特開2020-173756(P2020-173756A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2020173756-マウスパッドスライド防止装置 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-173756(P2020-173756A)
(43)【公開日】2020年10月22日
(54)【発明の名称】マウスパッドスライド防止装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/039 20130101AFI20200925BHJP
【FI】
   G06F3/039
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2019-91762(P2019-91762)
(22)【出願日】2019年5月15日
(11)【特許番号】特許第6578484号(P6578484)
(45)【特許公報発行日】2019年9月25日
(31)【優先権主張番号】201910290853.6
(32)【優先日】2019年4月11日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519263464
【氏名又は名称】威海火峰電脳有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】竺裕東
【テーマコード(参考)】
5B087
【Fターム(参考)】
5B087AA09
5B087BB18
(57)【要約】
【課題】本発明はマウスパッドスライド防止装置を開示した。
【解決手段】
スライド防止板を含み、前記スライド防止板の中には挟み装置が設けられ、前記スライド防止板の下側には底板が設けられ、前記底板の前端には支え板が固定的に設けられ、前記スライド防止板の前端が前記支え板に回転できるように連結され、前記スライド防止板と前記底板との間には支持装置が設けられ、前記支持装置の後側には制御装置が設けられ、前記挟み装置が前記マウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、前記支持装置が前記スライド防止板を一定の角度に支持し、前記制御装置が前記挟み装置と前記支持装置とを制御する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スライド防止板を含み、前記スライド防止板の中には挟み装置が設けられ、前記スライド防止板の下側には底板が設けられ、前記底板の前端には支え板が固定的に設けられ、前記スライド防止板の前端が前記支え板に回転できるように連結され、前記スライド防止板と前記底板との間には支持装置が設けられ、前記支持装置の後側には制御装置が設けられ、前記挟み装置が前記マウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、前記支持装置が前記スライド防止板を一定の角度に支持し、前記制御装置が前記挟み装置と前記支持装置とを制御し、前記挟み装置は前記スライド防止板の中に設けられて上方に開口した挟みチャンバを含み、前記挟みチャンバの左右壁には上挟み板が対称的に固定的に設けられ、前記挟みチャンバの中には下挟み板がスライドできるように設けられ、前記挟みチャンバの下壁の左右両端には連結ロッドチャンバが対称的に且つ連通するように設けられ、前記連結ロッドチャンバのうち中心に近接する側には押しロッドチャンバが連通するように設けられ、前記押しロッドチャンバの中には押しロッドが左右に対称的に且つスライドできるように設けられ、前記押しロッドの一端が前記連結ロッドチャンバの中に伸びており、且つ前記押しロッドの一端には連結ロッドがヒンジによって連結され、前記連結ロッドの上端が前記下挟み板の下端面に回転できるように連結され、前記押しロッドチャンバの中の中間にはカムが設けられ、前記カムの下端と前記押しロッドチャンバの下壁との間にはトーションバネが固定的に連結され、前記カムの下側にはロック装置が設けられ、
前記挟み装置がマウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、また前記ロック装置によりロックし、前記支持装置がマウスパッドの角度を調節し、前記制御装置により制御することを特徴とするマウスパッドスライド防止装置。
【請求項2】
前記支持装置は前記スライド防止板の下端面の中に設けられた後方に開口した開口チャンバを含み、前記底板の上端面の中にはスライドチャンバが設けられ、前記スライドチャンバの中にはねじロッドが回転できるように設けられ、前記スライドチャンバの中には前記ねじロッドにねじ山により連結されたスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記スライドブロックの上端には押しロッドが回転できるように連結され、前記押しロッドの前端が前記開口チャンバの前後壁に回転できるように連結され、前記スライドチャンバの後側には歯車チャンバが設けられ、前記ねじロッドの後端が前記歯車チャンバの中に伸びているところには従動平歯車が固定的に連結され、
前記押しロッドにより前記スライド防止板を支持し、前記スライド防止板の角度を調節することを特徴とする請求項1に記載のマウスパッドスライド防止装置。
【請求項3】
前記制御装置は前記底板の上端面にスライドできるように連結されたスライド板を含み、前記押しロッドチャンバの中には上方に開口したガイドスライドチャンバが設けられ、前記ガイドスライドチャンバの中には前記スライド板の下端に固定的に連結されたガイドスライドブロックがスライドできるように連結され、前記ガイドスライドブロックの前端と前記ガイドスライドチャンバの前壁との間には復帰バネが固定的に連結され、前記回転軸の中には回転軸が前後に貫通しており、且つ回転できるように設けられ、前記回転軸の後端にはノブが固定的に連結され、前記回転軸の前端には駆動傘歯車が固定的に連結され、前記駆動傘歯車の前端には前記従動平歯車と噛合できる駆動平歯車が固定的に連結され、前記駆動傘歯車の上端には前記駆動傘歯車と噛合できる従動傘歯車が回転できるように設けられ、前記従動傘歯車の上端には前記カムに固定的に連結された伝動軸が固定的に連結され、
前記スライド板を移動して噛合切り替えを行い、前記ノブを回転させて調節を行うことを特徴とする請求項1に記載のマウスパッドスライド防止装置。
【請求項4】
前記ロック装置は前記カムの下端面の中には左右に対称的に設けられた引っ掛かり溝を含み、前記押しロッドチャンバの下壁には引っ掛かりブロックチャンバが左右に対称しており、且つ連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロックチャンバの中には引っ掛かりブロックがスライドできるように設けられ、前記引っ掛かりブロックの下端と前記引っ掛かりブロックチャンバの下壁との間には圧縮バネが固定的に連結され、前記引っ掛かりブロックチャンバのうち中心に近接する側には前記開口チャンバに連通しているスライドロッドチャンバが連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロックの一端には前記スライドロッドチャンバを貫通しており、且つ前記開口チャンバの中に伸びた斜面ロッドが固定的に連結され、前記スライド板の前端面には前記斜面ロッドとスライドできるように連結された斜面ブロックが左右に対称的に固定的に連結され、
前記引っ掛かりブロックを移出して前記引っ掛かり溝のロックを解除することを特徴とする請求項1に記載のマウスパッドスライド防止装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は生活用品技術分野を取り上げて、具体的にはマウスパッドスライド防止装置である。
【背景技術】
【0002】
マウスパッドはコンピューターを使用する時に使う補助道具であり、椅子にもたれる時、快適さを調節するため、マウスパッドを一定の角度に調節する必要があり、しかしマウスパッドが滑り落ちやすく、水平状態でマウスを速く動かす時、マウスパッドが共にスライドすることがあり、マウスの操作に影響し、従って、マウスパッドスライド防止装置が必要とされ、本装置はニーズにより角度を調整でき、マウスパッドのスライドも防止でき、使用に便利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107831932号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的はマウスパッドスライド防止装置を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のマウスパッドスライド防止装置は、スライド防止板を含み、前記スライド防止板の中には挟み装置が設けられ、前記スライド防止板の下側には底板が設けられ、前記底板の前端には支え板が固定的に設けられ、前記スライド防止板の前端が前記支え板に回転できるように連結され、前記スライド防止板と前記底板との間には支持装置が設けられ、前記支持装置の後側には制御装置が設けられ、前記挟み装置が前記マウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、前記支持装置が前記スライド防止板を一定の角度に支持し、前記制御装置が前記挟み装置と前記支持装置とを制御し、前記挟み装置は前記スライド防止板の中に設けられて上方に開口した挟みチャンバを含み、前記挟みチャンバの左右壁には上挟み板が対称的に固定的に設けられ、前記挟みチャンバの中には下挟み板がスライドできるように設けられ、前記挟みチャンバの下壁の左右両端には連結ロッドチャンバが対称的に且つ連通するように設けられ、前記連結ロッドチャンバのうち中心に近接する側には押しロッドチャンバが連通するように設けられ、前記押しロッドチャンバの中には押しロッドが左右に対称的に且つスライドできるように設けられ、前記押しロッドの一端が前記連結ロッドチャンバの中に伸びており、且つ前記押しロッドの一端には連結ロッドがヒンジによって連結され、前記連結ロッドの上端が前記下挟み板の下端面に回転できるように連結され、前記押しロッドチャンバの中の中間にはカムが設けられ、前記カムの下端と前記押しロッドチャンバの下壁との間にはトーションバネが固定的に連結され、前記カムの下側にはロック装置が設けられ、
前記挟み装置がマウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、また前記ロック装置によりロックし、前記支持装置がマウスパッドの角度を調節し、前記制御装置により制御する。
【0006】
更の技術プラン、前記支持装置は前記スライド防止板の下端面の中に設けられた後方に開口した開口チャンバを含み、前記底板の上端面の中にはスライドチャンバが設けられ、前記スライドチャンバの中にはねじロッドが回転できるように設けられ、前記スライドチャンバの中には前記ねじロッドにねじ山により連結されたスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記スライドブロックの上端には押しロッドが回転できるように連結され、前記押しロッドの前端が前記開口チャンバの前後壁に回転できるように連結され、前記スライドチャンバの後側には歯車チャンバが設けられ、前記ねじロッドの後端が前記歯車チャンバの中に伸びているところには従動平歯車が固定的に連結され、
前記押しロッドにより前記スライド防止板を支持し、前記スライド防止板の角度を調節する。
【0007】
更の技術プラン、前記制御装置は前記底板の上端面にスライドできるように連結されたスライド板を含み、前記押しロッドチャンバの中には上方に開口したガイドスライドチャンバが設けられ、前記ガイドスライドチャンバの中には前記スライド板の下端に固定的に連結されたガイドスライドブロックがスライドできるように連結され、前記ガイドスライドブロックの前端と前記ガイドスライドチャンバの前壁との間には復帰バネが固定的に連結され、前記回転軸の中には回転軸が前後に貫通しており、且つ回転できるように設けられ、前記回転軸の後端にはノブが固定的に連結され、前記回転軸の前端には駆動傘歯車が固定的に連結され、前記駆動傘歯車の前端には前記従動平歯車と噛合できる駆動平歯車が固定的に連結され、前記駆動傘歯車の上端には前記駆動傘歯車と噛合できる従動傘歯車が回転できるように設けられ、前記従動傘歯車の上端には前記カムに固定的に連結された伝動軸が固定的に連結され、
前記スライド板を移動して噛合切り替えを行い、前記ノブを回転させて調節を行う。
【0008】
更の技術プラン、前記ロック装置は前記カムの下端面の中には左右に対称的に設けられた引っ掛かり溝を含み、前記押しロッドチャンバの下壁には引っ掛かりブロックチャンバが左右に対称しており、且つ連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロックチャンバの中には引っ掛かりブロックがスライドできるように設けられ、前記引っ掛かりブロックの下端と前記引っ掛かりブロックチャンバの下壁との間には圧縮バネが固定的に連結され、前記引っ掛かりブロックチャンバのうち中心に近接する側には前記開口チャンバに連通しているスライドロッドチャンバが連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロックの一端には前記スライドロッドチャンバを貫通しており、且つ前記開口チャンバの中に伸びた斜面ロッドが固定的に連結され、前記スライド板の前端面には前記斜面ロッドとスライドできるように連結された斜面ブロックが左右に対称的に固定的に連結され、
前記引っ掛かりブロックを移出して前記引っ掛かり溝のロックを解除する。
【発明の効果】
【0009】
本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、本装置によってマウスパッドの角度を調節し快適さに適応させ、同時にマウスをきつく挟むことができ、どんな角度でもマウスパッドのスライドを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は本発明のマウスパッドスライド防止装置の内部全体構成略図
図2図2図1のA−Aの構成略図
図3図3図1のBの拡大略図
図4図4図2のCの拡大略図
図5図5図3のD−Dの構成略図
図6図6図3のE−Eの構成略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図1〜6を合わせて本発明について詳しく説明し、また、説明の便利を図るため、下記に記載の上下左右前後方向が図1自身の投影関係の上下左右前後方向と一致することにする。
【0012】
図1〜6を参照し、本発明のマウスパッドスライド防止装置は、スライド防止板11を含み、前記スライド防止板11の中には挟み装置101が設けられ、前記スライド防止板11の下側には底板12が設けられ、前記底板12の前端には支え板13が固定的に設けられ、前記スライド防止板11の前端が前記支え板13に回転できるように連結され、前記スライド防止板11と前記底板12との間には支持装置102が設けられ、前記支持装置102の後側には制御装置103が設けられ、前記挟み装置101が前記マウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、前記支持装置102が前記スライド防止板11を一定の角度に支持し、前記制御装置103が前記挟み装置101と前記支持装置102とを制御し、前記挟み装置101は前記スライド防止板11の中に設けられて上方に開口した挟みチャンバ14を含み、前記挟みチャンバ14の左右壁には上挟み板15が対称的に固定的に設けられ、前記挟みチャンバ14の中には下挟み板16がスライドできるように設けられ、前記挟みチャンバ14の下壁の左右両端には連結ロッドチャンバ17が対称的に且つ連通するように設けられ、前記連結ロッドチャンバ17のうち中心に近接する側には押しロッドチャンバ18が連通するように設けられ、前記押しロッドチャンバ18の中には押しロッド19が左右に対称的に且つスライドできるように設けられ、前記押しロッド19の一端が前記連結ロッドチャンバ17の中に伸びており、且つ前記押しロッド19の一端には連結ロッド20がヒンジによって連結され、前記連結ロッド20の上端が前記下挟み板16の下端面に回転できるように連結され、前記押しロッドチャンバ18の中の中間にはカム21が設けられ、前記カム21の下端と前記押しロッドチャンバ18の下壁との間にはトーションバネ22が固定的に連結され、前記カム21の下側にはロック装置104が設けられ、
前記挟み装置101がマウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、また前記ロック装置104によりロックし、前記支持装置102がマウスパッドの角度を調節し、前記制御装置103により制御する。
【0013】
有益的には、前記支持装置102は前記スライド防止板11の下端面の中に設けられた後方に開口した開口チャンバ23を含み、前記底板12の上端面の中にはスライドチャンバ25が設けられ、前記スライドチャンバ25の中にはねじロッド26が回転できるように設けられ、前記スライドチャンバ25の中には前記ねじロッド26にねじ山により連結されたスライドブロック27がスライドできるように設けられ、前記スライドブロック27の上端には押しロッド28が回転できるように連結され、前記押しロッド28の前端が前記開口チャンバ23の前後壁に回転できるように連結され、前記スライドチャンバ25の後側には歯車チャンバ29が設けられ、前記ねじロッド26の後端が前記歯車チャンバ29の中に伸びているところには従動平歯車30が固定的に連結され、
前記押しロッド28により前記スライド防止板11を支持し、前記スライド防止板11の角度を調節する。
【0014】
有益的には、前記制御装置103は前記底板12の上端面にスライドできるように連結されたスライド板31を含み、前記押しロッドチャンバ18の中には上方に開口したガイドスライドチャンバ32が設けられ、前記ガイドスライドチャンバ32の中には前記スライド板31の下端に固定的に連結されたガイドスライドブロック33がスライドできるように連結され、前記ガイドスライドブロック33の前端と前記ガイドスライドチャンバ32の前壁との間には復帰バネ34が固定的に連結され、前記回転軸35の中には回転軸35が前後に貫通しており、且つ回転できるように設けられ、前記回転軸35の後端にはノブ40が固定的に連結され、前記回転軸35の前端には駆動傘歯車36が固定的に連結され、前記駆動傘歯車36の前端には前記従動平歯車30と噛合できる駆動平歯車37が固定的に連結され、前記駆動傘歯車36の上端には前記駆動傘歯車36と噛合できる従動傘歯車38が回転できるように設けられ、前記従動傘歯車38の上端には前記カム21に固定的に連結された伝動軸39が固定的に連結され、
前記スライド板31を移動して噛合切り替えを行い、前記ノブ40を回転させて調節を行う。
【0015】
有益的には、前記ロック装置104は前記カム21の下端面の中には左右に対称的に設けられた引っ掛かり溝41を含み、前記押しロッドチャンバ18の下壁には引っ掛かりブロックチャンバ42が左右に対称しており、且つ連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロックチャンバ42の中には引っ掛かりブロック43がスライドできるように設けられ、前記引っ掛かりブロック43の下端と前記引っ掛かりブロックチャンバ42の下壁との間には圧縮バネ44が固定的に連結され、前記引っ掛かりブロックチャンバ42のうち中心に近接する側には前記開口チャンバ23に連通しているスライドロッドチャンバ45が連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロック43の一端には前記スライドロッドチャンバ45を貫通しており、且つ前記開口チャンバ23の中に伸びた斜面ロッド46が固定的に連結され、前記スライド板31の前端面には前記斜面ロッド46とスライドできるように連結された斜面ブロック47が左右に対称的に固定的に連結され、
前記引っ掛かりブロック43を移出して前記引っ掛かり溝41のロックを解除する。
【0016】
初期状態では、下挟み板16が下限界位置にあり、引っ掛かりブロック43の上端とカム21の下端面とが当接しており、駆動傘歯車36と従動傘歯車38とが噛合し、駆動平歯車37と従動平歯車30とが噛合しない。
【0017】
使用する時、マウスパッドを下挟み板16に平に置き、マウスパッドの両端を上挟み板15の下側に置き、ノブ40を回して回転軸35を回転連動させ、駆動傘歯車36を回転連動させ、歯車の噛合により従動傘歯車38を回転連動させ、伝動軸39によりカム21を回転連動させ、その時カム21の突出端と押しロッド19とが当接し、前記押しロッド19を両側へ押し動かして移動させ、その時引っ掛かりブロック43の上端が引っ掛かり溝41の中に入り固定され、押しロッド19が連結ロッド20により下挟み板16を押し動かして上に移動させ、下挟み板16と上挟み板15とがマウスパッドの両端をきつく挟み、前へノブ40を押してスライド板31を前に移動連動させ、その時駆動平歯車37と従動平歯車30とが噛合し、ノブ40を回転させて駆動平歯車37を回転連動させ、歯車の噛合により従動平歯車30を回転連動させてねじロッド26を回転連動させ、ねじ山の連結によりスライドブロック27を前に移動連動させ、押しロッド28によりスライド防止板11の後端を上に反転させて角度を調節し、
マウスパッドを取る時、力を入れてノブ40を押し、その時斜面ブロック47が斜面ロッド46と当接するまで前に移動し、また斜面スライドにより斜面ロッド46を下に移動連動させ、引っ掛かりブロック43を連動させて引っ掛かり溝41から移出し、カム21がトーションバネ22の弾力により復帰する。
【0018】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、本装置によってマウスパッドの角度を調節し快適さに適応させ、同時にマウスをきつく挟むことができ、どんな角度でもマウスパッドのスライドを防止できる。
【0019】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2019年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スライド防止板を含み、前記スライド防止板の中には挟み装置が設けられ、前記スライド防止板の下側には底板が設けられ、前記底板の前端には支え板が固定的に設けられ、前記スライド防止板の前端が前記支え板に回転できるように連結され、前記スライド防止板と前記底板との間には支持装置が設けられ、前記支持装置の後側には制御装置が設けられ、前記挟み装置が前記マウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、前記支持装置が前記スライド防止板を一定の角度に支持し、前記制御装置が前記挟み装置と前記支持装置とを制御し、前記挟み装置は前記スライド防止板の中に設けられて上方に開口した挟みチャンバを含み、前記挟みチャンバの左右壁には上挟み板が対称的に固定的に設けられ、前記挟みチャンバの中には下挟み板がスライドできるように設けられ、前記挟みチャンバの下壁の左右両端には連結ロッドチャンバが対称的に且つ連通するように設けられ、前記連結ロッドチャンバのうち中心に近接する側には押しロッドチャンバが連通するように設けられ、前記押しロッドチャンバの中には押しロッドが左右に対称的に且つスライドできるように設けられ、前記押しロッドの一端が前記連結ロッドチャンバの中に伸びており、且つ前記押しロッドの一端には連結ロッドがヒンジによって連結され、前記連結ロッドの上端が前記下挟み板の下端面に回転できるように連結され、前記押しロッドチャンバの中の中間にはカムが設けられ、前記カムの下端と前記押しロッドチャンバの下壁との間にはトーションバネが固定的に連結され、前記カムの下側にはロック装置が設けられ、前記挟み装置がマウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、また前記ロック装置によりロックし、前記支持装置がマウスパッドの角度を調節し、前記制御装置により制御することを特徴とするマウスパッドスライド防止装置。
【請求項2】
前記支持装置は前記スライド防止板の下端面の中に設けられた後方に開口した開口チャンバを含み、前記底板の上端面の中にはスライドチャンバが設けられ、前記スライドチャンバの中にはねじロッドが回転できるように設けられ、前記スライドチャンバの中には前記ねじロッドにねじ山により連結されたスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記スライドブロックの上端には押しロッドが回転できるように連結され、前記押しロッドの前端が前記開口チャンバの前後壁に回転できるように連結され、前記スライドチャンバの後側には歯車チャンバが設けられ、前記ねじロッドの後端が前記歯車チャンバの中に伸びているところには従動平歯車が固定的に連結され、
前記押しロッドにより前記スライド防止板を支持し、前記スライド防止板の角度を調節することを特徴とする請求項1に記載のマウスパッドスライド防止装置。
【請求項3】
前記制御装置は前記底板の上端面にスライドできるように連結されたスライド板を含み、前記押しロッドチャンバの中には上方に開口したガイドスライドチャンバが設けられ、前記ガイドスライドチャンバの中には前記スライド板の下端に固定的に連結されたガイドスライドブロックがスライドできるように連結され、前記ガイドスライドブロックの前端と前記ガイドスライドチャンバの前壁との間には復帰バネが固定的に連結され、前記回転軸の後端にはノブが固定的に連結され、前記回転軸の前端には駆動傘歯車が固定的に連結され、前記駆動傘歯車の前端には前記従動平歯車と噛合できる駆動平歯車が固定的に連結され、前記駆動傘歯車の上端には前記駆動傘歯車と噛合できる従動傘歯車が回転できるように設けられ、前記従動傘歯車の上端には前記カムに固定的に連結された伝動軸が固定的に連結され、
前記スライド板を移動して噛合切り替えを行い、前記ノブを回転させて調節を行うことを特徴とする請求項1に記載のマウスパッドスライド防止装置。
【請求項4】
前記ロック装置は前記カムの下端面の中には左右に対称的に設けられた引っ掛かり溝を含み、前記押しロッドチャンバの下壁には引っ掛かりブロックチャンバが左右に対称しており、且つ連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロックチャンバの中には引っ掛かりブロックがスライドできるように設けられ、前記引っ掛かりブロックの下端と前記引っ掛かりブロックチャンバの下壁との間には圧縮バネが固定的に連結され、前記引っ掛かりブロックチャンバのうち中心に近接する側には前記開口チャンバに連通しているスライドロッドチャンバが連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロックの一端には前記スライドロッドチャンバを貫通しており、且つ前記開口チャンバの中に伸びた斜面ロッドが固定的に連結され、前記スライド板の前端面には前記斜面ロッドとスライドできるように連結された斜面ブロックが左右に対称的に固定的に連結され、
前記引っ掛かりブロックを移出して前記引っ掛かり溝のロックを解除することを特徴とする請求項1に記載のマウスパッドスライド防止装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は生活用品技術分野を取り上げて、具体的にはマウスパッドスライド防止装置である。
【背景技術】
【0002】
マウスパッドはコンピューターを使用する時に使う補助道具であり、椅子にもたれる時、快適さを調節するため、マウスパッドを一定の角度に調節する必要があり、しかしマウスパッドが滑り落ちやすく、水平状態でマウスを速く動かす時、マウスパッドが共にスライドすることがあり、マウスの操作に影響し、従って、マウスパッドスライド防止装置が必要とされ、本装置はニーズにより角度を調整でき、マウスパッドのスライドも防止でき、使用に便利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107831932号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的はマウスパッドスライド防止装置を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のマウスパッドスライド防止装置は、スライド防止板を含み、前記スライド防止板の中には挟み装置が設けられ、前記スライド防止板の下側には底板が設けられ、前記底板の前端には支え板が固定的に設けられ、前記スライド防止板の前端が前記支え板に回転できるように連結され、前記スライド防止板と前記底板との間には支持装置が設けられ、前記支持装置の後側には制御装置が設けられ、前記挟み装置が前記マウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、前記支持装置が前記スライド防止板を一定の角度に支持し、前記制御装置が前記挟み装置と前記支持装置とを制御し、前記挟み装置は前記スライド防止板の中に設けられて上方に開口した挟みチャンバを含み、前記挟みチャンバの左右壁には上挟み板が対称的に固定的に設けられ、前記挟みチャンバの中には下挟み板がスライドできるように設けられ、前記挟みチャンバの下壁の左右両端には連結ロッドチャンバが対称的に且つ連通するように設けられ、前記連結ロッドチャンバのうち中心に近接する側には押しロッドチャンバが連通するように設けられ、前記押しロッドチャンバの中には押しロッドが左右に対称的に且つスライドできるように設けられ、前記押しロッドの一端が前記連結ロッドチャンバの中に伸びており、且つ前記押しロッドの一端には連結ロッドがヒンジによって連結され、前記連結ロッドの上端が前記下挟み板の下端面に回転できるように連結され、前記押しロッドチャンバの中の中間にはカムが設けられ、前記カムの下端と前記押しロッドチャンバの下壁との間にはトーションバネが固定的に連結され、前記カムの下側にはロック装置が設けられ、
前記挟み装置がマウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、また前記ロック装置によりロックし、前記支持装置がマウスパッドの角度を調節し、前記制御装置により制御する。
【0006】
更の技術プラン、前記支持装置は前記スライド防止板の下端面の中に設けられた後方に開口した開口チャンバを含み、前記底板の上端面の中にはスライドチャンバが設けられ、前記スライドチャンバの中にはねじロッドが回転できるように設けられ、前記スライドチャンバの中には前記ねじロッドにねじ山により連結されたスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記スライドブロックの上端には押しロッドが回転できるように連結され、前記押しロッドの前端が前記開口チャンバの前後壁に回転できるように連結され、前記スライドチャンバの後側には歯車チャンバが設けられ、前記ねじロッドの後端が前記歯車チャンバの中に伸びているところには従動平歯車が固定的に連結され、
前記押しロッドにより前記スライド防止板を支持し、前記スライド防止板の角度を調節する。
【0007】
更の技術プラン、前記制御装置は前記底板の上端面にスライドできるように連結されたスライド板を含み、前記押しロッドチャンバの中には上方に開口したガイドスライドチャンバが設けられ、前記ガイドスライドチャンバの中には前記スライド板の下端に固定的に連結されたガイドスライドブロックがスライドできるように連結され、前記ガイドスライドブロックの前端と前記ガイドスライドチャンバの前壁との間には復帰バネが固定的に連結され、前記回転軸の後端にはノブが固定的に連結され、前記回転軸の前端には駆動傘歯車が固定的に連結され、前記駆動傘歯車の前端には前記従動平歯車と噛合できる駆動平歯車が固定的に連結され、前記駆動傘歯車の上端には前記駆動傘歯車と噛合できる従動傘歯車が回転できるように設けられ、前記従動傘歯車の上端には前記カムに固定的に連結された伝動軸が固定的に連結され、
前記スライド板を移動して噛合切り替えを行い、前記ノブを回転させて調節を行う。
【0008】
更の技術プラン、前記ロック装置は前記カムの下端面の中には左右に対称的に設けられた引っ掛かり溝を含み、前記押しロッドチャンバの下壁には引っ掛かりブロックチャンバが左右に対称しており、且つ連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロックチャンバの中には引っ掛かりブロックがスライドできるように設けられ、前記引っ掛かりブロックの下端と前記引っ掛かりブロックチャンバの下壁との間には圧縮バネが固定的に連結され、前記引っ掛かりブロックチャンバのうち中心に近接する側には前記開口チャンバに連通しているスライドロッドチャンバが連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロックの一端には前記スライドロッドチャンバを貫通しており、且つ前記開口チャンバの中に伸びた斜面ロッドが固定的に連結され、前記スライド板の前端面には前記斜面ロッドとスライドできるように連結された斜面ブロックが左右に対称的に固定的に連結され、
前記引っ掛かりブロックを移出して前記引っ掛かり溝のロックを解除する。
【発明の効果】
【0009】
本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、本装置によってマウスパッドの角度を調節し快適さに適応させ、同時にマウスをきつく挟むことができ、どんな角度でもマウスパッドのスライドを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は本発明のマウスパッドスライド防止装置の内部全体構成略図
図2図2図1のA−Aの構成略図
図3図3図1のBの拡大略図
図4図4図2のCの拡大略図
図5図5図3のD−Dの構成略図
図6図6図3のE−Eの構成略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図1〜6を合わせて本発明について詳しく説明し、また、説明の便利を図るため、下記に記載の上下左右前後方向が図1自身の投影関係の上下左右前後方向と一致することにする。
【0012】
図1〜6を参照し、本発明のマウスパッドスライド防止装置は、スライド防止板11を含み、前記スライド防止板11の中には挟み装置101が設けられ、前記スライド防止板11の下側には底板12が設けられ、前記底板12の前端には支え板13が固定的に設けられ、前記スライド防止板11の前端が前記支え板13に回転できるように連結され、前記スライド防止板11と前記底板12との間には支持装置102が設けられ、前記支持装置102の後側には制御装置103が設けられ、前記挟み装置101が前記マウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、前記支持装置102が前記スライド防止板11を一定の角度に支持し、前記制御装置103が前記挟み装置101と前記支持装置102とを制御し、前記挟み装置101は前記スライド防止板11の中に設けられて上方に開口した挟みチャンバ14を含み、前記挟みチャンバ14の左右壁には上挟み板15が対称的に固定的に設けられ、前記挟みチャンバ14の中には下挟み板16がスライドできるように設けられ、前記挟みチャンバ14の下壁の左右両端には連結ロッドチャンバ17が対称的に且つ連通するように設けられ、前記連結ロッドチャンバ17のうち中心に近接する側には押しロッドチャンバ18が連通するように設けられ、前記押しロッドチャンバ18の中には押しロッド19が左右に対称的に且つスライドできるように設けられ、前記押しロッド19の一端が前記連結ロッドチャンバ17の中に伸びており、且つ前記押しロッド19の一端には連結ロッド20がヒンジによって連結され、前記連結ロッド20の上端が前記下挟み板16の下端面に回転できるように連結され、前記押しロッドチャンバ18の中の中間にはカム21が設けられ、前記カム21の下端と前記押しロッドチャンバ18の下壁との間にはトーションバネ22が固定的に連結され、前記カム21の下側にはロック装置104が設けられ、
前記挟み装置101がマウスパッドをきつく挟みマウスパッドのスライドを防止し、また前記ロック装置104によりロックし、前記支持装置102がマウスパッドの角度を調節し、前記制御装置103により制御する。
【0013】
有益的には、前記支持装置102は前記スライド防止板11の下端面の中に設けられた後方に開口した開口チャンバ23を含み、前記底板12の上端面の中にはスライドチャンバ25が設けられ、前記スライドチャンバ25の中にはねじロッド26が回転できるように設けられ、前記スライドチャンバ25の中には前記ねじロッド26にねじ山により連結されたスライドブロック27がスライドできるように設けられ、前記スライドブロック27の上端には押しロッド28が回転できるように連結され、前記押しロッド28の前端が前記開口チャンバ23の前後壁に回転できるように連結され、前記スライドチャンバ25の後側には歯車チャンバ29が設けられ、前記ねじロッド26の後端が前記歯車チャンバ29の中に伸びているところには従動平歯車30が固定的に連結され、
前記押しロッド28により前記スライド防止板11を支持し、前記スライド防止板11の角度を調節する。
【0014】
有益的には、前記制御装置103は前記底板12の上端面にスライドできるように連結されたスライド板31を含み、前記押しロッドチャンバ18の中には上方に開口したガイドスライドチャンバ32が設けられ、前記ガイドスライドチャンバ32の中には前記スライド板31の下端に固定的に連結されたガイドスライドブロック33がスライドできるように連結され、前記ガイドスライドブロック33の前端と前記ガイドスライドチャンバ32の前壁との間には復帰バネ34が固定的に連結され、前記回転軸35の後端にはノブ40が固定的に連結され、前記回転軸35の前端には駆動傘歯車36が固定的に連結され、前記駆動傘歯車36の前端には前記従動平歯車30と噛合できる駆動平歯車37が固定的に連結され、前記駆動傘歯車36の上端には前記駆動傘歯車36と噛合できる従動傘歯車38が回転できるように設けられ、前記従動傘歯車38の上端には前記カム21に固定的に連結された伝動軸39が固定的に連結され、
前記スライド板31を移動して噛合切り替えを行い、前記ノブ40を回転させて調節を行う。
【0015】
有益的には、前記ロック装置104は前記カム21の下端面の中には左右に対称的に設けられた引っ掛かり溝41を含み、前記押しロッドチャンバ18の下壁には引っ掛かりブロックチャンバ42が左右に対称しており、且つ連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロックチャンバ42の中には引っ掛かりブロック43がスライドできるように設けられ、前記引っ掛かりブロック43の下端と前記引っ掛かりブロックチャンバ42の下壁との間には圧縮バネ44が固定的に連結され、前記引っ掛かりブロックチャンバ42のうち中心に近接する側には前記開口チャンバ23に連通しているスライドロッドチャンバ45が連通するように設けられ、前記引っ掛かりブロック43の一端には前記スライドロッドチャンバ45を貫通しており、且つ前記開口チャンバ23の中に伸びた斜面ロッド46が固定的に連結され、前記スライド板31の前端面には前記斜面ロッド46とスライドできるように連結された斜面ブロック47が左右に対称的に固定的に連結され、
前記引っ掛かりブロック43を移出して前記引っ掛かり溝41のロックを解除する。
【0016】
初期状態では、下挟み板16が下限界位置にあり、引っ掛かりブロック43の上端とカム21の下端面とが当接しており、駆動傘歯車36と従動傘歯車38とが噛合し、駆動平歯車37と従動平歯車30とが噛合しない。
【0017】
使用する時、マウスパッドを下挟み板16に平に置き、マウスパッドの両端を上挟み板15の下側に置き、ノブ40を回して回転軸35を回転連動させ、駆動傘歯車36を回転連動させ、歯車の噛合により従動傘歯車38を回転連動させ、伝動軸39によりカム21を回転連動させ、その時カム21の突出端と押しロッド19とが当接し、前記押しロッド19を両側へ押し動かして移動させ、その時引っ掛かりブロック43の上端が引っ掛かり溝41の中に入り固定され、押しロッド19が連結ロッド20により下挟み板16を押し動かして上に移動させ、下挟み板16と上挟み板15とがマウスパッドの両端をきつく挟み、前へノブ40を押してスライド板31を前に移動連動させ、その時駆動平歯車37と従動平歯車30とが噛合し、ノブ40を回転させて駆動平歯車37を回転連動させ、歯車の噛合により従動平歯車30を回転連動させてねじロッド26を回転連動させ、ねじ山の連結によりスライドブロック27を前に移動連動させ、押しロッド28によりスライド防止板11の後端を上に反転させて角度を調節し、
マウスパッドを取る時、力を入れてノブ40を押し、その時斜面ブロック47が斜面ロッド46と当接するまで前に移動し、また斜面スライドにより斜面ロッド46を下に移動連動させ、引っ掛かりブロック43を連動させて引っ掛かり溝41から移出し、カム21がトーションバネ22の弾力により復帰する。
【0018】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、本装置によってマウスパッドの角度を調節し快適さに適応させ、同時にマウスをきつく挟むことができ、どんな角度でもマウスパッドのスライドを防止できる。
【0019】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。