(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-124158(P2020-124158A)
(43)【公開日】2020年8月20日
(54)【発明の名称】草刈機
(51)【国際特許分類】
A01D 34/64 20060101AFI20200727BHJP
【FI】
A01D34/64 P
A01D34/64 M
A01D34/64 Z
A01D34/64 A
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-18619(P2019-18619)
(22)【出願日】2019年2月5日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り Youtubeにて「〔ラジコン〕RC草刈機作ってみた!」(https://www.youtube.com/watch?v=Jw4−qUBM6hY)として平成30年8月7日に公開
(71)【出願人】
【識別番号】519042216
【氏名又は名称】高木 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】100177220
【弁理士】
【氏名又は名称】小木 智彦
(72)【発明者】
【氏名】高木 大輔
【テーマコード(参考)】
2B083
【Fターム(参考)】
2B083AA02
2B083BA12
2B083BA18
2B083CA09
2B083DA02
2B083DA03
2B083EA18
2B083EA19
2B083GA06
2B083HA12
2B083HA17
2B083HA19
2B083HA32
2B083HA52
(57)【要約】
【課題】草刈刃による殺傷の危険性を可能な限り回避し、機動的に走行可能で、強力な回転力で効率的に草を刈ることが可能な草刈機を提供する。
【解決手段】遠隔から操作可能な草刈機1は、走行するための電気モータ4a,4bと、草刈のための内燃エンジン6の2つの動力源を備え、順方向逆方向に回転可能な2つの電気モータ4a,4bが左右の後輪5a,5bに接続され、草刈刃7が、当該草刈機1の前輪と後輪間の底面に配置されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車輪で走行し、草刈を行う草刈機であって、
当該草刈機が走行するための電気モータと、
回転することで草を刈れる草刈刃が回転軸に接続された内燃エンジンと、
前記電気モータに接続された車輪と、を備え、
前記草刈刃が、当該草刈機の底面に配置されたことを特徴とする草刈機。
【請求項2】
前記電気モータは、順方向及び逆方向双方に回転可能な電気モータであって、当該電気モータが2つ配置されていることで、左右に配置された車輪一つ一つに独立した電気モータが接続されていることを特徴とする請求項1に記載の草刈機。
【請求項3】
前記車輪は、後輪であって、さらに、前記車輪の前にある前輪を備え、
前記草刈刃は、前記後輪と前輪の間に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の草刈機。
【請求項4】
前記草刈刃が回転した際に形成される円形の回転領域と、前記後輪と前記前輪が回転する回転領域が重ならないように、前記草刈刃の中心位置と、草刈刃の大きさが調整されたことを特徴とする請求項3に記載の草刈機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、芝生や雑草の草を刈り取るための走行可能な草刈機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば公園や農地等の雑草の草を刈り取るための数多くの草刈機が提案されている。この草刈機は、ハンドル式のものや自走式のものがある。
【0003】
ハンドル式としては、例えば、特許文献1に開示されているように、二枚刃式の草刈機は本体部と、柄杆及び動力源によって構成され、柄杆は、中空のパイプであり、内部にドライブシャフトが挿通され、動力源は、モータまたはエンジンである草刈機が開示されている。
【0004】
この草刈機は、柄杆の先端に本体部が取り付けられ、後端部に動力源が取り付けられ、動力源の回転力がドライブシャフトを経て本体部に伝動され、本体部の上刃板と下刃板とを互いに反対方向に回転させるというものが提案されている。
【0005】
また、自走式としては、特許文献2に開示されているように、電動モータ又は内燃エンジンのどちらかで自走可能な走行本体と、この電動モータまたは内燃エンジンに因り可動刃が往復運動または回転運動して草を切断するものが存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2016−158530号公報
【特許文献2】特許第5336672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記した特許文献1の場合、草刈機は、柄杆の先端に本体部が取り付けられていることから、刃がむき出しであり、使用時に人の手足等を殺傷してしまう危険性が伴う。
【0008】
また、前記した特許文献2の場合には、一度に多くの草を刈るためには強力な回転力が必要となるため電動モータよりも内燃エンジンを使用することが望ましいが、内燃エンジンを走行の動力として使用すると、電気モータよりも草刈機の機動性が劣ってしまうという課題がある。
【0009】
すなわち、作業者は、草刈する領域に満遍なく草刈機を走行させる必要があるので、走行する草刈機は、機動的に方向を変えられることが望ましいが、内燃エンジンの場合は、回転出力が高いので慣性力が大きくなり、電気モータに比べると方向転換がしにくい。
【0010】
さらに、特許文献2の草刈りユニット(草刈刃を備えるユニット)は、走行本体の前面および走行本体側面から側方に向けて突出する突出翼の前面に突設してあるため、特許文献1と同様に、使用時に人の手足等を殺傷してしまう危険性が伴う。
【0011】
そこで、本発明は、上述のような従来存した諸事情に鑑み創出されたものであって、草刈刃により人が殺傷される危険性を可能な限り回避し、かつ、草刈りを行う領域を遠隔から機動的に走行できる草刈機であって、かつ、強力な回転力で効率的に草を刈ることが可能な草刈機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
【0013】
第1の特徴に係る発明は、車輪で走行し、草刈を行う草刈機であって、当該草刈機が走行するための電気モータと、回転することで草を刈れる草刈刃が回転軸に接続された内燃エンジンと、前記電気モータに接続された車輪と、を備え、前記草刈刃が、当該草刈機の底面に配置されたことを特徴とする。
【0014】
第1の特徴に係る発明によれば、車輪で走行する草刈機は、走行するための電気モータと、草刈刃を回転させるための内燃エンジンとで動力源を2つに分けた。したがって、電気モータによる走行の機動力と、電気モータに比べて強力な回転出力を備える内燃エンジンの回転力との双方の利点を活かした草刈機を提供できる。さらに、回転する草刈刃は草刈機の底面に配置されていることから、草刈刃により殺傷される危険性を大幅に低減できる。
【0015】
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る草刈機であって、さらに、前記電気モータは、順方向及び逆方向双方に回転可能な電気モータであって、当該電気モータが2つ配置されていることで、左右に配置された車輪一つ一つに独立した電気モータが接続されていることを特徴とする。
【0016】
第2の特徴に係る発明によれば、草刈機が走行する電気モータは左右の車輪に一つづつ(合計2つ)備えることから、草刈機が機動的に方向転換をすることが可能となる。すなわち、左右の2つの車輪が独立した2つの電気モータに接続され、互い違いに回転することでほぼ前進することなくその場で方向転換ができる。例えば、右に回る場合は、左の車輪を前進方向に回転し、右の車輪を後退方向に回転する。このため、進む方向を、所望する場所で、ほとんど前進することなく変更することが可能となる。
【0017】
第3の特徴に係る発明は、第1又は第2の特徴に係る草刈機であって、さらに、前記車輪は、後輪であって、さらに、前記車輪の前にある前輪を備え、前記草刈刃は、前記後輪と前輪の間に備えることを特徴とする。
【0018】
第3の特徴に係る発明によれば、前輪と後輪の間の(シャーシの)底面に草刈刃が配置されている(草刈刃を本体の腹の部分に配置)ので、草刈刃が、草刈機の中央底部に隠れるために、使用時に人の手足等を殺傷する危険性を低減することが可能となる。
【0019】
第4の特徴に係る発明は、第3の特徴に係る発明であって、さらに、前記草刈刃が回転した際に形成される円形の回転領域と、前記後輪と前記前輪が回転する回転領域が重ならないように、前記草刈刃の中心位置と、草刈刃の大きさが調整されたことを特徴とする。
【0020】
第4の特徴に係る発明によれば、後輪と前輪が回転する領域に重ならないように、草刈刃の位置と草刈刃を大きさが調整されているため、例えば、車輪の領域に重ならないように草刈刃の大きさ(長さ)を最大(最長)にすることが可能である。この場合、大きな草刈刃により、多くの大きな草を効率的に刈ることが可能となる。
【発明の効果】
【0021】
本発明による草刈機は、草刈刃により殺傷される危険性を可能な限り回避し、かつ、草刈りを行う領域を機動的に走行できる草刈機であって、かつ、強力な回転力で効率的に草を刈ることが可能な草刈機を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明を実施するための一形態における草刈機の斜視図である。
【
図2】本発明を実施するための一形態における草刈機を下から視た模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、図面を参照して、本発明の実施の一形態を詳細に説明する。本実施形態では、草刈機1の走行は、遠隔から操作可能であって、不図示の無線ラジコンのプロポ(無線送信機)からの指示を受信して、方向と走行を決定する。そのため、草刈機1に無線受信部と方向制御部(マイコン又はCPU)が備えられた機能ボックス2を有している。
【0024】
すなわち、本実施形態の草刈機1は、無線ラジコンで操作可能であるために、人が遠隔から操作して、草を刈ることができる。すなわち、操作する人は安全な場所(例えば、車の中や家の中など)からプロポを操作し、離れた場所で草刈機1を走行させることができる。
【0025】
なお、本発明の他の実施形態として、上述の無線ラジコンによる走行でなくてもよく、他のコンピュータ端末と通信を行う通信部と、画像を撮影するカメラと、データを制御するコンピュータ制御部と、を備え、画像認識により草刈機1自身が走行経路を決定し、自動走行を行ってもよい。画像解析や自動走行の制御処理は、所定のコンピュータが処理をし、このコンピュータとの通信により行われてもよい。
【0026】
本実施形態の草刈機1は、
図1と
図2に示すように、矩形板状のシャーシ3上の後部に前記機能ボックス2を有する2つの電気モータ4a,4bを備え、電気モータ4a,4bは、左右に配置された車輪5a,5b(タイヤ)の一つ一つに独立して接続されている。この両電気モータ4a,4bは順方向及び逆方向双方に回転可能である。尚、図中、符号11は2つの電気モータ4a,4bに電力を供給するためのバッテリ11である。
【0027】
シャーシ3の上部には内燃エンジン6が設置され、この内燃エンジン6の回転軸7a(
図2)が台座シャーシ3の下方へ貫通し、回転軸7aの先端には、回転することで草を刈れる草刈刃7が接続されている。すなわち、前記草刈刃7が当該草刈機1の底面に配置されている。この草刈刃7は、棒状で、回転方向(
図2の場合は時計周りと逆方向)の端部に刃を有するブレード型であるが、刃の形は円形刃であってもよい。
【0028】
車輪5a,5bは後輪であり、後輪の前、すなわちシャーシ3の前方には、アーチ部9を介して、先端に連携した従動棒10の下方に前輪(小径の車輪)8を備え、前記草刈刃7は、前記後輪5a,5bと前輪8の間に備える。この場合、前記草刈刃7が回転した際に形成される円形の回転領域Aと、前記後輪5a,5bと前記前輪8が回転する回転領域B−1,B−2,B−3が重ならないように、前記後輪5a,5bと前記前輪8が配置されている。逆に言うと、車輪の回転領域に重ならないように、草刈刃7の大きさ(長さ)と位置を調整できるため、領域Aを最大化できるように草刈刃7の大きさ(長さ)と位置を調整できる。
【0029】
なお、刈り取る草の高さを調整するために、草刈機1のシャーシ3底部と草刈刃7の距離を調整可能である。これは、シャーシ3底部から飛び出た草刈刃7を回転させる回転軸7aの地面までの長さを調整(長さの異なる回転軸に交換したり、草刈刃を固定する上下の位置を変えたり)することで可能となる。
【0030】
また、内燃エンジン6は、出力が1.6kW/7000rpm程度を採用した。内燃エンジン6は、さらに、遠心クラッチを備えていることが望ましい。遠心クラッチが内蔵されている場合は、草刈刃7が石等の硬いものにあたった場合に、遠心クラッチが衝撃を吸収し、内燃エンジン6内部への損傷を回避できる。
【0031】
なお、内燃エンジン6でバッテリ11を充電できるようにするために、内燃エンジン6の回転軸の一部を発電機に接続し、発電した電気をバッテリ11に充電させる。これにより、バッテリ11の容量を小さくできるため、重量を軽くし、草刈機1をコンパクト化できる。
【0032】
さらに、安全対策として、草刈刃7周辺には安全カバー(図示省略)が取り付けられることが望ましい。また、ラジコンによる走行の場合、草刈機1は、プロポからの送信電波が一定時間途絶えたと判断した時に、草刈機1を自動で停止してもよい。また、緊急時にプロポから緊急コマンドを送信することで、電気モータ4a、4bの回転を停止させてもよい。
【0033】
傾斜地や悪路走行に向けた対策として、タイヤ5a、5bをスパイク車輪へ付け替えることで悪路でのスリップをおさえることが可能となる。本実施例では、電気モータ4a、4bとタイヤ5a、5bは、ピン1本で車軸固定しているので簡単に付け替え可能である。また、室内用や雪、氷などに対応した車輪への付け替えも可能である。
【0034】
以上のように構成された形態についての使用の一例について説明する。
先ず、内燃エンジン6の駆動力により回転軸先端の草刈刃7が回転する。このとき、不図示の無線ラジコンのプロポからの指示を受信して、草刈機1が走行し、方向を決定する。
【0035】
図2は、草刈機1を下からに見た図であるので、左右が逆になるが、図示したように、例えば、右に回る場合(矢印E)は、左の車輪5bを前進方向(矢印D)に回転し、右の車輪5aを後進方向(矢印C)に回転する。前輪8はこの動きに追従して揺動する。逆に、左に回る場合は、左の車輪5bを後進方向に回転し、右の車輪5aを前進方向に回転する。前輪8はこの動きに追従して揺動する。このため、進む方向の変更を、所望する場所で、ほとんど前進することなく変更することが可能となり機動力の高い草刈機を提供することが可能となる。
【0036】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0037】
1 草刈機
2 機能ボックス
3 シャーシ
4a,4b 電気モータ
5a,5b 車輪
6 内燃エンジン
7 草刈刃
7a 回転軸
8 前輪
9 アーチ部
10 従動棒
11 バッテリ
【手続補正書】
【提出日】2020年5月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
三つの車輪で走行し、草刈を行う草刈機であって、
当該草刈機が走行するための電気モータと、
回転することで草を刈れる草刈刃が回転軸に接続された内燃エンジンと、
前記電気モータに接続された車輪と、を備え、
前記草刈刃が、当該草刈機の底面に配置され、
前記電気モータは、順方向及び逆方向双方に回転可能な電気モータであって、当該電気モータが2つ配置されていることで、左右に配置された車輪一つ一つに独立した電気モータが接続され、
前記車輪は、後輪であって、さらに、前記車輪の前にある一の前輪を備え、
前記草刈刃は、前記後輪と前記前輪の間に備え、
左右2つの後輪間を垂直二等分した線上に、当該草刈刃の回転軸が備えられ、かつ、当該線上に前記前輪が備えられたことを特徴とする草刈機。
【請求項2】
前記前輪は、Y字形のアーチ部を介して備えられたことを特徴とする請求項1に記載の草刈機。
【請求項3】
前記草刈刃が回転した際に形成される円形の回転領域と、前記後輪と前記前輪が回転する回転領域が重ならないように、前記草刈刃の中心位置と、草刈刃の大きさが調整されたことを特徴とする請求項1に記載の草刈機。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
第1の特徴に係る発明は、車輪で走行し、草刈を行う草刈機であって、当該草刈機が走行するための電気モータと、回転することで草を刈れる草刈刃が回転軸に接続された内燃エンジンと、前記電気モータに接続された車輪と、を備え、前記草刈刃が、当該草刈機の底面に配置
され、前記電気モータは、順方向及び逆方向双方に回転可能な電気モータであって、当該電気モータが2つ配置されていることで、左右に配置された車輪一つ一つに独立した電気モータが接続され、
前記車輪は、後輪であって、さらに、前記車輪の前にある前輪を備え、前記草刈刃は、前記後輪と前輪の間に備え、左右2つの後輪間を垂直二等分した線上に、当該草刈刃の回転軸が備えられ、かつ、当該垂直線上に前記前輪が備えられたことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
第1の特徴に係る発明によれば、車輪で走行する草刈機は、走行するための電気モータと、草刈刃を回転させるための内燃エンジンとで動力源を2つに分けた。したがって、電気モータによる走行の機動力と、電気モータに比べて強力な回転出力を備える内燃エンジンの回転力との双方の利点を活かした草刈機を提供できる。さらに、回転する草刈刃は草刈機の底面に配置されていることから、草刈刃により殺傷される危険性を大幅に低減できる。
さらに、草刈機が走行する電気モータは左右の車輪に一つづつ(合計2つ)備えることから、草刈機が機動的に方向転換をすることが可能となる。すなわち、左右の2つの車輪が独立した2つの電気モータに接続され、互い違いに回転することでほぼ前進することなくその場で方向転換ができる。例えば、右に回る場合は、左の車輪を前進方向に回転し、右の車輪を後退方向に回転する。このため、進む方向を、所望する場所で、ほとんど前進することなく変更することが可能となる。加えて、前輪と後輪の間の(シャーシの)底面に草刈刃が配置されている(草刈刃を本体の腹の部分に配置)ので、草刈刃が、草刈機の中央底部に隠れるために、使用時に人の手足等を殺傷する危険性を低減することが可能となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、前記前輪は、Y字形のアーチ部を介して備えられたことを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】
第
3の特徴に係る発明は、第
1の特徴に係る発明であって、さらに、前記草刈刃が回転した際に形成される円形の回転領域と、前記後輪と前記前輪が回転する回転領域が重ならないように、前記草刈刃の中心位置と、草刈刃の大きさが調整されたことを特徴とする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
第
3の特徴に係る発明によれば、後輪と前輪が回転する領域に重ならないように、草刈刃の位置と草刈刃を大きさが調整されているため、例えば、車輪の領域に重ならないように草刈刃の大きさ(長さ)を最大(最長)にすることが可能である。この場合、大きな草刈刃により、多くの大きな草を効率的に刈ることが可能となる。