(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-17246(P2020-17246A)
(43)【公開日】2020年1月30日
(54)【発明の名称】お釣夢貯
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20191227BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2018-157789(P2018-157789)
(22)【出願日】2018年7月23日
(71)【出願人】
【識別番号】509083658
【氏名又は名称】齋藤 茂
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 茂
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC19
(57)【要約】 (修正有)
【課題】各地方自治体で運行されている公共交通機関の慢性的赤字の解消する。
【解決手段】公共交通機関の利用に欠かせない、流通系ICカードに設定する付加価値を、カードユーザーの底辺拡大に機能させる「お釣り夢貯」に集約する。付加価値は、流通系ICカードを宝くじ化することに拠って開催できる抽選イベントのことであって、当該ICカード番号を抽選番号として登録する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本機「お釣り夢貯」を駆使して開催できる、すべての抽選イベント。
【請求項2】
当該カード番号を抽選番号に使って開催する、すべての抽選イベント
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
江戸時代にあっては落語「時蕎麦」のネタに、昭和・平成の世に至っては消費税の落し子にして、カード万能時代の到来で、その存在価値すら希薄になった、釣り銭の効用に関わるのが本発明である。存在感が危ぶまれても、経済循環の触媒役には欠かせない小銭の、データ処理テクノロジーを本筋とするものである。
【背景技術】
【0002】
近年出尽くした観のある、電子マネーを色分けすると、流通系と交通系に分類される。ユーザーは、その利便性に応じて複数のカードを所持し、使い分けているのが現状だ。機能的に重視されているのは、クレジットカードとの合体であるが、その中で、カード上に装備されている16桁の数列に着目し、この数列に登録番号と抽選番号の二足の草鞋を履かせることで、カード需要を促進する発明(特願2018−087866)が、既に実施段階に突入している。
しかしながら、抽選番号としての機能を引き出すには、対となる抽選イベントが必須で、これには確たる財源を伴わせなければならない。この必要財源を確保する為の、母なる発明こそが、本件「お釣り夢貯(ムーチョ)」。ユーザー同士が、カード残額の端数をデータごと出し合って賄う、夢のような抽選イベントを支える技術なのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許出願番号2018−087866
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
物体としての小銭を対象とした募金箱は、レジ脇等に実在し、主にチャリティ用に供されている。即ち、モチベーションを伴い辛い、データとしての小銭を如何にして拠出させるかが、本件の課題となる。抽選イベントの景品を、魅力的に揃える事と両輪を成すのが、「お釣り夢貯」と命名した本機、懸賞集積システムなのである。
【0005】
その時々に応じて、残高端数を寄付したくなるようなモチベーションをくすぐり、お釣りを寄付したカードユーザーが、そのカード番号を抽選番号として登録できる、抽選イベント専用機が「お釣り夢貯」なのである。
【発明の効果】
【0006】
電子マネーの色別に必要な、専用機「お釣り夢貯」であるが、この垣根を取り払ってみると、宝クジの新手法が姿を現す。
懸賞財源を確保する為に必要な、1枚200円の宝クジと、各自数回に及ぶ「お釣り夢貯」使用機会を経て、蓄積された200円とは、全く同質なのである。
販売形式の宝クジとの経費比較に於いては、既存の電子マネー決済システムに依存できる、募金形式の「お釣り夢貯」に軍配が上がる。
政令指定都市の財源確保に有効な宝クジに対し、本件はカードユーザーを対象に、地域密着型の濃厚な懸賞イベントが、格安の経費で組めるのである。
更に、媒体告知・ネット告知を徹底すれば、景品表示法の規制を受けずに、宝クジ規模の抽選会が、必要に応じていつでも開催できるメリットが伴う。
電子マネーが地域経済に及ぼす影響力から察するに、カードユーザーの拡大に効果を発揮する「お釣り夢貯」は、地域経済に計り知れない効果をもたらすものなのである。
【0007】
まず、既存の文化イベント・スポーツイベントの活性化に寄与させる形態から。
これらイベントの入場券を、「お釣り夢貯」に寄せられる端数募金で購入し、抽選によりカードユーザーに還元する構図を引く。
例えば、流通系ICカードユーザーを対象に、テレビ番組を使って、○月△日の楽天イーグルス公式試合の観戦チケットの抽選会を告知する。その後、逐一「お釣り夢貯」の募金状況を、右肩上がりの折れ線グラフで放映し、カードユーザーの投資熱を煽る。そして、最終的な募金額に応じ、観戦チケットを一括購入。相当数の観戦チケット抽選会を番組の中で実施し、当選番号のカードユーザーに観戦チケットを交付する。
【0008】
更に、交通系ICカードを使った地域イベント、「飲酒運転撲滅キャンペーン」をTV局の冠を使って実施する。景品はお出迎え用セカンドカー。最低1台の当該車体の購入費が賄えるまでの告知環境を整えさせ、番組抽選会を実施。当選番号のカードユーザーに当該車体を交付する。
【0009】
当該ICカードネットワーク上に敷く抽選イベントは、懸賞の無償調達機能を有する「お釣り夢貯」の存在無くして成立し得ないのである。