特開2019-94420(P2019-94420A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2019-94420洗浄剤組成物、浸漬用洗浄剤及び食器洗浄機用洗浄剤
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-94420(P2019-94420A)
(43)【公開日】2019年6月20日
(54)【発明の名称】洗浄剤組成物、浸漬用洗浄剤及び食器洗浄機用洗浄剤
(51)【国際特許分類】
   C11D 7/42 20060101AFI20190530BHJP
   C11D 7/26 20060101ALI20190530BHJP
   C11D 7/10 20060101ALI20190530BHJP
【FI】
   C11D7/42
   C11D7/26
   C11D7/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-224560(P2017-224560)
(22)【出願日】2017年11月22日
(71)【出願人】
【識別番号】000190736
【氏名又は名称】株式会社ニイタカ
(74)【代理人】
【識別番号】110000914
【氏名又は名称】特許業務法人 安富国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】稲本 正
【テーマコード(参考)】
4H003
【Fターム(参考)】
4H003BA12
4H003DA17
4H003DA19
4H003DB01
4H003DB02
4H003DC02
4H003EA12
4H003EA19
4H003EA21
4H003EB04
4H003EB05
4H003EB07
4H003EB08
4H003EC01
4H003ED02
4H003FA02
4H003FA04
4H003FA28
(57)【要約】
【課題】手荒れを起こしにくく、米飯汚れに対して優れた洗浄性を示す洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】(A)α−アミラーゼを含有し、上記(A)α−アミラーゼの最大活性pHが7未満であり、pHが5〜7であることを特徴とする洗浄剤組成物。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)α−アミラーゼを含有し、
前記(A)α−アミラーゼの最大活性pHが7未満であり、
pHが5〜7であることを特徴とする洗浄剤組成物。
【請求項2】
前記(A)α−アミラーゼの至適pHがpH5.5〜6.5の領域をすべて含み、かつ、至適温度が60〜80℃の領域をすべて含む請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項3】
前記(A)α−アミラーゼの至適pHがpH5〜7の領域をすべて含み、かつ、至適温度が40〜80℃の領域をすべて含む請求項1又は2に記載の洗浄剤組成物。
【請求項4】
前記(A)α−アミラーゼの含有量が1〜5重量%である請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
【請求項5】
さらに(B)安定化剤を含有し、
前記(B)安定化剤として、カルシウム化合物、ナトリウム化合物、多価アルコール及び多価カルボン酸からなる群から選択される少なくとも一種の化合物を含む請求項1〜4のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
【請求項6】
前記(A)α−アミラーゼの等電点が、4.7以上である請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれかに記載の洗浄剤組成物を含むことを特徴とする浸漬用洗浄剤。
【請求項8】
請求項1〜6のいずれかに記載の洗浄剤組成物を含むことを特徴とする食器洗浄機用洗浄剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄剤組成物、浸漬用洗浄剤及び食器洗浄機用洗浄剤に関する。
【背景技術】
【0002】
ホテル、レストラン等においては、作業の効率化、衛生管理などの観点から、使用後の食器又は調理器具の洗浄に自動食器洗浄機等の自動洗浄機が用いられている。しかしながら、被洗浄物に固着している強固な汚れは、自動洗浄機での洗浄が困難な場合があり、予め汚れを軽く落とすなどの作業が必要となる。そこで、自動洗浄機用洗浄剤組成物の洗浄性を向上することができる技術が望まれている。
【0003】
自動食器洗浄機による洗浄は油汚れを容易に洗浄することができるが、米飯汚れについては、その状態により洗浄しやすさが大きく変わるため、米飯汚れについて充分な洗浄性を発揮させることは難しい。米飯汚れは、長時間の予備浸漬によって洗浄しやすくなるが、ホテル、レストラン等では短時間で洗浄を終わらせることが求められるため、長時間の予備浸漬なしに米飯汚れを洗浄できる洗浄剤が求められていた。
【0004】
そのような洗浄剤として、例えば(A)炭素数8〜18のアルキル基を2つ有するジアルキルスルホサクシネート又はその塩を55〜75重量%、(B)ジエチレングリコールモノブチルエーテル0.5〜50重量%及び水を含有する食器用浸漬洗浄剤組成物が開示されている(特許文献1)。
【0005】
また、(イ)ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテルと(ロ)トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド付加物およびグリセリンのエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド付加物の少なくとも一方を(イ):(ロ)=3:1〜20:1の質量比で配合してなる非イオン界面活性剤(A)を1〜10重量%、アルカノールアミン(B)を10〜30重量%、酵素(C)を0.1〜5重量%と、キシレンスルホン酸塩およびクメンスルホン酸塩の少なくとも一方からなる可溶化剤(D)、カルシウム添加剤及び水とを含有し、25℃におけるpHが8.0〜10.0の範囲に設定された硬質表面用液体洗浄剤組成物が開示されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2016−216540号公報
【特許文献2】特開2016−172814号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の洗浄剤組成物であっても、浸漬時間がほとんど確保できない場合には、米飯汚れに対して充分な洗浄性を発揮させることができないという問題があった。さらに、特許文献2に記載の洗浄剤組成物は、pHが8.0〜10.0であるため手荒れの原因となるという問題があった。
米飯汚れに対する洗浄力を高めるため、塩素系漂白剤や酸素系漂白剤等をさらに添加する方法も検討されているが、これらの漂白剤成分もアルカリ成分であり、手荒れの問題は解消されていない。
【0008】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、手荒れを起こしにくく、米飯汚れに対して優れた洗浄性を示す洗浄剤組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明の洗浄剤組成物は、(A)α−アミラーゼを含有し、上記(A)α−アミラーゼの最大活性pHが7未満であり、pHが5〜7であることを特徴とする。
なお、(A)α−アミラーゼの最大活性pHは、JIS K 7001(1990)に準拠して測定される液化力試験において、活性値が最大となるときのpHである。
【0010】
本発明の洗浄剤組成物は(A)α−アミラーゼの最大活性pHが7未満であるため、手荒れを起こしにくいpH5〜7で(A)α−アミラーゼが高い活性を示す。従って、手荒れを起こしにくく、かつ、米飯汚れに対して高い洗浄性を示す。
【0011】
本発明の洗浄剤組成物において、上記(A)α−アミラーゼの至適pHがpH5.5〜6.5の領域をすべて含み、かつ、至適温度が60〜80℃の領域をすべて含むことが望ましい。
なお、本明細書において(A)α−アミラーゼの至適pHとは、JIS K 7001(1990)に準拠して測定される液化力試験において、活性値が100%となる温度及びpHから、温度を固定してpHを変動させた際の活性値が50%以上となるpHである。
また、本明細書において(A)α−アミラーゼの至適温度とは、JIS K 7001(1990)に準拠して測定される液化力試験において、活性値が100%となる温度及びpHから、pHを固定して温度を変動させた際の活性値が50%以上となる温度である。
【0012】
本発明の洗浄剤組成物において、上記(A)α−アミラーゼの至適pHがpH5〜7の領域をすべて含み、かつ、至適温度が40〜80℃の領域をすべて含むことが望ましい。
【0013】
本発明の洗浄剤組成物において、上記(A)α−アミラーゼの含有量は1〜5重量%であることが望ましい。
(A)α−アミラーゼの含有量が1重量%未満であると、米飯汚れに対する洗浄性が低下してしまうことがある。一方、(A)α−アミラーゼの含有量が5重量%を超えたとしても、米飯汚れに対する洗浄性はほとんど変わらないため、これ以上(A)α−アミラーゼを添加する必要はない。
【0014】
本発明の洗浄剤組成物は、さらに(B)安定化剤を含有し、上記(B)安定化剤として、カルシウム化合物、ナトリウム化合物、多価アルコール及び多価カルボン酸からなる群から選択される少なくとも一種の化合物を含むことが望ましい。
(B)安定化剤として上記化合物を含むと、(A)α−アミラーゼが洗浄剤組成物中で安定して洗浄性を発揮することができる。
上記化合物は2種以上併用することが望ましく、3種以上併用することがより望ましく、4種すべてを併用することがさらに望ましい。
【0015】
本発明の洗浄剤組成物において、上記(A)α−アミラーゼの等電点は4.7以上であることが望ましい。
【0016】
本発明の浸漬用洗浄剤は、本発明の洗浄剤組成物を含むことを特徴とする。
本発明の浸漬用洗浄剤は、本発明の洗浄剤組成物を含んでなるため、手荒れを起こしにくく、米飯汚れを容易に洗浄することができる。
【0017】
本発明の食器洗浄機用洗浄剤は、本発明の洗浄剤組成物を含むことを特徴とする。
本発明の食器洗浄機用洗浄剤は、本発明の洗浄剤組成物を含んでいるため、米飯汚れに対して優れた洗浄性を発揮することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明の洗浄剤組成物は、手荒れを起こしにくく、米飯汚れに対して優れた洗浄性を示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の洗浄剤組成物は、(A)α−アミラーゼを含有し、上記(A)α−アミラーゼの最大活性pHが7未満であることを特徴とする。
【0020】
(A)α−アミラーゼの最大活性pHが7を超えるものであると、手荒れを起こしにくい条件において、米飯汚れに対して充分な洗浄性を発揮することができない。
(A)α−アミラーゼの最大活性pHは5以上であることが望ましく、5.8以上であることがより望ましく、6.0以上であることがさらに望ましい。
【0021】
本発明の洗浄剤組成物において、(A)α−アミラーゼの至適pHはpH5.5〜6.5の領域をすべて含むことが望ましい。
(A)α−アミラーゼの至適pHがpH5.5〜6.5の領域をすべて含むと、手荒れを起こしにくい条件において(A)α−アミラーゼが米飯汚れに対して優れた洗浄性を発揮することができる。
一方、(A)α−アミラーゼの至適pHが上記条件を満たさない場合、洗浄剤組成物を使用する際にpHを制御する必要が生じ、工程管理が煩雑となりやすい。また外的要因によって洗浄剤組成物のpHが変動した際に、α−アミラーゼの洗浄性が低下しやすい。
【0022】
本発明の洗浄剤組成物において、(A)α−アミラーゼの至適温度は60〜80℃の領域をすべて含むことが望ましい。
(A)α−アミラーゼの至適温度が上記条件を満たさない場合、米飯汚れの洗浄によく用いられる温度領域(通常60〜80℃)のどこかに、米飯汚れに対する洗浄性が低下する領域が存在することとなるため、洗浄時の温度管理が煩雑となる。
【0023】
本発明の洗浄剤組成物においては、(A)α−アミラーゼの至適pHがpH5〜7の領域をすべて含みかつ至適温度が40〜80℃の領域をすべて含むことがより望ましい。
至適pHのpH領域が5〜7の領域をすべて含む場合、より広いpH領域で米飯汚れに対する高い洗浄性を発揮することができる。また至適温度の領域が40〜80℃の領域をすべて含む場合、より広い温度領域で米飯汚れに対する高い洗浄性を発揮できる。
【0024】
本発明の洗浄剤組成物において、pHは5〜7であり、pH6〜7であることが望ましく、pH6〜6.5であることがより望ましい。
pHが5未満又は7を超える場合には、(A)α−アミラーゼの活性が低下し、米飯汚れを充分に洗浄できないことがある。
【0025】
本発明の洗浄剤組成物において、(A)α−アミラーゼの含有量は1〜5重量%であることが望ましい。
(A)α−アミラーゼの含有量が1重量%未満であると、米飯汚れに対する洗浄性が低下してしまうことがある。一方、(A)α−アミラーゼの含有量が5重量%を超えたとしても、米飯汚れに対する洗浄性はほとんど変わらないため、これ以上(A)α−アミラーゼを添加する必要はない。
【0026】
本発明の洗浄剤組成物において、(A)α−アミラーゼの等電点は4.7以上であることが望ましい。また(A)α−アミラーゼの等電点は5未満であることが望ましい。
また、(A)α−アミラーゼの凝集を抑制する観点から、(A)アミラーゼの等電点は、5未満、又は、7を超えることが望ましい。
【0027】
本発明の洗浄剤組成物は、さらに(B)安定化剤を含有することが望ましい。
(B)安定化剤としては、カルシウム化合物、ナトリウム化合物、多価アルコール及び多価カルボン酸等が挙げられる。
(B)安定化剤の含有量は特に限定されないが、洗浄剤組成物の重量に基づいて20重量%以上であることが望ましく、50重量%以上であることがより望ましい。
(B)安定化剤の含有量が20重量%未満であると、(A)α−アミラーゼが洗浄剤組成物中で安定せず、米飯汚れに対する洗浄力が低下してしまうことがある。
【0028】
本発明の洗浄剤組成物は、(B)安定化剤として、カルシウム化合物、ナトリウム化合物、多価アルコール及び多価カルボン酸からなる群から選択される少なくとも一種の化合物を含むことが望ましい。
(B)安定化剤として上記化合物を含むと、(A)α−アミラーゼが洗浄剤組成物中で安定して洗浄性を発揮することができる。
上記化合物は2種以上併用することが望ましく、3種以上併用することがより望ましく、4種すべてを併用することがさらに望ましい。
【0029】
カルシウム化合物としては、塩化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸水素カルシウム、硝酸カルシウム、硫酸カルシウム、酢酸カルシウム等が挙げられる。
カルシウム化合物の含有量は特に限定されないが、洗浄剤組成物の重量に基づいて0.05〜5重量%であることが望ましい。
【0030】
ナトリウム化合物としては、塩化ナトリウム、臭化ナトリウム、硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等が挙げられる。
ナトリウム化合物の含有量は特に限定されないが、洗浄剤組成物の重量に基づいて0.05〜5重量%であることが望ましい。
【0031】
多価アルコールとしては、グリセリン、プロピレングリコール等が挙げられる。
多価アルコールの含有量は特に限定されないが、洗浄剤組成物の重量に基づいて10〜50重量%であることが望ましい。
【0032】
多価カルボン酸としては、クエン酸等が挙げられる。
多価カルボン酸の含有量は特に限定されないが、洗浄剤組成物の重量に基づいて0.1〜10重量%であることが望ましい。
【0033】
本発明の洗浄剤組成物は、(B)安定化剤として、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、グリセリン及びクエン酸からなる群から選択される少なくとも一種の化合物を含むことが望ましく、2種以上の化合物を含むことがより望ましく、3種以上の化合物を含むことがさらに望ましく、4種すべての化合物を含むことが特に望ましい。
【0034】
本発明の洗浄剤組成物には、その他の成分として、水、pH調整剤、粘度調整剤、香料、色素等を含んでいてもよい。
水としては、水道水、蒸留水、イオン交換水、超純水等が挙げられる。
pH調整剤としては苛性ソーダ等が挙げられる。
【0035】
本発明の洗浄剤組成物は、手荒れを起こしにくく、米飯汚れの洗浄性に優れているため、浸漬用洗浄剤や食器洗浄機用洗浄剤として用いることができる。
【0036】
本発明の浸漬用洗浄剤は、本発明の洗浄剤組成物を含むことを特徴とする。
本発明の浸漬用洗浄剤は、本発明の洗浄剤組成物を含んでなるため、手荒れを起こしにくく、米飯汚れを容易に洗浄することができる。
【0037】
本発明の食器洗浄機用洗浄剤は、本発明の洗浄剤組成物を含むことを特徴とする。
本発明の食器洗浄機用洗浄剤は、本発明の洗浄剤組成物を含んでいるため、米飯汚れに対して優れた洗浄性を発揮することができる。
【実施例】
【0038】
以下に本発明をより具体的に説明する実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0039】
[洗浄剤組成物の作製]
表1に示す処方に従って(A)α−アミラーゼ及び(B)安定化剤を混合し、さらに各洗浄剤組成物が表1に示すpHとなるように、その他の成分(C)である水及びpH調整剤としての苛性ソーダの添加量を調整して、実施例1〜12及び比較例1〜5に係る洗浄剤組成物を作製した。洗浄剤組成物の処方並びに使用したα−アミラーゼの最大活性pH及び等電点を表1に示す。
ただし、α−アミラーゼの最大活性pH及び等電点は、それぞれ5回測定した際の平均値である。また、(A−1)について測定した至適pHは5〜7であり、至適温度は40〜80℃であった。
なお、(A−3)及び(A−5)については、α−アミラーゼの分散液を調整する段階で、分散液のpHを調整しても分散液の濁りが解消されなかったため、等電点を測定することができず、表1には測定不能と記載している。
【0040】
[洗浄性評価]
0.1gの米飯汚れを陶器皿に塗布し、1日乾燥した。これを実施例1〜12及び比較例1〜5に係る洗浄剤組成物の1%溶液(45℃)に浸漬させた。10分経過後に陶器皿を取り出して水道水ですすぎ、残った米飯汚れをヨウ素染色液で染色し、米飯汚れの状態を目視で判断し、以下の基準に従って洗浄性を評価した。
○:米飯汚れがほとんど確認できない
△:米飯汚れが少し確認できる
×:米飯汚れがはっきりと確認できる
【0041】
【表1】
なお、α−アミラーゼとしては、以下の物を使用した。
(A−1):エイチビィアイ(株)製、フクタミラーゼ(登録商標)50
(A−2):ノボザイムスジャパン(株)製、ステインザイム(登録商標)12T
(A−3):ノボザイムスジャパン(株)製、ターマミル(登録商標)120T
(A−4):ノボザイムスジャパン(株)製、ターマミル(登録商標)ウルトラ300L
(A−5):ノボザイムスジャパン(株)製、デュラミル(登録商標)120T
(A−6):デュポン(株)製、EFFECTENZ S100
【0042】
表1の結果より、本発明の洗浄剤組成物は手荒れを起こしにくく、米飯汚れの洗浄性に優れていることがわかった。