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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-16869(P2020-16869A)
(43)【公開日】2020年1月30日
(54)【発明の名称】デジタル式望遠メガネ
(51)【国際特許分類】
   G03B 19/07 20060101AFI20191227BHJP
   G02B 7/02 20060101ALI20191227BHJP
   G03B 17/56 20060101ALI20191227BHJP
   G03B 17/02 20060101ALI20191227BHJP
   G03B 17/00 20060101ALI20191227BHJP
   G03B 35/08 20060101ALI20191227BHJP
   G03B 35/18 20060101ALI20191227BHJP
   G03B 17/18 20060101ALI20191227BHJP
   G02B 27/02 20060101ALI20191227BHJP
   H04N 5/232 20060101ALI20191227BHJP
   H04N 7/18 20060101ALI20191227BHJP
   H04N 13/239 20180101ALI20191227BHJP
   H04N 13/344 20180101ALI20191227BHJP
   H04N 13/194 20180101ALI20191227BHJP
   G02C 13/00 20060101ALI20191227BHJP
   G02C 5/04 20060101ALI20191227BHJP
   G02B 25/00 20060101ALN20191227BHJP
   G02C 7/04 20060101ALN20191227BHJP
【FI】
   G03B19/07
   G02B7/02 C
   G03B17/56 A
   G03B17/02
   G03B17/00 Q
   G03B35/08
   G03B35/18
   G03B17/18 Z
   G02B27/02 Z
   H04N5/232 930
   H04N5/232 960
   H04N5/232 300
   H04N5/232 030
   H04N7/18 N
   H04N13/239
   H04N13/344
   H04N13/194
   H04N7/18 U
   G02C13/00
   G02C5/04
   G02B25/00 Z
   G02C7/04
【審査請求】有
【請求項の数】22
【出願形態】書面
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2018-152766(P2018-152766)
(22)【出願日】2018年7月27日
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
2.マジックテープ
(71)【出願人】
【識別番号】511186893
【氏名又は名称】佐藤 伸也
(71)【出願人】
【識別番号】317002892
【氏名又は名称】濱本 員年
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 伸也
(72)【発明者】
【氏名】濱本 員年
【テーマコード(参考)】
2H006
2H020
2H044
2H054
2H059
2H087
2H100
2H102
2H105
2H199
5C054
5C061
5C122
【Fターム(参考)】
2H006BC00
2H020MC93
2H020MC94
2H020MD13
2H020MD15
2H020MD17
2H020ME01
2H020ME07
2H044AC02
2H054AA01
2H054BB05
2H054BB07
2H054BB11
2H059AA08
2H059AA35
2H059AA38
2H059CA00
2H087KA14
2H087LA12
2H087PA01
2H087PA17
2H087PB01
2H100BB05
2H100BB11
2H100CC02
2H100DD05
2H100DD12
2H100FF01
2H102BB01
2H102BB33
2H102CA03
2H105AA03
2H199CA04
2H199CA23
2H199CA42
2H199CA71
2H199CA72
2H199CA76
2H199CA77
2H199CA91
2H199CA92
2H199CA93
2H199CA94
2H199CA95
5C054CA03
5C054CA05
5C054CC05
5C054CD03
5C054CH01
5C054FA07
5C054FC00
5C054FD07
5C054HA05
5C054HA12
5C061AA01
5C061AB04
5C061AB10
5C061AB18
5C061AB20
5C122DA16
5C122EA53
5C122FJ01
5C122FJ03
5C122FJ04
5C122FJ11
5C122FK09
5C122FK21
5C122FK23
5C122GA24
5C122GC52
5C122GD12
5C122GE07
5C122GE11
5C122HA75
(57)【要約】      (修正有)
【課題】メガネのように装着して広範囲の距離にわたって自由自在に映像を拡大縮小できるメガネ及び拡大鏡を実現する。
【解決手段】右目カメラ001、左目カメラ002をメガネの目の位置に取り付け、裏側に右目液晶パネル009、左目液晶パネル010を取り付け、右目凸レンズ011、左目凸レンズ012を介してディスプレイを見る構造にすることにより、メガネのようにカメラの映像を見ることができるようにする。また、凸レンズと同等の機能を有するコンタクトレンズを装着することにより、凸レンズを使用せずに薄型化が可能となる。カメラの映像を画像処理装置によってワンタッチで拡大画面への切り替えが可能とすることで、カメラのピント機能により視力にかかわらず鮮明な拡大・縮小画像映像を見る事ができる。システムの拡張により外部の情報取り込みも可能となり、デジタルデータの入出力が可能な携帯装置としてのニーズも期待できる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本特許の実施例のように、カメラ、映像表示パネル、デジタル処理装置、バッテリー、操作スイッチ、凸レンズを有し、メガネの形状の中に組み込まれたもので、メガネを掛けた時の目の位置に設置されたカメラの映像をデジタル処理して、左右の目の前に設置されたデジタル表示画面に表示し、凸レンズを介して映像を見ることで通常のメガネの機能のように目の能力を補うとともにカメラのレンズやデジタルで映像の技術により、拡大、縮小などの画像処理された映像をリアルタイムに見ることのできるメガネ。
【請求項2】
請求項1と同じ構成である当該メガネにおいて、映像に目の焦点を合わせるための凸レンズとしてコンタクトレンズを用いることを特徴とするメガネと、そのコンタクトレンズ。(凸レンズとコンタクトレンズを組み合わせる場合とコンタクトレンズだけを用いる場合がある。)
【請求項3】
請求項2の当該メガネで、凸レンズによる焦点補正機能を省き、図19のような構成(すなわち請求項1から凸レンズ部分の構造を削除した)形状の当該メガネ。
【請求項4】
請求項1及び請求項2の当該メガネにおいて、メガネを装着する人の目の位置と凸レンズの位置を合わせることのできる調整機能を持ったメガネ。
【請求項5】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、当該メガネに取りついたカメラの位置をメガネを装着した人の目の位置に合わせる機能を有するメガネ
【請求項6】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、実施例の中のシステム構成4のようにメガネ本体のカメラで撮影された映像信号を無線送信によりに別置きされた映像制御装置に送信して、デジタル処理装置処理後にメガネ本体に送信して、メガネ本体で受信した信号をデジタル表示画面に映し出し、メガネの映像を見ることのできるメガネ。
【請求項7】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、必要な電子部品を一枚の基板にまとめて装填して、実施例に図20のようにワンボード化することによって、省スペース化、軽量化を図ることのできるメガネ制御基板とメガネ。
【請求項8】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、メガネの目の位置に設置されるカメラの種類を赤外線カメラとすることにより暗い場所でも赤外線画像を見ることのできる赤外線を見ることのできるメガネ。
【請求項9】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、目の位置に設置されるカメラの種類を高感度カメラとすることで、暗い場所でも見ることができる高感度メガネ。
【請求項10】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、目の位置に設置されるカメラとして紫外線カメラを搭載することで、紫外線を可視化することができる紫外線メガネ。
【請求項11】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、デジタル処理装置が通信機能を有し、通信機能により通信の情報とカメラからの情報を共に処理した結果を画面に映して出すことのできるデータ表示機能をもつメガネ。
【請求項12】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、マイクを有しデジタル処理装置の音声入力機能を有し、音声認識により声によってメガネのデジタル処理機能の操作を行うことのできるメガネ。
【請求項13】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、スピーカーとデジタル処理装置の音声出力機能を有し、メガネの操作についてガイダンスすることができるメガネ。
【請求項14】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、ジャイロを設けてメガネの角度を検知して、装着者の首の姿勢によって自動的に拡大率を変化させることを特徴とするメガネ。
【請求項15】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、メガネを装着した時、メガネの装着者側に光センサー、カメラなどの光学センサーを有し、装着状態を認識してスイッチのオンオフ、メガネの操作を行うことのできるメガネ。
【請求項16】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、デジタル処理装置をスイッチ、などメガネのソフトウェアによるスイッチ機能も含めその操作により動画を記録することのできるメガネ。
【請求項17】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、デジタル処理装置をスイッチ、などメガネのソフトウェアによるスイッチ機能も含めその操作により静止画を記録することのできるメガネ。
【請求項18】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、デジタル処理装置の機能のより、ネットワーク接続されたパーソナルコンピューターの画面を表示することができ、パーソナルコンピューターの表示として使用することができるメガネ。
【請求項19】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、デジタル処理装置の機能のより、外部装置との通信機能により、カメラのデータを外部機器へ送信することによりステレオカメラの送信装置として利用することのできるメガネ。
【請求項20】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、デジタル処理装置の機能のより、外部装置との通信機能により、カメラのデータを外部危機へ送信することにより3Dディスプレイ装置のデータ送信装置として利用することのできるメガネ。
【請求項21】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、デジタル処理装置の機能のより、外部装置より通信機能によって入力される、ステレオカメラのデータ及び3Dのデータを容易に目視確認することのできる、3Dデータ再生装置として有用なメガネ。
【請求項22】
請求項1及び請求項2及び請求項3において、デジタル処理装置の機能のより、請求項7の赤外線カメラからの映像をサーモグラフ処理して温度分布の画像をデジタル処理装置に表示することでサーモグラフィーの機能をもつメガネ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、望遠機能を持ったメガネに関するものである。または、メガネ型の望遠鏡としての利用もできる。
【背景技術】
【0002】
メガネに望遠鏡の機能を持ったものはあるが、オペラグラスのような形状が主流でありに取り付けたままでの作業性、機動性に乏しいもので椅子に着座しての観賞用の用途が主であった。
【0003】
また、従来のメガネの場合は、光学レンズの組み合わせで倍率を決定しているので、ズームのように倍率を可変とすることは難しかった。
【0004】
拡大機能を持たせるためには従来の望遠鏡の形状であることが必要であり、従来の望遠鏡がメガネに取り付いた形では、ファッション性が低いと同時に機能性も低かった。
【0005】
デジタルカメラの技術が進歩しており、CCDカメラの性能と液晶ディスプレイなどの高精細ディスプレイ及びデジタル処理技術を組み合わせることで拡大機能を有するメガネを実現することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】なし
【非特許文献】
【0007】
【非特許文献1】なし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来の望遠機能付きのメガネは前後方向に長く嵩張るために装着して作業をしたり動き回ったりすることは難しい。ズーム機能は光学式なので筒形の望遠鏡の構造となる。また、手元付近の10cm程度の距離から数十メート離れた距離まで焦点距離を連続に合わせることができないので、手元作業の用の拡大鏡と、遠距離拡大用の望遠鏡は異なるものであり、手元と遠方を見るにはかけ直さなければならない。例えば、手元を見るメガネは凸レンズを用いた拡大鏡。遠方を見るものはオペラグラスがある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のデジタルメガネは、メガネのような形状をしており、目の位置に設定されたデジタルカメラの映像を画像処理してカメラの裏側に設置された液晶パネルなどの映像表示パネルに映し出す。映し出された映像を凸レンズを通して目のまじかで見ることにより普通は直接見ている景色をディスプレイを通常の視野のように見るこのとのできるメガネである。また、凸レンズの部分を特殊な凸レンズのコンタクトレンズで代用することも可能であり、この場合は凸レンズの設置スペースと焦点距離分の厚さを省くことができるので、メガネの厚さが薄く、軽量化することができる。凸レンズとコンタクトレンズを組み合わせる方法もある。
【0010】
この構造をメガネの構造の中に埋め込み、カメラで写された映像をリアルタイムに肉眼で見られるようにすることで、デジタルカメラとデジタル映像パネルによるデジタルメガネを作ることができきる。当然、カメラによって映し出された画像はデジタル演算素子によって画像処理されて映像表示パネルに表示されるので、機器構成としては、カメラ、デジタル演算装置、デジタル表示器が必要である。また、デジタル演算装置のCPUの機能によって拡大、縮小を行うことにより大機能を持ったメガネとなるので拡大を実現することができる。カメラのピント合わせ機能はカメラの公知の技術を利用し、ズームの機能はカメラで撮影された動画を表示する範囲を設定することでズームとして用いる。すなわち、デジタル演算装置の画像表示範囲の設定変更のプログラムにより実現できる。その際にメガネ本体のタッチスイッチの操作によりメガネのヘリの部分にスイッチを設けるとワンタッチで倍率を変更する機能を有し、操作できるようになり簡単に倍率を変更することができる。
【0011】
また、メガネ内に加速度センサーを設けて、首を振ることでカメラの機能を操作したり、ジャイロ素子を利用すれば首の角度によって倍率を変えたり、目を映すカメラを仕込んで目の使い方や、瞬きでカメラ操作をすることも可能となる。この装置を用いれば画面を通して拡大された画像をリアルタイムに見ることができ、カメラの機能によってピント調整も可能であるので、画像処理により拡大ズーム、マクロなど処理された画像を肉眼で見るメガネ型の拡大鏡を実現することができる。
【0012】
左右のカメラの位置は本人の目の位置と同じ位置にして調整することで、リアル感が得ら距離感や位置関係が、より現実に近いものになる。実施例ではその実現可能な実施例を示している。しかしながら、カメラの位置は必ずしも目の位置ではなく、フレームのヨロイの位置などの目の位置以外の場所でもメガネの機能を実現することは可能である。すなわち、用途によってカメラの取り付け位置を自由に設計できる。以上のような、メガネであり拡大鏡である装置を以降デジタルメガネと表現している。
【発明の効果】
【0013】
本発明では、メガネをかけている感覚で遠くの景色を拡大してみることができ、手元の近い距離でも拡大して作業を行うことができる。カメラのピント機能、絞り機能などを用いて鮮明な映像を表示パネルに表示することで、視力に関係なく鮮明な映像を近視の人も遠視の人も乱視の人も誰でも見ることができる。例えば、近視の人で、老眼になった人の場合は、メガネをかけたままでは近くにピントが合わず、メガネを外して近くを観なければならないので、例えばパソコンでの手元作業を行っている場合に、パソコン画面の文字と書籍の文字を同じメガネを付けたまま見ることができず、近い方はメガネを外して見るために作業の妨げになる。そのような場合にも本発明では同じメガネで作業ができる。
【0014】
また、遠くの距離を見る場合には例えば、魚釣りのウキを見て、そのあと手元のリールの様子を確認するときでも、同じメガネを使って両方の状態を見ることができる。
【0015】
また、カメラを赤外線カメラに変えることで暗視カメラとして利用できる。紫外線カメラを用いて、検査などの特殊環境を可視化する装置としても有用である。
【0015】
以上のようなことから、本発明を用いれば、視力に関係なく遠景、近景を見ることができ、望遠機能を持ったメガネをつくることができる。
【0016】
また他の用途として、目を外部光線から完全に遮断することができるため、溶接や特殊光の中で作業するような場合に目を保護する保護具としての活用もできる。赤外線レーザーなど高エネルギーかつ光は目に見えない光は、失明の恐れがあり危険なためサングラスによる保護が必須であるが他のものが見えにくくなり作業に支障が出る。本メガネで赤外線の見えるカメラを用いて可視化することで光を確認しながら安全に作業することとができるようになる。
【0017】
医療においては、手術中に医師が用いるルーペとしても有用である。また、視力に障害のある人などはその人の症状に合わせて表示画面の映像の色、明るさを調整することで視力を補う効果が得られる。また、目の障害にある人の補助器具としての利用も可能である。
【0018】
ITにおいては、肉眼でディスプレイやキーボード、資料などを見ながら、メガネをかけ替えずに作業することができる。また、WIFIやbluetoothで情報を入手することで、ネットからの関連情報や他のカメラの映像などをメガネの画面に小さい枠に映したり、選択画面に映したり、することで作業する際のOS装置の補助装置としての使用も可能である。AVにおいては、本メガネに映し出す映像を外部のネットワークから受信して映像を映し出すことも可能であり、音響装置を組み込み同期することでAV受像機としても利用できる。
【0019】
また、本デジタルメガネで取得するデータはステレオ映像となるので、本メガネをネットワークに接続し、保存することでステレオカメラのリアル映像を取得することも可能であり当該メガネをステレオ映像の入力装置として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1図1は、実施例1の外観図の正面図である。
図2図2は、実施例1のメガネ内部上から見た断面図である。
図3図3は、実施例1の外観図の背面図である。
図4図4は、実施例1のレンズ位置調整機能の説明図
図5図5は、実施例のコンタクトレンズを用いる場合の説明図
図6図6は、実施例のカメラ位置調整機能の説明図
図7図7は、実施例1のメガネ内部機器の説明図
図8図8は、実施例1のメガネ内部電気機器の配置図
図9図9は、実施例2のメガネ内部電気機器の配置図
図10図10は、実施例3のメガネ内部電気機器の配置図
図11図11は、実施例1のシステム構成図
図12図12は、実施例2のシステム構成図
図13図13は、実施例3のシステム構成図
図14図14は、実施例4のシステム構成図 (実施例A)
図15図15は、実施例1,2の外観としての実施例A (実施例B)
図16図16は、実施例1,2の外観としての実施例B (実施例C)
図17図17は、実施例3の外観としての実施例C (実施例D)
図18図18は、実施例3において、専用コンタクトレンズを使用した場合の外観を表す実施例D (実施例E)
図19図19は、実施例4において専用コンタクトレンズを使用した場合の前からの外観および、後方からの外観を表した外観図 (実施例F)
図20図20は、実施例5の液晶パネルの裏側に各部品を集積化した実施例
図21図21は、実施例5の外観としての実施例Fの外観図
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明を実施する方法としては、従来のメガネのフレーム構造を基本として、凸レンズを介して近接した映像表示画面を見るものであり、その映像はメガネの表面に取り付けられカメラで撮影している生の映像が映し出される。
【0022】
カメラは本人の目の位置に取り付けられれば、よりリアルな映像となり、目で見る実際の映像に近くなり手作業などに対応に有効となる。カメラの取り付け位置は微調整が可能な構造になっており、目の間隔と位置を合わせることで装着者の視界を再現できる。メガネの高さを微調整する機能も備えて目線の高さ位置についても同様に調整可能である。この機能により装着者は肉眼で見る時の距離感を得ることができる。
【0023】
当該デジタルメガネにはカメラ、映像表示画面、デジタル制御装置、バッテリー、タッチスイッチ、プッシュスイッチ、レンズが組み込まれており、デジタル制御装置ではカメラで撮影された映像を映像信号に変換して映像表示画面に出力される。
【0024】
デジタル制御装置内部のプログラムに映像信号の解像度を変更するプログラムを組み入れることで、外部のタッチスイッチを触れた信号によって解像度変更することで、画面の倍率をデジタル処理的に変更させて瞬時に倍率を変換できる。この機能により画像の倍率を簡単に変更することができる。倍率の変更方法は他にもやり方があるが、有効画素数の中でどの範囲を表示させるかという設定が画面の倍率設定することと等価なので結果が同じであればどのような演算方法でもよい。また、光学ズーム機能をもったレンズを搭載することで光学ズームの設定の変更についてもプログラムに組み込むことでズーム操作が可能になり、この方法でもスイッチの操作など本書に示した方法で同様に倍率の変更ができ,より鮮明な映像が得られる。
【0025】
スイッチの他にマイクを設置することで音声認識による操作が可能となる。カメラの拡大率を「大きく」「小さく」、画像の明るさを「明るく」「暗く」などという声で操作することは制御装置のソフトウェアをプログラミングすることで可能であり、操作を簡略化できる。
【0026】
デジタル制御装置はCPU、メモリーなど通常の電子計算機の機能があるので、外部通信機能を持つことで外部からの信号を取り込むこんで表示することも可能と同時に、デジタルメガネの映像を外部へ送信することも可能になる。WiFiやBLUETOOTHなどがその例である。また、それに加えて、ジャイロ、GPS機能を組み込んで位置情報を得ることでカメラに映されている場所の地図や情報を同時に表示することが可能である。また、カメラの情報をWIFI経由でインターネットに送りその画像の映像に関するネット上の情報を入手することも可能である。付加機能については現在のインターネット技術の多くを取り入れることができる、データ入出力端末装置としても当該デジタルメガネを使用することができる。
【0027】
もちろん、当該デジタルメガネとしては、そのような付加機能のない、単純に拡大機能付きメガネとしての使用方法がまずは基本的なところであるが、その他の機能も用途によって付加価値を追加することが可能である。
【実施例1】
【0028】
図1は、本発明装置の1実施例の外観図である。メガネの表面には、右目に相当する位置に右目カメラ(001)、左目に相当する位置に左目カメラ(002)が取り付けられている。この装置は通常のメガネと同様につる(007)、先セル(008)があり装着できるようになっている。装着されたときに上下位置の調整はレンズ上下位置調整ツマミ(004)によって行える。図2には本装置を上から見た時の断面図をしてしている。右目視線(013)、左視線(014)の先に左右それぞれ右目用凸レンズ(011)と左目用凸レンズ(012)がありこのレンズの焦点距離を対向して設置する映像表示パネルとの距離に合わせることによって至近距離でパネルの映像を見る構造である。この実施例では液晶パネルを使用して右目、左目用にそれぞれ、右目液晶パネル(009)、左目液晶パネル(010)が設置される。この当該凸レンズを用いる構造は近距離をの像をみるための一般的な方法であり、この方法以外に近距離に焦点を合わせる方法であれば用いることができる。
【0029】
図3には本実施例の当該デジタルメガネの背面図を示している。図2の説明の通り凸レンズを介して、液晶パネルを見る構造となっており、右目凸レンズ(011)から右目液晶パネル(009)を見る。左目では左目凸レンズ(012)から左目液晶パネル(010)を見ることで、カメラの映像を見ることができる。装着者の眼球の位置とレンズの位置は一致することが必要なので、左右方向の調整は左レンズ左右方向調整ネジ(0171)及び右レンズ左右位置調整ネジ(017)を回してレンズを左右にずらして調整することができる。また上下位置はレンズ上下調整ネジ(004)を回すことにより鼻パッド(015)の位置が上下して目線とレンズの芯を合わせることができる構造になっている。図4にその詳細を示している。凸レンズはレンズ枠(019)が取り付いており枠には位置調整ネジにつながるネジ切棒(018)が取り付けてある。この構造がレンズフレーム(020)に図のような位置関係で埋め込まれている。レンズは図中の溝(191)に嵌め込まれており、左右調整ネジ(017)を回すことで溝に沿って動き所定に位置に調整することができる。上下の調整については、レンズ上下位置調整ネジ(004)が鼻パッド用ネジ切穴(016)を通って鼻パッド(015)に接続されている。この鼻パッドはねじとの連結部では空回りするようになっている。この構図によりレンズ上下位置調整ネジを回すことによって鼻パッド(015)の位置を調整でき、目線をレンズに合わせることができる。
このようにレンズの横方向の調整と鼻パッドのでの位置調整で目線とレンズの焦点を合わせる方法を示す実施例である。他の方法であっても上下左右に調整する機能であれば何でも適用できる。
【0030】
図5には、凸レンズを使用せずにコンタクトレンズを使用する場合の説明図を示している。図のように凸レンズ(119)の作用をコンタクトレンズ(120)で実現することによって、凸レンズが不要になり、当該デジタルメガネの厚さを従来のメガネに近づけることができる。コンタクトレンズは遠視用のレンズの度数を強くすることで、当該デジタルメガネ用のコンタクトレンズに適合したコンタクトレンズを製作する。この場合は、図1の003レンズ固定用フレームが不要になり、メガネの構造は格段にシンプルになる。その外観図は図19の実施例Eに示している。
また、コンタクトレンズ(120)と凸レンズ(119)の両方を使用することも可能であり、凸レンズ(119)だけを使用するときよりも焦点距離を短くすることができるので、目線方向の厚さを薄くすることに役立つ。
【0031】
図6は、カメラの位置調整機能を示している。これは、装着者の目の位置とカメラの位置を合わせるための方法を示す。カメラの固定方法はカメラ基板(025)の裏側には支持板カバー(023)が取り付けられており、カバーと基板の間に横軸支持板(022)が通してある。
左右位置についてはこの支持板をスライドさせて所定の位置に合わせる。縦の位置についてはカメラ支持固定板(026)を図のように観音開きに開き、横軸支持板(022)を所定位置にセットし後、当該支持固定板(026)を閉める。閉めるときには蓋が突起で引っかかるようになっており、カメラ基板(024を)取り付け背面に押さえつけるようにカメラ支持固定板を閉めるので、高さ方向の位置もきまり、左右方向についても指示板カバー(023)がゴムなどの柔らかい材料であるために固定される。
この方法は、カメラの位置を決めるための1例を表すものであり、ほかの方法でもカメラを固定できれば他の方法でも構わない。例えばマジックテープを用いる方法で、カメラの裏側と取り付け面にマジックテープをはりつけ、取り付け面のテープの面積を大きくすることで調整機能を持たせることができる。
【0032】
図7にはメガネに必要な機器の設置状況を表している。液晶パネル、カメラ、レンズの位置関係は前述の通りであるが、映像を調整して表示する映像制御装置については、左右独立して設置した場合の例となっている。その場合には、右映像制御装置(101)、左映像制御装置(102)を有している。これに用いる電源についても独立としており右バッテリー(103)、左バッテリー(104)を別々にもっている。もしも何らかのトラブルが発生して映像が消えてしまうときに、電源と制御装置を独立させることでどちらかの画像が消えないようにして、装着中に最悪の状況でも1画面は点灯できるように考慮しての電源構成となっている。
またバッテリー(103)(104)については、重量のバランスを考えて先セル(008)の位置に設置して、前後方向での重量バランスを改善する。
【0033】
図8には、電気・制御に関する配置を示している。
右用制御装置(201)、左用制御装置(202)については、それぞれ独立に映像信号を右カメラ(205)左カメラ(206)から受信して信号処理後、右液晶パネル(203)、左液晶パネル(204)に送信して映像を映す。この実施例では制御装置にはCPUを持ち映像の拡大縮小、他画像の取り込みなどの処置が可能である。例えば、操作スイッチ(207)の操作によって、電源のオンオフ、メンテナンス操作を多なうことができる。そのプログラムは例えば右のCPUをマスターとして右のメモリーに格納する。このプログラムにより立上げたち下げ操作、画質設定などの設定操作を可能にする。
そのほかに使用中に画像の解像度を変化して望遠機能を調整することもこのシステム構成で実現することができる。タッチスイッチ(208)の操作をCPUに取り込み倍率変更のプログラムを作動させる。この信号は通信ケーブル(214)によって双方のCPUは情報を共有しているので瞬時に同じ倍率情報を共有して左右ともに同倍率の設定を行う。
併せて図11にはシステム構成を示している。
【0034】
もちろん、CPUを1システムにして、電源も1系統にしてシステムを実現できることは自明であり、この特許は左右の2系列に特化してものではない。
本システムについては例えばラズベリーパイという小型マイコンシステムでの実現も可能である。従来のソースコードからの新システムの開発展開によって、当該装置のプログラム構築を行うことができる。さらにこのようなワンボードマイコンはWIFIなどに対応可能なので電波によって外部通信機器との交信により外部のCPUとの接続が容易になる。本システムのカメラの画像に加えてネットワークからのリアルの位置に関しての追加情報や、データベースの情報を同時に表示することで多機能のメガネ装置として利用価値を拡大することができる。
【0035】
図15には、第一実施例のデザイン例を示した。全体をカバーで覆っており、カメラの位置(301)のみ開口されている。
【実施例2】
【0036】
図12には第2実施例のシステム構成を示す。このシステムは画像処理を行うCPUを有する制御装置(215)を一台、バッテリー(216)を一台とした実施例を示す。この場合はCPUのソフトウェアのプログラムを変更して2台のカメラ入力が可能なようにすることで対応できる。デザイン外観については図15のような第一実施例と同様の外観となる。
更に、図13図に第3実施例のシステム構成を示す。この例では表示用液晶パネルを左右共用液晶パネル(217)の一台を使用する例である。本システムでは、横長の液晶パネルを用いて両目分の画面を一枚に表示する。カメラの映像は実施例1,2とは変わらず2入力であるが、制御装置(215)のソフトウェアのプログラムによって画面を半分に分けてそれぞれに右カメラ、左カメラの映像を映すことで当該デジタルメガネを実現することができる。
【0037】
図9に実施例3の場合のメガネ内部の配置図をしている。CPUが一台、表示器が1台となるので、バッテリーも省スペースとなり、図のような配置となる。メガネの前半分に機器を収納するか、左右のどちらかの片側に収納するような構成が考えられるので、この場合の製品の完成外観は、図16実施例B、図17実施例Cのような外観になる。16は前半分に主に収納した場合を表すがこの場合は後方にもバッテリーの収納は可能である。図17は左半分に収納した場合である。
本実施例において凸レンズを用いずに専用コンタクトレンズを用いた場合には、レンズフレームが不要となるので図18実施例Dのような構造が実現できる。
【0038】
図14については、実施例3のシステム構成を基にカメラの情報及び映像の情報を無線化して、別置きのCPUに対して、カメラからの信号を電波にて送信するシステムを表している。
カメラ制御装置は左カメラ制御装置(225)、右カメラ制御装置(226)からカメラ信号送信器(223)を介して画像処理制御装置(215)側に装備されたカメラ信号受信器へ出力して液晶パネル(217)に表示するものである。このシステムにすることで、体積の大きな画像処理制御装置をメガネに搭載する必要ないのでスリムな当該デジタルメガネを実現できる。また同時にバッテリーの容量も小さくなり軽量化可能となる。
【0039】
図10図14のシステムとした場合の実装概略図である。この場合は、映像信号受信器(222)、カメラ信号送信器(219)などをディスプレイの裏に組み込むことで、つる(007)側の機器を極力なくすることができて、図のようなディスプレイとその他の機器が一体にしてモジュール化することで省スペース化可能であり生産コストも抑えらえる。
画像処理制御基板(231)は、ポケットやバッグに入れて持ち運びできるので、省スペースのデジタルメガネが実現できる。画像処理装置のソフトウェアをスマートフォンのアプリで構築することによって、スマートフォンを用いる方法も考えらえる。
【0040】
この実施例において、この場合に専用コンタクトレンズ(120)を用いた場合の外観図を図19実施例Eの外観図を示す。背面からの図の通り実施例1のようなレンズ固定フレーム(003)がないので、視線方向の厚さ寸法が小さくなる。無線化することで、つる(007)に収納するものがなくなり、すっきりとして従来のメガネに近い外観の当該デジタルメガネが実現できる。
なお、本例ではタッチパネル付きの液晶パネル(218)を使用した場合を表しているが、これは凸レンズ用のレンズフレーム003が不要となったために液晶パネルへのタッチが可能となるので操作が変わるのみで採用する例とした。設定補助操作などに使用可能である。実施例1〜3のどの例にも使用することはできる。
【0041】
図20図21には、実施例Fの当該デジタルメガネを示している。実施例Fでは、デジタルメガネとして必要な機能を基板(230)の中に収めてコンパクト化している。システム構成は、実施例A〜Eまでと同様のシステムとして、小型化に最適な方法を採用することで実現できるが、この実施例FはA〜Fでは分割されていた部品を一つに基板にして、集積化することによって、メガネのレンズ部分にあたるスペースで収納できるようにしたものである。この構造により、従来のメガネに近い形での当該デジタルメガネが実現できるようになる。バッテリーについても小型のものであれば、基板への搭載は可能であるが、長時間用としては外部からの供給が必要である。図示されていないが、外部と接続するコネクターを介して電力を供給することで長時間使用が可能になる。また制御装置のネットワークについては右目用と左目用の連動が必要なので、無線または、有線で通信を行いネットワークを形成する。更にこの実施例には、制御用カメラ(225)があるがこれは装着者の眼球の様子を監視することができる。このカメラは画像処理制御装置(215)に送られて、瞬き、眼球の位置などにより、メガネの機能を操作することができる。カメラの位置調整のためにX軸スライドカメラ台(226)、Z軸スライドカメラ台(227)が設けられて台を滑らす形でカメラの位置調整が可能になっている。これは、ほかにマジックテープを用いたり、マグネットを用いて位置調整機能を持った取り付け方法を採用することでも解決できる。
図21には、当該基板(230)を使用した場合の当該デジタルメガネの実施例Fの外形図を表している。右用、左用に製作された基板(230)を図のように接続して、つる(007)を取り付けることでメガネの構造を形成できる。カバー(025)は基板とカメラを保護するものである。カメラで画像が見えるほどのスモークのかかった樹脂製のものなどを用いる。または不透明のものならば図15の実施例Aのようにカメラの前にカメラ開口(301)を設ける。
【産業上の利用可能性】
【0021】
本発明は、望遠機能を持ったメガネとし工場作業、事務作業、医療手術用、検査用、スポーツ鑑賞、釣り、工作、一般生活など広い分野での利用が可能である。また、視力に障害のある人の視力補助装置など医療用としても利用できる。そのほかに目を守るための特殊環境の保護具としても有用である。
【符号の説明】
【0022】
001.右目カメラ
002.左目カメラ
003.レンズ固定用フレーム
004.レンズ上下動つまみ
005.押しボタンスイッチ
006.タッチスイッチ
007.つる
008.先セル
009.右目液晶パネル
010.左目液晶パネル
011.右目凸レンズ
012.左目凸レンズ
013.右目視線
014.左目視線
015.鼻パッド
016.鼻パッド用ネジ切リ穴
017.右レンズ左右調整ネジ
018.ネジ切穴
019.レンズ枠
020.レンズフレーム
021.カメラ
022.横軸支持板
023.支持板カバー
024.カメラ基板
025.カバー
026.カメラ支持固定板
101.右映像制御装置
102.左映像制御装置
103.右バッテリー
104.左バッテリー
105.右目レンズ
106.左目レンズ
107.レンズフレーム
108.操作スイッチ
109.レンズ位置調整調整機構
110.上下調整ダイヤル
111.右カメラ固定板
112.左目カメラ上下固定板
113.右目カメラ
114.右目カメラ制御基板
115.左目カメラ
116.左目カメラ制御基板
117.右目カメラ左右固定板
118.左目カメラ左右固定板
119.凸レンズ
120.専用コンタクトレンズ
121.眼
122.ピントの合う距離
123.映像表示画面
201.右用制御装置
202.左用制御装置
203.右液晶パネル
204.左液晶パネル
205.右カメラ
206.左カメラ
207.操作スイッチ
208.タッチスイッチ
209.右用バッテリー
210.左用バッテリー
211.電源線
212.画面データ信号線
213.カメラ信号線
214.通信ケーブル
215.制御装置
216.バッテリー
217.左右共用液晶パネル
218.タッチパネル付き液晶パネル
219.カメラ信号送信器
220.画像信号送信器
221.カメラ信号受信器
222.画像信号受信機
223.スイッチ信号送信器
224.スイッチ信号受信機
225.制御用カメラ
226.X軸スライドカメラ台
227.Z軸スライドカメラ台
228.カメラインターフェイス回路
229.ディスプレイインターフェイス回路
230.基板
231.画像処理制御基板
301.カメラ開口
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
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図15
図16
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図19
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