【解決手段】チャイルドセイフティーシート10は、子供を収容し固定するように構成されたシートシェル20を有する。シートシェルは、頂部と、ベース部22と、頂部をベース部に作動可能に連結している側部26であって、布地またはメッシュ地の側部とを有する。チャイルドセイフティーシートは、更に、エネルギーを吸収するように構成され、子供を固定することのできるチャイルドセイフティーシートの座部及びバックレスト部を形成する支持フレームを有する。
子供を収容し固定するように構成されたシートシェルであって、頂部と、ベース部と、前記頂部を前記ベース部に作動可能に連結している側部であって布地またはメッシュ地の側部と、を有するシートシェルと、
エネルギーを吸収するように構成され、前記子供を固定することのできるチャイルドセイフティーシートの座部及びバックレスト部を形成する支持フレームと、を備える、
ことを特徴としたチャイルドセイフティーシート。
前記支持フレームの第1の側部が前記複数のエネルギー吸収セルを備え、前記支持フレームの第2の側部が前記チャイルドセイフティーシートの前記座部及び前記バックレスト部を形成する、
請求項2に記載のチャイルドセイフティーシート。
前記複数のエネルギー吸収セルが、前記座部の各側部に配置された第1組のエネルギー吸収セル及び第2組のエネルギー吸収セルを備え、前記第1組及び第2組のエネルギー吸収セルの各々が、前記シートシェルが固定されている各ポジションでエネルギー吸収を提供するように構成される、
請求項3に記載のチャイルドセイフティーシート。
前記ケージフレームが、更に、前記ケージフレームの各側部の各々に配置されたベルトガイドを有し、前記ベルトガイドが車両のシートベルトを収容して前記チャイルドセイフティーシートを前記車両に固定するように構成されている、
請求項10に記載のチャイルドセイフティーシート。
更に、ベース組立体を備え、前記ベース係合組立体は前記シートシェルの前記ベース部に近接して配置され、前記シートシェルを前記ベース組立体に作動可能に連結するように構成されている、
請求項12に記載のチャイルドセイフティーシート。
前記ベース係合組立体が複数のロッドを備え、前記複数のロッドの各ロッドは前記シートシェルが前記ベース組立体と係合可能な前記複数のポジションから1つのポジションを規定する、
請求項13に記載のチャイルドセイフティーシート。
前記支持フレームの第1の側部が前記複数のエネルギー吸収セルを有し、前記支持フレームの第2の側部が前記チャイルドセイフティーシートの前記座部及び前記バックレスト部を形成する、
請求項16に記載のチャイルドセイフティーシート。
【発明を実施するための形態】
【0011】
全ての実施形態を示すわけでないが、いくつかの実施形態例を添付の図面を参照しながら以下でより完全に説明する。実際に、本明細書中で説明及び図示される例は、本開示の範囲、適用可能性、または構成に限定されるものではないことは解釈されるべきである。寧ろ、これら実施形態例は、本開示が適用可能な法律的要件を満たすように提供されている。同一の参照番号は、全体を通じて同一要素を示す。更に、本明細書中で使用されるように、「または」という用語は、演算数の1つまたは2つ以上が「正しい」ときはいつでも「正しい」をもたらす論理的な演算子として解釈されるべきである。本明細書で使用される通り、「作動可能な連結」及びその変形のフレーズは、直接または間接の接続に関すると理解されるべきであり、どちらの場合にも、互いが作動可能に連結された、構成要素の機能的相互連結を可能にする。
【0012】
上述のとおり、いくつかの実施形態例は、幼児期からよちよち歩きの時期にわたって継続して使用することのできる軽量、安全、快適なチャイルドセイフティーシートを提供する。実施形態例によれば、チャイルドセイフティーシートは、エネルギー吸収支持フレームや側方保護ケージフレームのような向上した安全保護的特徴を提供しながら、重量の削減やより優れた快適性、子供の使用者への空気流を提供する可撓性のメッシュ地または布地の側部を有する。
【0013】
図1及び
図2は、本明細書中で説明される実施形態例によるチャイルドセイフティーシート10を示す。
図1及び
図2に示すとおり、チャイルドセイフティーシート10は、シートシェル20を有する。シートシェル20は、使用者(即ち、子供)をチャイルドセイフティーシート10にしっかりと座らせて固定し、支持することができる構成要素を有する。これに関し、
図2に示すとおり、シートシェル20は、ベース部22と、頂部24と、ベース部22と頂部24の間を伸びている即ち作動可能に連結している側部26と、を有する。
【0014】
ベース部22は、その上にチャイルドセイフティーシート10が据え付けられる、即ち保持されるように構成されている、またはいくつかの実施形態では、車両にチャイルドセイフティーシート10を固定することのできるベース組立体200(
図9に図示)に係合するように構成されているチャイルドセイフティーシート10の一部分である。ベース部22は、プラスチックまたは類似の材料で形成されるのがよい。
【0015】
頂部24は、ハンドル部40が作動可能に連結されるように構成された、チャイルドセイフティーシート10の一部分であり、使用者を収容するように構成された開口部28を形成する。これに関し、頂部24は、チャイルドセイフティーシート10のベース部22と反対側(例えば、
図2に示すように、チャイルドセイフティーシート10が通常の着座ポジションにあるときのチャイルドセイフティーシート10の上方部分を形成する頂部24及び底部を形成するベース部22)に配置されるのがよい。頂部24は、ハンドル部40及びケージフレーム80のような構成要素(詳細は後述のとおり)が連結される場合があるシートシェル20の開口部28の周りにリムを形成するのがよい。場合によっては、頂部24は、プラスチックまたは類似の材料で形成されてもよい。
【0016】
更に、頂部24は、開口部28を形成するようにチャイルドセイフティーシートの上方部分の周りにそれぞれ伸びる第1セクション34及び第2セクション36を有する。チャイルドセイフティーシート10が軽量であることを確実にするために、第1セクション34は、プラスチックまたは類似の材料で形成される複数のリブ37を有するのがよい。複数のリブ37は、開口部28の周りに伸び、各リブ37は、中空のオープンスペース38によって他の隣接するリブから間隔を空けて配置されるのがよい。これらスペース38は、空気を全体に流入させることができ、チャイルドセイフティーシート10からあらゆる不要な材料を削減、即ち取り除き、これにより、チャイルドセイフティーシート10の重量を削減する。第2セクション36は、ハンドル部40またはケージフレーム80をそこに取り付けることを可能にするために、プラスチックまたは類似の材料で形成された中実の、均一なピースであるのがよい(詳細は後述のとおり)。
【0017】
図2に示すように、ハンドル部40は、頂部24によって形成されるチャイルドセイフティーシート10の開口部28の周りを湾曲しているのがよく、チャイルドセイフティーシート10を容易に、バランスよく持ち運ぶことを可能にする。ハンドル部は、第1のストラップ46と、第2のストラップ48と、グリップ部材50とを有する。これに関し、第1のストラップ46及び第2のストラップ48は、ストラップ46、48のそれぞれの中心の近くのグリップ部材50のところで一緒に接続されハンドル部40を形成している。しかしながら、いくつかの実施形態例では、各ストラップ46、48が、ハンドル部40を形成するためにグリップ部材50に連結された2つ別体のストラップ部分で形成されてもよいことは理解されるべきである。ハンドル部40の構造に関係なく、チャイルドセイフティーシート10をチャイルドセイフティーシート10を容易に、バランスよく運ぶことを可能にするグリップ部材50のところで持つことができる。
【0018】
いくつかのケースでは、第1のストラップ46が、第2のストラップ48よりも長い長さを有し、チャイルドセイフティーシート10の中間部分に近接して頂部24に作動可能に連結されている。第2のストラップ48は、第1のストラップ46よりも短い長さを有し、チャイルドセイフティーシート10のヘッド部39に近接して(例えば、チャイルドセイフティーシート10に着座したときに子供の頭部が位置する場所に近接した位置)頂部24に作動可能に連結されている。これに関し、第2のストラップ48は、第1のストラップ46よりもチャイルドセイフティーシート10のヘッド部39に近接して配置されている。ハンドル部40のストラップ46、48の長さ及び配置は、以下に詳述するように、収容ポジションに移行したときにストラップ46、48を互いに重ねる、またはオーバーラップさせることを可能にする。更に、ストラップ46、48の各々は、頂部24の第1の側部25に作動可能に連結するように構成された第1端と、頂部24の第2の側部27に作動可能に連結するように構成された第2端と、を有する。これに関し、ストラップの各々は、頂部24によって形成されるチャイルドセイフティーシート10の開口部28の周りに湾曲されているのがよく、容易にバランスよくチャイルドセイフティーシート10を持ち運ぶことを更に可能にしている。
【0019】
ハンドル部40のストラップ46、48の各々は、ハンドル部40を持ち運びポジション(
図2に図示)及び収容ポジションの間で容易に調節することができるように頂部24の第1及び第2の側部25、27の間で枢動可能に取り付けられるのがよい。ハンドル部40が持ち運びポジションにあるとき、ハンドル部40はチャイルドセイフティーシート10の持ち運びを容易にするようにチャイルドセイフティーシート10の上方に吊るされるのがよい。ハンドル部が収容ポジションに動かされたとき(ハンドル部40の持ち運びポジションから収容ポジションへの動きを示す
図2の矢印を参照)、ハンドル部40は下へ動かされ、頂部24に近接または隣接したままになるように構成されているのがよく、使用者の容易な収容及びチャイルドセイフティーシート10からの移動を容易にする。これに関し、ハンドル部40が収容ポジションに移行するとき、第1のストラップ46は、第2のストラップ48とオーバーラップするまたは重なるように第2のストラップ48に向かう方向に枢動し、開口部28から離れるように枢動され、子供をチャイルドセイフティーシート10内へ収容することを可能にする。
【0020】
図2に更に示すように、シートシェル20は、頂部24からベース部22まで伸びる側部26を有する。換言すれば、側部26は、
図2に示すように通常着座ポジションにあるチャイルドセイフティーシート10に関して上方部分を形成する頂部24と底部を形成するベース部22と共にチャイルドセイフティーシート10の側部を形成する。側部26の各々は、布地またはメッシュ地のパネルから形成され、チャイルドセイフティーシート10が軽量であるだけでなく、使用者に対する更なる通気性及び快適性も可能にする。更に、いくつかのケースでは、布地またはメッシュ地パネルは、チャイルドセイフティーシート10がチャイルドセイフティーシート10の使用者を適合できるように可撓性のパネルであるのがよい。これに関し、シートシェル20の側部26は布地であり、中実の材料(例えば、プラスチックなど)で作られたシートシェル20の唯一の部分は、頂部24及びベース部24である。典型的なチャイルドセイフティーシートは、典型的には、類似の頂部、底部、側部の各々において発泡体及びプラスチックで作られており、持ち運ぶのにより重く困難なチャイルドセイフティーシートをもたらす。しかしながら、本明細書で説明した実施形態例のとおり、布地またはメッシュ地で形成される側部26を提供するので、チャイルドセイフティーシート10は、軽量(例えば、場合によっては5ポンドよりも軽い)であるだけでなく、チャイルドセイフティーシート10に着座する使用者に適合するように構成され、子供にとってより快適な状態にする。
【0021】
図1ないし
図5に更に示すように、チャイルドセイフティーシート10は、支持フレーム60を更に有する。支持フレーム60は、衝撃時にエネルギーを吸収するように構成されていると同時に、使用者を支持する表面をチャイルドセイフティーシート10に形成する点で多機能的である。
図2ないし
図5に示すように、支持フレーム60は、ベース部22及び頂部24の各々の間で作動可能に連結されているのがよい。これに関し、支持フレーム60の第1端62は、チャイルドセイフティーシート10の頂部24の第1端30に作動可能に連結されてもよく、支持フレーム60の第2端64が頂部24の第2端32に作動可能に連結されるように周りに湾曲していてもよい。更に、支持フレーム60の底面66の少なくとも一部分が、ベース部22の内側表面(チャイルドセイフティーシート10が通常の着座ポジションにあるときに表面と当接している、ベース部22の外側表面と反対にあるベース部22の内側表面)に当接または作動可能に連結されているのがよい。これに関し、頂部24とベース部22の間の支持フレーム60の配置及び作動可能な連結は、通常使用中及び衝撃時に、支持フレーム60が使用者を支持することのできる表面を形成しながら支持フレーム60の位置をシートシェル20内部に保持する。
【0022】
図6は、本明細書中の実施形態例によるチャイルドセイフティーシート10の正面図である。
図6に示すように、支持フレーム60の頂面68は、そこに着座する使用者をゆりかごにいれ支持するように構成された凹曲度を規定する(更に
図3に図示)。これに関し、側部26は、支持フレーム60の頂面68を超えて伸びまたは覆い、使用者がチャイルドセイフティーシート10上に着座するように構成されている表面を形成するのがよい。支持フレーム60の頂面68は、チャイルドセイフティーシート10の座部70及びバックレスト部72を形成する。座部70及びバックレスト部72は、これらが交差する頂点74から離れるようにほぼ直交して伸びる。これに関し、頂点74はチャイルドセイフティーシート10のベース部22の中心に近接し、座部70が頂点70からほぼ水平方向に伸びるのがよい。バックレスト部72は、頂点74から離れるようにほぼ上下方向に伸びるのがよい。
【0023】
支持フレーム60は、座部70及びバックレスト部72を形成しながら、更に、衝撃の結果としてチャイルドセイフティーシート10の使用者が受ける力を低減するように構成されている。換言すれば、支持フレーム60は、チャイルドセイフティーシート10の通常使用中、支持を提供し、にチャイルドセイフティーシート10の部分を形成する。しかしながら、チャイルドセイフティーシート10への力の量が所定量を超えたとき(例えば、衝突事故の衝撃の結果)、支持フレーム60は、衝撃の力を吸収するために変形するように構成され、したがって、チャイルドセイフティーシート10の使用者が受ける力を低減する。換言すれば、支持フレーム60は、シートシェル20及びその利用者を支持するように構成され、衝撃時のエネルギー吸収を提供する。このように、支持フレーム60は、エネルギー吸収体として機能しながら支持フレーム60がチャイルドセイフティーシート10のフレームの少なくとも一部分として作用する点で多機能的である。
【0024】
更に、支持フレーム60は、多方向のエネルギー吸収体である。これに関し、支持フレーム60及びシェル20は、ベース組立体200に対するこれらの位置を維持し、したがって、支持フレーム60は、シートシェル20がベース組立体200に対して配置される位置に関係なくエネルギー吸収を提供することができる。従来のエネルギー吸収体は、シートシェルとベース組立体の間の静的ポジションに固定され、したがって、これらは、一方向のエネルギー吸収能力を提供することができるだけであった。しかしながら、本実施形態例では、支持フレーム60は、シートシェル20に連結され、固定されたベース組立体200に対して複数の異なるポジションへ共に移行する。したがって、支持表面60は、シートシェル20がベース組立体200に関連して動かされる複数のポジションの各々でエネルギー吸収を提供するように構成されている。
【0025】
チャイルドセイフティーシート10の通常の使用、通常の摩耗及び裂けは、支持フレーム60を変形させるのに十分な力ではない。例えば、通常使用中(即ち、車両に取付け、子供を収容した状態)、支持フレーム60に作用する力の量は、支持フレーム60を変形させるのに十分ではない。同様に、チャイルドセイフティーシート10の取り付け及び取り外し中や、急ブレーキまたは非常に小さい衝撃時は、支持フレーム60を変形させるのに必要な力の所定量を達成することはない。これに関し、支持フレーム60は、(例えば、所定レベルを超える力を引き起こすイベント)衝突事故、激しい衝撃などの結果、変形するように構成されている。
【0026】
図2ないし
図6の何れにも示すように、支持フレーム60は、チャイルドセイフティーシート10の頂部及びベース部に作動可能に連結された、一体成形されたプラスチックフレームであるのがよい。いくつかのケースでは、支持フレーム60は中空でもよい。しかしながら、他の実施形態例によれば、支持フレーム60は、部分的または全体的に、気体、液体、ジェル、発泡体またはこれらの組合せのようなエネルギー吸収材料で充填されている。例えば、支持フレーム60は、プラスチックまたは気泡質の材料で充填されるのがよい。したがって、支持フレーム60は、変形可能なプラスチック、発泡体、ゴム、または金属で形成され、いくつかのケースでは、プラスチックの、気泡質の、気体の、液体の、または発泡体の材料で充填されるのがよい。支持フレーム60の外側及び内側の両方を形成するのに選ばれる材料は、所定の力で変形するこれらの構成に基づき選択することができる。
【0027】
図3及び
図4に示すとおり、支持フレーム60は、格子構造を有する。これに関し、支持フレーム60の底面66は、ウェブ部材78で形成された、または規定された複数のエネルギー吸収セル76を有するのがよい。換言すれば、エネルギー吸収セル76は、支持フレーム60の頂面68とベース部22との間に配置されるのがよい。複数のエネルギー吸収セル76は、互いに連結され、または交差し、衝撃時に、シートシェル20の他の剛性構造が壊れるまたは曲がる前に1つまたは2つ以上のウェブ部材78が、曲がるまたは壊れるように構成されている。格子構造が
図3及び
図4に示されているが、支持フレーム60の他の実施形態例は、衝撃時にシートシェル20の他の剛性構造より前に曲がるまたは壊れるように構成された格子構造に類似した、ハニカム構造、独立気泡構造などを有する支持フレーム60の底面66を有してもよい。
【0028】
図7は、実施形態例によるチャイルドセイフティーシート10の背面図を示す。
図7に示すように、支持フレーム60は、支持フレーム60の中心の下方に伸びる軸線79を有する。いくつかの実施形態は、単一の一体底面66を備える支持フレーム60を有する。しかしながら、他の実施形態例では、複数のエネルギー吸収セル76を形成する単一の一体底面66を有するのではなく、支持フレーム60が、軸線79の第1の側部に配置された第1組のエネルギー吸収セル76と、軸線79の第2の側部に配置された第2組のエネルギー吸収セル76とを有することもできる。更に、第1及び第2組の間に配置された中空スペースがあるのがよい。換言すれば、支持フレーム60の座部70の下に配置された支持フレーム60の底面66が、第1及び第2の組のエネルギー吸収セル76を形成するのがよい。支持フレーム60のバックレスト部72の下に配置された支持フレーム60の底面66が、チャイルドセイフティーシート10のハーネスを収容するように構成された複数の水平方向に伸びるスロット75を有する単一の一体フレームを形成するのがよい。
【0029】
更に
図1ないし
図4に示すように、チャイルドセイフティーシート10は、ケージフレーム80も有する。ケージフレーム80は、シートシェル20の頂部24に作動可能に連結され、チャイルドセイフティーシート10への側方衝撃保護を提供するように構成されている。支持フレーム60と同様、ケージフレーム80は、衝撃によるエネルギーを吸収するように構成された材料で形成されるのがよい。これに関し、ケージフレーム80は、バックレスト部72に近接してチャイルドセイフティーシート10の外側の周りを覆い、エネルギーを吸収して変形して使用者が受ける衝撃の力を低減するように構成された一体成形されたプラスチックまたは金属のフレームであるのがよい。ケージフレーム80は、中空であってもよい。しかしながら、他の実施形態例によれば、ケージフレーム80は、気体、液体、ジェル、発泡体、またはこれらの組合せのエネルギー吸収材料で部分的または完全に充填されてもよい。例えば、ケージフレーム80は、プラスチックまたは気泡質の材料で充填されてもがよい。したがって、ケージフレーム80は、変形可能なプラスチック、気泡体、ゴム、または金属で形成されるのがよく、場合によっては、プラスチック、気泡質、気体、液体、ジェル、または気泡体の材料で充填されてもよい。ケージフレーム80の外側及び内側の両方を形成するために選択される材料は、所定の力で変形するこれらの構成に基づいて選択されるのがよい。例えば、ケージフレーム80は、中空のアルミニウムで形成され、チャイルドシートのヘッド及びバック部の周りでシートシェル20に対して多くの構造と剛性を提供し、衝撃時に力を吸収するために変形するように構成されるのがよい。
【0030】
ケージフレーム80は、チャイルドセイフティーシート10に対して側方保護を提供するために、シートシェル20の外側部分の周りで頂部24の第1の側部25及び第2の側部27の間を伸びるように構成されるのがよい。いくつかの実施形態例によれば、ケージフレーム80は、第1部分82と第2部分84とを有する。ケージフレーム80が第1部分82と第2部分84とを有する実施形態では、ケージフレーム80の第1部分82が、頂部24の第1の側部25と第2の側部27との間の支持フレーム60の頂点74に近接してシートシェル22の外側の周りに伸びている。更に、第2部分82は、第1部分82のそれぞれの側部の間でシートシェル22のヘッド部39に近接してシートシェル20の外側の周りに伸びる。ケージフレーム80の第1部分82及び第2部分82を有することによって、第2部分84がチャイルドセイフティーシート10の各側部及びヘッド部39の各々に対して衝撃保護を提供しながら、第1部分82が、チャイルドセイフティーシート10の各側部及びバックレスト部72の各々に対して衝撃保護を提供する。したがって、ケージフレーム80は、衝撃がもたらす力を吸収するために、チャイルドセイフティーシート10の外側のかなりの部分に対して適用範囲を効率的に提供し、これにより使用者への衝撃の影響を低減させる。
【0031】
更なる実施形態例によれば、ケージフレーム80は、頂部24の第1の側部25及び第2の側部27にそれぞれ枢動可能に取り付けられ、ケージフレーム80が係合ポジション(
図3に図示)と係合解除ポジション(
図5に図示)との間で枢動することを可能にしている。
図3に示す係合ポジションでは、ケージフレーム80は、上述のように向上した側方衝撃保護を提供するように構成されるのがよい。
図5に示す係合解除ポジションでは、ケージフレーム80が、チャイルドセイフティーシート10の通常の、着座ポジションに対してベース部22の下に向かう矢印83の方向に枢動するように構成され、これにより、静止するためのチャイルドセイフティーシート10のスタンドを形成する。これに関し、係合解除ポジションでは、ケージフレーム80は、チャイルドセイフティーシート10を地面から離して持ち上げ、チャイルドセイフティーシート10が静止することのできるスタンドとして機能するように構成されている。更に、係合解除ポジションでは、ケージフレーム80がスタンドを形成したとき、チャイルドセイフティーシート10が、ケージフレーム80の側部に対して、そしてこれらの間でスイング、即ち回転するように構成されるのがよく、これによりチャイルドセイフティーシート10が必要に応じて手動スイングとして機能することを可能にする。したがって、支持フレーム60と同様に、係合ポジションでは、ケージフレーム80は側方衝撃保護を提供し、係合解除ポジションでは、ケージフレーム80はチャイルドセイフティーシート10を地面から離して持ち上げるためのスタンドを形成するという点でケージフレーム80は多機能的である。
【0032】
更なる実施形態例では、ケージフレーム80が、ケージフレーム80の各側部のそれぞれにベルトガイド88を有するのがよい。これに関し、チャイルドセイフティーシート10は、ベース組立体200(
図9に図示)を介してまたはベースのなしで取り付けられてもよい。チャイルドセイフティーシート10をベース組立体200を備えずに取り付けることが望まれた場合、ベルトガイド88は、車両用シートベルトを収容し、チャイルドセイフティーシート10を車両に固定するように構成されるのがよい。
図3に示すように、ベルトガイド88は、ケージフレーム80が頂部24に作動可能に連結された位置に近接してケージフレーム80の各側部に配置されるのがよい。換言すれば、ベルトガイド88は、ケージフレーム80が頂部24に作動可能に連結された場所、または開口部28が形成されている場所に近接してケージフレーム80の第1部分82の端部のところに配置されている。ベルトガイド88がチャイルドセイフティーシート10の各側部にそれぞれ設けられているので、ベルトガイド88のうちの1つは、車両のどちら側にチャイルドセイフティーシート10を配置する、または取り付けることを望むかに関係なく、アクセス可能である。
【0033】
ベルトガイド88は、車両のシートベルトを収容することのできる経路89(
図6に図示)を形成、即ち作る。ベルトガイド88の各々は、シートベルトを収容するためのスロットを形成し、チャイルドセイフティーシート10を後ろ向きの配向で車両に適切に取り付けるためのシートベルトの配置を容易にする。
図3に示すように、スロットは、シートベルトを収容することのできるほぼU字形状であるのがよい。これに関し、シートベルトのラップ部は、ベルトガイド88の一方のスロットをの中に通され、次いで経路89に沿ってガイドされ、ベルトガイド88の他方のスロットに送り込み、チャイルドセイフティーシート10を車両に取り付けることができる。
図6に示すように、ベルトガイド88のスロットによって作られる経路89は、チャイルドセイフティーシート10の幅にわたってベルトガイド88のスロットの間でほぼ平行に延びるのがよい。
【0034】
いくつかのケースでは、ベルトガイド88は、シートベルトが緩み、これによってチャイルドセイフティーシート10が車両シートへ非効率的な張力留めとなることを防ぐために、車両即ちシートのベルトを適切な配置にロックまたは固定することのできるロックオフ装置を有する。これに関し、ロックオフ装置は、スロットを介したシートベルトの一方向の動きを可能にするが、他の方向へのシートベルトの動きを制限するように構成されるのがよい。換言すれば、ロックオフ装置は、反対方向へシートベルトが動くのを防ぎながら、チャイルドセイフティーシート10を車両シートに固定するためにシートベルトをスロットの中に送り込むまたは通すことを可能にするように構成されるのがよい。いくつかのケースでは、ロックオフ装置は、シートベルトがスロットの中に通ることを許容し、車両のベルトにクランプまたはピンチしてシートベルトを固定し、シートベルトの動きがベルトガイド88のスロットの中に通されたベルトの方向と反対方向に動くのを防ぐクランプ部材またはピンチ部材を有する、あるいはそのものである。
【0035】
図8は、更に別の実施形態のチャイルドセイフティーシート10のブロック図を示す。
図8に示すように、チャイルドセイフティーシート10は、シートシェル20と、ベース組立体200とを有する。ベース組立体200は、車両のシートに固定されるように構成され、シートシェル20は、ベース係合組立体100を介してベース200に作動可能に連結され、シートシェル20とベース200の間で形成される複数の異なる相対ポジションを可能にする。シートシェル20がベース組立体200と係合する複数の後ろ向きポジションを形成することによって、チャイルドセイフティーシート10は、インファントからトドラーのための継続型後ろ向きチャイルドセイフティーシートになるように構成されている。
【0036】
図9ないし
図11は、実施形態例によるベース組立体200を示す。
図9は、チャイルドセイフティーシート10のベース部22の外側表面に配置されたベース据付け組立体100の斜視図を示す。
図9ないし
図11に示すように、ベース組立体200は、ラッチ組立体202を有する。ラッチ組立体202は、ベース組立体200にシートシェル20を連結して固定するためにチャイルドセイフティーシート10のベース据付け組立体100を収容するように構成されるのがよく、これにより車両シートに固定される。以下に詳述するように、ラッチ組立体202は、ベース組立体200にシートシェル20を固定するためにベース据付け組立体100の各部を収容するように構成された複数のラッチ210、220、230、240を有するのがよい。
【0037】
図12に示すように、ベース据付け組立体100は、シートシェル20のベース部22の外側表面に、または外側表面上に配置されるのがよい。これに関し、ベース据付け組立体100は、シートシェル20のベース部22の各側部の間に伸びる複数のロッド102、104、106を有する。各ロッド102、104、106は、金属またはプラスチック材料などで形成されるのがよく、以下に詳述するように、ロッド102、104、106の組合せが、種々の後ろ向きポジションでベース組立体200上にシートシェル20を係合するようにラッチ210、220、230、240の組合せと係合するのがよい。これらポジションは、体重が約5〜25ポンド(lbs)の子供を快適に収容するようにチャイルドセイフティーシート10が構成されているインファントポジションと、体重が約25〜40ポンドの子供を快適に着座させるようにチャイルドセイフティーシート10が構成されているベビーポジションと、体重が約40〜60ポンドの子供を快適に収容するようにチャイルドセイフティーシート10が構成されているトドラーポジションとを含む。シートシェル20がベース組立体200を係合させるように構成されたポジションを規定するために本明細書中では体重を用いているが、身長も用いることができることは理解されるべきである。
【0038】
上述したように、ラッチ210、220、230、240は、シートシェル20が配置された(インファント、ベビー、トドラーなどの)ベース組立体200に対するポジションに基づいてロッド102、104、106の種々の組合せを収容するようにそれぞれ構成されているのがよい。これに関し、各ラッチ210、220は、ロッド102、104、または106の1つを収容するように構成され、ロッド102、104、または106をロックあるいは保持することができる(例えば
図11参照)。
図11に示すように、ラッチ210、220の各々は、ベース組立体208の各側部にそれぞれ配置された第1のロッキング部206及び第2のロッキング部208を有し、ロッド102、104、または106をロッキング部206、208の内部にロックするために各ロッキング部206、208が、ロッド102、104、または106の各端部を収容するように構成されている。これに関し、各ロッキング部206、208は、ロッド102、104、または106をそれぞれ収容するための凹部と、それが凹部に係合した際にロッド102、104または106の上に閉じてこれをロックするための留め金とを有する。いくつかのケースでは、ラッチ210、220が、ベース組立体200の中心に近接して配置されたロッド102、104、または106を収容する単なる一ロッキング部206、208を有してもよい。更に、
図9に示すように、ラッチ210は、ベース組立体200の前端260(車両に取り付ける際に座席背部に近接するように構成された端部)に近接して、ベース組立体200の後端270のより近傍に配置されたラッチ220と一緒に配置されるのがよい。更に、ラッチ220は、ラッチ210よりもベース組立体の表面から離れて更に持ち上げられるのがよい。
【0039】
したがって、ラッチ230、240は、ロッド102、104または106の1つを収容するようにも構成され、各ロッド102、104、または106をそこに保持する。ラッチ210、220と異なり、ラッチ220、230は、ロッド102、104、または106を保持してロックするよりもロッド102、104または106をそこに保持するように構成されている。ラッチ230、240は、内部に収容されたバー102、104または106を単に支持するためだけの湾曲構造である。更に、ラッチ230、240の各々は、ラッチ220よりもベース組立体の表面から更に上昇する台座に配置されるのがよい。これに関し、ラッチ210は、ラッチ220、230、240よりもベース組立体200の前端260及び表面の最も近くに配置され、ラッチ220、230、240の各々は、(前端260に対して)その前に配置されたラッチよりもより高い高さで、後端270のより近傍に配置されてもよい。これに関し、ラッチがベース組立体200の前端260のより近くに配置されるほど、ラッチの高さはより高くなっている。
【0040】
図13ないし
図15は、ベース組立体200と係合されたシートシェル20の種々のポジションを示す。シートシェル20がベース組立体200に対して取り付けられるべき(例えば、インファント、ベビー、トドラーなどの)ポジションに基づき、ラッチ組立体202の選択ラッチ210、220、230、または240が、ベース据付け組立体100のロッド102、104、または106を収容するように構成されるのがよい。
図13に示すように、シートシェル20は、体重が約5〜25ポンドのインファントが収容され、快適に且つ適切に着座するポジションにシートシェル20を位置決めするようにベース組立体200と係合される。
図13では、チャイルドセイフティーシート10のベース部22が、ベース組立体200の表面と平行または同一平面上に着座され、チャイルドセイフティーシート10へのインファントの適切な配置を確実にする。シートシェル20をインファントポジションへ連結してロックするために、ラッチ210はロッド106を収容しロックするように構成され、ラッチ220がロッド104を収容しロックするように構成されている。
【0041】
子供が成長しチャイルドセイフティーシート10は快適且つ適切に子供を収容するように調節される必要がでてくると、ベース組立体200のアンロック即ち解除ボタン、または留め金を押し、ラッチ210、220の両方を同時にロック解除し、そこに配置されたロッド104、106を解放する。これに関し、
図14に示すとおり、シートシェル20は、次いで、ベース組立体200に対してシートシェル20の傾斜が少し起き上がったベビーポジションに配置される。ベース組立体200に対するシートシェル20の傾斜を大きくすることによって、シートシェルに着座した子供は、より広いレッグルームを有し、より上方のポジションに着座することができる。これに関し、チャイルドセイフティーシート10の後端310はベース組立体200から持ち上がる一方、チャイルドセイフティーシート10の前端300は、ベース組立体200に近接したままであるのがよく、これにより、子供のためのより広いレッグスペースを作り、子供をより直立した着座ポジションに座らせる。シートシェル20をベビーポジションに連結しロックするために、ラッチ210はロッド106を収容してロックするように構成され、ラッチ240はロッド102を収容するように構成され、これにより、ベース組立体200に対してシートシェル20がわずかに傾斜する。
【0042】
シートシェル20をトドラーポジションへ移行するように望む場合、ベース組立体200のアンロック即ち解除ボタンまたは留め金を押し、即ち再作動させ、ラッチ210をロック解除し、次いでシートシェル20を動かすのがよい。
図15に示すように、チャイルドセイフティーシート10のベース部22は、ベース組立体200に対して傾斜した角度で位置決めされ、より大きい子供をより直立したポジションで収容し、子供に対してより広いレッグルームを提供する。シートシェル20をトドラーポジションで連結しロックするために、ラッチ220がロッド104を収容しロックするように構成され、ラッチ240がロッド102を収容するように構成され、これによりベース組立体200に対してシートシェル20を傾斜させる。したがって、ベース係合組立体100は、シートシェル20が、子供が成長するにつれて子供を収容する複数のポジションの間で移行するのを可能にする。更に、シートシェル20がトドラーポジションに移行されたとき、子供が快適に着座することを確実にするためにヘッドレスト350を加えるのが望ましい。したがって、シートシェル20は、着脱可能なヘッドレスト350を収容するように構成されていてもよい。つまり、チャイルドセイフティーシート10は、シートシェル20がインファントからトドラーの時期にわたって子供たちを収容するように構成された継続型後ろ向きチャイルドシートである。
【0043】
図9に更に示すように、ベース組立体200は、更にベース組立体200を車両シートに固定するための車両のシートベルトを収容するように構成されたベルト張力付与組立体280を有する。これに関し、ベルト張力付与組立体280は、ベース組立体200の表面に配置され、開いてシートベルトを収容するように構成されたドアを有するのがよい。これに関し、ドアは枢動し、ベース組立体200から離れるように開き、車両のベルトのラップ及び肩セクションの一部分を収容するように構成されるのがよい。ドアは、更に、枢動し、ベース組立体200に向かって戻るように閉じ、そこに収容された車両のベルトのラップ及び肩セクションの一部分に張力をかけるように構成されている。組立体280に張力をかけるこの「クリックタイト」ベルトを介してシートベルトに張力をかけることによって、ベース組立体200は固定され、車両シートに適当な張力がかけられる。
【0044】
図9、
図14、
図15に示すように、ベース組立体は更に、ベース組立体200の前端260に作動可能に連結された跳ね返り防止バー282を有する。跳ね返り防止バー282は、衝撃がもたらすチャイルドセイフティーシート10の跳ね返る動きを低減するように構成されるのがよい。いくつかのケースでは、跳ね返り防止バー282がベース組立体200の表面から上方に伸びて突出し、ベース組立体200が固定された車両シートの座席背部に係合するのがよい。衝撃時または車両速度の急変時には、跳ね返り防止バー282は、そこに取り付けられたベース組立体200及びシートシェル20の慣性によって引き起こされた回転を、ベース組立体200にかけられた回転力を車両シート背部に伝達することによって遅らせるように構成されている。更なる別の実施例によれば、
図9に示すように、ベルト張力付与組立体280は、跳ね返り防止バー282に作動可能に連結されている。
【0045】
更なる別の実施形態例によれば、ベース組立体200は、更に負荷式脚部284(
図13〜
図15に図示)を有する。負荷式脚部284は、衝撃または交通事故時にそこに取り付けられたベース組立体200及びシートシェル20の動きまたは回転を防ぐように構成され、特に前面の衝撃におけるチャイルドセイフティーシート10の安定性を改善する。負荷式脚部284が、ベース組立体200の後端270に配置されるのがよい。これに関し、負荷式脚部284は、ベース組立体200の一端に配置され、跳ね返り防止バー282はベース組立体200の他端に配置されている。
【0046】
したがって、実施形態例によれば、チャイルドセイフティーシートが提供される。チャイルドセイフティーシートは、そこに子供を収容し、固定するように構成されたシートシェルを有する。シートシェルは、頂部と、ベース部と、ベース部の頂部に作動可能に連結された側部であって、布地またはメッシュ地の側部とを有する。チャイルドセイフティーシートは、更に、エネルギーを吸収するように構成され、子供をそこに固定できるチャイルドセイフティーシートの座部及びバックレスト部を形成する支持フレームを有する。
【0047】
いくつかの実施形態では、上述した特徴が増強され、変形され、または追加の特徴が加えられてもよい。これらの機能強化、変形、追加はオプションであり、任意の組合せで提供されてもよい。したがって、いくつかの変形例、補強及び追加が以下に列挙されるに関わらず、変形、補強及び追加の何れかが個別に実施され、または、列挙された変形、補強、追加の1つまたは2つ以上、あるいはその全てを組み合わせて実施される可能性があることは認められるだろう。この様に、例えば、支持フレームが、衝撃に応答してエネルギーを吸収して変形する複数のエネルギー吸収セルを有してもよい。これに代えて、またはこれに加えて、支持フレームの第1の側部が、複数のエネルギー吸収セルを有し、支持フレームの第2の側部が、チャイルドセイフティーシートの座部及びバックレスト部を形成してもよい。これに代えて、またはこれに加えて、エネルギー吸収セルの第1及び第2組の各々がシートシェルが固定されている各ポジションでエネルギー吸収を提供するように構成されている場合、複数のエネルギー吸収セルが、座部の各側部に配置された第1組のエネルギー吸収セルと、2組のエネルギー吸収セルの第2組とを有してもよい。これに代えて、またはこれに加えて、支持表面の第1端が、頂部の第1端に作動可能に連結され、支持表面の第2端が頂部の第2端に作動可能に連結されている。これに代えて、またはこれに加えて、支持フレームの第2の側部が、頂部の第1端及び第2端の間を伸びる凹構造を形成する。これに代えて、またはこれに加えて、支持フレームの座部及びバックレスト部が、頂点のところで互いに接続され、互いにほぼ平行な方向に互いから離れて伸びる。これに代えて、またはこれに加えて、布地またはメッシュ地は可撓性であり、そこに固定された子供を収容するように構成されている。これに代えて、またはこれに加えて、チャイルドセイフティーシートは、ケージフレームを更に有し、ケージフレームはチャイルドセイフティーシートの外側の周りに伸び、側方衝撃保護を提供するように構成されている。これに代えて、またはこれに加えて、ケージフレームは頂部の第1の側部及び第2の側部の間で枢動可能に連結され、係合ポジション及び係合解除ポジションの間で枢動するように構成され、係合ポジションでは、ケージフレームが支持フレームのバックレスト部に近接して配置され側方衝撃保護を提供するように構成され、係合解除ポジションでは、ケージフレームがチャイルドセイフティーシートのベース部に近接して配置されチャイルドセイフティーシートを表面から外して持ち上げるためのスタンドとなるように構成されている。これに代えて、またはこれに加えて、ケージフレームは、更に、ケージフレームの各側部の各々に配置されたベルトガイドを有し、ベルトガイドは、車両のシートベルトを収容してチャイルドセイフティーシートを車両に固定するように構成されている。これに代えて、またはこれに加えて、チャイルドセイフティーシートは、更にベース係合組立体を有し、ベース係合組立体はシートシェルのベース部に近接して配置され、シートシェルをベース組立体に作動可能に連結するように構成されている。これに代えて、またはこれに加えて、ベース係合組立体は、更に複数のロッドを有し、複数のロッドの各ロッドは、シートシェルがベース組立体と係合可能な複数のポジションから1つのポジションを規定する。これに代えて、またはこれに加えて、複数のロッドは、第1のロッドと第2のロッドとを有し、第1のロッドはシートシェルがベース組立体と係合可能なインファントポジションを形成し、インファントポジションは、体重が約5〜25ポンドの子供を支持するように構成され、第2のロッドはシートシェルがベース組立体と係合可能なトドラーポジションを形成し、トドラーポジションは約25〜55ポンドの子供を支持するように構成されている。
【0048】
本明細書中で説明された本発明の多くの変形や他の実施形態がこれら発明に関連し前述の説明や関連する図面で示された知見の便益を有する当業者にとって明確になる。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されず、変形や他の実施形態が添付の特許請求の範囲内で行われることは理解されるだろう。更に、前述の説明や添付の図面で説明した要素及び/または機能の特定の例示の組合せの内容における例示の実施形態に関わらず、要素及び/または機能の異なる組合せが、添付の特許請求の範囲の概念から離れることなく代替的な実施形態によって提供されることは認められるべきである。これに関し、例えば、要素及び/または機能の異なる組合せは、上述したこれらの明示よりも、添付の特許請求の範囲のいくつかで明確にされると解釈される。利点、便益または問題に対する解決策が本明細書中で説明された場合、このような利点、便益及び/または解決策は、いくつかの実施形態例に適用可能であるが、全ての実施形態例である必要がないことを認められるべきである。したがって、本明細書中で説明されたあらゆる利点、便益、解決策は、全ての実施形態または本発明の特許請求の範囲にとって重要、必要あるいは必須なものとして捉えられるべきではない。特定の用語が本明細書中で使用されているが、これらは概略的に説明するためだけであり、限定的な意図で使用されていない。