(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-175052(P2020-175052A)
(43)【公開日】2020年10月29日
(54)【発明の名称】ひっくり返しを防止する子供用のお皿
(51)【国際特許分類】
A47G 19/10 20060101AFI20201002BHJP
A47G 19/02 20060101ALI20201002BHJP
【FI】
A47G19/10
A47G19/02 D
A47G19/02 H
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-82318(P2019-82318)
(22)【出願日】2019年4月23日
(11)【特許番号】特許第6672538号(P6672538)
(45)【特許公報発行日】2020年3月25日
(31)【優先権主張番号】201910301346.8
(32)【優先日】2019年4月15日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519249413
【氏名又は名称】青島欧科玩具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718005386
【氏名又は名称】黄 暁磊
(72)【発明者】
【氏名】徐萍
【テーマコード(参考)】
3B001
【Fターム(参考)】
3B001AA11
3B001BB03
3B001CC18
3B001CC24
3B001DA01
3B001DB20
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ひっくり返しを防止する子供用のお皿を提供する。
【解決手段】ひっくり返しを防止する子供用のお皿11は、装置本体901が上ベース10と、下ベースと、お皿11を含み、下ベースを机に置き、押し固定部品により、大気圧の作用のもとでゴム吸盤が机に密着し、下ベースがゴム吸盤を通じて机の上に密着することができ、子供が使用する時に下ベースを押して移動させることができない、子供がお皿を押し動かすことを防止し、上ベースと下ベースの間が連結された後、上下に移動でき、回転はできなく、回転する必要がある時に上ベースを上へ移動させてから回転することができる。そのため、子供がお皿を使用する時に、お皿が倒れなく、且つ移動できない。保護者がそばでお皿を回すことだけを助ければよく、家庭のニーズを満足できる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置本体を含み、前記装置本体が上ベースと、下ベースと、お皿を含み、前記上ベースと前記下ベースとの間には連結部品を通じて連結され、前記回転部品が連結ヘッドおよび連結回転ブロックを含み、前記下ベースの頂部端面には上に開口した連結回転溝が設けられ、前記連結回転溝底部にはガイドブロックが固定的に取り付けられ、前記連結回転ブロックが連結回転溝の中に挿入できるように取り付けられ、且つ、前記連結回転ブロックが前記ガイドブロックと回転できるように係合され、前記連結ヘッドが前記連結回転ブロックに挿入できるように係合されることができ、前記上ベースの底部端面には下に開口した第一連結溝が設けられ、前記第一連結溝の末端内壁には中心対称の固定環状溝が設けられ、前記第一連結溝および前記固定環状溝が前記連結ヘッドと挿入できるように係合されることができ、前記連結回転ブロックと前記連結回転溝との間には前記上ベースの回転を制御できる回転部品が設置され、前記回転部品が歯型ブロック及び前記連結回転溝の壁に固定的に取り付けられるリングギヤを含み、前記歯型ブロックが前記リングギヤと噛み合うことができ、前記上ベースの中には前記お皿が前後に移動することを制限する阻み部品が設けられ、前記阻み部品が前記上ベースの後端の頂部端面の中に位置する上に開口した突き出溝と、前記突き出溝に連通される後ろに開口した押し溝とを含み、前記突き出溝の中には突き出ブロックがスライドできるように取り付けられ、前記押し溝の中には前記突き出ブロックと係合できる押さえブロックがスライドできるように取り付けられ、前記下ベースの中には机と固定する用の押し固定部品が設置され、前記押し固定部品が左右対称の下に開口した押さえブロック溝と、左右対称の外に開口したT型スライド溝とを含み、前記押さえブロック溝の中には中空押さえブロックがスライドできるように取り付けられ、前記T型スライド溝の中にはT型ブロックがスライドできるように取り付けられることを特徴とするひっくり返しを防止する子供用のお皿。
【請求項2】
前記装置本体は前記上ベースの上端面の中に位置する後ろに開口したお皿溝を含み、前記お皿溝の左右側の壁には引っ掛かり溝が対称的に設置され、前記お皿の左右端面には対称的なお皿辺が設置され、前記引っ掛かり溝のサイドウォールにはガイドストッパーが設置され、前記お皿辺が前記ガイドストッパーとスライドできるように係合され、前記阻み部品が前記突き出溝の後側に位置して連通して設置される制限溝Aを含み、前記突き出溝の後端面には前記制限溝Aとスライドできるように係合されるストッパーAが設けられ、前記突き出ブロックの底面と前記突き出溝の底壁との間には圧縮ばねAが固定的に取り付けられ、前記押し溝の底壁の中には制限溝Bが連通して設置され、前記押さえブロックの底部端面には前記制限溝Bとスライドできるように係合されるストッパーBが固定的に取り付けられ、前記ストッパーBの左端面と前記制限溝Bの左側壁との間には圧縮ばねBが固定的に取り付けられ、前記お皿をスライドさせ、前記突き出ブロックを押して前記お皿を置き、前記突き出ブロックが前記圧縮ばねAの作用のもとでリセットして前記お皿の後側を遮り、前記お皿が後ろに移動できなく、前記押さえブロックを押して前記突き出ブロックとの係合により前記突き出ブロックを連動して下に移動させ、前記お皿を取り出すことができ、前記押さえブロックから指を放した後、前記圧縮ばねAと前記圧縮ばねBの作用のもとでリセットすることを特徴とする請求項1に記載のひっくり返しを防止する子供用のお皿。
【請求項3】
前記連結部材は前記連結溝の中にスライドできるように取り付けられる閉鎖ブロックを含み、前記閉鎖ブロックの端面と前記第一連結溝の頂壁との間には圧縮ばねCが固定的に取り付けられ、前記連結ヘッドが連結柱を含み、前記連結柱の端部外側には対称的な引っ掛かりピンが設置され、前記引っ掛かりピンが前記固定環状溝とスライドできるように係合されることができ、前記連結回転ブロックの中には、上に開口した、且つ前記連結柱と挿入できるように係合されることができる第二連結溝が設けられ、前記連結ヘッドの両側の前記引っ掛かりピンが前記連結溝の開口の所に位置合わせした後で挿入して上へ押し込み、そして前記連結ヘッドを回転させることにより前記引っ掛かりピンが前記固定環状溝に沿って最も内側に滑り込み、前記連結柱を前記第二連結溝と位置合わせして挿入し、連結を完成させることを特徴とする請求項1に記載のひっくり返しを防止する子供用のお皿。
【請求項4】
前記回転部品は前記第二連結溝のサイドウォールの中にあるつの均一に分布するキー溝を含み、前記連結柱の外側にはつの間隔が同じであり、且つ、前記キー溝と挿入できるように連結できるキー型ブロックが設置され、前記第二連結溝のサイドウォールにはつの均一に分布し、且つ、前記連結回転溝と連通する伸縮溝が設置され、前記伸縮溝の中に伸縮ブロックがスライドできるように取り付けられ、前記伸縮溝の底壁には制限溝Cが連通して設置され、前記伸縮ブロックの底部端面には前記制限溝Cとスライドできるように係合されるストッパーCが固定的に取り付けられ、前記ストッパーCと前記制限溝Cのサイドウォールとの間には圧縮ばねDが固定的に取り付けられ、前記歯型ブロックが前記伸縮ブロックの端面に固定的に取り付けられ、前記連結ヘッドを挿入する時、前記キー型ブロックを前記キー溝と位置合わせして挿入し、前記連結柱が下に移動する時に前記伸縮ブロックを外側に押し動かして移動させ、前記歯型ブロックと前記リングギヤとが噛み合っており、前記連結回転ブロックが回転できず、回転する必要がある時、前記連結ヘッドに上へ一定の距離を移動させることにより、前記キー溝から前記キー型ブロックを外した後で回転することができるようにすることを特徴とする請求項1に記載のひっくり返しを防止する子供用のお皿。
【請求項5】
前記押し固定部品は左右対称的に設置され、左側の前記押し固定部品を例として説明し、前記T型ブロックの右側端面にはラックAが設置され、前記中空押さえブロックの左側端面にはラックBが設置され、前記T型スライド溝と前記押さえブロック溝との間には噛合チャンバが連通して設置され、前記噛合チャンバの前後内壁の間には連結歯車が回転できるように設置され、前記連結歯車とラックAとラックBとが噛み合っており、前記中空押さえブロックの底部端面にはゴム吸盤が固定的に取り付けられ、前記下ベースの底部端面には吸盤湾曲ブロックが固定的に取り付けられ、前記ゴム吸盤が吸盤湾曲ブロックの内壁に密着することができ、前記中空押さえブロックの頂部端面と前記押さえブロック溝の頂壁との間には引っ張りばねが固定的に取り付けられ、前記下ベースを机に置くことができ、前記下ベースを押した後で前記T型ブロックの水平部分を上へ動かし、前記T型ブロックを上に移動させ、前記ラックAと前記連結歯車との噛み合いを通じて前記連結歯車を連動して回転させ、前記連結歯車が噛み合いにより前記中空押さえブロックを連動して下へ移動させて前記ゴム吸盤を前記吸盤湾曲ブロックの中から押し出して机に密着させ、前記中空押さえブロックが下へ押圧し続けるにつれて前記ゴム吸盤の中の空気が押し出され、前記T型ブロックから指を放した後、前記ゴム吸盤が大気圧の作用のもとで机に密着することを特徴とする請求項1に記載のひっくり返しを防止する子供用のお皿。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は子供用のお皿分野を取り上げて、具体的にはひっくり返しを防止する子供用のお皿である。
【背景技術】
【0002】
子供が自分で食事をすることができるまでは少しずつ慣れていく必要があり、多くの子供はやんちゃな性格、また独自で食事する能力がまだないので、一人で食事する時に食器の皿をひっくり返し、片付けることが面倒で食べ物を浪費するため、親が怒りやすく、そして食事する時に食器を支えなければ、子供が食べ物を取る時に皿を遠い所へ押すことがあるので、簡単に食べ物を取れない。そこで、家庭のニーズを満足し、子供が食事する時に便利を与えるために、子供用の皿が必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107048910号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はひっくり返しを防止する子供用のお皿を提供し、従来技術における上記欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のひっくり返しを防止する子供用のお皿は、装置本体を含み、前記装置本体が上ベースと、下ベースと、お皿を含み、前記上ベースと前記下ベースとの間には連結部品を通じて連結され、前記回転部品が連結ヘッドおよび連結回転ブロックを含み、前記下ベースの頂部端面には上に開口した連結回転溝が設けられ、前記連結回転溝底部にはガイドブロックが固定的に取り付けられ、前記連結回転ブロックが連結回転溝の中に挿入できるように取り付けられ、且つ、前記連結回転ブロックが前記ガイドブロックと回転できるように係合され、前記連結ヘッドが前記連結回転ブロックに挿入できるように係合されることができ、前記上ベースの底部端面には下に開口した第一連結溝が設けられ、前記第一連結溝の末端内壁には中心対称の固定環状溝が設けられ、前記第一連結溝および前記固定環状溝が前記連結ヘッドと挿入できるように係合されることができ、前記連結回転ブロックと前記連結回転溝との間には前記上ベースの回転を制御できる回転部品が設置され、前記回転部品が歯型ブロック及び前記連結回転溝の壁に固定的に取り付けられるリングギヤを含み、前記歯型ブロックが前記リングギヤと噛み合うことができ、前記上ベースの中には前記お皿が前後に移動することを制限する阻み部品が設けられ、前記阻み部品が前記上ベースの後端の頂部端面の中に位置する上に開口した突き出溝と、前記突き出溝に連通される後ろに開口した押し溝とを含み、前記突き出溝の中には突き出ブロックがスライドできるように取り付けられ、前記押し溝の中には前記突き出ブロックと係合できる押さえブロックがスライドできるように取り付けられ、前記下ベースの中には机と固定する用の押し固定部品が設置され、前記押し固定部品が左右対称の下に開口した押さえブロック溝と、左右対称の外に開口したT型スライド溝とを含み、前記押さえブロック溝の中には中空押さえブロックがスライドできるように取り付けられ、前記T型スライド溝の中にはT型ブロックがスライドできるように取り付けられる。
【0006】
更の技術プランとしては、前記装置本体は前記上ベースの上端面の中に位置する後ろに開口したお皿溝を含み、前記お皿溝の左右側の壁には引っ掛かり溝が対称的に設置され、前記お皿の左右端面には対称的なお皿辺が設置され、前記引っ掛かり溝のサイドウォールにはガイドストッパーが設置され、前記お皿辺が前記ガイドストッパーとスライドできるように係合され、前記阻み部品が前記突き出溝の後側に位置して連通して設置される制限溝Aを含み、前記突き出溝の後端面には前記制限溝Aとスライドできるように係合されるストッパーAが設けられ、前記突き出ブロックの底面と前記突き出溝の底壁との間には圧縮ばねAが固定的に取り付けられ、前記押し溝の底壁の中には制限溝Bが連通して設置され、前記押さえブロックの底部端面には前記制限溝Bとスライドできるように係合されるストッパーBが固定的に取り付けられ、前記ストッパーBの左端面と前記制限溝Bの左側壁との間には圧縮ばねBが固定的に取り付けられる。
【0007】
更の技術プランとしては、前記連結部材は前記連結溝の中にスライドできるように取り付けられる閉鎖ブロックを含み、前記閉鎖ブロックの端面と前記第一連結溝の頂壁との間には圧縮ばねCが固定的に取り付けられ、前記連結ヘッドが連結柱を含み、前記連結柱の端部外側には対称的な引っ掛かりピンが設置され、前記引っ掛かりピンが前記固定環状溝とスライドできるように係合されることができ、前記連結回転ブロックの中には、上に開口した、且つ前記連結柱と挿入できるように係合されることができる第二連結溝が設けられる。
【0008】
更の技術プランとしては、前記回転部品は前記第二連結溝のサイドウォールの中にあるつの均一に分布するキー溝を含み、前記連結柱の外側にはつの間隔が同じであり、且つ、前記キー溝と挿入できるように連結できるキー型ブロックが設置され、前記第二連結溝のサイドウォールにはつの均一に分布し、且つ、前記連結回転溝と連通する伸縮溝が設置され、前記伸縮溝の中に伸縮ブロックがスライドできるように取り付けられ、前記伸縮溝の底壁には制限溝Cが連通して設置され、前記伸縮ブロックの底部端面には前記制限溝Cとスライドできるように係合されるストッパーCが固定的に取り付けられ、前記ストッパーCと前記制限溝Cのサイドウォールとの間には圧縮ばねDが固定的に取り付けられ、前記歯型ブロックが前記伸縮ブロックの端面に固定的に取り付けられる。
【0009】
更の技術プランとしては、前記押し固定部品は左右対称的に設置され、左側の前記押し固定部品を例として説明し、前記T型ブロックの右側端面にはラックAが設置され、前記中空押さえブロックの左側端面にはラックBが設置され、前記T型スライド溝と前記押さえブロック溝との間には噛合チャンバが連通して設置され、前記噛合チャンバの前後内壁の間には連結歯車が回転できるように設置され、前記連結歯車とラックAとラックBとが噛み合っており、前記中空押さえブロックの底部端面にはゴム吸盤が固定的に取り付けられ、前記下ベースの底部端面には吸盤湾曲ブロックが固定的に取り付けられ、前記ゴム吸盤が吸盤湾曲ブロックの内壁に密着することができ、前記中空押さえブロックの頂部端面と前記押さえブロック溝の頂壁との間には引っ張りばねが固定的に取り付けられる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益な効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利で、下ベースがゴム吸盤を通じて机の上に密着することができ、子供が使用する時に下ベースを押して移動させることができない、子供がお皿を押し動かすことを防止し、上ベースと下ベースの間が連結された後、上下に移動でき、回転はできなく、回転する必要がある時に上ベースを上へ移動させてから回転することができる。そのため、子供がお皿を使用する時に、お皿が倒れなく、且つ移動できない。保護者がそばでお皿を回すことだけを助ければよく、家庭のニーズを満足し、普及する価値がある。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に
図1〜9を交えて本発明について詳しく説明する。便利に叙述するために、後文に出る方位を下記の通りに規定する:後文に出る上下左右前後方向は
図1本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0013】
図1〜9を参照し、本発明のひっくり返しを防止する子供用のお皿は、装置本体901を含み、前記装置本体901が上ベース10と、下ベース16と、お皿11を含み、前記上ベース10と前記下ベース16との間には連結部品902を通じて連結され、前記回転部品902が連結ヘッド801および連結回転ブロック30を含み、前記下ベース16の頂部端面には上に開口した連結回転溝28が設けられ、前記連結回転溝28底部にはガイドブロック39が固定的に取り付けられ、前記連結回転ブロック30が連結回転溝28の中に挿入できるように取り付けられ、且つ、前記連結回転ブロック30が前記ガイドブロック39と回転できるように係合され、前記連結ヘッド801が前記連結回転ブロック30に挿入できるように係合されることができ、前記上ベース10の底部端面には下に開口した第一連結溝41が設けられ、前記第一連結溝41の末端内壁には中心対称の固定環状溝44が設けられ、前記第一連結溝41および前記固定環状溝44が前記連結ヘッド801と挿入できるように係合されることができ、前記連結回転ブロック30と前記連結回転溝28との間には前記上ベース10の回転を制御できる回転部品903が設置され、前記回転部品903が歯型ブロック37及び前記連結回転溝28の壁に固定的に取り付けられるリングギヤ38を含み、前記歯型ブロック37が前記リングギヤ38と噛み合うことができ、前記上ベース10の中には前記お皿11が前後に移動することを制限する阻み部品905が設けられ、前記阻み部品905が前記上ベース10の後端の頂部端面の中に位置する上に開口した突き出溝51と、前記突き出溝51に連通される後ろに開口した押し溝60とを含み、前記突き出溝51の中には突き出ブロック50がスライドできるように取り付けられ、前記押し溝60の中には前記突き出ブロック50と係合できる押さえブロック54がスライドできるように取り付けられ、前記下ベース16の中には机と固定する用の押し固定部品904が設置され、前記押し固定部品904が左右対称の下に開口した押さえブロック溝26と、左右対称の外に開口したT型スライド溝17とを含み、前記押さえブロック溝26の中には中空押さえブロック25がスライドできるように取り付けられ、前記T型スライド溝17の中にはT型ブロック18がスライドできるように取り付けられる。
【0014】
有益的には、前記装置本体901は前記上ベース10の上端面の中に位置する後ろに開口したお皿溝13を含み、前記お皿溝13の左右側の壁には引っ掛かり溝12が対称的に設置され、前記お皿11の左右端面には対称的なお皿辺14が設置され、前記引っ掛かり溝12のサイドウォールにはガイドストッパー15が設置され、前記お皿辺14が前記ガイドストッパー15とスライドできるように係合され、前記阻み部品905が前記突き出溝51の後側に位置して連通して設置される制限溝A53を含み、前記突き出溝51の後端面には前記制限溝A53とスライドできるように係合されるストッパーA52が設けられ、前記突き出ブロック50の底面と前記突き出溝51の底壁との間には圧縮ばねA58が固定的に取り付けられ、前記押し溝60の底壁の中には制限溝B56が連通して設置され、前記押さえブロック54の底部端面には前記制限溝B56とスライドできるように係合されるストッパーB55が固定的に取り付けられ、前記ストッパーB55の左端面と前記制限溝B56の左側壁との間には圧縮ばねB57が固定的に取り付けられ、これによりお皿11をスライドさせ、突き出ブロック50を押してお皿11を置き、突き出ブロック50が圧縮ばねA58の作用のもとでリセットしてお皿11の後側を遮り、お皿11が後ろに移動できなく、押さえブロック54を押して突き出ブロック50との係合により突き出ブロック50を連動して下に移動させ、お皿11を取り出すことができ、押さえブロック54から指を放した後、圧縮ばねA58と圧縮ばねB57の作用のもとでリセットする。
【0015】
有益的には、前記連結部材902は前記連結溝41の中にスライドできるように取り付けられる閉鎖ブロック42を含み、前記閉鎖ブロック42の端面と前記第一連結溝41の頂壁との間には圧縮ばねC43が固定的に取り付けられ、前記連結ヘッド801が連結柱45を含み、前記連結柱45の端部外側には対称的な引っ掛かりピン47が設置され、前記引っ掛かりピン47が前記固定環状溝44とスライドできるように係合されることができ、前記連結回転ブロック30の中には、上に開口した、且つ前記連結柱45と挿入できるように係合されることができる第二連結溝32が設けられ、これにより連結ヘッド801の両側の引っ掛かりピン47が連結溝41の開口の所に位置合わせした後で挿入して上へ押し込み、そして連結ヘッド801を回転させることにより引っ掛かりピン47が固定環状溝44に沿って最も内側に滑り込み、連結柱45を第二連結溝32と位置合わせして挿入し、連結を完成させる。
【0016】
有益的には、前記回転部品903は前記第二連結溝32のサイドウォールの中にある4つの均一に分布するキー溝31を含み、前記連結柱45の外側には4つの間隔が同じであり、且つ、前記キー溝31と挿入できるように連結できるキー型ブロック46が設置され、前記第二連結溝32のサイドウォールには4つの均一に分布し、且つ、前記連結回転溝28と連通する伸縮溝34が設置され、前記伸縮溝34の中に伸縮ブロック33がスライドできるように取り付けられ、前記伸縮溝34の底壁には制限溝C40が連通して設置され、前記伸縮ブロック33の底部端面には前記制限溝C40とスライドできるように係合されるストッパーC35が固定的に取り付けられ、前記ストッパーC35と前記制限溝C40のサイドウォールとの間には圧縮ばねD36が固定的に取り付けられ、前記歯型ブロック37が前記伸縮ブロック33の端面に固定的に取り付けられ、これにより連結ヘッド801を挿入する時、キー型ブロック46をキー溝31と位置合わせして挿入し、連結柱45が下に移動する時に伸縮ブロック33を外側に押し動かして移動させ、歯型ブロック37とリングギヤ38とが噛み合っており、連結回転ブロック30が回転できず、回転する必要がある時、連結ヘッド801に上へ一定の距離を移動させることにより、キー溝31からキー型ブロック46を外した後で回転することができるようにする。
【0017】
有益的には、前記押し固定部品904は左右対称的に設置され、左側の前記押し固定部品904を例として説明し、前記T型ブロック18の右側端面にはラックA20が設置され、前記中空押さえブロック25の左側端面にはラックB22が設置され、前記T型スライド溝17と前記押さえブロック溝26との間には噛合チャンバ29が連通して設置され、前記噛合チャンバ29の前後内壁の間には連結歯車21が回転できるように設置され、前記連結歯車21とラックA20とラックB22とが噛み合っており、前記中空押さえブロック25の底部端面にはゴム吸盤24が固定的に取り付けられ、前記下ベース16の底部端面には吸盤湾曲ブロック19が固定的に取り付けられ、前記ゴム吸盤24が吸盤湾曲ブロック19の内壁に密着することができ、前記中空押さえブロック25の頂部端面と前記押さえブロック溝26の頂壁との間には引っ張りばね27が固定的に取り付けられ、これにより下ベース16を机に置くことができ、下ベース16を押した後でT型ブロック18の水平部分を上へ動かし、T型ブロック18を上に移動させ、ラックA20と連結歯車21との噛み合いを通じて連結歯車21を連動して回転させ、連結歯車21が噛み合いにより中空押さえブロック25を連動して下へ移動させてゴム吸盤24を吸盤湾曲ブロック19の中から押し出して机に密着させ、中空押さえブロック25が下へ押圧し続けるにつれてゴム吸盤24の中の空気が押し出され、T型ブロック18から指を放した後、ゴム吸盤24が大気圧の作用のもとで机に密着し、下ベース16を取る必要がある時にゴム吸盤24の側部からゴム吸盤24をひっくり返し、空気が流入した後でゴム吸盤24が机に密着しなく、引っ張りばね27の作用のもとで中空押さえブロック25を上に引っ張り、ゴム吸盤24が吸盤湾曲ブロック19の中に戻り、且つ、底部が凹んでいる。
【0018】
使用する時、まず下ベース16を取り付け、下ベース16を机の上に置き、押し固定部品904を押すことにより、大気圧の作用のもとでゴム吸盤24を机に密着させ、そして、上ベース10と下ベース16を連結させ、連結ヘッド801の両側の引っ掛かりピン47を連結溝41の開口の所と位置合わせして挿入した後で上へ押し込み、その後連結ヘッド801を回転させることにより引っ掛かりピン47が固定環状溝44に沿って最も内側に滑り込み、連結柱45を第二連結溝32と位置合わせして挿入し、連結を完成させ、お皿11をスライドさせ、突き出ブロック50を押してお皿11を置き、突き出ブロック50が圧縮ばねA58の作用のもとでリセットしてお皿11の後側を遮り、お皿11が後ろに移動できなく、子供がお皿を使用する時にお皿を回転させ、移動させ、あるいは引っくり返すことができない。
【0019】
本発明の有益な効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利で、下ベースがゴム吸盤を通じて机の上に密着することができ、子供が使用する時に下ベースを押して移動させることができない、子供がお皿を押し動かすことを防止し、上ベースと下ベースの間が連結された後、上下に移動でき、回転はできなく、回転する必要がある時に上ベースを上へ移動させてから回転することができる。そのため、子供がお皿を使用する時に、お皿が倒れなく、且つ移動できない。保護者がそばでお皿を回すことだけを助ければよく、家庭のニーズを満足し、普及する価値がある。
【0020】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。