特開2020-15710(P2020-15710A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2020-15710病原性微生物等やLPS及びクオラムセンシングによる難病の予防改善治療の方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-15710(P2020-15710A)
(43)【公開日】2020年1月30日
(54)【発明の名称】病原性微生物等やLPS及びクオラムセンシングによる難病の予防改善治療の方法
(51)【国際特許分類】
   A61K 45/00 20060101AFI20191227BHJP
   A61P 31/04 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 17/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61Q 19/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61K 45/06 20060101ALI20191227BHJP
   A61K 33/26 20060101ALI20191227BHJP
   A61Q 7/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61K 33/08 20060101ALI20191227BHJP
   A61K 8/19 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 31/12 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 37/02 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 1/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 11/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 9/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 7/02 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 3/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 27/02 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 17/14 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 15/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 5/14 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 1/10 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 25/16 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 25/28 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 25/20 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 25/24 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 25/18 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 19/06 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 9/10 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 9/12 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 35/02 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 19/02 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 19/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 21/00 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 3/04 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 3/10 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 13/12 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 19/10 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 21/02 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 1/04 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 27/16 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 25/04 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 17/06 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 37/08 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 11/02 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 11/06 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 25/14 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 5/06 20060101ALI20191227BHJP
   A61P 25/08 20060101ALI20191227BHJP
【FI】
   A61K45/00
   A61P31/04
   A61P43/00 121
   A61P17/00
   A61Q19/00
   A61P43/00 105
   A61K45/06
   A61K33/26
   A61Q7/00
   A61K33/08
   A61K8/19
   A61P31/12
   A61P37/02
   A61P1/00
   A61P11/00
   A61P9/00
   A61P7/02
   A61P3/00
   A61P27/02
   A61P17/14
   A61P15/00
   A61P5/14
   A61P1/10
   A61P25/16
   A61P25/28
   A61P25/20
   A61P25/24
   A61P25/18
   A61P19/06
   A61P9/10
   A61P9/12
   A61P9/10 101
   A61P35/02
   A61P19/02
   A61P19/00
   A61P21/00
   A61P3/04
   A61P3/10
   A61P13/12
   A61P19/10
   A61P21/02
   A61P1/04
   A61P27/16
   A61P25/04
   A61P17/06
   A61P37/08
   A61P11/02
   A61P11/06
   A61P25/14
   A61P5/06
   A61P25/08
【審査請求】未請求
【請求項の数】43
【出願形態】書面
【全頁数】79
(21)【出願番号】特願2018-154292(P2018-154292)
(22)【出願日】2018年7月27日
(71)【出願人】
【識別番号】515222425
【氏名又は名称】廣澤 永喜
(72)【発明者】
【氏名】廣澤 永喜
【テーマコード(参考)】
4C083
4C084
4C086
【Fターム(参考)】
4C083AB211
4C083BB48
4C083BB51
4C083CC03
4C083CC37
4C083EE14
4C083EE18
4C083EE22
4C084AA02
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4C084ZA08
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4C084ZA36
4C084ZA42
4C084ZA45
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4C084ZA59
4C084ZA61
4C084ZA66
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4C084ZA96
4C084ZB07
4C084ZB13
4C084ZB15
4C084ZB33
4C084ZB35
4C084ZC04
4C084ZC06
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4C084ZC35
4C084ZC75
4C086AA01
4C086AA02
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4C086HA11
4C086HA21
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4C086ZA51
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4C086ZA59
4C086ZA61
4C086ZA66
4C086ZA70
4C086ZA81
4C086ZA89
4C086ZA90
4C086ZA92
4C086ZA94
4C086ZA96
4C086ZB13
4C086ZB15
4C086ZB33
4C086ZB35
4C086ZC04
4C086ZC06
4C086ZC21
4C086ZC35
4C086ZC75
(57)【要約】      (修正有)
【課題】これまで原因不明の難病疾患の治療方法の提供。
【解決手段】各種病原性微生物始め細菌類の起因病巣及び生体の各部に滲出した同細菌類の排除をする。さらにそれらの細菌類の産生分泌物、例えばLPS、短鎖脂肪酸(SCFA)、また、それらの増悪要因が生体各所に転移滲出しさらに増悪要因を産生する等一次的、複数次的に増悪要因を拡大した各種の疾患、さらに緑膿菌など多数の細菌類、細菌類集団がクオラムセンシング機構によりまた情報伝達物質クオルモン、などにより発症する数々の症状、及びそれらが生体各所の細菌類と呼向して活性して引き起こす疾患などの予防改善や治療に関する。本発明はこれらの諸症状、疾患を、抗菌薬、抗LPS薬、抗SCFA薬、抗バイオフイルム薬や起因病巣の機械的排除などにより解決する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因、による疾患を、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善や治療をする方法
【請求項2】
血管内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす各種疾患及び、その疾患が産生する増悪要因を含む、これらが血管内から滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に引き起こす各種疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療の方法
【請求項3】
血管内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に各種臓器に産生する因子により引き起こす各種疾患及びこれらが血管内に侵入し血管及び血管内から滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により引き起こす各種疾患に抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療の方法
【請求項4】
血管内及び各種臓器に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、それらの一次的、複数次的に産生及び分泌する増悪要因により血管及び各種臓器に引き起こす各種疾患及び、これらが血管内及び各種臓器から滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する増悪要因により各種臓器に引き起こす各種疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療の方法
【請求項5】
胎児や子の母や、子の両親、親族、関与する近接者が感染保有する、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、これらが産生する分泌物、増悪要因により一次的、複数次的に産生及び分泌する増悪要因、それに起因する免疫活性因子、アレルギー因子が胎児や子への転移により一次的、複数次的に引き起こす各種疾患や血管及び各種臓器の疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療の方法
【請求項6】
血管内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、により一次的、複数次的に産生及び分泌する増悪要因の起因により一次的、複数次的に産生する因子により、各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び血管内から歯周病菌や内毒素(LPS)、その他の産生毒素が滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により請求項1〜5の予防改善治療の方法
【請求項7】
脳の各組織、視床下部、脳下垂体、海馬に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因及び産生する因子により、各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び脳の各組織、視床下部、脳下垂体、海馬に関連し一次的、複数次的に各種臓器に引き起こす各種疾患に請求項1〜6による予防改善治療の方法
【請求項8】
骨髄内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により一次的、複数次的に産生する因子により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び骨髄内からそれらの増悪要因が滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に請求項1〜7による予防改善や治療の方法
【請求項9】
骨髄内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により一次的、複数次的に産生する因子により造血機能、造免疫細胞機能が増悪し引き起こす各種の疾患及び、これらの各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び骨髄内からそれらの増悪要因が滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に請求項1〜8による予防改善や治療の方法
【請求項10】
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因による骨破壊及び、それらが破骨細胞の活動を活性し引き起こす骨破壊及び骨破壊による増悪要因によって一次的、複数次的に引き起こす各種疾患に請求項1〜9による予防改善や治療の方法
【請求項11】
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により骨及び軟骨を増悪及び骨破壊させ引き起こす疾患及びそれらによる一次的、複数次的に産生する増悪要因により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び増悪要因が骨及び軟骨に侵入して引き起こす疾患、それらの増悪要因が骨及び軟骨組織から増悪要因の滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に請求項1〜10による予防改善や治療の方法
【請求項12】
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因を抗菌薬、中和又は解消若しくは消化に抗LPS剤を含む組成物の投与を含む請求項1〜11による予防改善や治療の方法。
【請求項13】
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因が血液及びその各成分に侵入して入りこみ血管組織及び生体各部に一次的、複数次的な増悪要因のより引き起こす疾患に請求項1〜12の予防改善や治療の方法
【請求項14】
抗LPS剤の投与若しくは抗LPS剤に他の成分含み構成する組成物による方法を含む請求項1〜13の予防改善や治療の方法。
【請求項15】
その他の治療方法例えばIPS細胞、幹細胞、ES細胞、EG細胞、及び生殖細胞、成体幹細胞、間葉系幹細胞、間充織幹細胞、多能性成体前駆細胞(「MAPCs」)、多能性成体前駆細胞、いわゆる胚幹細胞、胚生殖細胞、及び内胚葉性、外胚葉性、中胚葉性の胚系統の細胞からの分化細胞などを含む細胞投与及び移植、それらの溶液、懸濁液、及びゲル状性成分含有物投与やその他の細胞移植による方法や遺伝子改変、ウイルス療法、LPS療法、化合物、抗生物質、放射線治療などによる治療方法、その他の治療方法と合わせてする方法を含む請求項1〜14の予防改善治療の方法
【請求項16】
内毒素(LPS;LPS剤)投与による治療に合わせ抗LPS薬を投与しLPSによる増悪要因を解消及び低減する方法を含む請求項1〜15の方法による治療の予防改善治療の方法。
【請求項17】
胸腺、リンパ腺、リンパ球、骨髄、脾臓、リンパ節、リンパ管炎などのリンパ器に細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因、クオラムセンシング機構分泌物が侵入し引き起こす各種疾患若しくはリンパ器外に滲出し引き起こす各種疾患に請求項1〜15の予防改善や治療の方法
【請求項18】
高圧パルスジェット水流や機械的刺激により立毛筋及びパジルの機能を刺激し毛髪の治療方法
【請求項19】
生体にアルカリ性素材や酸性素材を投与し酸性度調整して生体の体質改善や毛髪の発毛や育毛の請求項1〜18の予防改善や治療の方法
【請求項20】
抗LPS剤と選択される抗ウイルス薬や抗菌薬やアルカリ成分、鉄分を合わせた組成物及びそれらによる投与を含む請求項1〜19の予防改善や治療の方法
【請求項21】
焼成貝殻粉末を利用して単体若しくはその他の治療薬と併せた組成物及びそれらによる請求項1〜20ほ予防改善や治療の方法
【請求項22】
角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺、におけるバイオフイルム形成細菌及びその集団が引き起こす各種疾患にそれらを薬学的、機械的、排除することを含む請求項1〜21の予防改善や治療の方法
【請求項23】
バイオフイルム内の各種菌集団が内外の同種の集団及び個々の菌とクオラムセンシング機構で制御により連携して起こすなどの増悪因子による各種疾患に請求項1〜22の予防改善や治療方法
【請求項24】
バイオフイルム内の各種菌集団の環境中での生育密度で共存していた安定バランスが各種の衝撃などにより安定が崩れ集団体各菌の活性により各種毒素などの産生などの増悪因子により引き起こす各種疾患の請求項1〜23の予防改善や治療方法
【請求項25】
各種細菌集団が構成するに対する衝撃は例えば機械的、科学的、音波的、電磁波的、光波的、電荷的、な衝撃により安定していた集団密度や供給成分の不足など急激に変化し構成各種菌が静粛から一斉に活動を高めるなどの増悪因子により引き起こす各種の疾患の請求項1〜24の予防改善や治療方法
【請求項26】
異種細菌や各種ウイルスの侵入、及び異種細菌及びウイルスが産生する成分の影響によって細菌集団の安定が崩れ活性化して引き起こす各種の疾患の請求項1〜25項の予防改善や治療方法
【請求項27】
クオラムセンシング機構などの情報伝達機構により例えば外部のバイオフイルム内の各種菌集団及び各種個々の細菌との連携や伝達により引き起こす各種の疾患 例えば脳組織、視床下部、脳下垂体、海馬、神経組織、各種筋肉臓器や各種臓器に点在付着する細菌と連携して惹起するなどの増悪因子により引き起こす各種の疾患の請求項1〜26の予防改善や治療方法
【請求項28】
クオラムセンシングにより各種細菌が産生する、N−アシル−L−ホモセリンラクトン(AHL)などの菌体の内外を自由に行き来することが可能な低分子物質(オートインデューサー)の産生による増悪因子により引き起こす各種の疾患の請求項1〜27の予防改善や治療方法
【請求項29】
外毒素内毒素、溶血毒、及びバイオフイルム、ムコロイド、ムコ多糖、などが引き起こすなどの増悪因子により引き起こす各種の疾患の請求項1〜28の予防改善や治療方法
【請求項30】
代謝疾患、消化器疾患、呼吸器疾患、各種臓器疾患、間接疾患、循環器疾患、血管疾患、血栓症、脳血栓症、内分泌器疾患、視覚器疾患、耳疾患、難聴、肢体疾患、脳内疾患、神経器疾患、視神経器、脳神経器、免疫疾患、リンパ腺器、胸腺、毛髪疾患、生殖器、泌尿器、甲状腺疾患、便秘、生殖器疾患、不妊症、の諸疾患の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項31】
パーキンソン病、アルツファイマー認知症。認知症、脳梗塞、脳内増悪物質蓄積によるアルツハイマー及び脳内血液循環機能低下による認知症、間接の細胞の増殖低下、尿酸質による痛風、不眠症、うつ病、統合失調症、等の諸疾患の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項32】
泡沫細胞疾患、アテローム(粥腫、循環障害、脳出血、動脈硬化、冠動脈疾患、血管の内径狭、血流障害、高血圧、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)動脈硬化症、大動脈、脳動脈、冠動脈等の障害、敗血症、白血病の諸疾患の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項33】
骨破壊、石灰沈着性関節炎、腰痛、膝通、肩痛、五十肩、手足の吊、関節軟骨障害、腰椎椎間板ヘルニア、筋痛、筋肉軟骨疾患、腱鞘炎、手根管症候群、ヘパーデン結節、ブルシャール結節、拇指CM関節症、神経痛、筋肉疲労、肥満、糖尿病、ベーチェット病、関節リュウマチ、細菌性心内膜炎、糖尿病、糸球体腎炎、IgA腎症、骨粗鬆症、肥満、潰瘍性大腸炎、バージャー病、筋ジストロフィー症、筋萎縮性側索硬化症、進行性骨化性繊維異形成症、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、椎間板ヘルニア、頚部椎間板ヘルニア、肩関節周囲炎、石灰沈着膝痛偽痛風、石灰沈着性腱炎(足関節)石灰沈着性腱炎(肩関節)、石灰沈着性腱炎(股関節)、石灰沈着性腱炎(手関節)石灰沈着性腱炎(肘関節)、の諸疾患の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項34】
筋肉疾患、線維筋痛症、慢性疲労症候群、胸郭出口症候群、倦怠感、疲労感、耳鳴り、の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項35】
急性疼痛、慢性疼痛、神経痛、坐骨神経痛、帯状疱疹神経痛、神経障害、リュウマチ、痛風、膠原病、筋無力症、筋萎縮性側索硬化症、目下直筋肥大、多発性硬化症、の諸疾患の請求項1〜34の予防改善や治療の方法
【請求項36】
皮膚疾患、皮膚炎、脂漏性皮膚、脂漏性湿疹、脂漏性角化症、掌蹠膿疱症、掌蹠膿疱症性骨関節炎、汗疱、乾癬、アトピー性皮膚炎、いぼ、角化異常症、川崎病、口内炎、湿疹、多形滲出性紅斑、帯状疱疹(ヘルペス)、アレルギーやその他疾患、歯周病、の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項37】
疾患が薄毛症、脱毛症、汎発脱毛症、全頭脱毛症、円形脱毛症、白髪、毛髪色素欠症、の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項38】
眼疾患、脈絡膜新生血管障害、加齢黄斑変性疾患、視覚細胞に侵入した歯周菌や毒素による眼の疾患、眼精疲労、ドライアイ、眼病のドルーゼン、白内障、緑内障、ブドウ膜炎、網膜色素変性症、老眼、網膜剥離、瞳孔疾患、の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項39】
筋型糖原病、バセドウ病、グルテン過敏症、筋筋膜性疼痛症候、慢性疲労症候群、筋硬結症、線維筋痛症、シェーグレン症候群、ギャンバレー症候群、クーロン病、ベーチェット病、メニエール病、潰瘍性大腸炎」、胸推黄色靭帯骨化症、骨髄線維症、骨形成不全、抗リン脂質抗体症候群、脊髄小脳変性症、自己免疫性脊髄炎、の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項40】
疾患が耳鼻の疾患症、コレステリン肉芽腫、難聴、突発性難聴、中耳炎、外耳炎、メニエール病、耳閉感、外耳道炎、急性中耳炎、真珠腫性中耳炎、ハント症候群、耳管開放症、滲出性中耳炎、先天性耳瘻孔、先天性真珠腫、耳管狭窄症、前庭神経炎、乗り物酔い動揺病、老人性難聴、外リンパ瘻、内耳炎。慢性化膿性中耳炎、耳性帯状疱疹、ラムゼイ・ハント症候群、耳硬化症、耳せつ、急性化膿性限局性外耳炎、聴力障害、外耳道閉鎖症、悪性外耳道炎、外耳腫瘍、耳介軟骨膜炎、外耳道湿疹、耳介血腫、鼓膜炎、片側顔面けいれん、機能性難聴、心因性難聴、遅発性内リンパ水腫、中耳腫瘍、耳後部リンパ節炎、慢性鼻炎、副鼻腔炎、蓄膿症、アレルギー性鼻炎、急性副鼻腔炎、アスピリン喘息、嗅覚障害、鼻茸、慢性副鼻腔炎、歯性上顎洞炎、急性鼻炎、小児副鼻腔炎、副鼻腔嚢胞、の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項41】
これまで自己免疫疾患とされてきた疾患の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項42】
球脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄性筋萎縮症、原発性側索硬化症、進行性核上性麻痺、パーキンソン病、大脳皮質基底核変性症、ハンチントン病、神経有棘赤血球症、中毒性表皮壊死症、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、悪性関節リウマチ、バージャー病、原発性抗リン脂質抗体症候群、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎/多発性筋炎、全身性強皮症、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、成人スチル病、再発性多発軟骨炎、ベーチェット病、特発性拡張型心筋症、肥大型心筋症、拘束型心筋症、再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症、特発性血小板減少性紫斑病、血栓性血小板減少性紫斑病、原発性免疫不全症候群、IgA腎症、多発性嚢胞腎、黄色靱帯骨化症、後縦靱帯骨化症、広範脊柱管狭窄症、特発性大腿骨頭壊死症、下垂体性ADH分泌異常症、下垂体性TSH分泌亢進症、下垂体性PRL分泌亢進症、クッシング病、下垂体性ゴナドトロピン分泌亢進症、下垂体性成長ホルモン分泌亢進症、下垂体前葉機能低下症、家族性高コレステロール血症(ホモ接合体)、甲状腺ホルモン不応症、アジソン病、サルコイドーシス、特発性間質性肺炎、肺動脈性肺高血圧症、肺静脈閉塞症、肺毛細血管腫症、慢性血栓塞栓性肺高血圧症、リンパ脈管筋腫症、網膜色素変性症、バッド・キアリ症候群、特発性門脈圧亢進症、原発性胆汁性胆管炎、原発性硬化性胆管炎、自己免疫性肝炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、好酸球性消化管疾患、慢性特発性偽性腸閉塞症、巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症、腸管神経節細胞僅少症、ルビンシュタイン・テイビ症候群、CFC症候群、コステロ症候群、チャージ症候群、クリオピリン関連周期熱症候群、全身型若年性特発性関節炎、TNF受容体関連周期性症候群、非典型溶血性尿毒症症候群、ブラウ症候群、の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【請求項43】
マリネスコ・シェーグレン症候群、筋ジストロフィー、非ジストロフィー性ミオトニー症候群、遺伝性周期性四肢麻痺、アトピー性脊髄炎、脊髄空洞症、脊髄髄膜瘤、アイザックス症候群、遺伝性ジストニア、神経フェリチン症、脳表ヘモジデリン沈着症、禿頭と変形性脊椎症を伴う常染色体劣性白質脳症、皮質下梗塞と白質脳症を伴う常染色体優性脳動脈症、神経軸索スフェロイド形成を伴う遺伝性びまん性白質脳症、ペリー症候群、前頭側頭葉変性症、ビッカースタッフ脳幹脳炎、痙攣重積型(二相性)急性脳症、アレキサンダー病、メビウス症候群、中隔視神経形成異常症/ドモルシア症候群、アイカルディ症候群、片側巨脳症、限局性皮質異形成、神経細胞移動異常症、ドラベ症候群、海馬硬化を伴う内側側頭葉てんかん、ミオクロニー欠神てんかん、ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん、レノックス・ガストー症候群、ウエスト症候群、大田原症候群、早期ミオクロニー脳症、遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん、片側痙攣・片麻痺・てんかん症候群、環状20番染色体症候群、ラスムッセン脳炎、PCDH19関連症候群、難治頻回部分発作重積型急性脳炎、徐波睡眠期持続性棘徐波を示すてんかん性脳症、ランドウ・クレフナー症候群、レット症候群、スタージ・ウェーバー症候群、結節性硬化症、色素性乾皮症、家族性良性慢性天疱瘡、類天疱瘡(後天性表皮水疱症を含む)、特発性後天性全身性無汗症、眼皮膚白皮症、肥厚性皮膚骨膜症、弾性線維性仮性黄色腫、マルファン症候群、エーラス・ダンロス症候群、メンケス病、オクシピタル・ホーン症候群、ウィルソン病、低ホスファターゼ症、VATER症候群、那須・ハコラ病、ウィーバー症候群、コフィン・ローリー症候群、有馬症候群、モワット・ウィルソン症候群、ウィリアムズ症候群、ATR−X症候群、クルーゾン症候群、アペール症候群、ファイファー症候群、アントレー・ビクスラー症候群、コフィン・シリス症候群、ロスムンド・トムソン症候群、歌舞伎症候群、多脾症候群、無脾症候群、鰓耳腎症候群、ウェルナー症候群、コケイン症候群、プラダー・ウィリ症候群、ソトス症候群、ヌーナン症候群、ヤング・シンプソン症候群、1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群、第14番染色体父親性ダイソミー症候群、アンジェルマン症候群、スミス・マギニス症候群、22q11.2欠失症候群、エマヌエル症候群、脆弱X症候群関連疾患、脆弱X症候群、総動脈幹遺残症、修正大血管転位症、完全大血管転位症、単心室症、左心低形成症候群、三尖弁閉鎖症、心室中隔欠損を伴わない肺動脈閉鎖症、心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖症、ファロー四徴症、両大血管右室起始症、エプスタイン病、アルポート症候群、ギャロウェイ・モワト症候群、急速進行性糸球体腎炎、抗糸球体基底膜腎炎、一次性ネフローゼ症候群、一次性膜性増殖性糸球体腎炎、紫斑病性腎炎、間質性膀胱炎(ハンナ型)、オスラー病、閉塞性細気管支炎、肺胞蛋白症(自己免疫性又は先天性)、肺胞低換気症候群、α1−アンチトリプシン欠乏症、カーニー複合、ウォルフラム症候群、ペルオキシソーム病(副腎白質ジストロフィーを除く)、副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症、副腎皮質刺激ホルモン不応症、ビタミンD抵抗性くる病/骨軟化症、ビタミンD依存性くる病/骨軟化症、フェニルケトン尿症、高チロシン血症1型、高チロシン血症2型、高チロシン血症3型、メープルシロップ尿症、プロピオン酸血症、メチルマロン酸血症、イソ吉草酸血症、グルコーストランスポーター1欠損症、グルタル酸血症1型、グルタル酸血症2型、尿素サイクル異常症、リジン尿性蛋白不耐症、筋型糖原病、肝型糖原病、ガラクトース−1−リン酸ウリジルトランスフェラーゼ欠損症、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ欠損症、シトステロール血症、タンジール病、原発性高カイロミクロン血症、脳腱黄色腫症、無βリポタンパク血症、脂肪萎縮症、家族性地中海熱、高IgD症候群、中條・西村症候群、化膿性無菌性関節炎・壊疽性膿皮症・アクネ症候群、慢性再発性多発性骨髄炎、強直性脊椎炎、進行性骨化性線維異形成症、骨形成不全症、タナトフォリック骨異形成症、軟骨無形成症、リンパ管腫症/ゴーハム病、巨大リンパ管奇形(頚部顔面病変)、巨大静脈奇形(頚部口腔咽頭びまん性病変)、巨大動静脈奇形(頚部顔面又は四肢病変)、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群、先天性赤血球形成異常性貧血、後天性赤芽球癆、ダイアモンド・ブラックファン貧血、ファンコーニ貧血、遺伝性鉄芽球性貧血、エプスタイン症候群、自己免疫性出血病XIII、クロンカイト・カナダ症候群、非特異性多発性小腸潰瘍症、ヒルシュスプルング病(全結腸型又は小腸型)、総排泄腔外反症、総排泄腔遺残、乳幼児肝巨大血管腫、胆道閉鎖症、アラジール症候群、遺伝性膵炎、嚢胞性線維症、IgG4関連疾患、黄斑ジストロフィー、レーベル遺伝性視神経症、アッシャー症候群、若年発症型両側性感音難聴、遅発性内リンパ水腫、好酸球性副鼻腔炎、 の請求項1〜29の予防改善や治療の方法
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は各種のLPS産生菌類及びLPS(リボ多糖、リポポリサッカライド、エンドトキシン)、短鎖脂肪酸(SCFA)による関連増悪要因や、緑膿菌など多数の細菌類、細菌類集団がクオラムセンシング機構によりまた情報伝達物質クオルモン、などにより発症する数々の症状、疾患の予防改善や治療に関する。
【背景技術】
【0002】
これまで発症原因の未解明疾患が多くありその治療方法も未解決であった、多くは自己免疫疾患とされ免疫細胞の暴走とされ原因不明、治療方法も無いとされ、ただ単に対症療法のステロイドなどの投与等をしてきたが根本解決に至らず、多くの患者が例えば見た目の醜さや、とてつもない痒み、日々移動する痛み、絶望的な疲労感、関節痛による歩行困難、寝たきり、不眠症、うつ病、統合失調症、全身の皮膚を含む各種臓器の疾患などの苦しみ、他人に言えず隠し党さなければならない苦しみ、いつ終わるともあてもない絶望の淵に於いて人生を生きて行かなければならなかった、本発明はこれらの絶望的疾患を解決するものである。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これまで原因不明の難病疾患、各種の症状、疾患、がLPS(リボ多糖、リポポリサッカライド、エンドトキシン)や短鎖脂肪酸(SCFA)、それらの産生菌類によるもの、また緑膿菌など多数の細菌類、細菌類集団がクオラムセンシング機構により、また情報伝達物質クオルモン、による関連増悪要因により生体の全身に波及しそれらが関連して発症するものとは知られず若しくは重要視されてこなかった、また自己免疫疾患として免疫細胞の自らの誤った働きによるものと認識が定着し、自己免疫疾患と称される多数の難病疾患の治療方法が未解決であった。
【0004】
本発明は、前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。
各種病原性微生物初め細菌類の起因病巣及び生体の各部に滲出した同細菌類の排除をする。さらにそれらの細菌類が産生分泌物を例えばLPSを抗LPS薬などで中和、排除する。またそれらの増悪要因が生体各所に転移滲出しさらに増悪要因を産生するとう一次的、複数次的に増悪要因を拡大した各種の疾患。
【0005】
さらに緑膿菌など多数の細菌類、細菌類集団がクオラムセンシング機構によりまた情報伝達物質クオルモン、などにより発症する数々の症状、及びそれらが生体各所の細菌類と呼向して活性して引き起こす疾患などの予防改善や治療に関する。
【0006】
本発明はこれらの諸症状、疾患に抗菌薬、抗LPS薬、抗バイオフイルム薬や起因病巣の機械的排除などにより解決する。
【先行技術文献】
【0007】
【非特許文献】
【特許文献1】
【0008】
【特許文献2】
【0009】
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0010】
(方法1)
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因、による疾患を、抗細菌薬、抗LPS薬、抗SCFA薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善や治療をする。
【0011】
LPS産生細菌類とは、例えばグラム性陰性菌の外側にはLPS(リボ多糖、リポポリサッカライド、エンドトキシン)を含んでおり、そのLPS産生菌類本体を含むその死骸、残骸、破壊などからの、遊離、離散、飛散、分散、分散、分離した場合もLPSとなる、これらをLPS産生細菌類と言う。
【0012】
各種のLPS(リボ多糖、リポポリサッカライド、エンドトキシン)産生菌類及びLPSは血液成分に付着や入りこみ血管を経由する場合やその他の経路を経由して生体の全身及び全身の各臓器に行き渡り各臓器において血管やその他の経路から滲出し各種の疾患を引き起こすと共に一次的、複数次的に各種の疾患を引き起こす。
【0013】
皮膚に生息するLPS産生菌類及びLPSは皮膚や角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺などから血管やその他経路から全身に転移した場合は、血管やその他の経路を経由して全身及び全身の各臓器に行き渡り各臓器において血管やその他の経路から滲出し各種の疾患を引き起こすと共に一次的、複数次的に各種の疾患を引き起こす。
【0014】
皮膚、頭皮、体毛、頭髪、等において棲息するLPS産生菌類及びLPSは皮膚、頭皮、体毛、頭髪に各種の疾患を引き起こす。またその増悪要因が全身に転移し一次的、複数次的に各種の疾患を引き起こす。
【0015】
(細菌集団の増悪要因)
細菌集団とは、例えば細菌類、真菌類、ウイルス類、など単独及び単数及び複数及び混在する集団も含む。
【0016】
細菌集団の増悪要因とは、例えば緑膿菌など単数及び複数の細菌類、細菌類集団がバイオフイルムなどによりコロニー集団を形成しクオラムセンシング機構により、また情報伝達物質クオルモン、など関連増悪要因を産生し生体各所に転移滲出し一次的、複数次的に各種の増悪要因及び発症起因及び疾患を引き起こす。
【0017】
LPS産生菌類、コロニー集団のクオラムセンシング形成細菌類、その他の細菌類は相互に情報を取り合っている、これらによって生体各所の全域に渡り各種疾患の相互活性が生じ多くの疾患が活性し症状が一次的、複数次的に引き起し増悪する。
【0018】
短鎖脂肪酸(SCFA)は腸内細菌によって産生され腸から吸収される生体に有効な各種の働きをする、ただ、口腔などにて歯周菌により産生され炎症歯肉より血管に入りこんだ場合には生体の各所に増悪要因となる、これらの生体の各種の増悪要因及び発症起因を解消することにより一次的、複数次的に引き起こす各種疾患の予防改善治癒を行う
【0019】
また口腔に限らず短鎖脂肪酸(SCFA)が血管や血液に直接侵入する例えば皮膚及び口腔、消化経路臓器、角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺などに生息する例えば緑膿菌や常在菌が産生する場合の直接侵入する場合も含み生体の各所に増悪要因となる、これらの生体の各種の増悪要因及び発症起因を解消することにより一次的、複数次的に引き起こす各種疾患の予防改善治癒を行う。
【0020】
LPS及びその各種のLPS産生菌類の排除や中和及び解消及び消化及び薬学的排除及び機械的排除などにより生体の各種の増悪要因及び発症起因の継続、供給を解消することにより一次的、複数次的に引き起こす各種疾患の予防改善治癒を行う。
【0021】
また緑膿菌など多数の細菌類、細菌類集団がバイオフイルムによりコロニー集団を形成しクオラムセンシング機構により、また情報伝達物質クオルモン、による関連増悪要因病巣の排除及び中和及び解消及び消化及び薬学的排除及び機械的排除などにより生体の各種の増悪要因及び発症起因の継続、供給を解消することにより一次的、複数次的に引き起こす各種疾患の予防改善治癒を行う。
【0022】
上記の増悪要因及び発症要因の継続、供給を解消することにより細菌類間の相互活性も静めることにより各種疾患の予防改善治癒を行う。
【0023】
薬学的排除の方法は増悪要因の排除をすればよく特に限定せず例えば、低分子医薬、抗体医薬、遺伝子医薬、抗生物質、ワクチン、酵素薬、細胞薬、核酸医薬、その他の方法も含む。
【0024】
機械的的排除の方法は増悪要因の排除をすればよく特に限定せず例えば、パルスジェット水流、歯ブラシによる排除、ピンセットによる機械的排除、吸引機構による排除、風圧による排除、周囲圧による排除、音波利用排除、放射線利用排除、光線利用排除、磁気利用排除、電荷利用排除、熱効果利用排除などその他の方法も含む。
【0025】
これらの一次的複数次的発症増悪要因に例えばラクトフェリン(Lf)、抗SCFA薬、抗LPS薬、抗バイオフイルム薬や起因病巣の機械的排除などにより解決する。
【0026】
抗LPS剤とは、その用途及び効果の中には、ラクトフェリンが持つ抗菌、抗ウイルス、など各種の効果を含む。
【0027】
上記のラクトフェリンは、例えばトランスフェリン、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトランなども含み、その用途及び効果も同様に抗LPS剤として適用できる。
【0028】
(ラクトフェリン(Lf)の機能効果)
ラクトフェリン(Lf)は多くの機能及び効果を持っている例えば抗菌、抗真菌、静菌作用(制菌作用)、抗ウイルス、抗バイオフイルム、免疫活性及び促進、抗炎症、創傷治癒促進、抗酸化作用、抗がん、新生血管抑制、骨芽細胞増殖分化促進、破骨細胞の骨吸収抑制、骨形成促進、抗病原微生物、抗歯周病菌、LPSのマクロファージへの結合阻害、B細胞及びT細胞増殖促進、NK細胞の細胞障害作用活性,マクロファージの貪食作用の活性化、多数の細菌の鉄収奪、LPSに結合し中和無力化、遊離鉄の封鎖、細菌増殖の必須基質の除去効果、細菌壁のリポ多糖に結合、膜の透過性に影響及ぼし、細菌細胞溶解、過酸化物形成を介して細菌損傷、T細胞前駆体成熟促進、未成熟B細胞の効率的な抗原提示細胞への分化、樹状細胞機能調節、抗菌性ペプチド、細胞との相互作用によりムコペプチドを分解殺菌作用、細菌表面のマイナス電荷を中和、マクロファージや単球の活性化、ヒト白血病および癌腫細胞系の範囲でアポトーシスを選択的に誘導を示、生体に有用な低鉄要求量の細菌増殖促進、グラム陰性菌の細胞膜のLPSと結合細胞膜構造を脆弱化し、抗菌活性を示す、生体の消化管細胞の表面にLfが結合、ノロウイルスやロタウイルスの細胞への感染を防ぐ、などその他多くの効果があり、中でも抗菌性、鉄結合性、LPS結合による無力化、は重要な要素である。
【0029】
ラクトフェリシン(Lfcin)はグラム陰性菌の外膜に結合しリポ多糖を遊離させ、容易に外膜とペプチドグリカン層を通り抜け、抗LPS産生菌の効果を現す。
【0030】
(増悪要因を産生、分泌する細菌、病原菌、細菌集団)
増悪要因を産生、分泌する細菌、病原菌、細菌集団、は、特に限定しないが例えば内毒素(LPS)産生する病原性微生物、グラム陽性球菌、グラム陽性桿菌、グラム陰性球菌、グラム陰性桿菌、真菌、腸内細菌、常在菌、歯周病菌、緑膿菌や、それらの内毒素(LPS)外毒素、短鎖脂肪酸(SCFA)及び各種細菌、細菌集団、細菌集団が産生する、増悪要因やそれらが産生及び分泌及び飛散及び離散する増悪要因、それらの死骸、残骸による増悪要因を含む。
【0031】
内毒素(LPS:リボ多糖:エンドトキシン)は対象菌類の死骸、残骸、破壊物から派生されたものも含む。
【0032】
またバイオフイルムを産生し多数の細菌を含んで構成するクオラムセンシング機構が産生する増悪要因および、それらの死骸、残骸による増悪要因を含む。
【0033】
(それらの一次的、複数次的におこす増悪要因、疾患)
それらの一次的、複数次的におこす増悪要因、とは上記の各種増悪要因が一次的に引き起こす増悪要因、その増悪要因により、さらに二次的に引き起こす増悪要因によりさらに三次的、複数次的に引き起こす増悪要因を含む、それらの増悪要因による各種の疾患を含む、それらの増悪要因による遺伝子に影響を与えて遺伝子の変化により一次的複数次的に引き起こす各種の疾患も含む。
【0034】
(抗細菌薬)
抗細菌薬は、例えば病原性微生物、グラム陽性球菌、グラム陽性桿菌、グラム陰性球菌、グラム陰性桿菌、真菌、腸内細菌、常在菌、歯周病菌、緑膿菌、及び各種細菌、細菌集団、細菌集団が産生する、増悪要因やそれらが産生や分泌する増悪要因を含むそれらの抗菌薬、治療薬を含み、また増悪要因により一次的、複数次的に増悪する症状に対しての薬学的、治療改善薬も含む。例えば、抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗緑膿菌などほか多数のを含む
【0035】
(抗LPS薬)
抗LPS薬は、特に限定しないがLPS例えばLPS阻害剤、LPS中和薬、LPS消化薬、薬学的製剤を含む。
【0036】
(短鎖脂肪酸(SCFA))
短鎖脂肪酸(SCFA)は腸内細菌や歯周病菌により産生し特に歯周病菌による産生の場合は血管や血液に直接侵入する場合がある、この場合生体に増悪要因となる。
【0037】
(病原性微生物及びコロニー集団細菌)
病原性微生物及び細菌及びコロニー集団細菌は特に限定せず多数雑多の細菌真菌微生物を含み一例をあげれば例えばグラム性陰性球菌、グラム性陰桿菌、グラム陽性球菌、グラム陽性桿菌、抗酸菌、非定型菌、真菌属、ブドウ球菌属、その他の菌属をも含み、病原性微生物、歯周病菌、腸内細菌、緑膿菌、ムコイド型緑膿菌、マラセチア菌、アクネ菌、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、スタフィコッカスエビデルシディス菌、ミックロコッカス菌、カンジタ菌、白癬菌、ムコロイド型肺炎球菌、皮膚常在菌、臓器内常在菌、その他ウイルスなど各種多数の細菌及びそれらの菌をバイオフイルムにより囲み集団を作ってこれらが引き起こす各種の増悪因子により引き起こす各種の細菌があげられる。
【0038】
(各種のウイルス)
各種のウイルスは特に限定せず特に限定せず多数雑多のウイルス例えば、2本鎖DNA、1本鎖DNA、2本鎖RNA、1本鎖RNA +鎖、1本鎖RNA −鎖、1本鎖RNA逆転写2本鎖DNA逆転写、などすべてのウイルスを含む。
【0039】
一例をあげれば、例えばインフルエンザウイルスの各種、パピローマウイルス科(Papillomaviridae)パピローマウイルス属(Papillomavirus)、ヒトパルボウイルス B19(Parvovirus B19)など多数を含む。
【0040】
また、常在菌や各種の細菌が細胞内に入りこみウイルス状態になったものも含む。
【0041】
(各種の歯周病菌)
各種の歯周病菌は特に限定せず特に限定せず多数雑多の口腔内細菌で例えば、(ポルフィロモナス・ジンジバリス)(Porphylomonas gingivalis)(P.g.菌)、アクチノバシラス アクチノミセタムコミタンス(Actinobacillus ctinomycetemcomitans)(A.a.菌)、トレポネーマ・デンティコーラ(Treponema denticola)(T.d.菌)、プレボテラ・インターメディア(Prevotella intermedia)(P.i.菌)、タンネレラ・フォーサイセンシス(Tannerella forsythensis)(T.f.菌)、ストレプトコッカス・サリバリウス(Streptococcus salivarius)、ストレプトコッカス・ミティス(Streptococcus mitis)、ストレプトコッカスサングニス(Streptococcus sanguinis)、ストレプトコッカス・ミチア(Streptococcus mitior)、ストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans)、バクテリオネーマ・マトルコティ(Bacterionema matruchotii)、プロピオンバクテリウムアクネス(Propionbacterium acnes)、などこのほか多種多様な病原性微生物、細菌類を含む。
【0042】
(各種の皮膚及び内臓の常在菌、細菌、微生物)
各種の皮膚及び内臓の常在菌、細菌、真菌、微生物には、特に限定せず、例えば生体の口腔、皮膚、頭皮、毛髪、毛根、毛包、パルジ、皮脂腺、汗腺、角栓、眼球、網膜、耳、骨髄、骨、循環器血管、血球、血漿、リンパ器、神経、脳、筋肉、内臓、腸内、肺、生殖器、これらの組織細胞などあらゆる生体の各部の臓器に生息している細菌、微生物、真菌を含み日和見菌など通常は病原性を現わさず、生体の維持に良い方向に働くのではあるが、時には生体に対し増悪要因を現わす細菌などを含む。
【0043】
(黄色ブトウ球菌やその他の菌が産生する毒素)
多くの成人の胃にはピロリ菌が少数常在する。ピロリ菌は、自己の住処をウレアーゼとよばれる酵素の強い活性をして尿素を分解して、アンモニアを産生中和し胃粘膜に潜り込んで生息している、ピロリ菌はLPSを産生する。
【0044】
小腸にも、乳酸桿菌、レンサ球菌、ベイロネラ菌、などが生息している、 大腸には多くの細菌が生息しており、多くの菌は嫌気性菌である、バクテロイデス属、ビフィドバクテリウム属(ビフィズス菌)、ペプトストレプトコッカス菌、クロストリジウム属、大腸菌、腸球菌、セラチア菌、その他多くの腸内細菌類などが生息している、セラチア菌はLPSを産生する
【0045】
(緑膿菌が産生する毒素)
菌体外毒素や分泌酵素、外毒素や溶血素、分泌酵素、エキソトキシンA(外毒素A)、エキソエンザイムS(細胞外酵素S)、い細胞傷害性を持つヘモリジン(タンパク質性の溶血毒)と、溶血殺菌作用を持つラムノリピドなど関係するその他の毒素も含む。
【0046】
(緑膿菌が産生するクオラムセンシング物質、機能他)
緑膿菌が産生するクオラムセンシング物質、機能による産生物、分泌物、毒素、色素、ムコロイド、などあらゆる緑膿菌の関係するものも含む。
【0047】
クオラムセンシング形成コロニー集団の細菌類としては、特に限定せず例えば、古細菌、真核生物、真正細菌、真菌、放線菌、球菌、桿菌、抗酸菌、グラム陽性菌、グラム陰性菌、などを含む。
【0048】
細菌集団コロニーとしては特に限定せず例えば上記細菌や、各種のウイルスを含む集団コロニーを形成するもも含む。
【0049】
細菌集団コロニーは皮膚における角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺及び口腔におけるLPS産生細菌及びバイオフイルム形成細菌及びその集団なども含む。
【0050】
細菌集団コロニーの形成芭蕉は皮膚においては頭皮、顔、胸、背中、肩、脇、股間、内外肛門、皮膚全体に及ぶ、口腔内の全域、歯肉、歯、歯根、など全域に及ぶ、消化器においては口腔を含む食道、胃、大腸、小腸、肛門など生体の全域も含む。
【0051】
(抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗緑膿菌薬、LPS阻害剤、LPS中和、消化薬、体内増悪因子の除外)
口腔内から例えば歯肉炎症による血管損傷による歯周菌やLPSの血管内への侵入、同血液成分にたいする侵入に対する除外の方法は、特に限定されないが、例えば抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、LPS阻害剤、LPS中和、消化薬、体内増悪因子の除外、機械的除外の方法であればよい。
【0052】
抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗菌薬は例えば歯周病菌に対する殺菌性や、歯周病菌から分泌されるLPSを中和または消化排除する薬剤であればよい。
【0053】
同様に皮膚に常在する表皮ブドウ球菌も、LPS(ポリサッカライド)を産生するのでこれに対応する薬剤及びこれが分泌されるLPSを中和または消化排除する薬剤であればよい。
【0054】
抗病原性微生物、抗歯周病菌、表皮ブドウ球菌などその他の菌類はバイオフィルムとよぶ菌膜を形成する場合があり薬剤が効きにくい場合があるので機械的に排除しなければならない。
【0055】
抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗菌薬としては例えば、キノロン系、キセチル、セフロキシムアキセチル、セファクロル、セフロキサジン、セフィキシム、セフテラムピボキシル、セフォチアムヘキセチル、セフジニル、セフチブテン、セフジトレンピボキシル、セフカペンピボキシル、ペネム系、ファロペネム、ペニシリン系、アンピシリン、バカンピシリン、アモキシシリン、ピブメシリナム、β−ラクタマーゼ阻害剤配合、クラブラン酸・アミキシシリン、スルタミシリン、マクロライド系、エリスロマイシン、ロキタマイシン、ジョサマイシン、ロキシスロマイシン、クラリスロマイシン、アジスロマイシン、ケトライド系、テリスロマイシン、リンコマイシン系、リンコマイシン、クリンダマイシン、テトラサイクリン系、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、抗原虫薬、メトロニダゾール、ラクトフェリン、トランスフェリン(セロトランスフェリン(Serotransferrin)やシデロフィリン(siderophilin)と呼ぶこともある)、ラクトフェリシン、エリトラン、ラクトペルオキシダーゼ、によることが出来るまたバイオフイルムへの対応は上記のほかに適宜対応する薬剤を使用することが出来る。
【0056】
同じくグラム性陰性菌の緑膿菌に対する上記に加える製剤として、フルオロキノロン、アミノグリコシド、フタロシアニン、βラクタム系薬、ペニシリン系薬:ピペラシリン、セフェム系グラム陰性桿菌用セフェム:セフタジジム広域セフェム:セフェピム、カルバペネム系薬、アズトレオナム、硫酸ポリミキシンB、コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム、ラクトフェリン、トランスフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、ラクトペルオキシダーゼによることが出来るまたバイオフイルム対応は上記のほかに適宜対応する薬剤を使用することが出来る。
【0057】
上記抗菌薬は例えば緑膿菌、歯周病菌に対する殺菌性や、歯周病菌、緑膿菌やその他の内臓在菌などから分泌されるLPSを中和または消化排除する薬剤であればよい。
【0058】
(抗LPS剤=LPS阻害剤、LPS中和薬、LPS消化薬、LPS吸着、)
抗LPS剤と言えるLPS阻害剤、LPS中和薬、LPS消化薬、LPS吸着、は特に限定せず例えばラクトフェリン、トランスフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、ラクトペルオキシダーゼなど適宜対応する薬剤を使用することが出来る。
【0059】
(ラクトフェリンの働き)
ラクトフェリンは鉄に対する高い親和性、抗酸化特性、高純度、抗菌剤、細胞増殖を刺激する、Coisolateは、抗菌性、タンパク質分解に対する耐性を有する、ラクトペルオキシダーゼは、抗菌剤、抗緑膿菌、タンパク質ヨウ素化、自由流動性粉末、鉄に対する高い親和性を有する、グリコマクロペプチド(GMP)は、数多くの生物学的活動、消化機能に影響する。
【0060】
(ノルアドレナリン、バソプレシンによるLPS吸着排除)
ノルアドレナリン、バソプレシンの投与による公知の敗血症治療方法よってもよい(エンドトキシン吸着療法を用いない敗血症性ショック患者の治療成績、岩崎 衣津他)(日救急医会誌.2012;23:92−100)、最近の研究ではノルアドレナリンや少量バソプレシン投与で、臓器血流維持や心係数、糸球体濾過率の増加が報告されている19−21)。更に我々は、ノルアドレナリンと少量バソプレシンが敗血症性ショック患者の肝・腎血流に影響を及ぼさないことを報告した22)。したがって、ノルアドレナリンや少量バソプレシン投与は、敗血症患者の循環維持に安全で有効である。また、末梢循環不全が存在し心機能が低下している症例には少量のミルリノンも追加投与した。ミルリノンは、末梢血管を拡張し強心作用を有する。四肢冷感のあるような末梢循環不全症例の場合、少量投与でも適切な循環血液量・血圧を維持して投与すると有効であるとされる。
【0061】
また公知の敗血症における血液のLPS吸着方法(エンドトキシン吸着療法(PMX−DHP))によってもよい。
【0062】
(ラクトフェリン)
ラクトフェリンは、哺乳動物の乳由来、植物由来、遺伝子組換え型、人工的に製造、市販、その由来や生成方法に特に制限はなく、ラクトフェリンであればいずれかのラクトフェリンも用いることができる。
【0063】
また、例えばラクトフェリンに含まれる鉄分を取り除き、鉄吸着力高めたアポラクトフェリン、鉄の豊富なホロラクトフェリン、ラクトフェリシンによっても予防改善治癒の効果がある。
尚、ラクトフェリンの原料中及び加工製造過程でLPS(リボ多糖、リポポリサッカライド、エンドトキシン)などの混入したものは好ましくない
【0064】
アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、ラクトフェリン含有組成物は特に限定せず、ラクトフェリンとその他の成分との合成素材、ラクトフェリンとその他の成分との複合体や被膜でコーティングによる粉末であっても良いし、ラクトフェリンとその他の成分の組成物を被膜でコーティング組成物であってもよいし、その他の成分にを含む組成物でもよい。
【0065】
(ラクトフェリンの水溶液)
ラクトフェリンは例えば1000mgを限定はしないが例えば水50mlから500mlなどで希釈した水溶液で希釈した物でも良い、希釈比は特に限定しない、その他の成分を添加したもよい。
【0066】
(ラクトフェリンのクリーム、ジェル)
ラクトフェリンは特に限定しないがグリセリンやその他の成分を添加してクリーム状やジェル状などにした塗布薬としてもよい、内容量は特に限定しないがラクトフェリン1000mgに対しグリセリン200mlなどとしたよい。成分比は特に限定しない。
【0067】
(ラクトフェリンのシャンプー、トリートメント、養毛剤、発毛剤への添加)
ラクトフェリンは養毛剤、発毛剤にしても良い、特に限定しないがミノキシジルやその他の成分を添加して養毛剤や発毛剤としても良い、内容量は特に限定しないがラクトフェリン1000mgに対し養毛剤や発毛剤、200mlなどとしたよい。成分比は特に限定しない。また洗剤、化粧品、シャンプーやトリートメントなども同様に添加してよい、またラクトフェリンを基礎とした製剤でもよい。
【0068】
(ラクトフェリンの投与)
ラクトフェリンの経口投与期間は4日から25日など各種薬に対応し適宜投与する。
【0069】
ラクトフェリンの皮膚、体毛、頭髪などへの投与量は例えば1日1回〜3回など適宜塗布や散布回数は、面積、症状に合わせて適宜増減して良い。
【0070】
(トランスフェリン)
トランスフェリンは、哺乳動物の乳由来、植物由来、遺伝子組換え型、人工的に製造、市販、その由来や生成方法に特に制限はなく、トランスフェリンであればいずれかのトランスフェリンも用いることができる。
【0071】
また、例えばトランスフェリンに含まれる鉄分を取り除き、鉄吸着力高めたアポトランスフェリンによっても予防改善治癒の効果がある。
尚、トランスフェリンの原料中及び加工製造過程でLPS(リボ多糖、リポポリサッカライド、エンドトキシン)などの混入したものは好ましくない
【0072】
トランスフェリン含有組成物は特に限定せず、トランスフェリンとその他の成分との合成素材、トランスフェリンとその他の成分との複合体や被膜でコーティングによる粉末であっても良いし、ラクトフェリンとその他の成分の組成物を被膜でコーティング組成物であってもよいし、その他の成分にトランスフェリンを含む組成物でもよい。
【0073】
(トランスフェリンの投与)
トランスフェリンの投与期間は4日から25日など各種薬に対応し適宜投与する。
【0074】
トランスフェリンの投与量は例えば一日食後3回30mg〜1000mgなど適宜増減して良い
【0075】
ラクトフェリン及びトランスフェリンは、投与形態としては、特に限定せず、錠剤、半固体製剤、液体製剤、丸剤、散剤、顆粒剤、座剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ剤、エアゾール剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、塗り薬、貼付薬、などの形態により経口または非経口的製剤などの投与方法としてよい
【0076】
また製剤としては通常に公知の薬理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝材、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味料、粘ちょう剤、矯味剤、溶解補助剤、亜鉛、PH調整剤、その他の添加剤などと混合したものでもよい。
【0077】
固体製剤とする場合は、添加剤、例えば、蔗糖、乳糖、セルロース糖、D−マンニトール、マルチトール、デキストラン、でんぷん類、寒天、アルギネイト類、キチン類、キトサン類、ペクチン類、トランガム類、アラビラゴム類、ゼラチン類、コラーゲン類、カゼイン、アルブミン、乳清たんぱく質類、リン酸カルシウム、ソルビトール、グリシン、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、グリセリン、ポリエチレングリコール、炭酸水素ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク等が用いられたものでも良い。
【0078】
錠剤形態としては特に限定せず、錠剤に必要に応じて通常の剤皮を施した錠剤、例えば、糖衣錠、腸溶性コーティング錠、フィルムコーティング錠あるいは二層錠、多層錠でもよいしこれらの剤皮が無い物でもよい。
【0079】
そのた製剤形態において、動植物性油脂(オリーブ油、トウモロコシ油、ヒマシ油)、鉱物性油脂(ワセリン、白色ワセリン、固形パラフィン等)、ロウ類(ホホバ油、カルナバロウ、ミツロウ等)、部分合成若しくは全合成グリセリン脂肪酸エステル(ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸等)、塩化ナトリウム、グルコース、ソルビトール、グリセリン、オリーブ油、プロピレングリコール、エチルアルコール、無菌の水溶液、例えば、生理食塩水、等張液、油性液、例えば、ゴマ油、大豆油、懸濁化剤、非イオン性界面活性剤、溶解補助剤、水性液剤または水溶液が用いられ、特に、無菌の注射用水溶液、緩衝剤、等張剤、溶解補助剤、保存剤、粘ちょう剤、キレート剤、pH調整剤、芳香剤のような各種添加剤などを添加、使用した物でもよい。
【0080】
また公知の抗生物質、抗ウイルス薬、アルカリ性改善薬などを合成した製剤でもよい。
【0081】
上記のラクトフェリン、トランスフェリンに関する事項は、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトランにも適用できる。
【0082】
抗生物質は、上記の抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗菌薬による他公知の古細菌、真核生物、真正細菌、真菌、放線菌、球菌、桿菌、抗酸菌、グラム陽性菌、グラム陰性菌などの公知の抗生物質を使用できる。
【0083】
抗ウイルス薬はバイオフイルム内に侵入しているウイルスには効果が限られているのだが、公知の抗ウイルス薬を使用できる特に限定はしないが例えば、公知の抗ウイルス薬では抗インフルエンザ薬であるNA(ノイラミターゼ)阻害剤、ザナミビル(リレンザ)、オセルタミビル(タミフル)、ペラミビル(ラピアクタ)、M2プロトンチャネル阻害薬、アマンタジン(シンメトレル)、リマンタジン、RNAポリメラーゼ阻害薬、ファビピラビル、等を使用できる、またウイルス本体に作用するゾフルーザも使用できる。
【0084】
イボのウイルス ヒトパピローマウイルス(HPV)であるパピローマウイルス科(Papillomaviridae)、パピローマウイルス属(Papillomavirus)のウイルスである多くの(HPV)に対する抗HPV薬を使用できる、その他公知のハトムギなど漢方薬であっても良い
【0085】
(酸性度性改善)
生体のPH値をアルカリ性側に修正するアルカリ性改善方法は、特に限定せず例えばお茶、ウーロン茶、緑茶、紅茶、牛乳、コンニャクなどのルカリ性食品、植物の摂取の他、市販のアルカリイオン水や、カルシュウム、カルシュウム素材焼成品、焼成貝殻などを浸水して出来るアルカリ水の摂取による改善方法でよくその他の改善方法でも良い。
【0086】
また市販品のアルカリイオン水や電気分解によるアルカリイオン水などでも良いく特に限定しない。
【0087】
焼成貝殻は特に限定しないが二枚貝などによるものでもよく、公知の焼成貝殻粉末を浸水したのを使用できる。
【0088】
例えば焼成貝殻は公知の市販品を使用し水道水にホタテ貝殻焼成粉末(例えば有フルサト物産製)を浸水し製造した物でもよい。
また容器に焼成貝殻粉末などアルカリ成分をいれ混合した後振動を与えない環境で粉末の沈殿をまって上澄みを利用する方法でも良いし、浸透膜により溶液を利用する方法でもよい。
【0089】
同ホタテ貝殻焼成粉末を小さじ一杯程度を、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン複合繊維製で容易に粉末が染み出ない様に被膜し水道水200ccに約1〜6時間浸水し製造し最高PH14程度に出来る、浸水時間及びPH度は適宜調整して利用出来る。
【0090】
同ホタテ貝殻焼成粉末を水に流れ出さない様に固形化してこれを浸水して利用する方法でもよい。
【0091】
アルカリ性水の投与は生体に応じ適宜調整できPH9程度〜14程度を使用できる。また量的にはPH度により適宜調整出来10ccから200cc程度で利用できPH12、5程度の場合は30cc程度を投与でもよい。1日1回程度の摂取でよい
【0092】
その他のアルカリ性食品、植物の摂取量は特に限定せず適宜摂取できる。
【0093】
アルカリ性粉末やアルカリ性溶液を直接局部に散布する方法によってもよいし、またそれを数時間程度の後洗浄による方法でもよい。
【0094】
PH改善素材をその他の治療組成物及び毛髪の発毛を目的とする製剤、毛髪の育成を目的とする製剤、体質改善を目的とする製剤、その他の治療を目的とする製剤と合成、混合、混在して治療の目的とする製剤としても可能であり使用できる。
【0095】
PH改善素材の単体及び合成、混合、混在の組成物は、投与形態としては、特に限定せず、錠剤、半固体製剤、液体製剤、丸剤、散剤、顆粒剤、座剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ剤、エアゾール剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、塗り薬、貼付薬、などの形態により経口または非経口的製剤などの投与方法としてよい
【0096】
また製剤としては通常に公知の薬理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝材、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味料、粘ちょう剤、矯味剤、溶解補助剤、その他の添加剤などと混合したものでもよい。
【0097】
固体製剤とする場合は、添加剤、例えば、蔗糖、乳糖、セルロース糖、D−マンニトール、マルチトール、デキストラン、でんぷん類、寒天、アルギネイト類、キチン類、キトサン類、ペクチン類、トランガム類、アラビラゴム類、ゼラチン類、コラーゲン類、カゼイン、アルブミン、乳清たんぱく質類、リン酸カルシウム、ソルビトール、グリシン、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、グリセリン、ポリエチレングリコール、炭酸水素ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク等が用いられたものでも良い。
【0098】
錠剤形態としては特に限定せず、錠剤に必要に応じて通常の剤皮を施した錠剤、例えば、糖衣錠、腸溶性コーティング錠、フィルムコーティング錠あるいは二層錠、多層錠でもよいしこれらの剤皮が無い物でもよい。
【0099】
そのた製剤形態において、動植物性油脂(オリーブ油、トウモロコシ油、ヒマシ油)、鉱物性油脂(ワセリン、白色ワセリン、固形パラフィン等)、ロウ類(ホホバ油、カルナバロウ、ミツロウ等)、部分合成若しくは全合成グリセリン脂肪酸エステル(ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸等)、塩化ナトリウム、グルコース、ソルビトール、グリセリン、オリーブ油、プロピレングリコール、エチルアルコール、無菌の水溶液、例えば、生理食塩水、等張液、油性液、例えば、ゴマ油、大豆油、懸濁化剤、非イオン性界面活性剤、溶解補助剤、水性液剤または水溶液が用いられ、特に、無菌の注射用水溶液、緩衝剤、等張剤、溶解補助剤、保存剤、粘ちょう剤、キレート剤、pH調整剤、芳香剤のような各種添加剤などを添加、使用した物でもよい。
【0100】
治療生体は特に限定せず生体であれば良く、人、獣医、動物用、愛玩動物、家畜、とすることが出来る。
【0101】
(細胞の増殖活性成分の賦課投与)
細胞の増殖活性成分の賦課投与は例えば亜鉛やその他の成分を合わせて投与してもよい、亜鉛の量は特に限定しないが生体の状態に合わせ適宜調整してよいその他の摂取物により摂取されているので例を上がれば1mmから10数mmで効果がでる。
【0102】
(抗細菌薬、抗ウイルス薬の投与)
抗細菌薬、抗ウイルス薬の投与は適宜製薬メーカーの各種病原菌に対応する量及び投与回数に順次てよい、ただラクトフェリン投与と合わせるか、ラクトフェリン投与に先んじて投与してもよい。
【0103】
以下の例に限らないが一例をあげれば、公知の一般ヘルペスウイルス治療薬、サイトメガロウイルス治療薬、ヒトパピローマウイルス治療薬、RSウイルス治療薬、インフルエンザウイルス治療薬、HIV−1治療薬、HBV治療薬、HCV治療薬、ヒトパルボウイルスB19治療薬、パピローマウイルス(HPV)治療薬、ゾビラックス錠200mg、ゾビラックス5%軟膏、バルトレックス錠500mg、ファムビル錠、アルダラクリーム、ヘプセラ10mg、バラクルード0.5mg、ゼフィックス100mg、などこれに限らず対応するウイルス薬を使用して良い。
【0104】
(増悪因子の除外)
LPS(リボ多糖、リポポリサッカライド、エンドトキシン)やその産生原である病原菌などの体内産生要因の排除する為、病原性微生物などの特に病原性微生物陰性菌を含む例えば歯周病菌(特にポルフィロモナス・ジンジバリス)や緑膿菌、それら含むバイオフイルム化したその他の菌が混在した集団の機械的排除、薬品的排除、その他の有効な排除方法で適宜行う。
【0105】
LPSの産生する真菌、細菌、微生物は内臓器官内に常在している場合があるからそれらの産生生物に対する除去には、適宜対応する公知の薬品を使用して病原菌及びLPSの除去を行う。
【0106】
(機械的排除の方法)
同様に皮膚の常在菌やその他の菌、それらのコロニー混在集団を、例えば薬品及び機械的、光学的、電磁的、電子的などにより排除を行う
【0107】
(口腔内での機械的薬品的除菌除去)
口腔内での機械的歯周菌排除方法は特に限定されない、例えばスケーリング、ルートプレーニング、フラップ手術、レーザー治療、高圧パルス水流噴射やブラッシングなどにより行うことが出来る。
【0108】
口腔内いでの歯周菌などの除菌には、特に限定しないが例えば抗歯周菌入り歯磨きペーストを使用し歯ブラシなどでブラッシングし機械的薬品的に除菌を行うことが出来る。
【0109】
また口内菌繁殖の予防や除菌の為のリンス剤によることでもよい。
【0110】
ブラッシングなどの機械的薬品的排除に使用するペーストは特に限定されないが、例えば、公知のフッ化ナトリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するものや、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム、グリチルリチン酸ジカリウムを含むものなどによることが出来る。リンス液についても特に限定されず、公知の上記の内容剤などを使用できる。
【0111】
バイオフイルムの置き換わりに対応する為、リンスやブラッシングペーストの交換を適宜行うことよい。
【0112】
機械的除菌には特に限定されない、例えば、公知の手動的ブラッシング、電動式ブラッシング、高圧水流洗浄式、高圧パルス水流式、電子パルス式、電界式などによることでもよい。
【0113】
この内高圧パルスジェット水流よる洗浄は特に限定しないが例えば、水圧:約30kPa〜約758kPa高圧水流を間欠的に振動数:約80〜約1、200回/分によるパルス水流とした洗浄機で水量200〜2000mlで歯の間、歯と歯肉、歯茎と歯茎の周り、舌、上下あご、など口腔内を満遍なく高圧パルス洗浄を行うとよい。
【0114】
またこの高圧パルスジェット水流方法は頭皮及び頭皮や、毛根、毛孔、毛母、毛乳頭、毛球、パジル領域、立毛筋、毛幹、皮脂腺などのパルスによる刺激及び揉み解す方法や角栓や毛穴の皮脂などの詰りの除去などに効果があり利用できる。
【0115】
また高圧パルスジェット水流や機械的刺激により立毛筋及びパジルの機能を刺激し毛髪の成長及び維持を促進することが出来る
【0116】
立毛筋及びパジルの機能を刺激及び揉み解しには、薬学的の他機械的刺激、電荷的、電磁的、光学的、レーザー光、超音波、パルス的圧などによって刺激、揉み解す方法によっても行うことが出来る。
【0117】
(病巣の補修構造改善)
歯の神経を除去した歯においては、その歯に血液が流れてその免疫防衛機能がない状態であり免疫機能による歯周菌の排除は低下した状態におかれることから機械的排除の継続をすること。インプラント人口素材歯も同様に免疫防衛機能が無い状態にあることから同様に行う。
【0118】
損傷歯における歯冠をかぶせる治療、継ぎ歯、においては、その歯肉と本歯構の接触面に歯周病菌が繁殖した場合、人口歯冠や、人口継ぎ歯が歯肉に被さっており構造的に歯周病病巣の機械的排除が不可能状態にあるから、繁殖嫌気性グラム陰性菌の格好の住処になり、且つ外見上見つらない状態になっている為、病状の進行の見逃を許していたから、
【0119】
損傷歯に対する歯冠材は特に限定されないが、例えば歯冠材に抗菌性素材帆立貝焼成粉砕物やその他の長期殺菌効果のある素材により製造することで機械的排除不能状態を補完解消する。
【0120】
インプラント人口素材においても限定はされないが、例えば長期除菌効果のある抗菌性素材帆立貝焼成粉砕物成形品やその他の長期殺菌効果のある素材により製造することで機械的排除不能状態を補完解消する。
【0121】
また上記の人口歯冠や、人口継ぎ歯の構造は、歯肉に被さらない構造で損傷歯の人口歯冠や、人口継ぎ歯を治療する。つまり元の歯の側面と人口歯冠や継ぎ歯の側面が段違いが外側にはみでて歯肉の上に載らない様な構造にし、歯周病菌巣の機械的排除及び殺菌剤の侵入などをしやすくすることが出来る。
【0122】
元の歯の側面と人口歯冠や継ぎ歯の側面が外側に段違いになる場合は本歯に補填材を補填し歯肉に人口素材が被らない様に治療し、歯周病菌巣の機械的排除及び殺菌剤の侵入などをしやすくすることが出来る。
【0123】
(生体の各臓器、口腔内、皮膚をなどでの機械的排除 除菌、)
角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺は及び口腔内にはバイオフイルムを形成した緑膿菌など多数の細菌及びウイルスによるコロニー集団を形成しクオラムセンシング機構による多くの疾患引き起こす原因となっていることは生体の多くの疾患の原因遠因とは認識されてこなかった。
【0124】
これらのコロニー集団の排除には薬学的排除の方法、機械的排除の方法や公知のその他のにより行う。
【0125】
公知の薬学的排除の方法にはバイオフイルムの形成を阻害するカテキンの投与、塗り薬、貼付薬などを用いても良い。
【0126】
(クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方)
バイオフイルム内に形成した多数の細菌及びウイルスによる集団コロニーを形成する最近集団は棲息状態によっては、クオラムセンシング機構により多様な疾患を発症する。
【0127】
バイオフイルム内に形成した多数の細菌及びウイルスによる集団コロニーの除去は、特に限定はしないが、薬学的殺菌排除の他機械的排除、電荷的、電磁的、光学的、レーザー光、超音波、高圧パルスジェット水流などによって排除、解消を行う。
【0128】
口腔内においては前記機器や薬学的に行ってよい。
【0129】
皮膚、毛穴、汗腺、脂腺に出来た角栓やニキビなどは薬学的及びに行う、機械的にはピンセット、角栓押し出し具、空気圧吸引、空気圧噴射、超音波振動、高周波による破壊、電子、電荷による破壊、瞬間的熱線、レザー、高圧パルスジェット水流、粘着シートによる粘着吸引出、等により行う。
【0130】
薬学的細菌集団コロニーの増悪要因の排除は例えば、公知の病原遺伝子群の発現を阻害する薬品、菌数の密度を認識を阻害する薬品、その密度、濃度が一定になった場合の特定の物質が産生されることを阻害する薬品、バイオフィルムを阻害する薬品、バイオフィルムの破壊をする薬品、悪玉菌への変身を阻害する薬品、多糖類、ムコ多糖、ムコイド、外毒素(エキソトキシンA)、内毒素(エンドトキシン)の産生を阻害する薬品、同じく無力化させる薬品、その他の多数の増悪要因を阻害する薬品などによる。
【0131】
情報伝達物質などのクオルモンなどの産生を阻害する薬品、クオルモンを阻害する薬品、その他の多数の増悪要因を阻害する薬品などによる。
【0132】
また例えばラクトフェリン、トランスフェリン、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、などの他公知の、適宜対応する薬剤を使用することが出来る。
【0133】
ムコ多糖、多糖類、ムコ多糖、ムコイドなどの排除は細菌集団コロニーの機械的排除、光学的、薬学的、電磁的、電荷的排除により行う、薬学的排除は特に限定せずアウドラザイム、エラプレース、ムコ多糖を分解する酵素などの投与による方法でも良い。
【0135】
またコロニー集団を形成するグラム性陰性菌、グラム性陽性菌、常在菌のマラセチア菌、アクネ菌、緑膿菌、歯周菌類、その他の菌に対する単一の抗菌剤を単一複合して使用しても良い、例えば抗緑膿菌薬、抗歯周菌薬などてきぎ該当する抗菌薬、抗ウィルス薬を使用しうる。
【0136】
上記の抗菌薬等に併用して例えば公知のカテキンやその他のバイオフイルム破壊薬品を投与してもよい。
【0137】
また例えばラクトフェリン、トランスフェリン、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、などの他公知の、適宜対応する薬剤を使用することが出来る。
【0138】
(イボ、ウイルス性イボの排除)
イボやウイルス性イボの菌及びウィルスは、他の細菌及び細菌集団を時に活性化させ各種の増悪要因となりクオラムセンシング機構を形成する。
【0139】
これらのイボウイルス集団が神経にその産生成分により影響を及ぼし各種の疾患を引き起こすことはこれまで認識されてこなかった、これらの疾患には例えば頭痛、慢性疲労症候群などを発症する。
【0140】
これらのイボなどの排除には液体窒素による破壊、レーザーによる破壊、抗ウイルス薬、抗菌剤による排除を行う。
【0141】
また機械的排除、ピンセット、ハサミなどによる撤去、光学的、電磁的、熱線的、電荷的排除によってもよい。
【0142】
病原性微生物やその他の細菌などによって生体の鉄分が吸収され、生体の必須成分の一つである鉄分が不足するよって、適宜鉄分の補給をする必要の場合がある、また抗LPS剤の投与による鉄分の不足も解消する適宜鉄分の補給をする必要の場合がある。
【0143】
鉄分の補給は、特に限定しないが例えば、ヘム鉄、クエン酸第一鉄ナトリウム(製品名フェロミア錠)、鉄分を含む野菜、バジル、タイム、こんにゃく、のり、ひじき、きくらげ、緑茶類、パセリ、とうがらし、こんぶ類、の摂取により行ってもい。
【0144】
(助長増悪因子の摂取除外の方法)
ただし、LPS含有物は増悪因子となる為好ましくない、
鉄分の補給はLPS産生細菌類の増殖を助ける方法に働くので摂取除外や摂取量の調整が必要になる。鉄分を含む野菜などからの摂取の方が良い。
【0145】
また増悪因子を助長する例えば病原性微生物、グラム陽性球菌、グラム陽性桿菌、グラム陰性球菌、グラム陰性桿菌、真菌、腸内細菌、常在菌、歯周病菌、緑膿菌、及び各種細菌、細菌集団、細菌集団の活性助長をする成分の摂取を抑制する。
【0146】
助長する成分として例えば、大豆製品、小麦製品など穀物の皮を有する製品がこれに当たる。
【0147】
また鉄分は疾患の対象微生物などの活性化を即し増悪要因になる場合もあり注意しながら投与する。野菜などによる鉄分補給は疾患増悪要因を最小化させることが出来、望ましい
【0148】
アルカリ成分の補給は前述にならい行う
【0149】
またアルカリ成分もまた腸内細菌のバランス崩しそれが対象微生物などの活性化を即し増悪要因になる場合もあり注意しながら投与する。野菜などによるアルカリ性補給は疾患増悪要因を最小化させることが出来、望ましい
【0150】
(外毒素溶血素の分泌毒素の排除)
病原菌の外毒素例えば緑膿菌にはエキソトキシンA、タンパク質合成を阻害、エキソエンザイムS、ADP−リボシル化する活性、溶血素の細胞傷害性があるモリジン、溶血殺菌作用のラムノリピド、その他分泌酵素には、アルカリペプチダーゼ、エラスターゼ、コラゲナーゼ、リパーゼがあり、感染細胞の破壊し細菌の侵入増殖を容易にならしめ出血や壊死などの増悪要因がある
【0151】
これらの毒素の排除には対応する抗菌薬を投与する例えば緑膿菌においては、アミノグリコシド系ではゲンタマイシン、トブラマイシン、ペニシリン系のではチカルシリン、ピペラシリン、第3世代セフェムではセフタジディム、カルバペネム系のイミペネム・シラスタチン合剤、メロペネム、ドリペネム、ニューキノロン系でもよい。
【0152】
また例えばラクトフェリン、トランスフェリン、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、などの他公知の、適宜対応する薬剤を使用することが出来る
【0153】
多剤耐性緑膿菌(MDRP)はなどに対する耐性を示す薬品があるので注意が必要である。
【0154】
(既存の治療方法及び治療薬の使用)
本発明の治療方法に、既存の治療方法及び既存治療薬による既存の治療方法を合わせての治療方法であってもよい。
【0155】
(選択される単数、複数の予防改善や治療の方法)
抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗LPS薬、LPS阻害剤、LPS中和薬、LPS消化薬、抗細菌薬の投与、、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、口腔内、皮膚をなどでの機械的排除、除菌、病巣の補修構造的形成、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数若しくは複数の方法により予防改善や治療をする方法でよい。
【0156】
(投与の注意点)
ラクトフェリンなどは鉄分吸収により効果を現す、また新生血管の活性を阻害する働きがあるので、長期投与により生体は新生血管活性により生体の維持を行っている働きもあるのである、この新生血管の阻害により例えば眼の細胞である角膜や硝子体、水晶体などの代謝活動が阻害されるその他の臓器にいても同じである、長期投与は控えなければならない。また鉄分の過剰排除も同様に長期投与は避けなければならない。尚レム鉄などの補給は肝心の増悪要因を増大させる危険があるので十分注意が必要である。
代替の新生血管活性薬や原因増悪要因には吸収されないレム鉄など以外の鉄分の方法によってもよい。
【0157】
(生体の各臓器)
生体の各臓器は、生体を構成する各種臓器、例えば消化器組織、循環器組織、脳組織全体、血管組織、皮膚組織、頭皮組織、五体組織、耳鼻組織、眼組織、筋肉組織、骨組織、口腔組織、各種臓器の構成組織、生殖組織、生体のすべてを含む、また哺乳類の生体も含む。
【0158】
(加齢黄斑変性症に対する治療方法)
加齢黄斑変性症の原起因は口腔細菌や皮膚及び頭皮の細菌によって引き起こされる、まず口腔内細菌を排除するため歯垢の排除をし、歯周病菌の抗生物質を摂取する。抗生物質は特に限定しないが抗グラム性陰性菌、グラム性陽性菌に対応する物でよい。
【0159】
歯磨きのペーストは特に限定しないが、フッ化ナトリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念にう。
【0160】
高圧パルスジェット水流よる洗浄、水圧:約30kPa〜約758kPa高圧水流を間欠的に振動数:約80〜約1、200回/分によるパルス水流とした洗浄機で最高水圧及び間欠振動最大で使用水量2000mlパルス水流で歯の間、歯と歯肉、歯茎と歯茎の周り、舌、上下あご、など口腔内を満遍なく高圧パルス洗浄を日に2回う 使用水量及び回数は適宜変更して良い。
【0161】
継ぎ歯、被せ歯など歯周病菌病巣が形成される歯は、その継ぎ歯、被せ歯の形成物を撤去するか、病巣の形成を予防する構造に置き換える。
【0162】
(皮膚、頭皮頭髪の、クオラムセンシング機構の排除及びLPSの排除)
症状の状態により皮膚及び頭皮の緑膿菌、角栓(クオラムセンシング機構)の除去及び頭髪や頭皮のLPSの中和mm又は解消又は消化を行う、抗ポリミキシンb硫酸塩系統を併用してもよい。
【0163】
さらにラクトフェリン30mmを一日3回い食後30分以内にて投与する。その後投与を続け20日目頃には概ね新生血管の退縮黄斑の腫れの退縮がなされる、その後は症状を皆があら適宜投与を継続する。3か月程度で概ね症状は治まる。経過をみてラクトフェリンの長期投与好ましくないので終了する。
【0164】
(ラクトフェリンの水溶液の散布)
ラクトフェリンは例えば1000mgを限定はしないが例えば水50mlから500mlなどで希釈した水溶液で希釈した物でも良い、希釈比は特に限定しない、その他の成分を添加したもよい。
【0165】
ラクトフェリンの皮膚、体毛、頭髪などへの投与量は例えば1日1回〜3回など適宜塗布や散布回数は、面積、症状に合わせて適宜増減して良い。
【0166】
(ラクトフェリンのシャンプー、トリートメント、養毛剤、発毛剤などへの使用)
ラクトフェリンは特に限定しないがミノキシジルやその他の成分を添加して養毛剤や発毛剤としても良い内容量は特に限定しないがラクトフェリン1000mgに対し養毛剤や発毛剤、200mlなどとしたよい。成分比は特に限定しないものを使用してよい。また洗剤、化粧品、シャンプーやトリートメントなども同様に添加した物を1日数回程度使用してもよい。
【0167】
(毛細血管修復)
網膜の毛細血管の血栓を解消する毛細血管血栓修復薬、及びグラム性陰性菌の排除の後鉄分補給製剤を併用してもよい。
【0168】
上記の歯磨き、歯垢の排除、歯周病菌の抗生物質の投与、高圧パルスジェット水流よる洗浄、歯の構造の撤去又は修正、皮膚及び頭皮の緑膿菌、角栓の除去、LPSの中和mm又は解消又は消化、抗ポリミキシンb硫酸塩系統の併用、毛細血管修復、は適宜選択して良い。また新生血管を抑制するその他の方法及び薬の併用もして良い。
【0169】
ラクトフェリンには抗病原性微生物、グラム性陰性菌の効果や新生血管抑制効果がある、この効果により加齢黄斑変性症に効果がある、その他例えばトランスフェリ、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトランなどと代替してもよい。
【0170】
[方法2]
血管内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす各種疾患及び、その疾患が産生する増悪要因を含む、これらが血管内から滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に引き起こす各種疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療の方法。
【0171】
[方法3]
血管内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に各種臓器に産生する因子により引き起こす各種疾患及びこれらが血管内に侵入し血管及び血管内から滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により引き起こす各種疾患に抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療の方法。
【0172】
[方法4]
血管内及び各種臓器に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、それらの一次的、複数次的に産生及び分泌する増悪要因により血管及び各種臓器に引き起こす各種疾患及び、これらが血管内及び各種臓器から滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する増悪要因により各種臓器に引き起こす各種疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療の方法。
【0173】
[方法5](歯周病菌やLPSなどが母子感染転移により発症する各種疾患)
胎児や子の母や、子の両親、親族、関与する近接者が感染保有する、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、これらが産生する分泌物、増悪要因により一次的、複数次的に産生及び分泌する増悪要因、それに起因する免疫活性因子、アレルギー因子が胎児や子への転移により一次的、複数次的に引き起こす各種疾患や血管及び各種臓器の疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療の方法。
【0174】
[方法6]
血管内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、により一次的、複数次的に産生及び分泌する増悪要因の起因により一次的、複数次的に産生する因子により、各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び血管内から歯周病菌や内毒素(LPS)、その他の産生毒素が滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療の方法。
【0175】
[方法7]
脳の各組織、視床下部、脳下垂体、海馬に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因及び産生する因子により、各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び脳の各組織、視床下部、脳下垂体、海馬に関連し一次的、複数次的に各種臓器に引き起こす各種疾患に方法1〜6による予防改善や治療の方法。
【0176】
[方法8]
骨髄内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により一次的、複数次的に産生する因子により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び骨髄内からそれらの増悪要因が滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に方法1〜7による予防改善や治療の方法。
【0177】
[方法9]
骨髄内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により一次的、複数次的に産生する因子により造血機能、造免疫細胞機能が増悪し引き起こす各種の疾患及び、これらの各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び骨髄内からそれらの増悪要因が滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に方法1〜8による予防改善や治療の方法。
【0178】
[方法10](骨破壊)
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因による骨破壊及び、それらが破骨細胞の活動を活性し引き起こす骨破壊及び骨破壊による増悪要因によって一次的、複数次的に引き起こす各種疾患に方法1〜9による予防改善や治療の方法。
【0179】
[方法11](骨及び軟骨)
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により骨及び軟骨を増悪及び骨破壊させ引き起こす疾患及びそれらによる一次的、複数次的に産生する増悪要因により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び増悪要因が骨及び軟骨に侵入して引き起こす疾患、それらの増悪要因が骨及び軟骨組織から増悪要因の滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に方法1〜9による予防改善や治療の方法。
【0180】
[方法12]
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因を抗菌薬、中和又は解消若しくは消化に抗LPS剤を含む組成物の投与を含む1〜11の方法による予防改善や治療の方法。
【0181】
[方法13]
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因が血液及びその各成分に侵入して入りこみ血管組織及び生体各部に一次的、複数次的な増悪要因のより引き起こす疾患に1〜12の方法による予防改善や治療の方法。
【0182】
[方法14]
抗LPS剤の投与若しくは抗LPS剤に他の成分含み構成する組成物による方法を含む1〜13の方法による予防改善や治療の方法。
【0183】
[方法15]
その他の治療方法例えばIPS細胞、幹細胞、ES細胞、EG細胞、及び生殖細胞、成体幹細胞、間葉系幹細胞、間充織幹細胞、多能性成体前駆細胞(「MAPCs」)、多能性成体前駆細胞、いわゆる胚幹細胞、胚生殖細胞、及び内胚葉性、外胚葉性、中胚葉性の胚系統の細胞からの分化細胞などを含む細胞投与及び移植、それらの溶液、懸濁液、及びゲル状性成分含有物投与やその他の細胞移植による方法や遺伝子改変、ウイルス療法、LPS療法、化合物、抗生物質、放射線治療などによる治療方法、その他の治療方法と合わせてする方法を含む1〜14の方法による予防改善治療の方法。
【0184】
本発明の方法はその他の療法方法と合わせてする方法にも適用できる、例えば、各種の疾患、難病、認知症、アルツファイマーなどと合わせて本発明の方法を併用することを含む。
【0185】
[方法16]
内毒素(LPS;LPS剤)投与による治療に合わせ抗LPS薬を投与しLPSによる増悪要因を解消及び低減する方法を含む1〜15の方法による治療の予防改善治療の方法。
【0186】
LPS剤の投与はそれ自体公知の薬理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝材、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味料、粘ちょう剤、矯味剤、溶解補助剤、その他の添加剤などと混合してもよい、投与形態としては貼付薬による他、塗り剤、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、座剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ剤、エアゾール剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤などの形態により経口または非経口的に投与することができる
【0187】
それに加え、LPS剤に抗LPS薬を合成、混合、して製剤とする方法でもよい
【0188】
またLPS剤投与に合わせ別に抗LPS薬を投与する方法にても良い 投与時差を儲けても良い
【0189】
LPS剤は微量にても治療効果及び増悪要因を現す、その増悪要因に対する抗LPS剤は、LPSの増悪要因の強さに合わせて、量的に増減して投与してよい。
【0190】
本発明で示されたラクトフェリンを褥瘡及び熱傷等の治療・予防用として人に投与する場合、ラクトフェリンを通常、それ自体公知の薬理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝材、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味料、粘ちょう剤、矯味剤、溶解補助剤、その他の添加剤などと混合して錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、座剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ剤、エアゾール剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤などの形態により経口または非経口的に投与することができる。
【0191】
固体製剤とする場合は、添加剤、例えば、蔗糖、乳糖、セルロース糖、D−マンニトール、マルチトール、デキストラン、でんぷん類、寒天、アルギネイト類、キチン類、キトサン類、ペクチン類、トランガム類、アラビラゴム類、ゼラチン類、コラーゲン類、カゼイン、アルブミン、乳清たんぱく質類、リン酸カルシウム、ソルビトール、グリシン、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、グリセリン、ポリエチレングリコール、炭酸水素ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク等が用いられる、剤皮を儲けなくてもよいし、錠剤に必要に応じて通常の剤皮を施した錠剤、例えば、糖衣錠、腸溶性コーティング錠、フィルムコーティング錠あるいは二層錠、多層錠とすることができる。
【0192】
半固体製剤とする場合は、動植物性油脂(オリーブ油、トウモロコシ油、ヒマシ油)、鉱物性油脂(ワセリン、白色ワセリン、固形パラフィン等)、ロウ類(ホホバ油、カルナバロウ、ミツロウ等)、部分合成若しくは全合成グリセリン脂肪酸エステル(ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸等)などが用いられる。
【0193】
液体製剤とする場合は、添加剤、例えば、塩化ナトリウム、グルコース、ソルビトール、グリセリン、オリーブ油、プロピレングリコール、エチルアルコール等が挙げられる。特に注射剤とする場合は、無菌の水溶液、例えば、生理食塩水、等張液、油性液、例えば、ゴマ油、大豆油が用いられる。
【0194】
また、必要により適当な懸濁化剤、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、非イオン性界面活性剤、溶解補助剤、例えば、安息香酸ベンジル、ベンジルアルコール等を併用してもよい。
【0195】
さらに、点眼剤とする場合は水性液剤または水溶液が用いられ、特に、無菌の注射用水溶液が挙げられる。
【0196】
この点眼溶液剤には緩衝剤、等張剤、溶解補助剤、保存剤、粘ちょう剤、キレート剤、pH調整剤、芳香剤のような各種添加剤を適宜添加してもよい。
【0197】
[方法17]
胸腺、リンパ腺、リンパ球、骨髄、脾臓、リンパ節、リンパ管炎などのリンパ器に細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因、クオラムセンシング機構分泌物が侵入し引き起こす各種疾患若しくはリンパ器外に滲出し引き起こす各種疾患に1〜15の方法による予防改善や治療の方法。
【0198】
[方法18]
高圧パルスジェット水流や機械的刺激により立毛筋及びパジルの機能を刺激し毛髪の治療方法。
【0199】
[方法19]
生体にアルカリ性素材や酸性素材を投与し酸性度調整して生体の体質改善や毛髪の発毛や育毛の1〜18の予防改善や治療の方法。
【0200】
[方法20]
抗LPS剤と選択される抗ウイルス薬や抗菌薬やアルカリ成分、鉄分を合わせた組成物及びそれらによる投与を含む1〜19の方法により予防改善や治療の方法。
【0201】
[方法21]
焼成貝殻粉末を利用して単体若しくはその他の治療薬と併せた組成物及びそれらの投与による1〜20の方法による予防改善や治療の方法。
【0202】
[方法22](クオラムセンシング機構による疾患の治療)
角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺、におけるバイオフイルム形成細菌及びその集団が引き起こす各種疾患にそれらを薬学的、機械的、排除することを含む1〜21の方法により予防改善や治療の方法。
【0203】
[方法23]
バイオフイルム内の各種菌集団が内外の同種の集団及び個々の菌とクオラムセンシング機構で制御により連携して起こすなどの増悪因子による各種疾患に1〜22の方法による予防改善や治療方法。
【0204】
[方法24]
バイオフイルム内の各種菌集団の環境中での生育密度で共存していた安定バランスが各種の衝撃などにより安定が崩れ集団体各菌の活性により各種毒素などの産生などの増悪因子により引き起こす各種疾患の方法1〜23の予防改善や治療方法。
【0205】
[方法25]
各種細菌集団が構成するに対する衝撃は例えば機械的、科学的、音波的、電磁波的、光波的、電荷的、な衝撃により安定していた集団密度や供給成分の不足など急激に変化し構成各種菌が静粛から一斉に活動を高めるなどの増悪因子により引き起こす各種の疾患の方法1〜24の予防改善や治療方法。
【0206】
[方法26]
異種細菌や各種ウイルスの侵入、及び異種細菌及びウイルスが産生する成分の影響によって細菌集団の安定が崩れ活性化して引き起こす各種の疾患の方法1〜25項の予防改善や治療方法。
【0207】
[方法27]
クオラムセンシング機構などの情報伝達機構により例えば外部のバイオフイルム内の各種菌集団及び各種個々の細菌との連携や伝達により引き起こす各種の疾患 例えば脳組織、視床下部、脳下垂体、海馬、神経組織、各種筋肉臓器や各種臓器に点在付着する細菌と連携して惹起するなどの増悪因子により引き起こす各種の疾患の方法1〜26の予防改善や治療方法。
【0208】
[方法28]
クオラムセンシングにより各種細菌が産生する、N−アシル−L−ホモセリンラクトン(AHL)などの菌体の内外を自由に行き来することが可能な低分子物質(オートインデューサー)の産生による増悪因子により引き起こす各種の疾患の方法1〜27の予防改善や治療方法。
【0209】
[方法29]
外毒素内毒素、溶血毒、及びバイオフイルム、ムコロイド、ムコ多糖、などが引き起こすなどの増悪因子により引き起こす各種の疾患の1〜28の予防改善や治療方法。
【0210】
[方法30]
代謝疾患、消化器疾患、呼吸器疾患、各種臓器疾患、間接疾患、循環器疾患、血管疾患、血栓症、脳血栓症、内分泌器疾患、視覚器疾患、耳疾患、難聴、肢体疾患、脳内疾患、神経器疾患、視神経器、脳神経器、免疫疾患、リンパ腺器、胸腺、毛髪疾患、生殖器、泌尿器、甲状腺疾患、便秘、生殖器疾患、不妊症、の諸疾患の方法1〜29の予防改善や治療の方法。
【0211】
[方法31]
パーキンソン病、アルツファイマー認知症。認知症、脳梗塞、脳内増悪物質蓄積によるアルツハイマー及び脳内血液循環機能低下による認知症、間接の細胞の増殖低下、尿酸質による痛風、不眠症、うつ病、統合失調症、等の諸疾患の方法1〜29の予防改善や治療の方法。
【0212】
[方法32]
泡沫細胞疾患、アテローム(粥腫、循環障害、脳出血、動脈硬化、冠動脈疾患、血管の内径狭、血流障害、高血圧、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)動脈硬化症、大動脈、脳動脈、冠動脈等の障害、敗血症、白血病の諸疾患の方法1〜29の予防改善や治療の方法。
【0213】
[方法33]
骨破壊、石灰沈着性関節炎、腰痛、膝通、肩痛、五十肩、手足の吊、関節軟骨障害、腰椎椎間板ヘルニア、筋痛、筋肉軟骨疾患、腱鞘炎、手根管症候群、ヘパーデン結節、ブルシャール結節、拇指CM関節症、神経痛、筋肉疲労、肥満、糖尿病、ベーチェット病、関節リュウマチ、細菌性心内膜炎、糖尿病、糸球体腎炎、IgA腎症、骨粗鬆症、肥満、潰瘍性大腸炎、バージャー病、筋ジストロフィー症、筋萎縮性側索硬化症、進行性骨化性繊維異形成症、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、椎間板ヘルニア、頚部椎間板ヘルニア、肩関節周囲炎、石灰沈着膝痛偽痛風、石灰沈着性腱炎(足関節)石灰沈着性腱炎(肩関節)、石灰沈着性腱炎(股関節)、石灰沈着性腱炎(手関節)石灰沈着性腱炎(肘関節)、の諸疾患の方法1〜29の予防改善や治療の方法。
【0214】
[方法34]
筋肉疾患、線維筋痛症、慢性疲労症候群、胸郭出口症候群、倦怠感、疲労感、耳鳴り、の1〜29の予防改善や治療の方法。
【0215】
[方法35]
急性疼痛、慢性疼痛、神経痛、坐骨神経痛、帯状疱疹神経痛、神経障害、リュウマチ、痛風、膠原病、筋無力症、筋萎縮性側索硬化症、目下直筋肥大、多発性硬化症、の諸疾患の1〜29の予防改善や治療の方法。
【0216】
[方法36]
皮膚疾患、皮膚炎、脂漏性皮膚、脂漏性湿疹、脂漏性角化症、掌蹠膿疱症、掌蹠膿疱症性骨関節炎、汗疱、乾癬、アトピー性皮膚炎、いぼ、角化異常症、川崎病、口内炎、湿疹、多形滲出性紅斑、帯状疱疹(ヘルペス)、アレルギーやその他疾患、歯周病、の1〜29の予防改善や治療の方法。
【0217】
[方法37]
疾患が薄毛症、脱毛症、汎発脱毛症、全頭脱毛症、円形脱毛症、白髪、毛髪色素欠症、の1〜29の予防改善や治療の方法。
【0218】
[方法38]
眼疾患、脈絡膜新生血管障害、加齢黄斑変性疾患、視覚細胞に侵入した歯周菌や毒素による眼の疾患、眼精疲労、ドライアイ、眼病のドルーゼン、白内障、緑内障、ブドウ膜炎、網膜色素変性症、老眼、網膜剥離、瞳孔疾患、の1〜29の予防改善や治療の方法。
【0219】
[方法39]
筋型糖原病、バセドウ病、グルテン過敏症、筋筋膜性疼痛症候、慢性疲労症候群、筋硬結症、線維筋痛症、シェーグレン症候群、ギャンバレー症候群、クーロン病、ベーチェット病、メニエール病、潰瘍性大腸炎」、胸推黄色靭帯骨化症、骨髄線維症、骨形成不全、抗リン脂質抗体症候群、脊髄小脳変性症、自己免疫性脊髄炎、の1〜29の予防改善や治療の方法。
【0220】
[方法40]
疾患が耳鼻の疾患症、コレステリン肉芽腫、難聴、突発性難聴、中耳炎、外耳炎、メニエール病、耳閉感、外耳道炎、急性中耳炎、真珠腫性中耳炎、ハント症候群、耳管開放症、滲出性中耳炎、先天性耳瘻孔、先天性真珠腫、耳管狭窄症、前庭神経炎、乗り物酔い動揺病、老人性難聴、外リンパ瘻、内耳炎。慢性化膿性中耳炎、耳性帯状疱疹、ラムゼイ・ハント症候群、耳硬化症、耳せつ、急性化膿性限局性外耳炎、聴力障害、外耳道閉鎖症、悪性外耳道炎、外耳腫瘍、耳介軟骨膜炎、外耳道湿疹、耳介血腫、鼓膜炎、片側顔面けいれん、機能性難聴、心因性難聴、遅発性内リンパ水腫、中耳腫瘍、耳後部リンパ節炎、慢性鼻炎、副鼻腔炎、蓄膿症、アレルギー性鼻炎、急性副鼻腔炎、アスピリン喘息、嗅覚障害、鼻茸、慢性副鼻腔炎、歯性上顎洞炎、急性鼻炎、小児副鼻腔炎、副鼻腔嚢胞、の1〜29の予防改善や治療の方法。
【0221】
[方法41]
これまで自己免疫疾患とされてきた疾患の1〜29の予防改善や治療の方法。
【0222】
これまで、自己免疫疾患とされ原因不明とされてきた各種の難病は、血液血漿に病原菌が入りこんでも白血球が比較的増加しない傾向があり見過ごされてきた各種の疾患があった、これらは病原菌が血液や血漿を通り血管や各種の臓器に増悪要因となって発症するものである。
【0223】
これらの白血球に比較的に反応を与えない病原菌として例えば歯周病菌(ストレプトコッカス・サリバリウスなど)など各種あり、それらが産生する付随するLPS(リボ多糖、ポリサッカライド、エンドトキシン)、を産生する、LPSを産生する病原菌は腸内細菌や緑膿菌、その他の常在菌及び細菌が産生する。
【0224】
これらの原因菌及びそれらから産生分泌するLPSにより多数の疾患を引き起こしてきた、これらは、これまで自己免疫疾患と呼ばれ原因不明とされてきた。
【0225】
また緑膿菌などはLPS他各種の発症要因物質を産生する、緑膿菌など多数の細菌類がクオラムセンシング機構を構成し、また情報伝達物質クオルモン、ムコ多糖 などを産生分泌する。
【0226】
これらも、これまで自己免疫疾患と呼ばれ原因不明とされてきた。
【0227】
これらの、これまで自己免疫疾患と呼ばれてきた各種の疾患は、1〜29の方法により予防改善治療ができる。
【0228】
[方法42]
球脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄性筋萎縮症、原発性側索硬化症、進行性核上性麻痺、パーキンソン病、大脳皮質基底核変性症、ハンチントン病、神経有棘赤血球症、中毒性表皮壊死症、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、悪性関節リウマチ、バージャー病、原発性抗リン脂質抗体症候群、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎/多発性筋炎、全身性強皮症、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、成人スチル病、再発性多発軟骨炎、ベーチェット病、特発性拡張型心筋症、肥大型心筋症、拘束型心筋症、再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症、特発性血小板減少性紫斑病、血栓性血小板減少性紫斑病、原発性免疫不全症候群、IgA腎症、多発性嚢胞腎、黄色靱帯骨化症、後縦靱帯骨化症、広範脊柱管狭窄症、特発性大腿骨頭壊死症、下垂体性ADH分泌異常症、下垂体性TSH分泌亢進症、下垂体性PRL分泌亢進症、クッシング病、下垂体性ゴナドトロピン分泌亢進症、下垂体性成長ホルモン分泌亢進症、下垂体前葉機能低下症、家族性高コレステロール血症(ホモ接合体)、甲状腺ホルモン不応症、アジソン病、サルコイドーシス、特発性間質性肺炎、肺動脈性肺高血圧症、肺静脈閉塞症、肺毛細血管腫症、慢性血栓塞栓性肺高血圧症、リンパ脈管筋腫症、網膜色素変性症、バッド・キアリ症候群、特発性門脈圧亢進症、原発性胆汁性胆管炎、原発性硬化性胆管炎、自己免疫性肝炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、好酸球性消化管疾患、慢性特発性偽性腸閉塞症、巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症、腸管神経節細胞僅少症、ルビンシュタイン・テイビ症候群、CFC症候群、コステロ症候群、チャージ症候群、クリオピリン関連周期熱症候群、全身型若年性特発性関節炎、TNF受容体関連周期性症候群、非典型溶血性尿毒症症候群、ブラウ症候群、の1〜29の予防改善や治療の方法。
【0229】
[方法43]
マリネスコ・シェーグレン症候群、筋ジストロフィー、非ジストロフィー性ミオトニー症候群、遺伝性周期性四肢麻痺、アトピー性脊髄炎、脊髄空洞症、脊髄髄膜瘤、アイザックス症候群、遺伝性ジストニア、神経フェリチン症、脳表ヘモジデリン沈着症、禿頭と変形性脊椎症を伴う常染色体劣性白質脳症、皮質下梗塞と白質脳症を伴う常染色体優性脳動脈症、神経軸索スフェロイド形成を伴う遺伝性びまん性白質脳症、ペリー症候群、前頭側頭葉変性症、ビッカースタッフ脳幹脳炎、痙攣重積型(二相性)急性脳症、アレキサンダー病、メビウス症候群、中隔視神経形成異常症/ドモルシア症候群、アイカルディ症候群、片側巨脳症、限局性皮質異形成、神経細胞移動異常症、ドラベ症候群、海馬硬化を伴う内側側頭葉てんかん、ミオクロニー欠神てんかん、ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん、レノックス・ガストー症候群、ウエスト症候群、大田原症候群、早期ミオクロニー脳症、遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん、片側痙攣・片麻痺・てんかん症候群、環状20番染色体症候群、ラスムッセン脳炎、PCDH19関連症候群、難治頻回部分発作重積型急性脳炎、徐波睡眠期持続性棘徐波を示すてんかん性脳症、ランドウ・クレフナー症候群、レット症候群、スタージ・ウェーバー症候群、結節性硬化症、色素性乾皮症、家族性良性慢性天疱瘡、類天疱瘡(後天性表皮水疱症を含む)、特発性後天性全身性無汗症、眼皮膚白皮症、肥厚性皮膚骨膜症、弾性線維性仮性黄色腫、マルファン症候群、エーラス・ダンロス症候群、メンケス病、オクシピタル・ホーン症候群、ウィルソン病、低ホスファターゼ症、VATER症候群、那須・ハコラ病、ウィーバー症候群、コフィン・ローリー症候群、有馬症候群、モワット・ウィルソン症候群、ウィリアムズ症候群、ATR−X症候群、クルーゾン症候群、アペール症候群、ファイファー症候群、アントレー・ビクスラー症候群、コフィン・シリス症候群、ロスムンド・トムソン症候群、歌舞伎症候群、多脾症候群、無脾症候群、鰓耳腎症候群、ウェルナー症候群、コケイン症候群、プラダー・ウィリ症候群、ソトス症候群、ヌーナン症候群、ヤング・シンプソン症候群、1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群、第14番染色体父親性ダイソミー症候群、アンジェルマン症候群、スミス・マギニス症候群、22q11.2欠失症候群、エマヌエル症候群、脆弱X症候群関連疾患、脆弱X症候群、総動脈幹遺残症、修正大血管転位症、完全大血管転位症、単心室症、左心低形成症候群、三尖弁閉鎖症、心室中隔欠損を伴わない肺動脈閉鎖症、心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖症、ファロー四徴症、両大血管右室起始症、エプスタイン病、アルポート症候群、ギャロウェイ・モワト症候群、急速進行性糸球体腎炎、抗糸球体基底膜腎炎、一次性ネフローゼ症候群、一次性膜性増殖性糸球体腎炎、紫斑病性腎炎、間質性膀胱炎(ハンナ型)、オスラー病、閉塞性細気管支炎、肺胞蛋白症(自己免疫性又は先天性)、肺胞低換気症候群、α1−アンチトリプシン欠乏症、カーニー複合、ウォルフラム症候群、ペルオキシソーム病(副腎白質ジストロフィーを除く)、副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症、副腎皮質刺激ホルモン不応症、ビタミンD抵抗性くる病/骨軟化症、ビタミンD依存性くる病/骨軟化症、フェニルケトン尿症、高チロシン血症1型、高チロシン血症2型、高チロシン血症3型、メープルシロップ尿症、プロピオン酸血症、メチルマロン酸血症、イソ吉草酸血症、グルコーストランスポーター1欠損症、グルタル酸血症1型、グルタル酸血症2型、尿素サイクル異常症、リジン尿性蛋白不耐症、筋型糖原病、肝型糖原病、ガラクトース−1−リン酸ウリジルトランスフェラーゼ欠損症、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ欠損症、シトステロール血症、タンジール病、原発性高カイロミクロン血症、脳腱黄色腫症、無βリポタンパク血症、脂肪萎縮症、家族性地中海熱、高IgD症候群、中條・西村症候群、化膿性無菌性関節炎・壊疽性膿皮症・アクネ症候群、慢性再発性多発性骨髄炎、強直性脊椎炎、進行性骨化性線維異形成症、骨形成不全症、タナトフォリック骨異形成症、軟骨無形成症、リンパ管腫症/ゴーハム病、巨大リンパ管奇形(頚部顔面病変)、巨大静脈奇形(頚部口腔咽頭びまん性病変)、巨大動静脈奇形(頚部顔面又は四肢病変)、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群、先天性赤血球形成異常性貧血、後天性赤芽球癆、ダイアモンド・ブラックファン貧血、ファンコーニ貧血、遺伝性鉄芽球性貧血、エプスタイン症候群、自己免疫性出血病XIII、クロンカイト・カナダ症候群、非特異性多発性小腸潰瘍症、ヒルシュスプルング病(全結腸型又は小腸型)、総排泄腔外反症、総排泄腔遺残、乳幼児肝巨大血管腫、胆道閉鎖症、アラジール症候群、遺伝性膵炎、嚢胞性線維症、IgG4関連疾患、黄斑ジストロフィー、レーベル遺伝性視神経症、アッシャー症候群、若年発症型両側性感音難聴、遅発性内リンパ水腫、好酸球性副鼻腔炎、 の1〜29の予防改善や治療の方法。
【発明を実施するための形態】
【0230】
以下、本発明についてするが、本発明は以下の具体的形態に限定されるものではなく、本発明の範囲ないで任意に変形することができる。
【実施例】
【実施例1】
【0231】
(皮膚病;汗疱)
実施例1として皮膚疾患の原因不明の自己免疫疾患とされ汗疱を上げる。汁疱は、軽症の場合毎年概ね5月頃より発症気候温度の低下する晩秋に自然する場合があるが、重症の場合は通年発症している、
【0232】
症状は、発症当初は居たたまれないほど非常に痛痒い症状を発症しながら1mm内外の小水疱を皮膚の中から発症し次第に拡大しする、そしてに拡大する、その後皮膚が固くなり皮にひび割れを起こし皮膚が剥け落ちる、その後また小水疱が出現し繰返し皮膚の抜け落ちを繰り返す重症の場合、十数年に渡り同じ症状を繰り返す。
【0233】
発症場所としては概ね手足の平や指の側面から発症し全体に広がる、また手足の甲側にも発症する場合がある。その他の場所にも発症する場合がある。
【0234】
見た目が非常に醜く感染する疾患で内に関わらず他人に見せられるような状態ではなく社会から異質の目で見られてきた、非常に厄介な疾患である。また重症によっては肩や首、腰、手足等の関節痛を発症する。
【0235】
これまで有効な薬剤などは存在せず対症療法としてステロイドの塗貼程度以外なかった。
【0236】
本実施例としては過去に汗疱を発症し今回も発症した男子を実施例とする、発症状況としては、左右の手の指の側面、平面 手の平、手の親指近辺の甲側に発症、骨及び関節付近から発症する。症状として小水疱、いたたまれない非常に痛痒い痒みが発症していた。
【0237】
セフェム系トミロン錠100mmを食後30分1日3回4日投与病原性微生物の口腔内及び各所の除菌を行った。若しくは硫酸ポリミキシンB製剤を用いてもよい。
【0238】
ペーストをフッ化ナトリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念に行った。
症状は和らいだが汗疱が収まるまでには至らなかった。
【0239】
歯科にて既治療の歯肉面を上から覆う様に施工されて歯肉と歯根部分に歯周菌溜りができ且つ歯磨きに際し洗浄が行き届かない構造であった、継ぎ歯を外したままにしたが症状は一時快方の向かったが歯肉と歯根の間の病巣が完全に排除されないため完治にはいたらなかった。
【0240】
高圧パルスジェット水流よる洗浄を、水圧:約30kPa〜約758kPa高圧水流を間欠的に振動数:約80〜約1、200回/分によるパルス水流とした洗浄機で最高水圧及び間欠振動最大で使用水量2000mlパルス水流で歯の間、歯と歯肉、歯茎と歯茎の周り、舌、上下あご、など口腔内を満遍なく高圧パルス洗浄を日に2回行った。
【0241】
症状はだいぶ和らいだが汗疱が完治までには至らなかった。
【0242】
さらにラクトフェリン30mmを一日3回い食後30分以内にて投与後2日程度で、痛痒さが収まりその後投与を続け10日目頃には概ね皮膚状態は快方に向かって15日後には皮膚の修復がなされ完全に治癒した。生体各所の歯周菌の排除及びLPSの中和などにより増悪要因の解消がなされ、骨破壊による増悪要因の解消もなされたのである。
【0243】
ラクトフェリンの投与はその後終了しフッ化ナトリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するペーストでの歯磨き及び高圧パルスジェット水流による洗浄を習慣としていたが発症は見られなかった。
【0244】
その後歯磨き、高圧パルスジェット水流式洗浄、を怠った結果、痛痒さ及び小水疱が発症した
【0245】
上記ペーストによる歯磨き、高圧パルスジェット水流式洗の入念に行い、ラクトフェリン30mmを一日3回い食後30分以内にて投与後2日程度で、痛痒さが収まり小水疱も程なく3日には収まり皮膚も快方に向かい修復された。15日後には皮膚の修復がなされ完全に治癒した。増悪要因の供給継続が解消したのである。
【0246】
その後は歯磨き、高圧パルスジェット水流式洗を毎日続行し他結果、発症は見られなかった。増悪要因の供給継続が解消したのである。
【0247】
時折手の平に僅かな痒みが発症したが、ラクトフェリン30mmの投与により数時間のうちに解消した。ラクトフェリンの効果が表れたのである。
【0248】
生体の口腔内から炎症歯肉血管に歯周病菌(主にP.g.菌)が、血管に侵入しそれらが全身の血管を経由して汗疱発症箇所へ至り、血管から滲出した歯周病菌による骨の炎症や同菌が産生するLPSの増悪要因を、口腔内の機械的排除及び継ぎ歯の構造的解決により同菌の病巣の排除がなされ、全身を含む発症場所での骨付近での歯周病菌(主にP.g.菌)の炎症及び同菌が産生するLPSをラクトフェリンの抗歯周病菌作用及びLPS中和機序により起因が解消された結果である。
【0249】
本実施例の汗疱の発症状況と完治後の状況は図1から図8を参照
【実施例2】
【0250】
(脱毛症)
実施例2として皮膚疾患の脱毛症を上げる。脱毛症は、男性型脱毛症(AGA),円形脱毛症、汎発脱毛症などがあるが原因不明の自己免疫疾患とされきた。
【0251】
本実施例2の症状は、20年前より薄毛発症、5年前頃には、頭頂部が全面に脱毛し2cm程度の髪毛の状態年齢70歳男にて実証する。
【0252】
まず口腔内の歯周病菌を排除するため、歯磨き用ペーストをリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念に行った後、高圧パルスジェット水流式洗浄機で水道水200mlを使用し口腔内及び歯の隙間を入念に洗浄を行い口腔内細菌の排除を行った。特に継ぎ歯、被せ歯による部分は洗浄を入念に1日朝夕2回行いその後も継続した。歯磨きペーストはその他の歯周病菌の排除に効果があればその他の物でも良い。
【0253】
抗歯周病菌やLPS中和機能及びバイオフイルム阻害機能があるラクトフェリン30mmを1日3回食後30分以内に経口投与し20日程度で産毛の発毛を観測しその後も投与を継続した。
【0254】
次いで角栓がクオラムセンシング機構に発展されているとみられる毛穴、汗腺、脂腺の角栓の内容物のピンセットによる押し出し摘出を行った。摘出は正常な角栓及び産毛が付いている角栓が有るのでそれは残すことに注意が必要である。押し出し摘出はその他方法及び薬剤によるものでもよい。
【0255】
その際、緑膿菌の特徴である黒みがかった橙色が摘出時に見られ頭皮より遠ざけ温度を常温まで下げると青みがかった色に変化し増悪要因の1つが角栓内にバイオフイルムと形成されたクオラムセンシング機構の細菌集団コロニーと判断した。また摘出物にはムコロイドとみられる粘性物が見られた。
【0256】
産毛は成長しているのが観測されたが、まだ多数が脱落している様子で、密度的にもまだ不足していた、1箇所の毛根からは1本のみであった。
【0257】
頭皮の状況は前頭部が滲出した皮脂により湿潤しているのに比べて頭頂部に湿潤されていないことが解った。
【0258】
ホタテ貝殻焼成粉末を小さじ一杯程度を、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン複合繊維製で容易に粉末が染み出ない様に被膜し水道水200ccに約4時間浸水し製造し最高PH12,5程度のアルカリ水を作り1週間に1回30mlを都合2回投与した、その後は市販のアルカリ水PH8程度を日一回程度投与した。
【0259】
その結果角栓から頭頂部に皮脂の潤いが出てきて、さらに自然に角栓内容物が浮き出て来た、さらに浮き出た角栓内容物またはその周囲から産毛が生えているのが確認できた。
【0260】
LPSを中和排除するため、ラクトフェリンを1000mgを水200mlで希釈した水溶液を3日1回頭皮及び頭髪に散布した。
【0261】
頭皮毛細血管の修復及び活性のため、ラクトフェリン経口投与の20日後より亜鉛を1mmとシナモン約1mm(耳かき1杯程度)を1日1回投与した。抗緑膿菌製剤、硫酸ポリミキシンB錠を合わせて1日3回4日用いてもよい。
【0262】
ラクトフェリン投与は30日程度に一反休止し、亜鉛及びシナモンの投与は継続した
【0263】
体の各部例えば、手足の平や指付近などにかすかな痒みが発症した場合は、増悪要因が発生したと思われるので、ラクトフェリン経口投与を4日投与し痒みが収まった後2、3日継続しその後休止する。また断続的経口投与でもよい。
【0264】
さらに亜鉛と1mmとシナモンは継続して投与を続ける。6cm程度まで成長した残ったのは2割程度、だが頭皮にはさらに産毛が生え成長しているのが確認できた。さらに日にちの経過により途中脱毛の歩留まりを重ね脱毛症は解消された。
【0265】
LPS及びSCFAの産生菌の排除をした後、ラクトフェリンにて頭皮のLPSの排除、バイオフイルムの損壊の他多くの効果がある、シナモンは毛細血管の短鎖脂肪酸(SCFA)の排除及び新生血管の成長活性を図る また亜鉛により細胞の成長活性を図る。アルカリ水は体のPHを一次的高PHにさせ、酸性側に傾いた生体による常在菌棲息の異常をを正常化の効果を図る、ラクトフェリン投与は効果的だが一方の効果(頭皮には増悪要因)で血管新生を阻害する働きある、このため増悪要因の解消後はなるべく投与を停止する。本実施例の脱毛症の発症状況と治療後の状況は図9から図26を参照
【実施例3】
【0266】
(線維筋痛症)
本実施例3の実施例の対象者は、70歳男にて実証する、対象者は朝7時コンビニに新聞を買いに行き、コンビニ駐車場に車を止め、店内に向かう途中においてバックしてきた乗用車トヨタプリウスの後部高さ約1.5mには庇の形状の突起物がありそれに胸部を当てられ体は6mほど水平に飛ばされ衝撃を受けた。
【0267】
当初フラフラしたが歩行出来たが当日より約15日は立っていることが苦痛な状況なので自宅で食事の他は安静に寝ていた。その20日後には机に向かえるになったが短時間で苦痛になり安静に寝ていた。苦痛とは痛みでなが、垂直な姿勢になっていると非常疲れる垂直になってられない状態であった。
【0268】
約1か月後には机に向かうことが出来たが、やはり午後3時以降には椅子に添わって垂直にたっていることが非常疲れる苦痛症状になり安静に寝ている必要があった。また次第に片肩が動かすのに苦痛になりさらに両肩を動かすことが苦痛になってきた。さらに足も動かすのに苦痛になってきた、
【0269】
日々一日過ごすのがやっとの思いの状態が継続するようになった、長時間の移動には非常につらく横になるところがあればばったり倒れ込んでとにかく頭を横にして安静に休みたい思いが強くなった。
【0270】
医者はMRIなど撮って見ているが何ともないとの診断で保険金目当ての仮病を疑う眼をしている状態であった。さらに医者は怒って他へ行けとの突き放される状態であった。
【0271】
約4か月以降には肩や手足を動かす為短時間の散歩をすることにし調子の良い日をみて実行した。その際腕を回し肩を動かすことやったがかなり痛みがあり回すことは正常には出来ない状態であった、また足の歩行も痛みが伴った状態であった。
【0272】
(失語症、健忘症)
また対象者は日常において一部の近親者の名前を発する際、名前を思い出せない症状も発症した、さらに今やろうとしたことが手を動かした習慣に忘れるような健忘症も発症した。
【0273】
(治療)
湿布薬を貼り付けて治療したが効果は実感できなかった。その後6か月が過ぎて、垂直になっているのは幾分和らぎ、時々横になりながらも垂直になっていることが出来るようになってきた。
【0274】
或る時、頭皮の多数の角栓をピンセットで取っていた時、比較的大きな角栓がありそれをピンセットで押し出し取りだした、頭皮から取り出した角栓は、橙系統の色であったが、その後青みがっかった色に変わり周囲には糊状の粘性物が付着していた。
【0275】
その角栓を取りだしたその日、天気も温度も良っかったので手足を動かすため散歩に出かけた、いつもより足の吊る痛みは劇的に軽症化されていた、さらに腕を回し肩を回すとこれもなんだ?というように軽症化されているのに気が付いた。
【0276】
さらにい1週間後には完全に痛みや疲労感はなくなってきた。垂直になっているのも苦痛は無くなり20日後には完治がなされた。
【0277】
失語症、健忘症も同様に30日後にはそのご解消された。
【0278】
頭皮の角栓から取り出した、角栓の内容物はクオラムセンシング形成集団コロニーであり、それに付着していた糊状の粘性物はムコロイドであり且つ頭皮によって圧力受けていた角栓の内容物は取り出したことにより圧迫空間から解放され、狭いやや黒みがかった橙系統の色であったが、青みがっかった色に変化したクオラムセンシング形成集団コロニーであると断じることが出来る。
【0279】
トヨタプリウスによる後部の庇状の突起物により胸が打たれその反動で頭部が反対側に瞬間高速による衝撃を受け、さらに頭皮に存在した角栓のクオラムセンシング機構化したバイオフイルム内で静粛を保っていた細菌集団コロニーが衝撃を受け細菌集団は静粛が乱れムコロイドなどさまざまな酵素や毒素が産生分泌された結果全身や脳の視床下部や脳下垂体などに伝播しの痛みや倦怠感などが発症し所謂、線維筋痛症を発症したものであると断じ、且つ角栓状のクオラムセンシング形成集団コロニーを機械的に排除することにより、線維筋痛症の治癒解消がなされたものと断じることが出来る。本実施例の線維筋痛症の治療の図27から図38を参照
【実施例4】
【0280】
(慢性疲労症候群)
一般的に慢性疲労症候群は風邪の予防や治療に際し投与されるワクチンや抗ウイルス薬で発症することが多い、また風邪等の発熱時も発症のケースがある、その様な状態を経ないで知らない内に頭痛を発症しさらに慢性疲労症候群を発症するケースもある。
【0281】
本実施例4の実施例の対象者は、何時の日からか時々左こめかみに強い締め付けられるような頭痛を覚える様になっていた、さらに発症回数が多くなりさらに倦怠感を覚える様になって慢性疲労症候群を発症した。
【0282】
或る時左耳後ろに表面の黒い角栓状態のものを見つけ気になったので、その角栓状の黒い物をピンセットで押し出したところ黒色の下部は黄色ががったった牛白て色のものが押し出され出て来たて角栓状のものを取り出すことが出来た。
【0283】
角栓状のものを偶然に発見し取り出した結果、直ちにこめかみの頭痛は無くなり、且つ倦怠感も解消したのであった、即ち慢性疲労症候群が完治したのである。
【0284】
ただ普通の角栓は押出した後自然に周りの皮膚により穴は縮小しなくなって来るのだが、何時まで経っても穴が開いている状態であった。その後付近に盛り上がりのある小さなふくらみ出来たのを発見し、先に取り出したものはイボであることが解った。
【0285】
耳裏に出来た角栓内にバイオフイルムに形成されたクオラムセンシング機構の細菌集団コロニーにイボウイルスが感染しイボ化となったものと思われる。その角栓イボの位置は神経路が近くにとおっており、ムコロイドなどさまざまな酵素や毒素が産生分泌された結果、全身や脳の視床下部、脳下垂体、海馬に伝播し痛みや倦怠感などが発症し所謂、慢性疲労症候群を発症したものであると断じ、且つ角栓状のクオラムセンシング形成集団コロニーを形成する角栓ウイルスイボを機械的に排除することにより、慢性疲労症候群の治癒解消がなされたものと断じることが出来る。本実施例の慢性疲労の治療の状況は図40から図44を参照
【実施例5】
【0286】
(頭痛)
実施例4のとおり神経経路近辺に出来たウイルスイボによる強い締め付けられるような頭痛はウイルスイボの機械的排除により解決できると断じることが出来る。
【実施例6】
【0287】
(胸郭出口症候群)
本実施例6の実施例の対象者は男性で、常日頃から肩及び背中のコリを覚えていたまた時折胸の左や右の上部付近がコリに近い傷みを覚えており、時折マッサージ治療を受けていた、だが治療を受けた当日は良いのだが程なく元の戻っていることが多く完治しなかった。
【0288】
胸郭出口症候群の上胸郭部の痛みは所謂、石灰沈着性関節炎でもある、即ち関節が石灰状に形成され固着した場合も痛みを発症しさらに関節軟骨やすじや筋肉の強張りにより神経や血管の圧迫を起こし発症するばあいが多いのである。
【0289】
まず口腔内の歯周病菌を排除するため、歯磨き用ペーストをリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念に行った後、高圧パルスジェット水流式洗浄機で水道水200mlを使用し口腔内及び歯の隙間を入念に洗浄を行い口腔内細菌の排除を行った。特に継ぎ歯、被せ歯による部分は洗浄を入念に1日朝夕2回行いその後も継続した。歯磨きペーストはその他の歯周病菌の排除に効果があればその他の物でも良い。
【0290】
抗歯周病菌やLPS中和機能及びバイオフイルム阻害機能もあるラクトフェリン30mmを1日3回食後30分以内に投与し20日程度で軽症化がわかり、その後も投与を継続した。
【0291】
これらを30日程度継続するうちにいつの間にか肩、背中、残りや胸のコリや痛みは解消されて軽快な状態になった、いわゆる胸郭出口症候群の完治がなされてのである。
【0292】
尚 上記で効果がなされない場合には、次いで角栓がクオラムセンシング機構に発展されているとみられる毛穴、汗腺、脂腺の角栓の内容物のピンセットによる押し出し摘出を行うことで効果が出る。摘出は正常な角栓及び産毛が付いている角栓が有るのでそれは残すことに注意が必要である。押し出し摘出はその他方法及び薬剤によるものでもよい。
【実施例7】
【0293】
(関節痛)
本実施例6の実施例の対象者は男性で、常日頃から肩及び背中、比較的多く歩いた場合の膝の痛みを覚えていた、時折マッサージ治療を受けていた、だが治療を受けた当日は良いのだが程なく元の戻っていることが多く完治しなかった。
【0294】
まず口腔内の歯周病菌を排除するため、歯磨き用ペーストをリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念に行った後、高圧パルスジェット水流式洗浄機で水道水200mlを使用し口腔内及び歯の隙間を入念に洗浄を行い口腔内細菌の排除を行った。特に継ぎ歯、被せ歯による部分は洗浄を入念に1日朝夕2回行いその後も継続した。歯磨きペーストはその他の歯周病菌の排除に効果があればその他の物でも良い。
【0295】
抗歯周病菌やLPS中和機能及びバイオフイルム阻害機能もあるラクトフェリン30mmを1日3回食後30分以内に投与し20日程度で軽症化になった、その後も投与を継続した。
【0296】
これらを30日程度継続するうちにいつの間にか肩、背中のコリや痛み、膝の痛みは解消されて軽快な状態になった、肩及び背中、膝の痛みいわゆる関節痛の完治がなされてのである。多くの関節痛はこの方法により完治されるのである。
尚 関節痛及び石灰沈着は歯周病菌及び角栓などその他の病巣がある場合にはその排除及びラクトフェリンの投与により消化解消する。
【実施例8】
【0297】
(関節痛;腰痛)
腰痛はまだ軽症に属する場合は脊髄骨の軟骨が弾力性を失い強張ることにより変形などにより神経や血管の圧迫を起こし発症するばあいが多いのである。
また重症においては所謂、石灰沈着性関節炎でもある、即ち関節が石灰状に形成され固着した場合も痛みを発症しさらに関節軟骨やすじや筋肉の強張りにより神経や血管の圧迫を起こし発症するばあいが多いのである。
【0298】
本実施例6の実施例の対象者は男性で、数十年前より腰痛を発症していて整形外科やマッサージ治療において治療を重ねていたが、日常的に腰が痛み、年に数回は腰椎椎間板ヘルニアを発症していた。さらに重症化し腰椎椎間板へ石灰沈着し固形して手術を勧められた、
【0299】
この症状の対象者男性に対し、
まず口腔内の歯周病菌を排除するため、歯磨き用ペーストをリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念に行った後、高圧パルスジェット水流式洗浄機で水道水200mlを使用し口腔内及び歯の隙間を入念に洗浄を行い口腔内細菌の排除を行った。特に継ぎ歯、被せ歯による部分は洗浄を入念に1日朝夕2回行いその後も継続した。歯磨きペーストはその他の歯周病菌の排除に効果があればその他の物でも良い。
【0300】
抗歯周病菌やLPS中和機能及びバイオフイルム阻害機能もあるラクトフェリン30mmを1日3回食後30分以内に投与し30日程度で症状は軽症化が感じられその後も投与を継続した。
【0301】
次いで角栓がクオラムセンシング機構を形成されているとみられる頭皮の毛穴、汗腺、脂腺の角栓の内容物のピンセットによる押し出し摘出を行う。摘出は正常な角栓及び産毛が付いている角栓が有るのでそれは残すことに注意が必要である。押し出し摘出はその他方法及び薬剤によるものでもよい。軽症化されない場合は頭皮他に顔、尻、股間、太もも内側などの角栓に拡大してよい。
【0302】
角栓摘出後も歯ブラシやアルスジェット水流など口腔内の洗浄及びラクトフェリン投与これらを30日程度継続し軽症化実感するようになったので腰を緩やかに動かす運動をを継続した結果、痛みは解消されて軽快な状態になった、いわゆる沈着石灰が消化され石灰沈着性腰椎椎間板腱炎の完治がなされてのである。多くの石灰沈着性関節炎も同様な手段で完治出来るのである。尚 関節痛及び石灰沈着は、歯周病菌及び角栓などその他の病巣がある場合にはその排除及びラクトフェリンの投与により消化解消する。完治後はラクトフェリン投与は長期の投与は避けることが望ましい。口腔内の機械的排除は継続することで再発を予防することが出来る。
【実施例9】
【0303】
(脳血栓予防)
本実施例9の実施例の対象者は男性で、肩こり、五十肩、こわばりなどを発症していた、ある時はこわばりの為の不快感により左肩関節の深部をほぐすマッサージを自分でしていた、その時、瞬間的に肩の深部から首を通り頭部に向けて何かが動いたような感覚を覚え、それから左脳に違和感があり左頭部の感覚がなくなった様な閉塞感が継続した、
【0304】
内科へ行き相談した結果血圧降下薬を摂取することになり、摂取後時間とともに左脳から腕に閉塞感その後は右足とか時間毎、日毎に今日は右脳、その翌日は左足膨らきなどと閉塞感の場所が移動しているのが解った。血圧降下薬20日間の投与終了後においても軽度の閉塞感の移動は継続していた。
【0305】
発症機序は、感染菌や産生成分やそのLPSなどにより肩関節付近で筋肉やすじや関節の軟骨がこわばりを発症し、そのこわばりの為軟骨及び筋や筋肉が血管を圧迫し血管路を半閉鎖状態にさせた状態において、
【0306】
血管内に侵入した感染菌や産生成分やそのLPSなどにより免疫細胞などマクロファージの活性を生みその活動により血餅が生じた状態において、指で肩の深部をもんだ結果、血餅が血管閉塞部からはがれ、首を通り脳に移動して閉塞感がでていたのである。これが脳血栓や脳梗塞の原因になるのである。
【0307】
血餅の発症する場所は単に肩とは限定されなく、生体の軟骨やすじや筋肉の強張り、関節の石灰沈着が発症する場所などであればありとあらゆる場所において血餅は発症すると断じることが出来る。これが脳血栓や脳梗塞の原因になるのである。
【0308】
本実施例9の対象者男性のこの症状に対し、まず口腔内の歯周病菌を排除するため、歯磨き用ペーストをリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念に行った後、高圧パルスジェット水流式洗浄機で水道水200mlを使用し口腔内及び歯の隙間を入念に洗浄を行い口腔内細菌の排除を行った。特に継ぎ歯、被せ歯による部分は洗浄を入念に1日朝夕2回行いその後も継続した。歯磨きペーストはその他の歯周病菌の排除に効果があればその他の物でも良い。
【0309】
抗歯周病菌やLPS中和機能及びバイオフイルム阻害機能もあるラクトフェリン30mmを1日3回食後30分以内に投与し20日程度で症状は軽症化が感じられその後も投与を継続した。
【0310】
これらを30日程度継続した結果、閉塞感の移動は感じられなくなった軽症化実感するようになった、また肩や首、腕の関節、腰痛、膝のこわばりやコリ、違和感も解消されたので、腰を緩やかに動かす運動を継続した結果、閉塞感は無くなった状態になった、いわゆる、血餅の解消がなされてのである、軟骨の沈着石灰が解消され、関節やすじや筋肉のこわばりも解消された結果と言える。
尚 関節やすじや筋肉のこわばり、関節痛及びその石灰沈着は、歯周病菌及び角栓などその他の病巣がある場合にはその排除及びラクトフェリンの投与により消化解消できる。
【実施例10】
【0311】
(不眠症)
本実施例9の実施例の対象者は男性で、不眠症に悩まされていた。内科へ行き睡眠薬を投与したがますます苦痛になるばかりであった。
【0312】
この症状の対象者男性に対し、まず口腔内の歯周病菌を排除するため、歯磨き用ペーストをリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念に行った後、高圧パルスジェット水流式洗浄機で水道水200mlを使用し口腔内及び歯の隙間を入念に洗浄を行い口腔内細菌の排除を行った。特に継ぎ歯、被せ歯による部分は洗浄を入念に1日朝夕2回行いその後も継続した。歯磨きペーストはその他の歯周病菌の排除に効果があればその他の物でも良い。
【0313】
抗歯周病菌やLPS中和機能及びバイオフイルム阻害機能もあるラクトフェリン30mmを1日3回食後30分以内に投与し30日程度で症状は軽症化が感じられその後も投与を継続した。
【0314】
次いで角栓がクオラムセンシング機構を形成されているとみられる頭皮の毛穴、汗腺、脂腺の角栓の内容物のピンセットによる押し出し摘出を行う。摘出は正常な角栓及び産毛が付いている角栓が有るのでそれは残すことに注意が必要である。押し出し摘出はその他方法及び薬剤によるものでもよい。軽症化されない場合は頭皮他に顔、尻、股間、太もも内側などの角栓に拡大してよい。また頭皮及び頭髪のLPSを中和排除するため、ラクトフェリン(Lf)1000mgを水200mlで希釈した水溶液を3日1回頭皮及び頭髪に散布した。
【0315】
角栓摘出及びLf水輸液散布後急速に改善された、その後も歯ブラシやアルスジェット水流など口腔内の洗浄及びラクトフェリン投与これらを30日程度継続し軽症化実感するようになった。完治後はラクトフェリン投与は長期の投与は避けることが望ましい。口腔内の機械的排除は継続することで、口腔内の病原菌の増殖により反応したクオラムセンシング機構の活性を予防できるので口腔内洗浄が継続することが望ましい。
【実施例11】
【0316】
(前立腺、尿漏れ、尿の異臭、濃い尿色)
本実施例9の実施例の対象者は男性で、ある時から次第に尿漏れが発症し放尿時の非常に強い匂い、そして濃い茶色の尿色の症状を呈していた。
この症状の対象者男性に対し、まず口腔内の歯周病菌を排除するため、歯磨き用ペーストをリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念に行った後、高圧パルスジェット水流式洗浄機で水道水200mlを使用し口腔内及び歯の隙間を入念に洗浄を行い口腔内細菌の排除を行った。特に継ぎ歯、被せ歯による部分は洗浄を入念に1日朝夕2回行いその後も継続した。歯磨きペーストはその他の歯周病菌の排除に効果があればその他の物でも良い。
【0317】
抗歯周病菌やLPS中和機能及びバイオフイルム阻害機能もあるラクトフェリン30mmを1日3回食後30分以内に投与しその後も投与を継続した。
【0318】
上記の治療の結果口腔内洗浄、ラクトフェリン投与にて尿漏れ、尿の異臭は軽症化にいたったが満足ではなかった。
【0319】
さらに亜鉛1mmの摂取を日に1回を継続した結果、次第に尿の異臭は軽症化し、濃い尿色も薄くなってきた。
【0320】
すなわち。尿漏れ、尿の異臭、濃い尿色などの前立腺症の解消がなされてのである。
【実施例12】
【0321】
(乾癬)
実施例12として皮膚疾患の乾癬を上げる、乾癬はこれまで原因不明の自己免疫疾患とされきた、
【0322】
本実施例12の症状は、3年前より乾癬を発症、右腕関節内側に乾癬を発症した状態の男にて実証する
【0323】
まず口腔内の歯周病菌を排除するため、歯磨き用ペーストをリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念に行った後、高圧パルスジェット水流式洗浄機で水道水200mlを使用し口腔内及び歯の隙間を入念に洗浄を行い口腔内細菌の排除を行った。特に継ぎ歯、被せ歯による部分は洗浄を入念に1日朝夕2回行いその後も継続した。歯磨きペーストはその他の歯周病菌の排除に効果があればその他の物でも良い。
【0324】
抗歯周病菌やLPS中和機能及びバイオフイルム阻害機能があるラクトフェリン30mmを1日3回食後30分以内に経口投与し20日程度で痒みの解消をしたその後も投与を継続した。
【0325】
次いで角栓がクオラムセンシング機構に発展されているとみられる顔及び頭皮他の毛穴、汗腺、脂腺の角栓の内容物のピンセットによる押し出し摘出を行った。押し出し摘出はその他方法及び薬剤によるものでもよい。
【0326】
その際、緑膿菌の特徴である黒みがかった橙色が摘出時に見られ頭皮より遠ざけ温度を常温まで下げると青みがかった色に変化し増悪要因の1つが角栓内にバイオフイルムと形成されたクオラムセンシング機構の細菌集団コロニーと判断した。また摘出物にはムコロイドとみられる粘性物が見られた。
【0327】
ホタテ貝殻焼成粉末を小さじ一杯程度を、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン複合繊維製で容易に粉末が染み出ない様に被膜し水道水200ccに約4時間浸水し製造し最高PH12,5程度のアルカリ水を作り1週間に1回30mlを都合2回投与した、
【0328】
その結果角栓から頭頂部に皮脂の潤いが出てきて、さらに自然に角栓内容物が浮き出て来た、さらに浮き出た角栓内容物またはその周囲から産毛が生えているのが確認できた。
【0329】
LPSを中和排除するため、ラクトフェリンは例えば1000mgを水200mlで希釈した水溶液を3日に1回頭皮及び頭髪に散布した。
【0330】
歯周病菌を排除、緑膿菌の排除、クオラムセンシング機構の排除、頭皮及び毛髪のLPSを中和排を30日行うことによおり乾癬病巣の縮小がみられ3か月後には乾癬の症状は縮小し改善治癒した。本実施例の慢性疲労の治療の状況は図45から図48を参照
【産業上の利用可能性】
【0331】
本発明の治療方法及び組成物により、比較的簡単安価にて、原因不明の難病であった多くの疾患の治療に道が開けたのである。即ち発症要因の原起因は、口腔内細菌や皮膚の緑膿菌を初めとする常在菌が大きく起因し、血管などを経由して生体各所において多くの原因不明の難病を発症していたこれらの治療が出来き、諸疾患の予防改善治癒に有用である、またこれらの素材は健康食品、機能性食品、特定機能食品としても利用でき、利用対象生体は生物、動物、家畜、愛玩動物、植物など広範囲に及び利用価値は広くしかも深く非常に有用である。
【発明の効果】
【0332】
(方法1)
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因、による疾患を、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0333】
例えば、生体の外側皮膚には緑膿菌、口腔には。歯周病菌、消火器内臓には腸内細菌などLPS産生細菌類がおり、LPSや短鎖脂肪酸(SCFA)を産生する、また例えば緑膿菌をはじめ各種の細菌類が、バイオフイルム形成細菌集団を形成し情報伝達物質クオルモン、を産生する、これらのLPS産生成分、LPS、バイオフイルム形成細菌集団(クオラムセンシング)、その産生するクオルモンは、生体に増悪要因となり、生体の各所に一次的及び複数次的に各種の疾患を引き超す。ただしある一方これらの細菌類は生体の維持に有効な場合もある。
【0334】
これらの増悪要因による各種の疾患は、原病巣から増悪要因が継続している場合は、その各種の疾患は原因不明となり、各疾患と原起因の関連が解らず、また複数個所の原起因が存在する場合はことさら関連が解らず、予防改善治癒が困難でただ対症療法のみあった、
【0335】
本発明はこれらの生体各所の各種の疾患を、例えば抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により原起因の排除及び直接増悪要因の排除解消により予防改善や治療を行いその効果がある。
【0336】
これまで生体各所の増悪要因による各種の疾患は、自己免疫疾患などとされ原因不明とされてきた、またその他の各種疾患も原因不明とされるものが数多くあり、予防改善治癒の方法は確率されてなく、ただ対症療法を施すのみであった。
【0337】
これらの疾患の中には例えばLPS産生菌及びそのLPSによる増悪要因、及びその産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因、による疾患があったがこれらの疾患が、LPS産生菌及びそのLPSによるものと認識や重要視されず軽視されてきた。
【0338】
(クオラムセンシング(QS:quorum sensing))
また緑膿菌を初めとするバイオフイルム形成細菌集団(クオラムセンシング(QS:quorum sensing))が発する各種成分、及びその情報伝達物質クオルモンの産生や分泌などの各種成分による増悪要因(QS成分)、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因、による疾患があったが同様に認識や重要視されず軽視されてきた。
【0339】
(LPS産生菌、LPS、短鎖脂肪酸(SCFA)、細菌集団、等の増悪要因の根本的排除)重要な要素は、これらの増悪要因の供給が排除解消されないままでは各種の疾患は継続する、それゆえ予防や改善治癒に至らないことは自明の理であるこれが、原因不明の疾患とされてきたゆえんである。本発明の中の1つがこの増悪要因の排除を行う方法で増悪要因継続の解消により各種疾患の根本的解決を図る効果がある。
【0340】
またLPS産生菌及びそのLPS、QS成分が血管に侵入し血漿及び赤血球やその他の血液成分にLPS産生菌及びLPSが付着しや侵入し生体各所に拡散し各所の臓器にLPS産生菌及LPSによる増悪要因の各種疾患が発症する。またそれらの発症増悪要因が血管などの経路により伝播すことにより一次的、複数次的に引き起こす増悪要因で各種の疾患を引き起こす。
【0341】
短鎖脂肪酸(SCFA)は腸内細菌によって産生され腸から吸収される生体に有効な各種の働きをする、ただ、口腔などにて歯周菌により産生され炎症歯肉より血管に入りこんだ場合には生体の各所に増悪要因となる、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0342】
(選択される選択される単数、複数の方法)
本発明はこれらの生体各所の各種の疾患を、例えば抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0343】
LPS産生菌及びそのLPS、QS成分による起因とする疾患には、例えば血管などの経路に侵入し例えばマクロファージを活性させその結果血管内皮内外に例えば血餅や泡沫を産生し血流の阻害、LPSによる血液凝固やその他の増悪要因を産生する、その阻害や増悪要因は各種の臓器に及ぼし各種の臓器の疾患の発症要因となる。またその疾患による増悪要因が生体各所の増悪要因となると共に増悪要因は血管などの経路に入りこんだ場合には、生体各所の臓器に増悪要因が伝播し臓器の疾患原因となる、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0344】
(免疫機能の増悪)
LPS産生菌及びそのLPS、QS成分は各種の免疫細胞を活性し生体の防御を行う、ただその結果過剰な免疫完成の結果、増悪要因となる場合もある、また慢性的に免疫活性した結果免疫活動の低下も起きる、それらの増悪要因によりさらに生体の各所に一次的、複数次的に引き起こす増悪要因で各種の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0345】
(筋肉組織の増悪)
LPS産生菌及びそのLPS、QS成分は生体各所の筋肉組織の増悪をもたらし生体各所の臓器の働きを低下などを起こし、さらにその増悪要因によって生体各所に、一次的、複数次的に引き起こす増悪要因で各種の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0346】
(鉄分の不足による増悪)
LPS産生菌などは鉄分を栄養源して生息しているその為生体の必要鉄分の低下を起こし、各種の増悪要因となる、この増悪要因は、生体各所に転移伝播したLPS産生菌によって、その各所の増悪要因となる、さらにその増悪要因により生体の各所に一次的、複数次的に引き起こす増悪要因で各種の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0347】
(骨、骨髄、軟骨)
LPS産生菌及びそのLPSは生体各所の骨組織、軟骨組織、骨髄に増悪をもたらし増悪要因を産生するとともに、さらにそ生体各所の臓器の機能を低下などを起こし、さらにその増悪要因によって生体各所に、一次的、複数次的に引き起こす増悪要因で各種の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0348】
(造血機能の疾患)
LPS産生菌及びそのLPSは生体各所の骨組織の骨髄に侵入し造血機能及び免疫機能の増悪をもたらし増悪要因を産生するとともに、さらにそ生体各所の臓器の機能を低下などを起こし、さらにその増悪要因によって生体各所に、一次的、複数次的に引き起こす増悪要因で各種の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0349】
(神経、脳組織、脳神経、脳内増悪成分)
LPS産生菌及びそのLPS、QS成分は生体の神経に付着し痛め、また脳血管関門を通過して脳神経、脳組織を劣化させ、骨を侵した場合の増悪要因によるもの含み増悪要因となる、それらの増悪要因によりさらに生体各所の臓器の機能を不全などを起こし、さらにその増悪要因によって生体各所に、一次的、複数次的に引き起こす増悪要因で各種の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0350】
(皮膚、頭皮、毛髪、)
LPS産生菌及びそのLPS、QS成分は消化器の臓器、呼吸器の臓器、皮膚、頭皮、毛髪に形成するクオラムセンシング(QS)を惹起させる働きがあると共に、その形成形態は例えば、皮膚においては、口腔、角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺、その他などにおいてQSが形成され、そのQS成分が生体各所の神経、脳組織、各種臓器の機能不全などを起こし、さらにその増悪要因によって生体各所に、一次的、複数次的に引き起こす増悪要因で各種の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0351】
(眼の疾患)
LPS産生菌及びそのLPS、QS成分は眼の組織の不全をもたらす、眼の組織はいわば精密な神経及び筋肉組織の稼働により機能している、例えば視点を移動するときの筋肉、瞳孔を開閉するときの筋肉、眼圧を調整するときの筋肉、眼を保護する涙腺の開閉の筋肉など多義にわたる。LPS産生菌及びそのLPS、QS成分はこれらの筋肉を強張らせ、機能不全に至らせ、即ち眼の機能不全に至らせる。
【0352】
また視神経、網膜色素上皮細胞、ブルッフ膜、水晶体、硝子体、その他多くの重要な組織があるそれらに必要な代謝成分や養分を供給する毛細血管及び神経がある、これらにLPS産生菌及びそのLPS、QS成分は付着や血液凝固により機能の不全及び必要養分の供給不全やその他により、各種眼の機能の不全を引き起こす、さらに一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により各種眼の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0353】
(耳鼻の組織疾患、生殖器機能不全、その他の生体の各種の機能組織)
LPS産生菌及びそのLPS、QS成分は耳鼻の組織、生殖器組織の機能不全をもたらし各種の疾患を引き起こす、またその他の生体の各種の機能組織においても同様、さらに一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により各種眼の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
この辺から
【0354】
皮膚に生息するLPS産生菌類及びLPSは皮膚や角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺などから血管やその他経路から全身に転移した場合は、血管やその他の経路を経由して全身及び全身の各臓器に行き渡り各臓器において血管やその他の経路から滲出し各種の疾患を引き起こすと共に一次的、複数次的に各種の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0355】
皮膚、頭皮、体毛、頭髪、等において棲息するLPS産生菌類及びLPSは皮膚、頭皮、体毛、頭髪に各種の疾患を引き起こす。またその増悪要因が全身に転移し一次的、複数次的に各種の疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0356】
(細菌集団の増悪要因)
細菌集団とは、例えば細菌類、真菌類、ウイルス類、など単独及び単数及び複数及び混在する集団も含む。
【0357】
細菌集団の増悪要因とは、例えば緑膿菌など単数及び複数の細菌類、細菌類集団がバイオフイルムなどによりコロニー集団を形成しクオラムセンシング機構により、また情報伝達物質クオルモン、など関連増悪要因を産生し生体各所に転移滲出し一次的、複数次的に各種の増悪要因及び発症起因及び疾患を引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0358】
LPS産生菌類、コロニー集団のクオラムセンシング形成細菌類、その他の細菌類は相互に情報を取り合っている、これらによって生体各所の全域に渡り各種疾患の相互活性が生じ多くの疾患が活性し症状が一次的、複数次的に引き起し増悪する、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0359】
短鎖脂肪酸(SCFA)は腸内細菌によって産生され腸から吸収される生体に有効な各種の働きをする、ただ、口腔などにて歯周菌により産生され炎症歯肉より血管に入りこんだ場合には生体の各所に増悪要因となる、これらの生体の各種の増悪要因及び発症起因を解消することにより一次的、複数次的に引き起こすこれらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0360】
また口腔に限らず短鎖脂肪酸(SCFA)が血管や血液に直接侵入する例えば皮膚及び口腔、消化経路臓器、角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺などに生息する例えば緑膿菌や常在菌が産生する場合の直接侵入する場合も含み生体の各所に増悪要因となる、これらの生体の各種の増悪要因及び発症起因を解消することにより一次的、複数次的に引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0361】
LPS及びその各種のLPS産生菌類の排除や中和及び解消及び消化及び薬学的排除及び機械的排除などにより生体の各種の増悪要因及び発症起因の継続、供給を解消することにより一次的、複数次的に引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0362】
また緑膿菌など多数の細菌類、細菌類集団がバイオフイルムによりコロニー集団を形成しクオラムセンシング機構により、また情報伝達物質クオルモン、による関連増悪要因病巣の排除及び中和及び解消及び消化及び薬学的排除及び機械的排除などにより生体の各種の増悪要因及び発症起因の継続、供給を解消することにより一次的、複数次的に引き起こす、これらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0363】
上記の増悪要因及び発症要因の継続、供給をを解消することにより細菌類間の相互活性も静めることによりこれらの各種の疾患に、選択される単数、複数の方法により予防改善治癒の効果がある。
【0364】
薬学的排除の方法は増悪要因の排除をすればよく特に限定せず例えば、低分子医薬、抗体医薬、遺伝子医薬、抗生物質、ワクチン、酵素薬、細胞薬、核酸医薬、その他の方法も含む。
【0365】
機械的的排除の方法は増悪要因の排除をすればよく特に限定せず例えば、パルスジェット水流、歯ブラシによる排除、ピンセットによる機械的排除、吸引機構による排除、風圧による排除、周囲圧による排除、音波利用排除、放射線利用排除、光線利用排除、磁気利用排除、電荷利用排除、熱効果利用排除などその他の方法も含む。
【0366】
これらの一次的複数次的発症増悪要因に例えばラクトフェリン(Lf)、抗SCFA薬、抗LPS薬、抗バイオフイルム薬や起因病巣の機械的排除などにより解決する。
【0367】
抗LPS剤とは、その用途及び効果の中には、ラクトフェリンが持つ抗菌、抗ウイルス、など各種の効果を含む。
【0368】
上記のラクトフェリンは、例えばトランスフェリン、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトランなども含み、その用途及び効果も同様に抗LPS剤として適用できる。
【0369】
(ラクトフェリン(Lf)の機能及び効果)
ラクトフェリン(Lf)は多くの機能及び効果を持っている例えば抗菌、抗真菌、静菌作用(制菌作用)、抗ウイルス、抗バイオフイルム、免疫活性及び促進、抗炎症、創傷治癒促進、抗酸化作用、抗がん、新生血管抑制、骨芽細胞増殖分化促進、破骨細胞の骨吸収抑制、骨形成促進、抗病原微生物、抗歯周病菌LPSマクロファージへの結合阻害、B細胞及びT細胞増殖促進、NK細胞の細胞障害作用活性,マクロファージ貪食作用の活性化、多数の細菌の鉄収奪、LPSに結合し中和無力化、遊離鉄の封鎖、細菌増殖の必須基質の除去効果、細菌壁のリポ多糖に結合、膜の透過性に影響及ぼし、細菌細胞溶解、過酸化物形成を介して細菌損傷、T細胞前駆体成熟促進、未成熟B細胞の効率的な抗原提示細胞への分化、樹状細胞機能調節、抗菌性ペプチド、細胞との相互作用によりムコペプチドを分解殺菌作用、細菌表面のマイナス電荷を中和、マクロファージや単球の活性化、ヒト白血病および癌腫細胞系の範囲でアポトーシスを選択的に誘導を示、生体に有用な低鉄要求量の細菌増殖促進、グラム陰性菌細胞膜LPSと結合細胞膜構造を脆弱化し、抗菌活性を示す、生体の消化管細胞の表面にLfが結合、ノロウイルスロタウイルスの細胞への感染を防ぐ、などその他多くの効果があり、中でも抗菌性、鉄結合性、LPS結合による無力化、は重要な要素であり効果を現す。
【0370】
ラクトフェリシン(Lfcin)はグラム陰性菌の外膜に結合しリポ多糖を遊離させ、容易に外膜とペプチドグリカン層を通り抜け、抗LPS産生菌の効果を現す。
【0371】
(増悪要因を産生、分泌する組菌、病原菌、細菌集団)
増悪要因を産生、分泌する細菌、病原菌、細菌集団、は、特に限定しないが例えば内毒素(LPS)産生する病原性微生物、グラム陽性球菌、グラム陽性桿菌、グラム陰性球菌、グラム陰性桿菌、真菌、腸内細菌、常在菌、歯周病菌、緑膿菌や、それらの内毒素(LPS)外毒素、短鎖脂肪酸(SCFA)及び各種細菌、細菌集団、細菌集団が産生する、増悪要因やそれらが産生及び分泌及び飛散及び離散する増悪要因、それらの死骸、残骸による増悪要因を含む。
【0372】
内毒素(LPS:リボ多糖:エンドトキシン)は対象菌類の死骸、残骸、破壊物から派生されたものも含む。
【0373】
またバイオフイルムを産生し多数の細菌を含んで構成するクオラムセンシング機構が産生する増悪要因および、それらの死骸、残骸による増悪要因を含む。
【0374】
(それらの一次的、複数次的におこす増悪要因、疾患)
それらの一次的、複数次的におこす増悪要因、とは上記の各種増悪要因が一次的に引き起こす増悪要因、その増悪要因により、さらに二次的に引き起こす増悪要因によりさらに三次的、複数次的に引き起こす増悪要因を含む、それらの増悪要因による各種の疾患を含む、それらの増悪要因による遺伝子に影響を与えて遺伝子の変化により一次的複数次的に引き起こす各種の疾患も含む。
【0375】
(抗細菌薬)
抗細菌薬は、例えば病原性微生物、グラム陽性球菌、グラム陽性桿菌、グラム陰性球菌、グラム陰性桿菌、真菌、腸内細菌、常在菌、歯周病菌、緑膿菌、及び各種細菌、細菌集団、細菌集団が産生する、増悪要因やそれらが産生や分泌する増悪要因を含むそれらの抗菌薬、治療薬を含み、また増悪要因により一次的、複数次的に増悪する症状に対しての薬学的、治療改善薬も含む。例えば、抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗緑膿菌などほか多数のを含む。
【0376】
(抗LPS薬)
抗LPS薬は、特に限定しないがLPS例えばLPS阻害剤、LPS中和薬、LPS消化薬、薬学的製剤を含む。
【0377】
(病原性微生物及びコロニー集団細菌)
病原性微生物及び細菌及びコロニー集団細菌は特に限定せず多数雑多の細菌真菌微生物を含み一例をあげれば例えばグラム性陰性球菌、グラム性陰桿菌、グラム陽性球菌、グラム陽性桿菌、抗酸菌、非定型菌、真菌属、ブドウ球菌属、その他の菌属をも含み、病原性微生物、歯周病菌、腸内細菌、緑膿菌、ムコイド型緑膿菌、マラセチア菌、アクネ菌、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、スタフィコッカスエビデルシディス菌、ミックロコッカス菌、カンジタ菌、白癬菌、ムコロイド型肺炎球菌、皮膚常在菌、臓器内常在菌、その他ウイルスなど各種多数の細菌及びそれらの菌をバイオフイルムにより囲み集団を作ってこれらが引き起こす各種の増悪因子により引き起こす各種の細菌があげられる。
【0378】
(各種のウイルス)
各種のウイルスは特に限定せず特に限定せず多数雑多のウイルス例え
2本鎖DNA、1本鎖DNA、2本鎖RNA、1本鎖RNA +鎖、1本鎖RNA −鎖、1本鎖RNA逆転写2本鎖DNA逆転写、などすべてのウイルスを含む。
【0379】
一例をあげれば、例えばインフルエンザウイルスの各種、パピローマウイルス科(Papillomaviridae) パピローマウイルス属(Papillomavirus)、ヒトパルボウイルス B19(Parvovirus B19)など多数を含む。
【0380】
また、常在菌や各種の細菌が細胞内に入りこみウイルス状態になったものも含む。
【0381】
(各種の歯周病菌)
各種の歯周病菌は特に限定せず特に限定せず多数雑多の口腔内細菌で例えば、
(ポルフィロモナス・ジンジバリス)(Porphylomonas gingivalis)(P.g.菌)、アクチノバシラス アクチノミセタムコミタンス(Actinobacillus ctinomycetemcomitans)(A.a.菌)、トレポネーマ・デンティコーラ(Treponema denticola)(T.d.菌)、プレボテラ・インターメディア(Prevotella intermedia)(P.i.菌)、タンネレラ・フォーサイセンシス(Tannerella forsythensis)(T.f.菌)、ストレプトコッカス・サリバリウス(Streptococcus salivarius)、ストレプトコッカス・ミティス(Streptococcus mitis)、ストレプトコッカスサングニス(Streptococcus sanguinis)、ストレプトコッカス・ミチア(Streptococcus mitior)、ストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans)、バクテリオネーマ・マトルコティ(Bacterionema matruchotii)、プロピオンバクテリウムアクネス(Propionbacterium acnes)、などこのほか多種多様な病原性微生物、細菌類を含む。
【0382】
(各種の皮膚及び内臓の常在菌、細菌、微生物)
各種の皮膚及び内臓の常在菌、細菌、真菌、微生物には、特に限定せず、例えば生体の口腔、皮膚、頭皮、毛髪、毛根、毛包、パルジ、皮脂腺、汗腺、角栓、眼球、網膜、耳、骨髄、骨、循環器血管、血球、血漿、リンパ器、神経、脳、筋肉、内臓、腸内、肺、生殖器、これらの組織細胞などあらゆる生体の各部の臓器に生息している細菌、微生物、真菌を含み日和見菌など通常は病原性を現わさず、生体の維持に良い方向に働くのではあるが、時には生体に対し増悪要因を現わす細菌などを含む。
【0383】
(黄色ブドウ球菌やその他の菌が産生する毒素)
多くの成人の胃にはピロリ菌が少数常在する。ピロリ菌は、自己の住処をウレアーゼとよばれる酵素の強い活性をして尿素を分解して、アンモニアを産生中和し胃粘膜に潜り込んで生息している、ピロリ菌はLPSを産生する。
【0384】
小腸にも、乳酸桿菌、レンサ球菌、ベイロネラ菌、などが生息している、 大腸には多くの細菌が生息しており、多くの菌は嫌気性菌である、バクテロイデス属、ビフィドバクテリウム属(ビフィズス菌)、ペプトストレプトコッカス菌、クロストリジウム属、大腸菌、腸球菌、セラチア菌、その他多くの腸内細菌類などが生息している、セラチア菌はLPSを産生する。
【0385】
(緑膿菌が産生する毒素)
菌体外毒素や分泌酵素、外毒素溶血素、分泌酵素、エキソトキシンA(外毒素A)、エキソエンザイムS(細胞外酵素S)、い細胞傷害性を持つヘモリジン(タンパク質性の溶血毒)と、溶血殺菌作用を持つラムノリピドなど関係するその他の毒素も含む。
【0386】
(緑膿菌が産生するクオラムセンシング物質、機能他)
緑膿菌が産生するクオラムセンシング物質、機能による産生物、分泌物、毒素、色素、ムコロイド、などあらゆる緑膿菌の関係するものも含む。
【0387】
クオラムセンシング形成コロニー集団の細菌類としては、特に限定せず例えば、古細菌、真核生物、真正細菌、真菌、放線菌、球菌、桿菌、抗酸菌、グラム陽性菌、グラム陰性菌、などを含む。
【0388】
細菌集団コロニーとしては特に限定せず例えば上記細菌や、各種のウイルスを含む集団コロニーを形成するもも含む。
【0389】
細菌集団コロニーは皮膚における角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺及び口腔におけるLPS産生細菌及びバイオフイルム形成細菌及びその集団なども含む。
【0390】
細菌集団コロニーの形成芭蕉は皮膚においては頭皮、顔、胸、背中、肩、脇、股間、内外肛門、皮膚全体に及ぶ、口腔内の全域、歯肉、歯、歯根、など全域に及ぶ、消化器においては口腔を含む食道、胃、大腸、小腸、肛門など生体の全域も含む。
【0391】
(抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗緑膿菌薬、LPS阻害剤、LPS中和、消化薬、体内増悪因子の除外)
口腔内から例えば歯肉炎症による血管損傷による歯周菌やLPSの血管内への侵入、同血液成分にたいする侵入に対する除外の方法は、特に限定されないが、例えば抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、LPS阻害剤、LPS中和、消化薬、体内増悪因子の除外、機械的除外の方法であればよい。
【0392】
抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗菌薬は例えば歯周病菌に対する殺菌性や、歯周病菌から分泌されるLPSを中和または消化排除する薬剤であればよい。
【0393】
同様に皮膚に常在する表皮ブドウ球菌も、LPS(ポリサッカライド)を産生するのでこれに対応する薬剤及びこれが分泌されるLPSを中和または消化排除する薬剤であればよい。
【0394】
抗病原性微生物、抗歯周病菌、表皮ブドウ球菌などその他の菌類はバイオフィルムとよぶ菌膜を形成する場合があり薬剤が効きにくい場合があるので機械的に排除しなければならない。
【0395】
抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗菌薬としては例えば、キノロン系、キセチル、セフロキシムアキセチル、セファクロル、セフロキサジン、セフィキシム、セフテラムピボキシル、セフォチアムヘキセチル、セフジニル、セフチブテン、セフジトレンピボキシル、セフカペンピボキシル、ペネム系、ファロペネム、ペニシリン系、アンピシリン、バカンピシリン、アモキシシリン、ピブメシリナム、β−ラクタマーゼ阻害剤配合、クラブラン酸・アミキシシリン、スルタミシリン、マクロライド系、エリスロマイシン、ロキタマイシン、ジョサマイシン、ロキシスロマイシン、クラリスロマイシン、アジスロマイシン、ケトライド系、テリスロマイシン、リンコマイシン系、リンコマイシン、クリンダマイシン、テトラサイクリン系、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、抗原虫薬、メトロニダゾール、ラクトフェリン、トランスフェリン(セロトランスフェリン(Serotransferrin)やシデロフィリン(siderophilin)と呼ぶこともある)、ラクトフェリシン、エリトラン、ラクトペルオキシダーゼ、によることが出来るまたバイオフイルムへの対応は上記のほかに適宜対応する薬剤を使用することが出来る。
【0396】
同じくグラム性陰性菌の緑膿菌に対する上記に加える製剤として、フルオロキノロン、アミノグリコシド、フタロシアニン、βラクタム系薬、ペニシリン系薬:ピペラシリン、セフェム系グラム陰性桿菌用セフェム:セフタジジム 広域セフェム:セフェピム、カルバペネム系薬、アズトレオナム、硫酸ポリミキシンB、コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム、ラクトフェリン、トランスフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、ラクトペルオキシダーゼによることが出来るまたバイオフイルム対応は上記のほかに適宜対応する薬剤を使用することが出来る。
【0397】
上記抗菌薬は例えば緑膿菌、歯周病菌に対する殺菌性や、歯周病菌、緑膿菌やその他の内臓在菌などから分泌されるLPSを中和または消化排除する薬剤であればよい。
【0398】
(抗LPS剤=LPS阻害剤、LPS中和薬、LPS消化薬、LPS吸着、)
抗LPS剤と言えるLPS阻害剤、LPS中和薬、LPS消化薬、LPS吸着、は特に限定せず例えばラクトフェリン、トランスフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、ラクトペルオキシダーゼなど適宜対応する薬剤を使用することが出来る。
【0399】
(ラクトフェリンの働き)
ラクトフェリンは鉄に対する高い親和性、抗酸化特性、高純度、抗菌剤、細胞増殖を刺激する、Coisolateは、抗菌性、タンパク質分解に対する耐性、を有する、ラクトペルオキシダーゼは、抗菌剤、抗緑膿菌、タンパク質ヨウ素化、自由流動性粉末、鉄に対する高い親和性を有する、グリコマクロペプチド(GMP)は、数多くの生物学的活動、消化機能に影響する。
【0400】
(公知のノルアドレナリン、バソプレシンによるLPS吸着排除)
ノルアドレナリン、バソプレシンの投与による公知の敗血症治療方法よってもよい(エンドトキシン吸着療法を用いない敗血症性ショック患者の治療成績、岩崎 衣津他)(日救急医会誌2012;23:92−100)、最近の研究ではノルアドレナリンや少量バソプレシン投与で、臓器血流維持や心係数、糸球体濾過率の増加が報告されている19−21)。更に我々は、ノルアドレナリンと少量バソプレシンが敗血症性ショック患者の肝・腎血流に影響を及ぼさないことを報告した22)。したがって、ノルアドレナリンや少量バソプレシン投与は、敗血症患者の循環維持に安全で有効である。また、末梢循環不全が存在し心機能が低下している症例には少量のミルリノンも追加投与した。ミルリノンは、末梢血管を拡張し強心作用を有する。四肢冷感のあるような末梢循環不全症例の場合、少量投与でも適切な循環血液量・血圧を維持して投与すると有効であるとされる。
【0401】
また公知の敗血症における血液のLPS吸着方法(エンドトキシン吸着療法(PMX−DHP))によってもよい。
【0402】
(ラクトフェリン)
ラクトフェリンは、哺乳動物の乳由来、植物由来、遺伝子組換え型、人工的に製造、市販、その由来や生成方法に特に制限はなく、ラクトフェリンであればいずれかのラクトフェリンも用いることができる。
【0403】
また、例えばラクトフェリンに含まれる鉄分を取り除き、鉄吸着力高めたアポラクトフェリン、鉄の豊富なホロラクトフェリン、ラクトフェリシンによっても予防改善治癒の効果がある。
尚、ラクトフェリンの原料中及び加工製造過程でLPS(リボ多糖、リポポリサッカライド、エンドトキシン)などの混入したものは好ましくない
【0404】
アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリン含有組成物は特に限定せず、ラクトフェリンとその他の成分との合成素材、ラクトフェリンとその他の成分との複合体や被膜でコーティングによる粉末であっても良いし、ラクトフェリンとその他の成分の組成物を被膜でコーティング組成物であってもよいし、その他の成分にを含む組成物でもよい。
【0405】
(ラクトフェリンの水溶液)
ラクトフェリンは例えば1000mgを限定はしないが例えば水50mlから500mlなどで希釈した水溶液で希釈した物でも良い、希釈比は特に限定しない、その他の成分を添加したもよい。
【0406】
(ラクトフェリンのクリーム、ジェル)
ラクトフェリンは特に限定しないがグリセリンやその他の成分を添加してクリーム状やジェル状などにした塗布薬としてもよい、内容量は特に限定しないがラクトフェリン1000mgに対しグリセリン200mlなどとしたよい。成分比は特に限定しない。
【0407】
(ラクトフェリンのシャンプー、トリートメント、養毛剤、発毛剤などへの応用)
ラクトフェリンは養毛剤、発毛剤にしても良い、特に限定しないがミノキシジルやその他の成分を添加して養毛剤や発毛剤としても良い、内容量は特に限定しないがラクトフェリン1000mgに対し養毛剤や発毛剤、200mlなどとしたよい。成分比は特に限定しない。また洗剤、化粧品、シャンプーやトリートメントなども同様に添加してよい、またラクトフェリンを基礎とした製剤でもよい。
【0408】
(ラクトフェリンの投与)
ラクトフェリンの経口投与期間は4日から25日など各種薬に対応し適宜投与する。
【0409】
ラクトフェリンの皮膚、体毛、頭髪などへの投与量は例えば1日1回〜3回など適宜塗布や散布回数は、面積、症状に合わせて適宜増減して良い。
【0410】
(トランスフェリン)
トランスフェリンは、哺乳動物の乳由来、植物由来、遺伝子組換え型、人工的に製造、市販、その由来や生成方法に特に制限はなく、トランスフェリンであればいずれかのトランスフェリンも用いることができる。
【0411】
また、例えばトランスフェリンに含まれる鉄分を取り除き、鉄吸着力高めたアポトランスフェリンによっても予防改善治癒の効果がある。
尚、トランスフェリンの原料中及び加工製造過程でLPS(リボ多糖、リポポリサッカライド、エンドトキシン)などの混入したものは好ましくない。
【0412】
トランスフェリン含有組成物は特に限定せず、トランスフェリンとその他の成分との合成素材、トランスフェリンとその他の成分との複合体や被膜でコーティングによる粉末であっても良いし、ラクトフェリンとその他の成分の組成物を被膜でコーティング組成物であってもよいし、その他の成分にトランスフェリンを含む組成物でもよい。
【0413】
(トランスフェリンの投与)
トランスフェリンの投与期間は4日から25日など各種薬に対応し適宜投与する。
【0414】
トランスフェリンの投与量は例えば一日食後3回30mg〜1000mgなど適宜増減して良い。
【0415】
ラクトフェリン及びトランスフェリンは、投与形態としては、特に限定せず、錠剤、半固体製剤、液体製剤、丸剤、散剤、顆粒剤、座剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ剤、エアゾール剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、塗り薬、貼付薬、などの形態により経口または非経口的製剤などの投与方法としてよい。
【0416】
また製剤としては通常に公知の薬理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝材、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味料、粘ちょう剤、矯味剤、溶解補助剤、亜鉛、PH調整剤、その他の添加剤などと混合したものでもよい。
【0417】
固体製剤とする場合は、添加剤、例えば、蔗糖、乳糖、セルロース糖、D−マンニトール、マルチトール、デキストラン、でんぷん類、寒天、アルギネイト類、キチン類、キトサン類、ペクチン類、トランガム類、アラビラゴム類、ゼラチン類、コラーゲン類、カゼイン、アルブミン、乳清たんぱく質類、リン酸カルシウム、ソルビトール、グリシン、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、グリセリン、ポリエチレングリコール、炭酸水素ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク等が用いられたものでも良い。
【0418】
錠剤形態としては特に限定せず、錠剤に必要に応じて通常の剤皮を施した錠剤、例えば、糖衣錠、腸溶性コーティング錠、フィルムコーティング錠あるいは二層錠、多層錠でもよいしこれらの剤皮が無い物でもよい。
【0419】
そのた製剤形態において、動植物性油脂(オリーブ油、トウモロコシ油、ヒマシ油)、鉱物性油脂(ワセリン、白色ワセリン、固形パラフィン等)、ロウ類(ホホバ油、カルナバロウ、ミツロウ等)、部分合成若しくは全合成グリセリン脂肪酸エステル(ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸等)。塩化ナトリウム、グルコース、ソルビトール、グリセリン、オリーブ油、プロピレングリコール、エチルアルコール、無菌の水溶液、例えば、生理食塩水、等張液、油性液、例えば、ゴマ油、大豆油、懸濁化剤、非イオン性界面活性剤、溶解補助剤、水性液剤または水溶液が用いられ、特に、無菌の注射用水溶液、緩衝剤、等張剤、溶解補助剤、保存剤、粘ちょう剤、キレート剤、pH調整剤、芳香剤のような各種添加剤などを添加、使用した物でもよい。
【0420】
また公知の抗生物質、抗ウイルス薬、アルカリ性改善薬などを合成した製剤でもよい。
【0421】
上記のラクトフェリン、トランスフェリンに関する事項は、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトランにも適用できる。
【0422】
抗生物質は、上記の抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗菌薬による他公知の古細菌、真核生物、真正細菌、真菌、放線菌、球菌、桿菌、抗酸菌、グラム陽性菌、グラム陰性菌などの公知の抗生物質を使用できる。
【0423】
抗ウイルス薬はバイオフイルム内に侵入しているウイルスには効果が限られているのだが、公知の抗ウイルス薬を使用できる特に限定はしないが例えば、公知の抗ウイルス薬では抗インフルエンザ薬であるNA(ノイラミターゼ)阻害剤、ザナミビル(リレンザ)、オセルタミビル(タミフル)、ペラミビル(ラピアクタ)、M2プロトンチャネル阻害薬、アマンタジン(シンメトレル)、リマンタジン、RNAポリメラーゼ阻害薬、ファビピラビル、等を使用できる、またウイルス本体に作用するゾフルーザも使用できる。イボのウイルス ヒトパピローマウイルス(HPV)であるパピローマウイルス科(Papillomaviridae)、パピローマウイルス属(Papillomavirus)のウイルスである多くの(HPV)に対する抗HPV薬を使用できる、その他公知の漢方薬であっても良い。
【0424】
(酸性度性改善)
生体のPH値をアルカリ性側に修正するアルカリ性改善方法は、特に限定せず例えばお茶、ウーロン茶、緑茶、紅茶、牛乳、コンニャクなどのルカリ性食品、植物の摂取の他、市販のアルカリイオン水や、カルシュウム、カルシュウム素材焼成品、焼成貝殻などを浸水して出来るアルカリ水の摂取による改善方法でよくその他の改善方法でも良い。
【0425】
また市販品のアルカリイオン水や電気分解によるアルカリイオン水などでも良いく特に限定しない。
【0426】
焼成貝殻は特に限定しないが二枚貝などによるものでもよく、公知の焼成貝殻粉末を浸水したのを使用できる。
【0427】
例えば焼成貝殻は公知の市販品を使用し水道水にホタテ貝殻焼成粉末(例えば有フルサト物産製)を浸水し製造した物でもよい。
また容器に焼成貝殻粉末などアルカリ成分をいれ混合した後振動を与えない環境で粉末の沈殿をまって上澄みを利用する方法でも良いし、浸透膜により溶液を利用する方法でもよい。
【0428】
同ホタテ貝殻焼成粉末を小さじ一杯程度を、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン複合繊維製で容易に粉末が染み出ない様に被膜し水道水200ccに約1〜6時間浸水し製造し最高PH14程度に出来る、浸水時間及びPH度は適宜調整して利用出来る。
【0429】
同ホタテ貝殻焼成粉末を水に流れ出さない様に固形化してこれを浸水して利用する方法でもよい。
【0430】
アルカリ性水の投与は生体に応じ適宜調整できPH9程度〜14程度を使用できる。また量的にはPH度により適宜調整出来10ccから200cc程度で利用できPH12、5程度の場合は30cc程度を投与でもよい。1日1回程度の摂取でよい
【0431】
その他のアルカリ性食品、植物の摂取量は特に限定せず適宜摂取できる。
【0432】
アルカリ性粉末やアルカリ性溶液を直接局部に散布する方法によってもよいし、またそれを数時間程度の後洗浄による方法でもよい。
【0433】
PH改善素材をその他の治療組成物及び毛髪の発毛を目的とする製剤、毛髪の育成を目的とする製剤、体質改善を目的とする製剤、その他の治療を目的とする製剤と合成、混合、混在して治療の目的とする製剤としても可能であり使用できる。
【0434】
PH改善素材の単体及び合成、混合、混在の組成物は、投与形態としては、特に限定せず、錠剤、半固体製剤、液体製剤、丸剤、散剤、顆粒剤、座剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ剤、エアゾール剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、塗り薬、貼付薬、などの形態により経口または非経口的製剤などの投与方法としてよい。
【0435】
また製剤としては通常に公知の薬理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝材、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味料、粘ちょう剤、矯味剤、溶解補助剤、その他の添加剤などと混合したものでもよい。
【0436】
固体製剤とする場合は、添加剤、例えば、蔗糖、乳糖、セルロース糖、D−マンニトール、マルチトール、デキストラン、でんぷん類、寒天、アルギネイト類、キチン類、キトサン類、ペクチン類、トランガム類、アラビラゴム類、ゼラチン類、コラーゲン類、カゼイン、アルブミン、乳清たんぱく質類、リン酸カルシウム、ソルビトール、グリシン、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、グリセリン、ポリエチレングリコール、炭酸水素ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク等が用いられたものでも良い。
【0437】
錠剤形態としては特に限定せず、錠剤に必要に応じて通常の剤皮を施した錠剤、例えば、糖衣錠、腸溶性コーティング錠、フィルムコーティング錠あるいは二層錠、多層錠でもよいしこれらの剤皮が無い物でもよい。
【0438】
そのた製剤形態において、動植物性油脂(オリーブ油、トウモロコシ油、ヒマシ油)、鉱物性油脂(ワセリン、白色ワセリン、固形パラフィン等)、ロウ類(ホホバ油、カルナバロウ、ミツロウ等)、部分合成若しくは全合成グリセリン脂肪酸エステル(ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸等)、塩化ナトリウム、グルコース、ソルビトール、グリセリン、オリーブ油、プロピレングリコール、エチルアルコール、無菌の水溶液、例えば、生理食塩水、等張液、油性液、例えば、ゴマ油、大豆油、懸濁化剤、非イオン性界面活性剤、溶解補助剤、水性液剤または水溶液が用いられ、特に、無菌の注射用水溶液、緩衝剤、等張剤、溶解補助剤、保存剤、粘ちょう剤、キレート剤、pH調整剤、芳香剤のような各種添加剤などを添加、使用した物でもよい。
【0439】
治療生体は特に限定せず生体であれば良く、人、獣医、動物用、愛玩動物、家畜、とすることが出来る。
【0440】
(細胞の増殖活性成分の賦課投与)
細胞の増殖活性成分の賦課投与は例えば亜鉛やその他の成分を合わせて投与してもよい、亜鉛の量は特に限定しないが生体の状態に合わせ適宜調整してよいその他の摂取物により摂取されているので例を上がれば1mmから10数mmで効果がでる。
【0441】
(抗細菌薬、抗ウイルス薬の投与)
抗細菌薬、抗ウイルス薬の投与は適宜製薬メーカーの各種病原菌に対応する量及び投与回数に順次てよい、ただラクトフェリン投与と合わせるか、ラクトフェリン投与に先んじて投与してもよい。
【0442】
以下の例に限らないが一例をあげれば、公知の一般ヘルペスウイルス治療薬、サイトメガロウイルス治療薬、ヒトパピローマウイルス治療薬、RSウイルス治療薬、インフルエンザウイルス治療薬、HIV−1治療薬、HBV治療薬、HCV治療薬、ヒトパルボウイルスB19治療薬、パピローマウイルス(HPV)治療薬、ゾビラックス錠200mg、ゾビラックス5%軟膏、バルトレックス錠500mg、ファムビル錠、アルダラクリーム、ヘプセラ10mg、バラクルード0.5mg、ゼフィックス100mg、などこれに限らず対応するウイルス薬を使用して良い。
【0443】
(増悪因子の除外)
LPS(リボ多糖、リポポリサッカライド、エンドトキシン)やその産生原である病原菌などの体内産生要因の排除する為、病原性微生物などの特に病原性微生物陰性菌を含む例えば歯周病菌(特にポルフィロモナス・ジンジバリス)や緑膿菌、それら含むバイオフイルム化したその他の菌が混在した集団の機械的排除、薬品的排除、その他の有効な排除方法で適宜行う。
【0444】
LPSの産生する真菌、細菌、微生物は内臓器官内に常在している場合があるからそれらの産生生物に対する除去には、適宜対応する公知の薬品を使用して病原菌及びLPSの除去を行てもよい。
【0445】
(機械的排除の方法)
同様に皮膚の常在菌やその他の菌、それらのコロニー混在集団を、例えば薬品及び機械的、光学的、電磁的、電子的などにより排除を行ってもよい。
【0446】
(口腔内での機械的薬品的除菌除去)
口腔内での機械的歯周菌排除方法は特に限定されない、例えばスケーリング、ルートプレーニング、フラップ手術、レーザー治療、高圧パルス水流噴射やブラッシングなどにより行うことが出来る。
【0447】
口腔内いでの歯周菌などの除菌には、特に限定しないが例えば抗歯周菌入り歯磨きペーストを使用し歯ブラシなどでブラッシングし機械的薬品的に除菌を行うことが出来る。
【0448】
また口内菌繁殖の予防や除菌の為のリンス剤によることでもよい。
【0449】
ブラッシングなどの機械的薬品的排除に使用するペーストは特に限定されないが、例えば、公知のフッ化ナトリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するものや、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム、グリチルリチン酸ジカリウムを含むものなどによることが出来る。リンス液についても特に限定されず、公知の上記の内容剤などを使用できる。
【0450】
バイオフイルムの置き換わりに対応する為、リンスやブラッシングペーストの交換を適宜行うことよい。
【0451】
機械的除菌には特に限定されない、例えば、公知の手動的ブラッシング、電動式ブラッシング、高圧水流洗浄式、高圧パルス水流式、電子パルス式、電界式などによることでもよい。
【0452】
この内高圧パルスジェット水流よる洗浄は特に限定しないが例えば、水圧:約30kPa〜約758kPa高圧水流を間欠的に振動数:約80〜約1、200回/分によるパルス水流とした洗浄機で水量200〜2000mlで歯の間、歯と歯肉、歯茎と歯茎の周り、舌、上下あご、など口腔内を満遍なく高圧パルス洗浄を行うとよい。
【0453】
またこの高圧パルスジェット水流方法は頭皮及び頭皮や、毛根、毛孔、毛母、毛乳頭、毛球、パジル領域、立毛筋、毛幹、皮脂腺などのパルスによる刺激及び揉み解す方法や角栓や毛穴の皮脂などの詰りの除去などに効果があり利用できる。
【0454】
また高圧パルスジェット水流や機械的刺激により立毛筋及びパジルの機能を刺激し毛髪の成長及び維持を促進することが出来る。
【0455】
立毛筋及びパジルの機能を刺激及び揉み解しには、薬学的の他機械的刺激、電荷的、電磁的、光学的、レーザー光、超音波、パルス的圧などによって刺激、揉み解す方法によっても行うことが出来る。
【0456】
(病巣の補修構造改善)
歯の神経を除去した歯においては、その歯に血液が流れてその免疫防衛機能がない状態であり免疫機能による歯周菌の排除は低下した状態におかれることから機械的排除の継続をすること。インプラント人口素材歯も同様に免疫防衛機能が無い状態にあることから同様に行う。
【0457】
損傷歯における歯冠をかぶせる治療、継ぎ歯、においては、その歯肉と本歯構の接触面に歯周病菌が繁殖した場合、人口歯冠や、人口継ぎ歯が歯肉に被さっており構造的に歯周病病巣の機械的排除が不可能状態にあるから、繁殖嫌気性グラム陰性菌の格好の住処になり、且つ外見上見つらない状態になっている為、病状の進行の見逃を許していたから、
【0458】
損傷歯に対する歯冠材は特に限定されないが、例えば歯冠材に抗菌性素材帆立貝焼成粉砕物やその他の長期殺菌効果のある素材により製造することで機械的排除不能状態を補完解消する。
【0459】
インプラント人口素材においても限定はされないが、例えば長期除菌効果のある抗菌性素材帆立貝焼成粉砕物成形品やその他の長期殺菌効果のある素材により製造することで機械的排除不能状態を補完解消する。
【0460】
また上記の人口歯冠や、人口継ぎ歯の構造は、歯肉に被さらない構造で損傷歯の人口歯冠や、人口継ぎ歯を治療する。つまり元の歯の側面と人口歯冠や継ぎ歯の側面が段違いが外側にはみでて歯肉の上に載らない様な構造にし、歯周病菌巣の機械的排除及び殺菌剤の侵入などをしやすくすることが出来る。
【0461】
元の歯の側面と人口歯冠や継ぎ歯の側面が外側に段違いになる場合は本歯に補填材を補填し歯肉に人口素材が被らない様に治療し、歯周病菌巣の機械的排除及び殺菌剤の侵入などをしやすくすることが出来る。
【0462】
(生体の各臓器、口腔内、皮膚をなどでの機械的排除 除菌、)
角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺は及び口腔内にはバイオフイルムを形成した緑膿菌など多数の細菌及びウイルスによるコロニー集団を形成しクオラムセンシング機構による多くの疾患引き起こす原因となっていることは生体の多くの疾患の原因遠因とは認識されてこなかった。
【0463】
これらのコロニー集団の排除には薬学的排除の方法、機械的排除の方法や公知のその他のにより行う。
【0464】
公知の薬学的排除の方法にはバイオフイルムの形成を阻害するカテキンの投与、塗り薬、貼付薬などを用いても良い。
【0465】
(クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方)
バイオフイルム内に形成した多数の細菌及びウイルスによる集団コロニーを形成する最近集団は棲息状態によっては、クオラムセンシング機構により多様な疾患を発症する。
【0466】
バイオフイルム内に形成した多数の細菌及びウイルスによる集団コロニーの除去は、特に限定はしないが、薬学的殺菌排除の他機械的排除、電荷的、電磁的、光学的、レーザー光、超音波、高圧パルスジェット水流などによって排除、解消を行う。
【0467】
口腔内においては前記機器や薬学的に行う。
【0468】
皮膚、毛穴、汗腺、脂腺に出来た角栓やニキビなどは薬学的及びに行う、機械的にはピンセット、角栓押し出し具、空気圧吸引、空気圧噴射、超音波振動、高周波による破壊、電子、電荷による破壊、瞬間的熱線、レザー、高圧パルスジェット水流、粘着シートによる粘着吸引出、等により行う。
【0469】
薬学的細菌集団コロニーの増悪要因の排除は例えば、公知の病原遺伝子群の発現を阻害する薬品、菌数の密度を認識を阻害する薬品、その密度、濃度が一定になった場合の特定の物質が産生されることを阻害する薬品、バイオフィルムを阻害する薬品、バイオフィルムの破壊をする薬品、悪玉菌への変身を阻害する薬品、多糖類、ムコ多糖、ムコイド、外毒素(エキソトキシンA)、内毒素(エンドトキシン)の産生を阻害する薬品、同じく無力化させる薬品、その他の多数の増悪要因を阻害する薬品などによる。
【0470】
情報伝達物質などのクオルモンなどの産生を阻害する薬品、クオルモンを阻害する薬品、その他の多数の増悪要因を阻害する薬品などによる。
【0471】
また例えばラクトフェリン、トランスフェリン、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、などの他公知の、適宜対応する薬剤を使用することが出来る。
【0472】
ムコ多糖、多糖類、ムコ多糖、ムコイドなどの排除は細菌集団コロニーの機械的排除、光学的、薬学的、電磁的、電荷的排除により行う、薬学的排除は特に限定せずアウドラザイム、エラプレース、ムコ多糖を分解する酵素などの投与による方法でも良い。
【0473】
またコロニー集団を形成するグラム性陰性菌、グラム性陽性菌、常在菌のマラセチア菌、アクネ菌、緑膿菌、歯周菌類、その他の菌に対する単一の抗菌剤を単一複合して使用しても良い、例えば抗緑膿菌薬、抗歯周菌薬などてきぎ該当する抗菌薬、抗ウィルス薬を使用しうる。
【0474】
上記の抗菌薬等に併用して例えば公知のカテキンやその他のバイオフイルム破壊薬品を投与してもよい。
【0475】
また例えばラクトフェリン、トランスフェリン、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、などの他公知の、適宜対応する薬剤を使用することが出来る。
【0476】
(イボ、ウイルス性イボの排除)
イボやウイルス性イボの菌及びウィルスは、他の細菌及び細菌集団を時に活性化させ各種の増悪要因となりクオラムセンシング機構を形成する。
【0477】
これらのイボウイルス集団が神経にその産生成分により影響を及ぼし各種の疾患を引き起こすことはこれまで認識されてこなかった、これらの疾患には例えば頭痛、慢性疲労症候群などを発症する。
【0478】
これらのイボなどの排除には液体窒素による破壊、レーザーによる破壊、抗ウイルス薬、抗菌剤による排除を行う。
【0479】
また機械的排除、ピンセット、ハサミなどによる撤去、光学的、電磁的、熱線的、電荷的排除によってもよい。
【0480】
病原性微生物やその他の細菌などによって生体の鉄分が吸収され、生体の必須成分の一つである鉄分が不足するよって、適宜鉄分の補給をする必要の場合がある、また抗LPS剤の投与による鉄分の不足も解消する適宜鉄分の補給をする必要の場合がある。
【0481】
鉄分の補給は、特に限定しないが例えば、ヘム鉄、クエン酸第一鉄ナトリウム(製品名フェロミア錠)、鉄分を含む野菜、バジル、タイム、こんにゃく、のり、ひじき、きくらげ、緑茶類、パセリ、とうがらし、こんぶ類、の摂取により行う。
【0482】
(助長増悪因子の摂取除外の方法)
ただし、LPS含有物は増悪因子となる為好ましくない、鉄分の補給はLPS産生細菌類の増殖を助ける方法に働くので摂取除外や摂取量の調整が必要になる。鉄分を含む野菜などからの摂取の方が良い。
【0483】
また増悪因子を助長する例えば病原性微生物、グラム陽性球菌、グラム陽性桿菌、グラム陰性球菌、グラム陰性桿菌、真菌、腸内細菌、常在菌、歯周病菌、緑膿菌、及び各種細菌、細菌集団、細菌集団の活性助長をする成分の摂取を抑制する。
【0484】
助長する成分として例えば、大豆製品、小麦製品など穀物の皮を有する製品がこれに当たる。
【0485】
また鉄分は疾患の対象微生物などの活性化を即し増悪要因になる場合もあり注意しながら投与する。野菜などによる鉄分補給は疾患増悪要因を最小化させることが出来、望ましい。
【0486】
アルカリ成分の補給は前述にならい行う。
【0487】
またアルカリ成分もまた腸内細菌のバランス崩しそれが対象微生物などの活性化を即し増悪要因になる場合もあり注意しながら投与する。野菜などによるアルカリ性補給は疾患増悪要因を最小化させることが出来、望ましい
【0488】
(外毒素溶血素の分泌毒素の排除)
病原菌の外毒素例えば緑膿菌にはエキソトキシンA、タンパク質合成を阻害、エキソエンザイムS、ADP−リボシル化する活性、溶血素の細胞傷害性があるモリジン、溶血殺菌作用のラムノリピド、その他分泌酵素には、アルカリペプチダーゼ、エラスターゼ、コラゲナーゼ、リパーゼがあり、感染細胞の破壊し細菌の侵入増殖を容易にならしめ出血や壊死などの増悪要因がある。
【0489】
これらの毒素の排除には対応する抗菌薬を投与する例えば緑膿菌においては、アミノグリコシド系ではゲンタマイシン、トブラマイシン、ペニシリン系のではチカルシリン、ピペラシリン、第3世代セフェムではセフタジディム、カルバペネム系のイミペネム・シラスタチン合剤、メロペネム、ドリペネム、ニューキノロン系でもよい。
【0490】
また例えばラクトフェリン、トランスフェリン、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトラン、などの他公知の、適宜対応する薬剤を使用することが出来る
【0491】
多剤耐性緑膿菌(MDRP)はなどに対する耐性を示す薬品があるので注意が必要である。
【0492】
(既存の治療方法及び治療薬の使用)
本発明の治療方法に、既存の治療方法及び既存治療薬による既存の治療方法を合わせての治療方法であってもよい。
【0493】
(選択される単数、複数の予防改善や治療の方法)
抗病原性微生物薬、抗歯周病菌薬、抗LPS薬、LPS阻害剤、LPS中和薬、LPS消化薬、抗細菌薬の投与、、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、口腔内、皮膚をなどでの機械的排除、除菌、病巣の補修構造的形成、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数若しくは複数の方法により予防改善や治療をする方法でよい。
【0494】
(投与の注意点)
ラクトフェリンなどは鉄分吸収により効果を現す、また新生血管の活性を阻害する働きがあるので、長期投与により生体は新生血管活性により生体の維持を行っている働きもあるのである、この新生血管の阻害により例えば眼の細胞である角膜や硝子体、水晶体などの代謝活動が阻害されるその他の臓器にいても同じである、長期投与は控えなければならない。また鉄分の過剰排除も同様に長期投与は避けなければならない。尚レム鉄などの補給は肝心の増悪要因を増大させる危険があるので十分注意が必要である。
代替の新生血管活性薬や原因増悪要因には吸収されないレム鉄など以外の鉄分の方法によってもよい。
【0495】
(生体の各臓器)
生体の各臓器は、生体を構成する各種臓器、例えば消化器組織、循環器組織、脳組織全体、血管組織、皮膚組織、頭皮組織、五体組織、耳鼻組織、眼組織、筋肉組織、骨組織、口腔組織、各種臓器の構成組織、生殖組織、生体のすべてを含む、また哺乳類の生体も含む。
【0496】
(加齢黄斑変性症に対する治療方法)
加齢黄斑変性症の原起因は口腔細菌や皮膚及び頭皮の細菌によって引き起こされる、まず口腔内細菌を排除するため歯垢の排除をし、歯周病菌の抗生物質を摂取する。抗生物質は特に限定しないが抗グラム性陰性菌、グラム性陽性菌に対応する物でよい。
【0497】
歯磨きのペーストは特に限定しないが、フッ化ナトリウム、ラウロイルサルコシンNa、イソプロピルメチルフェノール、イプシロン−アミノカプロン酸を含有するもの(LION社製)で歯磨きを入念にう。
【0498】
高圧パルスジェット水流よる洗浄、水圧:約30kPa〜約758kPa高圧水流を間欠的に振動数:約80〜約1、200回/分によるパルス水流とした洗浄機で最高水圧及び間欠振動最大で使用水量2000mlパルス水流で歯の間、歯と歯肉、歯茎と歯茎の周り、舌、上下あご、など口腔内を満遍なく高圧パルス洗浄を日に2回う 使用水量及び回数は適宜変更して良い。
【0499】
継ぎ歯、被せ歯など歯周病菌病巣が形成される歯は、その継ぎ歯、被せ歯の形成物を撤去するか、病巣の形成を予防する構造に置き換える。
【0500】
(皮膚、頭皮頭髪の、クオラムセンシング機構の排除及びLPSの排除)
症状の状態により皮膚及び頭皮の緑膿菌、角栓(クオラムセンシング機構)の除去及び頭髪や頭皮のLPSの中和mm又は解消又は消化を行う、抗ポリミキシンb硫酸塩系統を併用してもよい。
【0501】
さらにラクトフェリン30mmを一日3回い食後30分以内にて投与する。その後投与を続け20日目頃には概ね新生血管の退縮黄斑の腫れの退縮がなされる、その後は症状を皆があら適宜投与を継続する。3か月程度で概ね症状は治まる。経過をみてラクトフェリンの長期投与好ましくないので終了する。
【0502】
(ラクトフェリンの水溶液の散布)
ラクトフェリンは例えば1000mgを限定はしないが例えば水50mlから500mlなどで希釈した水溶液で希釈した物でも良い、希釈比は特に限定しない、その他の成分を添加したもよい。
【0503】
ラクトフェリンの皮膚、体毛、頭髪などへの投与量は例えば1日1回〜3回など適宜塗布や散布回数は、面積、症状に合わせて適宜増減して良い。
【0504】
(ラクトフェリンのシャンプー、トリートメント、養毛剤、発毛剤などの使用)
ラクトフェリンは養毛剤、発毛剤にしても良い、特に限定しないがミノキシジルやその他の成分を添加して養毛剤や発毛剤としても良い内容量は特に限定しないがラクトフェリン1000mgに対し養毛剤や発毛剤、200mlなどとしたよい。成分比は特に限定しないもを使用してよい。また洗剤、化粧品、シャンプーやトリートメントなども同様に添加した物を1日数回程度使用してもよい。
【0505】
(毛細血管修復)
網膜の毛細血管の血栓を解消する毛細血管血栓修復薬、及びグラム性陰性菌の排除の後鉄分補給製剤を併用してもよい。
【0506】
上記の歯磨き、歯垢の排除、歯周病菌の抗生物質の投与、高圧パルスジェット水流よる洗浄、歯の構造の撤去又は修正、皮膚及び頭皮の緑膿菌、角栓の除去、LPSの中和mm又は解消又は消化、抗ポリミキシンb硫酸塩系統の併用、毛細血管修復、は適宜選択して良い。また新生血管を抑制するその他の方法及び薬の併用もして良い。
ラクトフェリンには抗病原性微生物、グラム性陰性菌の効果や新生血管抑制効果がある、この効果により加齢黄斑変性症に効果がある、その他例えばトランスフェリ、アポラクトフェリン、ホロラクトフェリン、ラクトフェリシン、エリトランなどと代替してもよい。
【0507】
これらの方法により、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因、による疾患を、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0508】
[方法2]
血管内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす各種疾患及び、その疾患が産生する増悪要因を含む、これらが血管内から滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に引き起こす各種疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により各種の疾患の予防改善治療に効果がある。
【0509】
血管内に侵入した、増悪要因により免疫細胞が慢性的に活性し血管の疾患を引き起こす
またそれにより血管内にマクロファージ等の免疫細胞の活性により二次的増悪要因を産生しさらにその沿う悪要因により複数次的に血管の疾患を引き起こす、
【0510】
増悪要因が血管内から滲出過程も含む滲出により例えばLPS産生細菌類である歯周病菌(特にポルフィロモナス・ジンジバリス)や緑膿菌、が血管外にでて免疫細胞の攻撃をうけLPS産生菌の残骸によるLPSの産生がなされその毒性により一次的、複数次的に各種疾患を引き起こす。
【0511】
また例えばLPS産生細菌類である歯周病菌(特にポルフィロモナス・ジンジバリス)や緑膿菌、が生体の各種臓器において血管外に滲出し各種臓器の機能の低下、劣化を引き起こし各種臓器の疾患を引き起こすさらに複数次的に各種疾患を引き起こす。
【0512】
またバイオフイルムを伴ったクオラムセンシング機構による産生物によっても血管内から滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に各種疾患を引き起こす。
【0513】
これらの各種疾患に抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により各種の疾患の予防改善治療の効果がある。
【0514】
[方法3]
血管内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に各種臓器に産生する因子により引き起こす各種疾患及びこれらが血管内に侵入し血管及び血管内から滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により引き起こす各種疾患に抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療に効果がある。
【0515】
また例えばLPS産生細菌類である歯周病菌(特にポルフィロモナス・ジンジバリス)や緑膿菌、が生体の各種臓器において血管外に滲出し各種臓器の機能の低下、劣化を引き起こし各種臓器の疾患を引き起こすさらに複数次的に各種疾患を引き起こす。
【0516】
[方法4]
血管内及び各種臓器に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、それらの一次的、複数次的に産生及び分泌する増悪要因により血管及び各種臓器に引き起こす各種疾患及び、これらが血管内及び各種臓器から滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する増悪要因により各種臓器に引き起こす各種疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療に効果がある。
【0517】
[方法5](歯周病菌やLPSなどが母子感染転移により発症する各種疾患)
胎児や子の母や、子の両親、親族、関与する近接者が感染保有する、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、これらが産生する分泌物、増悪要因により一次的、複数次的に産生及び分泌する増悪要因、それに起因する免疫活性因子、アレルギー因子が胎児や子への転移により一次的、複数次的に引き起こす各種疾患や血管及び各種臓器の疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療に効果がある。
【0518】
[方法6]
血管内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、により一次的、複数次的に産生及び分泌する増悪要因の起因により一次的、複数次的に産生する因子により、各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び血管内から歯周病菌や内毒素(LPS)、その他の産生毒素が滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に、抗細菌薬、抗LPS薬、の投与、LPS吸着法、体内増悪因子の除外、助長増悪因子の摂取除外、生体の各臓器、での機械的排除、除菌、病巣の補修構造改善、クオラムセンシング機構による疾患の各種治療方法、などから選択される単数、複数の方法により予防改善治療に効果がある。
【0519】
[方法7]
脳の各組織、視床下部、脳下垂体、海馬、に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因及び産生する因子により、各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び脳の各組織、例えば視床下部、脳下垂体、海馬、に関連し一次的、複数次的に各種臓器に引き起こす各種疾患に1〜6の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0520】
[方法8]
骨髄内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により一次的、複数次的に産生する因子により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び骨髄内からそれらの増悪要因が滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に1〜7の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0521】
[方法9]
骨髄内に侵入した、細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により一次的、複数次的に産生する因子により造血機能、造免疫細胞機能が増悪し引き起こす各種の疾患及び、これらの各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び骨髄内からそれらの増悪要因が滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に1〜8の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0522】
[方法10](骨破壊)
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因による骨破壊及び、それらが破骨細胞の活動を活性し引き起こす骨破壊及び骨破壊による増悪要因によって一次的、複数次的に引き起こす各種疾患に1〜9の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0523】
[方法11](骨及び軟骨)
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因により骨及び軟骨を増悪及び骨破壊させ引き起こす疾患及びそれらによる一次的、複数次的に産生する増悪要因により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患及び増悪要因が骨及び軟骨に侵入して引き起こす疾患、それらの増悪要因が骨及び軟骨組織から増悪要因の滲出過程も含む滲出により一次的、複数次的に産生する因子により各種の沈着成分や産生成分に各種免疫細胞が反応し引き起こす各種疾患に1〜9の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0524】
[方法12]
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因を抗菌薬、中和又は解消若しくは消化に抗LPS剤を含む組成物の投与を含む1〜11の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0525】
[方法13]
細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因が血液及びその各成分に侵入して入りこみ血管組織及び生体各部に一次的、複数次的な増悪要因のより引き起こす疾患に1〜12の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0526】
[方法14]
抗LPS剤の投与若しくは抗LPS剤に他の成分含み構成する組成物による方法を含む1〜13の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0527】
[方法15]
その他の治療方法例えばIPS細胞、幹細胞、ES細胞、EG細胞、及び生殖細胞、成体幹細胞、間葉系幹細胞、間充織幹細胞、多能性成体前駆細胞(「MAPCs」)、多能性成体前駆細胞、いわゆる胚幹細胞、胚生殖細胞、及び内胚葉性、外胚葉性、中胚葉性の胚系統の細胞からの分化細胞などを含む細胞投与及び移植、それらの溶液、懸濁液、及びゲル状性成分含有物投与やその他の細胞移植による方法や遺伝子改変、ウイルス療法、LPS療法、化合物、抗生物質、放射線治療などによる治療方法、その他の治療方法と合わせてする方法を含む1〜14の方法により予防改善治療に効果がある。
【0528】
本発明の方法はその他の療法方法と合わせてする方法にも適用できる、例えば、各種の疾患、難病、認知症、アルツファイマーなどと合わせて本発明の方法を併用することを含む。
【0529】
[方法16]
内毒素(LPS;LPS剤)投与による治療に合わせ抗LPS薬を投与しLPSによる増悪要因を解消及び低減する方法を含む1〜15の方法により治療の予防改善治療に効果がある。
【0530】
LPS剤の投与はそれ自体公知の薬理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝材、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味料、粘ちょう剤、矯味剤、溶解補助剤、その他の添加剤などと混合してもよい、投与形態としては貼付薬による他、塗り剤、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、座剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ剤、エアゾール剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤などの形態により経口または非経口的に投与することができる
【0531】
それに加え、LPS剤に抗LPS薬を合成、混合、して製剤とする方法でもよい、またLPS剤投与に合わせ別に抗LPS薬を投与する方法にても良い、投与時差を儲けても良い。
【0532】
LPS剤は微量にても治療効果及び増悪要因を現す、その増悪要因に対する抗LPS剤は、LPSの増悪要因の強さに合わせて、量的に増減して投与してよい。
【0533】
本発明で示されたラクトフェリンを褥瘡及び熱傷等の治療・予防用として人に投与する場合、ラクトフェリンを通常、それ自体公知の薬理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝材、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味料、粘ちょう剤、矯味剤、溶解補助剤、その他の添加剤などと混合して錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、座剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ剤、エアゾール剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤などの形態により経口または非経口的に投与することができる。
【0534】
固体製剤とする場合は、添加剤、例えば、蔗糖、乳糖、セルロース糖、D−マンニトール、マルチトール、デキストラン、でんぷん類、寒天、アルギネイト類、キチン類、キトサン類、ペクチン類、トランガム類、アラビラゴム類、ゼラチン類、コラーゲン類、カゼイン、アルブミン、乳清たんぱく質類、リン酸カルシウム、ソルビトール、グリシン、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、グリセリン、ポリエチレングリコール、炭酸水素ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク等が用いられる、剤皮を儲けなくてもよいし、錠剤に必要に応じて通常の剤皮を施した錠剤、例えば、糖衣錠、腸溶性コーティング錠、フィルムコーティング錠あるいは二層錠、多層錠とすることができる。
【0535】
半固体製剤とする場合は、動植物性油脂(オリーブ油、トウモロコシ油、ヒマシ油)、鉱物性油脂(ワセリン、白色ワセリン、固形パラフィン等)、ロウ類(ホホバ油、カルナバロウ、ミツロウ等)、部分合成若しくは全合成グリセリン脂肪酸エステル(ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸等)などが用いられる。
【0536】
液体製剤とする場合は、添加剤、例えば、塩化ナトリウム、グルコース、ソルビトール、グリセリン、オリーブ油、プロピレングリコール、エチルアルコール等が挙げられる。特に注射剤とする場合は、無菌の水溶液、例えば、生理食塩水、等張液、油性液、例えば、ゴマ油、大豆油が用いられる。
【0537】
また、必要により適当な懸濁化剤、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、非イオン性界面活性剤、溶解補助剤、例えば、安息香酸ベンジル、ベンジルアルコール等を併用してもよい。
【0538】
さらに、点眼剤とする場合は水性液剤または水溶液が用いられ、特に、無菌の注射用水溶液が挙げられる。
【0539】
この点眼溶液剤には緩衝剤、等張剤、溶解補助剤、保存剤、粘ちょう剤、キレート剤、pH調整剤、芳香剤のような各種添加剤を適宜添加してもよい。
【0540】
[方法17]
胸腺、リンパ腺、リンパ球、骨髄、脾臓、リンパ節、リンパ管炎などのリンパ器に細菌、病原菌、細菌集団の増悪要因、及び産生や分泌する増悪要因、及びそれらの一次的、複数次的に引き起こす増悪要因、クオラムセンシング機構分泌物が侵入し引き起こす各種疾患若しくはリンパ器外に滲出し引き起こす各種疾患に1〜15のの方法により予防改善や治療に効果がある。
【0541】
[方法18]
高圧パルスジェット水流や機械的刺激により立毛筋及びパジルの機能を刺激し毛髪の治療方法により薄毛、脱毛などの予防改善や治療に効果がある。
【0542】
[方法19]
生体にアルカリ性素材や酸性素材を投与し酸性度調整して生体の体質改善や毛髪の発毛や育毛の予防改善や治療に効果がある。
【0543】
[方法20]
抗LPS剤と選択される抗ウイルス薬や抗菌薬やアルカリ成分、鉄分を合わせた組成物及びそれらによる投与を含む1〜21の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0544】
[方法21]
焼成貝殻粉末を利用して単体若しくはその他の治療薬と併せた組成物及びそれらの投与によっても1〜20の方法による予防改善や治療に効果がある。
【0545】
[方法22](クオラムセンシング機構による疾患の治療)
角栓、イボ、ニキビ、毛穴、汗腺、脂腺、におけるバイオフイルム形成細菌及びその集団が引き起こす各種疾患にそれらを薬学的、機械的、排除することを含む1〜21の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0546】
[方法23]
バイオフイルム内の各種菌集団が内外の同種の集団及び個々の菌とクオラムセンシング機構で制御により連携して起こすなどの増悪因子による各種疾患に1〜22の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0547】
[方法24]
バイオフイルム内の各種菌集団の環境中での生育密度で共存していた安定バランスが各種の衝撃などにより安定が崩れ集団体各菌の活性により各種毒素などの産生などの増悪因子により引き起こす各種疾患に1〜23の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0548】
[方法25]
各種細菌集団が構成するに対する衝撃は例えば機械的、科学的、音波的、電磁波的、光波的、電荷的、な衝撃により安定していた集団密度や供給成分の不足など急激に変化し構成各種菌が静粛から一斉に活動を高めるなどの増悪因子により引き起こす各種の疾患に1〜24の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0549】
[方法26]
異種細菌や各種ウイルスの侵入、及び異種細菌及びウイルスが産生する成分の影響によって細菌集団の安定が崩れ活性化して引き起こす各種の疾患に1〜25の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0550】
[方法27]
クオラムセンシング機構などの情報伝達機構により例えば外部のバイオフイルム内の各種菌集団及び各種個々の細菌との連携や伝達により引き起こす各種の疾患 例えば脳組織、視床下部、脳下垂体、海馬、神経組織、各種筋肉臓器や各種臓器に点在付着する細菌と連携して惹起するなどの増悪因子により引き起こす各種の疾患に1〜26の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0551】
[方法28]
クオラムセンシングにより各種細菌が産生する、N−アシル−L−ホモセリンラクトン(AHL)などの菌体の内外を自由に行き来することが可能な低分子物質(オートインデューサー)の産生による増悪因子により引き起こす各種の疾患に1〜27の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0552】
[方法29]
外毒素内毒素、溶血毒、及びバイオフイルム、ムコロイド、ムコ多糖、などが引き起こすなどの増悪因子により引き起こす各種の疾患に1〜28の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0553】
[方法30]
代謝疾患、消化器疾患、呼吸器疾患、各種臓器疾患、間接疾患、循環器疾患、血管疾患、血栓症、脳血栓症、内分泌器疾患、視覚器疾患、耳疾患、難聴、肢体疾患、脳内疾患、神経器疾患、視神経器、脳神経器、免疫疾患、リンパ腺器、胸腺、毛髪疾患、生殖器、泌尿器、甲状腺疾患、便秘、生殖器疾患、不妊症、の諸疾患に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0554】
[方法31]
パーキンソン病、アルツファイマー認知症。認知症、脳梗塞、脳内増悪物質蓄積によるアルツハイマー及び脳内血液循環機能低下による認知症、間接の細胞の増殖低下、尿酸質による痛風、不眠症、うつ病、統合失調症、等の諸疾患に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0555】
[方法32]
泡沫細胞疾患、アテローム(粥腫、循環障害、脳出血、動脈硬化、冠動脈疾患、血管の内径狭、血流障害、高血圧、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)動脈硬化症、大動脈、脳動脈、冠動脈等の障害、敗血症、白血病の諸疾患に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0556】
[方法33]
骨破壊、石灰沈着性関節炎、腰痛、膝通、肩痛、五十肩、手足の吊、関節軟骨障害、腰椎椎間板ヘルニア、筋痛、筋肉軟骨疾患、腱鞘炎、手根管症候群、ヘパーデン結節、ブルシャール結節、拇指CM関節症、神経痛、筋肉疲労、肥満、糖尿病、ベーチェット病、関節リュウマチ、細菌性心内膜炎、糖尿病、糸球体腎炎、IgA腎症、骨粗鬆症、肥満、潰瘍性大腸炎、バージャー病、筋ジストロフィー症、筋萎縮性側索硬化症、進行性骨化性繊維異形成症、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、椎間板ヘルニア、頚部椎間板ヘルニア、肩関節周囲炎、石灰沈着膝痛偽痛風、石灰沈着性腱炎(足関節)、石灰沈着性腱炎(肩関節)、石灰沈着性腱炎(股関節)、石灰沈着性腱炎(手関節)石灰沈着性腱炎(肘関節)、の諸疾患に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0557】
[方法34]
筋肉疾患、線維筋痛症、慢性疲労症候群、胸郭出口症候群、倦怠感、疲労感、耳鳴り、に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0558】
[方法35]
急性疼痛、慢性疼痛、神経痛、坐骨神経痛、帯状疱疹神経痛、神経障害、リュウマチ、痛風、膠原病、筋無力症、筋萎縮性側索硬化症、目下直筋肥大、多発性硬化症、の諸疾患の1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0559】
[方法36]
皮膚疾患、皮膚炎、脂漏性皮膚、脂漏性湿疹、脂漏性角化症、掌蹠膿疱症、掌蹠膿疱症性骨関節炎、汗疱、乾癬、アトピー性皮膚炎、いぼ、角化異常症、川崎病、口内炎、湿疹、多形滲出性紅斑、帯状疱疹(ヘルペス)、アレルギーやその他疾患、歯周病、に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0560】
[方法37]
疾患が薄毛症、脱毛症、汎発脱毛症、全頭脱毛症、円形脱毛症、白髪、毛髪色素欠症、に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0561】
[方法38]
眼疾患、脈絡膜新生血管障害、加齢黄斑変性疾患、視覚細胞に侵入した歯周菌や毒素による眼の疾患、眼精疲労、ドライアイ、眼病のドルーゼン、白内障、緑内障、ブドウ膜炎、網膜色素変性症、老眼、網膜剥離、瞳孔疾患、に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0562】
[方法39]
筋型糖原病、バセドウ病、グルテン過敏症、筋筋膜性疼痛症候、慢性疲労症候群、筋硬結症、線維筋痛症、シェーグレン症候群、ギャンバレー症候群、クーロン病、ベーチェット病、メニエール病、潰瘍性大腸炎」、胸推黄色靭帯骨化症、骨髄線維症、骨形成不全、抗リン脂質抗体症候群、脊髄小脳変性症、自己免疫性脊髄炎、に1〜38の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0563】
[方法40]
疾患が耳鼻の疾患症、コレステリン肉芽腫、難聴、突発性難聴、中耳炎、外耳炎、メニエール病、耳閉感、外耳道炎、急性中耳炎、真珠腫性中耳炎、ハント症候群、耳管開放症、滲出性中耳炎、先天性耳瘻孔、先天性真珠腫、耳管狭窄症、前庭神経炎、乗り物酔い動揺病、老人性難聴、外リンパ瘻、内耳炎。慢性化膿性中耳炎、耳性帯状疱疹、ラムゼイ・ハント症候群、耳硬化症、耳せつ、急性化膿性限局性外耳炎、聴力障害、外耳道閉鎖症、悪性外耳道炎、外耳腫瘍、耳介軟骨膜炎、外耳道湿疹、耳介血腫、鼓膜炎、片側顔面けいれん、機能性難聴、心因性難聴、遅発性内リンパ水腫、中耳腫瘍、耳後部リンパ節炎、慢性鼻炎、副鼻腔炎、蓄膿症、アレルギー性鼻炎、急性副鼻腔炎、アスピリン喘息、嗅覚障害、鼻茸、慢性副鼻腔炎、歯性上顎洞炎、急性鼻炎、小児副鼻腔炎、副鼻腔嚢胞、に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0564】
[方法41]
これまで自己免疫疾患とされてきた疾患に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0565】
これまで、自己免疫疾患とされ原因不明とされてきた各種の難病は、血液血漿にLPS産生菌を含む病原菌が入りこんでも、白血球が比較的増加しない傾向があり見過ごされてきた各種の疾患があった、これらは病原菌が血液や血漿を通り血管や各種の臓器に増悪要因となって発症するものである。
【0566】
これらの白血球に比較的に反応を与えない病原菌として例えば歯周病菌(ストレプトコッカス・サリバリウスなど)など各種あり、それらが付随するLPS(リボ多糖、ポリサッカライド、エンドトキシン)、は菌体の一部遊離及び菌体の死骸、残骸、破壊、により菌体から遊離する、LPSを産生する病原菌は歯周病菌、腸内細菌や緑膿菌、その他の常在菌及び細菌の生体に付随しそれらが遊離、分離や死骸、残骸、破壊、遊離などにより分離されて分散する、
【0567】
これらの原因菌及びそれらから産生分泌分散するLPSにより多数の疾患を引き起こしてきた、これらは、これまで自己免疫疾患と呼ばれ原因不明とされてきた。
【0568】
また緑膿菌などはLPS他各種の発症要因物質を産生する、緑膿菌など多数の細菌類がクオラムセンシング機構を構成し、また情報伝達物質クオルモン、ムコ多糖 などの毒性物質を産生分泌する。
【0569】
これらも、これまで自己免疫疾患と呼ばれ原因不明とされてきた。
【0570】
これらの、これまで自己免疫疾患と呼ばれてきた各種の疾患は、1〜29の方法により予防改善治療ができる。
【0571】
[方法42]
球脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄性筋萎縮症、原発性側索硬化症、進行性核上性麻痺、パーキンソン病、大脳皮質基底核変性症、ハンチントン病、神経有棘赤血球症、中毒性表皮壊死症、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、悪性関節リウマチ、バージャー病、原発性抗リン脂質抗体症候群、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎/多発性筋炎、全身性強皮症、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、成人スチル病、再発性多発軟骨炎、ベーチェット病、特発性拡張型心筋症、肥大型心筋症、拘束型心筋症、再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症、特発性血小板減少性紫斑病、血栓性血小板減少性紫斑病、原発性免疫不全症候群、IgA腎症、多発性嚢胞腎、黄色靱帯骨化症、後縦靱帯骨化症、広範脊柱管狭窄症、特発性大腿骨頭壊死症、下垂体性ADH分泌異常症、下垂体性TSH分泌亢進症、下垂体性PRL分泌亢進症、クッシング病、下垂体性ゴナドトロピン分泌亢進症、下垂体性成長ホルモン分泌亢進症、下垂体前葉機能低下症、家族性高コレステロール血症(ホモ接合体)、甲状腺ホルモン不応症、アジソン病、サルコイドーシス、特発性間質性肺炎、肺動脈性肺高血圧症、肺静脈閉塞症、肺毛細血管腫症、慢性血栓塞栓性肺高血圧症、リンパ脈管筋腫症、網膜色素変性症、バッド・キアリ症候群、特発性門脈圧亢進症、原発性胆汁性胆管炎、原発性硬化性胆管炎、自己免疫性肝炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、好酸球性消化管疾患、慢性特発性偽性腸閉塞症、巨大膀胱短小結腸賜管蠕動不全症、腸管神経節細胞僅少症、ルビンシュタイン・テイビ症候群、CFC症候群、コステロ症候群、チャージ症候群、クリオピリン関連周期熱症候群、全身型若年性特発性関節炎、TNF受容体関連周期性症候群、非典型溶血性尿毒症症候群、ブラウ症候群、に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【0572】
[方法43]
マリネスコ・シェーグレン症候群、筋ジストロフィー、非ジストロフィー性ミオトニー症候群、遺伝性周期性四肢麻痺、アトピー性脊髄炎、脊髄空洞症、脊髄髄膜瘤、アイザックス症候群、遺伝性ジストニア、神経フェリチン症、脳表ヘモジデリン沈着症、禿頭と変形性脊椎症を伴う常染色体劣性白質脳症、皮質下梗塞と白質脳症を伴う常染色体優性脳動脈症、神経軸索スフェロイド形成を伴う遺伝性びまん性白質脳症、ペリー症候群、前頭側頭葉変性症、ビッカースタッフ脳幹脳炎、痙攣重積型(二相性)急性脳症、アレキサンダー病、メビウス症候群、中隔視神経形成異常症/ドモルシア症候群、アイカルディ症候群、片側巨脳症、限局性皮質異形成、神経細胞移動異常症、ドラベ症候群、海馬硬化を伴う内側側頭葉てんかん、ミオクロニー欠神てんかん、ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん、レノックス・ガストー症候群、ウエスト症候群、大田原症候群、早期ミオクロニー脳症、遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん、片側痙攣・片麻痺・てんかん症候群、環状20番染色体症候群、ラスムッセン脳炎、PCDH19関連症候群、難治頻回部分発作重積型急性脳炎、徐波睡眠期持続性棘徐波を示すてんかん性脳症、ランドウ・クレフナー症候群、レット症候群、スタージ・ウェーバー症候群、結節性硬化症、色素性乾皮症、家族性良性慢性天疱瘡、類天疱瘡(後天性表皮水疱症を含む)、特発性後天性全身性無汗症、眼皮膚白皮症、肥厚性皮膚骨膜症、弾性線維性仮性黄色腫、マルファン症候群、エーラス・ダンロス症候群、メンケス病、オクシピタル・ホーン症候群、ウィルソン病、低ホスファターゼ症、VATER症候群、那須・ハコラ病、ウィーバー症候群、コフィン・ローリー症候群、有馬症候群、モワット・ウィルソン症候群、ウィリアムズ症候群、ATR−X症候群、クルーゾン症候群、アペール症候群、ファイファー症候群、アントレー・ビクスラー症候群、コフィン・シリス症候群、ロスムンド・トムソン症候群、歌舞伎症候群、多脾症候群、無脾症候群、鰓耳腎症候群、ウェルナー症候群、コケイン症候群、プラダー・ウィリ症候群、ソトス症候群、ヌーナン症候群、ヤング・シンプソン症候群、1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群、第14番染色体父親性ダイソミー症候群、アンジェルマン症候群、スミス・マギニス症候群、22q11.2欠失症候群、エマヌエル症候群、脆弱X症候群関連疾患、脆弱X症候群、総動脈幹遺残症、修正大血管転位症、完全大血管転位症、単心室症、左心低形成症候群、三尖弁閉鎖症、心室中隔欠損を伴わない肺動脈閉鎖症、心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖症、ファロー四徴症、両大血管右室起始症、エプスタイン病、アルポート症候群、ギャロウェイ・モワト症候群、急速進行性糸球体腎炎、抗糸球体基底膜腎炎、一次性ネフローゼ症候群、一次性膜性増殖性糸球体腎炎、紫斑病性腎炎、間質性膀胱炎(ハンナ型)、オスラー病、閉塞性細気管支炎、肺胞蛋白症(自己免疫性又は先天性)、肺胞低換気症候群、α1−アンチトリプシン欠乏症、カーニー複合、ウォルフラム症候群、ペルオキシソーム病(副腎白質ジストロフィーを除く)、副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症、副腎皮質刺激ホルモン不応症、ビタミンD抵抗性くる病/骨軟化症、ビタミンD依存性くる病/骨軟化症、フェニルケトン尿症、高チロシン血症1型、高チロシン血症2型、高チロシン血症3型、メープルシロップ尿症、プロピオン酸血症、メチルマロン酸血症、イソ吉草酸血症、グルコーストランスポーター1欠損症、グルタル酸血症1型、グルタル酸血症2型、尿素サイクル異常症、リジン尿性蛋白不耐症、筋型糖原病、肝型糖原病、ガラクトース−1−リン酸ウリジルトランスフェラーゼ欠損症、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ欠損症、シトステロール血症、タンジール病、原発性高カイロミクロン血症、脳腱黄色腫症、無βリポタンパク血症、脂肪萎縮症、家族性地中海熱、高IgD症候群、中條・西村症候群、化膿性無菌性関節炎・壊疽性膿皮症・アクネ症候群、慢性再発性多発性骨髄炎、強直性脊椎炎、進行性骨化性線維異形成症、骨形成不全症、タナトフォリック骨異形成症、軟骨無形成症、リンパ管腫症/ゴーハム病、巨大リンパ管奇形(頚部顔面病変)、巨大静脈奇形(頚部口腔咽頭びまん性病変)、巨大動静脈奇形(頚部顔面又は四肢病変)、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群、先天性赤血球形成異常性貧血、後天性赤芽球癆、ダイアモンド・ブラックファン貧血、ファンコーニ貧血、遺伝性鉄芽球性貧血、エプスタイン症候群、自己免疫性出血病XIII、クロンカイト・カナダ症候群、非特異性多発性小腸潰瘍症、ヒルシュスプルング病(全結腸型又は小腸型)、総排泄腔外反症、総排泄腔遺残、乳幼児肝巨大血管腫、胆道閉鎖症、アラジール症候群、遺伝性膵炎、嚢胞性線維症、IgG4関連疾患、黄斑ジストロフィー、レーベル遺伝性視神経症、アッシャー症候群、若年発症型両側性感音難聴、遅発性内リンパ水腫、好酸球性副鼻腔炎、に1〜29の方法により予防改善や治療に効果がある。
【図面の簡単な説明】
図1】、
図2】、
図3】、
図4】は実施例1における汗疱の発症状態
図5】、
図6】、
図7】、
図8】は実施例1における汗疱の治療後の完治状態
図9】、
図10】、
図11】、
図12】は実施例2における脱毛症の発症状態
図13】、
図14】は実施例2の脱毛症における角栓の状態
図15】、
図16】は実施例2の脱毛症における角栓の内容物の摘出状況
図17】、
図18】、
図19】、
図20】、
図21】、
図22】、
図23】、
図24】は実施例2における脱毛症の治療経過の状況
図25】は実施例2における脱毛症のは治療前の状況で髪染めあり
図26】は実施例2における脱毛症のは治療後の状況で髪染なし
図27】、は実施例3の線維筋痛症における角栓の摘出内容物の状況
図28】、
図29】、
図30】、
図31】、
図32】実施例3の線維筋痛症における角栓の摘出内容物で粘性物ムコロイドの付着状況(約500倍率)
図33】、
図34】は実施例3の線維筋痛症における角栓の摘出内容物の状況(約1000倍率)
図35】、
図36】は実施例3の線維筋痛症における角栓の摘出前の状況(約500倍率)
図37】、
図38】、
図39】は実施例3の線維筋痛症における角栓の摘出の状況(約500倍率)
図40】は実施例4の慢性疲労症候群におけるイボの摘出前の状況(約500倍率)
図41】は実施例4の慢性疲労症候群におけるイボの摘出後の状況(約500倍率)
図42】は実施例4の慢性疲労症候群におけるイボの摘出後の治癒途中経過の状況(約500倍率)
図43】、
図44】は実施例4の慢性疲労症候群における摘出イボの付近の発症新イボの状況(約500倍率)
図45】は実施例12の乾癬発症状態、
図46】同途中経過1、
図47】同途中経過2、
図48】は実施例12の乾癬治療後
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