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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-172097(P2020-172097A)
(43)【公開日】2020年10月22日
(54)【発明の名称】美術生用筆入れ
(51)【国際特許分類】
   B43L 23/02 20060101AFI20200925BHJP
   A45C 11/34 20060101ALI20200925BHJP
【FI】
   B43L23/02 Z
   A45C11/34 J
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2019-83448(P2019-83448)
(22)【出願日】2019年4月24日
(11)【特許番号】特許第6617340号(P6617340)
(45)【特許公報発行日】2019年12月11日
(31)【優先権主張番号】201910290862.5
(32)【優先日】2019年4月11日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519377222
【氏名又は名称】杭州悦山科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】屠敏杰
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045BA20
3B045CE07
3B045DA42
3B045JB01
3B045LA10
3B045LB01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】鉛筆を鉛筆削りの中に差し込んで下へ押すだけで素早く鉛筆を削ることができ、時間も力も省け、外側は筆入れ布に密着し、鉛筆削りを筆入れと一体にさせた美術生用筆入れを提供する。
【解決手段】筆削り部分801と筆入れ部分を含み、筆削り部分801は筆削り桶17を含み、筆削り桶17の中には上に開口する筆削りチャンバ16が設置されており、筆削りチャンバ16の右側壁には通槽25が連通して設置されており、通槽25と筆削りチャンバ16の中には自動的に鉛筆を削る自動削り部品901がスライドできるように設置されており、自動削り部品901は筆削りチャンバ16の中にスライドできるように設置される昇降ブロック13を含み、昇降ブロック13の中には回転ヘッド12が回転できるように設置されており、通槽25の中には連接ブロックが設置されており、連接ブロックが昇降ブロック13の右端面に固定的に設置されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
美術生用筆入れであって、筆削り部分と筆入れ部分を含み、前記筆削り部分は筆削り桶を含み、前記筆削り桶の中には上に開口する筆削りチャンバが設置されており、前記筆削りチャンバの右側壁には通槽が連通して設置されており、前記通槽と前記筆削りチャンバの中には自動的に鉛筆を削る自動削り部品がスライドできるように設置されており、前記自動削り部品は前記筆削りチャンバの中にスライドできるように設置される昇降ブロックを含み、前記昇降ブロックの中には回転ヘッドが回転できるように設置されており、前記通槽の中には連接ブロックが設置されており、前記連接ブロックが前記昇降ブロクの右端面に固定的に設置されており、前記連接ブロックの中には駆動輪と第一歯車が設置されており、前記第一歯車と前記回転ヘッドとが噛み合い、前記昇降ブロックの前後両側端面と前記筆削りチャンバの内壁との間には前後に対称な弾力部品が設置されており、前記弾力部品は前記自動削り部品が外力のない時に前記筆削りチャンバと前記通槽の頂端に位置させ、前記筆削りチャンバの左側壁の中には第一伝動部品が設置されており、前記第一伝動部品は第一伝動ベルトを含み、前記昇降ブロックが上下方向の移動によって前記第一連動ベルトを同期的に運動連動させることができ、前記筆削りチャンバの下方には前記昇降ブロックの変位を前記駆動輪の回転する動力に転換する第二伝動部品が設置されることを特徴とする美術生用筆入れ。
【請求項2】
前記自動削り部品は前記回転ヘッドの中に固定的に設置される鉛筆削りを含み、前記連接ブロックの中には左に開口する駆動チャンバと上に開口する駆動溝が設置されており、前記連接ブロックの中には第一噛合チャンバが設置されており、前記駆動溝の右側壁の中には前記第一噛合チャンバに挿入される第一回転軸が回転できるように設置されており、前記駆動輪が前記第一回転軸に固定的に設置されており、前記第一回転軸の左端面には第一傘歯車が設置されており、前記駆動チャンバの底壁の中には前記第一噛合チャンバの中に挿入される第二回転軸が回転できるように設置されており、前記第二回転軸の頂端には第二傘歯車が設置されており、前記第二傘歯車と前記第一傘歯車とが噛み合い、前記第一歯車が前記駆動チャンバの上下壁の間に回転できるように設置されており、前記第二回転軸には前記第一歯車と噛み合う第二歯車が設置されており、前記弾力部品は前記筆削りチャンバの前後壁の中に位置する対称的な第一スライド溝を含み、前記昇降ブロックの前後端面には対称的な第一スライダが設置されており、前記第一スライダと前記第一スライド溝とがスライドできるように係合され、前記第一スライド溝 の上下壁の間にはガイドロッドが設置されており、前記第一スライダと前記ガイドロッドとがスライドできるように係合され、前記第一スライダと前記第一スライド溝の底壁の間には撥条が設置されており、鉛筆を鉛筆削りの穴の中に差し込み、駆動輪が回転して第一傘歯車を回転連動させ、第一傘歯車が第二歯車を回転連動させ、第二歯車が第一歯車を回転連動させ、第一歯車が回転ヘッドと鉛筆削りを回転連動させることを特徴とする請求項1に記載の美術生用筆入れ。
【請求項3】
前記第一伝動部品は前記鉛筆削りの左側壁の中に位置する第一伝動チャンバを含み、前記第一伝動チャンバと前記鉛筆削りの間には第二スライド溝が連通して設置されており、前記昇降ブロックの左側端面には第二スライド溝の中でスライドする第二スライダが設置されており、前記第一伝動チャンバの前後壁の間には第一回転輪が回転できるように設置されており、前記第一伝動チャンバの前後壁の間には第三回転軸が回転できるように設置されており、前記第三回転軸には第二回転輪が設置されており、前記第一伝動ベルトが前記第二スライダの上下端面に固定的に取付けられ、前記第一伝動ベルトが前記第一回転輪と前記第二回転輪を経由してピンと張った状態にあり、前記第二伝動部品は前記通槽の上下両側に設置される対称的な第二伝動チャンバを含み、前記第二伝動チャンバの左右壁の間には三つの第三回転輪が回転できるように設置されており、前記筆削り桶の中には第二噛合チャンバが設置されており、前記第三回転軸は前記第二噛合チャンバの中に入れ、前記第三回転軸の前端には第三傘歯車が設置されており、下方の前記第三傘歯車の右側壁の中には第四回転軸が回転できるように設置されており、前記第四回転軸が前記第二噛合チャンバの中に挿入され、前記第四回転軸には第四回転輪が設置されており、前記第四回転軸の左端面には第四傘歯車が設置されており、前記第四傘歯車と前記第三傘歯車とが噛み合い、前記第四回転輪と前記第三回転輪の外側には第二伝動ベルトが設置されており、前記第二伝動ベルトがピンと張った状態であり、前記第二伝動ベルトが前記駆動輪を経由し、昇降ブロックが下へ移動して前記第一伝動ベルトを同期的に運動連動させ、第一伝動ベルトが第三回転軸と第三傘歯車を回転連動させ、第三傘歯車が第四回転輪を回転連動させ、第四回転輪が第二伝動ベルトを回転連動させ、第二伝動ベルトが第三伝動輪と駆動輪を回転連動させることを特徴とする請求項1に記載の美術生用筆入れ。
【請求項4】
前記筆入れ部分は筆入れ布を含み、前記筆削り桶の左端面と前記筆入れ布の端面との間には面ファスナーが設置されており、前記筆入れの端面には均一的に分布する筆挿しポケットが設置されており、前記筆削り桶の底端の中には口閉じブロックがねじ山によって係合取付けられ、前記面ファスナーによって筆入れ布と筆削り桶を粘り付き又は分離し、口閉じブロックを回転して取り出せ、口閉じブロックの中の欠片を出すことを特徴とする請求項1に記載の美術生用筆入れ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は筆入れ分野を取り上げて、具体的には美術生用筆入れである。
【背景技術】
【0002】
美術生がデッサンを書く時大量な異なる鉛筆を使い、ペン先はしばらく使用された後太くなり、描く効果に影響を与えるため、太くなる次第に鉛筆を削り、ナイフを使えば大量な時間が無駄になり、鉛筆削りを使うとたくさんの力を使い、体積も大きくて携帯が不便であり、体積が小さいと紛失しやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107713263号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は美術生用筆入れを提供し、現有技術の上記欠点を克服する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例の美術生用筆入れは、筆削り部分と筆入れ部分を含み、前記筆削り部分は筆削り桶を含み、前記筆削り桶の中には上に開口する筆削りチャンバが設置されており、前記筆削りチャンバの右側壁には通槽が連通して設置されており、前記通槽と前記筆削りチャンバの中には自動的に鉛筆を削る自動削り部品がスライドできるように設置されており、前記自動削り部品は前記筆削りチャンバの中にスライドできるように設置される昇降ブロックを含み、前記昇降ブロックの中には回転ヘッドが回転できるように設置されており、前記通槽の中には連接ブロックが設置されており、前記連接ブロックが前記昇降ブロクの右端面に固定的に設置されており、前記連接ブロックの中には駆動輪と第一歯車が設置されており、前記第一歯車と前記回転ヘッドとが噛み合い、前記昇降ブロックの前後両側端面と前記筆削りチャンバの内壁との間には前後に対称な弾力部品が設置されており、前記弾力部品は前記自動削り部品が外力のない時に前記筆削りチャンバと前記通槽の頂端に位置させ、前記筆削りチャンバの左側壁の中には第一伝動部品が設置されており、前記第一伝動部品は第一伝動ベルトを含み、前記昇降ブロックが上下方向の移動によって前記第一連動ベルトを同期的に運動連動させることができ、前記筆削りチャンバの下方には前記昇降ブロックの変位を前記駆動輪の回転する動力に転換する第二伝動部品が設置される。
【0006】
更なる技術方案、前記自動削り部品は前記回転ヘッドの中に固定的に設置される鉛筆削りを含み、前記連接ブロックの中には左に開口する駆動チャンバと上に開口する駆動溝が設置されており、前記連接ブロックの中には第一噛合チャンバが設置されており、前記駆動溝の右側壁の中には前記第一噛合チャンバに挿入される第一回転軸が回転できるように設置されており、前記駆動輪が前記第一回転軸に固定的に設置されており、前記第一回転軸の左端面には第一傘歯車が設置されており、前記駆動チャンバの底壁の中には前記第一噛合チャンバの中に挿入される第二回転軸が回転できるように設置されており、前記第二回転軸の頂端には第二傘歯車が設置されており、前記第二傘歯車と前記第一傘歯車とが噛み合い、前記第一歯車が前記駆動チャンバの上下壁の間に回転できるように設置されており、前記第二回転軸には前記第一歯車と噛み合う第二歯車が設置されており、前記弾力部品は前記筆削りチャンバの前後壁の中に位置する対称的な第一スライド溝を含み、前記昇降ブロックの前後端面には対称的な第一スライダが設置されており、前記第一スライダと前記第一スライド溝とがスライドできるように係合され、前記第一スライド溝 の上下壁の間にはガイドロッドが設置されており、前記第一スライダと前記ガイドロッドとがスライドできるように係合され、前記第一スライダと前記第一スライド溝の底壁の間には撥条が設置される。
【0007】
更なる技術方案、前記第一伝動部品は前記鉛筆削りの左側壁の中に位置する第一伝動チャンバを含み、前記第一伝動チャンバと前記鉛筆削りの間には第二スライド溝が連通して設置されており、前記昇降ブロックの左側端面には第二スライド溝の中でスライドする第二スライダが設置されており、前記第一伝動チャンバの前後壁の間には第一回転輪が回転できるように設置されており、前記第一伝動チャンバの前後壁の間には第三回転軸が回転できるように設置されており、前記第三回転軸には第二回転輪が設置されており、前記第一伝動ベルトが前記第二スライダの上下端面に固定的に取付けられ、前記第一伝動ベルトが前記第一回転輪と前記第二回転輪を経由してピンと張った状態にあり、前記第二伝動部品は前記通槽の上下両側に設置される対称的な第二伝動チャンバを含み、前記第二伝動チャンバの左右壁の間には三つの第三回転輪が回転できるように設置されており、前記筆削り桶の中には第二噛合チャンバが設置されており、前記第三回転軸は前記第二噛合チャンバの中に入れ、前記第三回転軸の前端には第三傘歯車が設置されており、下方の前記第三傘歯車の右側壁の中には第四回転軸が回転できるように設置されており、前記第四回転軸が前記第二噛合チャンバの中に挿入され、前記第四回転軸には第四回転輪が設置されており、前記第四回転軸の左端面には第四傘歯車が設置されており、前記第四傘歯車と前記第三傘歯車とが噛み合い、前記第四回転輪と前記第三回転輪の外側には第二伝動ベルトが設置されており、前記第二伝動ベルトがピンと張った状態であり、前記第二伝動ベルトが前記駆動輪を経由している。
【0008】
前記筆入れ部分は筆入れ布を含み、前記筆削り桶の左端面と前記筆入れ布の端面との間には面ファスナーが設置されており、前記筆入れの端面には均一的に分布する筆挿しポケットが設置されており、前記筆削り桶の底端の中には口閉じブロックがねじ山によって係合取付けられる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益な効果は下記の通りである:
【0010】
本発明は便利に使用でき、鉛筆を鉛筆削りの中に差し込んで下へ押すだけで素早く鉛筆を削られ、時間も力も省け、外側は筆入れ布に密着し、鉛筆削りを筆入れと一体にさせ、便利に描き、広がる価値がある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は本発明の全体構成模式図
図2図2図1のA−Aの方向の断面構成模式図
図3図3図1のB−Bの方向の断面構成模式図
図4図4図1のC−Cの方向の断面構成模式図
図5図5図1のDの拡大模式図
図6図6は筆入れ部分の構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図1−6について本発明を詳しく説明し、便利に叙述するように、現在は後文に出る方位を下記の通りに規定する:後文に出る上下左右前後方向は図1本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0013】
図1−6を参考して、本発明の実施例の美術生用筆入れは、筆削り部分801と筆入れ部分802を含み、前記筆削り部分801は筆削り桶17を含み、前記筆削り桶17の中には上に開口する筆削りチャンバ16が設置されており、前記筆削りチャンバ16の右側壁には通槽25が連通して設置されており、前記通槽25と前記筆削りチャンバ16の中には自動的に鉛筆を削る自動削り部品901がスライドできるように設置されており、前記自動削り部品901は前記筆削りチャンバ16の中にスライドできるように設置される昇降ブロック13を含み、前記昇降ブロック13の中には回転ヘッド12が回転できるように設置されており、前記通槽25の中には連接ブロック28が設置されており、前記連接ブロック28が前記昇降ブロク13の右端面に固定的に設置されており、前記連接ブロック28の中には駆動輪30と第一歯車50が設置されており、前記第一歯車50と前記回転ヘッド12とが噛み合い、前記昇降ブロック13の前後両側端面と前記筆削りチャンバ16の内壁との間には前後に対称な弾力部品902が設置されており、前記弾力部品902は前記自動削り部品901が外力のない時に前記筆削りチャンバ16と前記通槽25の頂端に位置させ、前記筆削りチャンバ16の左側壁の中には第一伝動部品903が設置されており、前記第一伝動部品903は第一伝動ベルト18を含み、前記昇降ブロック13が上下方向の移動によって前記第一連動ベルト18を同期的に運動連動させることができ、前記筆削りチャンバ16の下方には前記昇降ブロック13の変位を前記駆動輪30の回転する動力に転換する第二伝動部品904が設置される。
【0014】
図1−6を参考して、本発明の実施例の美術生用筆入れは、筆削り部分801と筆入れ部分802を含み、前記筆削り部分801は筆削り桶17を含み、前記筆削り桶17の中には上に開口する筆削りチャンバ16が設置されており、前記筆削りチャンバ16の右側壁には通槽25が連通して設置されており、前記通槽25と前記筆削りチャンバ16の中には自動的に鉛筆を削る自動削り部品901がスライドできるように設置されており、前記自動削り部品901は前記筆削りチャンバ16の中にスライドできるように設置される昇降ブロック13を含み、前記昇降ブロック13の中には回転ヘッド12が回転できるように設置されており、前記通槽25の中には連接ブロック28が設置されており、前記連接ブロック28が前記昇降ブロク13の右端面に固定的に設置されており、前記連接ブロック28の中には駆動輪30と第一歯車50が設置されており、前記第一歯車50と前記回転ヘッド12とが噛み合い、前記昇降ブロック13の前後両側端面と前記筆削りチャンバ16の内壁との間には前後に対称な弾力部品902が設置されており、前記弾力部品902は前記自動削り部品901が外力のない時に前記筆削りチャンバ16と前記通槽25の頂端に位置させ、前記筆削りチャンバ16の左側壁の中には第一伝動部品903が設置されており、前記第一伝動部品903は第一伝動ベルト18を含み、前記昇降ブロック13が上下方向の移動によって前記第一連動ベルト18を同期的に運動連動させることができ、前記筆削りチャンバ16の下方には前記昇降ブロック13の変位を前記駆動輪30の回転する動力に転換する第二伝動部品904が設置される。
【0015】
前記第一伝動部品903は前記鉛筆削り16の左側壁の中に位置する第一伝動チャンバ15を含み、前記第一伝動チャンバ15と前記鉛筆削り16の間には第二スライド溝19が連通して設置されており、前記昇降ブロック13の左側端面には第二スライド溝19の中でスライドする第二スライダ10が設置されており、前記第一伝動チャンバ15の前後壁の間には第一回転輪11が回転できるように設置されており、前記第一伝動チャンバ15の前後壁の間には第三回転軸35が回転できるように設置されており、前記第三回転軸35には第二回転輪20が設置されており、前記第一伝動ベルト18が前記第二スライダ10の上下端面に固定的に取付けられ、前記第一伝動ベルト18が前記第一回転輪11と前記第二回転輪20を経由してピンと張った状態にあり、前記第二伝動部品904は前記通槽25の上下両側に設置される対称的な第二伝動チャンバ26を含み、前記第二伝動チャンバ26の左右壁の間には三つの第三回転輪24が回転できるように設置されており、前記筆削り桶17の中には第二噛合チャンバ38が設置されており、前記第三回転軸35は前記第二噛合チャンバ38の中に入れ、前記第三回転軸35の前端には第三傘歯車36が設置されており、下方の前記第三傘歯車36の右側壁の中には第四回転軸が回転できるように設置されており、前記第四回転軸40が前記第二噛合チャンバ38の中に挿入され、前記第四回転軸40には第四回転輪23が設置されており、前記第四回転軸40の左端面には第四傘歯車37が設置されており、前記第四傘歯車37と前記第三傘歯車36とが噛み合い、前記第四回転輪37と前記第三回転輪24の外側には第二伝動ベルト22が設置されており、前記第二伝動ベルト22がピンと張った状態であり、前記第二伝動ベルト22が前記駆動輪30を経由し、昇降ブロック13が下へ移動して前記第一伝動ベルト18を同期的に運動連動させ、第一伝動ベルト18が第三回転軸35と第三傘歯車36を回転連動させ、第三傘歯車36が第四回転輪23を回転連動させ、第四回転輪23が第二伝動ベルト22を回転連動させ、第二伝動ベルト22が第三伝動輪24と駆動輪30を回転連動させる。
【0016】
前記筆入れ部分802は筆入れ布51を含み、前記筆削り桶17の左端面と前記筆入れ布51の端面との間には面ファスナー53が設置されており、前記筆入れ51の端面には均一的に分布する筆挿しポケット52が設置されており、前記筆削り桶17の底端の中には口閉じブロック21がねじ山によって係合取付けられ、前記面ファスナー53によって筆入れ布51と筆削り桶17を粘り付き又は分離し、口閉じブロック21を回転して取り出せ、口閉じブロック21の中の欠片を出す。
【0017】
使用する時、面ファスナー53によって筆入れ布51と筆削り桶17を粘り付き又は分離し、鉛筆を鉛筆削り14の穴に差し込んで下へ押え、昇降ブロック13を下へ移動連動させ、第一伝動ベルト18を同期的に運動連動させ、第一伝動ベルト18が第一回転輪11と第二回転輪20を回転連動させ、第二回転輪20が第三回転軸35と第三傘歯車36を回転連動させ、第三傘歯車36が第四傘歯車37と第四回転軸40と第四回転輪23を回転連動させ、第四回転輪23が第二伝動ベルト22を回転連動させ、第二伝動ベルト22が第三回転輪24と駆動輪30を回転連動させ、駆動輪30が第一スライダ31と第一傘歯車43を回転連動させ、第一傘歯車43が第二傘歯車45と、第二回転軸48と第二歯車47を噛合によって回転連動させ、第二歯車47が噛合によって第一歯車50を回転連動させ、第一歯車50が回転ヘッド12と鉛筆削り25を回転連動させ、鉛筆削り14が回転して差し込んだ鉛筆を削り、できた欠片は口閉じブロック21の中に落ち、口閉じブロック21を回転してそれを取り出せ、口閉じブロック21の中の欠片を出す。
【0018】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2019年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
美術生用筆入れであって、筆削り部分と筆入れ部分を含み、前記筆削り部分は筆削り桶を含み、前記筆削り桶の中には上に開口する筆削りチャンバが設置されており、前記筆削りチャンバの右側壁には通槽が連通して設置されており、前記通槽と前記筆削りチャンバの中には自動的に鉛筆を削る自動削り部品がスライドできるように設置されており、前記自動削り部品は前記筆削りチャンバの中にスライドできるように設置される昇降ブロックを含み、前記昇降ブロックの中には回転ヘッドが回転できるように設置されており、前記通槽の中には連接ブロックが設置されており、前記連接ブロックが前記昇降ブロックの右端面に固定的に設置されており、前記連接ブロックの中には駆動輪と第一歯車が設置されており、前記第一歯車と前記回転ヘッドとが噛み合い、前記昇降ブロックの前後両側端面と前記筆削りチャンバの内壁との間には前後に対称な弾力部品が設置されており、前記弾力部品は前記自動削り部品が外力のない時に前記筆削りチャンバと前記通槽の頂端に位置させ、前記筆削りチャンバの左側壁の中には第一伝動部品が設置されており、前記第一伝動部品は第一伝動ベルトを含み、前記昇降ブロックが上下方向の移動によって前記第一伝動ベルトを同期的に運動連動させることができ、前記筆削りチャンバの下方には前記昇降ブロックの変位を前記駆動輪の回転する動力に転換する第二伝動部品が設置されることを特徴とする美術生用筆入れ。
【請求項2】
前記自動削り部品は前記回転ヘッドの中に固定的に設置される鉛筆削りを含み、前記連接ブロックの中には左に開口する駆動チャンバと上に開口する駆動溝が設置されており、前記連接ブロックの中には第一噛合チャンバが設置されており、前記駆動溝の右側壁の中には前記第一噛合チャンバに挿入される第一回転軸が回転できるように設置されており、前記駆動輪が前記第一回転軸に固定的に設置されており、前記第一回転軸の左端面には第一傘歯車が設置されており、前記駆動チャンバの底壁の中には前記第一噛合チャンバの中に挿入される第二回転軸が回転できるように設置されており、前記第二回転軸の頂端には第二傘歯車が設置されており、前記第二傘歯車と前記第一傘歯車とが噛み合い、前記第一歯車が前記駆動チャンバの上下壁の間に回転できるように設置されており、前記第二回転軸には前記第一歯車と噛み合う第二歯車が設置されており、前記弾力部品は前記筆削りチャンバの前後壁の中に位置する対称的な第一スライド溝を含み、前記昇降ブロックの前後端面には対称的な第一スライダが設置されており、前記第一スライダと前記第一スライド溝とがスライドできるように係合され、前記第一スライド溝 の上下壁の間にはガイドロッドが設置されており、前記第一スライダと前記ガイドロッドとがスライドできるように係合され、前記第一スライダと前記第一スライド溝の底壁の間には撥条が設置されており、鉛筆を鉛筆削りの穴の中に差し込み、駆動輪が回転して第一傘歯車を回転連動させ、第一傘歯車が第二歯車を回転連動させ、第二歯車が第一歯車を回転連動させ、第一歯車が回転ヘッドと鉛筆削りを回転連動させることを特徴とする請求項1に記載の美術生用筆入れ。
【請求項3】
前記第一伝動部品は前記筆削りチャンバの左側壁の中に位置する第一伝動チャンバを含み、前記第一伝動チャンバと前記筆削りチャンバの間には第二スライド溝が連通して設置されており、前記昇降ブロックの左側端面には第二スライド溝の中でスライドする第二スライダが設置されており、前記第一伝動チャンバの前後壁の間には第一回転輪が回転できるように設置されており、前記第一伝動チャンバの前後壁の間には第三回転軸が回転できるように設置されており、前記第三回転軸には第二回転輪が設置されており、前記第一伝動ベルトが前記第二スライダの上下端面に固定的に取付けられ、前記第一伝動ベルトが前記第一回転輪と前記第二回転輪を経由してピンと張った状態にあり、前記第二伝動部品は前記通槽の上下両側に設置される対称的な第二伝動チャンバを含み、前記第二伝動チャンバの左右壁の間には三つの第三回転輪が回転できるように設置されており、前記筆削り桶の中には第二噛合チャンバが設置されており、前記第三回転軸は前記第二噛合チャンバの中に入れ、前記第三回転軸の前端には第三傘歯車が設置されており、下方の前記第三傘歯車の右側壁の中には第四回転軸が回転できるように設置されており、前記第四回転軸が前記第二噛合チャンバの中に挿入され、前記第四回転軸には第四回転輪が設置されており、前記第四回転軸の左端面には第四傘歯車が設置されており、前記第四傘歯車と前記第三傘歯車とが噛み合い、前記第四回転輪と前記第三回転輪の外側には第二伝動ベルトが設置されており、前記第二伝動ベルトがピンと張った状態であり、前記第二伝動ベルトが前記駆動輪を経由し、昇降ブロックが下へ移動して前記第一伝動ベルトを同期的に運動連動させ、第一伝動ベルトが第三回転軸と第三傘歯車を回転連動させ、第三傘歯車が第四回転輪を回転連動させ、第四回転輪が第二伝動ベルトを回転連動させ、第二伝動ベルトが第三伝動輪と駆動輪を回転連動させることを特徴とする請求項1に記載の美術生用筆入れ。
【請求項4】
前記筆入れ部分は筆入れ布を含み、前記筆削り桶の左端面と前記筆入れ布の端面との間には面ファスナーが設置されており、前記筆入れの端面には均一的に分布する筆挿しポケットが設置されており、前記筆削り桶の底端の中には口閉じブロックがねじ山によって係合取付けられ、前記面ファスナーによって筆入れ布と筆削り桶を粘り付き又は分離し、口閉じブロックを回転して取り出せ、口閉じブロックの中の欠片を出すことを特徴とする請求項1に記載の美術生用筆入れ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は筆入れ分野を取り上げて、具体的には美術生用筆入れである。
【背景技術】
【0002】
美術生がデッサンを書く時大量な異なる鉛筆を使い、ペン先はしばらく使用された後太くなり、描く効果に影響を与えるため、太くなる次第に鉛筆を削り、ナイフを使えば大量な時間が無駄になり、鉛筆削りを使うとたくさんの力を使い、体積も大きくて携帯が不便であり、体積が小さいと紛失しやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107713263号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は美術生用筆入れを提供し、現有技術の上記欠点を克服する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例の美術生用筆入れは、筆削り部分と筆入れ部分を含み、前記筆削り部分は筆削り桶を含み、前記筆削り桶の中には上に開口する筆削りチャンバが設置されており、前記筆削りチャンバの右側壁には通槽が連通して設置されており、前記通槽と前記筆削りチャンバの中には自動的に鉛筆を削る自動削り部品がスライドできるように設置されており、前記自動削り部品は前記筆削りチャンバの中にスライドできるように設置される昇降ブロックを含み、前記昇降ブロックの中には回転ヘッドが回転できるように設置されており、前記通槽の中には連接ブロックが設置されており、前記連接ブロックが前記昇降ブロックの右端面に固定的に設置されており、前記連接ブロックの中には駆動輪と第一歯車が設置されており、前記第一歯車と前記回転ヘッドとが噛み合い、前記昇降ブロックの前後両側端面と前記筆削りチャンバの内壁との間には前後に対称な弾力部品が設置されており、前記弾力部品は前記自動削り部品が外力のない時に前記筆削りチャンバと前記通槽の頂端に位置させ、前記筆削りチャンバの左側壁の中には第一伝動部品が設置されており、前記第一伝動部品は第一伝動ベルトを含み、前記昇降ブロックが上下方向の移動によって前記第一伝動ベルトを同期的に運動連動させることができ、前記筆削りチャンバの下方には前記昇降ブロックの変位を前記駆動輪の回転する動力に転換する第二伝動部品が設置される。
【0006】
更なる技術方案、前記自動削り部品は前記回転ヘッドの中に固定的に設置される鉛筆削りを含み、前記連接ブロックの中には左に開口する駆動チャンバと上に開口する駆動溝が設置されており、前記連接ブロックの中には第一噛合チャンバが設置されており、前記駆動溝の右側壁の中には前記第一噛合チャンバに挿入される第一回転軸が回転できるように設置されており、前記駆動輪が前記第一回転軸に固定的に設置されており、前記第一回転軸の左端面には第一傘歯車が設置されており、前記駆動チャンバの底壁の中には前記第一噛合チャンバの中に挿入される第二回転軸が回転できるように設置されており、前記第二回転軸の頂端には第二傘歯車が設置されており、前記第二傘歯車と前記第一傘歯車とが噛み合い、前記第一歯車が前記駆動チャンバの上下壁の間に回転できるように設置されており、前記第二回転軸には前記第一歯車と噛み合う第二歯車が設置されており、前記弾力部品は前記筆削りチャンバの前後壁の中に位置する対称的な第一スライド溝を含み、前記昇降ブロックの前後端面には対称的な第一スライダが設置されており、前記第一スライダと前記第一スライド溝とがスライドできるように係合され、前記第一スライド溝 の上下壁の間にはガイドロッドが設置されており、前記第一スライダと前記ガイドロッドとがスライドできるように係合され、前記第一スライダと前記第一スライド溝の底壁の間には撥条が設置される。
【0007】
更なる技術方案、前記第一伝動部品は前記筆削りチャンバの左側壁の中に位置する第一伝動チャンバを含み、前記第一伝動チャンバと前記筆削りチャンバの間には第二スライド溝が連通して設置されており、前記昇降ブロックの左側端面には第二スライド溝の中でスライドする第二スライダが設置されており、前記第一伝動チャンバの前後壁の間には第一回転輪が回転できるように設置されており、前記第一伝動チャンバの前後壁の間には第三回転軸が回転できるように設置されており、前記第三回転軸には第二回転輪が設置されており、前記第一伝動ベルトが前記第二スライダの上下端面に固定的に取付けられ、前記第一伝動ベルトが前記第一回転輪と前記第二回転輪を経由してピンと張った状態にあり、前記第二伝動部品は前記通槽の上下両側に設置される対称的な第二伝動チャンバを含み、前記第二伝動チャンバの左右壁の間には三つの第三回転輪が回転できるように設置されており、前記筆削り桶の中には第二噛合チャンバが設置されており、前記第三回転軸は前記第二噛合チャンバの中に入れ、前記第三回転軸の前端には第三傘歯車が設置されており、下方の前記第三傘歯車の右側壁の中には第四回転軸が回転できるように設置されており、前記第四回転軸が前記第二噛合チャンバの中に挿入され、前記第四回転軸には第四回転輪が設置されており、前記第四回転軸の左端面には第四傘歯車が設置されており、前記第四傘歯車と前記第三傘歯車とが噛み合い、前記第四回転輪と前記第三回転輪の外側には第二伝動ベルトが設置されており、前記第二伝動ベルトがピンと張った状態であり、前記第二伝動ベルトが前記駆動輪を経由している。
【0008】
前記筆入れ部分は筆入れ布を含み、前記筆削り桶の左端面と前記筆入れ布の端面との間には面ファスナーが設置されており、前記筆入れの端面には均一的に分布する筆挿しポケットが設置されており、前記筆削り桶の底端の中には口閉じブロックがねじ山によって係合取付けられる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益な効果は下記の通りである:
【0010】
本発明は便利に使用でき、鉛筆を鉛筆削りの中に差し込んで下へ押すだけで素早く鉛筆を削られ、時間も力も省け、外側は筆入れ布に密着し、鉛筆削りを筆入れと一体にさせ、便利に描き、広がる価値がある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は本発明の全体構成模式図
図2図2図1のA−Aの方向の断面構成模式図
図3図3図1のB−Bの方向の断面構成模式図
図4図4図1のC−Cの方向の断面構成模式図
図5図5図1のDの拡大模式図
図6図6は筆入れ部分の構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図1〜6について本発明を詳しく説明し、便利に叙述するように、現在は後文に出る方位を下記の通りに規定する:後文に出る上下左右前後方向は図1本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0013】
図1〜6を参考して、本発明の実施例の美術生用筆入れは、筆削り部分801と筆入れ部分802を含み、前記筆削り部分801は筆削り桶17を含み、前記筆削り桶17の中には上に開口する筆削りチャンバ16が設置されており、前記筆削りチャンバ16の右側壁には通槽25が連通して設置されており、前記通槽25と前記筆削りチャンバ16の中には自動的に鉛筆を削る自動削り部品901がスライドできるように設置されており、前記自動削り部品901は前記筆削りチャンバ16の中にスライドできるように設置される昇降ブロック13を含み、前記昇降ブロック13の中には回転ヘッド12が回転できるように設置されており、前記通槽25の中には連接ブロック28が設置されており、前記連接ブロック28が前記昇降ブロック13の右端面に固定的に設置されており、前記連接ブロック28の中には駆動輪30と第一歯車50が設置されており、前記第一歯車50と前記回転ヘッド12とが噛み合い、前記昇降ブロック13の前後両側端面と前記筆削りチャンバ16の内壁との間には前後に対称な弾力部品902が設置されており、前記弾力部品902は前記自動削り部品901が外力のない時に前記筆削りチャンバ16と前記通槽25の頂端に位置させ、前記筆削りチャンバ16の左側壁の中には第一伝動部品903が設置されており、前記第一伝動部品903は第一伝動ベルト18を含み、前記昇降ブロック13が上下方向の移動によって前記第一伝動ベルト18を同期的に運動連動させることができ、前記筆削りチャンバ16の下方には前記昇降ブロック13の変位を前記駆動輪30の回転する動力に転換する第二伝動部品904が設置される。
【0014】
図1〜6を参考して、本発明の実施例の美術生用筆入れは、筆削り部分801と筆入れ部分802を含み、前記筆削り部分801は筆削り桶17を含み、前記筆削り桶17の中には上に開口する筆削りチャンバ16が設置されており、前記筆削りチャンバ16の右側壁には通槽25が連通して設置されており、前記通槽25と前記筆削りチャンバ16の中には自動的に鉛筆を削る自動削り部品901がスライドできるように設置されており、前記自動削り部品901は前記筆削りチャンバ16の中にスライドできるように設置される昇降ブロック13を含み、前記昇降ブロック13の中には回転ヘッド12が回転できるように設置されており、前記通槽25の中には連接ブロック28が設置されており、前記連接ブロック28が前記昇降ブロック13の右端面に固定的に設置されており、前記連接ブロック28の中には駆動輪30と第一歯車50が設置されており、前記第一歯車50と前記回転ヘッド12とが噛み合い、前記昇降ブロック13の前後両側端面と前記筆削りチャンバ16の内壁との間には前後に対称な弾力部品902が設置されており、前記弾力部品902は前記自動削り部品901が外力のない時に前記筆削りチャンバ16と前記通槽25の頂端に位置させ、前記筆削りチャンバ16の左側壁の中には第一伝動部品903が設置されており、前記第一伝動部品903は第一伝動ベルト18を含み、前記昇降ブロック13が上下方向の移動によって前記第一伝動ベルト18を同期的に運動連動させることができ、前記筆削りチャンバ16の下方には前記昇降ブロック13の変位を前記駆動輪30の回転する動力に転換する第二伝動部品904が設置される。
【0015】
前記第一伝動部品903は前記筆削りチャンバ16の左側壁の中に位置する第一伝動チャンバ15を含み、前記第一伝動チャンバ15と前記筆削りチャンバ16の間には第二スライド溝19が連通して設置されており、前記昇降ブロック13の左側端面には第二スライド溝19の中でスライドする第二スライダ10が設置されており、前記第一伝動チャンバ15の前後壁の間には第一回転輪11が回転できるように設置されており、前記第一伝動チャンバ15の前後壁の間には第三回転軸35が回転できるように設置されており、前記第三回転軸35には第二回転輪20が設置されており、前記第一伝動ベルト18が前記第二スライダ10の上下端面に固定的に取付けられ、前記第一伝動ベルト18が前記第一回転輪11と前記第二回転輪20を経由してピンと張った状態にあり、前記第二伝動部品904は前記通槽25の上下両側に設置される対称的な第二伝動チャンバ26を含み、前記第二伝動チャンバ26の左右壁の間には三つの第三回転輪24が回転できるように設置されており、前記筆削り桶17の中には第二噛合チャンバ38が設置されており、前記第三回転軸35は前記第二噛合チャンバ38の中に入れ、前記第三回転軸35の前端には第三傘歯車36が設置されており、下方の前記第三傘歯車36の右側壁の中には第四回転軸が回転できるように設置されており、前記第四回転軸40が前記第二噛合チャンバ38の中に挿入され、前記第四回転軸40には第四回転輪23が設置されており、前記第四回転軸40の左端面には第四傘歯車37が設置されており、前記第四傘歯車37と前記第三傘歯車36とが噛み合い、前記第四回転輪37と前記第三回転輪24の外側には第二伝動ベルト22が設置されており、前記第二伝動ベルト22がピンと張った状態であり、前記第二伝動ベルト22が前記駆動輪30を経由し、昇降ブロック13が下へ移動して前記第一伝動ベルト18を同期的に運動連動させ、第一伝動ベルト18が第三回転軸35と第三傘歯車36を回転連動させ、第三傘歯車36が第四回転輪23を回転連動させ、第四回転輪23が第二伝動ベルト22を回転連動させ、第二伝動ベルト22が第三伝動輪24と駆動輪30を回転連動させる。
【0016】
前記筆入れ部分802は筆入れ布51を含み、前記筆削り桶17の左端面と前記筆入れ布51の端面との間には面ファスナー53が設置されており、前記筆入れ51の端面には均一的に分布する筆挿しポケット52が設置されており、前記筆削り桶17の底端の中には口閉じブロック21がねじ山によって係合取付けられ、前記面ファスナー53によって筆入れ布51と筆削り桶17を粘り付き又は分離し、口閉じブロック21を回転して取り出せ、口閉じブロック21の中の欠片を出す。
【0017】
使用する時、面ファスナー53によって筆入れ布51と筆削り桶17を粘り付き又は分離し、鉛筆を鉛筆削り14の穴に差し込んで下へ押え、昇降ブロック13を下へ移動連動させ、第一伝動ベルト18を同期的に運動連動させ、第一伝動ベルト18が第一回転輪11と第二回転輪20を回転連動させ、第二回転輪20が第三回転軸35と第三傘歯車36を回転連動させ、第三傘歯車36が第四傘歯車37と第四回転軸40と第四回転輪23を回転連動させ、第四回転輪23が第二伝動ベルト22を回転連動させ、第二伝動ベルト22が第三回転輪24と駆動輪30を回転連動させ、駆動輪30が第一スライダ31と第一傘歯車43を回転連動させ、第一傘歯車43が第二傘歯車45と、第二回転軸48と第二歯車47を噛合によって回転連動させ、第二歯車47が噛合によって第一歯車50を回転連動させ、第一歯車50が回転ヘッド12と鉛筆削り25を回転連動させ、鉛筆削り14が回転して差し込んだ鉛筆を削り、できた欠片は口閉じブロック21の中に落ち、口閉じブロック21を回転してそれを取り出せ、口閉じブロック21の中の欠片を出す。
【0018】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。