(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-172098(P2020-172098A)
(43)【公開日】2020年10月22日
(54)【発明の名称】水晶玉穴開け装置
(51)【国際特許分類】
B28D 5/02 20060101AFI20200925BHJP
B28D 1/14 20060101ALI20200925BHJP
A44C 27/00 20060101ALI20200925BHJP
【FI】
B28D5/02 ZZAB
B28D1/14
A44C27/00
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-84778(P2019-84778)
(22)【出願日】2019年4月25日
(11)【特許番号】特許第6582228号(P6582228)
(45)【特許公報発行日】2019年10月2日
(31)【優先権主張番号】201910277950.1
(32)【優先日】2019年4月8日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519249343
【氏名又は名称】深▲せん▼市▲ぶん▼逸水晶有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718005386
【氏名又は名称】黄 暁磊
(72)【発明者】
【氏名】周玲
【テーマコード(参考)】
3B114
3C069
【Fターム(参考)】
3B114AA21
3B114AA23
3B114JB00
3C069AA04
3C069BA09
3C069BC01
3C069BC05
3C069CA02
3C069CB02
3C069CB03
3C069DA07
3C069EA01
3C069EA02
(57)【要約】
【課題】本発明は水晶玉穴開け装置を開示した。
【解決手段】穴開け機を含み、前記穴開け機の中には右に開口した作業チャンバが設置され、前記穴開け機の中には駆動装置が設置され、前記駆動装置の上端には穴開け装置が連結され、前記駆動装置の下端には固定装置が連結され、本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、水晶玉に対し完全に穴を開けられることだけではなく、穴が水晶玉を貫通することを保証し、また快速に穴と紐とを位置合わせることができ、穴開けの効率を高め、穴開けした後の屑を回収しリサイクルできる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
穴開け機を含み、前記穴開け機の中には右に開口した作業チャンバが設置され、前記穴開け機の中には駆動装置が設置され、前記駆動装置の上端には穴開け装置が連結され、前記駆動装置の下端には固定装置が連結され、前記固定装置は前記穴開け機の中に設置される下連結チャンバを含み、前記下連結チャンバの中には下メインプーリーが回転できるように設置され、前記下メインプーリーの中には上に開口した下噛合溝が設置され、前記下メインプーリーの中にはプッシュブロックがスライドできるように設置され、前記プッシュブロックが前記下噛合溝と噛合でき、前記下メインプーリーの右側には下サブプーリーが回転できるように設置され、前記下サブプーリーと前記下メインプーリーとの間には下連結ベルトが連結され、前記下サブプーリーの中には下ねじボルトが固定的に連結され、前記下連結チャンバの上側内壁の中には取り付けブロックチャンバが設置され、前記取り付けブロックチャンバの中には取り付けブロックがスライドできるように設置され、前記下ねじボルトの上端が前記取り付けブロックにネジ山により連結され、前記取り付けブロックチャンバの上側内壁の中には斜め溝が連通するように設置され、前記斜め溝の上端が前記作業チャンバに連通しており、前記取り付けブロックの中には四つのばねチャンバが環状に排列するように分布され、前記ばねチャンバが上に開口しており、且つ対称中心から離れており、前記ばねチャンバの中には固定ブロックがスライドできるように設置され、前記固定ブロックにおいて中心に近接している一端と前記ばねチャンバにおいて中心に近接している側の内壁との間には固定ばねが固定的に連結され、前記固定ブロックにおいて中心から離れている一端が前記斜め溝の内壁に当接しており、左右両側の前記固定ブロックにおいて中心に近接している一端には位置制限ブロックが固定的に連結され、両側の前記位置制限ブロックの間には赤外線が照射され、前記固定ブロックの上端には水晶玉が当接しており、
前記下メインプーリーが前記駆動装置に連結されるとき、前記駆動装置がベルト伝動により前記下ねじボルトを駆動し前記水晶玉を降下連動させることを特徴とする水晶玉穴開け装置。
【請求項2】
前記駆動装置は前記穴開け機の中に設置される上連結チャンバを含み、前記上連結チャンバの中には上メインプーリーが回転できるように設置され、前記上メインプーリーの中にはロング軸が固定的に連結され、前記上連結チャンバの上側内壁の中には転換モータが固定的に設置され、前記ロング軸が前記転換モータに伝動できるように連結され、前記上メインプーリーの右側には上サブプーリーが回転できるように設置され、前記上メインプーリーと前記上サブプーリーとの間には上連結ベルトが連結され、前記上サブプーリーの中には連結軸が固定的に連結され、前記連結軸の下端には前記作業チャンバの中で回転できる回転ブロックが固定的に連結され、前記上連結チャンバの下側内壁の中にはロング軸チャンバが連通するように設置され、前記ロング軸チャンバの下端が前記下連結チャンバに連通しており、前記プッシュブロックの中には上に開口した上噛合溝が設置され、前記ロング軸の下端が前記上噛合溝に噛合し連結され、前記下連結チャンバの上側内壁の中には前記ロング軸チャンバに連通している歯車チャンバが設置され、前記歯車チャンバの中には大歯車が回転できるように設置され、前記大歯車が前記ロング軸に固定的に連結され、前記大歯車の右端には小歯車が噛合し設置され、前記小歯車の中にはファン軸が固定的に連結され、前記歯車チャンバの上側内壁の中には屑チャンバが設置され、前記屑チャンバにはファンが回転できるように設置され、前記ファンが前記ファン軸に固定的に連結され、前記屑チャンバの上側内壁の中にはL型吸い管が固定的に設置され、前記L型吸い管の上端が前記水晶玉に正対しており、前記L型吸い管の中には通路が貫通し設置され、
前記転換モータを始動し、ベルト伝動と歯車伝動とを駆動し、前記ファンを回転連動させて屑を前記屑チャンバの中に吸うことを特徴とする請求項1に記載の水晶玉穴開け装置。
【請求項3】
前記穴開け装置は前記回転ブロックの中に設置される中間プーリーチャンバを含み、前記中間プーリーチャンバの中には中間プーリーが回転できるように設置され、前記中間プーリーの中には上ねじボルトが固定的に連結され、前記中間プーリーチャンバの上側内壁の中には動力モータが固定的に設置され、前記動力モータが前記位置制限ブロックに電気的に接続され、前記上ねじボルトが前記動力モータに伝動できるように連結され、前記中間プーリーの右側には従動プーリーが回転できるように設置され、前記中間プーリーと前記従動プーリーとの間には中間同期ベルトが連結され、前記従動プーリーの中には穿孔ビットロッドがスライドできるように噛合し連結され、前記中間プーリーチャンバの下側内壁の中には連結板チャンバが設置され、前記連結板チャンバの中には連結板がスライドできるように設置され、前記連結板が前記上ねじボルトにネジ山により連結され、前記穿孔ビットロッドが前記連結板に回転できるように連結され、前記穿孔ビットロッドが前記水晶玉に正対しており、前記連結板の中には下に開口した伸縮チャンバが設置され、前記伸縮チャンバの中にはガイドロッドが左右に対称的にスライドできるように設置され、前記ガイドロッドの間には伸縮ばねが固定的に連結され、前記作業チャンバの左側内壁の中には収納チャンバが連通するように設置され、前記収納チャンバが前に開口しており、前記収納チャンバの左右内壁の間にはショート軸が回転できるように連結され、前記ショート軸には穴つなぎロッドが固定的に連結され、前記穴つなぎロッドの中には上に開口した連結溝が設置され、
前記動力モータを始動し、前記上ねじボルトを駆動し回転させ、それにより前記連結板により前記穿孔ビットロッドを下にスライド連動させ、同時に前記上ねじボルトがベルト伝動を駆動して前記穿孔ビットロッドを回転連動させ、それにより前記水晶玉に対し穴を開けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水晶玉穴開け装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は水晶分野を取り上げて、具体的には水晶玉穴開け装置である。
【背景技術】
【0002】
水晶玉を水晶アクセサリーに加工するとき、通常には、水晶玉に対し穴を開け、紐で水晶玉の穴を貫通しアクセサリーを作り、人工で水晶玉に対し穴を開けるとき、穴と紐とを位置合わせることに多くの時間がかかるだけではなく、穴を開けられた後の水晶玉の温度が高く、直接に触ることも不便であり、従って、それぞれ穴開けと、穴と紐との位置合わせを行う水晶玉穴開け装置を設計する必要があり、本装置は水晶玉に対し穴を完全に開け、穴が水晶玉を貫通できるだけではなく、快速に穴と紐とを位置合わせることもでき、穴開け効率を高め、穴を開けた後の屑を回収してリサイクルすることも可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103419287号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は水晶玉穴開け装置を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現する:本発明の水晶玉穴開け装置は、穴開け機を含み、前記穴開け機の中には右に開口した作業チャンバが設置され、前記穴開け機の中には駆動装置が設置され、前記駆動装置の上端には穴開け装置が連結され、前記駆動装置の下端には固定装置が連結され、前記固定装置は前記穴開け機の中に設置される下連結チャンバを含み、前記下連結チャンバの中には下メインプーリーが回転できるように設置され、前記下メインプーリーの中には上に開口した下噛合溝が設置され、前記下メインプーリーの中にはプッシュブロックがスライドできるように設置され、前記プッシュブロックが前記下噛合溝と噛合でき、前記下メインプーリーの右側には下サブプーリーが回転できるように設置され、前記下サブプーリーと前記下メインプーリーとの間には下連結ベルトが連結され、前記下サブプーリーの中には下ねじボルトが固定的に連結され、前記下連結チャンバの上側内壁の中には取り付けブロックチャンバが設置され、前記取り付けブロックチャンバの中には取り付けブロックがスライドできるように設置され、前記下ねじボルトの上端が前記取り付けブロックにネジ山により連結され、前記取り付けブロックチャンバの上側内壁の中には斜め溝が連通するように設置され、前記斜め溝の上端が前記作業チャンバに連通しており、前記取り付けブロックの中には四つのばねチャンバが環状に排列するように分布され、前記ばねチャンバが上に開口しており、且つ対称中心から離れており、前記ばねチャンバの中には固定ブロックがスライドできるように設置され、前記固定ブロックにおいて中心に近接している一端と前記ばねチャンバにおいて中心に近接している側の内壁との間には固定ばねが固定的に連結され、前記固定ブロックにおいて中心から離れている一端が前記斜め溝の内壁に当接しており、左右両側の前記固定ブロックにおいて中心に近接している一端には位置制限ブロックが固定的に連結され、両側の前記位置制限ブロックの間には赤外線が照射され、前記固定ブロックの上端には水晶玉が当接しており、
前記下メインプーリーが前記駆動装置に連結されるとき、前記駆動装置がベルト伝動により前記下ねじボルトを駆動し前記水晶玉を降下連動させる。
【0006】
さらなる技術プラン、前記駆動装置は前記穴開け機の中に設置される上連結チャンバを含み、前記上連結チャンバの中には上メインプーリーが回転できるように設置され、前記上メインプーリーの中にはロング軸が固定的に連結され、前記上連結チャンバの上側内壁の中には転換モータが固定的に設置され、前記ロング軸が前記転換モータに伝動できるように連結され、前記上メインプーリーの右側には上サブプーリーが回転できるように設置され、前記上メインプーリーと前記上サブプーリーとの間には上連結ベルトが連結され、前記上サブプーリーの中には連結軸が固定的に連結され、前記連結軸の下端には前記作業チャンバの中で回転できる回転ブロックが固定的に連結され、前記上連結チャンバの下側内壁の中にはロング軸チャンバが連通するように設置され、前記ロング軸チャンバの下端が前記下連結チャンバに連通しており、前記プッシュブロックの中には上に開口した上噛合溝が設置され、前記ロング軸の下端が前記上噛合溝に噛合し連結され、前記下連結チャンバの上側内壁の中には前記ロング軸チャンバに連通している歯車チャンバが設置され、前記歯車チャンバの中には大歯車が回転できるように設置され、前記大歯車が前記ロング軸に固定的に連結され、前記大歯車の右端には小歯車が噛合し設置され、前記小歯車の中にはファン軸が固定的に連結され、前記歯車チャンバの上側内壁の中には屑チャンバが設置され、前記屑チャンバにはファンが回転できるように設置され、前記ファンが前記ファン軸に固定的に連結され、前記屑チャンバの上側内壁の中にはL型吸い管が固定的に設置され、前記L型吸い管の上端が前記水晶玉に正対しており、前記L型吸い管の中には通路が貫通し設置され、
前記転換モータを始動し、ベルト伝動と歯車伝動とを駆動し、前記ファンを回転連動させて屑を前記屑チャンバの中に吸う。
【0007】
さらなる技術プラン、前記穴開け装置は前記回転ブロックの中に設置される中間プーリーチャンバを含み、前記中間プーリーチャンバの中には中間プーリーが回転できるように設置され、前記中間プーリーの中には上ねじボルトが固定的に連結され、前記中間プーリーチャンバの上側内壁の中には動力モータが固定的に設置され、前記動力モータが前記位置制限ブロックに電気的に接続され、前記上ねじボルトが前記動力モータに伝動できるように連結され、前記中間プーリーの右側には従動プーリーが回転できるように設置され、前記中間プーリーと前記従動プーリーとの間には中間同期ベルトが連結され、前記従動プーリーの中には穿孔ビットロッドがスライドできるように噛合し連結され、前記中間プーリーチャンバの下側内壁の中には連結板チャンバが設置され、前記連結板チャンバの中には連結板がスライドできるように設置され、前記連結板が前記上ねじボルトにネジ山により連結され、前記穿孔ビットロッドが前記連結板に回転できるように連結され、前記穿孔ビットロッドが前記水晶玉に正対しており、前記連結板の中には下に開口した伸縮チャンバが設置され、前記伸縮チャンバの中にはガイドロッドが左右に対称的にスライドできるように設置され、前記ガイドロッドの間には伸縮ばねが固定的に連結され、前記作業チャンバの左側内壁の中には収納チャンバが連通するように設置され、前記収納チャンバが前に開口しており、前記収納チャンバの左右内壁の間にはショート軸が回転できるように連結され、前記ショート軸には穴つなぎロッドが固定的に連結され、前記穴つなぎロッドの中には上に開口した連結溝が設置され、
前記動力モータを始動し、前記上ねじボルトを駆動し回転させ、それにより前記連結板により前記穿孔ビットロッドを下にスライド連動させ、同時に前記上ねじボルトがベルト伝動を駆動して前記穿孔ビットロッドを回転連動させ、それにより前記水晶玉に対し穴を開ける。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益的な効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、水晶玉に対し完全に穴を開けられることだけではなく、穴が水晶玉を貫通することを保証し、また快速に穴と紐とを位置合わせることができ、穴開けの効率を高め、穴開けした後の屑を回収しリサイクルできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1は本発明の水晶玉穴開け装置の内部構造概略図
【発明を実施するための形態】
【0010】
下記に
図1−3をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0011】
図1−3を参照し、本発明の水晶玉穴開け装置は、穴開け機11を含み、前記穴開け機11の中には右に開口した作業チャンバ19が設置され、前記穴開け機11の中には駆動装置101が設置され、前記駆動装置101の上端には穴開け装置102が連結され、前記駆動装置101の下端には固定装置100が連結され、前記固定装置100は前記穴開け機11の中に設置される下連結チャンバ30を含み、前記下連結チャンバ30の中には下メインプーリー35が回転できるように設置され、前記下メインプーリー35の中には上に開口した下噛合溝62が設置され、前記下メインプーリー35の中にはプッシュブロック34がスライドできるように設置され、前記プッシュブロック34が前記下噛合溝62と噛合でき、前記下メインプーリー35の右側には下サブプーリー28が回転できるように設置され、前記下サブプーリー28と前記下メインプーリー35との間には下連結ベルト33が連結され、前記下サブプーリー28の中には下ねじボルト29が固定的に連結され、前記下連結チャンバ30の上側内壁の中には取り付けブロックチャンバ27が設置され、前記取り付けブロックチャンバ27の中には取り付けブロック26がスライドできるように設置され、前記下ねじボルト29の上端が前記取り付けブロック26にネジ山により連結され、前記取り付けブロックチャンバ27の上側内壁の中には斜め溝22が連通するように設置され、前記斜め溝22の上端が前記作業チャンバ19に連通しており、前記取り付けブロック26の中には四つのばねチャンバ48が環状に排列するように分布され、前記ばねチャンバ48が上に開口しており、且つ対称中心から離れており、前記ばねチャンバ48の中には固定ブロック46がスライドできるように設置され、前記固定ブロック46において中心に近接している一端と前記ばねチャンバ48において中心に近接している側の内壁との間には固定ばね49が固定的に連結され、前記固定ブロック46において中心から離れている一端が前記斜め溝22の内壁に当接しており、左右両側の前記固定ブロック46において中心に近接している一端には位置制限ブロック47が固定的に連結され、両側の前記位置制限ブロック47の間には赤外線が照射され、前記固定ブロック46の上端には水晶玉44が当接しており、
前記下メインプーリー35が前記駆動装置101に連結されるとき、前記駆動装置101がベルト伝動により前記下ねじボルト29を駆動し前記水晶玉44を降下連動させる。
【0012】
有益的には、前記駆動装置101は前記穴開け機11の中に設置される上連結チャンバ15を含み、前記上連結チャンバ15の中には上メインプーリー12が回転できるように設置され、前記上メインプーリー12の中にはロング軸42が固定的に連結され、前記上連結チャンバ15の上側内壁の中には転換モータ13が固定的に設置され、前記ロング軸42が前記転換モータ13に伝動できるように連結され、前記上メインプーリー12の右側には上サブプーリー16が回転できるように設置され、前記上メインプーリー12と前記上サブプーリー16との間には上連結ベルト14が連結され、前記上サブプーリー16の中には連結軸17が固定的に連結され、前記連結軸17の下端には前記作業チャンバ19の中で回転できる回転ブロック18が固定的に連結され、前記上連結チャンバ15の下側内壁の中にはロング軸チャンバ43が連通するように設置され、前記ロング軸チャンバ43の下端が前記下連結チャンバ30に連通しており、前記プッシュブロック34の中には上に開口した上噛合溝63が設置され、前記ロング軸42の下端が前記上噛合溝63に噛合し連結され、前記下連結チャンバ30の上側内壁の中には前記ロング軸チャンバ43に連通している歯車チャンバ45が設置され、前記歯車チャンバ45の中には大歯車37が回転できるように設置され、前記大歯車37が前記ロング軸42に固定的に連結され、前記大歯車37の右端には小歯車32が噛合し設置され、前記小歯車32の中にはファン軸31が固定的に連結され、前記歯車チャンバ45の上側内壁の中には屑チャンバ23が設置され、前記屑チャンバ23にはファン25が回転できるように設置され、前記ファン25が前記ファン軸31に固定的に連結され、前記屑チャンバ23の上側内壁の中にはL型吸い管20が固定的に設置され、前記L型吸い管20の上端が前記水晶玉44に正対しており、前記L型吸い管20の中には通路21が貫通し設置され、
前記転換モータ13を始動し、ベルト伝動と歯車伝動とを駆動し、前記ファン25を回転連動させて屑を前記屑チャンバ23の中に吸う。
【0013】
有益的には、前記穴開け装置102は前記回転ブロック18の中に設置される中間プーリーチャンバ52を含み、前記中間プーリーチャンバ52の中には中間プーリー50が回転できるように設置され、前記中間プーリー50の中には上ねじボルト61が固定的に連結され、前記中間プーリーチャンバ52の上側内壁の中には動力モータ51が固定的に設置され、前記動力モータ51が前記位置制限ブロック47に電気的に接続され、前記上ねじボルト61が前記動力モータ51に伝動できるように連結され、前記中間プーリー50の右側には従動プーリー54が回転できるように設置され、前記中間プーリー50と前記従動プーリー54との間には中間同期ベルト53が連結され、前記従動プーリー54の中には穿孔ビットロッド55がスライドできるように噛合し連結され、前記中間プーリーチャンバ52の下側内壁の中には連結板チャンバ57が設置され、前記連結板チャンバ57の中には連結板56がスライドできるように設置され、前記連結板56が前記上ねじボルト61にネジ山により連結され、前記穿孔ビットロッド55が前記連結板56に回転できるように連結され、前記穿孔ビットロッド55が前記水晶玉44に正対しており、前記連結板56の中には下に開口した伸縮チャンバ59が設置され、前記伸縮チャンバ59の中にはガイドロッド58が左右に対称的にスライドできるように設置され、前記ガイドロッド58の間には伸縮ばね60が固定的に連結され、前記作業チャンバ19の左側内壁の中には収納チャンバ41が連通するように設置され、前記収納チャンバ41が前に開口しており、前記収納チャンバ41の左右内壁の間にはショート軸38が回転できるように連結され、前記ショート軸38には穴つなぎロッド39が固定的に連結され、前記穴つなぎロッド39の中には上に開口した連結溝40が設置され、
前記動力モータ51を始動し、前記上ねじボルト61を駆動し回転させ、それにより前記連結板56により前記穿孔ビットロッド55を下にスライド連動させ、同時に前記上ねじボルト61がベルト伝動を駆動して前記穿孔ビットロッド55を回転連動させ、それにより前記水晶玉44に対し穴を開ける。
【0014】
使用するとき、水晶玉44を固定ブロック46の間に置き、プッシュブロック34を引き下メインプーリー35に噛合させ、このときロング軸42と下メインプーリー35との間がプッシュブロック34により連結され、転換モータ13を始動しロング軸42を駆動し回転させ、それによりベルト伝動により下ねじボルト29を駆動し、それにより取り付けブロック26と、固定ブロック46と、水晶玉44とを上にスライド連動させ、同時にベルト伝動が回転ブロック18を駆動し回転させ、水晶玉44の上端が回転ブロック18に当接するときにプッシュブロック34をプッシュし下メインプーリー35をロング軸42との連結から離脱させ、穿孔ビットロッド55が水晶玉44に正対すると転換モータ13を止め、動力モータ51を始動し、上ねじボルト61を駆動し回転させ、それにより連結板56により穿孔ビットロッド55を下にスライド連動させ、同時に上ねじボルト61がベルト伝動を駆動し、また穿孔ビットロッド55を回転連動させ、それにより水晶玉44に対し穴を開け、穿孔ビットロッド55が水晶玉44を貫通した後にまた位置制限ブロック47を貫通し、このとき動力モータ51が反転し、それにより穿孔ビットロッド55を上昇連動させ、穿孔ビットロッド55が水晶穴から離脱した後に動力モータ51を止め、プッシュブロック34を引き転換モータ13を始動し、それにより水晶玉44を下にスライド連動させ、同時にガイドロッド58が水晶穴に正対するまで回転ブロック18を回転連動させ、このとき転換モータ13を止め動力モータ51を正方向に回転させ、それによりガイドロッド58を下にスライド連動させ水晶穴を貫通させ、水晶穴を貫通する過程では、伸縮ばね60を圧縮し、ガイドロッド58の下端が位置制限ブロック47を貫通するとき、伸縮ばね60の弾力の作用により、両側のガイドロッド58が互いに離れてスライドし、このとき動力モータ51を反転させ、それによりガイドロッド58を上にスライド連動させ、ガイドロッド58の下端の突起部の間の最大距離が水晶穴の横断面より大きいため、このとき、水晶玉44の上端が回転ブロック18に当接するまで、ガイドロッド58が水晶玉44を上昇連動させて固定ブロック46から離脱させ、動力モータ51を止めて転換モータ13を始動し、それにより水晶玉44が穴つなぎロッド39に正対するまで回転ブロック18を回転連動させ、このとき転換モータ13を止めて動力モータ51を正方向に回転させ、それによりガイドロッド58と水晶玉44とを下にスライド連動させ、ガイドロッド58の下端が連結溝40の中に挿入され、連結溝40の内壁の押圧により、両側のガイドロッド58が互いに近づいてスライドし、ガイドロッド58の下端の突起部の間の最大距離が水晶穴の横断面より小さいとき、水晶玉が重力の作用により穴つなぎロッド39にスライドし、このとき穴つなぎロッド39が水晶穴を貫通し、前に穴つなぎロッド39を回転させて水晶玉を取り出すことができ、このとき動力モータ51を反転させ、それによりガイドロッド58を上昇連動させ、転換モータ13が初めから終わりまで正方向に回転することしかできなく、転換モータ13が始動するとき、ロング軸42が歯車伝動を駆動しファン25を回転連動させ、それにより穴開けした後の屑を屑チャンバ23の中に吸う。
【0015】
有益的な効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、水晶玉に対し完全に穴を開けられることだけではなく、穴が水晶玉を貫通することを保証し、また快速に穴と紐とを位置合わせることができ、穴開けの効率を高め、穴開けした後の屑を回収しリサイクルできる。
【0016】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。