特開2020-128282(P2020-128282A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2020-128282複数テープを取付けできるテープカッター台
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-128282(P2020-128282A)
(43)【公開日】2020年8月27日
(54)【発明の名称】複数テープを取付けできるテープカッター台
(51)【国際特許分類】
   B65H 35/07 20060101AFI20200731BHJP
【FI】
   B65H35/07 L
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2019-21390(P2019-21390)
(22)【出願日】2019年2月8日
(11)【特許番号】特許第6724184号(P6724184)
(45)【特許公報発行日】2020年7月15日
(71)【出願人】
【識別番号】718006556
【氏名又は名称】松田 有希子
(72)【発明者】
【氏名】松田有希子
【テーマコード(参考)】
3F062
【Fターム(参考)】
3F062BA06
3F062BB03
3F062BC02
3F062BC09
3F062BF01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】小型・大型双方のテープが使用でき、簡単にテープの取り替え、利用を可能としたテープカッター台を提供する。
【解決手段】複数のテープを軸に嵌合した状態で載置して、カッター刃13にて繰出し切断すべくしたテープカッター台1であり、テープカッター台の後部には箱形の収納庫9である空間を形成するとともに大型および小型のテープ載置部を構成してテープを軸に取付けた状態で予備テープ12Aを収納固定できるようにした収納庫があるので、複数本の小型テープ2と大型テープを軸ズレ止めキャップ4のついたまま軸ごと取替えるだけで、同じテープカッター台を用いることができる。同時に幅の違う複数本のテープ類のカッター機能をも持ち合わせ、利便性、収容力も高い。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の小型および大型テープをテープ軸に嵌めた状態で取付けて引出し可能とし、カッター刃にて繰出し切断すべくしたテープカッター台において、該テープカッター台の後部には箱形の収納庫を設け、該収納庫内に小型および大型テープ取付け部を設けて、該テープ取付け部に複数テープを軸に嵌めた状態で予備テープとして収納固定できるようにしたことを特徴とする複数テープを取付けできるテープカッター台。
【請求項2】
収納庫には、小型テープ軸取付け用の縦くぼみと大型テープ取付け用の横くぼみを設けて予備テープ置き場としたことを特徴とする請求項1記載の複数テープを取付けできるテープカッター台。
【請求項3】
箱形の収納庫はテープカッター台に磁石にて固定設置できるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の複数テープを取付けできるテープカッター台。
【請求項4】
テープ軸の中間部には係止部を設け折り曲げ可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の複数テープを取付けできるテープカッター台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数個の内径26mmテープ(以下、小型テープと呼ぶ)と内径76mmテープ(以下、大型テープと呼ぶ)を同一のテープカッター台に収納し、必要に応じて取り付けて片手で簡単に使用できるテープカッター台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的なテープ用カッターは、一本のテープを切断して使用するタイプである。テープカッター台の幅を広げて2本以上の複数本のテープを収容するようにしたテープ台も特許文献1および特許文献2等に見受けられる。複数のテープを一つのテープ台に設置して必要に応じて使い分ける技術(特許文献1)や既存のテープ台二つを一体に取付けた(特許文献2)等が存在する。
近年、テープは多種に亘っており、一般に広く使用されているセロハンテープやより透明度を増し、黄ばみにくいスコッチ超透明テープやカラフルな絵柄を持ったマスキングテープ、その他、メッセージやプリント入りのセロハンテープ、仮留め等にはってはがせるテープなど多機能になり、種類も豊富であるため、保管を考えなければならなくなっている。より、複数本を保管できる機能を求めるものとする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−7211号公報
【特許文献2】特開2001−310861号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1および特許文献2に見受けられるように複数本のテープが同時に使用できるテープカッター台が存在するが、複数の使用済みテープを取替える為には時間もかかり面倒であり、また、多種にわたるテープは点在し、保管場所に悩む。けれども、今でも一本のテープを使用するタイプが主流であることから、本考案はこれらの問題点に鑑み、テープ台に予備テープが収納できる収納庫を設け、保管機能を高め、何時でも何処でも簡単にテープの取り換え、利用を可能としたテープ台である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
複数の小型および大型テープをテープ軸に嵌めた状態で取付けて引出し可能とし、カッター刃にて繰出し切断すべくしたテープカッター台において、該テープカッター台の後部には箱形の収納庫を磁石等にて取付け設置できるよう設け、該収納庫内に小型テープ軸取付部の縦くぼみおよび大型テープ軸取付部の横くぼみを設けて、該複数テープを軸に取付けた状態で予備テープ置き場として収納固定できるようにしたことを特徴とする複数テープを取付けできるテープカッター台。
【発明の効果】
【0006】
複数本のテープを一同に収容、片手でカッター機能を利用することができ、収納庫を設置することで、小型テープと大型テープの双方を同じ土台で利用することができるものである。小型テープと大型テープの双方を利用する際、どちらも軸ズレ止めキャップのついたまま軸ごと交換可能とし、同じテープカッター台を用いることができる。市販の様々な柄のマスキングテープやセロハンテープを複数本収納できる上に、小型テープと大型テープの双方の利用が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】複数テープを取付けできるカッター台の全体斜視図。
図2】小型テープを収納庫に収めた状態を示す平面図。
図3】大型テープを収納庫に収めた状態を示す平面図。
図4】カッター台と収納庫が磁石で接着されている後部平面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は、市販の様々な柄のマスキングテープやセロハンテープを複数本収納できる上に、小型テープと大型テープの双方を同じ土台で利用可能としたテープカッター台であり、テープカッター台の後部に磁石で収納庫を設置することで、複数本の予備テープの収容機能を設けたものである。
【実施例】
【0009】
図1に示すのは複数テープを取り付けできるテープカッター台(1)であり、既存のテープカッター台の幅を広げ、応用したものである。小型テープ(2)はテープ軸(3)に直接テープを設置し、大型テープ(5)においては便宜上、大型テープ芯(6)を用い、大型テープ芯(6)に大型テープ(5)を装着して、利用する。それぞれテープ軸(3)と小型テープ(2)、大型テープ芯(6)との間に少し空間を持たせることで、テープの取り換えを容易にする。
【0010】
図1の大まかな大きさは、テープカッター台(1)に幅14mmの大型テープ(5)が5本程度固定できる大きさに、図2図3で示す一緒に設置している収納庫(9)に幅14mm程度の小型の予備テープ(12A)が縦に5本程度入り、大型の予備テープ(12B)が横にして3本程度収容できる長方形の収納庫(9)を磁石(15)で設置し、できるだけ小型化を図り、主として、その程度の幅に合わせた大きさのテープカッター台(1)とする。また、片手でカッター機能が使用可能になるように、ある程度の重みのあるテープカッター台(1)とする。
図1に示すカッター台くぼみ(7)は、軸ズレ止めキャップ(4)を設置し、テープカッター台(1)においては、少し曲がったカッター台くぼみ(7)の形態にすることで、テープカッターを利用する際に、容易に外れないようにする既存のテープカッター台の工夫点を模倣する。
【0011】
図1図2に示すのは、小型テープ(2)の設置形態で、一本のテープ軸(3)に対して、5本程度までの複数本が一同に収納され、それぞれで回転して取り出しできるようにしたものである。
小型テープ(2)でいえば、図1に示すように1本のテープ軸(3)に2本以上の複数本の小型テープ(2)を設置し、テープ軸(3)を通して、それぞれのテープが回るようにする。また、幅14mm程度のテープを5本まで設置できるが、テープの幅によっては、太いものがあれば、5本までの複数本の設置が、3本程度にもなる点は見込まれる。テープの幅が違っても、カッター刃(13)の幅も広いので、カッター機能には問題はない。これは大型テープ(5)においても同様であるが、大型テープは、便宜上、大型テープ芯(6)を用いる。
【0012】
また、テープの取り換えに関しては、図2により、小型テープ(2)に関しては、軸ズレ止めキャップ(4)を付けたままで、容易に取り換え可能な作りであり、図3により、大型テープ(5)に関しても同様で、軸ズレ止めキャップ(4)を付けたままで、大型テープ芯(6)ごと取り換えればよいだけである。軸ズレ止めキャップ(4)は収納の際に縦くぼみ(10)、横くぼみ(11)から抜け落ちないように工夫したものである。
【0013】
大型テープ(5)においては、便宜上、大型テープ芯(6)を用いる。また、図2図3の示すように、収納庫(9)を設置することで、小型テープ(2)を利用しているときは、大型テープ(5)は予備テープ(12B)として、収納庫(9)に入り、大型テープ(5)を利用しているときは、小型テープ(2)が予備テープ(12A)として収納庫(9)に入ることになる。より一台のテープカッター台(1)により、小型と大型の双方のテープが一同に利用可能となり、かつ複数のテープを収容できる。
また、上記のように小型と大型の双方のテープの利用も可能だが、図1の示すように、小型テープ(2)だけ、大型テープ(5)だけの利用も可能である。テープカッター台(1)に複数、収納庫(9)にも複数設置でき、小型テープ(2)であれば、幅14mmのものであれば、最大で10本までの収容が可能となり、大型テープ(5)であれば、最大で6本まで収容可能となる。
【0014】
図1は、カッター刃(13)として、幅の広いものを利用することにより、様々な幅を持ったテープ類のカッター機能を持つものとする。利用するテープの幅は細くても、広くてもカッター刃の幅が広いので、設置上、利用上の問題はなく、ただ、複数本の複数が少ない本数になるだけである。
【0015】
図2は、小型テープ(2)とテープ軸(3)を収納庫(9)に収めた状態を示す平面図であり、小型テープ(2)とテープ軸(3)の間に空間を持つことで、テープの取り外し、付け替えを容易にできるようにする。これは大型テープ芯(6)とテープ軸(3)の関係と同様とする。
【0016】
図3は大型テープ(5)を収納庫に収めた状態を示す平面図である。できるだけテープカッター台(1)の小型化を図り、大型テープ(5)は収納庫(9)に横に置き、小型テープ(2)の収納は図2のように縦に置き、縦置きと横置きで変えるだけで双方が同じ収納庫(9)を用いることができる。図1の示すように、小型テープ(2)のみで使用すれば、10本までの複数収容も可能となり、小型テープ(2)と大型テープ(5)双方で活用でき、それをどちらかのみにすることも可能であることは、目新しいかと思われる。
【0017】
まず、収納庫(9)の縦横真ん中にくぼみを作り、その縦くぼみ(10)と横くぼみ(11)に軸ズレ止めキャップ(4)ごとテープ軸(3)を置くことで、収納しやすく、取り出しやすくする。小型テープ(2)は軸ズレ止めキャップ(4)付きでテープ軸(3)ごと、大型テープ(5)は大型テープ芯(6)に固定された状態で軸ズレ止めキャップ(4)付きのテープ軸(3)ごと収まることは、双方の利用において、取り外し、取り付けが容易にできるので、相互利用につながるし、もちろんすべて小型テープ(2)だけ、もしくは大型テープ(5)だけの利用も可能なので、ニーズや用途によって、自由に設定できる。
そして、収納庫(9)においては、幅14mmの小型テープを5本程度の縦型収容に大きさを合わせているため、横置きの大型テープの場合、3本程度の収容に留める。小型化を目指すため、テープ軸(3)が邪魔にならないように、下向きに折り曲げることができる係止部(8)を加えたテープ軸(3)を用い、工夫点を設ける。
【0018】
また、テープカッター台(1)に沿わして軸ズレ止めキャップ(4)を設置することで、テープ軸(3)にテープを固定し、軸ズレ止めキャップ(4)のついたまま収納庫(9)へ移動できるようにすることで小型テープ(2)と大型テープ(5)の双方の移動を容易にする。さらに、軸ズレ止めキャップ(4)を利用することで、縦くぼみ(10)、横くぼみ(11)から抜け落ちることを防いでいる。
【0019】
テープカッター台(1)に設置している収納庫(9)はカッター台と一体に構成しても別体にして磁石(15)等で設置できるようにしてもよく、本体に重みを加えることにより、片手でカッター機能を使えるようにする。
カッター刃(13)をよく切れるような金属製にするが、図1のように危険防止のためカッター刃(13)を出し入れすることができるカッター刃の出入つまみ(14)を設ける。
【符号の説明】
【0020】
1 テープカッター台
2 小型テープ
3 テープ軸
4 軸ズレ止めキャップ
5 大型テープ
6 大型テープ芯
7 カッター台くぼみ
8 係止部
9 収納庫
10 縦くぼみ(小型テープ取付け部)
11 横くぼみ(大型テープ取付け部)
12 予備テープ
12A小型予備テープ
12B大型予備テープ
13 カッター刃
14 カッター刃の出入つまみ
15 磁石
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2019年12月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の小型テープあるいは大型テープをテープ軸に嵌めた状態で取付けて引出し可能とし、カッター刃にて繰出し切断すべくしたテープカッター台において、該テープカッター台の後部に箱形長方形の収納庫を取付け、該収納庫の縦横真ん中にテープ軸取付け用のくぼみを作り、小型テープ軸の収納用取付け部および大型テープ軸の収納用取付け部として、テープ軸に複数テープを嵌めた状態で予備テープとして収納固定できるようにしたことを特徴とする複数テープを取付けできるテープカッター台。
【請求項2】
箱形長方形の収納庫はテープカッター台に磁石にて固定設置できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の複数テープを取付けできるテープカッター台。