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特開2020-126210中国語教授法ならびにその教授法による教材
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-126210(P2020-126210A)
(43)【公開日】2020年8月20日
(54)【発明の名称】中国語教授法ならびにその教授法による教材
(51)【国際特許分類】
   G09B 19/06 20060101AFI20200727BHJP
   G09B 19/04 20060101ALI20200727BHJP
【FI】
   G09B19/06
   G09B19/04
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】書面
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2019-28883(P2019-28883)
(22)【出願日】2019年1月31日
(11)【特許番号】特許第6692515号(P6692515)
(45)【特許公報発行日】2020年5月13日
(71)【出願人】
【識別番号】515183160
【氏名又は名称】友方 英文
(72)【発明者】
【氏名】友方 英文
(57)【要約】
【課題】 中国語の特に声調を習得するためには、声調記号のような、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担が、中国語学習者にかかってしまう、というような問題を解決すること。
【解決手段】 中国語の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている声調記号を連想させるような部分またはそれに準ずる部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることにより、問題を解決する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中国語の第1声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第1声
第2声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第2声の声調記号
字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第3声の声調記号を連想させ
し、また、第4声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第4声
を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【請求項2】
請求項1の中国語教授法の実施における、中国語の各漢字において、必要に応じて、その各漢字の中の、各声調の各声調記号を連想させるような強調する部分そのものの長さや角度や形や曲がり具合等を、もとの漢字の構造を壊さない程度に調整して強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【請求項3】
請求項1の中国語教授法の実施における、中国語の各漢字において、必要に応じて、その各漢字の中の、各声調の各声調記号を連想させるような強調する部分に、点線等で作成したイメージ部分を加えて延長して、その長さや形等を、そのイメージ部分で調整して強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【請求項4】
請求項1の中国語教授法の実施における、中国語の各漢字において、必要に応じて、その漢字の中に新たに漢字の一部として点線等で作成した、イメージによる各声調の各声調記号を連想させるような強調する部分を加え、その部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【請求項5】
中国語の軽声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている部分の上に、点等で新たに作成した、イメージによる強調する部分を加え、その部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【請求項6】
請求項1の中国語教授法ならびに請求項2および請求項3および請求項4および請求項5のすべての中国語教授法を使用すること、または、請求項1の中国語教授法ならびに請求項2および請求項3および請求項4および請求項5の一部の中国語教授法を使用することを特徴とする教材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、中国語教授に関するものであり、中国語学習者に中国語の漢字の声調の声調記号を連想させることができる漢字を見せて学習させることにより、その中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることができるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
中国語には声調という声の調子があり、従来から、その声調を習得するには、中国語の発音記号であるピンインに付した声調記号を、ただそのまま覚えるという方法が一般的である。
【0003】
しかし、その中国語で使用する文字である漢字とは全く別の声調記号を覚えるということ自体が大変で、中国語学習者にとって、大きな負担となっている。
【0004】
各漢字の声調を効率よく学習するためのアイデアとしては、各漢字に声調ごとの特定の色を割り当てることにより、その漢字の色からその漢字の声調を連想させることができるというような特許文献1に開示されているものがある。
【0005】
この場合、色と声調の関係を覚えておけば、各漢字に声調ごとの特定の色が割り当てられているので、学習するには役に立つが、漢字の声調を習得するためには、割り当てられている各漢字の声調ごとの色を覚える必要があり、中国語の発音記号であるピンインに付した声調記号を、ただそのまま覚えるという一般的な方法の場合と同様に、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるということが、中国語学習者にとって、大きな負担となる。
【0006】
他には、各漢字の背景にその漢字の声調の声調記号を付し、漢字を見せると同時にその漢字の声調記号を見せることができるというような非特許文献1に開示されているものがある。
【0007】
この場合、漢字と声調記号を同時に見ることができるので、学習するには役に立つが、漢字の声調を習得するためには、背景にある声調記号を覚える必要があり、中国語の発音記号であるピンインに付した声調記号を、ただそのまま覚えるという一般的な方法の場合と同様に、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるということが、中国語学習者にとって、大きな負担となる。
【0008】
また、各漢字の声調の声調記号の線の向きに合わせて、指差しや移動や視線等のような方向性のあるデザインで、その漢字の意味を表現したイラストと、そのイラストの指差しや移動や視線等の方向に合わせた矢印を付すことにより、そのイラストとその矢印からその漢字の声調の声調記号を連想させることができるというような非特許文献2に開示されているものがある。
【0009】
この場合、イラストとその矢印からその漢字の声調の声調記号を連想することができるので、学習するには役に立つが、漢字の声調を習得するためには、各漢字のイラストとその矢印を覚える必要があり、中国語の発音記号であるピンインに付した声調記号を、ただそのまま覚えるという一般的な方法の場合と同様に、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるということが、中国語学習者にとって、大きな負担となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2008−170911号公報
【非特許文献】
【0011】
【非特許文献1】成美堂出版編集部編、「「大きな文字」でわかりやすい書き込み式中国語BOOK」成美堂出版、2006年発行、p.18〜20、p.24〜25、p.28〜29、p.32〜33、p.36〜37、p.40〜41、p.44〜45、p.48〜49、p.52〜53、p.56〜57、p.62〜63、p.66〜67、p.70〜71、p.74〜75、p.78〜79、p.82〜83、p.86〜87、p.90〜91、p.94〜95、p.98〜103
【0012】
【非特許文献2】栗原沢未/張絶共著、「見てびっくり!イラスト・CD−ROMで覚えちゃう中国語発音」国際語学社、2005年11月30日発行、p.1〜244
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
これらには、中国語の声調を習得するためには、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担が、中国語学習者にかかってしまうというような問題があり、本発明はこのような問題を解決することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
これらの問題を解決するための請求項1の発明は、中国語の第1声の漢字において、そ
使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法である。
【0015】
準ずる部分とは、例えば、各声調記号を連想させることができるものの、はっきりと連
が付いたり付きすぎていたり、形が変形していたり、直線であるべきところに曲がりが生じていたりしているような部分を指す。
【0016】
想させることができるのである。
【0017】
とができるのである。
【0018】
を中国語学習者に連想させることができるのである。
【0019】
の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第3声の声調記号を連想させるような部分を、より広げることができるようになるからである。
【0020】
者に連想させることができるのである。
【0021】
とすることにより、第4声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第4声の声調記号を連想させるような部分を、より広げることができるようになるからである。
【0022】
請求項2の発明は、請求項1の中国語教授法の実施における、中国語の各漢字において、必要に応じて、その各漢字の中の、各声調の各声調記号を連想させるような強調する部分そのものの長さや角度や形や曲がり具合等を、もとの漢字の構造を壊さない程度に調整して強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法である。
【0023】
この発明により、一般的な書体における各漢字の中の、各声調の各声調記号を連想させるための強調する部分の長さや角度や形や曲がり具合等を調整して強調することで、その各声調の各声調記号を中国語学習者により分かりやすくしっかりと連想させることができるのである。
【0024】
請求項3の発明は、請求項1の中国語教授法の実施における、中国語の各漢字において、必要に応じて、その各漢字の中の、各声調の各声調記号を連想させるような強調する部分に、点線等で作成したイメージ部分を加えて延長して、その長さや形等を、そのイメージ部分で調整して強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法である。
【0025】
この発明により、各漢字の中の、各声調の各声調記号を連想させるための強調する部分が短い場合や不十分な場合でも、イメージ部分を加えて延長することで、その各声調の各声調記号を中国語学習者により分かりやすくしっかりと連想させることができるのである。
【0026】
請求項4の発明は、請求項1の中国語教授法の実施における、中国語の各漢字において、必要に応じて、その漢字の中に新たに漢字の一部として点線等で作成した、イメージによる各声調の各声調記号を連想させるような強調する部分を加え、その部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法である。
【0027】
この発明により、各漢字の中の、各声調の各声調記号を連想させるための強調する部分がない場合でも、イメージ部分を加えることで、その各声調の各声調記号を中国語学習者にしっかりと連想させることができるのである。
【0028】
請求項5の発明は、中国語の軽声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている部分の上に、点等で新たに作成した、イメージによる強調する部分を加え、その部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法である。
【0029】
この発明により、軽声の漢字の強調された、点等で新たに作成し加えた、イメージによる強調する部分を、あえて中国語学習者に見せることで、軽声の漢字においては、軽く発音する調子のため、軽声の声調記号がないことを中国語学習者にしっかりと連想させることができるのである。
【0030】
請求項6の発明は、請求項1の中国語教授法ならびに請求項2および請求項3および請求項4および請求項5のすべての中国語教授法を使用すること、または、請求項1の中国語教授法ならびに請求項2および請求項3および請求項4および請求項5の一部の中国語教授法を使用することを特徴とする教材である。
【0031】
この発明により、中国語学習者に、中国語の漢字の声調の声調記号を連想させることができる漢字を見せて学習させることができる印刷物や電子機器や通信やソフトウエア等による教材を提供することで、その中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることができるのである。
【発明の効果】
【0032】
本発明により、中国語学習者に、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、漢字と一緒に漢字の一部の強調された部分、つまり、中に声調記号または軽声の意味を含ませた漢字を使うことによって、中国語の特に声調を効率よく学習させることができ、さらに、本発明で学習した中国語学習者に強調部分のない、つまり、元の漢字を見せても、自ら強調されていた部分を思い出し、声調記号を連想することができるようにさせることも期待できるのである。
【図面の簡単な説明】
【0033】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27】 本発明の実施形態の、軽声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている部分の上に、軽声の声調記号がないことを連想させるように、新たに加えてイメージの部分を強調した漢字の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。新たに加えたイメージの部分は、縁取りによって構成されている点の拡大図で示してある。
図28】 本発明の実施形態の、軽声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている部分の上に、軽声の声調記号がないことを連想させるように、新たに加えてイメージの部分を強調する漢字の、加えて強調する前の、つまり、図27の元の漢字の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。
【発明を実施するための形態】
【0034】
図1は、本発明の実施形態の、第1声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部とし
示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。強調した部分は斜線で示してある。強調する前の、つまり、元の漢字は、図2の示す通りである。
【0035】
図1に示すように、漢字の中に強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図2の漢字を見て、図1の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0036】
図3は、本発明の実施形態の、第2声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部とし
の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっ
である。強調した部分は斜線で示してある。強調する前の、つまり、元の漢字は、図4の示す通りである。
【0037】
図3に示すように、漢字の中に強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図4の漢字を見て、図3の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0038】
図5は、本発明の実施形態の、第3声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部とし
の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっ
部分は斜線で示してある。強調する前の、つまり、元の漢字は、図6の示す通りである。
【0039】
図5に示すように、漢字の中に強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図6の漢字を見て、図5の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0040】
図7は、本発明の実施形態の、第3声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部とし
した漢字の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。強調した部分は斜線で示してある。強調する前の、つまり、元の漢字は、図8の示す通りである。
【0041】
図7に示すように、漢字の中に強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図8の漢字を見て、図7の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0042】
図9は、本発明の実施形態の、第4声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部とし
の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっ
である。強調した部分は斜線で示してある。強調する前の、つまり、元の漢字は、図10の示す通りである。
【0043】
図9に示すように、漢字の中に強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図10の漢字を見て、図9の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0044】
図11は、本発明の実施形態の、第4声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部と
調した漢字の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。強調した部分は斜線で示してある。強調する前の、つまり、元の漢字は、図12の示す通りである。
【0045】
図11に示すように、漢字の中に強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図12の漢字を見て、図11の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0046】
図13は、本発明の実施形態の、第1声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部と
強調した漢字の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。「角度を調整して」とあるのは、やや右上がりになっている部分を水平にしたためである。強調した部分は斜線で示してある。調整して強調する前の、つまり、元の漢字は、図14の示す通りである。
【0047】
図13に示すように、角度の調整により、漢字の中にその強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図14の漢字を見て、図13の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0048】
図15は、本発明の実施形態の、第3声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部と
によって構成されている拡大図となっている。「形を調整して」とあるのは、左下の出っ張り部分を削除したためである。強調した部分は斜線で示してある。調整して強調する前の、つまり、元の漢字は、図16の示す通りである。
【0049】
図15に示すように、漢字の中に強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図16の漢字を見て、図15の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0050】
図17は、本発明の実施形態の、第4声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部と
部分を強調した漢字の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。「曲がり具合を調整して」とあるのは、曲がりが生じている部分を直線にしたためである。強調した部分は斜線で示してある。調整して強調する前の、つまり、元の漢字は、図18の示す通りである。
【0051】
図17に示すように、漢字の中に強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図18の漢字を見て、図17の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0052】
図19は、本発明の実施形態の、第1声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部と
整して新たに加えて、イメージ部分を強調した漢字の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。新たに加えたイメージの部分
のは、長さが短いためである。強調した部分は斜線で示してある。調整して加えて強調する前の、つまり、元の漢字は、図20の示す通りである。
【0053】
図19に示すように、漢字の中に新たに加えたイメージ部分を伴った強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図20の漢字を見て、図19の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0054】
図21は、本発明の実施形態の、第3声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部と
して新たに加えて、イメージ部分を強調した漢字の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。新たに加えたイメージの部分は、縁取りによって構成されている点線の拡大図で示してある。強調した部分は斜線で示してある。調整して加えて強調する前の、つまり、元の漢字は、図22の示す通りである。
【0055】
図21に示すように、漢字の中に新たに加えたイメージ部分を伴った強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図22の漢字を見て、図21の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0056】
図23は、本発明の実施形態の、第2声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部と
例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。新たに加えたイメージの部分は、縁取りによって構成されている点線の拡大図で示してある。強調した部分は斜線で示してある。加えて強調する前の、つまり、元の漢字は、図24の示す通りである。
【0057】
図23に示すように、漢字の中に新たに加えたイメージ部分の強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図24の漢字を見て、図23の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0058】
図25は、本発明の実施形態の、第3声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部と
漢字の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。新たに加えたイメージの部分は、縁取りによって構成されている点線の拡大
部分は斜線で示してある。加えて強調する前の、つまり、元の漢字は、図26の示す通りである。
【0059】
図25に示すように、漢字の中に新たに加えたイメージ部分の強調による声調記号を連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図26の漢字を見て、図25の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号を自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0060】
図27は、本発明の実施形態の、軽声の漢字において、あえて、その漢字の中で漢字の一部として使われている部分の上に、軽声の漢字であるがゆえに声調記号がないことを連想させるように、新たに加えてイメージの部分を強調した漢字の例を示す図であり、書体はゴシック体で、縁取りによって構成されている拡大図となっている。新たに加えたイメージの部分は、縁取りによって構成されている点の拡大図で示してある。強調した部分は斜線で示してある。加えて強調する前の、つまり、元の漢字は、図28の示す通りである。
【0061】
図27に示すように、あえて、漢字の中に新たに加えたイメージ部分の強調による軽声の漢字であるがゆえに声調記号がないことを連想させるような部分が含ませてあるので、中国語学習者は、その強調による部分を意識しながら漢字を覚えたり、図28の漢字を見て、図27の強調による部分を思い起こしたりすることができるように学習するなどして、漢字の中で声調記号がないことを自然と覚えることができ、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、中国語の特に声調を効率よく学習することができるのである。
【0062】
以上の図に示すように、声調記号または声調記号がないことを連想させるような部分を強調しているので、漢字の中にそれらの強調による声調記号または声調記号がないことが自然と含まれていることになり、中国語学習者に、中国語で使用する文字である漢字とは全く別のものを覚えるという大きな負担もなく、漢字と一緒に声調記号または声調記号がないことを自然と覚えさせることができ、中国語の特に声調を効率よく学習させることができるのである。
【実施例1】
【0063】
漢字は、必ずしも縁取りによって構成されているものである必要はなく、通常の印刷物その他に見られるような着色されているものでもよい。
【実施例2】
【0064】
強調する部分は、必ずしも斜線である必要はなく、目立つ色で着色されていたり、目立つ色やデザインによる模様等でもよい。
【実施例3】
【0065】
新たに加えたイメージ部分も、イメージ的な漢字の新たな一部となり、その結果、全体としてイメージ的な新しい漢字となるよう、そのイメージ部分は、それを加える前の、つまり、元の漢字の一部につながっているようにするのが望ましい。
【実施例4】
【0066】
新たに加えたイメージ部分が、元の漢字の一部に自然な形でつながっているようにするために、そのイメージ部分の始点および終点および折れ曲がっている箇所が、元の漢字のいずれかの筆順の始点または終点または折れ曲がっている箇所なるようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0067】
近年、中国は経済的に発展しており、観光地としても人気があり、ビジネスやプライベートで中国語学習の人気も今後ますます高まると考えられるので、本発明は、十分な利用が見込まれる。
【0068】
また、印刷物や電子機器や通信やソフトウエア等により、工業的に量産することも可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
【符号の説明】
【0069】
1 強調した部分を含む漢字の拡大図
2 強調した部分
3 強調する前の漢字の拡大図
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
【手続補正書】
【提出日】2019年9月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項4】
請求項1の中国語教授法の実施における、中国語の各漢字において、必要に応じて、その漢字の中に新たに漢字の一部として点線等で作成した、イメージによる各声調の各声調記号を連想させるような強調する部分を加え、
加える時に、新たに加えたイメージ部分も、イメージ的な漢字の新たな一部となり、その結果、全体としてイメージ的な新しい漢字となるよう、そのイメージ部分は、それを加える前の、つまり、元の漢字の一部につながっているように、
ならびに/または、
新たに加えたイメージ部分が、元の漢字の一部に自然な形でつながっているようにするために、そのイメージ部分の始点および/もしくは終点および/もしくは折れ曲がっている箇所等が、元の漢字のいずれかの筆順の始点および/もしくは終点および/もしくは折れ曲がっている箇所等になるようにする等し、そして、
その部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項5】
中国語の軽声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている部分の上に、点等で新たに作成した、イメージによる強調する部分を加え、
加える時に、新たに加えたイメージ部分も、イメージ的な漢字の新たな一部となり、その結果、全体としてイメージ的な新しい漢字となるよう、そのイメージ部分は、それを加える前の、つまり、元の漢字の一部につながっているように、
ならびに/または、
新たに加えたイメージ部分が、元の漢字の一部に自然な形でつながっているようにするために、そのイメージ部分の始点および/もしくは終点および/もしくは折れ曲がっている箇所等が、元の漢字のいずれかの筆順の始点および/もしくは終点および/もしくは折れ曲がっている箇所等になるようにする等し、そして、
その部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0066】
新たに加えたイメージ部分が、元の漢字の一部に自然な形でつながっているようにするために、そのイメージ部分の始点ならびに/または終点ならびに/または折れ曲がっている箇所が、元の漢字のいずれかの筆順の始点ならびに/または終点ならびに/または折れ曲がっている箇所等になるようにする等してもよい。
【手続補正書】
【提出日】2019年12月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中国語の第1声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第1声
第2声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第2声の声調記号を連想させるような「/」の部分または「/」に準ずる部分を強調し、また、第3声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第3声の声調記号を連想させ
し、また、第4声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第4声の声調記号を連想させるような「\」の部分または「|」等も含めた「\」に準ずる部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法
の実施における、中国語の各漢字において、必要に応じて、その各漢字の中の、各声調の各声調記号を連想させるような強調する部分そのものの長さや角度や形や曲がり具合等を、もとの漢字の構造を壊さない程度に調整して強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【請求項2】
中国語の第1声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第1声
第2声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第2声の声調記号を連想させるような「/」の部分または「/」に準ずる部分を強調し、また、第3声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第3声の声調記号を連想させ
し、また、第4声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第4声の声調記号を連想させるような「\」の部分または「|」等も含めた「\」に準ずる部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法
の実施における、中国語の各漢字において、必要に応じて、その各漢字の中の、各声調の各声調記号を連想させるような強調する部分に、点線等で作成したイメージ部分を加えて延長して、その長さや形等を、そのイメージ部分で調整して強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【請求項3】
中国語の第1声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第1声
第2声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第2声の声調記号を連想させるような「/」の部分または「/」に準ずる部分を強調し、また、第3声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第3声の声調記号を連想させ
し、また、第4声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている第4声の声調記号を連想させるような「\」の部分または「|」等も含めた「\」に準ずる部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法
の実施における、中国語の各漢字において、必要に応じて、その漢字の中に新たに漢字の一部として点線等で作成した、イメージによる各声調の各声調記号を連想させるような強調する部分を加え、
加える時に、新たに加えたイメージ部分も、イメージ的な漢字の新たな一部となり、その結果、全体としてイメージ的な新しい漢字となるよう、そのイメージ部分は、それを加える前の、つまり、元の漢字の一部につながっているように、
ならびに/または、
新たに加えたイメージ部分が、元の漢字の一部に自然な形でつながっているようにするために、そのイメージ部分の始点および/もしくは終点および/もしくは折れ曲がっている箇所等が、元の漢字のいずれかの筆順の始点および/もしくは終点および/もしくは折れ曲がっている箇所等になるようにする等し、そして、
その部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【請求項4】
中国語の軽声の漢字において、その漢字の中で漢字の一部として使われている部分の上に、点等で新たに作成した、イメージによる強調する部分を加え、その部分を強調し、その部分的に強調した漢字を使って、中国語学習者に中国語の特に声調を効率よく学習させることを特徴とする中国語教授法。
【請求項5】
求項1ならびに請求項2ならびに請求項3ならびに請求項のすべての中国語教授法を使用すること、または、請求項1ならびに請求項2ならびに請求項3ならびに請求項の一部の中国語教授法を使用することを特徴とする教材。