【解決手段】仏壇100の蓋10は、本体30への台20の収容状態で回動し、本体30の天面30Aに起立可能である。本体30は第1側壁部31及び第2側壁部32を含む。第2側壁部32は第1切欠領域32Bを有する。台20は、第1側板部21と第2側板部22とを含む。第2側板部22は、第2切欠領域22Bを有し、収容状態で第1切欠領域32Bを閉塞又は開放可能である。台20は、収容状態で、第2側壁部32から第1側壁部31へ向かう第1方向D1又は逆方向D2にスライド可能である。台20が収容状態で第1方向D1にスライドする動作に応じて、第2側板部22は、第1切欠領域32Bの閉塞状態から開放状態へ遷移する。第2切欠領域22Bは、閉塞状態では開放されず、開放状態では台20の内側に礼拝に関する第1対象物Tを出し入れ可能に開放される。
前記第1溝部は、前記第1溝部の長手方向から見た場合に、前記天板部の前記天面から矩形状に凹むとともに、前記第1溝部の底部から前記第1溝部の短手方向に更に凹み、
前記仏具の前記底部は、前記第1溝部の前記底部の形状に対応して前記仏具の厚み方向に突出する、請求項11に記載の仏壇。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、本実施形態において、三次元直交座標系のX軸及びY軸は水平方向に平行であり、Z軸は鉛直方向に平行である。X軸に沿った方向のうち、正方向は、本発明の「第1方向D1」の一例である。
【0023】
図1を参照して、本発明に係る仏壇100の実施形態を説明する。
図1(a)及び(b)は、仏壇100を示す斜視図である。
図1(a)及び(b)に示すように、仏壇100は、本体30と、台20と、連結部40と、蓋10とを備える。仏壇100は、例えば、携帯して持ち運び可能な小型の仏壇である。本体30と台20と蓋10との各々は、木、合成樹脂、又は金属のような種々の材料で構成され得る。
【0024】
本体30は、箱状であり、例えば、浅型の略直方体である。本体30は、第1側壁部31と、第2側壁部32と、底壁部35と、天面30Aとを含む。以下、「本体30の天面30A」を「第1天面30A」と記載することがある。第1側壁部31と第2側壁部32とは、互いに対向して底壁部35から立設する。底壁部35は、例えば、矩形状である。第1天面30Aは、開口する。具体的には、第1天面30Aは、壁部分と開口部分とを有する。本体30は、台20及び各種の仏具を収容可能である。以下、本体30に台20を収容している状態を「収容状態」と記載することがある。
図1(a)及び(b)は、「収容状態」の一例を示す。
【0025】
台20は、箱状であり、例えば、浅型の略直方体である。台20は、第1側板部21と、第2側板部22と、天板部25と、底面20Aとを含む。以下、「台20の底面20A」を「第1底面20A」と記載することがある。第1側板部21と第2側板部22とは、天板部25の内側面からそれぞれ突出する。第1側板部21と第2側板部22とは、互いに対向する。天板部25は、例えば、略正方形である。第1底面20Aは、例えば、開口する。具体的には、第1底面20Aは、例えば、板部分と開口部分とを有する。台20は、本体30に収容され、例えば、経机として機能する。礼拝の際、台20上には、例えば、三具足のような仏具が載置物として載置される。
【0026】
台20は、収容状態で、第1方向D1、又は第1方向D1の逆方向である第2方向D2にスライド可能である。第1方向D1は、第2側壁部32から第1側壁部31へ向かう方向を示す。第2方向D2は、第1側壁部31から第2側壁部32へ向かう方向を示す。例えば、台20は、収容状態を維持したまま、本体30の第1天面30Aの長手方向の長さに応じて長手方向に沿ってスライド可能である。
【0027】
連結部40は、台20と蓋10とを連結する。以下、「連結部40」を「第1連結部40」と記載することがある。詳細には、第1連結部40は、台20に対して蓋10を回動可能に、台20と蓋10とを連結する。第1連結部40は、例えば、平蝶番、又はトルクヒンジのような蝶番である。第1連結部40を構成する材料は、例えば金属である。
【0028】
蓋10は、箱状であり、例えば、浅型の略直方体である。蓋10は、底面10Aを含む。以下、「蓋10の底面10A」を「第2底面10A」と記載することがある。第2底面10Aは、開口する。具体的には、第2底面10Aは、壁部分と開口部分とを有する。
【0029】
蓋10は、第1連結部40を支点として回動する。詳細には、蓋10は、収容状態で、第1連結部40を支点として開方向D3に回動して、本体30の第1天面30Aに起立可能である。開方向D3は、第2底面10Aが第1天面30Aと平行に対向する位置から離間する方向を示す。また、蓋10は、閉方向D4に回動して第1天面30Aを塞ぐこともできる。閉方向D4は、開方向D3の逆方向を示す。なお、
図1(a)で示す二点鎖線は、第1天面30Aを塞ぐように、蓋10が閉方向D4に回動するとともに第2方向D2にスライドした状態を示す。蓋10は、起立した状態では、例えば、礼拝に関する対象物の配置スペースとして機能する。以下、蓋10が起立した状態で、蓋10のうち第2底面10Aが露出する側を仏壇100の正面側と記載することがあり、正面側の裏面側を仏壇100の背面側と記載することがある。
【0030】
図1(b)に示すように、台20の内側には、礼拝に関する第1対象物Tを収容可能である。第1対象物Tは、例えば、仏具、位牌、過去帳、故人の写真、写真を入れたフォトフレーム、USB(Universal Serial Bus)フラッシュドライブ、又は遺骨である。遺骨は、例えば、納骨のための納骨容器に収容される。例えば、納骨容器が台20の内側に載置された場合、仏壇100は、小型の納骨堂として機能し得る。
【0031】
本体30の第2側壁部32は、側壁領域32Aと、第1切欠領域32Bとを有する。第1切欠領域32Bは、本体30の第1天面30Aと隣接する切り欠かれた領域である。すなわち、第1切欠領域32Bは、側壁領域32Aと第1天面30Aとの間に位置する。
【0032】
台20の第2側板部22は、側板領域22Aと、第2切欠領域22Bとを有する。第2切欠領域22Bは、台20の第1底面20Aと隣接する切り欠かれた領域である。すなわち、第2切欠領域22Bは、側板領域22Aと第1底面20Aとの間に位置する。
【0033】
第2切欠領域22Bは、収容状態で、台20のスライド動作に応じて第1切欠領域32Bを閉塞又は開放可能である。詳細には、収容状態で台20が第1方向D1にスライドする動作に応じて、第2側板部22は、閉塞状態から、開放状態へ遷移する。閉塞状態は、第2側板部22が第1切欠領域32Bを閉塞している状態を示す。開放状態は、第2側板部22が第1切欠領域32Bを開放している状態を示す。なお、
図1(b)は、開放状態を示す。
【0034】
第2切欠領域22Bは、閉塞状態では開放されず、開放状態では台20の内側に第1対象物Tを出し入れ可能に開放される。すなわち、収容状態のまま、開放状態で仏壇100の背面側から第1対象物Tを出し入れできる。従って、台20を本体30から取り外したりすることなく、礼拝に関する第1対象物Tを出し入れできる。その結果、礼拝の際に、周辺に載置されている礼拝に関する第1対象物Tの載置状態が乱れることを低減できる。さらに、礼拝する際に第1対象物Tを出し入れするための工数を低減できる。
【0035】
次に、
図1を参照しつつ、
図2を更に参照して、本体30の構成の詳細について説明する。
図2は、本体30を示す斜視図である。
図2に示すように、本体30は、
図1を参照して説明した第1側壁部31と、第2側壁部32と、底壁部35と、第1天面30Aとに加えて、第3側壁部33と、第4側壁部34と、案内部36と、第2連結部37と、把手部38とを含む。
【0036】
第3側壁部33と第4側壁部34とは、互いに対向して底壁部35から立設する。第3側壁部33と第4側壁部34とは、第1方向D1に沿って延びる。第3側壁部33と第4側壁部34とは、第1側壁部31と第2側壁部32とともに、それぞれ、箱状の本体30の四方の側壁を構成する。第3側壁部33の端面と、第4側壁部34の端面と、第1側壁部31の端面とは、第1天面30Aの壁部分を構成する。蓋10が起立した状態(
図1参照)を仏壇100の正面側から見た場合、第1側壁部31と、第2側壁部32と、第3側壁部33と、第4側壁部34とは、それぞれ、仏壇100の正面側と、背面側と、左側と、右側とに配置される。
【0037】
案内部36は、収容状態で、第1方向D1又は第2方向D2にスライドするように台20を案内する。案内部36は、台20の係合部と係合する。なお、係合部については、
図3を参照して後述する。案内部36は、例えば、突条又は突起である。突条は、係合部の形状に対応して突出する線条である。突起は、係合部の形状に対応して突起する。案内部36が突条である実施形態において、案内部36は、係合部の形状と配置に対応して所定長さに第1方向D1に沿って延びる。
【0038】
案内部36は、例えば、第1案内部36Aと第2案内部36Bとを含む。第1案内部36Aは、例えば、第3側壁部33の内側面に配置される。第2案内部36Bは、例えば、第1案内部36Aと平行に第4側壁部34の内側面に配置される。
【0039】
第2連結部37は、蓋10の第3連結部と連結する。なお、第3連結部の詳細については、
図4を参照して後述する。第2連結部37は、例えば、掛止金具である。第2連結部37は、本体30を蓋10で閉塞した際に、本体30を蓋10と固定するために使用される。
【0040】
把手部38は、例えば、取っ手である。把手部38は、例えば、第1側壁部31の外側面に配置される。従って、ユーザーが仏壇100の向きを変えたり、持ち運んだりする際に、手を滑らしたり、仏壇100を誤って落としたりすることを抑制できる。さらに、本体30を蓋10で閉塞して本体30と蓋10とを固定した状態で、ユーザーは、仏壇100を容易に片手で持ち運ぶことができる。従って、仏壇100を携帯する際の利便性を向上させることができる。
【0041】
次に、
図1と
図2とを参照しつつ、
図3を更に参照して、台20の構成の詳細について説明する。
図3は、台20を示す斜視図である。
図3に示すように、台20は、
図1を参照して説明した第1側板部21と、第2側板部22と、天板部25と、第1底面20Aとに加えて、第3側板部23と、第4側板部24と、係合部26とを含む。
【0042】
第3側板部23と第4側板部24とは、天板部25の内側面からそれぞれ突出する。第3側板部23と第4側板部24とは、互いに対向する。第3側板部23と第4側板部24とは、第1側板部21と第2側板部22とともに、それぞれ、箱状の台20の4つの側板を構成する。第3側板部23の端面と、第4側板部24の端面と、第1側板部21の端面とは、第1底面20Aの板部分を構成する。蓋10が起立した状態(
図1参照)を仏壇100の正面側から見た場合、第1側板部21と、第2側板部22と、第3側板部23と、第4側板部24とは、それぞれ、仏壇100の正面側と、背面側と、左側と、右側とに配置される。
【0043】
係合部26は、本体30の案内部36と係合する。係合部26は、例えば、溝又は切欠き条である。係合部26は、案内部36の形状と配置とに対応して所定長さに第1方向D1に沿って延びる。
【0044】
係合部26は、例えば、第1係合部26Aと第2係合部26Bとを含む。第1係合部26Aは、例えば、第3側板部23の外側面に配置される。第2係合部26Bは、例えば、第1係合部26Aと平行に第4側板部24の外側面に配置される。係合部26が案内部36と係合することにより、本体30に対して台20を簡素な構成でスライドさせることができる。
【0045】
次に、
図1〜
図3を参照しつつ、
図4を更に参照して、蓋10の構成の詳細について説明する。
図4は、台20と、蓋10と、第1連結部40とを示す斜視図である。
図4に示すように、蓋10は、
図1を参照して説明した第2底面10Aに加えて、第5側壁部11と、第6側壁部12と、第7側壁部13と、第8側壁部14と、天壁部15と、棚部16と、第3連結部17とを含む。
【0046】
第5側壁部11と第6側壁部12と第7側壁部13と第8側壁部14とは、天壁部15の内側面からそれぞれ突出する。第5側壁部11と第6側壁部12とは、互いに対向する。第7側壁部13と第8側壁部14とは、互いに対向する。第5側壁部11と第6側壁部12と第7側壁部13と第8側壁部14とは、それぞれ、箱状の蓋10の4つの側壁を構成する。第5側壁部11の端面と、第6側壁部12の端面と、第7側壁部13の端面と、第8側壁部14の端面とは、第2底面10Aの壁部分を構成する。天壁部15は、本体30の底壁部35の形状と対応しており、例えば、矩形状である。天壁部15の内側面は、引掛部(図示せず)を有する。引掛部には、例えば、御本尊の掛け軸を引掛け可能である。蓋10が起立した状態(
図1参照)を仏壇100の正面側から見た場合、第5側壁部11と、第6側壁部12と、第7側壁部13と、第8側壁部14とは、それぞれ、仏壇100の天面側と、底面側と、左側と、右側とに配置される。
【0047】
棚部16は、例えば、矩形状の棚材である。棚部16は、第7側壁部13と第8側壁部14と接続する。棚部16は、第5側壁部11と第6側壁部12とに平行に、第5側壁部11と第6側壁部12との間に配置される。棚部16には、第1対象物Tを載置可能である。さらに、棚部16は、凹部16Aを有することが好ましい。さらに、凹部16Aは、貫通孔であってもよい。凹部16Aには、例えば、個人の写真又は掛け軸の底部を挿し入れることができる。
【0048】
第1連結部40は、例えば、第6側壁部12と、台20の第2側板部22とをそれぞれ一定深さに座ぐりして取り付けられる。従って、蝶番のような第1連結部40が第6側壁部12と第2側板部22との外側面から突出することを低減できる。その結果、蓋10が本体30の第1天面30Aを塞いでいる状態で仏壇100を床に立てて置く際に、すなわち、第6側壁部12と第2側板部22とを下面として仏壇100を床に載置する際に、仏壇100がぐらついて倒れることを抑制できる。
【0049】
第3連結部17は、本体30の第2連結部37(
図2参照)と連結する。第3連結部17は、例えば、引掛け金具である。第3連結部17は、本体30を蓋10で閉塞した際に、本体30を蓋10と固定するために使用される。従って、仏壇100を持ち運ぶ際、本体30を蓋10で閉塞した状態を容易に維持できる。
【0050】
次に、
図1〜
図4を参照しつつ、
図5を更に参照して、仏壇100の組み立て動作について説明する。
図5(a)〜(c)は、仏壇100を示す側面図である。蓋10と台20とを
図5(a)から
図5(c)の順に動作させることによって、仏壇100は、蓋10が本体30の第1天面30Aを塞いでいる状態から、蓋10が第1天面30Aに起立した状態にまで組み立てられる。以下、蓋10が本体30の第1天面30Aを塞いでいる状態、すなわち、仏壇100全体の形状が箱状である状態を「箱状態」と記載することがある。
【0051】
図5(a)に示すように、例えば、仏壇100を使用しないとき、仏壇100は、箱状態で保管される。詳細には、箱状態は、収納状態、かつ、本体30の第1側壁部31の外側面と、蓋10の第5側壁部11の外側面とが略面一である状態、かつ、本体30の第2側壁部32の外側面と、蓋10の第6側壁部12の外側面とが略面一である状態を示す。箱状態は、第2側板部22の閉塞状態を兼ねる。まず、第6側壁部12を第1方向D1に押圧する。
【0052】
第6側壁部12が第1方向D1に押圧されると、
図5(b)に示すように、蓋10は、台20とともに第1方向D1に所定距離をスライドする。すなわち、第6側壁部12の外側面は、第2側壁部32の外側面に対して第1方向D1にずれる。第6側壁部12の外側面が第2側壁部32の外側面に対して第1方向D1にずれた状態は、第2側板部22の開放状態を兼ねる。続いて、蓋10を開方向D3に引き起こす。
【0053】
蓋10が開方向D3に引き起こされると、
図5(c)に示すように、蓋10は、本体30の第1天面30Aに起立し、起立した状態が保持される。蓋10が第1天面30Aに起立した状態で、第6側壁部12の外側面は、本体30の第1天面30Aのうち壁部分に当接する。詳細には、第6側壁部12の外側面は、第3側壁部33の天面と、第4側壁部34の天面とに当接して安定する。
【0054】
蓋10が第1天面30Aに起立した状態で台20上に三具足のような仏具を載置し、蓋10に御本尊の掛け軸のような仏具を吊り下げれば、仏壇として祀ることが可能である。なお、台20を更に一定距離以上第1方向D1に押し進めると、係合部26と案内部36との係合が外れて、本体30から台20を仏壇100の天面側へ取り出し可能である。台20を本体30に組み付けて仏壇100を箱状態に戻す場合、
図5(a)〜(c)を参照して説明した手順の逆の手順で組み付ければよい。
【0055】
次に、
図1〜
図5を参照しつつ、
図6〜
図8を更に参照して、蓋10の回動動作と台20のスライド動作との詳細について説明する。
図6及び
図7(a)は、仏壇100を示す側面図である。
図7(b)は、
図7(a)のVIIB−VIIB線に沿った断面図の一例である。
図8は、仏壇100を示す斜視図である。
図6に示すように、蓋10は、第1連結部40を支点として回動して、当接状態と、非当接状態との間を遷移する。
【0056】
当接状態は、蓋10が当接位置PAに位置する状態を示す。
図5を参照して説明した箱状態は、当接状態の一例である。当接位置PAは、蓋10の第2底面10Aが当接面10A1を有する位置を示す。当接面10A1は、本体30の第1天面30Aと当接している。すなわち、当接面10A1は、第1天面30Aの壁部分と当接している。なお、当接位置PAは、台20のスライド動作に応じて第1方向D1又は第2方向D2に変位し得る。
【0057】
非当接状態は、蓋10が非当接位置PBに位置する状態を示す。非当接位置PBは、蓋10の第2底面10Aが当接面10A1を有しない位置を示す。非当接状態は、起立状態と傾き状態とを含む。
【0058】
起立状態は、蓋10が非当接位置PBのうちの起立位置PB1に位置する状態を示す。起立位置PB1は、蓋10が本体30の第1天面30Aに起立して保持される位置を示す。
【0059】
傾き状態は、蓋10が非当接位置PBのうちの傾き位置PB2に位置する状態を示す。傾き位置PB2は、蓋10の第2底面10Aが本体30の第1天面30Aに近づく方向に起立位置PB1よりも傾いている位置を示す。
【0060】
台20は、起立状態で、当接状態又は傾き状態よりもスライドする動作が抑制されることが好ましい。すなわち、蓋10は、当接状態又は傾き状態よりも、起立状態でスライド動作が抑制される。従って、仏壇100を起立状態で使用している際に、意図しない横揺れで台20と蓋10とが位置ずれしたり、台20上の載置物の配置が乱れたりすることを抑制できる。さらに、蓋10の位置をずらしたい場合には、当接状態又は傾き状態で蓋10をスライドできる。さらに、起立状態のままであっても、第1方向D1又は第2方向D2に蓋10をやや強く押せば、蓋10をスライドし得る。従って、礼拝の際の利便性を維持するとともに、仏壇100の姿勢の安定性を向上させることができる。
【0061】
例えば、
図7(a)に示すように、起立状態で蓋10の重心が第2方向D2に偏ると、蓋10が第1連結部40を介して台20の第2側板部22を交差方向D5に少し持ち上げる。交差方向D5は、第1方向D1と交差する方向を示す。
【0062】
第2側板部22が交差方向D5に持ち上げると、
図7(b)に示すように、本体30の第1案内部36Aは、第1係合部26Aの天面26A1に押しつけられる。同様に、第2案内部36Bは、第2係合部26Bの天面26B1に押しつけられる。すなわち、蓋10が起立状態で第1連結部40を介して台20を押すことによって、係合部26は、交差方向D5に案内部36を押圧する。従って、礼拝の際の利便性を維持するとともに、簡素な構成で仏壇100の形態の安定性を向上させることができる。
【0063】
また、例えば、
図8に示すように、蓋10は、第1磁石18と、第2磁石19とを更に含むことが好ましい。第1磁石18は、第7側壁部13側寄りの第6側壁部12の端部、又は第7側壁部13の端部に配置される。第2磁石19は、第8側壁部14側寄りの第6側壁部12の端部、又は第8側壁部14の端部に配置される。第1磁石18と第2磁石19との各々は、例えば、円柱状、楕円柱状、又は角柱状の永久磁石である。第1磁石18と第2磁石19との各々は、例えば、N極磁石である。第1磁石18と第2磁石19との各々は、第6側壁部12の外側面と面一であるように埋め込まれることが好ましい。
【0064】
さらに、本体30は、第3磁石30Bと、第4磁石30Cとを更に含むことが好ましい。第3磁石30Bは、例えば、第1天面30Aを構成する第3側壁部33の端面に配置される。第4磁石30Cは、例えば、第1天面30Aを構成する第4側壁部34の端面に配置される。第3磁石30Bと第4磁石30Cとの各々は、例えば、円柱状、楕円柱状、又は角柱状の永久磁石である。第3磁石30Bは、第1磁石18と異なる極性を有する。第4磁石30Cは、第2磁石19と異なる極性を有する。第3磁石30Bと第4磁石30Cとは、例えば、S極磁石である。第3磁石30Bと第4磁石30Cとの各々は、第1天面30Aと面一であるように埋め込まれることが好ましい。
【0065】
第1磁石18は、起立状態で、第3磁石30Bと対向する。第2磁石19は、起立状態で、第4磁石30Cと対向する。例えば、収容状態における第1側壁部31と第1側板部21とが当接する状態で、第1磁石18と第2磁石19とは、それぞれ、第3磁石30Bと第4磁石30Cとに対向する。従って、蓋10は、磁力の作用によって、当接状態又は傾き状態よりも起立状態でスライド動作が抑制される。その結果、簡素な構成で仏壇100の形態の安定性を更に向上させることができる。さらに、第1磁石18と第2磁石19との各々が第6側壁部12の外側面と面一であるように埋め込まれるとともに、第3磁石30Bと第4磁石30Cとの各々が第1天面30Aと面一であるように埋め込まれることにより、蓋10をスライドする際に、磁石同士が引っ掛かることを抑制できる。
【0066】
なお、台20は、当接状態で、傾き状態よりもスライドする動作が抑制されてもよい。詳細には、台20がスライドする動作は、起立状態と当接状態とで規制され、傾き状態で規制されないようにしてもよい。例えば、第2底面10Aを構成する第7側壁部13の端面と第8側壁部14の端面とに、それぞれ、第1方向D1に沿って延びる2つの帯状磁石(図示せず)が埋め込まれる。当接状態で、2つの帯状磁石は、それぞれ、第3磁石30Bと第4磁石30Cとに対向する。蓋10は、起立状態と同様に、磁力の作用によって、傾き状態よりも当接状態でスライド動作が抑制される。すなわち、台20は、蓋10の傾き状態でのみスライド可能である。従って、礼拝の際の起立状態で、意図せず蓋10が背後にずれて倒れることを抑制できる。さらに、当接状態で蓋10を本体30に対してスライドさせる際に、本体30の第1天面30Aの壁部分と蓋10の第2底面10Aの壁部分とが擦れて傷付くことを抑制できる。
【0067】
次に、
図9を参照して、第2側板部22の開放状態の詳細について説明する。
図9(a)及び(b)は、それぞれ、
図7(a)のIXA−IXA線及びIXB−IXB線に沿った断面図の一例である。
図9(a)に示すように、収容状態で、高さH2は、高さH1の半分よりも大きいことが好ましい。高さH2は、台20の第1底面20Aからの第2切欠領域22Bの高さを示す。高さH1は、第1底面20Aから天板部25の第2天面25Aまでの高さを示す。すなわち、収容状態で、台20の背面側は、できる限り大きく切り欠かれていることが好ましい。高さH2が例えば高さH1の半分よりも大きいことにより、背の高い第1対象物Tであっても第2切欠領域22Bを介して容易に出し入れできる。
【0068】
さらに、
図9(b)に示すように、第1対象物Tは、遺骨を含むことがある。そして、台20は、第1対象物Tを載置可能な載置部27を更に含むことが好ましい。載置部27は、例えば、小型の箱、又はトレーである。載置部27の材質は、例えば、桐材が好ましい。桐材は、防燃性及び防虫性に優れる。載置部27は、蓋(図示せず)を有していてもよい。納骨容器T1のような第1対象物Tは、載置部27に載置されて台20の内側に大事に格納される。納骨容器T1は、薄型の箱状であることが好ましい。納骨容器T1の材質は、例えば、陶器製、クリスタル製、又は樹脂製である。載置部27は、台20の内側に配置されており、例えば、開放状態で第2切欠領域22Bを介して出し入れ可能である。従って、納骨容器T1のような第1対象物Tであっても台20の内側に安定して載置できるとともに、台20の内側から容易に取り出すことができる。その結果、外出時に携帯可能な仏壇において手元供養を容易に実現できる。すなわち、礼拝者の想いを尊重し得るとともに、礼拝の際の利便性を向上させることができる。
【0069】
なお、
図10に示すように、台20の天板部25は、第1側板部21と、第2側板部22とに対して、離間可能であることが好ましい。
図10は、仏壇100を示す斜視図である。詳細には、天板部25は、第5磁石25C1と第6磁石25C2とを含む。第5磁石25C1と第6磁石25C2との各々は、例えば、円柱状、楕円柱状、又は角柱状の永久磁石である。第5磁石25C1と第6磁石25C2との各々は、例えば、N極磁石である。第5磁石25C1と第6磁石25C2との各々は、天板部25の内側面25Cと面一であるように埋め込まれることが好ましい。
【0070】
さらに、例えば、第3側板部23は、第7磁石23A1を含み、第4側板部24は、第8磁石24A1を含む。第7磁石23A1と第8磁石24A1との各々は、例えば、円柱状、楕円柱状、又は角柱状の永久磁石である。第7磁石23A1は、第5磁石25C1と異なる極性を有する。第8磁石24A1は、第6磁石25C2と異なる極性を有する。第7磁石23A1と第8磁石24A1との各々は、例えば、S極磁石である。第7磁石23A1は、第3側板部23の端面23Aと面一であるように埋め込まれることが好ましい。第8磁石24A1は、第4側板部24の端面24Aと面一であるように埋め込まれることが好ましい。
【0071】
天板部25の内側面25Cが第1側板部21と、第2側板部22の側板領域22Aと、第3側板部23と、第4側板部24とに対向する状態で、第5磁石25C1と第6磁石25C2とは、それぞれ、第7磁石23A1と第8磁石24A1とに対向する。従って、天板部25は、第1側板部21と、第2側板部22の側板領域22Aと、第3側板部23と、第4側板部24とに対して、取り外したり取り付けたりできる。このように、天板部25が着脱可能であることにより、例えば、大きなサイズの載置部27であっても台20の内側に容易に載置できる。すなわち、載置部27のサイズが大きいために開放状態で第2切欠領域22Bを介して載置部27を出し入れできない場合に、天板部25を取り外した開口から載置部27を容易に出し入れできる。従って、第1対象物Tの数が多い場合、又は第1対象物Tのサイズが大きい場合であっても、台20の内側に第1対象物Tを収容できる。例えば、3つ又は4つのような複数の納骨容器T1を載置部27に載置して台20の内側に収容できる。
【0072】
次に、
図1と
図3とを参照しつつ、更に
図11と
図12とを参照して、台20の構成の詳細について更に説明する。
図11(a)は、仏壇100を示す斜視図である。
図11(b)及び(c)は、台20と仏具T2とを示す図である。
図12(a)〜(d)は、それぞれ、
図11(b)のXIIA−XIIA線、XIIB−XIIB線、XIIC−XIIC線、及びXIID−XIID線に沿った断面図の一例である。
【0073】
図11(a)に示すように、台20の天板部25は、第1溝部25Bを有することが好ましい。第1溝部25Bは、天板部25の第2天面25Aと平行に延びる。第1溝部25Bには、板状の仏具T2が挿し込まれる。板状の仏具T2は、例えば、位牌、又は過去帳である。仏具T2の材質は、例えば、白木の板材、唐木(例えば、黒檀、紫檀、又は花梨)の板材、又は黒塗りの板材である。挿し込まれた仏具T2は、第1溝部25Bの長手方向D6にスライド可能である。従って、仏具T2の配置を選択する自由度を向上させることができる。
【0074】
図11(b)に示すように、例えば、第1溝部25Bには、少なくとも1つの仏具T2を配置できる。また、
図11(c)に示すように、配置する仏具T2の数を増やす場合、既に挿されている仏具T2をスライドして新たな仏具T2を挿せばよい。仏具T2が挿されている位置を第1溝部25Bの長手方向D6にずらすことによって、仏具T2の配置を容易に調整できる。例えば、挿す位牌の数が偶数であるか奇数であるかに左右されることなく、第1溝部25Bの長手方向D6の長さの中点、又は、蓋10の第2底面10Aの横幅の中点について対称に位牌を配置できる。従って、仏具T2を配置するための部品点数を低減するとともに、複数の仏具T2を簡素な構成でバランス良く配置できる。
【0075】
さらに、
図12(a)に示すように、仏具T2の端部T21の形状は、第1溝部25Bの形状と対応していることが好ましい。また、仏具T2の端部T21の形状は、棚部16の凹部16Aの形状と対応していてもよいし、後述する台座の第2溝部の形状と対応していてもよい。以下では、一例として、仏具T2の端部T21の形状が第1溝部25Bの形状に対応している場合について説明する。仏具T2は、例えば、位牌又は過去帳である。仏壇100は、このような仏具T2を備えることが好ましい。仏具T2の端部T21の形状が、第1溝部25Bの形状に対応していることにより、第1溝部25Bに挿し込まれた仏具T2のがたつきを低減できる。
【0076】
例えば、
図12(b)に示すように、仏具T2は、例えば、突出部T22を有する。突出部T22は、端部T21の底面から突出する。突出部T22は、仏具T2を第1溝部25Bに挿し込んだ状態で、第1溝部25Bの長手方向D6に延びる。突出部T22の形状は、第1溝25Bの形状に対応する。
【0077】
さらに、
図12(c)に示すように、第1溝部25Bは、第1溝部25Bの長手方向D6から見た場合に、天板部25の第2天面25Aから矩形状に凹むとともに、第1溝部25Bの底部25B1から第1溝部25Bの短手方向D7に更に凹むことが好ましい。仏具T2の端部T21は、第1溝部25Bの底部25B1の形状に対応して、仏具T2の厚み方向D8に突出する。従って、仏具T2が第1溝部25Bから不意に抜けて倒れることを低減できる。
【0078】
さらに、
図12(d)に示すように、第1溝部25Bの互いに対向する内壁25B2及び内壁25B3のうち、一方の内壁25B2の高さを、他方の内壁25B3の高さよりも高くすることが好ましい。仏具T2を配置した場合に、仏具T2が第1溝部25Bの短手方向D7に傾いたり、揺れたりすることを低減できる。
【0079】
さらに、
図13に示すように、仏壇100は、台座60を更に備えることが好ましい。
図13(a)及び(b)は、台座60を示す斜視図である。
図13(c)は、仏壇100を示す斜視図である。
図13(a)に示すように、台座60は、台座本体61と、第2溝部62と、突出部63とを含む。台座本体61は、例えば、四角柱状である。台座本体61の材質は、仏具T2の材質と略同一であることが好ましい。第2溝部62は、台座本体61の天面に形成されており、台座本体61の長手方向に沿って延びる。第2溝部62は、例えば、複数である。第2溝部62は、例えば、4つであり、直線状に並ぶ。突出部63は、台座本体61の底面から突出しており、台座本体61の長手方向に沿って延びる。突出部63の形状は、棚部16の凹部16Aの形状と、天板部25の第1溝部25Bの形状とに対応する。
【0080】
さらに、
図13(b)に示すように、第2溝部62は、例えば、1つであり、台座本体61の長手方向の幅と略同一の長さを有することが好ましい。
【0081】
例えば、
図13(c)に示すように、台座60は、板状の仏具T2の底部を支持する。従って、位牌又は過去帳のような仏具T2を格調高く載置できる。詳細には、台座60の底部は、棚部16の凹部16A、又は天板部25の第1溝部25Bに挿し込まれる。具体的には、突出部63は、凹部16A、又は第1溝部25Bに挿し込まれる。従って、仏具T2をより安定して載置できる。
【0082】
突出部63が凹部16A、又は第1溝部25Bに挿し込まれた状態で、第2溝部62に仏具T2が挿し込まれた場合、仏具T2は、第2溝部62の長手方向にスライド可能である。従って、複数の仏具T2を格調高く載置できるとともに、個数に応じてバランス良く配置できる。例えば、複数の仏具T2は、2つから4つのいずれかであり、親族の構成人数に応じて容易に仏具T2の配置を調整できる。
【0083】
次に、
図14〜
図16を参照して、箱状態での仏具の収納と、起立状態での仏具の載置とについて説明する。
図14は、本体30と、台20と、収納箱50と、第2対象物Uとを示す図である。
図15及び
図16は、仏壇100と第2対象物Uとを示す図である。
【0084】
図14に示すように、仏壇100は、蓋10と、台20と、本体30と、第1連結部40とに加えて、収納箱50を更に備える。収納箱50は、礼拝に関する第2対象物Uを収納可能である。収納箱50は、例えば、直方体の箱である。収納箱50は、収納空間を区画する枠51を有することが好ましい。収納箱50は、第2側板部22の閉塞状態で、第1側板部21と第1側壁部31との間に着脱可能に載置される。第2対象物Uは、香炉U1、花立てU2、灯立てU3、御鈴U4、鈴打ち棒U5、及び鈴布団U6のような仏具を含む。仏壇100が収納箱50を備えることにより、各種の仏具をコンパクトに収納できるとともに、容易に出し入れできる。
【0085】
収容状態かつ閉塞状態での平面視において、収納箱50の短手方向の幅W1は、第1側板部21と第1側壁部31との間隔W2と、例えば、略同一である。換言すれば、収納箱50は、収容状態かつ閉塞状態で、第1側板部21と第1側壁部31との間隔W2に対応する形状を有することが好ましい。収納箱50が収容状態かつ閉塞状態で間隔W2に対応する形状を有することにより、仏壇100が箱状態である場合に、意図せず蓋10が第1方向D1にスライドすることを抑制できる。従って、仏壇100の収納力を向上させるとともに、箱状態での仏壇100の姿勢を安定させることができる。
【0086】
図15は、礼拝時における第2対象物Uの配置例を示す。
図15に示すように、第2対象物Uは、礼拝時に蓋10の起立状態で載置される。蓋10には御本尊の掛け軸Kが吊り下げられる。台20上には、例えば、香炉U1、花立てU2、及び灯立てU3が載置される。台20と第1側壁部31との間には、御鈴U4が載置されている。本実施形態によれば、礼拝の際に、台20周辺に第1対象物Tをコンパクトに載置できる。
【0087】
図16は、礼拝時における第2対象物Uの別の配置例を示す。
図16に示すように、収納箱50は、第1側板部21と第1側壁部31との間から取り外された状態で、収納箱50の底板52を天面として本体30の外部に載置された場合、第2対象物Uを収納箱50の天面に載置可能である。収納箱50上には、例えば、打敷きSを敷き、打敷きSの上に香炉U1、花立てU2、灯立てU3、御鈴U4、鈴打ち棒U5、及び鈴布団U6を載置する。すなわち、収納箱50を天地逆向きに本体30の外部に載置することによって、収納箱50を経机としても使用できる。従って、部品点数を低減するとともに礼拝に関する対象物を格調高く載置できる。
【0088】
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、複数の実施形態の複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔、組み方等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0089】
(1)
図2と
図3とを参照して説明したように、係合部26は、台20に配置されており、案内部36は、本体30に配置されていたが、本発明はこれに限られない。係合部26は、例えば、本体30に配置されてもよい。案内部36は、例えば、台20に配置されてもよい。
【0090】
(2)
図8を参照して説明したように、第1磁石18、第2磁石19、第3磁石30B、及び第4磁石30Cの各々は、例えば、永久磁石であったが、本発明はこれに限られない。第1磁石18と第3磁石30Bとは、磁力で作用し合いさえすればよい。第1磁石18と第3磁石30Bとのいずれか一方は、例えば、鉄のような磁性体であってもよい。同様に、第2磁石19と第4磁石30Cとは、磁力で作用し合いさえすればよい。第2磁石19と第4磁石30Cといずれか一方は、例えば、鉄のような磁性体であってもよい。
【0091】
(3)
図1〜
図16を参照して説明したように、台20の第1底面20Aは、例えば、板部分と開口部分とを有していたが、本発明はこれに限られない。第1底面20Aは、底板で構成されていてもよい。
【0092】
(4)
図7を参照して説明したように、蓋10が起立状態で第1連結部40を介して台20を押すことによって、係合部26は、交差方向D5に案内部36を押圧していた。さらに、
図8を参照して説明したように、蓋10は、第1磁石18と、第2磁石19とを含み、本体30は、第3磁石30Bと、第4磁石30Cとを含んでいた。しかしながら、本発明は、例えば、係合部26が交差方向D5に案内部36を押圧する構成と、第1磁石18と、第2磁石19と、第3磁石30Bと、第4磁石30Cとを含む構成とのいずれか一方の構成を備えていてもよいし、双方の構成を備えていてもよい。
前記第1溝部は、前記第1溝部の長手方向から見た場合に、前記天板部の前記天面から矩形状に凹むとともに、前記第1溝部の底部から前記第1溝部の短手方向に更に凹み、
前記仏具の前記底部は、前記第1溝部の前記底部の形状に対応して前記仏具の厚み方向に突出する、請求項11に記載の仏壇。