【課題を解決するための手段】
【0004】
一態様では、本明細書において、各々が、複数の細胞を含む試料に由来する単一細胞、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド、および容器バーコード化ポリヌクレオチドを含む、複数の容器を形成するステップと;単一細胞に由来する第1の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第1の相補的ポリヌクレオチド、および単一細胞に由来する第2の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第2の相補的ポリヌクレオチドを作製するステップと;複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドを、第1の相補的ポリヌクレオチドに結合させ、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドを、第2の相補的ポリヌクレオチドに結合させ、これにより、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物を、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチド、および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドに結合させ、これにより、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を形成するステップとを含む方法が提示される。
【0005】
一態様では、本明細書において、各々が、複数の細胞を含む試料に由来する単一細胞、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド、容器バーコード化ポリヌクレオチド;単一細胞に由来する第1の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第1の相補的ポリヌクレオチド、および単一細胞に由来する第2の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第2の相補的ポリヌクレオチドを含む、複数の容器を含み;第1の相補的ポリヌクレオチドが、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の分子バーコードと、容器バーコード化ポリヌクレオチドの容器バーコードまたは容器バーコード化ポリヌクレオチドの増幅産物とを含み、第2の相補的ポリヌクレオチドが、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の分子バーコードと、容器バーコード化ポリヌクレオチドの容器バーコードまたは容器バーコード化ポリヌクレオチドの増幅産物とを含む組成物が提示される。
【0006】
一態様では、本明細書において、(a)各々が、複数の細胞を含む試料に由来する単一細胞、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド、および容器バーコード化ポリヌクレオチドを含む、複数の容器を形成するステップと;(b)単一細胞に由来する第1の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第1の相補的ポリヌクレオチド、および単一細胞に由来する第2の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第2の相補的ポリヌクレオチドを作製するステップと;(c)複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドを、第1の相補的ポリヌクレオチドに結合させ、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドを、第2の相補的ポリヌクレオチドに結合させ、これにより、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;(d)容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物を、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物、および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物に結合させ、これにより、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を形成するステップとを含む方法が提示される。
【0007】
一態様では、本明細書において、(a)試料に由来する複数の免疫細胞から、重鎖免疫グロブリン(IgH)ポリヌクレオチドに由来する第1の相補的ポリヌクレオチドおよび軽鎖免疫グロブリン(IgL)ポリヌクレオチドに由来する第2の相補的ポリヌクレオチドを、複数の免疫細胞に由来するIgHポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第1の標的プライマー;複数の免疫細胞に由来するIgLポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第2の標的プライマー;非鋳型ターミナルトランスフェラーゼ活性を含む逆転写酵素であって、3つまたはそれ超の同一な非鋳型ヌクレオチドが第1および第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加される、逆転写酵素;各々が、分子バーコード、容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的な5’末端領域、および3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な3’末端領域を含む、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド;ならびに容器バーコード化ポリヌクレオチドにより作製し、これにより、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;(b)容器バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;(c)第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、IgHもしくはIgLポリヌクレオチド、またはこれらの組合せの可変領域を含む配列のライブラリーを形成するステップと;(d)ライブラリーの配列の1つまたは複数をシークエンシングするステップとを含み、(a)は、複数の容器のうちの1つの容器内で実施され、容器は、複数の免疫細胞に由来する単一の免疫細胞を含む、方法が提示される。
【0008】
一態様では、本明細書において、(a)試料に由来する複数の免疫細胞から、T細胞受容体アルファ(TCRα)ポリヌクレオチドに由来する第1の相補的ポリヌクレオチドおよびT細胞受容体ベータ(TCRβ)ポリヌクレオチドに由来する第2の相補的ポリヌクレオチドを、複数の免疫細胞に由来するTCRαポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第1の標的プライマー;複数の免疫細胞に由来するTCRβポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第2の標的プライマー;非鋳型ターミナルトランスフェラーゼ活性を含む逆転写酵素であって、3つまたはそれ超の同一な非鋳型ヌクレオチドが第1および第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加される、逆転写酵素;各々が、分子バーコード、容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的な5’末端領域、および3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な3’末端領域を含む、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド;ならびに容器バーコード化ポリヌクレオチドにより作製し、これにより、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;(b)容器バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;(c)第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、TCRαもしくはTCRβポリヌクレオチド、またはこれらの組合せの可変領域を含む配列のライブラリーを形成するステップと;(d)ライブラリーの配列の1つまたは複数をシークエンシングするステップとを含み、(a)は、複数の容器のうちの1つの容器内で実施され、容器は、複数の免疫細胞に由来する単一の免疫細胞を含む、方法が提示される。
【0009】
一態様では、本明細書において、(a)試料に由来する複数の免疫細胞から、T細胞受容体ガンマ(TCRγ)ポリヌクレオチドに由来する第1の相補的ポリヌクレオチドおよびT細胞受容体デルタ(TCRδ)ポリヌクレオチドに由来する第2の相補的ポリヌクレオチドを、複数の免疫細胞に由来するTCRγポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第1の標的プライマー;複数の免疫細胞に由来するTCRδポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第2の標的プライマー;非鋳型ターミナルトランスフェラーゼ活性を含む逆転写酵素であって、3つまたはそれ超の同一な非鋳型ヌクレオチドが第1および第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加される、逆転写酵素;各々が、分子バーコード、容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的な5’末端領域、および3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な3’末端領域を含む、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド;ならびに容器バーコード化ポリヌクレオチドにより作製し、これにより、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;(b)容器バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;(c)第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、TCRγもしくはTCRδポリヌクレオチド、またはこれらの組合せの可変領域を含む配列のライブラリーを形成するステップと;(d)ライブラリーの配列の1つまたは複数をシークエンシングするステップとを含み、(a)は、複数の容器のうちの1つの容器内で実施され、容器は、複数の免疫細胞に由来する単一の免疫細胞を含む、方法が提示される。
【0010】
一部の実施形態では、ライブラリーは、試料の免疫状態を表す。一部の実施形態では、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列は、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列のライブラリーである。一部の実施形態では、第1および第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、異なる。一部の実施形態では、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドは、異なる分子バーコードを含む。一部の実施形態では、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列は、異なる分子バーコードを含む。一部の実施形態では、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列は、同じ容器バーコードを含む。一部の実施形態では、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドは、増幅産物ではない。一部の実施形態では、第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと異なる。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第2の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、第1の容器および第2の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第3の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、第1の容器、第2の容器、および第3の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと異なる。一部の実施形態では、第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである。一部の実施形態では、第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである。一部の実施形態では、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードは、複数の容器のうちの第2の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードと異なる。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードは、第1の同じ容器バーコードである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第2の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードは、第2の同じ容器バーコードである。一部の実施形態では、第1の同じ容器バーコードは、第2の同じ容器バーコードと異なる。一部の実施形態では、複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードは、同じ容器バーコードを含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドおよびそのアンプリコンの容器バーコードは、複数の容器のうちの他の任意の単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドおよびそのアンプリコンの容器バーコードに固有である。
【0011】
一部の実施形態では、(a)における容器バーコード化ポリヌクレオチドは、1つの容器内に、単一の分子として存在する。一部の実施形態では、(a)における容器バーコード化ポリヌクレオチドは、複数の容器の各容器内に、単一の分子として存在する。一部の実施形態では、(a)における容器バーコード化ポリヌクレオチドは、複数の容器のうちの1つの容器内に、少なくとも単一の分子として存在する。一部の実施形態では、(a)における容器バーコード化ポリヌクレオチドは、複数の容器の各容器内に、少なくとも単一の分子として存在する。
【0012】
一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列は、第1の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列は、第1の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の単一の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列は、単一の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドは、同じ第1の共通容器配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドは、同じ第2の共通容器配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列は、複数の容器のうちの第2の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである。一部の実施形態では、第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列は、第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンは、複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じ配列を含む、第1の共通容器配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンは、複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じ配列を含む、第2の共通容器配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列は、第1の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列は、第1の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の単一の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列は、単一の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドは、同じ第1の共通分子配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドは、同じ第2の共通分子配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列は、複数の容器のうちの第2の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである。一部の実施形態では、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列は、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドは、複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じ配列を含む、第1の共通分子配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドは、複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じ配列を含む、第2の共通分子配列を含む。一部の実施形態では、第1の共通容器配列は、第1の共通分子配列と同じ配列を含む配列を含む。一部の実施形態では、第1の共通容器配列は、第1の共通分子配列またはその相補体に相補的な配列を含む。一部の実施形態では、第2の共通分子配列は、第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域は、末端領域である。
【0013】
一部の実施形態では、第1および第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドは、一緒に融合されない。一部の実施形態では、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドは、一緒に融合されない。一部の実施形態では、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列は、一緒に融合されない。
【0014】
一部の実施形態では、第1の細胞ポリヌクレオチドは、DNAである。一部の実施形態では、第2の細胞ポリヌクレオチドは、DNAである。一部の実施形態では、第1の細胞ポリヌクレオチドは、RNAである。一部の実施形態では、第2の細胞ポリヌクレオチドは、RNAである。一部の実施形態では、RNAは、mRNAである。一部の実施形態では、(b)の第1の相補的ポリヌクレオチドは、cDNAである。一部の実施形態では、(b)の第2の相補的ポリヌクレオチドは、cDNAである。
【0015】
一部の実施形態では、(b)は、第1の細胞ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせた第1の標的プライマーを伸長させることと、第2の細胞ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせた第2の標的プライマーを伸長させることとを含む。一部の実施形態では、伸長させることは、第1の細胞ポリヌクレオチドを、第1の標的プライマーで逆転写することと、第2の細胞ポリヌクレオチドを、第2の標的プライマーで逆転写することとを含む。一部の実施形態では、第1の標的プライマーは、第1の細胞ポリヌクレオチドの標的配列に相補的な配列を含む。一部の実施形態では、第2の標的プライマーは、第2の細胞ポリヌクレオチドの標的配列に相補的な配列を含む。一部の実施形態では、第1の標的プライマーは、ポリ(T)配列を含む。一部の実施形態では、第2の標的プライマーは、ポリ(T)配列を含む。一部の実施形態では、第1の細胞ポリヌクレオチドの標的配列は、重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列、TCRγ配列、またはこれらの組合せである。一部の実施形態では、第1の細胞ポリヌクレオチドの標的配列は、重鎖定常領域(C
H)配列、TCRα定常領域(Cα)配列、TCRγ定常領域(Cγ)配列、またはこれらの組合せである。一部の実施形態では、第2の細胞ポリヌクレオチドの標的配列は、軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、TCRδ配列、またはこれらの組合せである。一部の実施形態では、第2の細胞ポリヌクレオチドの標的配列は、軽鎖定常領域(C
L)配列、TCRβ定常領域(Cβ)配列、TCRδ定常領域(Cδ)配列、またはこれらの組合せである。一部の実施形態では、第1の標的プライマーは、複数の第1の標的プライマーを含む。一部の実施形態では、第2の標的プライマーは、複数の第2の標的プライマーを含む。一部の実施形態では、複数の第1の標的プライマーは、複数の重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列、TCRγ配列、またはこれらの組合せに相補的な複数の配列を含む。一部の実施形態では、複数の重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列またはTCRγ配列は、複数の重鎖定常領域(C
H)配列、TCRα定常領域(Cα)配列、TCRγ定常領域(Cγ)配列、またはこれらの組合せを含む。一部の実施形態では、複数の重鎖定常領域(C
H)配列は、IgM、IgD、IgA、IgE、IgG、およびこれらの組合せに由来する重鎖定常領域(C
H)配列からなる群から選択される、2つまたはそれ超の配列を含む。一部の実施形態では、複数の第2の標的プライマーは、複数の軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、TCRδ配列、またはこれらの組合せに相補的な複数の配列を含む。一部の実施形態では、複数の軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、またはTCRδ配列は、複数の軽鎖定常領域(C
L)配列、TCRβ定常領域(Cβ)配列、TCRδ定常領域(Cδ)配列、またはこれらの組合せを含む。一部の実施形態では、複数の軽鎖定常領域(C
L)配列は、Igκ、Igλ、およびこれらの組合せに由来する軽鎖定常領域(C
L)配列からなる群から選択される、2つまたはそれ超の配列を含む。一部の実施形態では、(b)において、伸長させることは、非鋳型ターミナルトランスフェラーゼの使用を含み、ここで3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドが第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加される。一部の実施形態では、非鋳型ターミナルトランスフェラーゼは、逆転写酵素またはポリメラーゼである。一部の実施形態では、非鋳型ターミナルトランスフェラーゼは、逆転写酵素であり、逆転写酵素は、Superscript II逆転写酵素、Maxima逆転写酵素、Protoscript II逆転写酵素、モロニーマウス白血病ウイルス逆転写酵素(MMLV−RT)、HighScriber逆転写酵素、トリ骨髄芽球症ウイルス(AMV)逆転写酵素、ターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ活性を含む任意の逆転写酵素、およびこれらの組合せからなる群から選択される。一部の実施形態では、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドが、第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加される。
【0016】
一部の実施形態では、(c)において、結合させるステップは、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの領域を、第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドとハイブリダイズさせることを含む。一部の実施形態では、(c)において、結合させるステップは、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの領域を、第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドとハイブリダイズさせることを含む。一部の実施形態では、(c)において、第1の相補的ポリヌクレオチドに結合させた第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドは、第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端における、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、(c)において、第2の相補的ポリヌクレオチドに結合させた第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドは、第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端における、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドは、同一である。一部の実施形態では、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドの少なくとも1つは、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドの別のヌクレオチドと同一ではない。一部の実施形態では、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも1つのヌクレオチドは、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の別の核酸と同一ではない。一部の実施形態では、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも1つのヌクレオチドは、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の別の核酸と同一ではない。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、リボヌクレオチドまたはその類似体ではない。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、デオキシリボグアノシンである。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、デオキシリボグアノシン類似体である。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの末端ヌクレオチドである。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、リボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドは、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドは、リボヌクレオチドまたはその類似体ではない。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドは、デオキシリボグアノシンである。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドは、デオキシリボグアノシン類似体である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドは、リボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドは、リボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドは、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体ではない。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドは、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、(c)は、結合させるステップの後で、第1の相補的ポリヌクレオチドおよび第2の相補的ポリヌクレオチドを伸長させることをさらに含む。一部の実施形態では、第1の相補的ポリヌクレオチドは、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、第2の相補的ポリヌクレオチドは、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、第1の相補的ポリヌクレオチドは、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な第1の相補的ポリヌクレオチドの領域は、分子バーコード配列に相補的ではない。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な第1の相補的ポリヌクレオチドの領域は、容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の領域に相補的ではない。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な、第1の相補的ポリヌクレオチドの領域は、第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な第2の相補的ポリヌクレオチドの領域は、第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、第1の相補的ポリヌクレオチドは、容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的ではない。一部の実施形態では、第2の相補的ポリヌクレオチドは、容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的ではない。一部の実施形態では、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域は、容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である。一部の実施形態では、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域は、容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である。一部の実施形態では、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域は、容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である。一部の実施形態では、第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域は、容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である。一部の実施形態では、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域は、第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドが相補的である、容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である。一部の実施形態では、方法は、容器バーコード化ポリヌクレオチドを、第1のプライマーセットにより増幅するステップをさらに含み、増幅するステップは、容器バーコード化ポリヌクレオチドを結合させるステップの前に、または容器バーコード化ポリヌクレオチドを結合させるステップと同時に実施される。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドは、容器バーコード化ポリヌクレオチド、容器バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、容器バーコード化ポリヌクレオチドの増幅産物、およびこれらの任意の組合せからなる群から選択される、第1および第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドを結合させるステップは、容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の領域を、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域とハイブリダイズさせることと、容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の領域を、第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域とハイブリダイズさせることとを含む。
【0017】
一部の実施形態では、方法は、容器バーコード化ポリヌクレオチドを結合させるステップの後で、第1の単一細胞の単一バーコード化配列および第2の単一細胞の単一バーコード化配列のポリヌクレオチドを伸長させ、これにより、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を形成するステップをさらに含む。一部の実施形態では、第1の単一細胞の二重バーコード化配列は、容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、第2の単一細胞の二重バーコード化配列は、容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列の領域は、同じ配列である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域は、容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の領域に相補的ではない。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第1のプライマーは、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチド、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、第1の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第1のプライマーは、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチド、第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、第2の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第1のプライマーは、第1の細胞ポリヌクレオチドまたはその相補体に相補的ではない。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第1のプライマーは、第2の細胞ポリヌクレオチドまたはその相補体に相補的ではない。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第1のプライマーは、分子バーコードの下流である、第1の単一細胞の単一バーコード化配列の相補体の領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第1のプライマーは、分子バーコードの下流である、第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第1のプライマーは、容器バーコードの上流である、第1の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体の領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第1のプライマーは、容器バーコードの上流である、第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第2のプライマーは、第1の細胞ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第1の相補的ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的ではない。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第2のプライマーは、第2の細胞ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第2の相補的ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的ではない。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第2のプライマーは、第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第2のプライマーは、第2の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第2のプライマーは、分子バーコードの上流である、第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第2のプライマーは、分子バーコードの上流である、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第2のプライマーは、容器バーコードの上流である、第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第2のプライマーは、容器バーコードの上流である、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である。
【0018】
一部の実施形態では、方法は、複数の容器のうちの2つまたはそれ超の容器を壊すステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を、2つまたはそれ超の壊された容器からプールするステップをさらに含む。
【0019】
一部の実施形態では、方法は、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を増幅するステップをさらに含む。一部の実施形態では、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を増幅するステップは、複数の容器のうちの1つの容器の外側で実施される。一部の実施形態では、方法は、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を、第2のプライマーセットにより増幅するステップをさらに含む。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第1のプライマーは、第1の細胞ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第1の相補的ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的ではない。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第1のプライマーは、第2の細胞ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第2の相補的ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的ではない。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第1のプライマーは、第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第1のプライマーは、第2の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第1のプライマーは、分子バーコードの上流である、第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第1のプライマーは、分子バーコードの上流である、第2の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第1のプライマーは、容器バーコードの上流である、第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第1のプライマーは、容器バーコードの上流である、第2の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である。一部の実施形態では、第1のプライマーセットの第2のプライマーは、第2のプライマーセットの第1のプライマーである。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第2のプライマーは、第1および第2の細胞ポリヌクレオチド、第1および第2の相補的ポリヌクレオチドの相補体、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的である。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第2のプライマーは、ポリ(T)配列を含む。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第2のプライマーは、第1もしくは第2の細胞ポリヌクレオチド、第1もしくは第2の相補的ポリヌクレオチドの相補体、第1もしくは第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、第1もしくは第2の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的である。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第2のプライマーは、第1もしくは第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはそれらの相補体、容器バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せに相補的ではない。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第3のプライマーは、第2の細胞ポリヌクレオチド、第2の相補的ポリヌクレオチドの相補体、第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、第2の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的である。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第2のプライマーは、第1の細胞ポリヌクレオチド、第1の相補的ポリヌクレオチドの相補体、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、第1の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的である。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第3のプライマーは、第1の細胞ポリヌクレオチド、第1の相補的ポリヌクレオチドの相補体、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、第1の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的ではない。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第3のプライマーは、第1もしくは第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはそれらの相補体、容器バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せに相補的ではない。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第2のプライマーは、標的特異的配列を含む。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第3のプライマーは、標的特異的配列を含む。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第2のプライマーの標的特異的配列は、重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列、TCRγ配列、またはこれらの組合せを標的化する。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第2のプライマーの標的特異的配列は、重鎖定常領域配列(C
H)、TCRα定常領域(Cα)配列、TCRγ定常領域(Cγ)配列、またはこれらの組合せを標的化する。一部の実施形態では、第2のプライマーの標的特異的配列は、GGGTTGGGGCGGATGCAC、CATCCGGAGCCTTGGTGG、CCTTGGGGCTGGTCGGGG、CGGATGGGCTCTGTGTGG、CCGATGGGCCCTTGGTGG、GGATTTAGAGTCTCTCAGCTG、CACGGCAGGGTCAGGGTTCおよびGGGGAAACATCTGCATCAAGTからなる群から選択される。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第3のプライマーの標的特異的配列は、軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、TCRδ配列、またはこれらの組合せを標的化する。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第3のプライマーの標的特異的配列は、軽鎖定常領域配列(CL)、TCRβ定常領域(Cβ)配列、TCRδ定常領域(Cδ)配列、またはこれらの組合せを標的化する。一部の実施形態では、第3のプライマーの標的特異的配列は、
【化1】
からなる群から選択される。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第2のプライマーは、複数の第2のプライマーを含む。一部の実施形態では、第2のプライマーセットの第3のプライマーは、複数の第3のプライマーを含む。一部の実施形態では、複数の第2のプライマーの標的特異的配列は、複数の重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列、TCRγ配列、またはこれらの組合せを標的化する。一部の実施形態では、複数の重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列、またはTCRγ配列は、複数の重鎖定常領域(C
H)、TCRα定常領域(Cα)配列、TCRγ定常領域(Cγ)配列、またはこれらの組合せを含む。一部の実施形態では、複数の重鎖定常領域(C
H)配列は、IgM、IgD、IgA、IgE、IgG、およびこれらの組合せに由来する重鎖定常領域(C
H)配列からなる群から選択される、2つまたはそれ超の配列を含む。一部の実施形態では、複数の第3のプライマーの標的特異的配列は、複数の軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、TCRδ配列、またはこれらの組合せを標的化する。一部の実施形態では、複数の軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、またはTCRδ配列は、複数の軽鎖定常領域(C
L)配列、TCRβ定常領域(Cβ)配列、TCRδ定常領域(Cδ)配列、またはこれらの組合せを含む。一部の実施形態では、複数の軽鎖定常領域(C
L)配列は、Igκ、Igλ、およびこれらの組合せに由来する軽鎖定常領域(C
L)配列からなる群から選択される、2つまたはそれ超の配列を含む。
【0020】
一部の実施形態では、第1の標的プライマー、第2の標的プライマー、容器バーコード化ポリヌクレオチド、分子バーコード化ポリヌクレオチド、またはこれらの任意の組合せは、固体支持体に結合されていない。一部の実施形態では、第1の標的プライマー、第2の標的プライマー、第1のプライマーセットのプライマー、第2のプライマーセットのプライマー、またはこれらの任意の組合せは、分子バーコード、容器バーコード、バーコード、またはこれらの任意の組合せを含まない。一部の実施形態では、第1の標的プライマー、第2の標的プライマー、第1のプライマーセットのプライマー、第2のプライマーセットのプライマー、またはこれらの任意の組合せは、突出領域を含まない。一部の実施形態では、複数の容器の各容器は、固体支持体を含まない。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドは、固体支持体に結合されている。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドは、ビーズに結合されている。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチド、分子バーコード化ポリヌクレオチド、またはこれらの任意の組合せは、プライマーではない。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチド、分子バーコード化ポリヌクレオチド、またはこれらの任意の組合せを伸長させない。
【0021】
一部の実施形態では、(a)〜(d)は、単一の容器内で実施される。
【0022】
一部の実施形態では、(a)〜(d)は、単一の反応で実施される。
【0023】
一部の実施形態では、方法は、単一細胞を溶解させるステップをさらに含む。一部の実施形態では、溶解させるステップは、単一細胞に由来する第1および第2の細胞ポリヌクレオチドを放出させる。一部の実施形態では、単一細胞を、(a)の後で溶解させる。一部の実施形態では、単一細胞を、(b)の前に溶解させる。一部の実施形態では、単一細胞を、容器内で溶解させる。一部の実施形態では、溶解させるステップは、化学的溶解を含む。一部の実施形態では、溶解させるステップは、凍結融解を含む。
【0024】
一部の実施形態では、容器バーコードを、(d)の前に増幅する。一部の実施形態では、容器バーコードを、(d)と同時に増幅する。一部の実施形態では、容器バーコードおよび第1の単一細胞バーコード化ポリヌクレオチドを、同時に増幅するかまたは伸長させる。一部の実施形態では、容器バーコード、第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチド、および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを、同時に増幅するかまたは伸長させる。一部の実施形態では、第1の単一細胞バーコード化ポリヌクレオチドおよび第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを、同時に増幅するかまたは伸長させる。一部の実施形態では、第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドおよび第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを、同時に増幅するかまたは伸長させる。一部の実施形態では、複数の容器は、複数のウェルを含む。一部の実施形態では、複数の容器は、複数のエマルジョンを含む。一部の実施形態では、複数のエマルジョンの各エマルジョンは、約0.01ピコリットル〜10マイクロリットルの容量である。一部の実施形態では、複数の容器は、複数のコンテナーを含む。一部の実施形態では、第1の標的プライマー、第2の標的プライマー、第1のプライマーセットのプライマー、または第2のプライマーセットのプライマーは、試料バーコードを含む。一部の実施形態では、方法は、第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、およびこれらの増幅産物を、容器から回収するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、これらの増幅産物、またはこれらの任意の組合せをシークエンシングするステップをさらに含む。一部の実施形態では、第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、これらの増幅産物、またはこれらの任意の組合せを、同時にシークエンシングする。一部の実施形態では、第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、これらの増幅産物、またはこれらの任意の組合せを、同じ反応においてシークエンシングする。
【0025】
一部の実施形態では、方法は、第1の細胞ポリヌクレオチドおよび第2の細胞ポリヌクレオチドの細胞由来を、容器バーコードに基づき、同じであると決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、決定するステップは、第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の容器バーコードの配列を、第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の容器バーコードの配列とマッチさせることを含む。一部の実施形態では、方法は、第1の細胞ポリヌクレオチド、第2の細胞ポリヌクレオチド、またはこれらの両方の配列を有するいくつかの出発分子を、分子バーコードに基づき決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、決定するステップは、同じ第1の分子バーコード、同じ第2の分子バーコード、またはこれらの両方を有する配列の数を決定することを含む。一部の実施形態では、単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の第1の配列および単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の第2の配列が、同じ容器バーコードまたはその相補体を含有する場合、これらは同じ単一の容器または単一細胞に由来する。一部の実施形態では、単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の第1の配列および単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の第2の配列が、異なる分子バーコードまたはその相補体を含有する場合、これらは異なる細胞ポリヌクレオチド分子に由来する。一部の実施形態では、単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の第1の配列および単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の第2の配列が、同じ分子バーコードまたはその相補体を含有する場合、これらは同じ細胞ポリヌクレオチド分子に由来する。一部の実施形態では、単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の第1の配列および単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の第2の配列が、異なる容器バーコードまたはその相補体を含有する場合、これらは異なる単一の容器または単一細胞に由来する。
【0026】
一部の実施形態では、単一細胞は、免疫細胞を含む。一部の実施形態では、複数の細胞は、複数の免疫細胞を含む。一部の実施形態では、免疫細胞は、リンパ球もしくはその亜型、B細胞もしくはその亜型、T細胞もしくはその亜型、またはこれらの組合せである。一部の実施形態では、複数の細胞は、メモリーB細胞、ナイーブB細胞、形質芽球性B細胞、ナイーブT細胞、形質芽球性T細胞、B細胞の任意の亜型、T細胞の任意の亜型、またはこれらの任意の組合せについて富化される。一部の実施形態では、単一細胞は、がん細胞を含む。一部の実施形態では、複数の細胞は、複数のがん細胞を含む。一部の実施形態では、がん細胞は、扁平細胞癌細胞、腺癌細胞、移行上皮癌細胞、骨肉腫細胞、軟骨肉腫細胞、筋肉肉腫細胞、白血病細胞、リンパ腫細胞、神経膠腫細胞、またはこれらの任意の組合せである。一部の実施形態では、複数のがん細胞は、循環がん細胞、内皮がん細胞、上皮がん細胞、希少がん細胞、またはがん細胞の任意の型もしくは亜型について富化される。一部の実施形態では、試料は、生物学的試料である。一部の実施形態では、生物学的試料は、被験体に由来する。一部の実施形態では、方法は、被験体を、疾患または状態を有すると診断するステップをさらに含む。一部の実施形態では、被験体は、動物である。一部の実施形態では、動物は、ヒトである。一部の実施形態では、方法は、被験体が、対立遺伝子についてホモ接合性であるか、ヘテロ接合性であるかを決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、疾患または状態を有する被験体を診断、予後予測、または処置するステップをさらに含む。一部の実施形態では、試料は、血液試料である。一部の実施形態では、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドは、試料から単離される。一部の実施形態では、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドは、試料から単離されない。
【0027】
一部の実施形態では、試料は、第1の試料および第2の試料を含む複数の試料を含む。一部の実施形態では、複数の試料は、少なくとも3、4、5、10、20、30、40、50、60、70、80、90、もしくは100、またはそれ超の試料を含む。一部の実施形態では、複数の試料は、少なくとも約100、200、300、400、500、600、700、800、900、もしくは1000またはそれ超の試料を含む。一部の実施形態では、複数の試料は、少なくとも約1000、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000の試料、9000もしくは10,000の試料、もしくは100,000の試料、もしくは1,000,000、またはそれ超の試料を含む。一部の実施形態では、複数の試料は、少なくとも約10,000の試料を含む。一部の実施形態では、第1の試料は、第1の被験体に由来し、第2の試料は、第2の被験体に由来する。一部の実施形態では、第1の被験体は、疾患または状態を有する被験体である。一部の実施形態では、第2の被験体は、疾患または状態を伴わない被験体である。一部の実施形態では、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドは、変異体配列を含む。一部の実施形態では、変異体配列は、変異、多型、欠失、または挿入を含む。一部の実施形態では、多型は、一塩基多型である。一部の実施形態では、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドは、疾患または状態についてのバイオマーカーである。一部の実施形態では、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドは、病原体に由来する。一部の実施形態では、病原体は、ウイルス、細菌、または真菌である。
【0028】
一部の実施形態では、方法は、被験体に由来する第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドのライブラリーの配列を、異なる時点における同じ被験体に由来する第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドのライブラリーと比較するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、疾患または状態を有する被験体に由来する第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドのライブラリーの配列を、疾患または状態を伴わない被験体に由来する第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドのライブラリーと比較するステップをさらに含む。
【0029】
一部の実施形態では、方法は、第1の細胞ポリヌクレオチド、第2の細胞ポリヌクレオチド、またはこれらの両方の生殖細胞系列の配列を決定するステップであって、第1の細胞ポリヌクレオチドが、IgHまたはV
H配列を含み、第2の細胞ポリヌクレオチドが、IgLもしくはV
L配列、またはこれらの任意の組合せを含むステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、IgL、IgH、V
H、V
L、またはこれらの任意の組合せの配列の、生殖細胞系列のIgL、IgH、V
H、V
L、またはこれらの任意の組合せの配列からの変化を決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、固有のIgH配列の総数;固有のIgL配列の総数;固有のIgHおよびIgL配列の総数;固有のIgL配列とIgH配列との対の総数;IgH配列もしくはIgL配列の頻度;または1つもしくは複数の他の配列に対する、IgH配列とIgL配列との組合せの頻度の少なくとも1つを決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、第1の細胞ポリヌクレオチド、第2の細胞ポリヌクレオチド、またはこれらの両方の生殖細胞系列の配列を決定するステップであって、第1の細胞ポリヌクレオチドが、TCRαまたはVα配列を含み、第2の細胞ポリヌクレオチドが、TCRβもしくはVβ配列、またはこれらの任意の組合せを含むステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、TCRα、TCRβ、Vα、Vβ、またはこれらの任意の組合せの配列の、生殖細胞系列のTCRα、TCRβ、Vα、Vβ、またはこれらの任意の組合せの配列からの変化を決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、固有のTCRα配列の総数;固有のTCRβ配列の総数;固有のTCRαおよびTCRβ配列の総数;固有のTCRβ配列とTCRα配列との対の総数;TCRα配列もしくはTCRβ配列の頻度;または1つもしくは複数の他の配列に対する、TCRα配列とTCRβ配列との組合せの頻度の少なくとも1つを決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、第1の細胞ポリヌクレオチド、第2の細胞ポリヌクレオチド、またはこれらの両方の生殖細胞系列の配列を決定するステップであって、第1の細胞ポリヌクレオチドが、TCRγまたはV配列を含み、第2の細胞ポリヌクレオチドが、TCRδもしくはVδ配列、またはこれらの任意の組合せを含むステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、TCRγ、TCRδ、Vγ、Vδ、またはこれらの任意の組合せの配列の、生殖細胞系列のTCRγ、TCRδ、Vγ、Vδ、またはこれらの任意の組合せの配列からの変化を決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、固有のTCRγ配列の総数;固有のTCRδ配列の総数;固有のTCRγおよびTCRδ配列の総数;固有のTCRδ配列とTCRγ配列との対の総数;TCRγ配列もしくはTCRδ配列の頻度;または1つもしくは複数の他の配列に対する、TCRγ配列とTCRδ配列との組合せの頻度の少なくとも1つを決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、第1の遺伝子に由来する配列の総数;第2の遺伝子に由来する配列の総数;第1の遺伝子に由来する固有の配列の総数;第2の遺伝子に由来する固有の配列の総数;または第1の遺伝子に由来する配列もしくは第2の遺伝子に由来する配列の頻度の少なくとも1つを決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、抗体またはTCRを、個別に対合したIgLおよびIgH配列、またはTCRαおよびTCRβ配列、またはTCRγおよびTCRδ配列の1つまたは複数の対の総量、ならびに生殖細胞系列からの変化に基づき選択するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、抗体またはTCRを、1つまたは複数のIgLもしくはIgH配列、TCRαおよびTCRβ配列、またはTCRγおよびTCRδ配列、および生殖細胞系列からの変化に基づき選択するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、抗体またはTCRを、配列パターン、変化解析、動力学、または頻度の1つまたは複数に基づき選択するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、抗体またはTCRを、頻度に基づき選択するステップをさらに含む。
【0030】
一部の実施形態では、選択された抗体またはTCRは、約1×10
−7、1×10
−8、1×10
−9、1×10
−10、1×10
−11、もしくは1×10
−12M未満であるかまたはそれらと等しいKDで、エピトープに結合する。
【0031】
一部の実施形態では、選択された抗体またはTCRは、ヒト治療用抗体またはTCRである。一部の実施形態では、選択された抗体またはTCRは、中和抗体またはTCRである。一部の実施形態では、選択された抗体またはTCRが結合する標的は、未知である。一部の実施形態では、選択された抗体またはTCRが結合する標的は、選択された抗体またはTCRを選択する時点では未知である。
【0032】
一部の実施形態では、方法は、選択された抗体またはTCRを、少なくとも1つのバイオマーカー候補と接触させて、バイオマーカーを発見するステップをさらに含む。一部の実施形態では、バイオマーカー候補は、固体支持体上にある。一部の実施形態では、バイオマーカーは、溶液中にある。一部の実施形態では、抗体またはTCRは、固体支持体上にある。一部の実施形態では、抗体またはTCRは、溶液中にある。一部の実施形態では、固体支持体は、アレイである。一部の実施形態では、固体支持体は、ビーズである。
【0033】
一部の実施形態では、方法は、第1の細胞ポリヌクレオチドを、ベクターに挿入するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、第2の細胞ポリヌクレオチドを、ベクターに挿入するステップをさらに含む。一部の実施形態では、ベクターは、クローニングベクターである。一部の実施形態では、ベクターは、発現ベクターである。
【0034】
一部の実施形態では、方法は、配列を、同一な分子バーコードとマッチさせるステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、コンセンサス配列を、ライブラリーから形成するステップをさらに含む。一部の実施形態では、シークエンシングエラーおよびPCRエラーは、最小化されているか、消失しているか、または0.01%、0.001%、0.0001%、0.00001%、0.000001%、もしくは0.0000001%未満である。一部の実施形態では、増幅反応におけるサイクルの数は、1〜40サイクルのいずれかに限定される。
【0035】
一態様では、本明細書において、本明細書で記載される方法のいずれかにより同定される、単離され精製された、抗体またはTCRが提示される。一態様では、本明細書において、本明細書で記載される方法のいずれかにより同定される、単離され精製された、抗体IgL、TCRβ、またはTCRδが提示される。一態様では、本明細書において、本明細書で記載される方法のいずれかにより同定される、単離され精製された、抗体IgH、TCRα、またはTCRγが提示される。一態様では、本明細書において、本明細書で記載される方法のいずれかにより同定される、単離され精製された、抗体またはTCRのFab断片が提示される。一態様では、本明細書において、本明細書で記載される方法のいずれかにより同定される、単離され精製された、抗体またはTCRのFab2断片が提示される。一態様では、本明細書において、本明細書で記載される方法のいずれかにより同定される、単離され精製された、抗体またはTCRのFv断片が提示される。一態様では、本明細書において、本明細書で記載される方法のいずれかにより同定される、単離され精製された、抗体のScFv断片が提示される。一態様では、本明細書において、それを必要とする被験体を処置する方法であって、選択された抗体もしくはTCR、またはそれらの断片を、それを必要とする被験体に投与するステップを含む方法が提示される。一部の実施形態では、抗体、TCR、またはそれらの断片は、それを必要とする被験体から同定される。一部の実施形態では、抗体、TCR、またはそれらの断片は、それを必要とする被験体から同定されない。一部の実施形態では、それを必要とする被験体は、疾患の1つまたは複数の症状を呈示する。一部の実施形態では、それを必要とする被験体は、疾患を有する。一部の実施形態では、疾患は、未知である。一部の実施形態では、疾患は、既知である。一部の実施形態では、試料は、第1の時点で被験体から採取された第1の試料および第2の時点で被験体から採取された第2の試料を含む。一部の実施形態では、方法は、第1および第2の時点において採取された試料に由来する第1または第2の細胞ポリヌクレオチドの量の増大または減少を決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、量の増大または減少は、少なくとも約0.1倍、0.2倍、0.3倍、0.4倍、0.5倍、0.6倍、0.7倍、0.8倍、0.9倍、1.5倍、2倍、3倍、5倍、10倍、50倍、100倍、1,000倍、10,000倍、100,000倍、1,000,000倍、またはそれ超の範囲の増大または減少である。一部の実施形態では、第1および第2の時点の間の時間は、約1時間、2時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間、8時間、9時間、10時間、11時間、12時間、13時間、14時間、15時間、16時間、17時間、18時間、19時間、20時間、21時間、22時間、23時間、1日間、2日間、3日間、4日間、5日間、6日間、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、4カ月間、5カ月間、6カ月間、7カ月間、8カ月間、9カ月間、10カ月間、11カ月間、12カ月間、もしくはこれより長い時間、または少なくともおよそこれらの時間である。
【0036】
一部の実施形態では、シークエンシングするステップは、ハイスループットである。一部の実施形態では、方法は、マルチプレックスプライマーおよび/または固体支持体に結合させたマルチプレックスプライマーを含まない。一部の実施形態では、方法は、単一の機能的VセグメントまたはVセグメントの小規模なファミリーに相補的な配列を含む、Vセグメントプライマーの多様性を用いない。一部の実施形態では、方法は、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドを単離するステップを用いない。一部の実施形態では、シークエンシングするステップは、大規模並列合成によりなされる。
【0037】
一部の実施形態では、方法は、配列リードを生殖細胞系列の配列と比較し、配列リードの体細胞超変異の蓄積を決定するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、抗体配列のアイソタイプの分布を決定し、特異的なアイソタイプを選択するステップをさらに含む。一部の実施形態では、選択された抗体は、特異的なIgアイソタイプを含む。一部の実施形態では、Igアイソタイプは、IgA、IgG、IgM、IgD、またはIgEである。
【0038】
一部の実施形態では、方法は、IgHおよびIgL抗体配列またはTCRαおよびTCRβ配列の対のライブラリーを生成するステップをさらに含む。一部の実施形態では、ライブラリーは、データベースである。一部の実施形態では、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドは、抗体またはTCRのコード配列にわたる、CDR1、CDR2、CDR3、および/または超変異領域を含む。
【0039】
一部の実施形態では、方法は、選択された抗体またはTCRを、表面ディスプレイ技術に直接クローニングするステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、選択された抗体またはTCRを、定向進化により進化させるステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、選択された抗体またはTCRを、機能的な特異性、親和性、または中和能についてスクリーニングするステップをさらに含む。一部の実施形態では、体細胞変異は、99%またはそれ超の信頼度で決定される。一部の実施形態では、各ポリヌクレオチド分子に由来するV、D、およびJセグメントの各々が同定される。
【0040】
一部の実施形態では、容器バーコードは、少なくとも2個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、少なくとも3、4、5、6、7、8、または9個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、少なくとも10個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、少なくとも15個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、最大で50個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、10〜30個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、縮重配列を含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、全長または部分縮重配列を含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、配列NNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸である。一部の実施形態では、容器バーコードは、配列NNNNNWNNNNNWNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、Wは、アデニンまたはチミンである。一部の実施形態では、容器バーコードは、配列NNNNNXNNNNNXNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、Xは、任意の既知のヌクレオチドである。一部の実施形態では、容器バーコードは、配列NNNNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、配列中の少なくとも1つまたは2つのNは、Wであり、Wは、アデニンまたはチミンである。一部の実施形態では、容器バーコードは、配列NNNNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、配列中の少なくとも1つまたは2つのNは、Xであり、Xは、任意の既知のヌクレオチドである。一部の実施形態では、分子バーコードは、少なくとも2個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、少なくとも3、4、5、6、7、8、または9個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、少なくとも10個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、少なくとも15個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、最大で50個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、10〜30個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、縮重配列を含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、全長または部分縮重配列を含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸である。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNTNNANNを含み、Nは、任意の核酸である。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNWNNWNNを含み、Nは、任意の核酸であり、Wは、アデニンまたはチミンである。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNXNNXNNを含み、Nは、任意の核酸であり、Xは、任意の既知のヌクレオチドである。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、配列中の少なくとも1つまたは2つのNは、Wであり、Wは、アデニンまたはチミンである。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、配列中の少なくとも1つまたは2つのNは、Xであり、Xは、任意の既知のヌクレオチドである。
【0041】
一部の実施形態では、方法は、増幅エラーを補正するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、シークエンシングエラーを補正するステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、同じ分子バーコードを含む配列をビニングまたは群分けするステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、コンピュータまたはアルゴリズムを使用して、同じ分子バーコードを含む配列をビニングまたは群分けするステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、コンピュータまたはアルゴリズムを使用して、同じ容器バーコードを含む配列をビニングまたは群分けするステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、少なくとも約90%、95%、または99%の配列相同性を有する配列をクラスタリングするステップをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、少なくとも約90%、95%、または99%の配列相同性を有する配列をアラインするステップをさらに含む。一部の実施形態では、クラスタリングまたはアラインするステップを、コンピュータまたはアルゴリズムの助けを借りて実施する。一部の実施形態では、方法は、同じ分子バーコードを含有する配列リードの数を決定するステップを含む。一部の実施形態では、方法は、同じ分子バーコード、および少なくとも約90%、95%、または99%の配列相同性を有する同じ第1の細胞ポリヌクレオチド配列の両方を含有する配列リードの数を決定するステップを含む。一部の実施形態では、方法は、同じ分子バーコード、および少なくとも約90%、95%、または99%の配列相同性を有する同じ第2の細胞ポリヌクレオチド配列の両方を含有する配列リードの数を決定するステップを含む。一部の実施形態では、方法は、試料中の、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドの量を決定するステップを含む。一部の実施形態では、方法は、2つまたはそれ超の配列、配列リード、アンプリコンの配列、ビニングされた配列、アラインされた配列、クラスタリングされた配列、または同じ分子バーコードもしくは容器バーコード、またはこれらの両方を含むアンプリコンのセットの配列に由来するコンセンサス配列を形成するステップを含む。一部の実施形態では、方法は、第1または第2の細胞ポリヌクレオチド配列を、少なくとも約80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%、99.6%、99.7%、99.8%、99.9%、99.99%、または100%の精度または信頼度で決定するステップを含む。一部の実施形態では、シークエンシングエラーおよびPCRエラーは、最小化されているか、消失しているか、または0.01%、0.001%、0.0001%、0.00001%、0.000001%、もしくは0.0000001%未満である。一部の実施形態では、シークエンシングのエラー率は、0.00001%、0.0001%、0.001%、0.01%、もしくは0%未満であるかまたはそれらと等しい。一部の実施形態では、シークエンシングのエラー率は、0ではない。一部の実施形態では、少なくとも1000、100000、1×10
6、1×10
7、1×10
8、1×10
9、1×10
10、1×10
11、1×10
12、または9×10
12ポリヌクレオチドをシークエンシングする。一部の実施形態では、方法は、4週間、3週間、2週間、1週間、6日間、5日間、5日間、4日間、3日間、2日間、1日間、18時間、12時間、9時間、6時間、3時間、2時間、もしくは1時間未満またはそれらと等しい正の量の時間で実施される。一部の実施形態では、特定の信頼度または塩基判定の精度を達成するのに使用されるリードの数は、分子バーコード、容器バーコード、またはこれらの両方を使用しない類似の方法を使用した同じ、類似の、またはより高度な信頼度または塩基判定の精度を達成するのに使用されるリードの数の、少なくとも約1.1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、6、6.5、7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、200、300、400、500、600、700、800、900、または1000分の1である。一部の実施形態では、特定の信頼度または塩基判定の精度を達成するのに使用されるリードの数は、分子バーコード、容器バーコード、またはこれらの両方を使用しない類似の方法を使用した同じ、類似の、またはより高度な信頼度または塩基判定の精度を達成するのに使用されるリードの数より、少なくとも約1000、100000、1×10
6、1×10
7、1×10
8、1×10
9、1×10
10、1×10
11、1×10
12、または9×10
12リード少ない。一部の実施形態では、複数の容器は、少なくとも1000、100000、1×10
6、1×10
7、1×10
8、1×10
9、1×10
10、1×10
11、1×10
12、もしくは9×10
12、またはそれ超の容器を含む。一部の実施形態では、複数の細胞ポリヌクレオチドは、少なくとも1000、100000、1×10
6、1×10
7、1×10
8、1×10
9、1×10
10、1×10
11、1×10
12、もしくは9×10
12、またはそれ超の細胞ポリヌクレオチドを含む。
【0042】
一態様では、本明細書において、各々が、複数の細胞を含む試料に由来する単一細胞、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド、容器バーコード化ポリヌクレオチド;単一細胞に由来する第1の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第1の相補的ポリヌクレオチド、および単一細胞に由来する第2の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第2の相補的ポリヌクレオチドを含む、複数の容器を含み;第1の相補的ポリヌクレオチドが、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の分子バーコードと、容器バーコード化ポリヌクレオチドの容器バーコードまたは容器バーコード化ポリヌクレオチドの増幅産物とを含み、第2の相補的ポリヌクレオチドが、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の分子バーコードと、容器バーコード化ポリヌクレオチドの容器バーコードまたは容器バーコード化ポリヌクレオチドの増幅産物とを含む組成物が提示される。
【0043】
一部の実施形態では、第1および第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、異なる。一部の実施形態では、第1および第2の相補的ポリヌクレオチドは、異なる分子バーコードを含む。一部の実施形態では、第1および第2の相補的ポリヌクレオチドは、同じ容器バーコードを含む。一部の実施形態では、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドは、増幅産物ではない。一部の実施形態では、第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと異なる。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第2の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、第1の容器および第2の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第3の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、第1の容器、第2の容器、および第3の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、固有である。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと異なる。一部の実施形態では、第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである。一部の実施形態では、第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである。一部の実施形態では、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードは、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードは、複数の容器のうちの第2の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードと異なる。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードは、第1の同じ容器バーコードである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第2の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードは、第2の同じ容器バーコードである。一部の実施形態では、第1の同じ容器バーコードは、第2の同じ容器バーコードと異なる。一部の実施形態では、複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードは、同じ容器バーコードを含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドおよびそのアンプリコンの容器バーコードは、複数の容器のうちの他の任意の単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドおよびそのアンプリコンの容器バーコードに固有である。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドは、1つの容器内に、単一の分子として存在する。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドは、複数の容器の各容器内に、単一の分子として存在する。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドは、複数の容器のうちの1つの容器内に、少なくとも単一の分子として存在する。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドは、複数の容器の各容器内に、少なくとも単一の分子として存在する。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列は、第1の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列は、第1の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の単一の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列は、単一の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドは、同じ第1の共通容器配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドは、同じ第2の共通容器配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列は、複数の容器のうちの第2の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである。一部の実施形態では、第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列は、第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンは、複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じ配列を含む、第1の共通容器配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンは、複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じ配列を含む、第2の共通容器配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列は、第1の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列は、第1の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の単一の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列は、単一の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドは、同じ第1の共通分子配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドは、同じ第2の共通分子配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの第1の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列は、複数の容器のうちの第2の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである。一部の実施形態では、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列は、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じである。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドは、複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じ配列を含む、第1の共通分子配列を含む。一部の実施形態では、複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドは、複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じ配列を含む、第2の共通分子配列を含む。一部の実施形態では、第1の共通容器配列は、第1の共通分子配列と同じ配列を含む配列を含む。一部の実施形態では、第1の共通容器配列は、第1の共通分子配列またはその相補体に相補的な配列を含む。一部の実施形態では、第2の共通分子配列は、第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域は、末端領域である。
【0044】
一部の実施形態では、第1および第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドは、一緒に融合されない。一部の実施形態では、第1および第2の相補的ポリヌクレオチドは、一緒に融合されない。
【0045】
一部の実施形態では、第1の細胞ポリヌクレオチドは、DNAである。一部の実施形態では、第2の細胞ポリヌクレオチドは、DNAである。一部の実施形態では、第1の細胞ポリヌクレオチドは、RNAである。一部の実施形態では、第2の細胞ポリヌクレオチドは、RNAである。一部の実施形態では、RNAは、mRNAである。一部の実施形態では、第1の相補的ポリヌクレオチドは、cDNAである。一部の実施形態では、第2の相補的ポリヌクレオチドは、cDNAである。
【0046】
一部の実施形態では、組成物は、非鋳型ターミナルトランスフェラーゼ、逆転写酵素、ポリメラーゼ、またはこれらの任意の組合せをさらに含む。一部の実施形態では、第1および/または第2の相補的ポリヌクレオチドは、3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、非鋳型ターミナルトランスフェラーゼは、逆転写酵素であり、逆転写酵素は、Superscript II逆転写酵素、Maxima逆転写酵素、Protoscript II逆転写酵素、モロニーマウス白血病ウイルス逆転写酵素(MMLV−RT)、HighScriber逆転写酵素、トリ骨髄芽球症ウイルス(AMV)逆転写酵素、ターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ活性を含む任意の逆転写酵素、およびこれらの組合せからなる群から選択される。一部の実施形態では、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドは、第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端における、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドは、第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端における、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドは、同一である。一部の実施形態では、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドの少なくとも1つは、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドの別のヌクレオチドと同一ではない。一部の実施形態では、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補的領域の少なくとも1つのヌクレオチドは、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補的領域の別の核酸と同一ではない。一部の実施形態では、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補的領域の少なくとも1つのヌクレオチドは、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補的領域の別の核酸と同一ではない。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、リボヌクレオチドまたはその類似体ではない。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、デオキシリボグアノシンである。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、デオキシリボグアノシン類似体である。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの末端ヌクレオチドである。一部の実施形態では、少なくとも1つの同一でないヌクレオチドは、リボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補的領域の末端ヌクレオチドは、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドは、リボヌクレオチドまたはその類似体ではない。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドは、デオキシリボグアノシンである。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドは、デオキシリボグアノシン類似体である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドは、リボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドは、リボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドは、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体ではない。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドは、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である。一部の実施形態では、第1の相補的ポリヌクレオチドは、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、第2の相補的ポリヌクレオチドは、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、第1の相補的ポリヌクレオチドは、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な第1の相補的ポリヌクレオチドの領域は、分子バーコード配列に相補的ではない。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な第1の相補的ポリヌクレオチドの領域は、容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の領域に相補的ではない。一部の実施形態では、第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な、第1の相補的ポリヌクレオチドの領域は、第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な第2の相補的ポリヌクレオチドの領域は、第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、第1の相補的ポリヌクレオチドは、容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的ではない。一部の実施形態では、第2の相補的ポリヌクレオチドは、容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的ではない。一部の実施形態では、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域は、容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である。一部の実施形態では、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域は、容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である。一部の実施形態では、組成物は、上記の方法に由来する任意の1つまたは複数のプライマーをさらに含む。一部の実施形態では、複数の容器の各容器は、固体支持体を含まない。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドは、固体支持体に結合されている。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチドは、ビーズに結合されている。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチド、分子バーコード化ポリヌクレオチド、またはこれらの任意の組合せは、プライマーではない。一部の実施形態では、容器バーコード化ポリヌクレオチド、分子バーコード化ポリヌクレオチド、またはこれらの任意の組合せは、伸長させたポリヌクレオチドではない。一部の実施形態では、細胞を、溶解させる。一部の実施形態では、複数の容器は、複数のウェルを含む。一部の実施形態では、複数の容器は、複数のエマルジョンを含む。一部の実施形態では、複数のエマルジョンの各エマルジョンは、約0.01ピコリットル〜10マイクロリットルの容量である。
【0047】
一部の実施形態では、単一細胞は、免疫細胞を含む。一部の実施形態では、複数の細胞は、複数の免疫細胞を含む。一部の実施形態では、免疫細胞は、リンパ球もしくはその亜型、B細胞もしくはその亜型、T細胞もしくはその亜型、またはこれらの組合せである。一部の実施形態では、複数の細胞は、メモリーB細胞、ナイーブB細胞、形質芽球性B細胞、ナイーブT細胞、形質芽球性T細胞、B細胞の任意の亜型、T細胞の任意の亜型、またはこれらの任意の組合せについて富化される。一部の実施形態では、単一細胞は、がん細胞を含む。一部の実施形態では、複数の細胞は、複数のがん細胞を含む。一部の実施形態では、がん細胞は、扁平細胞癌細胞、腺癌細胞、移行上皮癌細胞、骨肉腫細胞、軟骨肉腫細胞、筋肉肉腫細胞、白血病細胞、リンパ腫細胞、神経膠腫細胞、またはこれらの任意の組合せである。一部の実施形態では、複数のがん細胞は、循環がん細胞、内皮がん細胞、上皮がん細胞、希少がん細胞、またはがん細胞の任意の型もしくは亜型について富化される。一部の実施形態では、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドは、変異体配列を含む。一部の実施形態では、変異体配列は、変異、多型、欠失、または挿入を含む。一部の実施形態では、多型は、一塩基多型である。一部の実施形態では、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドは、疾患または状態についてのバイオマーカーである。一部の実施形態では、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドは、病原体に由来する。一部の実施形態では、第1および第2の相補的ポリヌクレオチドは、抗体またはTCRのコード配列にわたる、CDR1、CDR2、CDR3、および/または超変異領域を含む。
【0048】
一部の実施形態では、容器バーコードは、少なくとも2個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、少なくとも3、4、5、6、7、8、または9個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、少なくとも10個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、少なくとも15個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、最大で50個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、10〜30個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、縮重配列を含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、全長または部分縮重配列を含む。一部の実施形態では、容器バーコードは、配列NNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸である。一部の実施形態では、容器バーコードは、配列NNNNNWNNNNNWNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、Wは、アデニンまたはチミンである。一部の実施形態では、容器バーコードは、配列NNNNNXNNNNNXNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、Xは、任意の既知のヌクレオチドである。一部の実施形態では、容器バーコードは、配列NNNNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、配列中の少なくとも1つまたは2つのNは、Wであり、Wは、アデニンまたはチミンである。一部の実施形態では、容器バーコードは、配列NNNNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、配列中の少なくとも1つまたは2つのNは、Xであり、Xは、任意の既知のヌクレオチドである。一部の実施形態では、分子バーコードは、少なくとも2個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、少なくとも3、4、5、6、7、8、または9個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、少なくとも10個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、少なくとも15個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、最大で50個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、10〜30個のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、縮重配列を含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、全長または部分縮重配列を含む。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸である。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNTNNANNを含み、Nは、任意の核酸である。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNWNNWNNを含み、Nは、任意の核酸であり、Wは、アデニンまたはチミンである。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNXNNXNNを含み、Nは、任意の核酸であり、Xは、任意の既知のヌクレオチドである。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、配列中の少なくとも1つまたは2つのNは、Wであり、Wは、アデニンまたはチミンである。一部の実施形態では、分子バーコードは、配列NNNNNNNNを含み、Nは、任意の核酸であり、配列中の少なくとも1つまたは2つのNは、Xであり、Xは、任意の既知のヌクレオチドである。
【0049】
一部の実施形態では、複数の容器は、少なくとも1000、100000、1×10
6、1×10
7、1×10
8、1×10
9、1×10
10、1×10
11、1×10
12、もしくは9×10
12、またはそれ超の容器を含む。一部の実施形態では、複数の細胞ポリヌクレオチドは、少なくとも1000、100000、1×10
6、1×10
7、1×10
8、1×10
9、1×10
10、1×10
11、1×10
12、もしくは9×10
12、またはそれ超の細胞ポリヌクレオチドを含む。
【0050】
一態様では、本明細書において、ポリヌクレオチドにバーコードを付ける方法であって、(a)分子バーコード化ポリヌクレオチドを、単一細胞に由来する複数のポリヌクレオチドの各々とハイブリダイズさせるステップであり、ハイブリダイズさせた分子バーコード化ポリヌクレオチドが、単一細胞を含む容器内の、複数の固有に分子バーコード化されたポリヌクレオチドに由来する、ステップと;(b)分子バーコード化ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせた、単一細胞に由来するポリヌクレオチドを伸長させて、分子バーコード化細胞ポリヌクレオチドを形成するステップと;(c)容器バーコード化ポリヌクレオチドを、分子バーコード化細胞ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせるステップであり、容器バーコード化ポリヌクレオチドが、複数の容器のうちの単一の容器に固有である、ステップと;(d)容器バーコード化ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせた分子バーコード化細胞ポリヌクレオチドを伸長させて、二重バーコード化細胞ポリヌクレオチドを形成するステップと;(e)二重バーコード化細胞ポリヌクレオチドをシークエンシングするステップとを含む方法が提示される。一部の実施形態では、(a)におけるハイブリダイゼーションは、単一細胞に由来するポリヌクレオチド上の自然発生の配列の塩基対合を介さない。一部の実施形態では、分子バーコード化細胞ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせた容器バーコード化ポリヌクレオチドは、増幅産物である。一部の実施形態では、(c)におけるハイブリダイゼーションは、単一細胞に由来するポリヌクレオチド上の自然発生の配列の相補体の塩基対合を介さない。一部の実施形態では、(c)におけるハイブリダイゼーションは、(b)において伸長させた単一細胞に由来するポリヌクレオチドの領域との塩基対合を介する。一部の実施形態では、(a)〜(d)は、単一の容器内で実施される。一部の実施形態では、(a)〜(d)は、単一の反応で実施される。
【0051】
参照による組込み
本明細書で言及される、全ての刊行物、特許、および特許出願は、各個別の刊行物、特許、または特許出願が、参照により組み込まれることが具体的かつ個別に示された場合と同じ程度に、全ての目的で、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。例えば、本明細書で言及される、全ての刊行物および特許は、本明細書で記載される方法、キット、および組成物との関連で使用されうる、刊行物中で記載されているキット、組成物、および方法を記載および開示することを目的として、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。本明細書で論じられる文献は、本出願の出願日以前のそれらの開示のためだけに提示されている。本明細書のいかなる内容も、本明細書で記載された発明者らが、先行発明のために、または他の任意の理由で、このような開示に先行する資格がないことの容認とはみなさないものとする。
【0052】
本明細書で記載される新規の特色は、付属の特許請求の範囲で詳密に明示する。本明細書で記載される特色および特色の利点についてのよりよい理解は、本明細書で記載される特色の原理を活用する実例を明示する以下の詳細な記載、および添付の図面を参照することにより得られるであろう。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
(a)各々が、
(i)複数の細胞を含む試料に由来する単一細胞、
(ii)複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド、および
(iii)容器バーコード化ポリヌクレオチド
を含む、複数の容器を形成するステップと;
(b)
(i)該単一細胞に由来する第1の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第1の相補的ポリヌクレオチド、および
(ii)該単一細胞に由来する第2の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第2の相補的ポリヌクレオチド
を作製するステップと;
(c)
(i)該複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドを、該第1の相補的ポリヌクレオチドに結合させ、
(ii)第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドを、該第2の相補的ポリヌクレオチドに結合させ、これにより、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;
(d)該容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物を、
(i)該第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物、および
(ii)該第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物に結合させ、これにより、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を形成するステップと
を含む、方法。
(項目2)
(a)試料に由来する複数の免疫細胞から、重鎖免疫グロブリン(IgH)ポリヌクレオチドに由来する第1の相補的ポリヌクレオチドおよび軽鎖免疫グロブリン(IgL)ポリヌクレオチドに由来する第2の相補的ポリヌクレオチドを、
(i)該複数の免疫細胞に由来する該IgHポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第1の標的プライマー;
(ii)該複数の免疫細胞に由来する該IgLポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第2の標的プライマー;
(iii)非鋳型ターミナルトランスフェラーゼ活性を含む逆転写酵素であって、3つまたはそれ超の同一な非鋳型ヌクレオチドが該第1および第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加される、逆転写酵素;
(iv)各々が、
(A)分子バーコード、
(B)容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的な5’末端領域、および
(C)該3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な3’末端領域
を含む、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド;ならびに
(v)容器バーコード化ポリヌクレオチド
により作製し、これにより、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;
(b)該容器バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;
(c)該第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、該IgHもしくはIgLポリヌクレオチド、またはこれらの組合せの可変領域を含む配列のライブラリーを形成するステップと;
(d)該ライブラリーの該配列の1つまたは複数をシークエンシングするステップと
を含み、(a)は、複数の容器のうちの1つの容器内で実施され、該容器は、該複数の免疫細胞に由来する単一の免疫細胞を含む、方法。
(項目3)
(a)試料に由来する複数の免疫細胞から、T細胞受容体アルファ(TCRα)ポリヌクレオチドに由来する第1の相補的ポリヌクレオチドおよびT細胞受容体ベータ(TCRβ)ポリヌクレオチドに由来する第2の相補的ポリヌクレオチドを、
(i)該複数の免疫細胞に由来する該TCRαポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第1の標的プライマー;
(ii)該複数の免疫細胞に由来する該TCRβポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第2の標的プライマー;
(iii)非鋳型ターミナルトランスフェラーゼ活性を含む逆転写酵素であって、3つまたはそれ超の同一な非鋳型ヌクレオチドが該第1および第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加される、逆転写酵素;
(iv)各々が、
(A)分子バーコード、
(B)容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的な5’末端領域、および
(C)該3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な3’末端領域
を含む、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド;ならびに
(v)容器バーコード化ポリヌクレオチド
により作製し、これにより、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;
(b)該容器バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;
(c)該第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、該TCRαもしくはTCRβポリヌクレオチド、またはこれらの組合せの可変領域を含む配列のライブラリーを形成するステップと;
(d)該ライブラリーの該配列の1つまたは複数をシークエンシングするステップと
を含み、(a)は、複数の容器のうちの1つの容器内で実施され、該容器は、該複数の免疫細胞に由来する単一の免疫細胞を含む、方法。
(項目4)
(a)試料に由来する複数の免疫細胞から、T細胞受容体ガンマ(TCRγ)ポリヌクレオチドに由来する第1の相補的ポリヌクレオチドおよびT細胞受容体デルタ(TCRδ)ポリヌクレオチドに由来する第2の相補的ポリヌクレオチドを、
(i)該複数の免疫細胞に由来する該TCRγポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第1の標的プライマー;
(ii)該複数の免疫細胞に由来する該TCRδポリヌクレオチドの同じ領域に相補的な領域を含む第2の標的プライマー;
(iii)非鋳型ターミナルトランスフェラーゼ活性を含む逆転写酵素であって、3つまたはそれ超の同一な非鋳型ヌクレオチドが該第1および第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加される、逆転写酵素;
(iv)各々が、
(A)分子バーコード、
(B)容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的な5’末端領域、および
(C)該3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な3’末端領域
を含む、複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド;ならびに
(v)容器バーコード化ポリヌクレオチド
により作製し、これにより、第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;
(b)該容器バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを形成するステップと;
(c)該第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを増幅し、これにより、該TCRγもしくはTCRδポリヌクレオチド、またはこれらの組合せの可変領域を含む配列のライブラリーを形成するステップと;
(d)該ライブラリーの該配列の1つまたは複数をシークエンシングするステップと
を含み、(a)は、複数の容器のうちの1つの容器内で実施され、該容器は、該複数の免疫細胞に由来する単一の免疫細胞を含む、方法。
(項目5)
前記ライブラリーが、前記試料の免疫状態を表す、項目2から4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列が、第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列のライブラリーである、項目1から5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
前記第1および第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、異なる、項目1から6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドが、異なる分子バーコードを含む、項目1から7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列が、異なる分子バーコードを含む、項目1から8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列が、同じ容器バーコードを含む、項目1から9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
前記複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドが、増幅産物ではない、項目1から10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと異なる、項目1から11のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目1から12のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
前記複数の容器のうちの第2の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目13に記載の方法。
(項目15)
第1の容器および第2の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目1から14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
前記複数の容器のうちの第3の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目14または15に記載の方法。
(項目17)
前記第1の容器、前記第2の容器、および前記第3の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記複数の容器のうちの任意の単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目1から17のいずれか一項に記載の方法。
(項目19)
前記複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、該複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと異なる、項目1から18のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである、項目1から19のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、前記第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである、項目1から5、8から12、14、16、19、または20のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、前記第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードが、該複数の容器のうちの第2の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードと異なる、項目1から22のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードが、第1の同じ容器バーコードである、項目1から23のいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
前記複数の容器のうちの第2の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードが、第2の同じ容器バーコードである、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記第1の同じ容器バーコードが、前記第2の同じ容器バーコードと異なる、項目24または25に記載の方法。
(項目27)
前記複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードが、同じ容器バーコードを含む、項目24から26のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
前記複数の容器のうちの任意の単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドおよびそのアンプリコンの容器バーコードが、該複数の容器のうちの他の任意の単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドおよびそのアンプリコンの容器バーコードに固有である、項目24から27のいずれか一項に記載の方法。
(項目29)
(a)における前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、1つの容器内に、単一の分子として存在する、項目1から28のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
(a)における前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、前記複数の容器の各容器内に、単一の分子として存在する、項目1から29のいずれか一項に記載の方法。
(項目31)
(a)における前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、前記複数の容器のうちの1つの容器内に、少なくとも単一の分子として存在する、項目1から30のいずれか一項に記載の方法。
(項目32)
(a)における前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、前記複数の容器の各容器内に、少なくとも単一の分子として存在する、項目1から31のいずれか一項に記載の方法。
(項目33)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列が、該第1の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである、項目1から32のいずれか一項に記載の方法。
(項目34)
前記複数の容器のうちの前記第1の容器内の前記第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列が、該第1の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じである、項目33に記載の方法。
(項目35)
前記複数の容器のうちの任意の単一の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列が、該単一の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである、項目33または34に記載の方法。
(項目36)
前記複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドが、同じ第1の共通容器配列を含む、項目33から35のいずれか一項に記載の方法。
(項目37)
前記複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドが、同じ第2の共通容器配列を含む、項目36に記載の方法。
(項目38)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列が、該複数の容器のうちの第2の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである、項目1から37のいずれか一項に記載の方法。
(項目39)
前記第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列が、前記第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じである、項目38に記載の方法。
(項目40)
前記複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンが、該複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じ配列を含む、第1の共通容器配列を含む、項目1から39のいずれか一項に記載の方法。
(項目41)
前記複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンが、該複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じ配列を含む、第2の共通容器配列を含む、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列が、該第1の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである、項目1から41のいずれか一項に記載の方法。
(項目43)
前記複数の容器のうちの前記第1の容器内の前記第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列が、該第1の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じである、項目42に記載の方法。
(項目44)
前記複数の容器のうちの任意の単一の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列が、該単一の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである、項目42または43に記載の方法。
(項目45)
前記複数の容器のうちの単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドが、同じ第1の共通分子配列を含む、項目42から44のいずれか一項に記載の方法。
(項目46)
前記複数の容器のうちの単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドが、同じ第2の共通分子配列を含む、項目45に記載の方法。
(項目47)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列が、該複数の容器のうちの第2の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである、項目42から46のいずれか一項に記載の方法。
(項目48)
前記第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列が、前記第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じである、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドが、該複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じ配列を含む、第1の共通分子配列を含む、項目42から48のいずれか一項に記載の方法。
(項目50)
前記複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドが、該複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じ配列を含む、第2の共通分子配列を含む、項目49に記載の方法。
(項目51)
前記第1の共通容器配列が、前記第1の共通分子配列と同じ配列を含む配列を含む、項目33から50のいずれか一項に記載の方法。
(項目52)
前記第1の共通容器配列が、前記第1の共通分子配列またはその相補体に相補的な配列を含む、項目33から51のいずれか一項に記載の方法。
(項目53)
前記第2の共通分子配列が、前記第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目51または52に記載の方法。
(項目54)
前記第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な前記領域が、末端領域である、項目53に記載の方法。
第1および第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドが、一緒に融合されない、項目1から54のいずれか一項に記載の方法。
(項目55)
前記第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドが、一緒に融合されない、項目1から54のいずれか一項に記載の方法。
(項目56)
前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列が、一緒に融合されない、項目1から55のいずれか一項に記載の方法。
(項目57)
前記第1の細胞ポリヌクレオチドが、DNAである、項目1から56のいずれか一項に記載の方法。
(項目58)
前記第2の細胞ポリヌクレオチドが、DNAである、項目57に記載の方法。
(項目59)
前記第1の細胞ポリヌクレオチドが、RNAである、項目1から56のいずれか一項に記載の方法。
(項目60)
前記第2の細胞ポリヌクレオチドが、RNAである、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記RNAが、mRNAである、項目59または60に記載の方法。
(項目62)
(b)の前記第1の相補的ポリヌクレオチドが、cDNAである、項目59から61のいずれか一項に記載の方法。
(項目63)
(b)の前記第2の相補的ポリヌクレオチドが、cDNAである、項目62に記載の方法。
(項目64)
(b)が、前記第1の細胞ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせた第1の標的プライマーを伸長させることと、前記第2の細胞ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせた第2の標的プライマーを伸長させることとを含む、項目1から63のいずれか一項に記載の方法。
(項目65)
前記伸長させることが、前記第1の細胞ポリヌクレオチドを、第1の標的プライマーで逆転写することと、前記第2の細胞ポリヌクレオチドを、第2の標的プライマーで逆転写することとを含む、項目64に記載の方法。
(項目66)
前記第1の標的プライマーが、前記第1の細胞ポリヌクレオチドの標的配列に相補的な配列を含む、項目64または65に記載の方法。
(項目67)
前記第2の標的プライマーが、前記第2の細胞ポリヌクレオチドの標的配列に相補的な配列を含む、項目66に記載の方法。
(項目68)
前記第1の標的プライマーが、ポリ(T)配列を含む、項目64から67のいずれか一項に記載の方法。
(項目69)
前記第2の標的プライマーが、ポリ(T)配列を含む、項目68に記載の方法。
(項目70)
前記第1の細胞ポリヌクレオチドの前記標的配列が、重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列、TCRγ配列、またはこれらの組合せである、項目66から69のいずれか一項に記載の方法。
(項目71)
前記第1の細胞ポリヌクレオチドの前記標的配列が、重鎖定常領域(C
H)配列、TCRα定常領域(Cα)配列、TCRγ定常領域(Cγ)配列、またはこれらの組合せである、項目66から70のいずれか一項に記載の方法。
(項目72)
前記第2の細胞ポリヌクレオチドの前記標的配列が、軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、TCRδ配列、またはこれらの組合せである、項目70または71に記載の方法。
(項目73)
前記第2の細胞ポリヌクレオチドの前記標的配列が、軽鎖定常領域(C
L)配列、TCRβ定常領域(Cβ)配列、TCRδ定常領域(Cδ)配列、またはこれらの組合せである、項目70から72のいずれか一項に記載の方法。
(項目74)
前記第1の標的プライマーが、複数の第1の標的プライマーを含む、項目64から73のいずれか一項に記載の方法。
(項目75)
前記第2の標的プライマーが、複数の第2の標的プライマーを含む、項目64から74のいずれか一項に記載の方法。
(項目76)
前記複数の第1の標的プライマーが、複数の重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列、TCRγ配列、またはこれらの組合せに相補的な複数の配列を含む、項目74または75に記載の方法。
(項目77)
前記複数の重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列またはTCRγ配列が、複数の重鎖定常領域(C
H)配列、TCRα定常領域(Cα)配列、TCRγ定常領域(Cγ)配列、またはこれらの組合せを含む、項目76に記載の方法。
(項目78)
前記複数の重鎖定常領域(C
H)配列が、IgM、IgD、IgA、IgE、IgG、およびこれらの組合せに由来する重鎖定常領域(C
H)配列からなる群から選択される、2つまたはそれ超の配列を含む、項目77に記載の方法。
(項目79)
前記複数の第2の標的プライマーが、複数の軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、TCRδ配列、またはこれらの組合せに相補的な複数の配列を含む、項目74から78のいずれか一項に記載の方法。
(項目80)
前記複数の軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、またはTCRδ配列が、複数の軽鎖定常領域(C
L)配列、TCRβ定常領域(Cβ)配列、TCRδ定常領域(Cδ)配列、またはこれらの組合せを含む、項目79に記載の方法。
(項目81)
前記複数の軽鎖定常領域(C
L)配列が、Igκ、Igλ、およびこれらの組合せに由来する軽鎖定常領域(C
L)配列からなる群から選択される、2つまたはそれ超の配列を含む、項目80に記載の方法。
(項目82)
(b)において、前記伸長させることが、非鋳型ターミナルトランスフェラーゼの使用を含み、ここで3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドが前記第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加される、項目1から81のいずれか一項に記載の方法。
(項目83)
前記非鋳型ターミナルトランスフェラーゼが、逆転写酵素またはポリメラーゼである、項目82に記載の方法。
(項目84)
前記非鋳型ターミナルトランスフェラーゼが、逆転写酵素であり、該逆転写酵素が、Superscipt II逆転写酵素、Maxima逆転写酵素、Protoscript II逆転写酵素、モロニーマウス白血病ウイルス逆転写酵素(MMLV−RT)、HighScriber逆転写酵素、トリ骨髄芽球症ウイルス(AMV)逆転写酵素、ターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ活性を含む任意の逆転写酵素、およびこれらの組合せからなる群から選択される、項目82または83に記載の方法。
(項目85)
3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドが、前記第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加される、項目82から84のいずれか一項に記載の方法。
(項目86)
(c)において、前記結合させるステップが、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの領域を、前記第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、前記3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドとハイブリダイズさせることを含む、項目82から85のいずれか一項に記載の方法。
(項目87)
(c)において、前記結合させるステップが、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの領域を、前記第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、前記3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドとハイブリダイズさせることを含む、項目86に記載の方法。
(項目88)
(c)において、前記第1の相補的ポリヌクレオチドに結合させた第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドが、該第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端における、前記3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目82から87のいずれか一項に記載の方法。
(項目89)
(c)において、前記第2の相補的ポリヌクレオチドに結合させた第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドが、前記第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端における、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目88に記載の方法。
(項目90)
前記3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドが、同一である、項目82から89のいずれか一項に記載の方法。
(項目91)
前記3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドの少なくとも1つが、該3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドの別のヌクレオチドと同一ではない、項目82から89のいずれか一項に記載の方法。
(項目92)
前記第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも1つのヌクレオチドが、該第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の別の核酸と同一ではない、項目86から91のいずれか一項に記載の方法。(項目93)
前記第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも1つのヌクレオチドが、該第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の別の核酸と同一ではない、項目87から92のいずれか一項に記載の方法。(項目94)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である、項目92または93に記載の方法。
(項目95)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、リボヌクレオチドまたはその類似体ではない、項目92から94のいずれか一項に記載の方法。
(項目96)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、デオキシリボグアノシンである、項目92から95のいずれか一項に記載の方法。
(項目97)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、デオキシリボグアノシン類似体である、項目92から95のいずれか一項に記載の方法。
(項目98)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの末端ヌクレオチドである、項目92から97のいずれか一項に記載の方法。
(項目99)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、リボヌクレオチドまたはその類似体である、項目92または93に記載の方法。
(項目100)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドが、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である、項目86から99のいずれか一項に記載の方法。
(項目101)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドが、リボヌクレオチドまたはその類似体ではない、項目86から100のいずれか一項に記載の方法。
(項目102)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドが、デオキシリボグアノシンである、項目86から101のいずれか一項に記載の方法。
(項目103)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドが、デオキシリボグアノシン類似体である、項目86から101のいずれか一項に記載の方法。
(項目104)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドが、リボヌクレオチドまたはその類似体である、項目86から99のいずれか一項に記載の方法。
(項目105)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドが、リボヌクレオチドまたはその類似体である、項目86から104のいずれか一項に記載の方法。
(項目106)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドが、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体ではない、項目86から105のいずれか一項に記載の方法。
(項目107)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドが、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である、項目86から104のいずれか一項に記載の方法。
(項目108)
(c)が、前記結合させるステップの後で、前記第1の相補的ポリヌクレオチドおよび前記第2の相補的ポリヌクレオチドを伸長させることをさらに含む、項目1から107のいずれか一項に記載の方法。
(項目109)
前記第1の相補的ポリヌクレオチドが、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目1から108のいずれか一項に記載の方法。
(項目110)
前記第2の相補的ポリヌクレオチドが、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目109のいずれか一項に記載の方法。
(項目111)
前記第1の相補的ポリヌクレオチドが、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目109または110に記載の方法。
(項目112)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な前記第1の相補的ポリヌクレオチドの前記領域が、分子バーコード配列に相補的ではない、項目111に記載の方法。
(項目113)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な前記第1の相補的ポリヌクレオチドの前記領域が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の領域に相補的ではない、項目111または112に記載の方法。
(項目114)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な、前記第1の相補的ポリヌクレオチドの前記領域が、該第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドを含む、項目109から113のいずれか一項に記載の方法。
(項目115)
前記第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な前記第2の相補的ポリヌクレオチドの前記領域が、前記第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドを含む、項目114に記載の方法。
(項目116)
前記第1の相補的ポリヌクレオチドが、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的ではない、項目1から115のいずれか一項に記載の方法。
(項目117)
前記第2の相補的ポリヌクレオチドが、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的ではない、項目116に記載の方法。
(項目118)
第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である、項目1から117のいずれか一項に記載の方法。(項目119)
第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である、項目118に記載の方法。
(項目120)
前記第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である、項目1から119のいずれか一項に記載の方法。
(項目121)
前記第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である、項目120に記載の方法。
(項目122)
前記第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域が、前記第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドが相補的である、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドの前記領域に相補的である、項目120または121に記載の方法。
(項目123)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドを、第1のプライマーセットにより増幅するステップをさらに含み、該増幅するステップは、該容器バーコード化ポリヌクレオチドを結合させるステップの前に、または該容器バーコード化ポリヌクレオチドを結合させるステップと同時に実施される、項目1から122のいずれか一項に記載の方法。
(項目124)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、前記容器バーコード化ポリヌクレオチド、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドからの増幅産物、およびこれらの任意の組合せからなる群から選択される、第1および第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドを含む、項目1から123のいずれか一項に記載の方法。
(項目125)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドを結合させるステップが、
(i)該容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の領域を、前記第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域とハイブリダイズさせることと、
(ii)該容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の領域を、前記第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの領域とハイブリダイズさせることとを含む、項目1から124のいずれか一項に記載の方法。
(項目126)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドを結合させるステップの後で、第1の単一細胞の単一バーコード化配列および第2の単一細胞の単一バーコード化配列のポリヌクレオチドを伸長させ、これにより、前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を形成するステップをさらに含む、項目1から125のいずれか一項に記載の方法。
(項目127)
前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目126に記載の方法。
(項目128)
前記第2の単一細胞の二重バーコード化配列が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目127に記載の方法。
(項目129)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列の前記領域が、同じ配列である、項目128に記載の方法。
(項目130)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な前記第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの前記領域が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の領域に相補的ではない、項目129に記載の方法。
(項目131)
前記第1のプライマーセットの第1のプライマーが、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの領域、前記第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せに相補的である、項目123から130のいずれか一項に記載の方法。
(項目132)
前記第1のプライマーセットの前記第1のプライマーが、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの領域、前記第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、前記第2の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せに相補的である、項目131に記載の方法。
(項目133)
前記第1のプライマーセットの第1のプライマーが、前記第1の細胞ポリヌクレオチドまたはその相補体に相補的ではない、項目123から132のいずれか一項に記載の方法。
(項目134)
前記第1のプライマーセットの前記第1のプライマーが、前記第2の細胞ポリヌクレオチドまたはその相補体に相補的ではない、項目133に記載の方法。
(項目135)
前記第1のプライマーセットの第1のプライマーが、前記分子バーコードの下流である、前記第1の単一細胞の単一バーコード化配列の相補体の領域に相補的である、項目123から134のいずれか一項に記載の方法。
(項目136)
前記第1のプライマーセットの前記第1のプライマーが、前記分子バーコードの下流である、前記第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域に相補的である、項目135に記載の方法。
(項目137)
前記第1のプライマーセットの第1のプライマーが、前記容器バーコードの上流である、前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体の領域に相補的である、項目123から136のいずれか一項に記載の方法。
(項目138)
前記第1のプライマーセットの前記第1のプライマーが、前記容器バーコードの上流である、前記第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域に相補的である、項目137に記載の方法。
(項目139)
前記第1のプライマーセットの第2のプライマーが、前記第1の細胞ポリヌクレオチドもしくはその相補体、前記第1の相補的ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、前記第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的ではない、項目123から138のいずれか一項に記載の方法。
(項目140)
前記第1のプライマーセットの前記第2のプライマーが、前記第2の細胞ポリヌクレオチドもしくはその相補体、前記第2の相補的ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、前記第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的ではない、項目139に記載の方法。
(項目141)
前記第1のプライマーセットの第2のプライマーが、前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である、項目123から140のいずれか一項に記載の方法。(項目142)
前記第1のプライマーセットの第2のプライマーが、前記第2の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である、項目141に記載の方法。
(項目143)
前記第1のプライマーセットの第2のプライマーが、前記分子バーコードの上流である、前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である、項目123から142のいずれか一項に記載の方法。
(項目144)
前記第1のプライマーセットの前記第2のプライマーが、前記分子バーコードの上流である、前記第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である、項目143に記載の方法。
(項目145)
前記第1のプライマーセットの第2のプライマーが、前記容器バーコードの上流である、前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である、項目123から144のいずれか一項に記載の方法。
(項目146)
前記第1のプライマーセットの前記第2のプライマーが、前記容器バーコードの上流である、前記第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である、項目145に記載の方法。
(項目147)
前記複数の容器のうちの2つまたはそれ超の容器を壊すステップをさらに含む、項目1から146のいずれか一項に記載の方法。
(項目148)
前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を、前記2つまたはそれ超の壊された容器からプールするステップをさらに含む、項目147に記載の方法。
(項目149)
(e)前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を増幅するステップをさらに含む、項目1から148のいずれか一項に記載の方法。
(項目150)
前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を増幅するステップが、前記複数の容器のうちの1つの容器の外側で実施される、項目149に記載の方法。
(項目151)
(e)前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列を、第2のプライマーセットにより増幅するステップをさらに含む、項目123から150のいずれか一項に記載の方法。
(項目152)
前記第2のプライマーセットの第1のプライマーが、前記第1の細胞ポリヌクレオチドもしくはその相補体、前記第1の相補的ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、前記第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的ではない、項目150に記載の方法。
(項目153)
前記第2のプライマーセットの前記第1のプライマーが、前記第2の細胞ポリヌクレオチドもしくはその相補体、前記第2の相補的ポリヌクレオチドもしくはその相補体、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、前記第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的ではない、項目152に記載の方法。
(項目154)
前記第2のプライマーセットの第1のプライマーが、前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である、項目150から153のいずれか一項に記載の方法。(項目155)
前記第2のプライマーセットの前記第1のプライマーが、前記第2の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である、項目154に記載の方法。
(項目156)
前記第2のプライマーセットの第1のプライマーが、前記分子バーコードの上流である、前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である、項目150から156のいずれか一項に記載の方法。
(項目157)
前記第2のプライマーセットの前記第1のプライマーが、前記分子バーコードの上流である、前記第2の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である、項目156に記載の方法。
(項目158)
前記第2のプライマーセットの第1のプライマーが、前記容器バーコードの上流である、前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である、項目150から157のいずれか一項に記載の方法。
(項目159)
前記第2のプライマーセットの前記第1のプライマーが、前記容器バーコードの上流である、前記第2の単一細胞の二重バーコード化配列の領域に相補的である、項目158に記載の方法。
(項目160)
前記第1のプライマーセットの前記第2のプライマーが、前記第2のプライマーセットの前記第1のプライマーである、項目139から159のいずれか一項に記載の方法。
(項目161)
前記第2のプライマーセットの第2のプライマーが、前記第1および第2の細胞ポリヌクレオチド、前記第1および第2の相補的ポリヌクレオチドの相補体、前記第1および第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的である、項目150から160のいずれか一項に記載の方法。
(項目162)
前記第2のプライマーセットの前記第2のプライマーが、ポリ(T)配列を含む、項目161に記載の方法。
(項目163)
前記第2のプライマーセットの第2のプライマーが、前記第1もしくは第2の細胞ポリヌクレオチド、前記第1もしくは第2の相補的ポリヌクレオチドの相補体、前記第1もしくは第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、前記第1もしくは第2の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的である、項目150から160のいずれか一項に記載の方法。
(項目164)
前記第2のプライマーセットの前記第2のプライマーが、第1もしくは第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはそれらの相補体、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せに相補的ではない、項目163に記載の方法。
(項目165)
前記第2のプライマーセットの第3のプライマーが、前記第2の細胞ポリヌクレオチド、前記第2の相補的ポリヌクレオチドの相補体、前記第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、前記第2の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的である、項目163または164に記載の方法。(項目166)
前記第2のプライマーセットの前記第2のプライマーが、前記第1の細胞ポリヌクレオチド、前記第1の相補的ポリヌクレオチドの相補体、前記第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的である、項目165に記載の方法。
(項目167)
前記第2のプライマーセットの前記第3のプライマーが、前記第1の細胞ポリヌクレオチド、前記第1の相補的ポリヌクレオチドの相補体、前記第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドの相補体、前記第1の単一細胞の二重バーコード化配列の相補体、またはこれらの任意の組合せの領域に相補的ではない、項目165または166に記載の方法。
(項目168)
前記第2のプライマーセットの前記第3のプライマーが、第1もしくは第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドもしくはそれらの相補体、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドもしくはその相補体、またはこれらの任意の組合せに相補的ではない、項目165から167のいずれか一項に記載の方法。
(項目169)
前記第2のプライマーセットの前記第2のプライマーが、標的特異的配列を含む、項目163から168のいずれか一項に記載の方法。
(項目170)
前記第2のプライマーセットの前記第3のプライマーが、標的特異的配列を含む、項目169に記載の方法。
(項目171)
前記第2のプライマーセットの前記第2のプライマーの前記標的特異的配列が、重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列、TCRγ配列、またはこれらの組合せを標的化する、項目169または170に記載の方法。
(項目172)
前記第2のプライマーセットの前記第2のプライマーの前記標的特異的配列が、重鎖定常領域配列(C
H)、TCRα定常領域(Cα)配列、TCRγ定常領域(Cγ)配列、またはこれらの組合せを標的化する、項目169から171のいずれか一項に記載の方法。
(項目173)
前記第2のプライマーの前記標的特異的配列が、GGGTTGGGGCGGATGCAC、CATCCGGAGCCTTGGTGG、CCTTGGGGCTGGTCGGGG、CGGATGGGCTCTGTGTGG、CCGATGGGCCCTTGGTGG、GGATTTAGAGTCTCTCAGCTG、CACGGCAGGGTCAGGGTTCおよびGGGGAAACATCTGCATCAAGTからなる群から選択される、項目169から172のいずれか一項に記載の方法。
(項目174)
前記第2のプライマーセットの前記第3のプライマーの前記標的特異的配列が、軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、TCRδ配列、またはこれらの組合せを標的化する、項目171から173のいずれか一項に記載の方法。
(項目175)
前記第2のプライマーセットの前記第3のプライマーの前記標的特異的配列が、軽鎖定常領域配列(C
L)、TCRβ定常領域(Cβ)配列、TCRδ定常領域(Cδ)配列、またはこれらの組合せを標的化する、項目171から174のいずれか一項に記載の方法。
(項目176)
前記第3のプライマーの前記標的特異的配列が、TTTGATCTCCACCTTGGTCCCTCCGC、TTTGATCTCCAGCTTGGTCCCCTGG、TTTGATATCCACTTTGGTCCCAGGGC、TTTGATTTCCACCTTGGTCCCTTGGC、TTTAATCTCCAGTCGTGTCCCTTGGC、GAGGACGGTCACCTTGGTGCCA、TAGGACGGTCAGCTTGGTCCCTCC、GAGGACGGTCAGCTGGGTGCC、TAAAATGATCAGCTGGGTTCCTCCAC、TAGGACGGTGACCTTGGTCCCAG、GGGAGATCTCTGCTTCTGATG、CGACCTCGGGTGGGAACACおよびCGGATGGTTTGGTATGAGGCからなる群から選択される、項目174または175に記載の方法。
(項目177)
前記第2のプライマーセットの前記第2のプライマーが、複数の第2のプライマーを含む、項目163から175のいずれか一項に記載の方法。
(項目178)
前記第2のプライマーセットの前記第3のプライマーが、複数の第3のプライマーを含む、項目165から177のいずれか一項に記載の方法。
(項目179)
前記複数の第2のプライマーの前記標的特異的配列が、複数の重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列、TCRγ配列、またはこれらの組合せを標的化する、項目177または178に記載の方法。
(項目180)
前記複数の重鎖免疫グロブリン(IgH)配列、TCRα配列、またはTCRγ配列が、複数の重鎖定常領域(C
H)、TCRα定常領域(Cα)配列、TCRγ定常領域(Cγ)配列、またはこれらの組合せを含む、項目179に記載の方法。
(項目181)
前記複数の重鎖定常領域(C
H)配列が、IgM、IgD、IgA、IgE、IgG、およびこれらの組合せに由来する重鎖定常領域(C
H)配列からなる群から選択される、2つまたはそれ超の配列を含む、項目180に記載の方法。
(項目182)
前記複数の第3のプライマーの前記標的特異的配列が、複数の軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、TCRδ配列、またはこれらの組合せを標的化する、項目178から181のいずれか一項に記載の方法。
(項目183)
前記複数の軽鎖免疫グロブリン(IgL)配列、TCRβ配列、またはTCRδ配列が、複数の軽鎖定常領域(C
L)配列、TCRβ定常領域(Cβ)配列、TCRδ定常領域(Cδ)配列、またはこれらの組合せを含む、項目182に記載の方法。
(項目184)
前記複数の軽鎖定常領域(C
L)配列が、Igκ、Igλ、およびこれらの組合せに由来する軽鎖定常領域(C
L)配列からなる群から選択される、2つまたはそれ超の配列を含む、項目183に記載の方法。
(項目185)
第1の標的プライマー、第2の標的プライマー、前記容器バーコード化ポリヌクレオチド、分子バーコード化ポリヌクレオチド、またはこれらの任意の組合せが、固体支持体に結合されていない、項目1から184のいずれか一項に記載の方法。
(項目186)
第1の標的プライマー、第2の標的プライマー、前記第1のプライマーセットのプライマー、前記第2のプライマーセットのプライマー、またはこれらの任意の組合せが、分子バーコード、容器バーコード、バーコード、またはこれらの任意の組合せを含まない、項目1から185のいずれか一項に記載の方法。
(項目187)
第1の標的プライマー、第2の標的プライマー、前記第1のプライマーセットのプライマー、前記第2のプライマーセットのプライマー、またはこれらの任意の組合せが、突出領域を含まない、項目1から186のいずれか一項に記載の方法。
(項目188)
前記複数の容器の各容器が、固体支持体を含まない、項目1から187のいずれか一項に記載の方法。
(項目189)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、固体支持体に結合されている、項目1から188のいずれか一項に記載の方法。
(項目190)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、ビーズに結合されている、項目1から189のいずれか一項に記載の方法。
(項目191)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチド、分子バーコード化ポリヌクレオチド、またはこれらの任意の組合せが、プライマーではない、項目1から190のいずれか一項に記載の方法。
(項目192)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチド、分子バーコード化ポリヌクレオチド、またはこれらの任意の組合せを伸長させない、項目1から191のいずれか一項に記載の方法。(項目193)
(a)〜(d)が、前記単一の容器内で実施される、項目1から192のいずれか一項に記載の方法。
(項目194)
(a)〜(d)が、単一の反応で実施される、項目1から193のいずれか一項に記載の方法。
(項目195)
前記単一細胞を溶解させるステップをさらに含む、項目1から194のいずれか一項に記載の方法。
(項目196)
前記溶解させるステップが、前記単一細胞に由来する前記第1および第2の細胞ポリヌクレオチドを放出させる、項目195に記載の方法。
(項目197)
前記単一細胞を、(a)の後で溶解させる、項目195または196に記載の方法。
(項目198)
前記単一細胞を、(b)の前に溶解させる、項目195から197のいずれか一項に記載の方法。
(項目199)
前記単一細胞を、前記容器内で溶解させる、項目195から198のいずれか一項に記載の方法。
前記溶解させるステップが、化学的溶解を含む、項目195から199のいずれか一項に記載の方法。
(項目200)
前記溶解させるステップが、凍結融解を含む、項目195から199のいずれか一項に記載の方法。
(項目201)
前記容器バーコードを、(d)の前に増幅する、項目1から200のいずれか一項に記載の方法。
(項目202)
前記容器バーコードを、(d)と同時に増幅する、項目1から201のいずれか一項に記載の方法。
(項目203)
前記容器バーコードおよび前記第1の単一細胞バーコード化ポリヌクレオチドを、同時に増幅するかまたは伸長させる、項目1から202のいずれか一項に記載の方法。
(項目204)
前記容器バーコード、前記第1の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチド、および前記第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを、同時に増幅するかまたは伸長させる、項目1から203のいずれか一項に記載の方法。
(項目205)
前記第1の単一細胞バーコード化ポリヌクレオチドおよび前記第2の単一細胞の単一バーコード化ポリヌクレオチドを、同時に増幅するかまたは伸長させる、項目1から204のいずれか一項に記載の方法。
(項目206)
前記第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドおよび前記第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドを、同時に増幅するかまたは伸長させる、項目1から205のいずれか一項に記載の方法。
(項目207)
前記複数の容器が、複数のウェルを含む、項目1から206のいずれか一項に記載の方法。
(項目208)
前記複数の容器が、複数のエマルジョンを含む、項目1から206のいずれか一項に記載の方法。
(項目209)
前記複数のエマルジョンの各エマルジョンが、約0.01ピコリットル〜10マイクロリットルの容量である、項目208に記載の方法。
(項目210)
前記複数の容器が、複数のコンテナーを含む、項目1から209のいずれか一項に記載の方法。
(項目211)
前記第1の標的プライマー、第2の標的プライマー、前記第1のプライマーセットのプライマー、または前記第2のプライマーセットのプライマーが、試料バーコードを含む、項目1から210のいずれか一項に記載の方法。
(項目212)
前記第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、前記第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、およびこれらの増幅産物を、前記容器から回収するステップをさらに含む、項目1から211のいずれか一項に記載の方法。
(項目213)
前記第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、前記第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、これらの増幅産物、またはこれらの任意の組合せをシークエンシングするステップをさらに含む、項目1から212のいずれか一項に記載の方法。
(項目214)
前記第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、前記第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、これらの増幅産物、またはこれらの任意の組合せを、同時にシークエンシングする、項目213に記載の方法。
(項目215)
前記第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、前記第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチド、これらの増幅産物、またはこれらの任意の組合せを、同じ反応においてシークエンシングする、項目213に記載の方法。
(項目216)
前記第1の細胞ポリヌクレオチドおよび前記第2の細胞ポリヌクレオチドの細胞由来を、前記容器バーコードに基づき、同じであると決定するステップをさらに含む、項目1から215のいずれか一項に記載の方法。
(項目217)
前記決定するステップが、前記第1の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の前記容器バーコードの配列を、前記第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の前記容器バーコードの配列とマッチさせることを含む、項目216に記載の方法。
(項目218)
前記第1の細胞ポリヌクレオチド、前記第2の細胞ポリヌクレオチド、またはこれらの両方の配列を有するいくつかの出発分子を、前記分子バーコードに基づき決定するステップをさらに含む、項目1から217のいずれか一項に記載の方法。
(項目219)
前記決定するステップが、同じ第1の分子バーコード、同じ第2の分子バーコード、またはこれらの両方を有する配列の数を決定することを含む、項目216に記載の方法。
(項目220)
単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の第1の配列および単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の第2の配列が、同じ容器バーコードまたはその相補体を含有する場合、これらは同じ単一の容器または単一細胞に由来する、項目1から219のいずれか一項に記載の方法。
(項目221)
単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の前記第1の配列および単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の前記第2の配列が、異なる分子バーコードまたはその相補体を含有する場合、これらは異なる細胞ポリヌクレオチド分子に由来する、項目220に記載の方法。
(項目222)
単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の前記第1の配列および単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の前記第2の配列が、同じ分子バーコードまたはその相補体を含有する場合、これらは同じ細胞ポリヌクレオチド分子に由来する、項目220または221に記載の方法。
(項目223)
単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の前記第1の配列および単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の前記第2の配列が、異なる容器バーコードまたはその相補体を含有する場合、これらは異なる単一の容器または単一細胞に由来する、項目220から222のいずれか一項に記載の方法。
(項目224)
前記単一細胞が、免疫細胞を含む、項目1から223のいずれか一項に記載の方法。
(項目225)
前記複数の細胞が、複数の免疫細胞を含む、項目1から224のいずれか一項に記載の方法。
(項目226)
前記免疫細胞が、リンパ球もしくはその亜型、B細胞もしくはその亜型、T細胞もしくはその亜型、またはこれらの組合せである、項目224または225に記載の方法。
(項目227)
前記複数の細胞が、メモリーB細胞、ナイーブB細胞、形質芽球性B細胞、ナイーブT細胞、形質芽球性T細胞、B細胞の任意の亜型、T細胞の任意の亜型、またはこれらの任意の組合せについて富化される、項目225または226に記載の方法。
(項目228)
前記単一細胞が、がん細胞を含む、項目1から223のいずれか一項に記載の方法。
(項目229)
前記複数の細胞が、複数のがん細胞を含む、項目228に記載の方法。
(項目230)
前記がん細胞が、扁平細胞癌細胞、腺癌細胞、移行上皮癌細胞、骨肉腫細胞、軟骨肉腫細胞、筋肉肉腫細胞、白血病細胞、リンパ腫細胞、神経膠腫細胞、またはこれらの任意の組合せである、項目228または229に記載の方法。
(項目231)
前記複数のがん細胞が、循環がん細胞、内皮がん細胞、上皮がん細胞、希少がん細胞、またはがん細胞の任意の型もしくは亜型について富化される、項目229または230に記載の方法。
(項目232)
前記試料が、生物学的試料である、項目1から231のいずれか一項に記載の方法。
(項目233)
前記生物学的試料が、被験体に由来する、項目232に記載の方法。
(項目234)
前記被験体を、疾患または状態を有すると診断するステップをさらに含む、項目233に記載の方法。
(項目235)
前記被験体が、動物である、項目233または234に記載の方法。
(項目236)
前記動物が、ヒトである、項目235に記載の方法。
(項目237)
被験体が、対立遺伝子についてホモ接合性であるか、ヘテロ接合性であるかを決定するステップをさらに含む、項目233から236のいずれか一項に記載の方法。
(項目238)
疾患または状態を有する被験体を診断、予後予測、または処置するステップをさらに含む、項目233から237のいずれか一項に記載の方法。
(項目239)
前記試料が、血液試料である、項目232から238のいずれか一項に記載の方法。
(項目240)
前記第1または第2の細胞ポリヌクレオチドが、前記試料から単離される、項目1から239のいずれか一項に記載の方法。
(項目241)
前記第1または第2の細胞ポリヌクレオチドが、前記試料から単離されない、項目1から239のいずれか一項に記載の方法。
(項目242)
前記試料が、第1の試料および第2の試料を含む複数の試料を含む、項目1から241のいずれか一項に記載の方法。
(項目243)
前記複数の試料が、少なくとも3、4、5、10、20、30、40、50、60、70、80、90、もしくは100、またはそれ超の試料を含む、項目242に記載の方法。
(項目244)
前記複数の試料が、少なくとも約100、200、300、400、500、600、700、800、900、もしくは1000またはそれ超の試料を含む、項目242に記載の方法。
(項目245)
前記複数の試料が、少なくとも約1000、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000の試料、9000もしくは10,000の試料、もしくは100,000の試料、もしくは1,000,000、またはそれ超の試料を含む、項目242に記載の方法。
(項目246)
前記複数の試料が、少なくとも約10,000の試料を含む、項目242に記載の方法。
(項目247)
前記第1の試料が、第1の被験体に由来し、前記第2の試料が、第2の被験体に由来する、項目242から246のいずれか一項に記載の方法。
(項目248)
前記第1の被験体が、疾患または状態を有する被験体である、項目247に記載の方法。
(項目249)
前記第2の被験体が、疾患または状態を伴わない被験体である、項目247または248に記載の方法。
(項目250)
前記第1または第2の細胞ポリヌクレオチドが、変異体配列を含む、項目1から249のいずれか一項に記載の方法。
(項目251)
前記変異体配列が、変異、多型、欠失、または挿入を含む、項目250に記載の方法。(項目252)
前記多型が、一塩基多型である、項目251に記載の方法。
(項目253)
前記第1または第2の細胞ポリヌクレオチドが、疾患または状態についてのバイオマーカーである、項目1から252のいずれか一項に記載の方法。
(項目254)
前記第1または第2の細胞ポリヌクレオチドが、病原体に由来する、項目1から253のいずれか一項に記載の方法。
(項目255)
前記病原体が、ウイルス、細菌、または真菌である、項目254に記載の方法。
(項目256)
被験体に由来する前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドのライブラリーの配列を、異なる時点における同じ被験体に由来する前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドのライブラリーと比較するステップをさらに含む、項目1から255のいずれか一項に記載の方法。
(項目257)
疾患または状態を有する被験体に由来する前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドのライブラリーの配列を、疾患または状態を伴わない被験体に由来する前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドのライブラリーと比較するステップをさらに含む、項目1から255のいずれか一項に記載の方法。
(項目258)
前記第1の細胞ポリヌクレオチド、前記第2の細胞ポリヌクレオチド、またはこれらの両方の生殖細胞系列の配列を決定するステップであって、該第1の細胞ポリヌクレオチドが、IgHまたはV
H配列を含み、該第2の細胞ポリヌクレオチドが、IgLもしくはV
L配列、またはこれらの任意の組合せを含むステップをさらに含む、項目1から257のいずれか一項に記載の方法。
(項目259)
前記IgL、IgH、V
H、V
L、またはこれらの任意の組合せの配列の、前記生殖細胞系列の前記IgL、IgH、V
H、V
L、またはこれらの任意の組合せの配列からの変化を決定するステップをさらに含む、項目258に記載の方法。
(項目260)
(a)固有のIgH配列の総数;
(b)固有のIgL配列の総数;
(c)固有のIgHおよびIgL配列の総数;
(d)固有のIgL配列とIgH配列との対の総数;
(e)IgH配列もしくはIgL配列の頻度;または
(f)1つもしくは複数の他の配列に対する、IgH配列とIgL配列との組合せの頻度
の少なくとも1つを決定するステップをさらに含む、項目258または259に記載の方法。
(項目261)
前記第1の細胞ポリヌクレオチド、前記第2の細胞ポリヌクレオチド、またはこれらの両方の生殖細胞系列の配列を決定するステップであって、該第1の細胞ポリヌクレオチドが、TCRαまたはVα配列を含み、該第2の細胞ポリヌクレオチドが、TCRβもしくはVβ配列、またはこれらの任意の組合せを含むステップをさらに含む、項目1から257のいずれか一項に記載の方法。
(項目262)
前記TCRα、TCRβ、Vα、Vβ、またはこれらの任意の組合せの配列の、前記生殖細胞系列のTCRα、TCRβ、Vα、Vβ、またはこれらの任意の組合せの配列からの変化を決定するステップをさらに含む、項目261に記載の方法。
(項目263)
(a)固有のTCRα配列の総数;
(b)固有のTCRβ配列の総数;
(c)固有のTCRαおよびTCRβ配列の総数;
(d)固有のTCRβ配列とTCRα配列との対の総数;
(e)TCRα配列もしくはTCRβ配列の頻度;または
(f)1つもしくは複数の他の配列に対する、TCRα配列とTCRβ配列との組合せの頻度
の少なくとも1つを決定するステップをさらに含む、項目261または262に記載の方法。
(項目264)
前記第1の細胞ポリヌクレオチド、前記第2の細胞ポリヌクレオチド、またはこれらの両方の生殖細胞系列の配列を決定するステップであって、前記第1の細胞ポリヌクレオチドが、TCRγまたはVγ配列を含み、前記第2の細胞ポリヌクレオチドが、TCRδもしくはVδ配列、またはこれらの任意の組合せを含むステップをさらに含む、項目1から257のいずれか一項に記載の方法。
(項目265)
前記TCRγ、TCRδ、Vγ、Vδ、またはこれらの任意の組合せの配列の、前記生殖細胞系列のTCRγ、TCRδ、Vγ、Vδ、またはこれらの任意の組合せの配列からの変化を決定するステップをさらに含む、項目264に記載の方法。
(項目266)
(a)固有のTCRγ配列の総数;
(b)固有のTCRδ配列の総数;
(c)固有のTCRγおよびTCRδ配列の総数;
(d)固有のTCRδ配列とTCRγ配列との対の総数;
(e)TCRγ配列もしくはTCRδ配列の頻度;または
(f)1つもしくは複数の他の配列に対する、TCRγ配列とTCRδ配列との組合せの頻度
の少なくとも1つを決定するステップをさらに含む、項目264または265に記載の方法。
(項目267)
(a)第1の遺伝子に由来する配列の総数;
(b)第2の遺伝子に由来する配列の総数;
(c)第1の遺伝子に由来する固有の配列の総数;
(d)第2の遺伝子に由来する固有の配列の総数;または
(e)第1の遺伝子に由来する配列もしくは第2の遺伝子に由来する配列の頻度
の少なくとも1つを決定するステップをさらに含む、項目1から266のいずれか一項に記載の方法。
(項目268)
抗体またはTCRを、個別に対合したIgLおよびIgH配列、またはTCRαおよびTCRβ配列、またはTCRγおよびTCRδ配列の1つまたは複数の対の総量、ならびに生殖細胞系列からの変化に基づき選択するステップをさらに含む、項目258から267のいずれか一項に記載の方法。
(項目269)
抗体またはTCRを、1つまたは複数のIgLもしくはIgH配列、TCRαおよびTCRβ配列、またはTCRγおよびTCRδ配列、および生殖細胞系列からの変化に基づき選択するステップをさらに含む、項目258から268のいずれか一項に記載の方法。(項目270)
抗体またはTCRを、配列パターン、変化解析、動力学、または頻度の1つまたは複数に基づき選択するステップをさらに含む、項目258から269のいずれか一項に記載の方法。
(項目271)
抗体またはTCRを、頻度に基づき選択するステップをさらに含む、項目270に記載の方法。
(項目272)
前記選択された抗体またはTCRが、約1×10
−7、1×10
−8、1×10
−9、1×10
−10、1×10
−11、もしくは1×10
−12M未満であるかまたはそれらと等しいK
Dで、エピトープに結合する、項目268から271のいずれか一項に記載の方法。
(項目273)
前記選択された抗体またはTCRが、ヒト治療用抗体またはTCRである、項目268から272のいずれか一項に記載の方法。
(項目274)
前記選択された抗体またはTCRが、中和抗体またはTCRである、項目268から273のいずれか一項に記載の方法。
(項目275)
前記選択された抗体またはTCRが結合する標的が、未知である、項目268から274のいずれか一項に記載の方法。
(項目276)
前記選択された抗体またはTCRが結合する標的が、前記選択された抗体またはTCRを選択する時点では未知である、項目268から275のいずれか一項に記載の方法。
(項目277)
前記選択された抗体またはTCRを、少なくとも1つのバイオマーカー候補と接触させて、バイオマーカーを発見するステップをさらに含む、項目268から276のいずれか一項に記載の方法。
(項目278)
前記バイオマーカー候補が、固体支持体上にある、項目277のいずれか一項に記載の方法。
(項目279)
前記バイオマーカーが、溶液中にある、項目277のいずれか一項に記載の方法。
(項目280)
前記抗体またはTCRが、固体支持体上にある、項目277から279のいずれか一項に記載の方法。
(項目281)
前記抗体またはTCRが、溶液中にある、項目277から279のいずれか一項に記載の方法。
(項目282)
前記固体支持体が、アレイである、項目278または280のいずれか一項に記載の方法。
(項目283)
前記固体支持体が、ビーズである、項目278または280のいずれか一項に記載の方法。
(項目284)
前記第1の細胞ポリヌクレオチドを、ベクターに挿入するステップをさらに含む、項目1から283のいずれか一項に記載の方法。
(項目285)
前記第2の細胞ポリヌクレオチドを、前記ベクターに挿入するステップをさらに含む、項目284に記載の方法。
(項目286)
前記ベクターが、クローニングベクターである、項目284または285に記載の方法。
(項目287)
前記ベクターが、発現ベクターである、項目284から286のいずれか一項に記載の方法。
(項目288)
配列を、同一な分子バーコードとマッチさせるステップをさらに含む、項目1から287のいずれか一項に記載の方法。
(項目289)
コンセンサス配列を、前記ライブラリーから形成するステップをさらに含む、項目1から288のいずれか一項に記載の方法。
(項目290)
シークエンシングエラーおよびPCRエラーが、最小化されているか、消失しているか、または0.01%、0.001%、0.0001%、0.00001%、0.000001%、もしくは0.0000001%未満である、項目1から289のいずれか一項に記載の方法。
(項目291)
増幅反応におけるサイクルの数が、1〜40サイクルのいずれかに限定される、項目1から290のいずれか一項に記載の方法。
(項目292)
項目1から291のいずれか一項に記載の方法により同定される、単離され精製された、抗体またはTCR。
(項目293)
項目1から291のいずれか一項に記載の方法により同定される、単離され精製された、抗体IgL、TCRβ、またはTCRδ。
(項目294)
項目1から291のいずれか一項に記載の方法により同定される、単離され精製された、抗体IgH、TCRα、またはTCRγ。
(項目295)
項目1から291のいずれか一項に記載の方法により同定される、単離され精製された、抗体またはTCRのFab断片。
(項目296)
項目1から291のいずれか一項に記載の方法により同定される、単離され精製された、抗体またはTCRのFab
2断片。
(項目297)
項目1から291のいずれか一項に記載の方法により同定される、単離され精製された、抗体またはTCRのFv断片。
(項目298)
項目1から291のいずれか一項に記載の方法により同定される、単離され精製された、抗体のScFv断片。
(項目299)
項目268から298のいずれか一項に記載の選択された抗体もしくはTCR、またはそれらの断片を、それを必要とする被験体に投与するステップを含む、それを必要とする被験体を処置する方法。
(項目300)
前記抗体、TCR、またはそれらの断片が、それを必要とする前記被験体から同定される、項目299に記載の方法。
(項目301)
前記抗体、TCR、またはそれらの断片が、それを必要とする前記被験体から同定されない、項目299に記載の方法。
(項目302)
前記抗体、TCR、またはそれらの断片を必要とする前記被験体が、疾患の1つまたは複数の症状を呈示する、項目299から301のいずれか一項に記載の方法。
(項目303)
前記抗体、TCR、またはそれらの断片を必要とする前記被験体が、疾患を有する、項目299から302のいずれか一項に記載の方法。
(項目304)
前記疾患が、未知である、項目302または303に記載の方法。
(項目305)
前記疾患が、既知である、項目302または303に記載の方法。
(項目306)
前記試料が、第1の時点で被験体から採取された第1の試料および第2の時点で該被験体から採取された第2の試料を含む、項目1から305のいずれか一項に記載の方法。
(項目307)
前記第1および第2の時点において採取された前記試料に由来する前記第1または第2の細胞ポリヌクレオチドの量の増大または減少を決定するステップをさらに含む、項目306に記載の方法。
(項目308)
量の前記増大または減少が、少なくとも約0.1倍、0.2倍、0.3倍、0.4倍、0.5倍、0.6倍、0.7倍、0.8倍、0.9倍、1.5倍、2倍、3倍、5倍、10倍、50倍、100倍、1,000倍、10,000倍、100,000倍、1,000,000倍、またはそれ超の範囲の増大または減少である、項目307に記載の方法。(項目309)
前記第1および第2の時点の間の時間が、約1時間、2時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間、8時間、9時間、10時間、11時間、12時間、13時間、14時間、15時間、16時間、17時間、18時間、19時間、20時間、21時間、22時間、23時間、1日間、2日間、3日間、4日間、5日間、6日間、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、4カ月間、5カ月間、6カ月間、7カ月間、8カ月間、9カ月間、10カ月間、11カ月間、12カ月間、もしくはこれより長い時間、または少なくともおよそこれらの時間である、項目306から308のいずれか一項に記載の方法。
(項目310)
前記シークエンシングするステップが、ハイスループットである、項目1から309のいずれか一項に記載の方法。
(項目311)
マルチプレックスプライマーおよび/または固体支持体に結合させたマルチプレックスプライマーを含まない、項目1から310のいずれか一項に記載の方法。
(項目312)
単一の機能的VセグメントまたはVセグメントの小規模なファミリーに相補的な配列を含む、Vセグメントプライマーの多様性を用いない、項目1から311のいずれか一項に記載の方法。
(項目313)
前記第1または第2の細胞ポリヌクレオチドを単離するステップを援用しない、項目1から312のいずれか一項に記載の方法。
(項目314)
前記シークエンシングするステップが、大規模並列合成によりなされる、項目1から313のいずれか一項に記載の方法。
(項目315)
配列リードを生殖細胞系列の配列と比較し、該配列リードの体細胞超変異の蓄積を決定するステップをさらに含む、項目1から314のいずれか一項に記載の方法。
(項目316)
抗体配列のアイソタイプの分布を決定し、特異的なアイソタイプを選択するステップをさらに含む、項目1から315のいずれか一項に記載の方法。
(項目317)
選択された抗体が、特異的なIgアイソタイプを含む、項目268から316のいずれか一項に記載の方法。
(項目318)
前記Igアイソタイプが、IgA、IgG、IgM、IgD、またはIgEである、項目317に記載の方法。
(項目319)
IgHおよびIgL抗体配列またはTCRαおよびTCRβ配列の対のライブラリーを生成するステップをさらに含む、項目1から318のいずれか一項に記載の方法。
(項目320)
前記ライブラリーが、データベースである、項目319に記載の方法。
(項目321)
前記第1および第2の単一細胞の二重バーコード化ポリヌクレオチドが、抗体またはTCRのコード配列にわたる、CDR1、CDR2、CDR3、および/または超変異領域を含む、項目1から320のいずれか一項に記載の方法。
(項目322)
前記選択された抗体またはTCRを、表面ディスプレイ技術に直接クローニングするステップをさらに含む、項目268から321のいずれか一項に記載の方法。
(項目323)
前記選択された抗体またはTCRを、定向進化により進化させるステップをさらに含む、項目268から322のいずれか一項に記載の方法。
(項目324)
前記選択された抗体またはTCRを、機能的な特異性、親和性、または中和能についてスクリーニングするステップをさらに含む、項目268から323のいずれか一項に記載の方法。
(項目325)
体細胞変異が、99%またはそれ超の信頼度で決定される、項目1から324のいずれか一項に記載の方法。
(項目326)
各ポリヌクレオチド分子に由来するV、D、およびJセグメントの各々が同定される、項目1から325のいずれか一項に記載の方法。
(項目327)
前記容器バーコードが、少なくとも2個のヌクレオチドを含む、項目1から326のいずれか一項に記載の方法。
(項目328)
前記容器バーコードが、少なくとも3、4、5、6、7、8、または9個のヌクレオチドを含む、項目327に記載の方法。
(項目329)
前記容器バーコードが、少なくとも10個のヌクレオチドを含む、項目327に記載の方法。
(項目330)
前記容器バーコードが、少なくとも15個のヌクレオチドを含む、項目327に記載の方法。
(項目331)
前記容器バーコードが、最大で50個のヌクレオチドを含む、項目327に記載の方法。
(項目332)
前記容器バーコードが、10〜30個のヌクレオチドを含む、項目327に記載の方法。
(項目333)
前記容器バーコードが、縮重配列を含む、項目327から332のいずれか一項に記載の方法。
(項目334)
前記容器バーコードが、全長または部分縮重配列を含む、項目327から333のいずれか一項に記載の方法。
(項目335)
前記容器バーコードが、配列NNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸である、項目327から334に記載の方法。
(項目336)
前記容器バーコードが、配列NNNNNWNNNNNWNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、Wが、アデニンまたはチミンである、項目327から334のいずれか一項に記載の方法。
(項目337)
前記容器バーコードが、配列NNNNNXNNNNNXNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、Xが、任意の既知のヌクレオチドである、項目327から334のいずれか一項に記載の方法。
(項目338)
前記容器バーコードが、配列NNNNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、該配列中の少なくとも1つまたは2つのNが、Wであり、Wが、アデニンまたはチミンである、項目327から334のいずれか一項に記載の方法。
(項目339)
前記容器バーコードが、配列NNNNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、該配列中の少なくとも1つまたは2つのNが、Xであり、Xが、任意の既知のヌクレオチドである、項目327から334のいずれか一項に記載の方法。
(項目340)
前記分子バーコードが、少なくとも2個のヌクレオチドを含む、項目1から339のいずれか一項に記載の方法。
(項目341)
前記分子バーコードが、少なくとも3、4、5、6、7、8、または9個のヌクレオチドを含む、項目340に記載の方法。
(項目342)
前記分子バーコードが、少なくとも10個のヌクレオチドを含む、項目340に記載の方法。
(項目343)
前記分子バーコードが、少なくとも15個のヌクレオチドを含む、項目340に記載の方法。
(項目344)
前記分子バーコードが、最大で50個のヌクレオチドを含む、項目340に記載の方法。
(項目345)
前記分子バーコードが、10〜30個のヌクレオチドを含む、項目340に記載の方法。
(項目346)
前記分子バーコードが、縮重配列を含む、項目340から345のいずれか一項に記載の方法。
(項目347)
前記分子バーコードが、全長または部分縮重配列を含む、項目340から346のいずれか一項に記載の方法。
(項目348)
前記分子バーコードが、配列NNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸である、項目340から347に記載の方法。
(項目349)
前記分子バーコードが、配列NNTNNANNを含み、Nが、任意の核酸である、項目340から347のいずれか一項に記載の方法。
(項目350)
前記分子バーコードが、配列NNWNNWNNを含み、Nが、任意の核酸であり、Wが、アデニンまたはチミンである、項目340から347のいずれか一項に記載の方法。
(項目351)
前記分子バーコードが、配列NNXNNXNNを含み、Nが、任意の核酸であり、Xが、任意の既知のヌクレオチドである、項目340から347のいずれか一項に記載の方法。
(項目352)
前記分子バーコードが、配列NNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、該配列中の少なくとも1つまたは2つのNが、Wであり、Wが、アデニンまたはチミンである、項目340から347のいずれか一項に記載の方法。
(項目353)
前記分子バーコードが、配列NNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、該配列中の少なくとも1つまたは2つのNが、Xであり、Xが、任意の既知のヌクレオチドである、項目340から347のいずれか一項に記載の方法。
(項目354)
増幅エラーを補正するステップをさらに含む、項目1から353のいずれか一項に記載の方法。
(項目355)
シークエンシングエラーを補正するステップをさらに含む、項目1から354のいずれか一項に記載の方法。
(項目356)
前記同じ分子バーコードを含む配列をビニングまたは群分けするステップをさらに含む、項目1から355のいずれか一項に記載の方法。
(項目357)
コンピュータまたはアルゴリズムを使用して、前記同じ分子バーコードを含む配列をビニングまたは群分けするステップをさらに含む、項目1から356のいずれか一項に記載の方法。
(項目358)
コンピュータまたはアルゴリズムを使用して、前記同じ容器バーコードを含む配列をビニングまたは群分けするステップをさらに含む、項目1から357のいずれか一項に記載の方法。
(項目359)
少なくとも約90%、95%、または99%の配列相同性を有する配列をクラスタリングするステップをさらに含む、項目1から358のいずれか一項に記載の方法。
(項目360)
少なくとも約90%、95%、または99%の配列相同性を有する配列をアラインするステップをさらに含む、項目1から359のいずれか一項に記載の方法。
(項目361)
前記クラスタリングまたはアラインするステップが、コンピュータまたはアルゴリズムの助けを借りて実施される、項目359または360に記載の方法。
(項目362)
前記同じ分子バーコードを含有する配列リードの数を決定するステップを含む、項目1から361のいずれか一項に記載の方法。
(項目363)
前記同じ分子バーコード、および少なくとも約90%、95%、または99%の配列相同性を有する同じ第1の細胞ポリヌクレオチド配列の両方を含有する配列リードの数を決定するステップを含む、項目1から362のいずれか一項に記載の方法。
(項目364)
前記同じ分子バーコード、および少なくとも約90%、95%、または99%の配列相同性を有する同じ第2の細胞ポリヌクレオチド配列の両方を含有する配列リードの数を決定するステップを含む、項目363に記載の方法。
(項目365)
前記試料中の、第1または第2の細胞ポリヌクレオチドの量を決定するステップを含む、項目1から364のいずれか一項に記載の方法。
(項目366)
2つまたはそれ超の配列、配列リード、アンプリコンの配列、ビニングされた配列、アラインされた配列、クラスタリングされた配列、または前記同じ分子バーコードもしくは容器バーコード、またはこれらの両方を含むアンプリコンのセットの配列に由来するコンセンサス配列を形成するステップを含む、項目1から365のいずれか一項に記載の方法。
(項目367)
第1または第2の細胞ポリヌクレオチド配列を、少なくとも約80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%、99.6%、99.7%、99.8%、99.9%、99.99%、または100%の精度または信頼度で決定するステップを含む、項目1から366のいずれか一項に記載の方法。
(項目368)
シークエンシングエラーおよびPCRエラーが、最小化されているか、消失しているか、または0.01%、0.001%、0.0001%、0.00001%、0.000001%、もしくは0.0000001%未満である、項目1から367のいずれか一項に記載の方法。
(項目369)
シークエンシングのエラー率が、0.00001%、0.0001%、0.001%、0.01%、もしくは0%未満であるかまたはそれらと等しい、項目1から368のいずれか一項に記載の方法。
(項目370)
シークエンシングの前記エラー率が、0ではない、項目1から369のいずれか一項に記載の方法。
(項目371)
少なくとも1,000、5,000、10,000、20,000、30,000、40,000、50,000、1000,000、500,000、または1×10
6、2×10
6、3×10
6、4×10
6、5×10
6、6×10
6、7×10
6、8×10
6、9×10
6、1×10
7、2×10
7、3×10
7、4×10
7、5×10
7、6×10
7、7×10
7、8×10
7、9×10
7、1×10
8、2×10
8、3×10
8、4×10
8、5×10
8、6×10
8、7×10
8、8×10
8、9×10
8、1×10
9、2×10
9、3×10
9、4×10
9、5×10
9、6×10
9、7×10
9、8×10
9、9×10
9、1×10
10、2×10
10、3×10
10、4×10
10、5×10
10、6×10
10、7×10
10、8×10
10、9×10
10、1×10
11、2×10
11、3×10
11、4×10
11、5×10
11、6×10
11、7×10
11、8×10
11、9×10
11、1×10
12、2×10
12、3×10
12、4×10
12、5×10
12、6×10
12、7×10
12、8×10
12、または9×10
12ポリヌクレオチドをシークエンシングする、項目1から370のいずれか一項に記載の方法。
(項目372)
4週間、3週間、2週間、1週間、6日間、5日間、5日間、4日間、3日間、2日間、1日間、18時間、12時間、9時間、6時間、3時間、2時間、もしくは1時間未満またはそれらと等しい正の量の時間で実施される、項目1から371のいずれか一項に記載の方法。
(項目373)
特定の信頼度または塩基判定の精度を達成するのに使用されるリードの数が、分子バーコード、容器バーコード、またはこれらの両方を使用しない類似の方法を使用した同じ、類似の、またはより高度な信頼度または塩基判定の精度を達成するのに使用されるリードの数の、少なくとも約1.1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、6、6.5、7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、200、300、400、500、600、700、800、900、または1000分の1である、項目1から372のいずれか一項に記載の方法。
(項目374)
特定の信頼度または塩基判定の精度を達成するのに使用されるリードの数が、分子バーコード、容器バーコード、またはこれらの両方を使用しない類似の方法を使用した同じ、類似の、またはより高度な信頼度または塩基判定の精度を達成するのに使用されるリードの数より、少なくとも約1、2、3、4、5、5.5、6、6.5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000、10,000、15,000、20,000、25,000、30,000、35,000、40,000、45,000、50,000、60,000、70,000、80,000、90,000、100,000、200,000、300,000、400,000、500,000、600,000、700,000、800,000、900,000、1×10
6、2×10
6、3×10
6、4×10
6、5×10
6、6×10
6、7×10
6、8×10
6、9×10
6、1×10
7、2×10
7、3×10
7、4×10
7、5×10
7、6×10
7、7×10
7、8×10
7、9×10
7、1×10
8、2×10
8、3×10
8、4×10
8、5×10
8、6×10
8、7×10
8、8×10
8、9×10
8、1×10
9、2×10
9、3×10
9、4×10
9、5×10
9、6×10
9、7×10
9、8×10
9、9×10
9、1×10
10、2×10
10、3×10
10、4×10
10、5×10
10、6×10
10、7×10
10、8×10
10、9×10
10、1×10
11、2×10
11、3×10
11、4×10
11、5×10
11、6×10
11、7×10
11、8×10
11、9×10
11、1×10
12、2×10
12、3×10
12、4×10
12、5×10
12、6×10
12、7×10
12、8×10
12、または9×10
12リード少ない、項目1から373のいずれか一項に記載の方法。
(項目375)
前記複数の容器が、少なくとも3、4、5、5.5、6、6.5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000、10,000、15,000、20,000、25,000、30,000、35,000、40,000、45,000、50,000、60,000、70,000、80,000、90,000、100,000、200,000、300,000、400,000、500,000、600,000、700,000、800,000、900,000、1×10
6、2×10
6、3×10
6、4×10
6、5×10
6、6×10
6、7×10
6、8×10
6、9×10
6、1×10
7、2×10
7、3×10
7、4×10
7、5×10
7、6×10
7、7×10
7、8×10
7、9×10
7、1×10
8、2×10
8、3×10
8、4×10
8、5×10
8、6×10
8、7×10
8、8×10
8、9×10
8、1×10
9、2×10
9、3×10
9、4×10
9、5×10
9、6×10
9、7×10
9、8×10
9、9×10
9、1×10
10、2×10
10、3×10
10、4×10
10、5×10
10、6×10
10、7×10
10、8×10
10、9×10
10、1×10
11、2×10
11、3×10
11、4×10
11、5×10
11、6×10
11、7×10
11、8×10
11、9×10
11、1×10
12、2×10
12、3×10
12、4×10
12、5×10
12、6×10
12、7×10
12、8×10
12、もしくは9×10
12、またはそれ超の容器を含む、項目1から374のいずれか一項に記載の方法。
(項目376)
複数の細胞ポリヌクレオチドが、少なくとも3、4、5、5.5、6、6.5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000、10,000、15,000、20,000、25,000、30,000、35,000、40,000、45,000、50,000、60,000、70,000、80,000、90,000、100,000、200,000、300,000、400,000、500,000、600,000、700,000、800,000、900,000、1×10
6、2×10
6、3×10
6、4×10
6、5×10
6、6×10
6、7×10
6、8×10
6、9×10
6、1×10
7、2×10
7、3×10
7、4×10
7、5×10
7、6×10
7、7×10
7、8×10
7、9×10
7、1×10
8、2×10
8、3×10
8、4×10
8、5×10
8、6×10
8、7×10
8、8×10
8、9×10
8、1×10
9、2×10
9、3×10
9、4×10
9、5×10
9、6×10
9、7×10
9、8×10
9、9×10
9、1×10
10、2×10
10、3×10
10、4×10
10、5×10
10、6×10
10、7×10
10、8×10
10、9×10
10、1×10
11、2×10
11、3×10
11、4×10
11、5×10
11、6×10
11、7×10
11、8×10
11、9×10
11、1×10
12、2×10
12、3×10
12、4×10
12、5×10
12、6×10
12、7×10
12、8×10
12、もしくは9×10
12、またはそれ超の細胞ポリヌクレオチドを含む、項目1から375のいずれか一項に記載の方法。
(項目377)
(a)各々が、
(i)複数の細胞を含む試料に由来する単一細胞、
(ii)複数の分子バーコード化ポリヌクレオチド、
(iii)容器バーコード化ポリヌクレオチド;
(iv)該単一細胞に由来する第1の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第1の相補的ポリヌクレオチド、および
(v)該単一細胞に由来する第2の細胞ポリヌクレオチドに相補的な第2の相補的ポリヌクレオチド
を含む、複数の容器
を含み;
該第1の相補的ポリヌクレオチドが、該複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の分子バーコードと、該容器バーコード化ポリヌクレオチドの容器バーコードまたは該容器バーコード化ポリヌクレオチドの増幅産物とを含み、
該第2の相補的ポリヌクレオチドが、該複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の分子バーコードと、該容器バーコード化ポリヌクレオチドの容器バーコードまたは該容器バーコード化ポリヌクレオチドの増幅産物とを含む、組成物。
(項目378)
第1および第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、異なる、項目377に記載の組成物。
(項目379)
前記第1および第2の相補的ポリヌクレオチドが、異なる分子バーコードを含む、項目377または378に記載の組成物。
(項目380)
前記第1および第2の相補的ポリヌクレオチドが、同じ容器バーコードを含む、項目377から379のいずれか一項に記載の組成物。
(項目381)
前記複数の分子バーコード化ポリヌクレオチドが、増幅産物ではない、項目377から380のいずれか一項に記載の組成物。
(項目382)
第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと異なる、項目377から380のいずれか一項に記載の組成物。
(項目383)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目377から380のいずれか一項に記載の組成物。
(項目384)
前記複数の容器のうちの第2の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目383に記載の組成物。
(項目385)
第1の容器および第2の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目377から384のいずれか一項に記載の組成物。
(項目386)
前記複数の容器のうちの第3の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目384または385に記載の組成物。
(項目387)
前記第1の容器、前記第2の容器、および前記第3の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目386に記載の組成物。
(項目388)
前記複数の容器のうちの任意の単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、固有である、項目377から387のいずれか一項に記載の組成物。(項目389)
前記複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、前記複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと異なる、項目377から388のいずれか一項に記載の組成物。
(項目390)
第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである、項目377から389のいずれか一項に記載の組成物。
(項目391)
第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、前記第1の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである、項目377から390のいずれか一項に記載の組成物。
(項目392)
第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードが、前記第2の容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの分子バーコードと同じである、項目391に記載の組成物。
(項目393)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードが、該複数の容器のうちの第2の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードと異なる、項目377から392のいずれか一項に記載の組成物。
(項目394)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードが、第1の同じ容器バーコードである、項目377から393のいずれか一項に記載の組成物。
(項目395)
前記複数の容器のうちの第2の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードが、第2の同じ容器バーコードである、項目394に記載の組成物。
(項目396)
前記第1の同じ容器バーコードが、前記第2の同じ容器バーコードと異なる、項目394または395に記載の組成物。
(項目397)
前記複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの容器バーコードが、同じ容器バーコードを含む、項目394から396のいずれか一項に記載の組成物。
(項目398)
前記複数の容器のうちの任意の単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドおよびそのアンプリコンの容器バーコードが、該複数の容器のうちの他の任意の単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドおよびそのアンプリコンの容器バーコードに固有である、項目394から397のいずれか一項に記載の組成物。
(項目399)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、1つの容器内に、単一の分子として存在する、項目377から398のいずれか一項に記載の組成物。
(項目400)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、前記複数の容器の各容器内に、単一の分子として存在する、項目377から399のいずれか一項に記載の組成物。
(項目401)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、前記複数の容器のうちの1つの容器内に、少なくとも単一の分子として存在する、項目377から400のいずれか一項に記載の組成物。
(項目402)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、前記複数の容器の各容器内に、少なくとも単一の分子として存在する、項目377から401のいずれか一項に記載の組成物。
(項目403)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列が、該第1の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである、項目377から402のいずれか一項に記載の組成物。
(項目404)
前記複数の容器のうちの前記第1の容器内の前記第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列が、該第1の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じである、項目403に記載の組成物。
(項目405)
前記複数の容器のうちの任意の単一の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列が、該単一の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである、項目403または404に記載の組成物。
(項目406)
前記複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドが、同じ第1の共通容器配列を含む、項目403から405のいずれか一項に記載の組成物。
(項目407)
前記複数の容器のうちの単一の容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドが、同じ第2の共通容器配列を含む、項目406に記載の組成物。
(項目408)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列が、該複数の容器のうちの第2の容器内の第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じである、項目377から407のいずれか一項に記載の組成物。
(項目409)
前記第1の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列が、前記第2の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じである、項目408に記載の組成物。
(項目410)
前記複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンが、該複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第1の共通容器配列と同じ配列を含む、第1の共通容器配列を含む、項目377から409のいずれか一項に記載の組成物。
(項目411)
前記複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンが、該複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはそのアンプリコンの、第2の共通容器配列と同じ配列を含む、第2の共通容器配列を含む、項目410に記載の組成物。
(項目412)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列が、該第1の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである、項目377から411のいずれか一項に記載の組成物。
(項目413)
前記複数の容器のうちの前記第1の容器内の前記第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列が、該第1の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じである、項目412に記載の組成物。
(項目414)
前記複数の容器のうちの任意の単一の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列が、該単一の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである、項目412または413に記載の組成物。
(項目415)
前記複数の容器のうちの単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドが、同じ第1の共通分子配列を含む、項目412から414のいずれか一項に記載の組成物。
(項目416)
前記複数の容器のうちの単一の容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドが、同じ第2の共通分子配列を含む、項目415に記載の組成物。
(項目417)
前記複数の容器のうちの第1の容器内の第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列が、該複数の容器のうちの第2の容器内の第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じである、項目412から416のいずれか一項に記載の組成物。
(項目418)
前記第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列が、前記第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じである、項目417に記載の組成物。
(項目419)
前記複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドが、該複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第1の共通分子配列と同じ配列を含む、第1の共通分子配列を含む、項目412から418のいずれか一項に記載の組成物。
(項目420)
前記複数の容器のうちの任意の1つの容器内の各分子バーコード化ポリヌクレオチドが、該複数の容器のうちの他の任意の1つの容器内の分子バーコード化ポリヌクレオチドの第2の共通分子配列と同じ配列を含む、第2の共通分子配列を含む、項目49に記載の組成物。
(項目421)
前記第1の共通容器配列が、前記第1の共通分子配列と同じ配列を含む配列を含む、項目403から420のいずれか一項に記載の組成物。
(項目422)
前記第1の共通容器配列が、前記第1の共通分子配列またはその相補体に相補的な配列を含む、項目403から421のいずれか一項に記載の組成物。
(項目423)
前記第2の共通分子配列が、前記第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目421または422に記載の組成物。
(項目424)
前記第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な前記領域が、末端領域である、項目423に記載の組成物。
(項目425)
第1および第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドが、一緒に融合されない、項目377から424のいずれか一項に記載の組成物。
(項目426)
前記第1および第2の相補的ポリヌクレオチドが、一緒に融合されない、項目377から424のいずれか一項に記載の組成物。
(項目427)
前記第1の細胞ポリヌクレオチドが、DNAである、項目377から426のいずれか一項に記載の組成物。
(項目428)
前記第2の細胞ポリヌクレオチドが、DNAである、項目427に記載の組成物。
(項目429)
前記第1の細胞ポリヌクレオチドが、RNAである、項目377から426のいずれか一項に記載の組成物。
(項目430)
前記第2の細胞ポリヌクレオチドが、RNAである、項目429に記載の組成物。
(項目431)
前記RNAが、mRNAである、項目429または430に記載の組成物。
(項目432)
前記第1の相補的ポリヌクレオチドが、cDNAである、項目429から431のいずれか一項に記載の組成物。
(項目433)
前記第2の相補的ポリヌクレオチドが、cDNAである、項目432に記載の組成物。(項目434)
非鋳型ターミナルトランスフェラーゼ、逆転写酵素、ポリメラーゼ、またはこれらの任意の組合せをさらに含む、項目377から433のいずれか一項に記載の組成物。
(項目435)
前記第1および/または第2の相補的ポリヌクレオチドが、3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドを含む、項目434に記載の組成物。
(項目436)
前記非鋳型ターミナルトランスフェラーゼが、逆転写酵素であり、該逆転写酵素が、Superscipt II逆転写酵素、Maxima逆転写酵素、Protoscript II逆転写酵素、モロニーマウス白血病ウイルス逆転写酵素(MMLV−RT)、HighScriber逆転写酵素、トリ骨髄芽球症ウイルス(AMV)逆転写酵素、ターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ活性を含む任意の逆転写酵素、およびこれらの組合せからなる群から選択される、項目434または435に記載の組成物。
(項目437)
第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドが、前記第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端における、前記3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目434から436のいずれか一項に記載の組成物。
(項目438)
第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドが、前記第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端における、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目437に記載の組成物。
(項目439)
前記3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドが、同一である、項目435から438のいずれか一項に記載の組成物。
(項目440)
前記3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドの少なくとも1つが、該3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドの別のヌクレオチドと同一ではない、項目435から438のいずれか一項に記載の組成物。
(項目441)
前記第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの前記相補的領域の少なくとも1つのヌクレオチドが、該第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの該相補的領域の別の核酸と同一ではない、項目437から440のいずれか一項に記載の組成物。
(項目442)
前記第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの前記相補的領域の少なくとも1つのヌクレオチドが、該第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの該相補的領域の別の核酸と同一ではない、項目437から441のいずれか一項に記載の組成物。
(項目443)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である、項目441または442に記載の組成物。
(項目444)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、リボヌクレオチドまたはその類似体ではない、項目441から443のいずれか一項に記載の組成物。
(項目445)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、デオキシリボグアノシンである、項目441から444のいずれか一項に記載の組成物。
(項目446)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、デオキシリボグアノシン類似体である、項目441から444のいずれか一項に記載の組成物。
(項目447)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの末端ヌクレオチドである、項目441から446のいずれか一項に記載の組成物。
(項目448)
前記少なくとも1つの同一でないヌクレオチドが、リボヌクレオチドまたはその類似体である、項目441または442に記載の組成物。
(項目449)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの前記相補的領域の末端ヌクレオチドが、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である、項目437から448のいずれか一項に記載の組成物。
(項目450)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドが、リボヌクレオチドまたはその類似体ではない、項目437から449のいずれか一項に記載の組成物。
(項目451)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドが、デオキシリボグアノシンである、項目437から450のいずれか一項に記載の組成物。
(項目452)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドが、デオキシリボグアノシン類似体である、項目437から450のいずれか一項に記載の組成物。
(項目453)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の末端ヌクレオチドが、リボヌクレオチドまたはその類似体である、項目43786から448のいずれか一項に記載の組成物。
(項目454)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドが、リボヌクレオチドまたはその類似体である、項目437から453のいずれか一項に記載の組成物。
(項目455)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドが、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体ではない、項目437から454のいずれか一項に記載の組成物。
(項目456)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドのハイブリダイズさせた領域の少なくとも2つの非末端ヌクレオチドが、デオキシリボヌクレオチドまたはその類似体である、項目437から455のいずれか一項に記載の組成物。
(項目457)
前記第1の相補的ポリヌクレオチドが、第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目377から456のいずれか一項に記載の組成物。
(項目458)
前記第2の相補的ポリヌクレオチドが、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目457に記載の組成物。
(項目459)
前記第1の相補的ポリヌクレオチドが、第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な領域を含む、項目457または458のいずれか一項に記載の組成物。
(項目460)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な前記第1の相補的ポリヌクレオチドの前記領域が、分子バーコード配列に相補的ではない、項目459に記載の組成物。
(項目461)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な前記第1の相補的ポリヌクレオチドの前記領域が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドまたはその増幅産物の領域に相補的ではない、項目459または460に記載の組成物。
(項目462)
前記第1または第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な、前記第1の相補的ポリヌクレオチドの該領域が、前記第1の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドを含む、項目457から461のいずれか一項に記載の組成物。
(項目463)
前記第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドに相補的な前記第2の相補的ポリヌクレオチドの前記領域が、該第2の相補的ポリヌクレオチドの3’末端に付加された、3つまたはそれ超の非鋳型ヌクレオチドを含む、項目462に記載の組成物。
(項目464)
前記第1の相補的ポリヌクレオチドが、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的ではない、項目457から463のいずれか一項に記載の組成物。
(項目465)
前記第2の相補的ポリヌクレオチドが、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドに相補的ではない、項目464に記載の組成物。
(項目466)
第1の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である、項目377から465のいずれか一項に記載の組成物。
(項目467)
第2の分子バーコード化ポリヌクレオチドの相補体の領域が、前記容器バーコード化ポリヌクレオチドの領域に相補的である、項目466に記載の組成物。
(項目468)
上記の方法に由来する任意の1つまたは複数のプライマーをさらに含む、項目377のいずれか一項に記載の組成物。
(項目469)
前記複数の容器の各容器が、固体支持体を含まない、項目377から468のいずれか一項に記載の組成物。
(項目470)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、固体支持体に結合されている、項目377から469のいずれか一項に記載の組成物。
(項目471)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、ビーズに結合されている、項目377から470のいずれか一項に記載の組成物。
(項目472)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチド、分子バーコード化ポリヌクレオチド、またはこれらの任意の組合せが、プライマーではない、項目377から471のいずれか一項に記載の組成物。
(項目473)
前記容器バーコード化ポリヌクレオチド、分子バーコード化ポリヌクレオチド、またはこれらの任意の組合せが、伸長させたポリヌクレオチドではない、項目377から472のいずれか一項に記載の組成物。
(項目474)
前記細胞を、溶解させる、項目377から473のいずれか一項に記載の組成物。
(項目475)
前記複数の容器が、複数のウェルを含む、項目377から474のいずれか一項に記載の組成物。
(項目476)
前記複数の容器が、複数のエマルジョンを含む、項目377から474のいずれか一項に記載の組成物。
(項目477)
前記複数のエマルジョンの各エマルジョンが、約0.01ピコリットル〜10マイクロリットルの容量である、項目476に記載の組成物。
(項目478)
前記単一細胞が、免疫細胞を含む、項目377から477のいずれか一項に記載の組成物。
(項目479)
前記複数の細胞が、複数の免疫細胞を含む、項目377から478のいずれか一項に記載の組成物。
(項目480)
前記免疫細胞が、リンパ球もしくはその亜型、B細胞もしくはその亜型、T細胞もしくはその亜型、またはこれらの組合せである、項目478または479に記載の組成物。
(項目481)
前記複数の細胞が、メモリーB細胞、ナイーブB細胞、形質芽球性B細胞、ナイーブT細胞、形質芽球性T細胞、B細胞の任意の亜型、T細胞の任意の亜型、またはこれらの任意の組合せについて富化される、項目479または480に記載の組成物。
(項目482)
前記単一細胞が、がん細胞を含む、項目377から477のいずれか一項に記載の組成物。
(項目483)
前記複数の細胞が、複数のがん細胞を含む、項目482に記載の組成物。
(項目484)
前記がん細胞が、扁平細胞癌細胞、腺癌細胞、移行上皮癌細胞、骨肉腫細胞、軟骨肉腫細胞、筋肉肉腫細胞、白血病細胞、リンパ腫細胞、神経膠腫細胞、またはこれらの任意の組合せである、項目482または483に記載の組成物。
(項目485)
前記複数のがん細胞が、循環がん細胞、内皮がん細胞、上皮がん細胞、希少がん細胞、またはがん細胞の任意の型もしくは亜型について富化される、項目483または484に記載の組成物。
(項目486)
前記第1または第2の細胞ポリヌクレオチドが、変異体配列を含む、項目377から485のいずれか一項に記載の組成物。
(項目487)
前記変異体配列が、変異、多型、欠失、または挿入を含む、項目486に記載の組成物。
(項目488)
前記多型が、一塩基多型である、項目487に記載の組成物。
(項目489)
前記第1または第2の細胞ポリヌクレオチドが、疾患または状態についてのバイオマーカーである、項目377から488のいずれか一項に記載の組成物。
(項目490)
前記第1または第2の細胞ポリヌクレオチドが、病原体に由来する、項目377から488のいずれか一項に記載の組成物。
(項目491)
前記第1および第2の相補的ポリヌクレオチドが、抗体またはTCRのコード配列にわたる、CDR1、CDR2、CDR3、および/または超変異領域を含む、項目377から490のいずれか一項に記載の組成物。
(項目492)
前記容器バーコードが、少なくとも2個のヌクレオチドを含む、項目377から491のいずれか一項に記載の組成物。
(項目493)
前記容器バーコードが、少なくとも3、4、5、6、7、8、または9個のヌクレオチドを含む、項目492に記載の組成物。
(項目494)
前記容器バーコードが、少なくとも10個のヌクレオチドを含む、項目492に記載の組成物。
(項目495)
前記容器バーコードが、少なくとも15個のヌクレオチドを含む、項目492に記載の組成物。
(項目496)
前記容器バーコードが、最大で50個のヌクレオチドを含む、項目492に記載の組成物。
(項目497)
前記容器バーコードが、10〜30個のヌクレオチドを含む、項目492に記載の組成物。
(項目498)
前記容器バーコードが、縮重配列を含む、項目492から497のいずれか一項に記載の組成物。
(項目499)
前記容器バーコードが、全長または部分縮重配列を含む、項目492から498のいずれか一項に記載の組成物。
(項目500)
前記容器バーコードが、配列NNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸である、項目499に記載の組成物。
(項目501)
前記容器バーコードが、配列NNNNNWNNNNNWNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、Wが、アデニンまたはチミンである、項目499に記載の組成物。
(項目502)
前記容器バーコードが、配列NNNNNXNNNNNXNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、Xが、任意の既知のヌクレオチドである、項目499に記載の組成物。
(項目503)
前記容器バーコードが、配列NNNNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、該配列中の少なくとも1つまたは2つのNが、Wであり、Wが、アデニンまたはチミンである、項目499に記載の組成物。
(項目504)
前記容器バーコードが、配列NNNNNNNNNNNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、該配列中の少なくとも1つまたは2つのNが、Xであり、Xが、任意の既知のヌクレオチドである、項目499に記載の組成物。
(項目505)
前記分子バーコードが、少なくとも2個のヌクレオチドを含む、項目377から504のいずれか一項に記載の組成物。
(項目506)
前記分子バーコードが、少なくとも3、4、5、6、7、8、または9個のヌクレオチドを含む、項目505に記載の組成物。
(項目507)
前記分子バーコードが、少なくとも10個のヌクレオチドを含む、項目505に記載の組成物。
(項目508)
前記分子バーコードが、少なくとも15個のヌクレオチドを含む、項目505に記載の組成物。
(項目509)
前記分子バーコードが、最大で50個のヌクレオチドを含む、項目505に記載の組成物。
(項目510)
前記分子バーコードが、10〜30個のヌクレオチドを含む、項目505に記載の組成物。
(項目511)
前記分子バーコードが、縮重配列を含む、項目505から510のいずれか一項に記載の組成物。
(項目512)
前記分子バーコードが、全長または部分縮重配列を含む、項目505から511のいずれか一項に記載の組成物。
(項目513)
前記分子バーコードが、配列NNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸である、項目512に記載の組成物。
(項目514)
前記分子バーコードが、配列NNTNNANNを含み、Nが、任意の核酸である、項目512に記載の組成物。
(項目515)
前記分子バーコードが、配列NNWNNWNNを含み、Nが、任意の核酸であり、Wが、アデニンまたはチミンである、項目512に記載の組成物。
(項目516)
前記分子バーコードが、配列NNXNNXNNを含み、Nが、任意の核酸であり、Xが、任意の既知のヌクレオチドである、項目512に記載の組成物。
(項目517)
前記分子バーコードが、配列NNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、該配列中の少なくとも1つまたは2つのNが、Wであり、Wが、アデニンまたはチミンである、項目512に記載の組成物。
(項目518)
前記分子バーコードが、配列NNNNNNNNを含み、Nが、任意の核酸であり、該配列中の少なくとも1つまたは2つのNが、Xであり、Xが、任意の既知のヌクレオチドである、項目512に記載の組成物。
(項目519)
前記複数の容器が、少なくとも3、4、5、5.5、6、6.5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000、10,000、15,000、20,000、25,000、30,000、35,000、40,000、45,000、50,000、60,000、70,000、80,000、90,000、100,000、200,000、300,000、400,000、500,000、600,000、700,000、800,000、900,000、1×10
6、2×10
6、3×10
6、4×10
6、5×10
6、6×10
6、7×10
6、8×10
6、9×10
6、1×10
7、2×10
7、3×10
7、4×10
7、5×10
7、6×10
7、7×10
7、8×10
7、9×10
7、1×10
8、2×10
8、3×10
8、4×10
8、5×10
8、6×10
8、7×10
8、8×10
8、9×10
8、1×10
9、2×10
9、3×10
9、4×10
9、5×10
9、6×10
9、7×10
9、8×10
9、9×10
9、1×10
10、2×10
10、3×10
10、4×10
10、5×10
10、6×10
10、7×10
10、8×10
10、9×10
10、1×10
11、2×10
11、3×10
11、4×10
11、5×10
11、6×10
11、7×10
11、8×10
11、9×10
11、1×10
12、2×10
12、3×10
12、4×10
12、5×10
12、6×10
12、7×10
12、8×10
12、もしくは9×10
12、またはそれ超の容器を含む、項目377から518のいずれか一項に記載の組成物。
(項目520)
複数の細胞ポリヌクレオチドが、少なくとも3、4、5、5.5、6、6.5、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000、10,000、15,000、20,000、25,000、30,000、35,000、40,000、45,000、50,000、60,000、70,000、80,000、90,000、100,000、200,000、300,000、400,000、500,000、600,000、700,000、800,000、900,000、1×10
6、2×10
6、3×10
6、4×10
6、5×10
6、6×10
6、7×10
6、8×10
6、9×10
6、1×10
7、2×10
7、3×10
7、4×10
7、5×10
7、6×10
7、7×10
7、8×10
7、9×10
7、1×10
8、2×10
8、3×10
8、4×10
8、5×10
8、6×10
8、7×10
8、8×10
8、9×10
8、1×10
9、2×10
9、3×10
9、4×10
9、5×10
9、6×10
9、7×10
9、8×10
9、9×10
9、1×10
10、2×10
10、3×10
10、4×10
10、5×10
10、6×10
10、7×10
10、8×10
10、9×10
10、1×10
11、2×10
11、3×10
11、4×10
11、5×10
11、6×10
11、7×10
11、8×10
11、9×10
11、1×10
12、2×10
12、3×10
12、4×10
12、5×10
12、6×10
12、7×10
12、8×10
12、もしくは9×10
12、またはそれ超の細胞ポリヌクレオチドを含む、項目377から519のいずれか一項に記載の組成物。
(項目521)
ポリヌクレオチドにバーコードを付ける方法であって、
(a)分子バーコード化ポリヌクレオチドを、単一細胞に由来する複数のポリヌクレオチドの各々とハイブリダイズさせるステップであり、ハイブリダイズさせた分子バーコード化ポリヌクレオチドが、該単一細胞を含む容器内の、複数の固有に分子バーコード化されたポリヌクレオチドに由来する、ステップと;
(b)分子バーコード化ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせた、該単一細胞に由来するポリヌクレオチドを伸長させて、分子バーコード化細胞ポリヌクレオチドを形成するステップと;
(c)容器バーコード化ポリヌクレオチドを、分子バーコード化細胞ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせるステップであり、該容器バーコード化ポリヌクレオチドが、複数の容器のうちの単一の容器に固有である、ステップと;
(d)容器バーコード化ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせた分子バーコード化細胞ポリヌクレオチドを伸長させて、二重バーコード化細胞ポリヌクレオチドを形成するステップと;
(e)該二重バーコード化細胞ポリヌクレオチドをシークエンシングするステップと
を含む、方法。
(項目522)
(a)におけるハイブリダイゼーションが、単一細胞に由来する前記ポリヌクレオチド上の自然発生の配列の塩基対合を介さない、項目521に記載の方法。
(項目523)
前記分子バーコード化細胞ポリヌクレオチドとハイブリダイズさせた前記容器バーコード化ポリヌクレオチドが、増幅産物である、項目521または522に記載の方法。
(項目524)
(c)におけるハイブリダイゼーションが、単一細胞に由来する前記ポリヌクレオチド上の自然発生の配列の相補体の塩基対合を介さない、項目521から523のいずれか一項に記載の方法。
(項目525)
(c)におけるハイブリダイゼーションが、(b)において伸長させた、前記単一細胞に由来する前記ポリヌクレオチドの領域との塩基対合を介する、項目521から524のいずれか一項に記載の方法。