特開2020-154254(P2020-154254A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特開2020-154254レンズ駆動装置、カメラモジュール、及び、レンズ駆動装置の製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-154254(P2020-154254A)
(43)【公開日】2020年9月24日
(54)【発明の名称】レンズ駆動装置、カメラモジュール、及び、レンズ駆動装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
   G02B 7/04 20060101AFI20200828BHJP
   G02B 7/02 20060101ALI20200828BHJP
【FI】
   G02B7/04 E
   G02B7/02 A
   G02B7/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2019-55391(P2019-55391)
(22)【出願日】2019年3月22日
(71)【出願人】
【識別番号】000010098
【氏名又は名称】アルプスアルパイン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】稲垣 康
(72)【発明者】
【氏名】長田 寛志
(72)【発明者】
【氏名】田中 俊行
(72)【発明者】
【氏名】大友 勝彦
(72)【発明者】
【氏名】猿舘 彰良
【テーマコード(参考)】
2H044
【Fターム(参考)】
2H044AA02
2H044AA19
2H044AJ06
2H044BE07
2H044BE10
2H044BE17
2H044BE20
(57)【要約】
【課題】接着剤ADと半田SDとの接触を抑制できるレンズ駆動装置101を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置101は、保持部72Aが設けられたレンズ保持部材2を有する。コイル3の延在部33Aの一部は、保持部72Aに巻かれて巻き付け部33mを構成している。巻き付け部33mと下側板ばね26Aの内側部分26iとは半田付けされる。下側板ばね26Aの内側部分26iには、第1四角孔26j1と第1丸孔26k1とが形成されている。第1丸孔26k1は、内側部分26iの半田付け部26sと第1四角孔26j1との間に配置されている。レンズ保持部材2には、第1丸孔26k1に挿通される第1突起部2p1が形成されている。内側部分26iとレンズ保持部材2とは、第1四角孔26j1と第1四角孔26j1から露出するレンズ保持部材2とに塗布された接着剤ADによって接着固定されている。
【選択図】図14
【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持部材と、
レンズ体を保持可能なレンズ保持部材と、
前記レンズ保持部材に保持されたコイルと、
前記コイルに対向する磁石と、
前記支持部材と前記レンズ保持部材とを繋ぐように配置され、前記レンズ保持部材を光軸方向へ移動可能に支持する板ばねと、を備えるレンズ駆動装置であって、
前記コイルは、前記レンズ保持部材の外側に配置されるコイル本体部と、前記コイル本体部に繋がる延在部とを有し、
前記板ばねは、前記レンズ保持部材に固定される可動側支持部と、前記支持部材に固定される固定側支持部と、前記可動側支持部と前記固定側支持部との間に設けられた弾性腕部とを有し、
前記レンズ保持部材には、突出部が設けられ、
前記コイルの前記延在部の一部は、前記突出部に巻かれて巻き付け部を構成しており、
前記巻き付け部と前記可動側支持部の半田付け部とは、半田付けされ、
前記板ばねの前記可動側支持部には、第1貫通部及び第2貫通部が形成され、
前記第2貫通部は、前記可動側支持部の前記半田付け部と前記第1貫通部との間に配置され、
前記レンズ保持部材には、前記第2貫通部に挿通される突起部が形成されており、
前記第1貫通部と該第1貫通部から露出する前記レンズ保持部材とに塗布された接着剤によって、前記可動側支持部と前記レンズ保持部材とが固定されている、
ことを特徴とするレンズ駆動装置。
【請求項2】
前記第1貫通部は、非円形状の孔である、
請求項1に記載のレンズ駆動装置。
【請求項3】
前記第1貫通部は、略四角形状の孔である。
請求項2に記載のレンズ駆動装置。
【請求項4】
前記接着剤は、前記第2貫通部及び前記突起部に付着している。
請求項1乃至3の何れかに記載のレンズ駆動装置。
【請求項5】
前記可動側支持部は、前記第1貫通部と前記第2貫通部と前記半田付け部とが設けられた接続板部を有し、
前記接続板部は、前記半田付け部に近い側の縁部と前記第2貫通部との間の幅寸法が、遠い側の縁部と前記第2貫通部との間の幅寸法よりも小さい、
請求項1乃至4の何れかに記載のレンズ駆動装置。
【請求項6】
支持部材と、
レンズ体を保持可能なレンズ保持部材と、
前記レンズ保持部材に保持されたコイルと、
前記コイルに対向する磁石と、
前記支持部材と前記レンズ保持部材とを繋ぐように配置され、前記レンズ保持部材を光軸方向へ移動可能に支持する板ばねとを備え、
前記コイルは、前記レンズ保持部材の外側に配置されるコイル本体部と、前記コイル本体部に繋がる延在部とを有し、
前記板ばねは、前記レンズ保持部材に固定される可動側支持部と、前記支持部材に固定される固定側支持部と、前記可動側支持部と前記固定側支持部との間に設けられた弾性腕部とを有し、
前記可動側支持部は、半田付け部と、第1貫通部と、前記半田付け部と前記第1貫通部との間に位置する第2貫通部とを有し、
前記レンズ保持部材には前記第2貫通部を貫通する突起部が形成されており、
前記レンズ保持部材には、突出部が設けられ、
前記コイルの前記延在部の一部は、前記突出部に巻かれて巻き付け部を構成しており、
前記巻き付け部と前記可動側支持部の前記半田付け部とは、半田付けされる、
レンズ駆動装置の製造方法であって、
前記第1貫通部から前記レンズ保持部材が露出するように、且つ、前記突起部が前記第2貫通部を貫通するように、前記板ばねが前記レンズ保持部材に重ねられる重ね工程と、
前記第1貫通部と当該第1貫通部から露出する前記レンズ保持部材とに接着剤が塗布され、前記可動側支持部と前記レンズ保持部材とが接着固定される固定工程と、
前記巻き付け部と前記半田付け部とが半田付けされる半田付け工程と、
を有することを特徴とするレンズ駆動装置の製造方法。
【請求項7】
前記固定工程において、前記第2貫通部と前記突起部とに、前記接着剤を付着させる工程を含む、
請求項6に記載のレンズ駆動装置の製造方法。
【請求項8】
前記可動側支持部は、前記第1貫通部と前記第2貫通部と前記半田付け部とが設けられた接続板部を有し、
前記接続板部は、前記半田付け部に近い側の縁部と前記第2貫通部との間の幅寸法が、遠い側の縁部と前記第2貫通部との間の幅寸法よりも小さい、
請求項6又は7に記載のレンズ駆動装置の製造方法。
【請求項9】
請求項1乃至5の何れかに記載のレンズ駆動装置と、
前記レンズ体と、
前記レンズ体に対向する撮像素子と、を有する、
カメラモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、例えばカメラ付き携帯機器等に搭載されるレンズ駆動装置、レンズ駆動装置を含むカメラモジュール、及び、レンズ駆動装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、レンズ保持部材としてのレンズキャリアと、レンズ保持部材の外周に配置されるコイルとを含む、レンズ駆動装置としてのレンズ保持装置が知られている(特許文献1参照。)。この装置では、レンズ保持部材は、導電性のスプリング(板ばね)によって光軸方向に移動可能に保持されている。そして、コイルと板ばねとは半田付けによって接続され、レンズ保持部材と板ばねとは接着剤によって接着固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014−174403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のレンズ駆動装置では、レンズ保持部材と板ばねとを接着固定する接着剤が、コイルと板ばねとを接合する半田を含む半田ペーストが塗布される部分に付着してしまうおそれがある。そして、半田ペーストが塗布される部分への接着剤の付着は、コイルと板ばねとの半田付けによる接合が適切に行われるのを妨げてしまうおそれがある。
【0005】
そこで、レンズ保持部材と板ばねとを接着固定する接着剤と、コイルと板ばねとを接合する半田等の接合材との接触を抑制できるレンズ駆動装置を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置は、支持部材と、レンズ体を保持可能なレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材に保持されたコイルと、前記コイルに対向する磁石と、前記支持部材と前記レンズ保持部材とを繋ぐように配置され、前記レンズ保持部材を光軸方向へ移動可能に支持する板ばねと、を備えるレンズ駆動装置であって、前記コイルは、前記レンズ保持部材の外側に配置されるコイル本体部と、前記コイル本体部に繋がる延在部とを有し、前記板ばねは、前記レンズ保持部材に固定される可動側支持部と、前記支持部材に固定される固定側支持部と、前記可動側支持部と前記固定側支持部との間に設けられた弾性腕部とを有し、前記レンズ保持部材には、突出部が設けられ、前記コイルの前記延在部の一部は、前記突出部に巻かれて巻き付け部を構成しており、前記巻き付け部と前記可動側支持部の半田付け部とは、半田付けされ、前記板ばねの前記可動側支持部には、第1貫通部及び第2貫通部が形成され、前記第2貫通部は、前記可動側支持部の前記半田付け部と前記第1貫通部との間に配置され、前記レンズ保持部材には、前記第2貫通部に挿通される突起部が形成されており、前記第1貫通部と該第1貫通部から露出する前記レンズ保持部材とに塗布された接着剤によって、前記可動側支持部と前記レンズ保持部材とが固定されている。
【発明の効果】
【0007】
上述の手段により、レンズ保持部材と板ばねとを接着固定する接着剤と、コイルと板ばねとを接合する半田等の接合材との接触を抑制できるレンズ駆動装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】レンズ駆動装置の分解斜視図である。
図2】レンズ駆動装置の上方斜視図及び正面図である。
図3】レンズ駆動装置の上面図及び底面図である。
図4】構成要素の一部が取り外された状態にあるレンズ駆動装置の上方斜視図である。
図5】レンズ保持部材の上方斜視図である。
図6】レンズ保持部材の下方斜視図である。
図7】レンズ保持部材の上面図及び底面図である。
図8】レンズ保持部材の下方斜視図である。
図9】レンズ保持部材の一部の拡大図である。
図10】構成要素の一部が取り外された状態にあるレンズ駆動装置の底面図である。
図11】上側板ばね及び下側板ばねの上面図である。
図12】レンズ駆動装置における下側板ばねとコイルとの接続構造の一例を説明する図である。
図13】レンズ駆動装置のベース部材の上方斜視図である。
図14】下側板ばねとコイルとの接続構造の一例を説明する図である。
図15】下側板ばねとコイルとの接続構造の別の一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置101について図面を参照して説明する。図1は、レンズ駆動装置101の分解斜視図である。図2(A)は、レンズ駆動装置101の上方斜視図であり、図2(B)は、Y2側から見たレンズ駆動装置101の正面図である。図3(A)は、レンズ駆動装置101の上面図であり、図3(B)は、レンズ駆動装置101の底面図である。図4(A)は、ヨーク4が取り外された状態のレンズ駆動装置101の上方斜視図である。図4(B)は、更にスペーサ1が取り外された状態のレンズ駆動装置101の上方斜視図である。
【0010】
レンズ駆動装置101は、図1に示すように、レンズ体(図示せず。)を保持可能なレンズ保持部材2と、レンズ保持部材2を光軸方向(Z軸方向)に沿って移動させる駆動機構MKと、レンズ保持部材2を光軸方向に移動可能に支持する板ばね6と、板ばね6が固定される固定側部材RGと、外部との電気的な接続をもたらす金属部材7とを含む。レンズ体は、例えば、少なくとも1枚のレンズを備えた筒状のレンズバレルであり、その中心軸線が光軸方向に沿うように構成されている。光軸方向は、レンズ体に関する光軸JDの方向、及び、光軸JDに平行な方向を含む。
【0011】
駆動機構MKは、図1に示すように、八角環状に巻かれたコイル3と、矩形箱状の外側ケースを兼ねたヨーク4と、ヨーク4の四隅と対向して配置された4つの磁石5とを含む。本実施形態では、磁石5は、底面が台形である四角柱形状を有する。固定側部材RGは、スペーサ1と、ヨーク4と、金属部材7が埋め込まれたベース部材18とを含む。板ばね6は、スペーサ1とレンズ保持部材2との間を繋ぐ上側板ばね16と、レンズ保持部材2とベース部材18との間を繋ぐ下側板ばね26と、を含む。下側板ばね26は、下側板ばね26A及び下側板ばね26Bを含む。
【0012】
レンズ駆動装置101は、略直方体形状を有し、撮像素子(図示せず。)を実装した基板(図示せず。)の上に取り付けられる。カメラモジュールは、基板と、レンズ駆動装置101と、レンズ保持部材2に装着されたレンズ体と、レンズ体に対向するように基板に実装された撮像素子とで構成される。コイル3は、下側板ばね26A、26B、金属部材7及び基板を介して電源に接続される。コイル3に電流が流れると、駆動機構MKは、光軸方向に沿った電磁力を発生させる。
【0013】
レンズ駆動装置101は、この電磁力を利用し、撮像素子のZ1側(被写体側)で、光軸方向に沿ってレンズ保持部材2を移動させることで自動焦点調節機能を実現する。具体的には、レンズ駆動装置101は、撮像素子から離れる方向にレンズ保持部材2を移動させてマクロ撮影を可能にし、撮像素子に近づく方向にレンズ保持部材2を移動させて無限遠撮影を可能にしている。
【0014】
次に、レンズ保持部材2と駆動機構MKとの関係について説明する。図5(A)は、レンズ保持部材2の上方斜視図であり、図5(B)は、図5(A)のレンズ保持部材2にコイル3が巻かれた状態を示すレンズ保持部材2の上方斜視図である。図6(A)は、レンズ保持部材2の下方斜視図であり、図6(B)は、図6(A)のレンズ保持部材2にコイル3が巻かれた状態を示すレンズ保持部材2の下方斜視図である。図7(A)は、レンズ保持部材2の上面図であり、図7(B)は、レンズ保持部材2の底面図である。図8(A)は、レンズ保持部材2の下方斜視図であり、図8(B)は、図8(A)に示すレンズ保持部材2にコイル3が巻かれた状態を示すレンズ保持部材2の下方斜視図である。図9(A)は、図8(B)に示す部分Sの拡大図であり、図9(B)は、図6(B)に示す部分Pの拡大図である。図10(A)は、金属部材7及びベース部材18が取り外された状態のレンズ駆動装置101の底面図であり、図10(B)は、更に下側板ばね26A、下側板ばね26B及びレンズ保持部材2が取り外された状態のレンズ駆動装置101の底面図である。
【0015】
本実施形態では、レンズ保持部材2は、液晶ポリマー(LCP)等の合成樹脂を射出して成形することで作製されている。具体的には、レンズ保持部材2は、図5(A)に示すように、光軸方向に沿った貫通孔を有するように形成された筒状部12と、光軸方向における撮像素子側(Z2側)の端部に形成されたフランジ部(鍔状部)52とを含む。筒状部12は、光軸方向における被写体側(Z1側)の端部においては、略円筒状に形成されている。
【0016】
筒状部12には、レンズ体が装着されるように、円筒状の内周面にねじ溝が設けられていてもよい。また、筒状部12には、被写体側の端面に2つの窪み12dhを有した台座部12dが光軸を挟んで2つ設けられている。台座部12dには、図4(B)に示すように、上側板ばね16の内側部分16iが載置される。
【0017】
筒状部12の外周面には、図5(A)に示すように、コイル3を内側から支持する外壁部としてのコイル支持部12jが設けられている。本実施形態では、コイル支持部12jは、八角環状のコイル3を支持できるように4つに別れて配置されている。その上で、コイル支持部12jの被写体側には、光軸方向においてフランジ部52と対向するように径方向外側に突出した庇部12hが4つ形成されている。そして、図5(B)に示すように、コイル3は、コイル支持部12jに支持され且つ光軸方向において庇部12hとフランジ部52との間に挟まれるようにしてレンズ保持部材2の外周面に八角環状に巻かれている。
【0018】
このように、フランジ部52は、筒状部12の撮像素子側(Z2側)の端部における外周面から径方向外側に突出している。そして、フランジ部52の被写体側にはコイル3が配置されている。フランジ部52には、図6(B)に示すように、レンズ体の光軸JDを挟んで切欠部52kが2つ形成されている。そして、切欠部52kにはコイル3を構成する線材の一部である延在部33が通されている。具体的には、切欠部52kの一方にはコイル3の巻き始め側の線材である延在部33Aが通され、切欠部52kの他方にはコイル3の巻き終わり側の線材である延在部33Bが通されている。
【0019】
フランジ部52は、図6(A)に示すように、撮像素子側(Z2側)の面から下方(Z2方向)に突出した、角形凸状の突出部としての2つの保持部72と、丸形凸状の4つの突起部2pと、を含む。なお、突起部2pは、角形凸状であってもよい。
【0020】
保持部72は、図6(B)に示すように、コイル3(巻回部13)の巻き始め側に対応する保持部72Aと、コイル3(巻回部13)の巻き終わり側に対応する保持部72Bとを含む。コイル3の両端は、保持部72に巻き付けられて保持されている。
【0021】
突起部2pは、図6(A)及び図10(A)に示すように、下側板ばね26Aに対応する2つの突起部2pと、下側板ばね26Bに対応する2つの突起部2pとを含む。突起部2pには、下側板ばね26A及び下側板ばね26Bのそれぞれの可動側支持部としての内側部分26iが位置決めされ且つ装着されている。下側板ばね26A及び下側板ばね26Bのそれぞれの内側部分26iの固定は、内側部分26iに形成された第1貫通部としての四角孔26j(図12(A)参照。)に塗布された接着剤AD(図12(A)参照。)によって実現される。本実施形態では、接着剤ADは、熱硬化型の接着剤である。但し、接着剤ADは、紫外線硬化型の接着剤であってもよい。突起部2pは、下側板ばね26A及び下側板ばね26Bのそれぞれの内側部分26iに形成された第2貫通部としての丸孔26k(図12(A)参照。)に挿通される。なお、第1貫通部は、丸孔又は楕円孔等の四角孔以外の孔であってもよく、切り欠きであってもよい。同様に、第2貫通部は、突起部2pの形状に対応するのであれば、四角孔又は楕円孔等の丸孔以外の孔であってもよく、切り欠きであってもよい。
【0022】
次に、レンズ駆動装置101の駆動機構MKについて説明する。駆動機構MKは、図10(B)に示すように、コイル3と、ヨーク4と、ヨーク4の四隅のそれぞれと対向するように配置された4つの磁石5とを含む。そして、駆動機構MKは、コイル3に流れる電流と磁石5が発生する磁界とで駆動力(推力)を発生させ、レンズ保持部材2を光軸方向に沿って上下に移動させることができる。
【0023】
コイル3は、図6(B)に示すように、レンズ保持部材2の外周に導電性の線材を巻回して形成されている。コイル3は、八角環状に巻かれて形成されたコイル本体部としての巻回部13と、巻回部13から延びて保持部72に巻き付けられる延在部33とを含む。図6(B)は、明瞭化のため、巻回部13に関しては、絶縁部材で表面を被覆された導電性の線材の詳細な巻回状態の図示を省略している。巻回部13を図示する他の図についても同様である。
【0024】
延在部33は、コイル3(巻回部13)の巻き始め側で巻回部13の内周側に位置する巻回部13の端部(巻き始め部分)に繋がっている延在部33Aと、コイル3(巻回部13)の巻き終わり側で巻回部13の外周側に位置する巻回部13の端部(巻き終わり部分)に繋がっている延在部33Bとを含む。
【0025】
具体的には、延在部33Aは、図9(A)に示すように、保持部72Aに巻き付けられる巻き付け部33mと、切欠部52kに挿通されてフランジ部52の撮像素子側(Z2側)から被写体側(Z1側)に延びる挿通部33kとを含む。延在部33Bは、図9(B)に示すように、保持部72Bに巻き付けられる巻き付け部33mと、切欠部52kに挿通されてフランジ部52の撮像素子側(Z2側)から被写体側(Z1側)に延びる挿通部33kとを含む。
【0026】
本実施形態では、延在部33Aは、コイル3の線材がレンズ保持部材2(コイル支持部12j)の外周に巻き付けられる前に、すなわち、巻回部13が形成される前に、レンズ保持部材2の保持部72Aに巻き付けられる。図9(A)に示す例では、コイル3の線材の一部である延在部33Aが保持部72Aに3ターン巻き付けられている。これにより、巻き付け部33mが保持部72Aに形成され、延在部33Aの一部が保持部72Aに保持される。但し、延在部33Aは、コイル3の線材がレンズ保持部材2の外周に巻き付けられた後で、すなわち、巻回部13が形成された後で、保持部72Aに巻き付けられてもよい。
【0027】
次に、レンズ保持部材2の外周に線材が巻き付けられる。その際には、図9(A)に示すように、巻き付け部33mから延びる線材は、フランジ部52の底面と対向するように延び、且つ、フランジ部52の下側から切欠部52kを通ってフランジ部52の上側に延びる。このとき、切欠部52kを通る部分が延在部33Aの挿通部33kを構成する。
【0028】
レンズ保持部材2の外周に巻回されたコイル3の巻回部13は、図5(B)に示すように、レンズ保持部材2の周囲を囲む位置に配置されている。また、巻回部13は、コイル支持部12j(図5(A)参照。)により内側から支持された状態で、庇部12hとフランジ部52に挟まれるようにして、フランジ部52の被写体側に固定されている。また、巻回部13の内周面がコイル支持部12jにより等方的にバランス良く支持されるため、巻回部13は、コイル3の中心軸とレンズ保持部材2の中心軸とが一致した状態で、レンズ保持部材2に保持される。したがって、レンズ駆動装置101は、レンズ保持部材2に保持されたレンズ体の光軸JDが、レンズ保持部材2及びコイル3のそれぞれの中心軸と容易に一致するように構成されている。
【0029】
レンズ保持部材2の外周への線材の巻き付けが終了すると、巻回部13の巻き終わり側の端部に繋がる延在部33Bは、図9(B)に示すように、フランジ部52の被写体側から切欠部52kを介してフランジ部52の撮像素子側に引き出される。具体的には、挿通部33kが切欠部52kを通過し、巻き付け部33mがレンズ保持部材2の保持部72Bに巻き付けられる。図9(B)に示す例では、延在部33Bは、保持部72Bに3ターン巻き付けられている。
【0030】
次に、駆動機構MKを構成するヨーク4について説明する。本実施形態では、ヨーク4は、鉄等の軟磁性体材料で形成された板材に抜き加工及び絞り加工を施して作製されている。具体的には、ヨーク4は、図1に示すように、収納部4sを定める箱状の外形を有する。そして、ヨーク4は、矩形筒状の外壁部4Aと、外壁部4Aの上端(Z1側の端)と連続するように設けられた平板環状の上面部4Bと、上面部4Bの内周縁から光軸方向に沿って下方(Z2方向)に延びる4つの内壁部4Fと、を有する。このように構成されたヨーク4は、図10(B)に示すように、コイル3及び磁石5を外壁部4Aと内壁部4Fとの間に挟むようにして収納部4s内に収容し、且つ、図2(A)に示すように、ベース部材18に結合されてベース部材18とともに筐体を構成する。但し、ヨーク4は、オーステナイト系ステンレス鋼等の非磁性体で形成されたカバーで置き換えられてもよい。この場合、4つの内壁部4Fは省略されてもよい。
【0031】
次に、駆動機構MKを構成する磁石5について説明する。磁石5は、図1に示すように底面が台形である四角柱形状を有する。そして、4つの磁石5は、図10(B)に示すように、コイル3の外側に位置するとともに、ヨーク4を構成する矩形筒状の外壁部4Aの四隅のそれぞれに対向するように配置されている。そして、磁石5は、接着剤により、ヨーク4に固定されている。また、磁石5は、例えば、内側(光軸JDと対向する側)がN極、外側がS極となるように配置されている。
【0032】
次に、板ばね6及び固定側部材RGについて説明する。図11は、板ばね6を説明する図である。図11(A)は、上側板ばね16の上面図であり、図11(B)は、下側板ばね26の上面図である。図12は、下側板ばね26Aとコイル3(延在部33A)との接続構造の一例を説明する図である。具体的には、図12(A)は、図10(A)に示す部分Tの拡大図であり、図12(B)は、図10(A)に示す部分TをX2側から見たときの下側板ばね26A、コイル3及びレンズ保持部材2の拡大図である。なお、図12(A)及び図12(B)では、説明を分かり易くするため、コイル3と下側板ばね26Aとを接合する半田SDがクロスハッチングで示され、レンズ保持部材2とコイル3とを接着固定する接着剤ADがドットハッチングで示されている。図13は、固定側部材RGとしてのベース部材18を説明する図である。具体的には、図13(A)は、金属部材7が埋め込まれたベース部材18の上方斜視図であり、図13(B)は、下側板ばね26A及び下側板ばね26Bが組み付けられた状態のベース部材18の上方斜視図である。
【0033】
板ばね6は、銅合金を主な材料とした金属板から作製されている。板ばね6は、図1に示すように、レンズ保持部材2とヨーク4(スペーサ1)との間に配置される上側板ばね16と、レンズ保持部材2とベース部材18との間に配置される下側板ばね26とを含む。レンズ保持部材2と板ばね6(上側板ばね16、下側板ばね26A及び下側板ばね26B)のそれぞれとが係合された状態で、板ばね6は、レンズ保持部材2が光軸方向(Z軸方向)へ移動可能となるように、レンズ保持部材2を空中で支持している。下側板ばね26は、コイル3に電流を供給するための給電部材としても機能する。そのため、下側板ばね26Aはコイル3の一端に電気的に接続され、下側板ばね26Bはコイル3の他端に電気的に接続されている。上側板ばね16とヨーク4との間にはスペーサ1が配置されている。スペーサ1は、レンズ保持部材2がZ1方向に移動したときにレンズ保持部材2とヨーク4とが衝突するのを防止できるように配置されている。但し、スペーサ1は省略されてもよい。
【0034】
上側板ばね16は、図11(A)に示すように、略矩形状の外形を有し、レンズ保持部材2に固定される可動側支持部としての内側部分16iと、固定側部材RGに固定される固定側支持部としての外側部分16eと、内側部分16iと外側部分16eとの間に位置する4つの弾性腕部16gとを含む。具体的には、内側部分16iは、光軸JDを挟んで対向するように2つ設けられている。外側部分16eは、4つの角部分16bと、4つの角部分16bのうちの隣り合う2つを繋ぐ4つの桟部16rとを有している。角部分16bは、図4(A)及び図4(B)に示すように、スペーサ1と磁石5とで挟持されて接着剤で固定される。そのため、スペーサ1、ヨーク4及び磁石5は、固定側部材RGとして機能する。
【0035】
上側板ばね16がレンズ駆動装置101に組み込まれた際には、図4(A)に示すように、内側部分16iは、レンズ保持部材2の台座部12d(図5(A)参照。)に載置される。そして、内側部分16iと台座部12dとが接着剤AD(図4(A)参照。)で固定され、内側部分16iはレンズ保持部材2に固定される。外側部分16eは、図4(B)に示すように、角部分16bのところで磁石5の上面(Z1側の面)に接し、スペーサ1(図4(B)では図示せず。)と磁石5との間に挟持されて接着剤で固定される。
【0036】
上側板ばね16は、図11(A)に示すように、略左右対称に形成されている。そして、内側部分16iでレンズ保持部材2に固定され、外側部分16eでスペーサ1を介してヨーク4に固定されている。そのため、上側板ばね16は、レンズ保持部材2をバランス良く空中で支持できる。
【0037】
下側板ばね26A及び下側板ばね26Bは、図11(B)に示すように、それぞれの内側(光軸JDに対向する側)の形状が略半円形状となるように構成されている。そして、下側板ばね26A及び下側板ばね26Bのそれぞれは、レンズ保持部材2に固定される可動側支持部としての内側部分26iと、固定側部材RG(ベース部材18)に固定される固定側支持部としての外側部分26eと、内側部分26iと外側部分26eとの間に位置する2つの弾性腕部26gとを含む。
【0038】
下側板ばね26A及び下側板ばね26Bのそれぞれの内側部分26iは、図11(B)に示すように、レンズ保持部材2と係合される2つの接続板部26hを含む。
【0039】
具体的には、下側板ばね26Aの内側部分26iは、第1接続板部26h1及び第2接続板部26h2を含む。下側板ばね26Bの内側部分26iは、第3接続板部26h3及び第4接続板部26h4を含む。
【0040】
下側板ばね26がレンズ駆動装置101に組み込まれる際には、図6(A)に示すレンズ保持部材2の4つの突起部2pのそれぞれは、図11(B)に示す下側板ばね26の内側部分26iの接続板部26hに設けられた第2貫通部としての丸孔26kに挿通されて嵌合される。そして、下側板ばね26は、接続板部26hに設けられた第1貫通部としての四角孔26jのところに塗布された接着剤ADによってレンズ保持部材2に接着固定される。
【0041】
具体的には、突起部2pは、図7(B)に示すように、第1突起部2p1〜第4突起部2p4を含み、丸孔26kは、図11(B)に示すように、第1丸孔26k1〜第4丸孔26k4を含む。そして、第1突起部2p1は、図12(A)に示すように、下側板ばね26Aの内側部分26iの第1接続板部26h1に設けられた第1丸孔26k1に挿通される。そして、図12(A)では図示されていないが、第2突起部2p2は、下側板ばね26Aの内側部分26iの第2接続板部26h2に設けられた第2丸孔26k2に挿通され、第3突起部2p3は、下側板ばね26Bの内側部分26iの第3接続板部26h3に設けられた第3丸孔26k3に挿通され、第4突起部2p4は、下側板ばね26Bの内側部分26iの第4接続板部26h4に設けられた第4丸孔26k4に挿通される。
【0042】
四角孔26jは、図11(B)に示すように、第1四角孔26j1〜第4四角孔26j4を含む。そして、四角孔26jは、下側板ばね26がレンズ保持部材2に組み付けられたときにレンズ保持部材2の底面(Z2側の面)の一部が四角孔26jを介して露出するように構成されている。その上で、下側板ばね26Aは、第1四角孔26j1のところに塗布された接着剤AD(図12(A)参照。)と、第2四角孔26j2のところに塗布された接着剤AD(図示せず。)とによってレンズ保持部材2に接着固定される。同様に、下側板ばね26Bは、第3四角孔26j3のところに塗布された接着剤AD(図示せず。)と、第4四角孔26j4のところに塗布された接着剤AD(図示せず。)とによってレンズ保持部材2に接着固定される。このようにして、下側板ばね26A及び下側板ばね26Bのそれぞれの内側部分26iは、レンズ保持部材2に位置決めされ且つ固定される。
【0043】
次に、コイル3(延在部33)と下側板ばね26との接続構造について説明する。以下では、主に下側板ばね26Aとレンズ保持部材2及びコイル3との関係を説明する。但し、下側板ばね26Aに関する説明は、下側板ばね26Bにも同様に適用される。
【0044】
下側板ばね26Aの内側部分26iの接続板部26hは、図12(A)及び図12(B)に示すように、レンズ駆動装置101が組み立てられた際には、レンズ保持部材2の底面(Z2側の面)と対向する。具体的には、接続板部26hは、レンズ保持部材2の底面からZ2方向に隆起する隆起部2rの端面(Z2側の面)と接触するように、接続板部26hのZ1側の表面が隆起部2rの端面に重ねられて配置されている。そして、コイル3の延在部33Aの挿通部33kは、図12(B)に示すように、下側板ばね26Aの内側部分26iの被写体側の面とレンズ保持部材2のフランジ部52の撮像素子側(Z2側)の面との間を通って延びる。
【0045】
下側板ばね26Aがレンズ保持部材2に組み付けられた際には、図12(B)に示すように、保持部72Aは、その先端が下側板ばね26Aの内側部分26iよりも撮像素子側(Z2側)に位置するように、内側部分26iよりも下方(Z2方向)に突出している。また、巻き付け部33mは、その一部が内側部分26iよりも撮像素子側(Z2側)に位置するように保持部72Aに巻き付けられている。
【0046】
下側板ばね26Aとコイル3の延在部33Aは、半田SDで電気的且つ機械的に接続されている。具体的には、第1四角孔26j1(図12(A)参照。)及び第2四角孔26j2(図12(A)では不可視。)のところに塗布された接着剤ADによって下側板ばね26Aがレンズ保持部材2(隆起部2r)に接着固定された後、第1接続板部26h1における半田付け部26s(図11(B)参照。)の撮像素子側(Z2側)の面に、延在部33Aの巻き付け部33mと接触するように半田ペーストが塗布される。図11(B)は、半田ペーストが塗布される部分である半田付け部26sをドットハッチングで示している。そして、レーザビームで半田ペーストが加熱溶融され、下側板ばね26Aと延在部33Aとが半田SDで接合される。半田ペーストの塗布から半田SDによる接合までは、保持部72が鉛直上方に突出するようにレンズ保持部材2が逆さまにされた状態で一連の作業が行われる。そのため、レーザビームによって溶融された半田ペーストは、流動性を有する場合であっても、所望の位置(第1接続板部26h1の上)に適切に保持され得る。
【0047】
下側板ばね26Aの外側部分26eは、図11(B)に示すように、ベース部材18と係合される2つの外側接合部分26dと、2つの外側接合部分26dを繋ぐ連結部26qとを含む。下側板ばね26Aの外側接合部分26dに設けられた貫通孔THは、ベース部材18の上面に設けられた突設部18t(図13(A)参照。)と嵌合する。このようにして、下側板ばね26Aの外側部分26eは、ベース部材18に位置決めされ且つ固定される。
【0048】
下側板ばね26A及び下側板ばね26Bは、図11(B)に示すように、略左右対称に形成されている。そして、下側板ばね26Aは、2つの接続板部26h(第1接続板部26h1及び第2接続板部26h2)でレンズ保持部材2に接続され、2つの外側接合部分26dでベース部材18に接続されている。下側板ばね26Bについても同様である。この構成により、下側板ばね26A及び下側板ばね26Bは、レンズ保持部材2を光軸方向へ移動可能な状態でバランス良く空中で支持することができる。
【0049】
次に、固定側部材RGについて説明する。固定側部材RGは、上側板ばね16を固定するスペーサ1、ヨーク4及び磁石5と、下側板ばね26A及び下側板ばね26Bのそれぞれを固定する支持部材としてのベース部材18とを含む。
【0050】
ベース部材18は、液晶ポリマー等の合成樹脂を射出して成形することによって作製される。本実施形態では、ベース部材18は、図13(A)に示すように、矩形板状の外形を有する部材であり、中央に円形の開口18kが形成されている。また、ベース部材18の被写体側(Z1側)の面(上面)には、上方に向けて突出する6つの突設部18tが設けられている。突設部18tは、下側板ばね26A及び下側板ばね26Bのそれぞれにおける外側接合部分26dに設けられた貫通孔TH(図11(B)参照。)に挿通され且つ嵌合される。この際、突設部18tは熱かしめが施されて外側接合部分26dに固定される。図13(A)及び図13(B)では、突設部18tは、熱かしめされた後の先端が変形した状態で図示されている。突設部18tは冷間かしめが施されて外側接合部分26dに固定されてもよい。
【0051】
ベース部材18には、図13(A)に示すように、銅若しくは鉄又はそれらを主成分とする合金等の材料を含む金属板から形成された金属部材7がインサート成形されて埋め込まれている。金属部材7は、金属部材7A及び金属部材7Bを含み、金属部材7A及び金属部材7Bのそれぞれは、一部7Eがベース部材18の上面(Z1側の面)に露出している。そして、互いに電気的に絶縁されている金属部材7A及び金属部材7Bのそれぞれは、撮像素子を実装した基板(図示せず。)に電気的に接続されている。また、金属部材7Aは下側板ばね26Aに電気的に接続され、金属部材7Bは下側板ばね26Bに電気的に接続されている。更に、下側板ばね26Aはコイル3の一端に電気的に接続され、下側板ばね26Bはコイル3の他端に電気的に接続されている。そのため、コイル3は、金属部材7と下側板ばね26とを介して電流の供給を受けることができる。
【0052】
ベース部材18には、金属部材7と同様に、銅若しくは鉄又はそれらを主成分とする合金等の材料を含む金属板から形成された接続部材57もインサート成形されて埋め込まれている。接続部材57は、図2(A)に示すように、ヨーク4の四隅の下端部に対応するところで、ベース部材18から一部を露出させている。ベース部材18は、ヨーク4の外壁部4Aの内面とベース部材18の外周側面とが組み合わさって位置決めされた後で、接続部材57とヨーク4の四隅の下端部とが溶接されてヨーク4に固定される。ヨーク4とベース部材18とは少なくとも部分的に接着剤で固定されてもよい。
【0053】
次に、図14(A)及び図14(B)を参照し、レンズ保持部材2のZ2側の面(下面)からZ2方向(下方)に突出する突起部2pによる効果について説明する。図14(A)は、突起部2pの1つである第1突起部2p1を備えたレンズ保持部材2と第1丸孔26k1を備えた下側板ばね26Aとの接続構造を示している。なお、図14(A)は、図12(A)に対応している。図14(B)は、第1突起部2p1を備えていないレンズ保持部材2xと第1丸孔26k1を備えていない下側板ばね26Axとの接続構造を比較例として示している。
【0054】
具体的には、下側板ばね26Aは、図14(A)に示すように、レンズ保持部材2に組み付けられたときに保持部72Aと第1四角孔26j1との間に位置する部分に、第1突起部2p1を通すための第1丸孔26k1を有する。そして、第1丸孔26k1は、第1接続板部26h1のX1側の縁部から第1距離(幅D1)のところで、且つ、第1接続板部26h1のX2側の縁部から第2距離(幅D2(<幅D1))のところに形成されている。すなわち、第1接続板部26h1は、第1接続板部26h1のX1側の縁部と第1突起部2p1との間に幅D1の幅広部分を有し、第1接続板部26h1のX2側の縁部と第1突起部2p1との間に幅D2の幅狭部分を有している。また、下側板ばね26Aは、レンズ保持部材2に組み付けられたときに保持部72Aと第1突起部2p1との間に位置する部分に、一点鎖線で囲まれた部分である半田付け部26sを有する。
【0055】
この構成では、第1四角孔26j1のところに塗布された接着剤ADは、第1接続板部26h1のZ2側の表面上で任意の方向に広がろうとするが、半田付け部26sの方向(Y2方向)への広がりは第1突起部2p1によって妨げられる。そのため、第1突起部2p1は、接着剤ADが半田付け部26sに達するのを困難にしている。
【0056】
また、第1突起部2p1は、第1接続板部26h1のX1側の縁部よりもX2側の縁部に近い位置に形成されているため、幅狭部分を通って接着剤ADがY2方向に広がる動きに比べ、幅広部分を通って接着剤ADがY2方向に広がる動きを容易にしている。幅広部分の幅D1が幅狭部分の幅D2よりも広いためである。このように、第1突起部2p1は、接着剤ADが幅広部分のほうに広がり易くすることで、接着剤ADが幅狭部分のほうに広がってしまうのを抑制でき、ひいては、接着剤ADが半田付け部26sに達するのを抑制できる。
【0057】
一方、第1突起部2p1を備えていないレンズ保持部材2xと第1丸孔26k1を備えていない下側板ばね26Axとの接続構造では、図14(B)に示すように、第1四角孔26j1のところに塗布された接着剤ADは、半田付け部26sの方向(Y2方向)へ広がって半田付け部26sに付着してしまう。接着剤ADの半田付け部26sへの広がりを妨げる部材が存在しないためである。そのため、その後に延在部33Aの巻き付け部33mと第1接続板部26h1xとの間で半田付けが行われると、半田SDの一部は、接着剤ADの一部を覆うように配置されてしまう。この配置は、半田付けによる延在部33Aと第1接続板部26h1xとの接合の信頼性を損なう結果をもたらす。
【0058】
上述の2つの接続構造の比較から分かるように、第1突起部2p1は、半田付け部26sに塗布された半田ペーストによる半田付けが行われる前に、第1四角孔26j1のところに塗布された接着剤ADが半田付け部26sまで広がって半田付け部26sに付着してしまうのを抑制できる。そのため、第1突起部2p1は、下側板ばね26Aと延在部33Aとの間の半田付けが不十分となってしまうのを防止できる。
【0059】
結果として、第1突起部2p1を備えたレンズ駆動装置101は、接着剤ADの半田付け部26sへの付着を抑制しながらも、半田SDによる接合が行われる部分である半田付け部26sと接着剤ADによる接着固定が行われる部分である第1四角孔26j1との近接配置を可能にしている。そのため、第1突起部2p1を備えたレンズ駆動装置101は、レンズ駆動装置101が落下等による衝撃を受けた際に下側板ばね26Aが弾性変形した場合であっても、その弾性変形が半田付けによる接合部分に与える影響を小さく抑えることができる。半田付けによる延在部33Aと第1接続板部26h1との接合が、接着剤ADによるレンズ保持部材2と第1接続板部26h1との接着固定部分に近いところで実現されているためである。
【0060】
また、この構成は、かしめによる固定を利用することなくレンズ保持部材2と下側板ばね26Aとを接合できるため、かしめによる樹脂屑の発生を防止でき、更には、接着剤ADを効果的に利用できることで接合の信頼性を高めることができる。
【0061】
次に、図15を参照し、下側板ばね26とコイル3(延在部33A)との接続構造の別の一例について説明する。図15は、突起部2pを備えたレンズ保持部材2Mと丸孔26kを備えた下側板ばね26Mとの接続構造を示している。なお、図15は、図14(A)に対応している。
【0062】
図15のレンズ保持部材2Mは、主に、光軸方向に垂直な方向に突出する保持部72Mを有する点で、光軸方向に突出する保持部72Aを有する図14(A)のレンズ保持部材2と異なる。また、図15の下側板ばね26Mは、主に、台形の四角孔26Mjを有する点で、長方形の第1四角孔26j1を有する図14(A)の下側板ばね26Aと異なる。
【0063】
図15に示す構成においても、四角孔26Mjのところに塗布された接着剤ADは、接続板部26hのZ2側の表面上で任意の方向に広がろうとするが、半田付け部26sの方向(Y2方向)への広がりは突起部2pによって妨げられる。そのため、突起部2pは、接着剤ADが半田付け部26sに達するのを困難にしている。
【0064】
また、突起部2pは、接続板部26hのX1側の縁部よりもX2側の縁部に近い位置に形成されているため、幅D2の幅狭部分を通って接着剤ADがY2方向に広がるのに比べ、幅D1(>幅D2)の幅広部分を通って接着剤ADがY2方向に広がるのを容易にしている。このように、突起部2pは、接着剤ADが幅広部分のほうに広がり易くすることで、接着剤ADが幅狭部分のほうに広がってしまうのを抑制でき、ひいては、接着剤ADが半田付け部26sに達するのを抑制できる。
【0065】
上述の構成により、突起部2pは、半田付け部26sに塗布された半田ペーストによる半田付けが行われる前に、四角孔26Mjのところに塗布された接着剤ADが半田付け部26sまで広がって半田付け部26sに付着してしまうのを抑制できる。そのため、突起部2pは、下側板ばね26Mと延在部33A(巻き付け部33m)との間の半田付けが不十分となってしまうのを防止できる。
【0066】
結果として、突起部2pを備えたレンズ駆動装置101は、接着剤ADの半田付け部26sへの付着を抑制しながらも、半田SDによる接合が行われる部分である半田付け部26sと接着剤ADによる接着固定が行われる部分である四角孔26Mjとの近接配置を可能にしている。そのため、突起部2pを備えたレンズ駆動装置101は、レンズ駆動装置101が落下等による衝撃を受けた際に下側板ばね26Mが弾性変形した場合であっても、その弾性変形が半田付けによる接合部分に与える影響を小さく抑えることができる。半田付けによる延在部33Aと接続板部26hとの接合が、接着剤ADによるレンズ保持部材2Mと接続板部26hとの接着固定部分に近いところで実現されるためである。
【0067】
また、この構成は、かしめによる固定を利用することなくレンズ保持部材2Mと下側板ばね26Mとを接合できるため、かしめによる樹脂屑の発生を防止でき、更には、接着剤ADを効果的に利用できることで接合の信頼性を高めることができる。
【0068】
上述の通り、本実施形態に係るレンズ駆動装置101は、支持部材としてのベース部材18と、レンズ体を保持可能なレンズ保持部材2と、レンズ保持部材2に保持されたコイル3と、コイル3に対向する磁石5と、ベース部材18とレンズ保持部材2とを繋ぐように配置され、レンズ保持部材2を光軸方向へ移動可能に支持する下側板ばね26と、を備えている。コイル3は、レンズ保持部材2の外側に配置されるコイル本体部としての巻回部13と、巻回部13に繋がる延在部33とを有する。下側板ばね26のうちの1つである下側板ばね26Aは、図11(B)に示すように、レンズ保持部材2に固定される可動側支持部としての内側部分26iと、ベース部材18に固定される固定側支持部としての外側部分26eと、内側部分26iと外側部分26eとの間に設けられた弾性腕部26gとを有する。
【0069】
そして、レンズ保持部材2の一端部には、図14(A)に示すように、突出部としての保持部72Aが設けられている。コイル3の延在部33Aの一部は、保持部72Aに巻かれて巻き付け部33mを構成している。巻き付け部33mと内側部分26iとは半田付けされる。下側板ばね26Aの内側部分26iには、第1貫通部としての第1四角孔26j1と、第2貫通部としての第1丸孔26k1とが形成されている。第1丸孔26k1は、内側部分26iの半田付け部26sと第1四角孔26j1との間に配置されている。レンズ保持部材2には、第1丸孔26k1に挿通される第1突起部2p1が形成されている。そして、第1四角孔26j1と第1四角孔26j1から露出するレンズ保持部材2とに塗布された接着剤ADによって、下側板ばね26Aの内側部分26iとレンズ保持部材2とが固定されている。
【0070】
この構成により、レンズ駆動装置101は、レンズ保持部材2と下側板ばね26とを接着固定する接着剤ADと、コイル3と下側板ばね26とを接合する半田SD等の接合材との接触を抑制できる。但し、コイル3の巻き付け部33mと下側板ばね26の内側部分26iとの半田付けが不十分とならない範囲内において、接着剤ADと半田SDとは部分的に接触していてもよい。
【0071】
第1貫通部は、望ましくは、非円形状の孔である。非円形状の孔は、接続板部26hの形状に応じた形状をとることができ、円形状の孔に比べて開口面積を大きくすることができるためである。但し、第1貫通部は、円形の孔であってもよい。
【0072】
第1貫通部は、より望ましくは、第1四角孔26j1のような略四角形状の孔である。略四角形状の孔は、上述のように、円形状の孔に比べて開口面積を大きくすることができるためである。また、略四角形状の孔は、複雑な形状の孔に比べ、作成が容易なためである。略四角形状の孔は、図15に示すような台形の孔であってもよい。
【0073】
接着剤ADは、望ましくは、第2貫通部としての丸孔26kと突起部2pとに付着するように塗布される。このように塗布され且つ硬化された接着剤ADは、レンズ保持部材2と下側板ばね26A(接続板部26h)との接合の信頼性を高めることができる。
【0074】
下側板ばね26Aにおける可動側支持部としての内側部分26iは、望ましくは、図14(A)に示すように、第1貫通部としての第1四角孔26j1と、第2貫通部としての第1丸孔26k1と、半田付け部26sとが設けられた第1接続板部26h1を有する。そして、第1接続板部26h1は、半田付け部26sに近い側の縁部と第1丸孔26k1との間にある幅狭部分の幅寸法(幅D2)が、半田付け部26sから遠い側の縁部と第1丸孔26k1との間にある幅広部分の幅寸法(幅D1)よりも小さくなるように構成されている。この構成により、第1接続板部26h1は、接着剤ADが半田付け部26sに流れ込むのを抑制できる。
【0075】
本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置101の製造方法は、図14(A)に示すように、第1貫通部としての第1四角孔26j1からレンズ保持部材2の一部が露出するように、且つ、第1突起部2p1が第2貫通部としての第1丸孔26k1を貫通するように、下側板ばね26Aがレンズ保持部材2に重ねられる重ね工程と、第1四角孔26j1と第1四角孔26j1から露出しているレンズ保持部材2とに接着剤ADが塗布され、下側板ばね26Aにおける可動側支持部としての内側部分26iとレンズ保持部材2とが接着固定される固定工程と、巻き付け部33mと半田付け部26sとが半田付けされる半田付け工程と、を有する。
【0076】
この製造方法では、第1突起部2p1によって接着剤ADと半田SD等の接合材との接触が抑制される。そのため、この製造方法は、半田付けによる延在部33Aと第1接続板部26h1との接合の信頼性を高めることができる。
【0077】
また、上述の製造方法は、望ましくは、固定工程において、第2貫通部としての第1丸孔26k1と第1突起部2p1とに接着剤ADを付着させる工程を含む。この工程を有することで、上記製造方法は、下側板ばね26Aの内側部分26iとレンズ保持部材2との接着強度を更に高めることができる。
【0078】
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に制限されることはない。上述した実施形態は、本発明の範囲を逸脱することなしに、種々の変形及び置換が適用され得る。また、上述の実施形態を参照して説明された特徴のそれぞれは、技術的に矛盾しない限り、適宜に組み合わされてもよい。
【0079】
例えば、上記実施形態では、保持部72がレンズ保持部材2(フランジ部52)の一端部から光軸方向又は光軸方向に垂直な方向に突出する突出部から構成されているが、本発明は、この構成に限定されない。突出部としての保持部72は、例えば、光軸方向に対して傾斜した方向に突出していてもよい。
【0080】
また、上記実施形態では、フランジ部52には、コイル3の延在部33を通す切欠部52kが2つ設けられているが、コイル3の巻回部13を保持可能であれば、3つ以上の切欠部が設けられていてもよい。
【0081】
また、自動焦点調節機能を実現する上記実施形態では、下側板ばね26Aと延在部33Aとが電気的に接続され、且つ、下側板ばね26Bと延在部33Bとが電気的に接続される構成としたが、本発明は、この構成に限定されない。本発明は、例えば、手振れ補正機能付きのレンズ駆動装置に適用される場合には、上側板ばね16が2つに分割され、その一方が延在部33Aに電気的に接続され、且つ、他方が延在部33Bに電気的に接続される構成を含んでいてもよい。この構成では、上側板ばね16は、支持部材としての磁石ホルダ(図示せず。)とレンズ保持部材2とを繋ぐように配置され、且つ、レンズ保持部材2を光軸方向へ移動可能に支持するように構成される。磁石ホルダは、レンズ保持部材2に保持されたコイル3に対向する磁石5を保持する部材であり、典型的には、サスペンションワイヤを介してベース部材18に接続され、サスペンションワイヤにより、光軸方向に垂直な方向に移動可能に支持されている。具体的には、磁石ホルダは、磁石5と、磁石5に対向するようにベース部材18上に設置された、コイル3とは別のコイルとによって構成される駆動機構によって光軸方向に垂直な方向に移動できるように構成されている。この構成では、レンズ保持部材2の上端部側(Z1側)に切欠部を有するフランジ部が設けられていてもよい。また、突出部としての保持部72は、上側板ばね16が配置される側であるレンズ保持部材2の上端部に設けられていてもよい。
【0082】
上記実施形態では、コイル3は、レンズ保持部材2の外周面側に八角環状に巻かれている。しかしながら、本発明はこの構成に限定されない。コイル3は、レンズ保持部材2の側面に保持される小判形(オーバル形状)のコイルであってもよい。具体的には、コイル3は、レンズ保持部材2の4つの側面のそれぞれに保持される4つの小判形のコイルであってもよく、レンズ保持部材2の4つの側面のうちの対向する2つのそれぞれに保持される2つの小判形のコイルであってもよい。
【0083】
また、上記実施形態では、ヨーク4とベース部材18とで構成される筐体は、レンズ保持部材2の全体を収容している。但し、レンズ保持部材2の一部(例えば上部)は、筐体(ヨーク4)から外部に露出していてもよい。
【符号の説明】
【0084】
1・・・スペーサ 2、2M、2x・・・レンズ保持部材 2p・・・突起部 2p1・・・第1突起部 2p2・・・第2突起部 2p3・・・第3突起部 2p4・・・第4突起部 2r・・・隆起部 3・・・コイル 4・・・ヨーク 4A・・・外壁部 4B・・・上面部 4F・・・内壁部 4s・・・収納部 5・・・磁石 6・・・板ばね 7、7A、7B・・・金属部材 12・・・筒状部 12d・・・台座部 12dh・・・窪み 12h・・・庇部 12j・・・コイル支持部 13・・・巻回部 16・・・上側板ばね 16b・・・角部分 16e・・・外側部分 16g・・・弾性腕部 16i・・・内側部分 16r・・・桟部 18・・・ベース部材 18k・・・開口 18t・・・突設部 26、26A、26Ax、26B、26M・・・下側板ばね 26d・・・外側接合部分 26e・・・外側部分 26g・・・弾性腕部 26h・・・接続板部 26h1、26h1x・・・第1接続板部 26h2・・・第2接続板部 26h3・・・第3接続板部 26h4・・・第4接続板部 26i・・・内側部分 26j、26Mj・・・四角孔 26j1・・・第1四角孔 26j2・・・第2四角孔 26j3・・・第3四角孔 26j4・・・第4四角孔 26k・・・丸孔 26k1・・・第1丸孔 26k2・・・第2丸孔 26k3・・・第3丸孔 26k4・・・第4丸孔 26q・・・連結部 26s・・・半田付け部 33、33A、33B・・・延在部 33k・・・挿通部 33m・・・巻き付け部 52・・・フランジ部 52k・・・切欠部 57・・・接続部材 72、72A、72B、72M・・・保持部 101・・・レンズ駆動装置 AD・・・接着剤 JD・・・光軸 MK・・・駆動機構 RG・・・固定側部材 SD・・・半田 TH・・・貫通孔
図1
図2
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図5
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図9
図10
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図15