(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-118945(P2020-118945A)
(43)【公開日】2020年8月6日
(54)【発明の名称】超高速学習デジタルコンテンツ
(51)【国際特許分類】
G09B 5/02 20060101AFI20200710BHJP
【FI】
G09B5/02
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2019-22054(P2019-22054)
(22)【出願日】2019年1月24日
(71)【出願人】
【識別番号】399088935
【氏名又は名称】▲高▼田 大進吉
(72)【発明者】
【氏名】高田 大進吉
【テーマコード(参考)】
2C028
【Fターム(参考)】
2C028AA08
2C028BB04
2C028BD01
(57)【要約】
【課題】2つの同じ内容のコンテンツを異なる速度で表示する必要があり、一方を超高速表示展開すること、その後に、もう一方をそれより遅くしかも高速で表示すること。
【解決手段】学習要素をGIF動画にした。一方を1枚当たり表示時間を0.2秒程度で組み上げ、コンテンツ前半で超高速表示することにして、もう一方を1枚当たり表示時間を3秒程度で組み上げ、後半で高速表示する、動画に仕上げて超高速学習デジタルコンテンツを完成させた。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
PCやスマートホンなどの電子機器を用いて知識・技能を修得させるために、2つの同じ内容の学習コンテンツを異なる表示速度で、前半を超高速、後半を高速に表示できる一式の学習コンテンツに構成した超高速学習デジタルコンテンツ。
【請求項2】
学習対象者の個別対応ができるように、その組み合わせ方について、「超高速学習コンテンツを2回表示+高速学習コンテンツを1回表示」して組み合わせたコンテンツや「超高速学習コンテンツを1回表示+高速学習コンテンツを1回表示」などとして組み合わせた一式の学習デジタルコンテンツで、学習者の視覚・聴覚に対応する多様な組み合わせを備えた超高速学習デジタルコンテンツ。
【発明の詳細な説明】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
2つの同じ内容のコンテンツを異なる速度で表示する必要があり、一方を超高速表示展開すること、その後に、もう一方をそれより遅くしかも高速で表示展開すること。
コンテンツを超高速表示するものと高速表示するものを組み合わせて、一式の学習コンテンツに仕上げること。
【課題を解決するための手段】
【0003】
PCやスマートホンなどのデジタル表示機器に適する超高速学習コンテンツにすることにした。
【0004】
学習内容を連続表示可能な学習要素に分解し、カラー表示の図を主体にして各要素ごとに1枚、1枚画像処理を行った。
【0005】
30枚から1000枚程度の画像をGIF動画として、一方を1枚当たり0.2秒程度の表示時間で組み上げ前半の動画として超高速表示することにした。もう一方を1枚当たり3秒程度の表示時間で組み上げて後半の高速表示動画に仕上げた。
【0006】
これら表示速度の異なる2つのコンテンツを表示順序として、前半で超高速表示、後半で高速表示して組み合わせる一式の動画学習コンテンツとして完成した。
【発明の効果】
【0007】
前半の学習コンテンツで超高速視聴経験をした場合、後半の学習コンテンツの視聴は高速といえども遅く感じさせることができる。
【0008】
通常であれば1時間程度かかる学習時間を1分以内に短縮できる。
【0009】
知識・技能を定着させるためには繰り返し学習が必要であるが、本学習コンテンツを用いれば高い繰り返し効果が得られる。
【0010】
同じ内容の学習コンテンツ2つの表示速度を様々に変えて組み合わせ、高効率の多様な学習材が開発できるので、学習者の多様性にも応えることができる。
【0011】
デジタルコンテンツはWeb対応ができるので、全国どこでも配信できるし、学習場所を選ばず短時間で学習成果を追求できる。
【0012】
難易度は時間の関数であるので、難度の高い内容を学習要素に分解して本発明を適用すれば、繰り返し効果によって難しい内容でも短時間で抵抗なく経験値を高めることができる。
【手続補正書】
【提出日】2019年9月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
PCやスマートホンなどの電子機器を用いて知識・技能を修得させるために、2つの同じ内容の学習コンテンツを異なる表示速度で、前半を超高速、後半を高速に表示できる一式の学習コンテンツに構成した超高速学習デジタルコンテンツ。
【請求項2】
学習対象者の個別対応ができるように、その組み合わせ方について、「超高速学習コンテンツを2回表示+高速学習コンテンツを1回表示」して組み合わせたコンテンツや「超高速学習コンテンツを1回表示+高速学習コンテンツを1回表示」などとして組み合わせた一式の学習デジタルコンテンツで、学習者の視覚・聴覚に対応する多様な組み合わせを備えた超高速学習デジタルコンテンツ。
【請求項3】
AIを活用したソフトウェア等で個々人の学習速度に適応するように音声化もしくは視覚化して構成した、物理・化学・生物・地学・数学などの理数に関する学習内容の超高速学習デジタルコンテンツ