特開2020-138716(P2020-138716A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2020138716-隠蔽可能な車両用の収納袋 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-138716(P2020-138716A)
(43)【公開日】2020年9月3日
(54)【発明の名称】隠蔽可能な車両用の収納袋
(51)【国際特許分類】
   B60R 7/04 20060101AFI20200807BHJP
   B60N 3/08 20060101ALI20200807BHJP
   B60N 2/90 20180101ALI20200807BHJP
【FI】
   B60R7/04 S
   B60N3/08
   B60N2/90
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2019-45274(P2019-45274)
(22)【出願日】2019年3月12日
(11)【特許番号】特許第6565055号(P6565055)
(45)【特許公報発行日】2019年8月28日
(31)【優先権主張番号】201910152374.8
(32)【優先日】2019年2月28日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519249413
【氏名又は名称】青島欧科玩具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】童良英
【テーマコード(参考)】
3B087
3B088
3D022
【Fターム(参考)】
3B087DE10
3B088KA02
3B088KB02
3D022CA01
3D022CB01
3D022CC22
3D022CD02
(57)【要約】
【課題】本発明は隠蔽可能な車両用の収納袋を開示した。
【解決手段】自動車シートと前記自動車シートの中に位置する移動チャンバを含み、前記移動チャンバの上側には下方に開口した伸縮チャンバが設置され、前記伸縮チャンバの上端壁には伸縮ばねが設置され、前記伸縮ばねの下端には密封ブロックが設置され、前記密封ブロックの中には伸縮溝が設置され、前記伸縮溝の前後端壁にはばね溝が設置される;本発明が作動中に、スイッチを簡単に押すことにより、収納袋の出現と隠しが実現され、また、出現するとき袋口が自動的に開き、隠すとき袋口を自動的に密封し、これにより自動車でゴミを捨てることに便利であり、車内のスペースを節約する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車シートと前記自動車シートの中に位置する移動チャンバを含み、前記移動チャンバの上側には下方に開口した伸縮チャンバが設置され、前記伸縮チャンバの上端壁には伸縮ばねが設置され、前記伸縮ばねの下端には密封ブロックが設置され、前記密封ブロックの中には伸縮溝が設置され、前記伸縮溝の前後端壁にはばね溝が設置され、前記伸縮溝の中には前後端がそれぞれ前後側の前記ばね溝の中に位置するばね板が設置され、前記ばね溝の下端壁には圧縮ばねが設置され、前記伸縮溝の下端壁には上端が前記ばね板と接続される折りたたみ板が設置され、前記密封ブロックの上端にはロープが設置され、前記移動チャンバの右端壁の中には移動機構が設置され、前記移動機構は平行移動チャンバと前記平行移動チャンバの中に位置する平行移動ブロックを含み、前記移動チャンバの中には移動ブロックが設置され、前記移動ブロックと前記平行移動ブロックとの中にはいずれも回転溝が設置され、前記回転溝の上下端壁の間には二本の回転軸が回転できるように接続され、右側の前記回転軸には左端が移動チャンバの中に位置する回転バーが設置され、前記回転バーの左端には旋転溝が設置され、前記旋転溝の上下端壁には旋転軸が回転できるように接続され、また前記旋転軸と前記旋転溝との間には第二トーションばねが設置され、前記移動チャンバの中には二本の旋転バーが設置され、前記旋転バーの両端にはいずれも旋転ブロックが設置され、両側の前記旋転ブロックがそれぞれ左側の前記回転軸と右側の前記旋転軸と接続され、前記回転軸と前記回転溝との間には第一トーションばねが設置され、前記伸縮チャンバの右側端壁の中には伝動機構が設置され、前記伝動機構は伝動チャンバと前記伝動チャンバの右側端壁の中に位置する従動チャンバを含み、前記伝動チャンバの中には伝動ブロックが設置され、前記従動チャンバの中には従動ブロックが設置され、前記伝動チャンバの前後端壁の間には伝動軸が設置され、前記伝動軸には伝動歯車が設置され、前記ロープの上端が前記伝動チャンバの端壁を貫通し、かつ前記伝動軸と接続され、前記従動チャンバの上端壁には下方に開口したばねチャンバが設置され、前記ばねチャンバの右端壁には移動ばねが設置され、前記移動ばねの左端には下端が従動ブロックと接続される滑りブロックが設置され、その作用は、押圧により前記移動機構に置かれる収納袋を左右に移動させ、また開けたり収縮したりすることであることを特徴とする隠蔽可能な車両用の収納袋。
【請求項2】
前記移動機構はまた前記平行移動チャンバの上端壁の中に位置する平行移動溝を含み、前記平行移動ブロックの中には上方に開口したスライド溝が設置され、前記スライド溝の中には上端が前記平行移動チャンバの中に位置するスライドブロックが設置され、前記スライドブロックの上端には左端が前記移動ブロックと接続されるチェーンが設置され、前記平行移動ブロックの右端には上端が前記平行移動溝の中に位置するスライド板が設置され、前記スライド板の上端両側にはいずれも平行移動板が設置され、二つの前記平行移動板の間には前記スライド板を貫通する平行移動ばねが設置され、前記平行移動溝の上端壁には電磁ブロックが設置され、その作用は、前記平行移動ブロックを運動させることであることを特徴とする請求項1に記載の隠蔽可能な車両用の収納袋。
【請求項3】
前記伝動機構はまた前記伝動ブロックの中に位置する左方に開口した収納溝を含み、前記収納溝の中には左端が前記伸縮チャンバを貫通し、かつ外界空間の中に位置する押出バーが設置され、前記従動ブロックの中には従動溝が設置され、前記従動溝の右端壁には従動ばねが設置され、前記従動ばねの左端には左端が前記収納溝の中に位置する電磁バーが設置され、前記従動チャンバの前後端壁にはいずれも昇降溝が設置され、前記昇降溝の中の下端壁には昇降ばねが設置され、前記昇降ばねの上端には昇降ブロックが設置され、前記従動チャンバの中には前後両端がそれぞれ前後両側の前記昇降ブロックと回転できるように接続される昇降軸が設置され、前記昇降軸には上端が電磁バーと噛合接続される昇降歯車が設置され、前記昇降軸にはまた右端が左側の前記平行移動板と接続される細引きが設置され、その作用は前記平行移動ブロックを連動し左右に運動させることであることを特徴とする請求項1に記載の隠蔽可能な車両用の収納袋。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車用品分野を取り上げて、具体的には隠蔽可能な車両用の収納袋である。
【背景技術】
【0002】
現在、自動車内部のスペースが自動車の大きさにより制限されるので、一般的に足りなく、車内でゴミを回収する必要があるとき、ゴミ袋が必要となるが、ある程度のスペースを占め、ゴミ袋が車内に置かれるとき、倒れてしまって、車内の環境が汚くなることに気をつけなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105730922号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は隠蔽可能な車両用の収納袋を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明は以下の技術プランを採用する:隠蔽可能な車両用の収納袋は、自動車シートと前記自動車シートの中に位置する移動チャンバを含み、前記移動チャンバの上側には下方に開口した伸縮チャンバが設置され、前記伸縮チャンバの上端壁には伸縮ばねが設置され、前記伸縮ばねの下端には密封ブロックが設置され、前記密封ブロックの中には伸縮溝が設置され、前記伸縮溝の前後端壁にはばね溝が設置され、前記伸縮溝の中には前後端がそれぞれ前後側の前記ばね溝の中に位置するばね板が設置され、前記ばね溝の下端壁には圧縮ばねが設置され、前記伸縮溝の下端壁には上端が前記ばね板と接続される折りたたみ板が設置され、前記密封ブロックの上端にはロープが設置され、前記移動チャンバの右端壁の中には移動機構が設置され、前記移動機構は平行移動チャンバと前記平行移動チャンバの中に位置する平行移動ブロックを含み、前記移動チャンバの中には移動ブロックが設置され、前記移動ブロックと前記平行移動ブロックとの中にはいずれも回転溝が設置され、前記回転溝の上下端壁の間には二本の回転軸が回転できるように接続され、右側の前記回転軸には左端が移動チャンバの中に位置する回転バーが設置され、前記回転バーの左端には旋転溝が設置され、前記旋転溝の上下端壁には旋転軸が回転できるように接続され、また前記旋転軸と前記旋転溝との間には第二トーションばねが設置され、前記移動チャンバの中には二本の旋転バーが設置され、前記旋転バーの両端にはいずれも旋転ブロックが設置され、両側の前記旋転ブロックがそれぞれ左側の前記回転軸と右側の前記旋転軸と接続され、前記回転軸と前記回転溝との間には第一トーションばねが設置され、前記伸縮チャンバの右側端壁の中には伝動機構が設置され、前記伝動機構は伝動チャンバと前記伝動チャンバの右側端壁の中に位置する従動チャンバを含み、前記伝動チャンバの中には伝動ブロックが設置され、前記従動チャンバの中には従動ブロックが設置され、前記伝動チャンバの前後端壁の間には伝動軸が設置され、前記伝動軸には伝動歯車が設置され、前記ロープの上端が前記伝動チャンバの端壁を貫通し、かつ前記伝動軸と接続され、前記従動チャンバの上端壁には下方に開口したばねチャンバが設置され、前記ばねチャンバの右端壁には移動ばねが設置され、前記移動ばねの左端には下端が従動ブロックと接続される滑りブロックが設置され、その作用は、押圧により前記移動機構に置かれる収納袋を左右に移動させ、また開けたり収縮したりすることである。
【0006】
優選的には、前記移動機構はまた前記平行移動チャンバの上端壁の中に位置する平行移動溝を含み、前記平行移動ブロックの中には上方に開口したスライド溝が設置され、前記スライド溝の中には上端が前記平行移動チャンバの中に位置するスライドブロックが設置され、前記スライドブロックの上端には左端が前記移動ブロックと接続されるチェーンが設置され、前記平行移動ブロックの右端には上端が前記平行移動溝の中に位置するスライド板が設置され、前記スライド板の上端両側にはいずれも平行移動板が設置され、二つの前記平行移動板の間には前記スライド板を貫通する平行移動ばねが設置され、前記平行移動溝の上端壁には電磁ブロックが設置され、その作用は、前記平行移動ブロックを運動させることである。
【0007】
優選的には、前記伝動機構はまた前記伝動ブロックの中に位置する左方に開口した収納溝を含み、前記収納溝の中には左端が前記伸縮チャンバを貫通し、かつ外界空間の中に位置する押出バーが設置され、前記従動ブロックの中には従動溝が設置され、前記従動溝の右端壁には従動ばねが設置され、前記従動ばねの左端には左端が前記収納溝の中に位置する電磁バーが設置され、前記従動チャンバの前後端壁にはいずれも昇降溝が設置され、前記昇降溝の中の下端壁には昇降ばねが設置され、前記昇降ばねの上端には昇降ブロックが設置され、前記従動チャンバの中には前後両端がそれぞれ前後両側の前記昇降ブロックと回転できるように接続される昇降軸が設置され、前記昇降軸には上端が電磁バーと噛合接続される昇降歯車が設置され、前記昇降軸にはまた右端が左側の前記平行移動板と接続される細引きが設置され、その作用は前記平行移動ブロックを連動し左右に運動させることである。
【発明の効果】
【0008】
以上により、本発明の有益的な効果は:本装置は構造が簡単で、操作が便利であり、スイッチを簡単に押すことにより、収納袋の出現と隠しが実現され、また、出現するとき袋口が自動的に開き、隠すとき袋口を自動的に密封し、これにより自動車でゴミを捨てることに便利であり、車内のスペースを節約する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる;下記に図1-3をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0010】
図1図1は本発明の隠蔽可能な車両用の収納袋の全体全断面の正面構造略図である;
図2図2は本発明の隠蔽可能な車両用の収納袋の移動機構の局部断面の上面拡大構造略図である;
図3図3は本発明の隠蔽可能な車両用の収納袋の伝動機構の局部断面の左面拡大構造略図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0012】
図1-3に示すように、本発明の隠蔽可能な車両用の収納袋は、自動車シート1と前記自動車シート1の中に位置する移動チャンバ17を含み、前記移動チャンバ17の上側には下方に開口した伸縮チャンバ7が設置され、前記伸縮チャンバ7の上端壁には伸縮ばね6が設置され、前記伸縮ばね6の下端には密封ブロック15が設置され、前記密封ブロック15の中には伸縮溝10が設置され、前記伸縮溝10の前後端壁にはばね溝12が設置され、前記伸縮溝10の中には前後端がそれぞれ前後側の前記ばね溝12の中に位置するばね板11が設置され、前記ばね溝12の下端壁には圧縮ばね13が設置され、前記伸縮溝10の下端壁には上端が前記ばね板11と接続される折りたたみ板14が設置され、前記密封ブロック15の上端にはロープ3が設置され、前記移動チャンバ17の右端壁の中には移動機構49が設置され、前記移動機構49は平行移動チャンバ28と前記平行移動チャンバ28の中に位置する平行移動ブロック30を含み、前記移動チャンバ17の中には移動ブロック16が設置され、前記移動ブロック16と前記平行移動ブロック30との中にはいずれも回転溝26が設置され、前記回転溝26の上下端壁の間には二本の回転軸24が回転できるように接続され、右側の前記回転軸24には左端が移動チャンバ17の中に位置する回転バー23が設置され、前記回転バー23の左端には旋転溝22が設置され、前記旋転溝22の上下端壁には旋転軸21が回転できるように接続され、また前記旋転軸21と前記旋転溝22との間には第二トーションばね20が設置され、前記移動チャンバ17の中には二本の旋転バー18が設置され、前記旋転バー18の両端にはいずれも旋転ブロック19が設置され、両側の前記旋転ブロック19がそれぞれ左側の前記回転軸24と右側の前記旋転軸21と接続され、前記回転軸24と前記回転溝26との間には第一トーションばね25が設置され、前記伸縮チャンバ7の右側端壁の中には伝動機構50が設置され、前記伝動機構50は伝動チャンバ4と前記伝動チャンバ4の右側端壁の中に位置する従動チャンバ38を含み、前記伝動チャンバ4の中には伝動ブロック5が設置され、前記従動チャンバ38の中には従動ブロック39が設置され、前記伝動チャンバ4の前後端壁の間には伝動軸48が設置され、前記伝動軸48には伝動歯車2が設置され、前記ロープ3の上端が前記伝動チャンバ4の端壁を貫通し、かつ前記伝動軸48と接続され、前記従動チャンバ38の上端壁には下方に開口したばねチャンバ41が設置され、前記ばねチャンバ41の右端壁には移動ばね40が設置され、前記移動ばね40の左端には下端が従動ブロック39と接続される滑りブロック43が設置され、その作用は、押圧により前記移動機構49に置かれる収納袋を左右に移動させ、また開けたり収縮したりすることである。
【0013】
有益的には、前記移動機構49はまた前記平行移動チャンバ28の上端壁の中に位置する平行移動溝32を含み、前記平行移動ブロック30の中には上方に開口したスライド溝29が設置され、前記スライド溝29の中には上端が前記平行移動チャンバ28の中に位置するスライドブロック36が設置され、前記スライドブロック36の上端には左端が前記移動ブロック16と接続されるチェーン27が設置され、前記平行移動ブロック30の右端には上端が前記平行移動溝32の中に位置するスライド板31が設置され、前記スライド板31の上端両側にはいずれも平行移動板34が設置され、二つの前記平行移動板34の間には前記スライド板31を貫通する平行移動ばね33が設置され、前記平行移動溝32の上端壁には電磁ブロック37が設置され、その作用は、前記平行移動ブロック30を運動させることである。
【0014】
有益的には、前記伝動機構50はまた前記伝動ブロック5の中に位置する左方に開口した収納溝9を含み、前記収納溝9の中には左端が前記伸縮チャンバ7を貫通し、かつ外界空間の中に位置する押出バー8が設置され、前記従動ブロック39の中には従動溝42が設置され、前記従動溝42の右端壁には従動ばね44が設置され、前記従動ばね44の左端には左端が前記収納溝9の中に位置する電磁バー47が設置され、前記従動チャンバ38の前後端壁にはいずれも昇降溝53が設置され、前記昇降溝53の中の下端壁には昇降ばね52が設置され、前記昇降ばね52の上端には昇降ブロック51が設置され、前記従動チャンバ38の中には前後両端がそれぞれ前後両側の前記昇降ブロック51と回転できるように接続される昇降軸46が設置され、前記昇降軸46には上端が電磁バー47と噛合接続される昇降歯車45が設置され、前記昇降軸46にはまた右端が左側の前記平行移動板34と接続される細引き35が設置され、その作用は前記平行移動ブロック30を連動し左右に運動させることである。
【0015】
下記に、図1-3と上記に記述した本出願の隠蔽可能な車両用の収納袋の具体的な構成を参考し、本出願の隠蔽可能な車両用の収納袋の使用方法を詳しく紹介する:
【0016】
押出バー8を押し、伝動ブロック5と電磁バー47を連動し右に運動させ、これにより伝動歯車2が回転し、従動ばね44が圧縮され、伝動歯車2が伝動軸48を回転連動させ、ロープ3をきつく巻き、密封ブロック15を上昇連動させ、伸縮ばね6が圧縮され、押出バー8が存在するため密封ブロック15が上昇するとき、ばね板11が降り、圧縮ばね13と折りたたみ板14とが圧縮され、電磁バー47の運動が昇降歯車45と昇降軸46とを回転連動させ、これにより細引き35をきつく巻き、これにより左側の平行移動板34を左に運動させ、平行移動ばね33が引っ張られ、左側の平行移動板34と電磁ブロック37とが接触するとき電磁ブロック37が作動され平行移動板34を固定し、押出バー8を緩め、平行移動ばね33の作用のもとで右側の平行移動板34を連動し左に運動させ、これにより平行移動ブロック30の左端が外界空間に位置するまで、スライド板31と平行移動ブロック30とを左に運動させ、平行移動ブロック30が左に運動するとき、スライドブロック36と平行移動チャンバ28の左端壁とが接触し、平行移動ブロック30が左に運動し続け、これによりチェーン27が引っ張られ、移動ブロック16が運動しなくなり、これにより旋転バー18と回転バー23を回転させ、平行移動ブロック30の運動が停止するとき、旋転バー18と、回転バー23と、平行移動ブロック30と移動ブロック16とが外界で一つの環を生成し、第一トーションばね25と第二トーションばね20とがねじり、収納袋をつけ、その同時に電磁バー47と押出バー8とが従動ばね44の作用によりリセットされ、伝動ブロック5が動かなく、細引き35が緩められる;
【0017】
装置をリセットする必要があるとき、電磁バー47の右端が作動し、電磁ブロック37が作動しなく、昇降歯車45が斥力を受けて下げ、押出バー8を押し、これにより電磁バー47、従動ブロック39、滑りブロック43を右に運動させ、移動ばね40が圧縮され、移動機構49を右に運動しリセットし、収納袋が隠され、袋口が密封され、押出バー8を緩め、伝動ブロック5と押出バー8とが引き合い、電磁バー47、従動ブロック39、滑りブロック43、伝動ブロック5及び押出バー8がリセットされ、密封ブロック15と伝動歯車2とがリセットされ、伝動ブロック5と押出バー8とが引き合わなく、電磁バー47が作動されなく、装置がリセットされる。
【0018】
本発明の有益的な効果は:本装置は構造が簡単で、操作が便利であり、スイッチを簡単に押すことにより、収納袋の出現と隠しが実現され、また、出現するとき袋口が自動的に開き、隠すとき袋口を自動的に密封し、これにより自動車でゴミを捨てることに便利であり、車内のスペースを節約する。
【0019】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
図1
図2
図3