(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-97684(P2019-97684A)
(43)【公開日】2019年6月24日
(54)【発明の名称】脊椎ツボ押し器具
(51)【国際特許分類】
A61H 39/04 20060101AFI20190603BHJP
【FI】
A61H39/04 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2017-229454(P2017-229454)
(22)【出願日】2017年11月29日
(71)【出願人】
【識別番号】517031580
【氏名又は名称】株式会社エムジャパン
(72)【発明者】
【氏名】半田 稔
【テーマコード(参考)】
4C101
【Fターム(参考)】
4C101BA01
4C101BB06
4C101BC09
4C101BD02
4C101BD18
4C101BE01
(57)【要約】
【課題】 簡単に脊椎のツボを刺激して腰痛の予防、背骨を矯正する脊椎ツボ押し
器具を提供する。
【解決手段】本発明による脊椎ツボ押し器具は、比較的軽量なのでどこにでも
持ち歩き可能でデザインもおしゃれに作られており、ツボ押しの突起の部分は
取り外し可能で使用者の痛みの部分に合わせて、調整可能で、前後の傾斜も
違うので180度向きを変えることができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
山状の本体に穴が開いていて、その穴にはめる球状の突起物があります
その球状の突起物は取り外し可能に、こうせいしたことを、特徴とする
脊椎ツボ押し器具である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脊椎のツボを刺激して、腰痛の予防、背骨を矯正する
脊椎ツボ押し器具を提供する。
【背景技術】
【0002】
長い時間座り姿勢での仕事で腰痛を感じたり、運動不足、骨の変形で、痛みをお持ち
の方に本来人間の正しい姿勢をとりもどすお手伝いをさせていただく器具として
開発した。主に背筋を伸ばしたりツボ押しで刺激して腰痛疾患の緩和に使用し
腰椎の矯正及び回復にも用いられる。
【0003】
従来の治療法は牽引で脊椎矯正をした結果脊椎を伸ばし、脊椎を直線的にしている。
本来正常なS字カーブをなくししまう治療法がとられている問題点があった。
【0004】
そのため、牽引した後、脊椎は真っ直ぐなるが、脊椎のいたるところで、痛みを発生
させてしまう状況になっていたこの結果を改善するために脊椎のSカーブを作る
器具を提供することを目的としている。
【0005】
そこで脊椎のS字カーブを作るために、山形の固形の台の上に大きめの突起物をつ
けて、ツボを刺激しながらS字の湾曲を作る突起物は、使用者の痛みに合わせ
て突起物を自由に変えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平10-137275号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この製品は山がたになり、脊椎カーブを作りだす役目はするが、この形だけでは背中
に圧迫感を感じ枕を背中に当てた程度の効果しか見込めない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明による脊椎ツボ押し器具は、比較的軽量なのでどこにでも持ち歩き使用可能
でデザインもおしゃれに作られている。ツボ押しの突起の部分は取り外し可能で
使用者の痛みの部分に合わせて、調整可能なようにできている。
【発明の効果】
【0009】
普段は背中をのせて使用者の体重により各種のツボを刺激しながら、脊椎のS字
カーブを作ります。車に乗るときも椅子の背もたれに置きマッサージ効果を味わい
ながら脊椎のS字カーブを作ることにより、腰痛の予防にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は脊椎ツボ押し本体の基本パターンを示す図である。
【
図2】
図2は脊椎ツボ押し本体の突起を外した図である。
【
図3】
図3は脊椎ツボ押し器具の使い方を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明は上記の、問題点を解決し、乗って快適な気持ちになる現代に合った安全な
脊椎ツボ押し器具を提供するものである。
【実施例1】
【0012】
図1は、本発明の基本パターンの突起物配列を示し、本体に突起物をつけて
望ましい脊椎のSカーブを作るものである。なお本体の前後の傾斜は違いがあり
180度回転できる。
【0013】
脊椎ツボ押し器具は
図2の示す通りで、穴を開けた本体と、球体に足をつけた突起物
からなり、突起物を本体に差し込むことができる。
【0014】
本体、突起物の素材は木または、合成樹脂、プラッスチック、他で作ることができる。
【0015】
図2は、突起物を外した本体で、本体には14個の穴が開いていて
どの場所にも突起物を差し込むことができる。
【0016】
よって使用者の脊椎の痛みに合せて突起物の配列を変更できる。
【0017】
突起物の数は12個にして、上下横に4個の突起物をつけることにより体が安定して
脊椎ツボ押し器具に乗ることができ今まで味わったことのないツボ押しを経験でき
使用者が自由に突起物の配置を決めることができる。
【0018】
突起物の12個に、色をつける、一色4個合計3色の色をつける
本体の色は別の色をつけて見た目も重視する。
【実施例2】
【0019】
図3は、使用例で、床に脊椎ツボ押し器具を置き、その上に仙骨から腰椎にかけて
あお向きに脊椎ツボ押し器具にのり、仙骨から腰椎のS字カーブ作ります。
脊椎ツボ押し器具をずらして、脊椎の他の部分のツボ押しもできる。
【産業上の利用可能性】
【0020】
以上の背骨、脊椎矯正効果、安定したツボ押し、を実現した脊椎ツボ押し器具は
現代人の多くにみられる腰痛の予防治療を手軽に、自宅でできて持ち運び
が楽でどこでも使える脊椎ツボ押し器具であり、これは多くの人々に多大な
利益をもたらすものである。
【符号の説明】
【0021】
1 本体
2 突起物
3 穴
4 突起物の足