を提供する。 【解決手段】本発明を適用した鋲の打込み装置1は、内部に空間Vが形成された本体部2と、本体部2の空間V内に相対移動可能に挿通される内側シャフト3と、内側シャフト3の基端部3b側に取り付けられる棒状の取手部5を備え、本体部2は、本体部2の空間Vに連続して設けられるとともに鋲7を収容可能な収容部22を有し、内側シャフト3の先端部3aを本体部2の先端部2aから離間させる方向に相対移動させることで、収容部22に収容された鋲7が空間Vに装填されるとともに内側シャフト3の先端部3a側に配置され、かつ、内側シャフト3の先端部3aを本体部2の先端部2aに近づける方向に相対移動させることで、空間Vに装填された鋲7が本体部2の先端部2aから突出されることを特徴とする。 【選択図】図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、天井に養生シートを固定又は撤去する際の作業者の負担を軽減することが可能となり、発生する騒音を低減することができる鋲の打込み装置、鋲の撤去装置、鋲、養生シートの固定方法及び養生シートの撤去方法を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
第1発明に係る鋲の打込み装置は、鋲を天井に打ち込むために用いられる鋲の打込み装置であって、内部に空間が形成された本体部と、前記本体部の前記空間内に相対移動可能に挿通される内側シャフトと、前記内側シャフトの基端部側に取り付けられる棒状の取手部を備え、前記本体部は、前記本体部の前記空間に連続して設けられるとともに鋲を収容可能な収容部を有し、前記内側シャフトの先端部を前記本体部の先端部から離間させ・・・ 続きを
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【発明の効果】
第1発明〜第4発明によれば、内側シャフトの先端部を本体部の先端部から離間させる方向に相対移動させることで、収容部に収容された鋲が空間に装填されるとともに内側シャフトの先端部側に配置され、かつ、内側シャフトの先端部を本体部の先端部に近づける方向に相対移動させることで、空間に装填された鋲が本体部の先端部から突出される。これにより、第1発明〜第4発明によれば、脚立作業をすることなく、鋲を天井に押し込むだけで養生シートを固定することができ、天井に養生シートを固定する際の騒音を著しく抑制することが可能となる。
また、第1発明〜第4発明によれば、養生シートと鋲とを用いることで区画養生を行うことができ、従来の養生方法のような弾性柱を用いる必要がないため、作業者の負担を軽減することが可能となる。また、第1発明〜第4発明によれば、従来のハンドタッカーのように針を打ち付けるためにトリガーを引く動作を行うことがないため、作業者の負担を軽減することが可能となる。
第1発明〜第4発明によれば、内側シャフトの基端部側に取り付けられる棒状の取手部を備える。これにより、第1発明〜第4発明によれば、作業者が取手部を握持した状態で、鋲を天井に押し込むだけで養生シートを固定することができる。また、第1発明〜第4発明によれば、作業者の身長よりも高い位置に配置される天井に鋲を押し込む際に、脚立作業をすることなく作業者の負担を軽減することが可能となる。
第2発明〜第4発明によれば、本体部の先端部から突出されるとともに本体部の先端部を囲う筒状の保護部を備え、保護部は、本体部に相対移動可能に取り付けられる。これにより、第2発明〜第4発明によれば、鋲の先端部が外側に露出する長さを短く又は無くすことができ、作業者が鋲の先端部に養生シートを取り付ける際に、作業者が鋲の先端部に触れることによる怪我を抑制することが可能となる。
第3発明〜第4発明によれば、養生シートを挟み込むための挟み込み部を有する保護部を備える。これにより、第3発明〜第4発明によれば、養生シートを保護部の挟み込み部に挟み込むことができ、鋲の先端部に養生シートを取り付ける際や鋲を天井に押し込む際に、鋲の先端部から養生シートが脱落するのを抑制することが可能となる。
第4発明によれば、取手部に鋲の頭部を係止するための係止部を有することにより、養生シートを天井に固定した鋲の頭部に係止部を係止させた状態で、天井から鋲を取り外すだけでよく、養生シートの撤去を容易に行うことができ、作業者の負担を軽減することが可能となる。また、第4発明によれば、鋲の頭部に係止部を係止する作業を容易に行うことができ、その結果、作業者の負担を軽減させることが可能となる。
第4発明によれば、養生シートの固定と撤去とを1台で行うことができ、施工の利便性を向上させることが可能となる。
第5発明によれば、取手部に鋲の頭部を係止するための係止部を有することにより、養生シートを天井に固定した鋲の頭部に係止部を係止させた状態で、脚立作業をすることなく、天井から鋲を取り外すだけでよく、養生シートの撤去を容易に行うことができ、作業者の負担を軽減することが可能となる。また、第5発明によれば、鋲の頭部に係止部を係止する作業を容易に行うことができ、その結果、作業者の負担を軽減させることが可能となる。
第6発明によれば、養生シートを天井に固定した鋲の頭部に被係止部を有することで、被係止部に係止部を係止する作業を容易に行うことが可能となる。また、第6発明によれば、被係止部に係止部を係止させた状態で、取手部を下方に移動させることにより係止部に作用させた下方への引き抜く力を鋲に十分に伝達させることができる。このため、第6発明によれば、天井から鋲を取り外す作業をより容易に行うことができ、作業者の負担を軽減させることが可能となる。
第7発明〜第8発明によれば、鋲の打込み装置を用いて、脚立作業をすることなく、養生シートを取り付けた鋲を天井に押し込むだけで天井に養生シートを固定することができ、天井に養生シートを固定する際の騒音を著しく抑制することが可能となる。
また、第7発明〜第8発明によれば、養生シートと鋲とを用いることで脚立作業をすることなく区画養生を行うことができ、従来の養生方法のような弾性柱を用いる必要がないため、作業者の負担を軽減することが可能となる。また、第7発明〜第8発明によれば、従来のハンドタッカーのように針を打ち付けるためにトリガーを引く動作を行うことがないため、作業者の負担を軽減することが可能となる。
第8発明によれば、空間に装填した鋲を本体部の先端部から突出させた後に、養生シートの端部側を重ねて形成した重なり部を鋲の先端部に取り付け、養生シートの重なり部を取り付けた鋲を天井に押し込む。これにより、第8発明によれば、鋲を介して固定された養生シートの重なり部と天井との間に隙間が生じづらくなり、補修工事等の工事により発生する埃、粉塵や騒音が区画の内側から区画の外側に飛散等するのをより効果的に防止することが可能となる。
第9発明によれば、鋲の打込み装置を用いて、養生シートを天井に固定した鋲の頭部に係止部を係止させた状態で、脚立作業をすることなく天井から鋲を取り外すだけでよく、養生シートの撤去を容易に行うことができ、作業者の負担を軽減することが可能となる。また、第9発明によれば、養生シートを天井に固定した鋲の頭部に係止部を係止させた状態で鋲を引き抜けばよいため、天井から鋲を取り外す際の騒音を著しく抑制することが可能となる。
第10発明によれば、鋲の撤去装置を用いて、養生シートを天井に固定した鋲の頭部に係止部を係止させた状態で、脚立作業をすることなく天井から鋲を取り外すだけでよく、養生シートの撤去を容易に行うことができ、作業者の負担を軽減することが可能となる。また、第10発明によれば、養生シートを天井に固定した鋲の頭部に係止部を係止させた状態で鋲を引き抜けばよいため、天井から鋲を取り外す際の騒音を著しく抑制することが可能となる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 (a)は、養生シートが鋲を介して天井に固定された室内を示す立面図であり、(b)は、(a)の1A−1A断面図である。
【図2】 本発明を適用した鋲の打込み装置を示す斜視図である。
【図3】 本発明を適用した鋲の打込み装置の本体部と、内側シャフトと、保護部とを主に示す断面図である。
【図4】 図3の3A−3A断面図である。
【図5】 (a)は、本発明を適用した鋲の打込み装置の内側シャフトと、取手部とを主に示す断面図であり、(b)は、(a)の5A−5A断面図である。
【図6】 本発明を適用した養生シートの固定方法の開始時の状態を示す図である。
【図7】 本発明を適用した養生シートの固定方法において、本体部の空間に鋲を装填する手順を説明するための図である。
【図8】 本発明を適用した養生シートの固定方法において、内側シャフトの先端部側を本端部の先端部側に近づける方向に相対移動する手順を説明するための図である。
【図9】 本発明を適用した養生シートの固定方法において、本体部の空間に装填した鋲を本体部の先端部から突出させた状態を示す図である。
【図10】 本発明を適用した養生シートの固定方法において、鋲の先端部に養生シートを取り付けた状態を示す図である。
【図11】 本発明を適用した養生シートの固定方法において、作業者が取手部を握持した状態を示す図である。
【図12】 本発明を適用した養生シートの固定方法において、(a)は、保護部の先端部を天井に押し当てた状態を示す図であり、(b)は、(a)の状態からさらに本体部の先端部を天井に押し当てた状態を示す図である。
【図13】 本発明を適用した養生シートの固定方法において、本体部の先端部を天井から離間させた状態を示す図である。
【図14】 長孔に間隔保持部材を設けた鋲の打込み装置を示す図である。
【図15】 本発明を適用した鋲の撤去装置を示す斜視図である。
【図16】 本発明を適用した養生シートの撤去方法を説明するための図であり、(a)は、鋲を取り外す前の状態を示す図であり、(b)は、鋲を取り外した後の状態を示す図である。
1 :打込み装置
2 :本体部
2a :本体部の先端部
2b :本体部の基端部
21 :本体筒状部
21a :本体筒状部の先端部
21b :本体筒状部の基端部
211 :外面段差部
212 :長孔
212a :先端部
22 :収容部
22a :開口部
221 :側壁部
221a :切欠部
222a :端部壁
222b :端部壁
23 :本体突設部
23a :窪み部
24 :装填機構
241 :弾性部材
242 :連結部材
243 :連結部材
29 :弾性体
3 :内側シャフト
3a :内側シャフトの先端部
3b :内側シャフト基端部
4 :保護部
4a :保護部の先端部
4b :保護部の基端部
41 :挟み込み部
42 :内面段差部
45 :間隔保持部材
5 :取手部
5a :取手部の先端部
5b :取手部の基端部
51 :伸縮機構
52 :係止部
6 :取付部材
6a :取付部材の先端部
6b :取付部材の基端部
7 :鋲
7a :鋲の先端部
7b :鋲の頭部
71 :被係止部
8 :養生シート
9 :天井
61 :ボルト
62 :ボルト
100 :鋲の撤去装置
V :空間
X :第1方向
Y :第2方向
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