(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-172240(P2020-172240A)
(43)【公開日】2020年10月22日
(54)【発明の名称】自動車の日除け装置
(51)【国際特許分類】
B60J 3/00 20060101AFI20200925BHJP
E04H 15/58 20060101ALI20200925BHJP
E04H 15/34 20060101ALI20200925BHJP
【FI】
B60J3/00 A
E04H15/58 Z
E04H15/34 E
E04H15/34 A
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-89393(P2019-89393)
(22)【出願日】2019年5月9日
(11)【特許番号】特許第6566164号(P6566164)
(45)【特許公報発行日】2019年8月28日
(31)【優先権主張番号】201910295713.8
(32)【優先日】2019年4月12日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519249413
【氏名又は名称】青島欧科玩具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】童浩
【テーマコード(参考)】
2E141
【Fターム(参考)】
2E141AA09
2E141BB01
2E141CC01
2E141DD23
2E141DD25
2E141FF05
(57)【要約】
【課題】本発明は自動車の日除け装置を開示した。
【解決手段】
本体及び前記本体の中に設置されるスライド移動溝を含み、前記スライド移動溝の底壁の中には第一切替チャンバが設置され、前記スライド移動溝の中にはスライドフレームが設置され、前記スライドフレームの右壁には第一ラックが固定されており、前記スライドフレームの中には伝動チャンバが設置され、本発明の自動車の日除け装置は日差しの状況によりソーラーパネルの角度を調節でき、日除け効果が良いだけでなく、発電効率も比較的に高い。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体及び前記本体の中に設置されるスライド移動溝を含み、前記スライド移動溝の底壁の中には第一切替チャンバが設置され、前記スライド移動溝の中にはスライドフレームが設置され、前記スライドフレームの右壁には第一ラックが固定されており、前記スライドフレームの中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの底壁の中にはスプラインスリーブが回転できるように設置され、前記伝動チャンバの中の前記スプラインスリーブの末端には第一ベベルギヤが固定的に設置され、前記スプラインスリーブの底壁の中にはスプライン孔が設置され、前記スプライン孔の中にはスプライン軸がスプラインにより連結され、前記スプライン軸の底部が前記第一切替チャンバの中に伸びており、且つ前記スプライン軸の底部の末端には第二ベベルギヤが固定的に設置され、前記伝動チャンバの右壁の中には第一ウォームが回転できるように設置され、前記伝動チャンバの中の前記第一ウォームの末端には前記第一ベベルギヤと噛み合っている第三ベベルギヤが固定的に設置され、前記スライドフレームの右壁には第一回転軸が回転できるように設置され、前記第一回転軸の外部にはソーラーパネル及び前記第一ウォームと噛み合っている第一ウォームホイールが固定的に設置され、前記スライド移動溝の右壁の中にはギヤチャンバが設置され、前記ギヤチャンバの中には第二回転軸が回転できるように設置され、前記第二回転軸の外部には前記第一ラックと噛み合っている第一ギヤが前後対称的に固定的に設置され、前記第二回転軸の外部には前後二つの前記第一ギヤの間に位置している第二ウォームホイールが設置され、前記ギヤチャンバの中には前記第二ウォームホイールと噛み合っている第二ウォームが回転できるように設置され、前記第一切替チャンバの右壁の中には第一スライドチャンバが設置され、前記第一スライドチャンバの底壁の中には第二切替チャンバが設置され、前記第一スライドチャンバの中には第一スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第一スライドブロックの左壁の中には第一モータが固定的に設置され、前記第一モータの出力軸の末端には第四ベベルギヤが固定的に設置され、前記第一スライドブロックの中にはネジ穴が設置され、前記ネジ穴の中には前記第二ウォームと固定的に連結される第一ネジロッドがネジ山により連結され、前記第一ネジロッドの底部が前記第二切替チャンバに挿入されており、且つ前記第一ネジロッドの底部の末端には第二ギヤが固定的に連結され、前記第一ウォームホイールが回転して前記ソーラーパネルを連動させて回転させて日光を遮り、同時に前記ソーラーパネルが日差しのもとで電気量を生じて貯蔵を行うことを特徴とする自動車の日除け装置。
【請求項2】
前記第二切替チャンバの底壁の中には第二スライドチャンバが設置され、前記第二スライドチャンバの中には第二スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第二スライドブロックの底壁には第二ラックが固定的に装着され、前記第二スライドブロックの頂壁の中には第二モータが固定的に設置され、前記第二モータの出力軸の末端には第三ギヤが固定的に設置され、前記第二切替チャンバの底壁の中には回転チャンバが設置され、前記回転チャンバと前記第二切替チャンバとの間には第三回転軸が回転できるように設置され、前記第二切替チャンバの中の前記第三回転軸の末端には前記第三ギヤと噛み合っている第四ギヤが固定的に設置され、前記回転チャンバの中には第四回転軸が回転できるように設置され、前記回転チャンバの中の第四回転軸の外面には前記第五ベベルギヤと噛み合っている第六ベベルギヤが固定的に設置され、前記第四回転軸の前後両側の末端が前記本体を貫通しており、且つ前記第四回転軸の前後両側の末端には第一ローラが固定的に設置され、前記第二モータを始動して回転させて前記第一ローラを連動させて回転させ、これにより前記本体を連動させて移動させることを特徴とする請求項1に記載の自動車の日除け装置。
【請求項3】
前記第一切替チャンバの底壁の中にはカムチャンバ及び前記カムチャンバの下方に位置しているベルトチャンバが設置され、前記ベルトチャンバと前記第一切替チャンバとの間には前記カムチャンバを貫通している第五回転軸が回転できるように設置され、前記第一切替チャンバの中の前記第五回転軸の末端には第七ベベルギヤが固定的に設置され、前記カムチャンバの中の前記第五回転軸の末端にはカムが固定的に設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第五回転軸の末端には第一プーリが固定的に設置され、前記カムチャンバの右壁の中にはスライド孔が設置され、前記スライド孔の中には第三ラックがスライドできるように設置され、前記第三ラックと前記スライド孔の端壁との間には復帰装置が弾性的に設置され、前記スライド孔と前記第二スライドチャンバとの間には空きチャンバが回転できるように設置され、前記空きチャンバの中には前記第二ラック及び第三ラックと噛み合っている第五ギヤが回転できるように設置され、前記ベルトチャンバの底壁の中には第六回転軸が回転できるように設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第六回転軸の末端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリと前記第一プーリとの間がベルトにより伝動できるように連結され、前記第六回転軸の底部が本体から突き出されており、且つ前記第六回転軸の末端には回転ベースが固定的に設置され、前記回転ベースの中には第二ローラが回転できるように設置され、前記第一モータを始動して小さい角度で回転させて前記回転ベースを連動させて回転させ、これにより前記本体が連動して方向を変えることを特徴とする請求項1に記載の自動車の日除け装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車用品分野を取り上げて、具体的には自動車の日除け装置である。
【背景技術】
【0002】
人が車をとめる時、特に熱い夏には、直射の日光が車の表面の温度を高め、これにより車の老化の速度を速め、従来の自動車の日除け装置は太陽熱発電装置を有しなく、しかも日光の移動とともに角度を調節することができなく、日除け効果が良くなく、そのため、上記の問題を解決するために自動車の日除け装置が必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第108297662号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は自動車の日除け装置を提供し、従来技術における上記欠点を解消し、設備の実用性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の自動車の日除け装置は、本体及び前記本体の中に設置されるスライド移動溝を含み、前記スライド移動溝の底壁の中には第一切替チャンバが設置され、前記スライド移動溝の中にはスライドフレームが設置され、前記スライドフレームの右壁には第一ラックが固定されており、前記スライドフレームの中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの底壁の中にはスプラインスリーブが回転できるように設置され、前記伝動チャンバの中の前記スプラインスリーブの末端には第一ベベルギヤが固定的に設置され、前記スプラインスリーブの底壁の中にはスプライン孔が設置され、前記スプライン孔の中にはスプライン軸がスプラインにより連結され、前記スプライン軸の底部が前記第一切替チャンバの中に伸びており、且つ前記スプライン軸の底部の末端には第二ベベルギヤが固定的に設置され、前記伝動チャンバの右壁の中には第一ウォームが回転できるように設置され、前記伝動チャンバの中の前記第一ウォームの末端には前記第一ベベルギヤと噛み合っている第三ベベルギヤが固定的に設置され、前記スライドフレームの右壁には第一回転軸が回転できるように設置され、前記第一回転軸の外部にはソーラーパネル及び前記第一ウォームと噛み合っている第一ウォームホイールが固定的に設置され、前記スライド移動溝の右壁の中にはギヤチャンバが設置され、前記ギヤチャンバの中には第二回転軸が回転できるように設置され、前記第二回転軸の外部には前記第一ラックと噛み合っている第一ギヤが前後対称的に固定的に設置され、前記第二回転軸の外部には前後二つの前記第一ギヤの間に位置している第二ウォームホイールが設置され、前記ギヤチャンバの中には前記第二ウォームホイールと噛み合っている第二ウォームが回転できるように設置され、前記第一切替チャンバの右壁の中には第一スライドチャンバが設置され、前記第一スライドチャンバの底壁の中には第二切替チャンバが設置され、前記第一スライドチャンバの中には第一スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第一スライドブロックの左壁の中には第一モータが固定的に設置され、前記第一モータの出力軸の末端には第四ベベルギヤが固定的に設置され、前記第一スライドブロックの中にはネジ穴が設置され、前記ネジ穴の中には前記第二ウォームと固定的に連結される第一ネジロッドがネジ山により連結され、前記第一ネジロッドの底部が前記第二切替チャンバに挿入されており、且つ前記第一ネジロッドの底部の末端には第二ギヤが固定的に連結され、前記第一ウォームホイールが回転して前記ソーラーパネルを連動させて回転させて日光を遮り、同時に前記ソーラーパネルが日差しのもとで電気量を生じて貯蔵を行う。
【0006】
好ましくは、前記第二切替チャンバの底壁の中には第二スライドチャンバが設置され、前記第二スライドチャンバの中には第二スライドブロックがスライドできるように設置され、前記第二スライドブロックの底壁には第二ラックが固定的に装着され、前記第二スライドブロックの頂壁の中には第二モータが固定的に設置され、前記第二モータの出力軸の末端には第三ギヤが固定的に設置され、前記第二切替チャンバの底壁の中には回転チャンバが設置され、前記回転チャンバと前記第二切替チャンバとの間には第三回転軸が回転できるように設置され、前記第二切替チャンバの中の前記第三回転軸の末端には前記第三ギヤと噛み合っている第四ギヤが固定的に設置され、前記回転チャンバの中には第四回転軸が回転できるように設置され、前記回転チャンバの中の第四回転軸の外面には前記第五ベベルギヤと噛み合っている第六ベベルギヤが固定的に設置され、前記第四回転軸の前後両側の末端が前記本体を貫通しており、且つ前記第四回転軸の前後両側の末端には第一ローラが固定的に設置され、前記第二モータを始動して回転させて前記第一ローラを連動させて回転させ、これにより前記本体を連動させて移動させる。
【0007】
好ましくは、前記第一切替チャンバの底壁の中にはカムチャンバ及び前記カムチャンバの下方に位置しているベルトチャンバが設置され、前記ベルトチャンバと前記第一切替チャンバとの間には前記カムチャンバを貫通している第五回転軸が回転できるように設置され、前記第一切替チャンバの中の前記第五回転軸の末端には第七ベベルギヤが固定的に設置され、前記カムチャンバの中の前記第五回転軸の末端にはカムが固定的に設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第五回転軸の末端には第一プーリが固定的に設置され、前記カムチャンバの右壁の中にはスライド孔が設置され、前記スライド孔の中には第三ラックがスライドできるように設置され、前記第三ラックと前記スライド孔の端壁との間には復帰装置が弾性的に設置され、前記スライド孔と前記第二スライドチャンバとの間には空きチャンバが回転できるように設置され、前記空きチャンバの中には前記第二ラック及び第三ラックと噛み合っている第五ギヤが回転できるように設置され、前記ベルトチャンバの底壁の中には第六回転軸が回転できるように設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第六回転軸の末端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリと前記第一プーリとの間がベルトにより伝動できるように連結され、前記第六回転軸の底部が本体から突き出されており、且つ前記第六回転軸の末端には回転ベースが固定的に設置され、前記回転ベースの中には第二ローラが回転できるように設置され、前記第一モータを始動して小さい角度で回転させて前記回転ベースを連動させて回転させ、これにより前記本体が連動して方向を変える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益効果は:本発明の自動車の日除け装置は日差しの状況によりソーラーパネルの角度を調節でき、日除け効果が良いだけでなく、発電効率も比較的に高い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例または従来技術における技術プランをもっとはっきり説明するために、以下は実施例または従来技術を説明する時に必要な付図を簡単に紹介する。一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
【0010】
【
図1】
図1は本発明の自動車の日除け装置の全体構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0012】
以下に
図1〜5を交えて本発明について詳しく説明する。便利に叙述するために、後文に出る方位を下記の通りに規定する:後文に出る上下左右前後方向は
図1本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0013】
図1〜5に示すように、本発明の自動車の日除け装置は、本体10及び前記本体10の中に設置されるスライド移動溝34を含み、前記スライド移動溝34の底壁の中には第一切替チャンバ37が設置され、前記スライド移動溝34の中にはスライドフレーム24が設置され、前記スライドフレーム24の右壁には第一ラック17が固定されており、前記スライドフレーム24の中には伝動チャンバ25が設置され、前記伝動チャンバ25の底壁の中にはスプラインスリーブ33が回転できるように設置され、前記伝動チャンバ25の中の前記スプラインスリーブ33の末端には第一ベベルギヤ27が固定的に設置され、前記スプラインスリーブ33の底壁の中にはスプライン孔31が設置され、前記スプライン孔31の中にはスプライン軸32がスプラインにより連結され、前記スプライン軸32の底部が前記第一切替チャンバ37の中に伸びており、且つ前記スプライン軸32の底部の末端には第二ベベルギヤ36が固定的に設置され、前記伝動チャンバ25の右壁の中には第一ウォーム20が回転できるように設置され、前記伝動チャンバ25の中の前記第一ウォーム20の末端には前記第一ベベルギヤ27と噛み合っている第三ベベルギヤ26が固定的に設置され、前記スライドフレーム24の右壁には第一回転軸23が回転できるように設置され、前記第一回転軸23の外部にはソーラーパネル22及び前記第一ウォーム20と噛み合っている第一ウォームホイール21が固定的に設置され、前記スライド移動溝34の右壁の中にはギヤチャンバ18が設置され、前記ギヤチャンバ18の中には第二回転軸29が回転できるように設置され、前記第二回転軸29の外部には前記第一ラック17と噛み合っている第一ギヤ30が前後対称的に固定的に設置され、前記第二回転軸29の外部には前後二つの前記第一ギヤ30の間に位置している第二ウォームホイール28が設置され、前記ギヤチャンバ18の中には前記第二ウォームホイール28と噛み合っている第二ウォーム19が回転できるように設置され、前記第一切替チャンバ37の右壁の中には第一スライドチャンバ15が設置され、前記第一スライドチャンバ15の底壁の中には第二切替チャンバ64が設置され、前記第一スライドチャンバ15の中には第一スライドブロック11がスライドできるように設置され、前記第一スライドブロック11の左壁の中には第一モータ13が固定的に設置され、前記第一モータ13の出力軸の末端には第四ベベルギヤ14が固定的に設置され、前記第一スライドブロック11の中にはネジ穴12が設置され、前記ネジ穴12の中には前記第二ウォーム19と固定的に連結される第一ネジロッド16がネジ山により連結され、前記第一ネジロッド16の底部が前記第二切替チャンバ64に挿入されており、且つ前記第一ネジロッド16の底部の末端には第二ギヤ51が固定的に連結され、前記第一ウォームホイール21が回転して前記ソーラーパネル22を連動させて回転させて日光を遮り、同時に前記ソーラーパネル22が日差しのもとで電気量を生じて貯蔵を行う。
【0014】
有益的には、前記第二切替チャンバ64の底壁の中には第二スライドチャンバ54が設置され、前記第二スライドチャンバ54の中には第二スライドブロック53がスライドできるように設置され、前記第二スライドブロック53の底壁には第二ラック55が固定的に装着され、前記第二スライドブロック53の頂壁の中には第二モータ52が固定的に設置され、前記第二モータ52の出力軸の末端には第三ギヤ50が固定的に設置され、前記第二切替チャンバ54の底壁の中には回転チャンバ58が設置され、前記回転チャンバ58と前記第二切替チャンバ54との間には第三回転軸62が回転できるように設置され、前記第二切替チャンバ54の中の前記第三回転軸62の末端には前記第三ギヤ50と噛み合っている第四ギヤ63が固定的に設置され、前記回転チャンバ58の中には第四回転軸60が回転できるように設置され、前記回転チャンバ58の中の第四回転軸60の外面には前記第五ベベルギヤ61と噛み合っている第六ベベルギヤ59が固定的に設置され、前記第四回転軸60の前後両側の末端が前記本体10を貫通しており、且つ前記第四回転軸60の前後両側の末端には第一ローラ40が固定的に設置され、前記第二モータ52を始動して回転させて前記第一ローラ40を連動させて回転させ、これにより前記本体10を連動させて移動させる。
【0015】
有益的には、前記第一切替チャンバ37の底壁の中にはカムチャンバ49及び前記カムチャンバ49の下方に位置しているベルトチャンバ46が設置され、前記ベルトチャンバ46と前記第一切替チャンバ37との間には前記カムチャンバ49を貫通している第五回転軸41が回転できるように設置され、前記第一切替チャンバ37の中の前記第五回転軸41の末端には第七ベベルギヤ38が固定的に設置され、前記カムチャンバ49の中の前記第五回転軸41の末端にはカム42が固定的に設置され、前記ベルトチャンバ46の中の前記第五回転軸41の末端には第一プーリ44が固定的に設置され、前記カムチャンバ49の右壁の中にはスライド孔47が設置され、前記スライド孔47の中には第三ラック48がスライドできるように設置され、前記第三ラック48と前記スライド孔47の端壁との間には復帰装置39が弾性的に設置され、前記スライド孔47と前記第二スライドチャンバ54との間には空きチャンバ56が回転できるように設置され、前記空きチャンバ56の中には前記第二ラック55及び第三ラック48と噛み合っている第五ギヤ57が回転できるように設置され、前記ベルトチャンバ46の底壁の中には第六回転軸66が回転できるように設置され、前記ベルトチャンバ46の中の前記第六回転軸66の末端には第二プーリ65が固定的に設置され、前記第二プーリ65と前記第一プーリ44との間がベルト45により伝動できるように連結され、前記第六回転軸66の底部が本体10から突き出されており、且つ前記第六回転軸66の末端には回転ベース67が固定的に設置され、前記回転ベース67の中には第二ローラ68が回転できるように設置され、前記第一モータ13を始動して小さい角度で回転させて前記回転ベース67を連動させて回転させ、これにより前記本体10が連動して方向を変える。
【0016】
以下、出願人は付
図1−5及び上記の本出願の自動車の日除け装置の具体的な構成を参照してその使用方法を詳しく紹介する:
【0017】
第二モータ52を始動して回転させ、これにより第三ギヤ50を連動させて回転させ、これにより第四ギヤ63と第五ベベルギヤ61と第六ベベルギヤ59と第一ローラ40とを連動させて回転させ、これにより本体10を連動させて移動させ、同時に第一モータ13を始動して小さい角度で回転させ、これにより第四ベベルギヤ14を連動させて回転させ、これにより第七ベベルギヤ38と第一プーリ44と第二プーリ65と回転ベース67とを連動させて移動させ、これにより本体10が方向を変え、これにより本体10を車の片側に移動させ、そして第一モータ13を始動して第四ベベルギヤ14を連動させて半周回転させ、これによりカム42を連動させて半周回転させ、これにより第三ラック48を連動させて右へ移動させ、これにより第二スライドブロック53を連動させて左へ移動させ、これにより第三ギヤ50を連動させて第二ギヤ51と噛み合わせ、この時、第二モータ52を始動して回転させ、これにより第三ギヤ50を連動させて回転させ、これにより第二ギヤ51を連動させて回転させ、これにより第一ネジロッド16及び第二ウォーム19を連動させて回転させ、これにより第一スライドブロック11を連動させて上へ移動させ、第四ベベルギヤ14を連動させて第二ベベルギヤ36と噛み合わせ、同時に第二ウォーム19が回転して第二ウォームホイール28及び第一ギヤ30を連動させて回転させ、これによりスライドフレーム24を連動させて上へ移動させ、この時、第一モータ13を始動して回転させ、これにより第二ベベルギヤ36を連動させて回転させ、これによりスプライン軸32とスプラインスリーブ33と第一ベベルギヤ27と第三ベベルギヤ26と第一ウォーム20とを連動させて回転させ、これにより第一ウォームホイール21を連動させて回転させ、これによりソーラーパネル22が連動して回転して日光を遮り、同時にソーラーパネル22が日差しのもとで電気量を生じて貯蔵を行う。
【0018】
上記の詳しい分析から分かることは:本発明の自動車の日除け装置は日差しの状況によりソーラーパネルの角度を調節でき、日除け効果が良いだけでなく、発電効率も比較的に高い。
【0019】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。