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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-168332(P2020-168332A)
(43)【公開日】2020年10月15日
(54)【発明の名称】お風呂の玩具
(51)【国際特許分類】
A63H 23/00 20060101AFI20200918BHJP
A63H 23/06 20060101ALI20200918BHJP
【ＦＩ】
A63H23/00 Z
A63H23/06
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】ＯＬ
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2019-75969(P2019-75969)
(22)【出願日】2019年4月12日
(11)【特許番号】特許第6603854号(P6603854)
(45)【特許公報発行日】2019年11月13日
(31)【優先権主張番号】201910258494.6
(32)【優先日】2019年4月1日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519249413
【氏名又は名称】青島欧科玩具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】許丹
【テーマコード（参考）】
2C150
【Ｆターム（参考）】
2C150CA10
2C150DA19
2C150DD06
2C150DK01
2C150EB01
2C150EC07
2C150ED08
2C150EG23
(57)【要約】 （修正有）
【課題】子供の注意を分散させ、お風呂の水温を検知することが可能なお風呂の玩具を提供する。【解決手段】移動主体１０を含み、モータ２５が起動する時、主動軸１６とベベルギヤ１５を連動させて回転させ、ベベルギヤ１５が噛み合いによりベベルギヤ１３と転向軸を連動させて回転させ、転向軸が連結ブロックと水噴きパイプ４１を連動させて回転させ、水噴きパイプ４１の水噴き方向を制御し、ギヤポンプの原理により吸水し、騒音が小さくてコストが低く且つエネルギー消費量が小さく、体積も重力も小さく、生じた動力の大きさがちょうどよく、水を噴く方向を制御することにより移動主体１０の移動方向を制御でき、興趣性が高くて子供の注意を引くことができ、鉄ブロック３８が重心を維持でき、反転を防止し、同時に水温を検知し、また水温を示すことができ、大人が観察しやすい。
【選択図】図１
【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動主体を含み、前記移動主体の頂部端面には信号台が固定的に装着され、前記信号台の中には信号部品が設置され、前記移動主体の中には前記移動主体の左右両側端面を貫通する抜き孔が設置され、前記移動主体の底部端面の中には前記移動主体の重心を維持する鉄ブロックが固定的に装着され、前記移動主体の中には左右対称の空きチャンバＡが設置され、前記移動主体の中において前記空きチャンバＡの上方に位置するところには左右対称の空きチャンバＢが設置され、前記空きチャンバＢ及び前記空きチャンバＡにより前記移動主体の重力を減少して浮力を増大し、前記移動主体の中には吸水または排水するギヤポンプ部品が設置され、前記移動主体の中には前記ギヤポンプ部品に噴き出された水の流動方向を制御するパイプ部品が設置され、前記移動主体の中にはまた前記パイプ部品の水を噴く方向を制御する方向制御部品が設置されることを特徴とする検知用のお風呂の玩具。
【請求項2】
前記ギヤポンプ部品は前記移動主体の中に位置するポンプチャンバを含み、前記ポンプチャンバと前記抜き孔との間には吸水通路が連通して設置され、前記ポンプチャンバの前後壁の間には動力軸が回転できるように装着され、前記ポンプチャンバの前後壁の間において前記動力軸の右側には従動軸が回転できるように装着され、前記従動軸と前記動力軸にはギヤが固定的に装着され、左右両側の前記ギヤが互いに噛み合い、前記ポンプチャンバの頂壁の中には水出通路が設置され、前記動力軸が正方向へ回転する時に左側の前記ギヤを連動させて正方向へ回転させ、左側の前記ギヤが噛み合いにより右側の前記ギヤを連動させて逆方向へ回転させ、 前記吸水通路に近接するところの歯が互いに離れ、水を前記吸水通路から吸い上げ、前記水出通路に近接するところの歯が互いに近接し、水を前記水出通路から押し出すことを特徴とする請求項１に記載の検知用のお風呂の玩具。
【請求項3】
前記パイプ部品は前記移動主体の中に位置する水流パイプを含み、前記水流パイプが前記水出通路と連通し、前記水流パイプには左右対称の電磁バルブが設置され、前記移動主体の左右両側端面の中には転向溝が対称的に設置され、前記水流パイプが前記転向溝の中に挿入されており、前記水流パイプの端部にはホースが密封して連結され、左右両側の前記ホースの端部には水噴きパイプが密封して連結され、前記水出通路の中の水が前記水流パイプの中に入ることができ、左側の前記電磁バルブをオンにした後、水が左側へ流れることができ、右側の前記電磁バルブをオンにした後、水が右側へ流れることができ、水が前記水噴きパイプから噴き出された後、前記移動主体を推して移動させる動力を生じ、前記水噴きパイプが水を噴き出す方向の変化が前記移動主体の移動方向を変化させることができることを特徴とする請求項１に記載の検知用のお風呂の玩具。
【請求項4】
前記方向制御部品は前記移動主体の中に固定的に装着されるモータを含み、前記移動主体の中には左右対称の噛み合いチャンバが設置され、前記モータの左右両側の出力軸の端面には主動軸が固定的に連結され、前記主動軸が前記噛み合いチャンバの中に入り、左右両側の前記主動軸の端面にはベベルギヤＡが固定的に装着され、前記水噴きパイプの頂部端面には連結ブロックが固定的に装着され、前記連結ブロックの頂部端面には前記噛み合いチャンバの中に入った転向軸が固定的に装着され、前記転向軸の頂部端面には前記ベベルギヤＡと噛み合うベベルギヤＢが固定的に装着され、前記転向軸において前記連結ブロックの頂部端面には密封ブロックが設置され、前記密封ブロックの外側には密封リングが密封して装着され、前記モータが起動する時、前記主動軸と前記ベベルギヤＡを連動させて回転させ、前記ベベルギヤＡが噛み合いにより前記ベベルギヤＢと前記転向軸を連動させて回転させ、前記転向軸が前記連結ブロックと前記水噴きパイプを連動させて回転させることを特徴とする請求項１に記載の検知用のお風呂の玩具。
【請求項5】
前記信号部品は前記信号台の中に位置する信号ブロックを含み、前記信号台の中には上へ開口した電池チャンバが設置され、前記電池チャンバの開口のところにはねじによりカバー板Ａが固定的に装着され、前記信号台の頂部端面において前記カバー板Ａの上方にはカバー板Ｂが引っかかって連結され、前記信号台の頂部端面にはディスプレイスクリーンが固定的に装着され、前記移動主体の頂部端面にはスイッチが設置され、前記抜き孔の頂部端面には温度検知ブロックが設置され、前記移動主体を水の中に入れた後、前記抜き孔の中には水がいっぱいあり、前記温度検知ブロックが水の温度を検知して温度の数値を前記ディスプレイスクリーンに映すことができ、前記電磁バルブをオンにすることと前記モータが正方向と逆方向へ回転することがリモートコントロールでき、前記信号ブロックがリモートコントロールの信号を受けることができることを特徴とする請求項１に記載の検知用のお風呂の玩具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は子供のお風呂の玩具分野を取り上げて、具体的には検知用のお風呂の玩具である。
【背景技術】
【0002】
ほとんどの子供が生まれつき腕白であり、お風呂に入る時、いつも動いたりするので、大人が子供の入浴を助けることに不便であり、大人が子供の体を洗浄することに便利を与えるために、一般的にお風呂の玩具を使用して子供の注意を分散し、しかし、普通のお風呂の玩具の遊べる性が低く、長時間子供の注意を分散することが難しく、同時に子供の入浴する水温を制御することが必要であり、熱すぎるのも冷たすぎるのも良くないので、お風呂の水温の調節にも注意すべきである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第１０４９４１２０１号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は検知用のお風呂の玩具を提供し、従来技術における上記欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例の検知用のお風呂の玩具は、移動主体を含み、前記移動主体の頂部端面には信号台が固定的に装着され、前記信号台の中には信号部品が設置され、前記移動主体の中には前記移動主体の左右両側端面を貫通する抜き孔が設置され、前記移動主体の底部端面の中には前記移動主体の重心を維持する鉄ブロックが固定的に装着され、前記移動主体の中には左右対称の空きチャンバＡが設置され、前記移動主体の中において前記空きチャンバＡの上方に位置するところには左右対称の空きチャンバＢが設置され、前記空きチャンバＢ及び前記空きチャンバＡにより前記移動主体の重力を減少して浮力を増大し、前記移動主体の中には吸水または排水するギヤポンプ部品が設置され、前記移動主体の中には前記ギヤポンプ部品に噴き出された水の流動方向を制御するパイプ部品が設置され、前記移動主体の中にはまた前記パイプ部品の水を噴く方向を制御する方向制御部品が設置される。
【0006】
更の技術プランとしては、前記ギヤポンプ部品は前記移動主体の中に位置するポンプチャンバを含み、前記ポンプチャンバと前記抜き孔との間には吸水通路が連通して設置され、前記ポンプチャンバの前後壁の間には動力軸が回転できるように装着され、前記ポンプチャンバの前後壁の間において前記動力軸の右側には従動軸が回転できるように装着され、前記従動軸と前記動力軸にはギヤが固定的に装着され、左右両側の前記ギヤが互いに噛み合い、前記ポンプチャンバの頂壁の中には水出通路が設置される。
【0007】
更の技術プランとしては、前記パイプ部品は前記移動主体の中に位置する水流パイプを含み、前記水流パイプが前記水出通路と連通し、前記水流パイプには左右対称の電磁バルブが設置され、前記移動主体の左右両側端面の中には転向溝が対称的に設置され、前記水流パイプが前記転向溝の中に挿入されており、前記水流パイプの端部にはホースが密封して連結され、左右両側の前記ホースの端部には水噴きパイプが密封して連結される。
【0008】
更の技術プランとしては、前記方向制御部品は前記移動主体の中に固定的に装着されるモータを含み、前記移動主体の中には左右対称の噛み合いチャンバが設置され、前記モータの左右両側の出力軸の端面には主動軸が固定的に連結され、前記主動軸が前記噛み合いチャンバの中に入り、左右両側の前記主動軸の端面にはベベルギヤＡが固定的に装着され、前記水噴きパイプの頂部端面には連結ブロックが固定的に装着され、前記連結ブロックの頂部端面には前記噛み合いチャンバの中に入った転向軸が固定的に装着され、前記転向軸の頂部端面には前記ベベルギヤＡと噛み合うベベルギヤＢが固定的に装着され、前記転向軸において前記連結ブロックの頂部端面には密封ブロックが設置され、前記密封ブロックの外側には密封リングが密封して装着される。
【0009】
更の技術プランとしては、前記信号部品は前記信号台の中に位置する信号ブロックを含み、前記信号台の中には上へ開口した電池チャンバが設置され、前記電池チャンバの開口のところにはねじによりカバー板Ａが固定的に装着され、前記信号台の頂部端面において前記カバー板Ａの上方にはカバー板Ｂが引っかかって連結され、前記信号台の頂部端面にはディスプレイスクリーンが固定的に装着され、前記移動主体の頂部端面にはスイッチが設置され、前記抜き孔の頂部端面には温度検知ブロックが設置される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益効果は：ギヤポンプの原理により吸水し、騒音が小さくてコストが低く且つエネルギー消費量が小さく、体積も重力も小さく、生じた動力の大きさがちょうどよく、水を噴く方向を制御することにより移動主体の移動方向を制御でき、興趣性が高くて子供の注意を引くことができ、鉄ブロックが重心を維持でき、反転を防止し、同時に水温を検知し、また水温を示すことができ、大人が観察しやすく、普及の価値を有する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に図１〜２を交えて本発明について詳しく説明する。便利に叙述するために、現在は後文に出る方位を下記の通りに規定する：後文に出る上下左右前後方向は図１本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0013】
図１〜２を参照し、本発明の実施例の検知用のお風呂の玩具は、移動主体１０を含み、前記移動主体１０の頂部端面には信号台１７が固定的に装着され、前記信号台１７の中には信号部品９０１が設置され、前記移動主体１０の中には前記移動主体１０の左右両側端面を貫通する抜き孔３７が設置され、前記移動主体１０の底部端面の中には前記移動主体１０の重心を維持する鉄ブロック３８が固定的に装着され、前記移動主体１０の中には左右対称の空きチャンバＡ３５が設置され、前記移動主体１０の中において前記空きチャンバＡ３５の上方に位置するところには左右対称の空きチャンバＢ１２が設置され、前記空きチャンバＢ１２及び前記空きチャンバＡ３５により前記移動主体１０の重力を減少して浮力を増大し、前記移動主体１０の中には吸水または排水するギヤポンプ部品９０２が設置され、前記移動主体１０の中には前記ギヤポンプ部品９０２に噴き出された水の流動方向を制御するパイプ部品９０３が設置され、前記移動主体１０の中にはまた前記パイプ部品９０３の水を噴く方向を制御する方向制御部品９０４が設置される。
【0014】
有益的には、前記ギヤポンプ部品９０２は前記移動主体１０の中に位置するポンプチャンバ３３を含み、前記ポンプチャンバ３３と前記抜き孔３７との間には吸水通路３４が連通して設置され、前記ポンプチャンバ３３の前後壁の間には動力軸３２が回転できるように装着され、前記ポンプチャンバ３３の前後壁の間において前記動力軸３２の右側には従動軸３１が回転できるように装着され、前記従動軸３１と前記動力軸３２にはギヤ３０が固定的に装着され、左右両側の前記ギヤ３０が互いに噛み合い、前記ポンプチャンバ３３の頂壁の中には水出通路２８が設置され、これにより動力軸３２が正方向へ回転する時に左側のギヤ３０を連動させて正方向へ回転させ、左側のギヤ３０が噛み合いにより右側のギヤ３０を連動させて逆方向へ回転させ、 吸水通路３４に近接するところの歯が互いに離れ、水を吸水通路３４から吸い上げ、水出通路２８に近接するところの歯が互いに近接し、水を水出通路２８から押し出す。
【0015】
有益的には、前記パイプ部品９０３は前記移動主体１０の中に位置する水流パイプ２７を含み、前記水流パイプ２７が前記水出通路２８と連通し、前記水流パイプ２７には左右対称の電磁バルブ２６が設置され、前記移動主体１０の左右両側端面の中には転向溝４０が対称的に設置され、前記水流パイプ２７が前記転向溝４０の中に挿入されており、前記水流パイプ２７の端部にはホース４２が密封して連結され、左右両側の前記ホース４２の端部には水噴きパイプ４１が密封して連結され、これにより水出通路２８の中の水が水流パイプ２７の中に入ることができ、左側の電磁バルブ２６をオンにした後、水が左側へ流れることができ、右側の電磁バルブ２６をオンにした後、水が右側へ流れることができ、水が水噴きパイプ４１から噴き出された後、移動主体１０を推して移動させる動力を生じ、水噴きパイプ４１が水を噴き出す方向の変化が移動主体１０の移動方向を変化させることができる。
【0016】
有益的には、前記方向制御部品９０４は前記移動主体１０の中に固定的に装着されるモータ２５を含み、前記移動主体１０の中には左右対称の噛み合いチャンバ１４が設置され、前記モータ２５の左右両側の出力軸の端面には主動軸１６が固定的に連結され、前記主動軸１６が前記噛み合いチャンバ１４の中に入り、左右両側の前記主動軸１６の端面にはベベルギヤＡ１５が固定的に装着され、前記水噴きパイプ４１の頂部端面には連結ブロック４３が固定的に装着され、前記連結ブロック４３の頂部端面には前記噛み合いチャンバ１４の中に入った転向軸１１が固定的に装着され、前記転向軸１１の頂部端面には前記ベベルギヤＡ１５と噛み合うベベルギヤＢ１３が固定的に装着され、前記転向軸１１において前記連結ブロック４３の頂部端面には密封ブロック４４が設置され、前記密封ブロック４４の外側には密封リング４５が密封して装着され、これによりモータ２５が起動する時、主動軸１６とベベルギヤＡ１５を連動させて回転させ、ベベルギヤＡ１５が噛み合いによりベベルギヤＢ１３と転向軸１１を連動させて回転させ、転向軸１１が連結ブロック４３と水噴きパイプ４１を連動させて回転させ、水噴きパイプ４１の水噴き方向を制御する。
【0017】
有益的には、前記信号部品９０１は前記信号台１７の中に位置する信号ブロック１８を含み、前記信号台１７の中には上へ開口した電池チャンバ２１が設置され、前記電池チャンバ２１の開口のところにはねじによりカバー板Ａ２２が固定的に装着され、前記信号台１７の頂部端面において前記カバー板Ａ２２の上方にはカバー板Ｂ２３が引っかかって連結され、前記信号台１７の頂部端面にはディスプレイスクリーン２０が固定的に装着され、前記移動主体１０の頂部端面にはスイッチ２４が設置され、前記抜き孔３７の頂部端面には温度検知ブロック３６が設置され、これにより移動主体１０を水の中に入れた後、抜き孔３７の中には水がいっぱいあり、温度検知ブロック３６が水の温度を検知して温度の数値をディスプレイスクリーン２０に映し、カバー板Ａ２２とカバー板Ｂ２３との係合により電池チャンバ２１を密封し、水が入ることを防止し、電磁バルブ２６をオンにすることとモータ２５が正方向と逆方向へ回転することがリモートコントロールでき、信号ブロックがリモートコントロールの信号を受けることができる。
【0018】
使用する時、移動主体１０を水の中に入れた後、抜き孔３７の中には水がいっぱいあり、温度検知ブロック３６が水の温度を検知して温度の数値をディスプレイスクリーン２０に映し、スイッチ２４をオンにし、リモートコントロールにより動力軸３２を制御して正方向へ回転させ始め、左側のギヤ３０を連動させて正方向へ回転させ、左側のギヤ３０が噛み合いにより右側のギヤ３０を連動させて逆方向へ回転させ、 吸水通路３４に近接するところの歯が互いに離れ、水を吸水通路３４から吸い上げ、水出通路２８に近接するところの歯が互いに近接し、水を水出通路２８から押し出し、リモートコントロールにより電磁バルブ２６を制御してオンにし、水出通路２８の中の水が水流パイプ２７の中に入ることができ、左側の電磁バルブ２６をオンにした後、水が左側へ流れることができ、右側の電磁バルブ２６をオンにした後、水が右側へ流れることができ、水が水噴きパイプ４１から噴き出られた後、移動主体１０を推して移動させる動力を生じ、リモートコントロールによりモータ２５が正方向と逆方向へ回転することを制御し、モータ２５が起動する時、主動軸１６とベベルギヤＡ１５を連動させて回転させ、ベベルギヤＡ１５が噛み合いによりベベルギヤＢ１３と転向軸１１を連動させて回転させ、転向軸１１が連結ブロック４３と水噴きパイプ４１を連動させて回転させ、水噴きパイプ４１の水噴き方向を制御し、移動主体１０の移動方向を制御する。
【0019】
本発明の有益効果は：ギヤポンプの原理により吸水し、騒音が小さくてコストが低く且つエネルギー消費量が小さく、体積も重力も小さく、生じた動力の大きさがちょうどよく、水を噴く方向を制御することにより移動主体の移動方向を制御でき、興趣性が高くて子供の注意を引くことができ、鉄ブロックが重心を維持でき、反転を防止し、同時に水温を検知し、また水温を示すことができ、大人が観察しやすく、普及の価値を有する。
【0020】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【手続補正書】
【提出日】2019年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動主体を含み、前記移動主体の頂部端面には信号台が固定的に装着され、前記信号台の中には信号部品が設置され、前記移動主体の中には前記移動主体の左右両側端面を貫通する抜き孔が設置され、前記移動主体の底部端面の中には前記移動主体の重心を維持する鉄ブロックが固定的に装着され、前記移動主体の中には左右対称の空きチャンバＡが設置され、前記移動主体の中において前記空きチャンバＡの上方に位置するところには左右対称の空きチャンバＢが設置され、前記空きチャンバＢ及び前記空きチャンバＡにより前記移動主体の重力を減少して浮力を増大し、前記移動主体の中には吸水または排水するギヤポンプ部品が設置され、前記移動主体の中には前記ギヤポンプ部品に噴き出された水の流動方向を制御するパイプ部品が設置され、前記移動主体の中にはまた前記パイプ部品の水を噴く方向を制御する方向制御部品が設置されており、
前記ギヤポンプ部品は前記移動主体の中に位置するポンプチャンバを含み、前記ポンプチャンバと前記抜き孔との間には吸水通路が連通して設置され、前記ポンプチャンバの前後壁の間には動力軸が回転できるように装着され、前記ポンプチャンバの前後壁の間において前記動力軸の右側には従動軸が回転できるように装着され、前記従動軸と前記動力軸にはギヤが固定的に装着され、左右両側の前記ギヤが互いに噛み合い、前記ポンプチャンバの頂壁の中には水出通路が設置され、前記動力軸が正方向へ回転する時に左側の前記ギヤを連動させて正方向へ回転させ、左側の前記ギヤが噛み合いにより右側の前記ギヤを連動させて逆方向へ回転させ、 前記吸水通路に近接するところの歯が互いに離れ、水を前記吸水通路から吸い上げ、前記水出通路に近接するところの歯が互いに近接し、水を前記水出通路から押し出すことができ、
前記パイプ部品は前記移動主体の中に位置する水流パイプを含み、前記水流パイプが前記水出通路と連通し、前記水流パイプには左右対称の電磁バルブが設置され、前記移動主体の左右両側端面の中には転向溝が対称的に設置され、前記水流パイプが前記転向溝の中に挿入されており、前記水流パイプの端部にはホースが密封して連結され、左右両側の前記ホースの端部には水噴きパイプが密封して連結され、前記水出通路の中の水が前記水流パイプの中に入ることができ、左側の前記電磁バルブをオンにした後、水が左側へ流れることができ、右側の前記電磁バルブをオンにした後、水が右側へ流れることができ、水が前記水噴きパイプから噴き出された後、前記移動主体を推して移動させる動力を生じ、前記水噴きパイプが水を噴き出す方向の変化が前記移動主体の移動方向を変化させることができ、
前記方向制御部品は前記移動主体の中に固定的に装着されるモータを含み、前記移動主体の中には左右対称の噛み合いチャンバが設置され、前記モータの左右両側の出力軸の端面には主動軸が固定的に連結され、前記主動軸が前記噛み合いチャンバの中に入り、左右両側の前記主動軸の端面にはベベルギヤＡが固定的に装着され、前記水噴きパイプの頂部端面には連結ブロックが固定的に装着され、前記連結ブロックの頂部端面には前記噛み合いチャンバの中に入った転向軸が固定的に装着され、前記転向軸の頂部端面には前記ベベルギヤＡと噛み合うベベルギヤＢが固定的に装着され、前記転向軸において前記連結ブロックの頂部端面には密封ブロックが設置され、前記密封ブロックの外側には密封リングが密封して装着され、前記モータが起動する時、前記主動軸と前記ベベルギヤＡを連動させて回転させ、前記ベベルギヤＡが噛み合いにより前記ベベルギヤＢと前記転向軸を連動させて回転させ、前記転向軸が前記連結ブロックと前記水噴きパイプを連動させて回転させることができ、
前記信号部品は前記信号台の中に位置する信号ブロックを含み、前記信号台の中には上へ開口した電池チャンバが設置され、前記電池チャンバの開口のところにはねじによりカバー板Ａが固定的に装着され、前記信号台の頂部端面において前記カバー板Ａの上方にはカバー板Ｂが引っかかって連結され、前記信号台の頂部端面にはディスプレイスクリーンが固定的に装着され、前記移動主体の頂部端面にはスイッチが設置され、前記抜き孔の頂部端面には温度検知ブロックが設置され、前記移動主体を水の中に入れた後、前記抜き孔の中には水がいっぱいあり、前記温度検知ブロックが水の温度を検知して温度の数値を前記ディスプレイスクリーンに映すことができ、前記電磁バルブをオンにすることと前記モータが正方向と逆方向へ回転することがリモートコントロールでき、前記信号ブロックがリモートコントロールの信号を受けることができることを特徴とするお風呂の玩具。
前記ギヤポンプ部品は前記移動主体の中に位置するポンプチャンバを含み、前記ポンプチャンバと前記抜き孔との間には吸水通路が連通して設置され、前記ポンプチャンバの前後壁の間には動力軸が回転できるように装着され、前記ポンプチャンバの前後壁の間において前記動力軸の右側には従動軸が回転できるように装着され、前記従動軸と前記動力軸にはギヤが固定的に装着され、左右両側の前記ギヤが互いに噛み合い、前記ポンプチャンバの頂壁の中には水出通路が設置され、前記動力軸が正方向へ回転する時に左側の前記ギヤを連動させて正方向へ回転させ、左側の前記ギヤが噛み合いにより右側の前記ギヤを連動させて逆方向へ回転させ、 前記吸水通路に近接するところの歯が互いに離れ、水を前記吸水通路から吸い上げ、前記水出通路に近接するところの歯が互いに近接し、水を前記水出通路から押し出すことができ、
前記パイプ部品は前記移動主体の中に位置する水流パイプを含み、前記水流パイプが前記水出通路と連通し、前記水流パイプには左右対称の電磁バルブが設置され、前記移動主体の左右両側端面の中には転向溝が対称的に設置され、前記水流パイプが前記転向溝の中に挿入されており、前記水流パイプの端部にはホースが密封して連結され、左右両側の前記ホースの端部には水噴きパイプが密封して連結され、前記水出通路の中の水が前記水流パイプの中に入ることができ、左側の前記電磁バルブをオンにした後、水が左側へ流れることができ、右側の前記電磁バルブをオンにした後、水が右側へ流れることができ、水が前記水噴きパイプから噴き出された後、前記移動主体を推して移動させる動力を生じ、前記水噴きパイプが水を噴き出す方向の変化が前記移動主体の移動方向を変化させることができ、
前記方向制御部品は前記移動主体の中に固定的に装着されるモータを含み、前記移動主体の中には左右対称の噛み合いチャンバが設置され、前記モータの左右両側の出力軸の端面には主動軸が固定的に連結され、前記主動軸が前記噛み合いチャンバの中に入り、左右両側の前記主動軸の端面にはベベルギヤＡが固定的に装着され、前記水噴きパイプの頂部端面には連結ブロックが固定的に装着され、前記連結ブロックの頂部端面には前記噛み合いチャンバの中に入った転向軸が固定的に装着され、前記転向軸の頂部端面には前記ベベルギヤＡと噛み合うベベルギヤＢが固定的に装着され、前記転向軸において前記連結ブロックの頂部端面には密封ブロックが設置され、前記密封ブロックの外側には密封リングが密封して装着され、前記モータが起動する時、前記主動軸と前記ベベルギヤＡを連動させて回転させ、前記ベベルギヤＡが噛み合いにより前記ベベルギヤＢと前記転向軸を連動させて回転させ、前記転向軸が前記連結ブロックと前記水噴きパイプを連動させて回転させることができ、
前記信号部品は前記信号台の中に位置する信号ブロックを含み、前記信号台の中には上へ開口した電池チャンバが設置され、前記電池チャンバの開口のところにはねじによりカバー板Ａが固定的に装着され、前記信号台の頂部端面において前記カバー板Ａの上方にはカバー板Ｂが引っかかって連結され、前記信号台の頂部端面にはディスプレイスクリーンが固定的に装着され、前記移動主体の頂部端面にはスイッチが設置され、前記抜き孔の頂部端面には温度検知ブロックが設置され、前記移動主体を水の中に入れた後、前記抜き孔の中には水がいっぱいあり、前記温度検知ブロックが水の温度を検知して温度の数値を前記ディスプレイスクリーンに映すことができ、前記電磁バルブをオンにすることと前記モータが正方向と逆方向へ回転することがリモートコントロールでき、前記信号ブロックがリモートコントロールの信号を受けることができることを特徴とするお風呂の玩具。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は子供のお風呂の玩具分野を取り上げて、具体的にはお風呂の玩具である。
【背景技術】
【0002】
ほとんどの子供が生まれつき腕白であり、お風呂に入る時、いつも動いたりするので、大人が子供の入浴を助けることに不便であり、大人が子供の体を洗浄することに便利を与えるために、一般的にお風呂の玩具を使用して子供の注意を分散し、しかし、普通のお風呂の玩具の遊べる性が低く、長時間子供の注意を分散することが難しく、同時に子供の入浴する水温を制御することが必要であり、熱すぎるのも冷たすぎるのも良くないので、お風呂の水温の調節にも注意すべきである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第１０４９４１２０１号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はお風呂の玩具を提供し、従来技術における上記欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例のお風呂の玩具は、移動主体を含み、前記移動主体の頂部端面には信号台が固定的に装着され、前記信号台の中には信号部品が設置され、前記移動主体の中には前記移動主体の左右両側端面を貫通する抜き孔が設置され、前記移動主体の底部端面の中には前記移動主体の重心を維持する鉄ブロックが固定的に装着され、前記移動主体の中には左右対称の空きチャンバＡが設置され、前記移動主体の中において前記空きチャンバＡの上方に位置するところには左右対称の空きチャンバＢが設置され、前記空きチャンバＢ及び前記空きチャンバＡにより前記移動主体の重力を減少して浮力を増大し、前記移動主体の中には吸水または排水するギヤポンプ部品が設置され、前記移動主体の中には前記ギヤポンプ部品に噴き出された水の流動方向を制御するパイプ部品が設置され、前記移動主体の中にはまた前記パイプ部品の水を噴く方向を制御する方向制御部品が設置される。
【0006】
更の技術プランとしては、前記ギヤポンプ部品は前記移動主体の中に位置するポンプチャンバを含み、前記ポンプチャンバと前記抜き孔との間には吸水通路が連通して設置され、前記ポンプチャンバの前後壁の間には動力軸が回転できるように装着され、前記ポンプチャンバの前後壁の間において前記動力軸の右側には従動軸が回転できるように装着され、前記従動軸と前記動力軸にはギヤが固定的に装着され、左右両側の前記ギヤが互いに噛み合い、前記ポンプチャンバの頂壁の中には水出通路が設置される。
【0007】
更の技術プランとしては、前記パイプ部品は前記移動主体の中に位置する水流パイプを含み、前記水流パイプが前記水出通路と連通し、前記水流パイプには左右対称の電磁バルブが設置され、前記移動主体の左右両側端面の中には転向溝が対称的に設置され、前記水流パイプが前記転向溝の中に挿入されており、前記水流パイプの端部にはホースが密封して連結され、左右両側の前記ホースの端部には水噴きパイプが密封して連結される。
【0008】
更の技術プランとしては、前記方向制御部品は前記移動主体の中に固定的に装着されるモータを含み、前記移動主体の中には左右対称の噛み合いチャンバが設置され、前記モータの左右両側の出力軸の端面には主動軸が固定的に連結され、前記主動軸が前記噛み合いチャンバの中に入り、左右両側の前記主動軸の端面にはベベルギヤＡが固定的に装着され、前記水噴きパイプの頂部端面には連結ブロックが固定的に装着され、前記連結ブロックの頂部端面には前記噛み合いチャンバの中に入った転向軸が固定的に装着され、前記転向軸の頂部端面には前記ベベルギヤＡと噛み合うベベルギヤＢが固定的に装着され、前記転向軸において前記連結ブロックの頂部端面には密封ブロックが設置され、前記密封ブロックの外側には密封リングが密封して装着される。
【0009】
更の技術プランとしては、前記信号部品は前記信号台の中に位置する信号ブロックを含み、前記信号台の中には上へ開口した電池チャンバが設置され、前記電池チャンバの開口のところにはねじによりカバー板Ａが固定的に装着され、前記信号台の頂部端面において前記カバー板Ａの上方にはカバー板Ｂが引っかかって連結され、前記信号台の頂部端面にはディスプレイスクリーンが固定的に装着され、前記移動主体の頂部端面にはスイッチが設置され、前記抜き孔の頂部端面には温度検知ブロックが設置される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益効果は：ギヤポンプの原理により吸水し、騒音が小さくてコストが低く且つエネルギー消費量が小さく、体積も重力も小さく、生じた動力の大きさがちょうどよく、水を噴く方向を制御することにより移動主体の移動方向を制御でき、興趣性が高くて子供の注意を引くことができ、鉄ブロックが重心を維持でき、反転を防止し、同時に水温を検知し、また水温を示すことができ、大人が観察しやすく、普及の価値を有する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に図１〜２を交えて本発明について詳しく説明する。便利に叙述するために、現在は後文に出る方位を下記の通りに規定する：後文に出る上下左右前後方向は図１本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0013】
図１〜２を参照し、本発明の実施例のお風呂の玩具は、移動主体１０を含み、前記移動主体１０の頂部端面には信号台１７が固定的に装着され、前記信号台１７の中には信号部品９０１が設置され、前記移動主体１０の中には前記移動主体１０の左右両側端面を貫通する抜き孔３７が設置され、前記移動主体１０の底部端面の中には前記移動主体１０の重心を維持する鉄ブロック３８が固定的に装着され、前記移動主体１０の中には左右対称の空きチャンバＡ３５が設置され、前記移動主体１０の中において前記空きチャンバＡ３５の上方に位置するところには左右対称の空きチャンバＢ１２が設置され、前記空きチャンバＢ１２及び前記空きチャンバＡ３５により前記移動主体１０の重力を減少して浮力を増大し、前記移動主体１０の中には吸水または排水するギヤポンプ部品９０２が設置され、前記移動主体１０の中には前記ギヤポンプ部品９０２に噴き出された水の流動方向を制御するパイプ部品９０３が設置され、前記移動主体１０の中にはまた前記パイプ部品９０３の水を噴く方向を制御する方向制御部品９０４が設置される。
【0014】
有益的には、前記ギヤポンプ部品９０２は前記移動主体１０の中に位置するポンプチャンバ３３を含み、前記ポンプチャンバ３３と前記抜き孔３７との間には吸水通路３４が連通して設置され、前記ポンプチャンバ３３の前後壁の間には動力軸３２が回転できるように装着され、前記ポンプチャンバ３３の前後壁の間において前記動力軸３２の右側には従動軸３１が回転できるように装着され、前記従動軸３１と前記動力軸３２にはギヤ３０が固定的に装着され、左右両側の前記ギヤ３０が互いに噛み合い、前記ポンプチャンバ３３の頂壁の中には水出通路２８が設置され、これにより動力軸３２が正方向へ回転する時に左側のギヤ３０を連動させて正方向へ回転させ、左側のギヤ３０が噛み合いにより右側のギヤ３０を連動させて逆方向へ回転させ、 吸水通路３４に近接するところの歯が互いに離れ、水を吸水通路３４から吸い上げ、水出通路２８に近接するところの歯が互いに近接し、水を水出通路２８から押し出す。
【0015】
有益的には、前記パイプ部品９０３は前記移動主体１０の中に位置する水流パイプ２７を含み、前記水流パイプ２７が前記水出通路２８と連通し、前記水流パイプ２７には左右対称の電磁バルブ２６が設置され、前記移動主体１０の左右両側端面の中には転向溝４０が対称的に設置され、前記水流パイプ２７が前記転向溝４０の中に挿入されており、前記水流パイプ２７の端部にはホース４２が密封して連結され、左右両側の前記ホース４２の端部には水噴きパイプ４１が密封して連結され、これにより水出通路２８の中の水が水流パイプ２７の中に入ることができ、左側の電磁バルブ２６をオンにした後、水が左側へ流れることができ、右側の電磁バルブ２６をオンにした後、水が右側へ流れることができ、水が水噴きパイプ４１から噴き出された後、移動主体１０を推して移動させる動力を生じ、水噴きパイプ４１が水を噴き出す方向の変化が移動主体１０の移動方向を変化させることができる。
【0016】
有益的には、前記方向制御部品９０４は前記移動主体１０の中に固定的に装着されるモータ２５を含み、前記移動主体１０の中には左右対称の噛み合いチャンバ１４が設置され、前記モータ２５の左右両側の出力軸の端面には主動軸１６が固定的に連結され、前記主動軸１６が前記噛み合いチャンバ１４の中に入り、左右両側の前記主動軸１６の端面にはベベルギヤＡ１５が固定的に装着され、前記水噴きパイプ４１の頂部端面には連結ブロック４３が固定的に装着され、前記連結ブロック４３の頂部端面には前記噛み合いチャンバ１４の中に入った転向軸１１が固定的に装着され、前記転向軸１１の頂部端面には前記ベベルギヤＡ１５と噛み合うベベルギヤＢ１３が固定的に装着され、前記転向軸１１において前記連結ブロック４３の頂部端面には密封ブロック４４が設置され、前記密封ブロック４４の外側には密封リング４５が密封して装着され、これによりモータ２５が起動する時、主動軸１６とベベルギヤＡ１５を連動させて回転させ、ベベルギヤＡ１５が噛み合いによりベベルギヤＢ１３と転向軸１１を連動させて回転させ、転向軸１１が連結ブロック４３と水噴きパイプ４１を連動させて回転させ、水噴きパイプ４１の水噴き方向を制御する。
【0017】
有益的には、前記信号部品９０１は前記信号台１７の中に位置する信号ブロック１８を含み、前記信号台１７の中には上へ開口した電池チャンバ２１が設置され、前記電池チャンバ２１の開口のところにはねじによりカバー板Ａ２２が固定的に装着され、前記信号台１７の頂部端面において前記カバー板Ａ２２の上方にはカバー板Ｂ２３が引っかかって連結され、前記信号台１７の頂部端面にはディスプレイスクリーン２０が固定的に装着され、前記移動主体１０の頂部端面にはスイッチ２４が設置され、前記抜き孔３７の頂部端面には温度検知ブロック３６が設置され、これにより移動主体１０を水の中に入れた後、抜き孔３７の中には水がいっぱいあり、温度検知ブロック３６が水の温度を検知して温度の数値をディスプレイスクリーン２０に映し、カバー板Ａ２２とカバー板Ｂ２３との係合により電池チャンバ２１を密封し、水が入ることを防止し、電磁バルブ２６をオンにすることとモータ２５が正方向と逆方向へ回転することがリモートコントロールでき、信号ブロックがリモートコントロールの信号を受けることができる。
【0018】
使用する時、移動主体１０を水の中に入れた後、抜き孔３７の中には水がいっぱいあり、温度検知ブロック３６が水の温度を検知して温度の数値をディスプレイスクリーン２０に映し、スイッチ２４をオンにし、リモートコントロールにより動力軸３２を制御して正方向へ回転させ始め、左側のギヤ３０を連動させて正方向へ回転させ、左側のギヤ３０が噛み合いにより右側のギヤ３０を連動させて逆方向へ回転させ、 吸水通路３４に近接するところの歯が互いに離れ、水を吸水通路３４から吸い上げ、水出通路２８に近接するところの歯が互いに近接し、水を水出通路２８から押し出し、リモートコントロールにより電磁バルブ２６を制御してオンにし、水出通路２８の中の水が水流パイプ２７の中に入ることができ、左側の電磁バルブ２６をオンにした後、水が左側へ流れることができ、右側の電磁バルブ２６をオンにした後、水が右側へ流れることができ、水が水噴きパイプ４１から噴き出られた後、移動主体１０を推して移動させる動力を生じ、リモートコントロールによりモータ２５が正方向と逆方向へ回転することを制御し、モータ２５が起動する時、主動軸１６とベベルギヤＡ１５を連動させて回転させ、ベベルギヤＡ１５が噛み合いによりベベルギヤＢ１３と転向軸１１を連動させて回転させ、転向軸１１が連結ブロック４３と水噴きパイプ４１を連動させて回転させ、水噴きパイプ４１の水噴き方向を制御し、移動主体１０の移動方向を制御する。
【0019】
本発明の有益効果は：ギヤポンプの原理により吸水し、騒音が小さくてコストが低く且つエネルギー消費量が小さく、体積も重力も小さく、生じた動力の大きさがちょうどよく、水を噴く方向を制御することにより移動主体の移動方向を制御でき、興趣性が高くて子供の注意を引くことができ、鉄ブロックが重心を維持でき、反転を防止し、同時に水温を検知し、また水温を示すことができ、大人が観察しやすく、普及の価値を有する。
【0020】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。