(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-172326(P2020-172326A)
(43)【公開日】2020年10月22日
(54)【発明の名称】快速に開けられる包装箱
(51)【国際特許分類】
B65D 6/18 20060101AFI20200925BHJP
【FI】
B65D6/18 Z
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2019-79706(P2019-79706)
(22)【出願日】2019年4月18日
(11)【特許番号】特許第6620382号(P6620382)
(45)【特許公報発行日】2019年12月18日
(31)【優先権主張番号】201910286768.2
(32)【優先日】2019年4月10日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519391516
【氏名又は名称】済南申塗鎖具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】張涛
【テーマコード(参考)】
3E061
【Fターム(参考)】
3E061AA01
3E061CA01
3E061DB17
3E061DB20
(57)【要約】
【課題】本発明は快速に開けられる包装箱を開示した。
【解決手段】本発明は快速に開けられる包装箱を開示し、台座を含み、前記台座には左右に対称的な側壁が設置されており、ここは左側の前記側壁を例にして詳しく説明し、前記側壁の前後側端面には前後に対称的な隔離板が設置されており、前記隔離板と前記側壁とがヒンジで連結され、前記側壁の中には動力チャンバが設置されており、本発明は結構が簡単で、操作が便利で、この設備を開ける時に半自動化を実現でき、不注意の接触によって包装箱が自動的に開けることを回避でき、それに包装箱は重複に利用でき、木材資源を省け、そのためこの設備の使用と普及価値が高い。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
快速に開けられる包装箱であって、台座を含み、前記台座には左右に対称的な側壁が設置されており、ここは左側の前記側壁を例にして詳しく説明し、前記側壁の前後側端面には前後に対称的な隔離板が設置されており、前記隔離板と前記側壁とがヒンジで連結され、前記側壁の中には動力チャンバが設置されており、前記動力チャンバの前後両壁の中には対称的な折畳みチャンバが設置されており、ここは後側の前記折畳みチャンバを例にして詳しく説明し、前記折畳みチャンバの中には折畳み装置が設置されており、前記側壁の中にはロックチャンバが設置されており、前記ロックチャンバの中にはロック装置が設置されており、前記動力チャンバの下壁の中には翻転チャンバが設置されており、前記翻転チャンバの中には翻転装置が設置されており、前記動力チャンバの中には動力装置が設置されており、前記動力装置は前記動力チャンバの頂壁の中に設置されるモーターを含み、前記動力チャンバの中には前記モーターと伝動できるように連結される主軸が設置されており、前記動力チャンバの中の主軸の外壁には上傘歯車が設置されており、前記翻転チャンバの中の主軸の底端には下扇形傘歯車が設置され、
前記動力装置は前記折畳み装置を回転連動させて包装箱の前記隔離板を折畳み、包装箱の体積を減少させることを特徴とする快速に開けられる包装箱。
【請求項2】
前記反転装置は前記翻転チャンバの中に設置される翻転軸を含み、前記翻転軸の前端には前記下扇形傘歯車と噛み合う下傘歯車が設置されており、前記下傘歯車の後端には翻転歯車が設置されており、前記翻転チャンバの中には前記翻転歯車と噛み合う伝動歯車が設置されており、前記台座には前記伝動歯車を噛み合う翻転ラックが設置され、
前記翻転装置は前記側壁を回して快速に包装箱を開けられることを特徴とする請求項1に記載の快速に開けられる包装箱。
【請求項3】
前記ロック装置は前記ロックチャンバの中に設置されるロック軸を含み、前記ロック軸の頂端にはロックほぞが設置されており、右側の前記側壁の中には前記ロックほぞを挿入できるロック槽が設置されており、前記ロックチャンバの下壁の中には転換チャンバが設置されており、前記ロック軸の外壁には前記転換チャンバの中に位置する主歯車が設置されており、前記転換チャンバの中には回転ハンドルが回転できるように設置されており、前記回転ハンドルの中にはスライド槽が設置されており、前記スライド槽の中にはスライド棒がスライドできるように設置されており、前記スライド棒の後端と前記スライド槽の後壁との間には撥条が弾性的に設置されており、前記転換チャンバの中には前記スライド棒とヒンジで連結されるスライダがスライドできるように設置されており、前記スライダの右端には前記主歯車と噛み合うロックラックが設置されており、前記後チャンバの頂壁の中には同期槽が設置されており、前記ロック軸の外壁には前記同期槽の中に位置する同期歯車が設置されており、右側の前記側壁の中には上記と同じの結構が設置されており、右側と左側が前記同期歯車によって噛み合って連結され、前記転換チャンバの下壁の中には後チャンバが設置されており、前記ロック軸の底端には前記後チャンバの中に位置する正傘歯車が設置されており、前記後チャンバの中には位置制限軸が設置されており、前記位置制限軸の後端には前記正傘歯車と噛み合う副傘歯車が設置されており、前記後チャンバの前後壁の中には保存チャンバが設置されており、前記隔離板の中には前記保存チャンバと対応する位置制限槽が設置されており、前記位置制限軸には前記保存チャンバの中に位置する位置制限棒が設置され、
前記ロック装置は包装箱の各側壁を固定し、包装箱の安定性を保障できることを特徴とする請求項1に記載の快速に開けられる包装箱。
【請求項4】
前記折畳み装置は前記折畳みチャンバの中に設置される折畳み軸を含み、前記折畳み軸の前端には前記上傘歯車と噛み合う前傘歯車が設置されており、前記折畳みチャンバの中の前記折畳み軸の外壁には後扇形傘歯車が設置されており、前記折畳みチャンバの中には従軸が設置されており、前記従軸の頂端には前記後扇形傘歯車と噛み合う従傘歯車が設置されており、前記従軸の底端には折畳み歯車が設置されており、前記隔離板には環状ラックが設置されており、前記折畳みチャンバの後壁の中には扇形チャンバが設置されており、前記扇形チャンバの中の前記折畳み軸の後端には扇形歯車が設置されており、前記扇形チャンバの後壁の中には固定チャンバが設置されており、前記固定チャンバの中には固定軸が設置されており、前記扇形チャンバの中の前記固定軸の前端には前記扇形歯車と噛み合う固定歯車が設置されており、前記固定軸の後端には固定ほぞが設置されており、前記隔離板の中には固定槽が設置され、
前記折畳み装置が前記隔離板を折畳むことができ、包装箱を開けた後の体積を減少させることを特徴とする請求項1に記載の快速に開けられる包装箱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は設備包装の分野を取り上げて、具体的には快速に開けられる包装箱できる。
【背景技術】
【0002】
便利に運輸と貯蔵するため、多くの場合は木質包装箱を使って包装し、しかし現有の包装箱のほとんど刃木板から組み合わせられ、包装箱を開けるのも暴力方式に頼り、開ける過程は時間も力も大変かかり、しかも木材資源を大変無駄使いし、そのため、本発明は素早く解体できて回収できる快速に開けられる包装箱を設計するつもりである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第102837903号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は快速に開けられる包装箱を提供し、それは現有の技術の上記欠点を克服できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の快速に開けられる包装箱は、台座を含み、前記台座には左右に対称的な側壁が設置されており、ここは左側の前記側壁を例にして詳しく説明し、前記側壁の前後側端面には前後に対称的な隔離板が設置されており、前記隔離板と前記側壁とがヒンジで連結され、前記側壁の中には動力チャンバが設置されており、前記動力チャンバの前後両壁の中には対称的な折畳みチャンバが設置されており、ここは後側の前記折畳みチャンバを例にして詳しく説明し、前記折畳みチャンバの中には折畳み装置が設置されており、前記側壁の中にはロックチャンバが設置されており、前記ロックチャンバの中にはロック装置が設置されており、前記動力チャンバの下壁の中には翻転チャンバが設置されており、前記翻転チャンバの中には翻転装置が設置されており、前記動力チャンバの中には動力装置が設置されており、前記動力装置は前記動力チャンバの頂壁の中に設置されるモーターを含み、前記動力チャンバの中には前記モーターと伝動できるように連結される主軸が設置されており、前記動力チャンバの中の主軸の外壁には上傘歯車が設置されており、前記翻転チャンバの中の主軸の底端には下扇形傘歯車が設置されており、
前記動力装置は前記折畳み装置を回転連動させて包装箱の前記隔離板を折畳み、包装箱の体積を減少させる。
【0006】
更なる技術方案、前記反転装置は前記翻転チャンバの中に設置される翻転軸を含み、前記翻転軸の前端には前記下扇形傘歯車と噛み合う下傘歯車が設置されており、前記下傘歯車の後端には翻転歯車が設置されており、前記翻転チャンバの中には前記翻転歯車と噛み合う伝動歯車が設置されており、前記台座には前記伝動歯車を噛み合う翻転ラックが設置されており、
前記翻転装置は前記側壁を回して快速に包装箱を開けられる。
【0007】
更なる技術方案、前記ロック装置は前記ロックチャンバの中に設置されるロック軸を含み、前記ロック軸の頂端にはロックほぞが設置されており、右側の前記側壁の中には前記ロックほぞを挿入できるロック槽が設置されており、前記ロックチャンバの下壁の中には転換チャンバが設置されており、前記ロック軸の外壁には前記転換チャンバの中に位置する主歯車が設置されており、前記転換チャンバの中には回転ハンドルが回転できるように設置されており、前記回転ハンドルの中にはスライド槽が設置されており、前記スライド槽の中にはスライド棒がスライドできるように設置されており、前記スライド棒の後端と前記スライド槽の後壁との間には撥条が弾性的に設置されており、前記転換チャンバの中には前記スライド棒とヒンジで連結されるスライダがスライドできるように設置されており、前記スライダの右端には前記主歯車と噛み合うロックラックが設置されており、前記後チャンバの頂壁の中には同期槽が設置されており、前記ロック軸の外壁には前記同期槽の中に位置する同期歯車が設置されており、右側の前記側壁の中には上記と同じの結構が設置されており、右側と左側が前記同期歯車によって噛み合って連結され、前記転換チャンバの下壁の中には後チャンバが設置されており、前記ロック軸の底端には前記後チャンバの中に位置する正傘歯車が設置されており、前記後チャンバの中には位置制限軸が設置されており、前記位置制限軸の後端には前記正傘歯車と噛み合う副傘歯車が設置されており、前記後チャンバの前後壁の中には保存チャンバが設置されており、前記隔離板の中には前記保存チャンバと対応する位置制限槽が設置されており、前記位置制限軸には前記保存チャンバの中に位置する位置制限棒が設置されており、
前記ロック装置は包装箱の各側壁を固定し、包装箱の安定性を保障できる。
【0008】
更なる技術方案、前記折畳み装置は前記折畳みチャンバの中に設置される折畳み軸を含み、前記折畳み軸の前端には前記上傘歯車と噛み合う前傘歯車が設置されており、前記折畳みチャンバの中の前記折畳み軸の外壁には後扇形傘歯車が設置されており、前記折畳みチャンバの中には従軸が設置されており、前記従軸の頂端には前記後扇形傘歯車と噛み合う従傘歯車が設置されており、前記従軸の底端には折畳み歯車が設置されており、前記隔離板には環状ラックが設置されており、前記折畳みチャンバの後壁の中には扇形チャンバが設置されており、前記扇形チャンバの中の前記折畳み軸の後端には扇形歯車が設置されており、前記扇形チャンバの後壁の中には固定チャンバが設置されており、前記固定チャンバの中には固定軸が設置されており、前記扇形チャンバの中の前記固定軸の前端には前記扇形歯車と噛み合う固定歯車が設置されており、前記固定軸の後端には固定ほぞが設置されており、前記隔離板の中には固定槽が設置されており、
前記折畳み装置が前記隔離板を折畳むことができ、包装箱を開けた後の体積を減少させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益な効果は下記の通りである:
【0010】
本発明は結構が簡単で、操作が便利で、この設備を開ける時に半自動化を実現でき、不注意の接触によって包装箱が自動的に開けることを回避でき、それに包装箱は重複に利用でき、木材資源を省け、そのためこの設備の使用と普及価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【0011】
発明実施例或いは現有技術の技術プランをもっとはっきり説明できるため、以下は実施例或いは現有技術の説明に使われる付図を簡単に紹介する。
【
図1】
図1は本発明の快速に開けられる包装箱の全体構成模式図であり;
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下は
図1−6について本発明にを詳しく説明し、その中、便利に叙述するように、現在は後文に出る方位を下記の通りに規定する:後文に出る上下左右前後方向は
図1本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0013】
図1−6に示されるように、本発明の快速に開けられる包装箱は、台座42を含み、前記台座42には左右に対称的な側壁11が設置されており、ここは左側の前記側壁11を例にして詳しく説明し、前記側壁11の前後側端面には前後に対称的な隔離板60が設置されており、前記隔離板60と前記側壁11とがヒンジで連結され、前記側壁11の中には動力チャンバ31が設置されており、前記動力チャンバ31の前後両壁の中には対称的な折畳みチャンバ51が設置されており、ここは後側の前記折畳みチャンバ51を例にして詳しく説明し、前記折畳みチャンバ51の中には折畳み装置100が設置されており、前記側壁11の中にはロックチャンバ63が設置されており、前記ロックチャンバ63の中にはロック装置200が設置されており、前記動力チャンバ31の下壁の中には翻転チャンバ35が設置されており、前記翻転チャンバ35の中には翻転装置300が設置されており、前記動力チャンバ31の中には動力装置400が設置されており、前記動力装置400は前記動力チャンバ31の頂壁の中に設置されるモーター30を含み、前記動力チャンバ31の中には前記モーター30と伝動できるように連結される主軸32が設置されており、前記動力チャンバ31の中の主軸32の外壁には上傘歯車33が設置されており、前記翻転チャンバ35の中の主軸32の底端には下扇形傘歯車36が設置されており、
前記動力装置400は前記折畳み装置100を回転連動させて包装箱の前記隔離板60を折畳み、包装箱の体積を減少させる。
【0014】
有益なように、前記反転装置300は前記翻転チャンバ35の中に設置される翻転軸39を含み、前記翻転軸39の前端には前記下扇形傘歯車36と噛み合う下傘歯車38が設置されており、前記下傘歯車38の後端には翻転歯車37が設置されており、前記翻転チャンバ35の中には前記翻転歯車37と噛み合う伝動歯車40が設置されており、前記台座42には前記伝動歯車40を噛み合う翻転ラック41が設置されており、
前記翻転装置300は前記側壁11を回して快速に包装箱を開けられる。
【0015】
有益なように、前記ロック装置200は前記ロックチャンバ63の中に設置されるロック軸17を含み、前記ロック軸17の頂端にはロックほぞ28が設置されており、右側の前記側壁11の中には前記ロックほぞ28を挿入できるロック槽29が設置されており、前記ロックチャンバ63の下壁の中には転換チャンバ27が設置されており、前記ロック軸17の外壁には前記転換チャンバ27の中に位置する主歯車15が設置されており、前記転換チャンバ27の中には回転ハンドル12が回転できるように設置されており、前記回転ハンドル12の中にはスライド槽43が設置されており、前記スライド槽43の中にはスライド棒45がスライドできるように設置されており、前記スライド棒45の後端と前記スライド槽43の後壁との間には撥条44が弾性的に設置されており、前記転換チャンバ27の中には前記スライド棒45とヒンジで連結されるスライダ13がスライドできるように設置されており、前記スライダ13の右端には前記主歯車15と噛み合うロックラック14が設置されており、前記後チャンバ22の頂壁の中には同期槽26が設置されており、前記ロック軸17の外壁には前記同期槽26の中に位置する同期歯車16が設置されており、右側の前記側壁11の中には上記と同じの結構が設置されており、右側と左側が前記同期歯車によって噛み合って連結され、前記転換チャンバ27の下壁の中には後チャンバ22が設置されており、前記ロック軸17の底端には前記後チャンバ22の中に位置する正傘歯車23が設置されており、前記後チャンバ22の中には位置制限軸19が設置されており、前記位置制限軸19の後端には前記正傘歯車23と噛み合う副傘歯車18が設置されており、前記後チャンバ22の前後壁の中には保存チャンバ62が設置されており、前記隔離板60の中には前記保存チャンバ62と対応する位置制限槽66が設置されており、前記位置制限軸19には前記保存チャンバ62の中に位置する位置制限棒61が設置されており、
前記ロック装置200は包装箱の各側壁を固定し、包装箱の安定性を保障できる。
【0016】
有益なように、前記折畳み装置100は前記折畳みチャンバ51の中に設置される折畳み軸46を含み、前記折畳み軸46の前端には前記上傘歯車33と噛み合う前傘歯車34が設置されており、前記折畳みチャンバ51の中の前記折畳み軸46の外壁には後扇形傘歯車47が設置されており、前記折畳みチャンバ51の中には従軸50が設置されており、前記従軸50の頂端には前記後扇形傘歯車47と噛み合う従傘歯車49が設置されており、前記従軸50の底端には折畳み歯車48が設置されており、前記隔離板60には環状ラック59が設置されており、前記折畳みチャンバ51の後壁の中には扇形チャンバ52が設置されており、前記扇形チャンバ52の中の前記折畳み軸46の後端には扇形歯車53が設置されており、前記扇形チャンバ52の後壁の中には固定チャンバ56が設置されており、前記固定チャンバ56の中には固定軸55が設置されており、前記扇形チャンバ52の中の前記固定軸55の前端には前記扇形歯車53と噛み合う固定歯車54が設置されており、前記固定軸55の後端には固定ほぞ57が設置されており、前記隔離板60の中には固定槽58が設置されており、
前記折畳み装置100が前記隔離板を折畳むことができ、包装箱を開けた後の体積を減少させる。
【0017】
包装箱を開ける時、使用者が回転ハンドル12を手動で回転させ、それによりスライド棒45と、スライダ13と、ロックラック14と、主歯車15とによってロック軸17を回転連動させ、それによりロックほぞ28を回転連動させてロック槽29から離脱させ、同時に、ロック軸17は正傘歯車23と、副傘歯車18と、位置制限軸19とによって位置制限棒61を回転連動させて位置制限槽66から離脱させ、それと同時、モーター30が始動して主軸32によって上傘歯車33と、下扇形傘歯車36とを回転連動させ、上傘歯車33が前傘歯車34と、折畳み軸46と、扇形歯車53と、固定歯車54と、固定軸55とによって固定ほぞ57を回転連動させて固定槽58から離脱させ、同時に、折畳み軸46が後扇形傘歯車47と、従傘歯車49と、従軸50と、折畳み歯車48と、環状ラック59によって隔離板60を回転連動させ、それと同時に、下扇形傘歯車36が下傘歯車38と、翻転軸39と、翻転歯車37と、伝動歯車40と、翻転ラック41とによって側壁11を回転連動させ、包装箱を開けて折り畳む。
【0018】
以上により、発明の具体実施方式だけであり、ところが、発明の保護範囲はこれには限らない、創造性労働のない考えた変化や入替えは、発明の保護範囲の中に含むべきである。そのため、発明の保護範囲は特許文献によって制限される保護範囲を准すべきである。
【手続補正書】
【提出日】2019年8月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で下側には台座を有する快速に開けられる包装箱であって、台座を含み、前記台座には左右に対称的な側壁が設置されており、ここは左側の前記側壁を例にして詳しく説明し、前記側壁の前後側端面には前後に対称的な隔離板が設置されており、前記隔離板と前記側壁とがヒンジで連結され、前記側壁の中には動力チャンバが設置されており、前記動力チャンバの前後両壁の中には対称的な折畳みチャンバが設置されており、ここは後側の前記折畳みチャンバを例にして詳しく説明し、前記折畳みチャンバの中には折畳み装置が設置されており、前記側壁の中にはロックチャンバが設置されており、前記ロックチャンバの中にはロック装置が設置されており、前記動力チャンバの下側壁の中には翻転チャンバが設置されており、前記翻転チャンバの中には前後に延びた翻転装置が設置されており、前記動力チャンバの中には動力装置が設置されており、前記動力装置は前記動力チャンバの上側壁の中に設置されるモーターを含み、前記動力チャンバの中には前記モーターと伝動できるように連結され且つ上下に延びた主軸が設置されており、前記動力チャンバの中の主軸の外壁には上傘歯車が設置されており、前記翻転チャンバの中の主軸の底端には下扇形傘歯車が設置され、
前記動力装置は前記折畳み装置を回転連動させて包装箱の前記隔離板を折畳み、包装箱の体積を減少させることを特徴とする快速に開けられる包装箱。
【請求項2】
前記翻転装置は前記翻転チャンバの中に設置される翻転軸を含み、前記翻転軸の前端には前記下扇形傘歯車と噛み合う下傘歯車が設置されており、前記下傘歯車の後端には翻転歯車が設置されており、前記翻転チャンバの中には前記翻転歯車と噛み合う伝動歯車が設置されており、前記台座には前記伝動歯車と噛み合う翻転ラックが設置され、
前記翻転装置は前記側壁を回して快速に包装箱を開けられることを特徴とする請求項1に記載の快速に開けられる包装箱。
【請求項3】
前記ロック装置は、前記ロックチャンバの中に設置され且つ上下に伸びたロック軸を含み、前記ロック軸の頂端にはロックほぞが設置されており、右側の前記側壁の中には前記ロックほぞを挿入できるロック槽が設置されており、前記ロックチャンバの下壁の中には転換チャンバが設置されており、前記ロック軸の外壁には前記転換チャンバの中に位置する主歯車が設置されており、前記転換チャンバの中に回転ハンドルを装着することができ、前記回転ハンドルの中にはスライド槽が設置されており、前記スライド槽の中にはスライド棒がスライドできるように設置されており、前記スライド棒の後端と前記スライド槽の後壁との間には撥条が弾性的に設置されており、前記転換チャンバの中には前記スライド棒とヒンジで連結されるスライダがスライドできるように設置されており、前記スライダの右端には前記主歯車と噛み合うロックラックが設置されており、後チャンバの頂壁の中には同期槽が設置されており、前記ロック軸の外壁には前記同期槽の中に位置する同期歯車が設置されており、右側の前記側壁の中には上記と同じの構造が設置されており、右側の前記同期歯車と左側の前記同期歯車とが噛み合って連結され、前記転換チャンバの下壁の中には後チャンバが設置されており、前記ロック軸の底端には前記後チャンバの中に位置する正傘歯車が設置されており、前記後チャンバの中には位置制限軸が設置されており、前記位置制限軸の後端には前記正傘歯車と噛み合う副傘歯車が設置されており、前記後チャンバの前後壁の中には保存チャンバが設置されており、前記隔離板の中には前記保存チャンバと対応する位置制限槽が設置されており、前記位置制限軸には前記保存チャンバの中に位置する位置制限棒が設置され、
前記ロック装置は包装箱の各側壁を固定し、包装箱の安定性を保障できることを特徴とする請求項1に記載の快速に開けられる包装箱。
【請求項4】
前記折畳み装置は、前記折畳みチャンバの中に設置され且つ前後に伸びた折畳み軸を含み、前記折畳み軸の前端には前記上傘歯車と噛み合う前傘歯車が設置されており、前記折畳みチャンバの中の前記折畳み軸の外壁には後扇形傘歯車が設置されており、前記折畳みチャンバの中には従軸が設置されており、前記従軸の頂端には前記後扇形傘歯車と噛み合う従傘歯車が設置されており、前記従軸の底端には折畳み歯車が設置されており、前記隔離板には環状ラックが設置されており、前記折畳みチャンバの後壁の中には扇形チャンバが設置されており、前記扇形チャンバの中の前記折畳み軸の後端には扇形歯車が設置されており、前記扇形チャンバの後壁の中には固定チャンバが設置されており、前記固定チャンバの中には固定軸が設置されており、前記扇形チャンバの中の前記固定軸の前端には前記扇形歯車と噛み合う固定歯車が設置されており、前記固定軸の後端には固定ほぞが設置されており、前記隔離板の中には固定槽が設置され、
前記折畳み装置が前記隔離板を折畳むことができ、包装箱を開けた後の体積を減少させることを特徴とする請求項1に記載の快速に開けられる包装箱。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は設備包装の分野を取り上げて、具体的には快速に開けられる包装箱できる。
【背景技術】
【0002】
便利に運輸と貯蔵するため、多くの場合は木質包装箱を使って包装し、しかし現有の包装箱のほとんど刃木板から組み合わせられ、包装箱を開けるのも暴力方式に頼り、開ける過程は時間も力も大変かかり、しかも木材資源を大変無駄使いし、そのため、本発明は素早く解体できて回収できる快速に開けられる包装箱を設計するつもりである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第102837903号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は快速に開けられる包装箱を提供し、それは現有の技術の上記欠点を克服できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の快速に開けられる包装箱は、台座を含み、前記台座には左右に対称的な側壁が設置されており、ここは左側の前記側壁を例にして詳しく説明し、前記側壁の前後側端面には前後に対称的な隔離板が設置されており、前記隔離板と前記側壁とがヒンジで連結され、前記側壁の中には動力チャンバが設置されており、前記動力チャンバの前後両壁の中には対称的な折畳みチャンバが設置されており、ここは後側の前記折畳みチャンバを例にして詳しく説明し、前記折畳みチャンバの中には折畳み装置が設置されており、前記側壁の中にはロックチャンバが設置されており、前記ロックチャンバの中にはロック装置が設置されており、
前記動力チャンバの下側壁の中には翻転チャンバが設置されており、前記翻転チャンバの中
には前後に延びた翻転装置が設置されており、前記動力チャンバの中には動力装置が設置されており、前記動力装置は前記
動力チャンバの上側壁の中に設置されるモーターを含み、前記動力チャンバの中には前記モーターと伝動できるように
連結され且つ上下に延びた主軸が設置されており、前記動力チャンバの中の主軸の外壁には上傘歯車が設置されており、前記翻転チャンバの中の主軸の底端には下扇形傘歯車が設置されており、
前記動力装置は前記折畳み装置を回転連動させて包装箱の前記隔離板を折畳み、包装箱の体積を減少させる。
【0006】
更なる技術方案、前記
翻転装置は前記翻転チャンバの中に設置される翻転軸を含み、前記翻転軸の前端には前記下扇形傘歯車と噛み合う下傘歯車が設置されており、前記下傘歯車の後端には翻転歯車が設置されており、前記翻転チャンバの中には前記翻転歯車と噛み合う伝動歯車が設置されており、前記台座には前記伝動歯車
と噛み合う翻転ラックが設置されており、
前記翻転装置は前記側壁を回して快速に包装箱を開けられる。
【0007】
更なる技術方案、
前記ロック装置は、前記ロックチャンバの中に設置され且つ上下に伸びたロック軸を含み、前記ロック軸の頂端にはロックほぞが設置されており、右側の前記側壁の中には前記ロックほぞを挿入できるロック槽が設置されており、前記ロックチャンバの下壁の中には転換チャンバが設置されており、前記ロック軸の外壁には前記転換チャンバの中に位置する主歯車が設置されており、
前記転換チャンバの中に回転ハンドルを装着することができ、前記回転ハンドルの中にはスライド槽が設置されており、前記スライド槽の中にはスライド棒がスライドできるように設置されており、前記スライド棒の後端と前記スライド槽の後壁との間には撥条が弾性的に設置されており、前記転換チャンバの中には前記スライド棒とヒンジで連結されるスライダがスライドできるように設置されており、前記スライダの右端には前記主歯車と噛み合うロックラックが設置されており、
後チャンバの頂壁の中には同期槽が設置されており、前記ロック軸の外壁には前記同期槽の中に位置する同期歯車が設置されており、右側の前記側壁の中には上記と同じの
構造が設置されており、
右側の前記同期歯車と左側の前記同期歯車とが噛み合って連結され、前記転換チャンバの下壁の中には後チャンバが設置されており、前記ロック軸の底端には前記後チャンバの中に位置する正傘歯車が設置されており、前記後チャンバの中には位置制限軸が設置されており、前記位置制限軸の後端には前記正傘歯車と噛み合う副傘歯車が設置されており、前記後チャンバの前後壁の中には保存チャンバが設置されており、前記隔離板の中には前記保存チャンバと対応する位置制限槽が設置されており、前記位置制限軸には前記保存チャンバの中に位置する位置制限棒が設置されており、
前記ロック装置は包装箱の各側壁を固定し、包装箱の安定性を保障できる。
【0008】
更なる技術方案、前記折畳み装置
は、前記折畳みチャンバの中に設置され且つ前後に伸びた折畳み軸を含み、前記折畳み軸の前端には前記上傘歯車と噛み合う前傘歯車が設置されており、前記折畳みチャンバの中の前記折畳み軸の外壁には後扇形傘歯車が設置されており、前記折畳みチャンバの中には従軸が設置されており、前記従軸の頂端には前記後扇形傘歯車と噛み合う従傘歯車が設置されており、前記従軸の底端には折畳み歯車が設置されており、前記隔離板には環状ラックが設置されており、前記折畳みチャンバの後壁の中には扇形チャンバが設置されており、前記扇形チャンバの中の前記折畳み軸の後端には扇形歯車が設置されており、前記扇形チャンバの後壁の中には固定チャンバが設置されており、前記固定チャンバの中には固定軸が設置されており、前記扇形チャンバの中の前記固定軸の前端には前記扇形歯車と噛み合う固定歯車が設置されており、前記固定軸の後端には固定ほぞが設置されており、前記隔離板の中には固定槽が設置されており、
前記折畳み装置が前記隔離板を折畳むことができ、包装箱を開けた後の体積を減少させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益な効果は下記の通りである:
【0010】
本発明は
構造が簡単で、操作が便利で、この設備を開ける時に半自動化を実現でき、不注意の接触によって包装箱が自動的に開けることを回避でき、それに包装箱は重複に利用でき、木材資源を省け、そのためこの設備の使用と普及価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【0011】
発明実施例或いは現有技術の技術プランをもっとはっきり説明できるため、以下は実施例或いは現有技術の説明に使われる付図を簡単に紹介する。
【
図1】
図1は本発明の快速に開けられる包装箱の全体構成模式図であり;
【発明を実施するための形態】
【0012】
本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
【0013】
図1−6に示されるように、本発明の快速に開けられる包装箱は、台座42を含み、前記台座42には左右に対称的な側壁11が設置されており、ここは左側の前記側壁11を例にして詳しく説明し、前記側壁11の前後側端面には前後に対称的な隔離板60が設置されており、前記隔離板60と前記側壁11とがヒンジで連結され、前記側壁11の中には動力チャンバ31が設置されており、前記動力チャンバ31の前後両壁の中には対称的な折畳みチャンバ51が設置されており、ここは後側の前記折畳みチャンバ51を例にして詳しく説明し、前記折畳みチャンバ51の中には折畳み装置100が設置されており、前記側壁11の中にはロックチャンバ63が設置されており、前記ロックチャンバ63の中にはロック装置200が設置されており、
前記動力チャンバ31の下側壁の中には翻転チャンバ35が設置されており、前記翻転チャンバ35の中
には前後に延びた翻転装置300が設置されており、前記動力チャンバ31の中には動力装置400が設置されており、前記動力装置400は前記
動力チャンバ31の上側壁の中に設置されるモーター30を含み、前記動力チャンバ31の中には前記モーター30と伝動できるように
連結され且つ上下に延びた主軸32が設置されており、前記動力チャンバ31の中の主軸32の外壁には上傘歯車33が設置されており、前記翻転チャンバ35の中の主軸32の底端には下扇形傘歯車36が設置されており、前記動力装置400は前記折畳み装置100を回転連動させて包装箱の前記隔離板60を折畳み、包装箱の体積を減少させる。
【0014】
有益なように、前記
翻転装置300は前記翻転チャンバ35の中に設置される翻転軸39を含み、前記翻転軸39の前端には前記下扇形傘歯車36と噛み合う下傘歯車38が設置されており、前記下傘歯車38の後端には翻転歯車37が設置されており、前記翻転チャンバ35の中には前記翻転歯車37と噛み合う伝動歯車40が設置されており、前記台座42には前記伝動歯車40
と噛み合う翻転ラック41が設置されており、
前記翻転装置300は前記側壁11を回して快速に包装箱を開けられる。
【0015】
有益なように、
前記ロック装置200は、前記ロックチャンバ63の中に設置され且つ上下に伸びたロック軸17を含み、前記ロック軸17の頂端にはロックほぞ28が設置されており、右側の前記側壁11の中には前記ロックほぞ28を挿入できるロック槽29が設置されており、前記ロックチャンバ63の下壁の中には転換チャンバ27が設置されており、前記ロック軸17の外壁には前記転換チャンバ27の中に位置する主歯車15が設置されており、
前記転換チャンバ27の中に回転ハンドル12を装着することができ、前記回転ハンドル12の中にはスライド槽43が設置されており、前記スライド槽43の中にはスライド棒45がスライドできるように設置されており、前記スライド棒45の後端と前記スライド槽43の後壁との間には撥条44が弾性的に設置されており、前記転換チャンバ27の中には前記スライド棒45とヒンジで連結されるスライダ13がスライドできるように設置されており、前記スライダ13の右端には前記主歯車15と噛み合うロックラック14が設置されており、
後チャンバ22の頂壁の中には同期槽26が設置されており、前記ロック軸17の外壁には前記同期槽26の中に位置する同期歯車16が設置されており、右側の前記側壁11の中には上記と同じの
構造が設置されており、
右側の前記同期歯車と左側の前記同期歯車とが噛み合って連結され、前記転換チャンバ27の下壁の中には後チャンバ22が設置されており、前記ロック軸17の底端には前記後チャンバ22の中に位置する正傘歯車23が設置されており、前記後チャンバ22の中には位置制限軸19が設置されており、前記位置制限軸19の後端には前記正傘歯車23と噛み合う副傘歯車18が設置されており、前記後チャンバ22の前後壁の中には保存チャンバ62が設置されており、前記隔離板60の中には前記保存チャンバ62と対応する位置制限槽66が設置されており、前記位置制限軸19には前記保存チャンバ62の中に位置する位置制限棒61が設置されており、
前記ロック装置200は包装箱の各側壁を固定し、包装箱の安定性を保障できる。
【0016】
有益なように、前記折畳み装置100
は、前記折畳みチャンバ51の中に設置され且つ前後に伸びた折畳み軸46を含み、前記折畳み軸46の前端には前記上傘歯車33と噛み合う前傘歯車34が設置されており、前記折畳みチャンバ51の中の前記折畳み軸46の外壁には後扇形傘歯車47が設置されており、前記折畳みチャンバ51の中には従軸50が設置されており、前記従軸50の頂端には前記後扇形傘歯車47と噛み合う従傘歯車49が設置されており、前記従軸50の底端には折畳み歯車48が設置されており、前記隔離板60には環状ラック59が設置されており、前記折畳みチャンバ51の後壁の中には扇形チャンバ52が設置されており、前記扇形チャンバ52の中の前記折畳み軸46の後端には扇形歯車53が設置されており、前記扇形チャンバ52の後壁の中には固定チャンバ56が設置されており、前記固定チャンバ56の中には固定軸55が設置されており、前記扇形チャンバ52の中の前記固定軸55の前端には前記扇形歯車53と噛み合う固定歯車54が設置されており、前記固定軸55の後端には固定ほぞ57が設置されており、前記隔離板60の中には固定槽58が設置されており、
前記折畳み装置100が前記隔離板を折畳むことができ、包装箱を開けた後の体積を減少
させる。
【0017】
包装箱を開ける時、使用者が回転ハンドル12を手動で回転させ、それによりスライド棒45と、スライダ13と、ロックラック14と、主歯車15とによってロック軸17を回転連動させ、それによりロックほぞ28を回転連動させてロック槽29から離脱させ、同時に、ロック軸17は正傘歯車23と、副傘歯車18と、位置制限軸19とによって位置制限棒61を回転連動させて位置制限槽66から離脱させ、それと同時、モーター30が始動して主軸32によって上傘歯車33と、下扇形傘歯車36とを回転連動させ、上傘歯車33が前傘歯車34と、折畳み軸46と、扇形歯車53と、固定歯車54と、固定軸55とによって固定ほぞ57を回転連動させて固定槽58から離脱させ、同時に、折畳み軸46が後扇形傘歯車47と、従傘歯車49と、従軸50と、折畳み歯車48と、環状ラック59によって隔離板60を回転連動させ、それと同時に、下扇形傘歯車36が下傘歯車38と、翻転軸39と、翻転歯車37と、伝動歯車40と、翻転ラック41とによって側壁11を回転連動させ、包装箱を開けて折り畳む。
【0018】
以上により、発明の具体実施方式だけであり、ところが、発明の保護範囲はこれには限らない、創造性労働のない考えた変化や入替えは、発明の保護範囲の中に含むべきである。そのため、発明の保護範囲は特許文献によって制限される保護範囲を准すべきである。