(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-85858(P2019-85858A)
(43)【公開日】2019年6月6日
(54)【発明の名称】住宅等の地震被害対策
(51)【国際特許分類】
E04H 9/02 20060101AFI20190517BHJP
F16F 15/02 20060101ALI20190517BHJP
【FI】
E04H9/02 331D
F16F15/02 L
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2017-227247(P2017-227247)
(22)【出願日】2017年11月7日
(71)【出願人】
【識別番号】515148491
【氏名又は名称】佐久保 惠一
(72)【発明者】
【氏名】佐久保 惠一
【テーマコード(参考)】
2E139
3J048
【Fターム(参考)】
2E139AA01
2E139AC04
2E139AC19
2E139CA14
2E139CC02
3J048AA06
3J048AC01
3J048AD05
3J048BE14
3J048DA01
3J048EA38
(57)【要約】
【課題】 現在まで建物は、強固な地盤の上に、強い構造の躯体を連結固定させて地震に耐えさせようとするものであった。しかし、どのように強い構造としてもある程度以上の地震には耐えられない。
【解決手段】 地盤と建物を固定せず、地震で地盤が動いたとき、建物の基盤から上が動くようにして、地震の揺れを吸収させる構造とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
住宅等の建設において、宅地側と建物基礎基盤の間に空間を設けること。
【請求項2】
住宅等の建設において、宅地側と建物基礎基盤の間の空間に球体を入れること。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地震対策として宅地側と建物本体を固定せず、宅地基盤と建物本体の間に空間を設け、その空間に球体を入れて、地震の際、建物が自由に動くようにして、揺れを逃がすこととし、建物に被害を及ぼさないようにするものである。
【背景技術】
【0002】
従来の建物は、宅地側と建物躯体を強固に固定する考えで建てられているため地震の際、建物は地盤と共に揺れ、強い地震の場合、建物が耐えられなくなり損傷を免れなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
地震の際、地盤からの揺れを建物に伝わらなくして建物の損傷を防ごうとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
地盤と建物の間に空間を作り、ここに球体を入れて地震の際、地盤が揺れても建物は球体によって動くようにする。
【発明の効果】
【0005】
地震の際、建物は地盤との間の球体によって動くため建物に致命的な損傷を与えなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】 宅地の地盤側と建物の基礎を支える基盤の間に空間を設け、その空間に球体を入れた状態を側面から見ている。