特開2019-88747(P2019-88747A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ 四條 廣幸の特許一覧

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  • 特開2019088747-袋もの用提げ紐固定板 図000003
  • 特開2019088747-袋もの用提げ紐固定板 図000004
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  • 特開2019088747-袋もの用提げ紐固定板 図000010
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-88747(P2019-88747A)
(43)【公開日】2019年6月13日
(54)【発明の名称】袋もの用提げ紐固定板
(51)【国際特許分類】
   A44B 99/00 20100101AFI20190524BHJP
   B65D 33/14 20060101ALI20190524BHJP
   B65D 33/00 20060101ALI20190524BHJP
【FI】
   A44B99/00 611N
   A44B99/00 611P
   A44B99/00 611A
   A44B99/00 601Z
   B65D33/14 Z
   B65D33/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2017-232940(P2017-232940)
(22)【出願日】2017年11月15日
(71)【出願人】
【識別番号】593031045
【氏名又は名称】四條 廣幸
(72)【発明者】
【氏名】四條 廣幸
【テーマコード(参考)】
3E064
【Fターム(参考)】
3E064HL09
(57)【要約】
【課題】従来、袋もの用提げ紐を装着するには提げ紐を袋の穴に通しておいて、袋の中で結び目を作って、残りの紐を切っていた。この方法だと、作業効率が悪かった。提げ紐を通すだけのデザインしかなく、多様性に乏しかった。提げ紐だけでは袋の開口部を閉じることはできなかった。
【解決手段】 提げ紐の端を下溝と上溝で固定し、表面板と受け板で袋の上端を跨ぐように連結部を折り曲げて袋に固定する。
表面板に意匠を施す事で多様性が生まれる。
受け板同士の突起と穴を合わせる事で、袋の開口部を閉じる事ができる。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面板に、その表面板を固定するための突起を設け、突起の先端部分の幅は突起より長く成型されている。表面板上部方向に受け板があり、その受け板に穴が設けられている。表面板と受け板の間に連結部を設けて、連結部に下溝を設け、下溝の内側に突起が設けられている。下溝の片方の側辺に穴を設け、下溝の他方の側辺に上溝の側辺が繋がって成型されており、上溝が設けられている。上溝の内側にも突起があり、上溝の他方の側辺に突起を設ける。その突起の先端部分の幅は突起より長く成型されている。前記表面板と、受け板と、連結部と、上溝及び下溝を有することを特徴とする提げ紐固定板である。
【請求項2】
請求項1記載の表面板に、意匠を施した提げ紐固定板。
【請求項3】
請求項1記載の受け板に、突起を設け、その突起の幅は突起よりも広く成型され、受け板の突起を設けた面と同一面に穴を設けてなる、提げ紐固定板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、袋もの用提げ紐固定に関する物である。
【背景技術】
【0002】
従来、袋もの用提げ紐を装着するには提げ紐を袋の穴に通しておいて、袋の中で結び目を作って、残りの紐を切っていた。提げ紐を通しただけのデザインしか無かった。従来提げ紐では袋の開口部を閉じるためには袋の上端にテープを貼って閉じるか、提げ紐自体にテープを貼って閉じていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、袋もの用提げ紐を装着するには提げ紐を袋の穴に通しておいて、袋の中で結び目を作って、残りの紐を切っていた。この方法だと、作業効率が悪かった。提げ紐を通すだけのデザインしかなく、多様性に乏しかった。提げ紐だけでは袋の開口部を閉じることはできなかった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
表面板にその表面板を固定するための突起を設け、突起の先端部分の幅は突起より長く成型されている。表面板上部方向に受け板があり、その受け板に穴が設けられている。表面板と受け板の間に連結部を設けて、連結部に下溝を設け、その下溝に提げ紐の片方の端を置いて、上溝を提げ紐にかぶせて上溝の突起を下溝の穴に圧入する。提げ紐に固定した袋もの用提げ紐固定板の表面板に設けた突起を、袋に空けた穴へ袋の外側から通して、受け板を袋の上端を跨いで袋の内側で受け板の穴に圧入する。表面板にデザインを施すことにより、多様性を増す。袋の開口部の対辺にある袋もの用提げ紐固定板の受け板の穴に受け板に施した突起を圧入する。
【発明の効果】
【0005】
提げ紐の装着が容易になり、作業効率を飛躍的に向上させる。袋の付加価値を付けることで、袋のデザインに今までにない多様性を持たせる。袋の開口部を閉じる効率を飛躍的に上げる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】正面図
図2】平面図
図3】底面図
図4】背面図
図5】右側面図
図6】左側面図
図7】装着図
図8】使用参考図
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の形態について説明する。
(イ).表面板1に、その表面板1を固定するための突起2を設け、突起の先端部分3の幅は突起より長く成型されている。表面板1上部方向に受け板4があり、その受け板4に穴5が設けられている。表面板1と受け板4の間に連結部6を設けて、連結部6に下溝7を設け、下溝7の内側に突起8が設けられている。下溝7の片方の側辺に穴9を設け、下溝7の他方の側辺に上溝10の側辺が繋がって成型されており、上溝10が設けられている。上溝10の内側にも突起8があり、上溝10の他方の側辺に突起11を設ける。その突起11の先端部分12の幅は突起より長く成型されている。
(ロ).表面板1に、意匠が施されている。
(ハ).受け板4に突起13を設け、その突起の先端部分14の幅は突起よりも広く成型され、受け板の突起13を設けた面と同一面に穴15を設けている。
【符号の説明】
【0008】
1 表面板
2 表面板固定の突起
3 表面板固定の突起先端部分
4 受け板
5 表面板固定の突起が入る穴
6 連結部
7 下溝
8 溝の中にある紐を留める突起
9 上溝を固定する穴
10 上溝
11 上溝を固定する突起
12 上溝を固定する突起先端部分
13 受け板に設けた突起
14 受け板に設けた突起先端部分
15 受け板に設けた突起が入る穴
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8