特開2020-175065(P2020-175065A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2020175065-鮮度保持野菜かご 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-175065(P2020-175065A)
(43)【公開日】2020年10月29日
(54)【発明の名称】鮮度保持野菜かご
(51)【国際特許分類】
   A45C 11/00 20060101AFI20201002BHJP
   B65D 85/50 20060101ALI20201002BHJP
【FI】
   A45C11/00 Z
   B65D85/50 120
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2019-83475(P2019-83475)
(22)【出願日】2019年4月24日
(11)【特許番号】特許第6566227号(P6566227)
(45)【特許公報発行日】2019年8月28日
(31)【優先権主張番号】201910310165.1
(32)【優先日】2019年4月17日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519257876
【氏名又は名称】厦門▲てき▼苑日用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718005386
【氏名又は名称】黄 暁磊
(72)【発明者】
【氏名】崔潔潔
【テーマコード(参考)】
3B045
3E035
【Fターム(参考)】
3B045CE00
3B045DA41
3E035AA11
3E035BA01
3E035BB02
3E035BD10
(57)【要約】
【課題】本発明は鮮度保持野菜かごを開示した。
【解決手段】
野菜かごと野菜保存チャンバを含み、前記野菜かごの中にはU型溝が設置されており、前記U型溝の中には閉鎖機構が設置されており、前記閉鎖機構が移動溝を含み、前記移動溝の右端壁には移動ばねが固定的に設置されており、前記移動ばねの左端には前記移動溝とスライドできるように連結されている移動ブロックが固定的に設置されており、前記移動ブロックの上端には台形ブロックが固定的に設置されており、前記閉鎖機構の上側には鮮度保持機構が設置され、この装置は操作が便利で、構成が簡単であり、野菜を保存する基本の機能の上で野菜の表面に定時的に水をスプレーすることができ、且つ風通しが良く、野菜の鮮度を保証できる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
野菜かごと野菜保存チャンバを含み、前記野菜かごの中にはU型溝が設置されており、前記U型溝の中には閉鎖機構が設置されており、前記閉鎖機構が移動溝を含み、前記移動溝の右端壁には移動ばねが固定的に設置されており、前記移動ばねの左端には前記移動溝とスライドできるように連結されている移動ブロックが固定的に設置されており、前記移動ブロックの上端には台形ブロックが固定的に設置されており、前記閉鎖機構の上側には鮮度保持機構が設置されており、前記鮮度保持機構が作動チャンバを含み、前記作動チャンバの後端壁の中にはトーション溝が設置されており、前記トーション溝の後端壁には前端が前記作動チャンバの中に位置している回転軸が回転できるように設置されており、前記回転軸と前記トーション溝との間にはトーションばねが設置されており、前記作動チャンバの中の前記回転軸にはリールと円形ブロックが固定的に設置されており、前記円形ブロックの中には右端壁が前記作動チャンバに連通している弧状溝が設置されており、前記リールには左端が前記台形ブロックの右端面と固定的に連結されているロープが巻き付けられており、前記回転軸の上側には前記作動チャンバの後端壁と固定的に連結されている電池が設置されており、前記電池の中には二つの電極片が左右対称的に植設されており、前記作動チャンバの後端壁には前端壁が前記作動チャンバに連通している運動溝が左右対称的に設置されており、前記運動溝の中には運動ブロックがスライドできるように設置されており、二つの前記運動ブロックの前端には一つの横板が固定的に設置されており、前記横板の中には導電片が左右対称的に植設されており、前記横板の下端面には三角ブロックが固定的に設置されており、前記作動チャンバの後端壁には駆動軸を持つ駆動モータが固定的に設置されており、二つの前記導電片がそれぞれワイヤにより前記駆動モータと連通し、前記駆動軸には楕円ロッドが固定的に設置されており、前記作動チャンバの右端壁の中には液圧チャンバが設置されており、前記液圧チャンバの中には左端が前記作動チャンバの中に位置するピストンロッドがスライドできるように設置されており、前記ピストンロッドの左端にはU型ブロックが固定的に設置されており、前記液圧チャンバの右端壁の中には排水溝が設置されており、前記排水溝の左端壁にはノズルが植設されており、前記排水溝と前記液圧チャンバとの間には逆止弁が設置されており、前記排水溝の左端壁には上端壁が外部空間に連通している前記野菜保存チャンバが設置されており、前記野菜保存チャンバの後端壁には二十八個の通気孔が均一に分布されており、なお、前記閉鎖機構が前記野菜保存チャンバを閉鎖でき、前記鮮度保持機構が前記野菜保存チャンバにある野菜の鮮度を保つことができることを特徴とする鮮度保持野菜かご。
【請求項2】
前記閉鎖機構はまた前記野菜保存チャンバに関して左右対称である前記U型溝を含み、前記U型溝の中には二つの環状ブロックが左右対称的にスライドできるように設置されており、前記環状ブロックの前端面には活動軸が回転できるように設置されており、前記活動軸には閉じ板が固定的に設置されており、前記閉じ板の下端面には運動磁石が固定的に設置されており、前記閉じ板の上端面には活動磁石が固定的に設置されており、前記閉じ板の左端面には左端が外部空間に位置している取っ手が固定的に設置されており、前記野菜かごの中には中間溝が設置されており、前記中間溝の下端壁には前記運動磁石と互いに引きつけ合う定位磁石が固定的に設置されており、なお、前記環状ブロックが前記U型溝の中で回転できることを特徴とする請求項1に記載の鮮度保持野菜かご。
【請求項3】
前記鮮度保持機構はまた前記作動チャンバの後端壁と固定的に連結されている定位ロッドを含み、前記定位ロッドには斜ロッドが回転できるように設置されており、前記斜ロッドと前記定位ロッドとの間には定位ばねが設置されており、前記液圧チャンバの下端壁の中には貯水チャンバが設置されており、前記液圧チャンバと前記貯水チャンバとが一方向チャンバにより連通され、前記一方向チャンバの上端壁には二つの一方向ばねが左右対称的に固定的に設置されており、二つの前記一方向ばねの下端には一つの密封板が固定的に設置されており、前記貯水チャンバの中には浮力板がスライドできるように設置されており、前記浮力板の下端面には前記貯水チャンバの下端壁と固定的に連結されている浮力ばねが左右対称的に固定的に設置されており、前記貯水チャンバの下端壁には水平移動チャンバが設置されており、前記浮力板の下端面の中心には下端が前記水平移動チャンバの中に位置している凸ロッドが固定的に設置されており、前記水平移動チャンバの上端壁には弾力溝が設置されており、前記弾力溝の右端壁には弾力ばねが固定的に設置されており、前記弾力ばねの左端には前記弾力溝とスライドできるように連結されている弾力ブロックが固定的に設置されており、前記弾力ブロックの下端には張り出しロッドが固定的に設置されており、なお、前記凸ロッドが上昇して前記張り出しロッドを推し動かして左へ運動させることができることを特徴とする請求項1に記載の鮮度保持野菜かご。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は生活用品分野を取り上げて、具体的には鮮度保持野菜かごである。
【背景技術】
【0002】
野菜かごは野菜を買う過程において持ち歩いて野菜を置く生活用品であり、しかし、現有の野菜かごの設計は野菜の鮮度保持を重視していなく、野菜を野菜かごに置く時間が長いと野菜の質が落ちることがよくある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第1907812号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は鮮度保持野菜かごを提供し、上記背景技術において提示された問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を実現するために、本発明が以下の技術プランを提供する:鮮度保持野菜かごは、野菜かごと野菜保存チャンバを含み、前記野菜かごの中にはU型溝が設置されており、前記U型溝の中には閉鎖機構が設置されており、前記閉鎖機構が移動溝を含み、前記移動溝の右端壁には移動ばねが固定的に設置されており、前記移動ばねの左端には前記移動溝とスライドできるように連結されている移動ブロックが固定的に設置されており、前記移動ブロックの上端には台形ブロックが固定的に設置されており、前記閉鎖機構の上側には鮮度保持機構が設置されており、前記鮮度保持機構が作動チャンバを含み、前記作動チャンバの後端壁の中にはトーション溝が設置されており、前記トーション溝の後端壁には前端が前記作動チャンバの中に位置している回転軸が回転できるように設置されており、前記回転軸と前記トーション溝との間にはトーションばねが設置されており、前記作動チャンバの中の前記回転軸にはリールと円形ブロックが固定的に設置されており、前記円形ブロックの中には右端壁が前記作動チャンバに連通している弧状溝が設置されており、前記リールには左端が前記台形ブロックの右端面と固定的に連結されているロープが巻き付けられており、前記回転軸の上側には前記作動チャンバの後端壁と固定的に連結されている電池が設置されており、前記電池の中には二つの電極片が左右対称的に植設されており、前記作動チャンバの後端壁には前端壁が前記作動チャンバに連通している運動溝が左右対称的に設置されており、前記運動溝の中には運動ブロックがスライドできるように設置されており、二つの前記運動ブロックの前端には一つの横板が固定的に設置されており、前記横板の中には導電片が左右対称的に植設されており、前記横板の下端面には三角ブロックが固定的に設置されており、前記作動チャンバの後端壁には駆動軸を持つ駆動モータが固定的に設置されており、二つの前記導電片がそれぞれワイヤにより前記駆動モータと連通し、前記駆動軸には楕円ロッドが固定的に設置されており、前記作動チャンバの右端壁の中には液圧チャンバが設置されており、前記液圧チャンバの中には左端が前記作動チャンバの中に位置するピストンロッドがスライドできるように設置されており、前記ピストンロッドの左端にはU型ブロックが固定的に設置されており、前記液圧チャンバの右端壁の中には排水溝が設置されており、前記排水溝の左端壁にはノズルが植設されており、前記排水溝と前記液圧チャンバとの間には逆止弁が設置されており、前記排水溝の左端壁には上端壁が外部空間に連通している前記野菜保存チャンバが設置されており、前記野菜保存チャンバの後端壁には二十八個の通気孔が均一に分布されており、なお、前記閉鎖機構が前記野菜保存チャンバを閉鎖でき、前記鮮度保持機構が前記野菜保存チャンバにある野菜の鮮度を保つことができる。
【0006】
好ましくは、前記閉鎖機構はまた前記野菜保存チャンバに関して左右対称である前記U型溝を含み、前記U型溝の中には二つの環状ブロックが左右対称的にスライドできるように設置されており、前記環状ブロックの前端面には活動軸が回転できるように設置されており、前記活動軸には閉じ板が固定的に設置されており、前記閉じ板の下端面には運動磁石が固定的に設置されており、前記閉じ板の上端面には活動磁石が固定的に設置されており、前記閉じ板の左端面には左端が外部空間に位置している取っ手が固定的に設置されており、前記野菜かごの中には中間溝が設置されており、前記中間溝の下端壁には前記運動磁石と互いに引きつけ合う定位磁石が固定的に設置されており、なお、前記環状ブロックが前記U型溝の中で回転できる。
【0007】
好ましくは、前記鮮度保持機構はまた前記作動チャンバの後端壁と固定的に連結されている定位ロッドを含み、前記定位ロッドには斜ロッドが回転できるように設置されており、前記斜ロッドと前記定位ロッドとの間には定位ばねが設置されており、前記液圧チャンバの下端壁の中には貯水チャンバが設置されており、前記液圧チャンバと前記貯水チャンバとが一方向チャンバにより連通され、前記一方向チャンバの上端壁には二つの一方向ばねが左右対称的に固定的に設置されており、二つの前記一方向ばねの下端には一つの密封板が固定的に設置されており、前記貯水チャンバの中には浮力板がスライドできるように設置されており、前記浮力板の下端面には前記貯水チャンバの下端壁と固定的に連結されている浮力ばねが左右対称的に固定的に設置されており、前記貯水チャンバの下端壁には水平移動チャンバが設置されており、前記浮力板の下端面の中心には下端が前記水平移動チャンバの中に位置している凸ロッドが固定的に設置されており、前記水平移動チャンバの上端壁には弾力溝が設置されており、前記弾力溝の右端壁には弾力ばねが固定的に設置されており、前記弾力ばねの左端には前記弾力溝とスライドできるように連結されている弾力ブロックが固定的に設置されており、前記弾力ブロックの下端には張り出しロッドが固定的に設置されており、なお、前記凸ロッドが上昇して前記張り出しロッドを推し動かして左へ運動させることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益効果は:この装置は操作が便利で、構成が簡単であり、野菜を保存する基本の機能の上で野菜の表面に定時的に水をスプレーすることができ、且つ風通しが良く、野菜の鮮度を保証できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
以下に図1〜4を交えて本発明について詳しく説明する。便利に叙述するために、後文に出る方位を下記の通りに規定する:後文に出る上下左右前後方向は図1本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0010】
図1図1は本発明の鮮度保持野菜かご全体断面の正面構成模式図
図2図2は本発明の鮮度保持野菜かごの中の円形ブロックの拡大構成模式図
図3図3は本発明の鮮度保持野菜かごの中の浮力板の拡大構成模式図
図4図4は本発明の鮮度保持野菜かごの中の回転軸の平面断面構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0012】
図1〜4を参照し、本発明の鮮度保持野菜かごは、野菜かご10と野菜保存チャンバ27を含み、前記野菜かご10の中にはU型溝18が設置されており、前記U型溝18の中には閉鎖機構70が設置されており、前記閉鎖機構70が移動溝43を含み、前記移動溝43の右端壁には移動ばね41が固定的に設置されており、前記移動ばね41の左端には前記移動溝43とスライドできるように連結されている移動ブロック42が固定的に設置されており、前記移動ブロック42の上端には台形ブロック44が固定的に設置されており、前記閉鎖機構70の上側には鮮度保持機構71が設置されており、前記鮮度保持機構71が作動チャンバ38を含み、前記作動チャンバ38の後端壁の中にはトーション溝22が設置されており、前記トーション溝22の後端壁には前端が前記作動チャンバ38の中に位置している回転軸47が回転できるように設置されており、前記回転軸47と前記トーション溝22との間にはトーションばね25が設置されており、前記作動チャンバ38の中の前記回転軸47にはリール46と円形ブロック35が固定的に設置されており、前記円形ブロック35の中には右端壁が前記作動チャンバ38に連通している弧状溝62が設置されており、前記リール46には左端が前記台形ブロック44の右端面と固定的に連結されているロープ39が巻き付けられており、前記回転軸47の上側には前記作動チャンバ38の後端壁と固定的に連結されている電池68が設置されており、前記電池68の中には二つの電極片49が左右対称的に植設されており、前記作動チャンバ38の後端壁には前端壁が前記作動チャンバ38に連通している運動溝50が左右対称的に設置されており、前記運動溝50の中には運動ブロック51がスライドできるように設置されており、二つの前記運動ブロック51の前端には一つの横板52が固定的に設置されており、前記横板52の中には導電片53が左右対称的に植設されており、前記横板52の下端面には三角ブロック58が固定的に設置されており、前記作動チャンバ38の後端壁には駆動軸57を持つ駆動モータ55が固定的に設置されており、二つの前記導電片53がそれぞれワイヤ54により前記駆動モータ55と連通し、前記駆動軸57には楕円ロッド56が固定的に設置されており、前記作動チャンバ38の右端壁の中には液圧チャンバ30が設置されており、前記液圧チャンバ30の中には左端が前記作動チャンバ38の中に位置するピストンロッド34がスライドできるように設置されており、前記ピストンロッド34の左端にはU型ブロック36が固定的に設置されており、前記液圧チャンバ30の右端壁の中には排水溝29が設置されており、前記排水溝29の左端壁にはノズル28が植設されており、前記排水溝29と前記液圧チャンバ30との間には逆止弁31が設置されており、前記排水溝29の左端壁には上端壁が外部空間に連通している前記野菜保存チャンバ27が設置されており、前記野菜保存チャンバ27の後端壁には二十八個の通気孔26が均一に分布されており、なお、前記閉鎖機構70が前記野菜保存チャンバ27を閉鎖でき、前記鮮度保持機構71が前記野菜保存チャンバ27にある野菜の鮮度を保つことができる。
【0013】
有益的には、前記閉鎖機構70はまた前記野菜保存チャンバ27に関して左右対称である前記U型溝18を含み、前記U型溝18の中には二つの環状ブロック12が左右対称的にスライドできるように設置されており、前記環状ブロック12の前端面には活動軸13が回転できるように設置されており、前記活動軸13には閉じ板69が固定的に設置されており、前記閉じ板69の下端面には運動磁石11が固定的に設置されており、前記閉じ板69の上端面には活動磁石24が固定的に設置されており、前記閉じ板69の左端面には左端が外部空間に位置している取っ手23が固定的に設置されており、前記野菜かご10の中には中間溝73が設置されており、前記中間溝73の下端壁には前記運動磁石11と互いに引きつけ合う定位磁石45が固定的に設置されており、なお、前記環状ブロック12が前記U型溝18の中で回転できる。
【0014】
有益的には、前記鮮度保持機構71はまた前記作動チャンバ38の後端壁と固定的に連結されている定位ロッド61を含み、前記定位ロッド61には斜ロッド59が回転できるように設置されており、前記斜ロッド59と前記定位ロッド61との間には定位ばね60が設置されており、前記液圧チャンバ30の下端壁の中には貯水チャンバ67が設置されており、前記液圧チャンバ30と前記貯水チャンバ67とが一方向チャンバ15により連通され、前記一方向チャンバ15の上端壁には二つの一方向ばね14が左右対称的に固定的に設置されており、二つの前記一方向ばね14の下端には一つの密封板16が固定的に設置されており、前記貯水チャンバ67の中には浮力板17がスライドできるように設置されており、前記浮力板17の下端面には前記貯水チャンバ67の下端壁と固定的に連結されている浮力ばね19が左右対称的に固定的に設置されており、前記貯水チャンバ67の下端壁には水平移動チャンバ21が設置されており、前記浮力板17の下端面の中心には下端が前記水平移動チャンバ21の中に位置している凸ロッド20が固定的に設置されており、前記水平移動チャンバ21の上端壁には弾力溝65が設置されており、前記弾力溝65の右端壁には弾力ばね66が固定的に設置されており、前記弾力ばね66の左端には前記弾力溝65とスライドできるように連結されている弾力ブロック64が固定的に設置されており、前記弾力ブロック64の下端には張り出しロッド63が固定的に設置されており、なお、前記凸ロッド20が上昇して前記張り出しロッド63を推し動かして左へ運動させることができる。
【0015】
以下、出願人は付図1−4及び上記の本出願の鮮度保持野菜かごの具体的な構成を参照して本出願の鮮度保持野菜かごの使用方法を詳しく紹介する:
【0016】
野菜を野菜保存チャンバ27の中に入れ、二つの閉じ板69を下へ引き、且つ回転させ、これにより二つの活動磁石24が互いに吸引し合い、二つの閉じ板69が野菜保存チャンバ27を閉じ、移動ばね41が左へ復帰し、ロープ39を引き動かし、これにより回転軸47を連動させて回転させ、これにより弧状溝62が回転軸47とともに三角ブロック58の位置まで回転し、三角ブロック58が下降して弧状溝62の中に入り、二つの導電片53を連動させてそれぞれ左側と右側の電極片49と接触させ、ワイヤ54の伝導により駆動モータ55を通電させ、駆動軸57を連動させて回転させ、これにより楕円ロッド56を連動させて回転させ、U型ブロック36を推し動かして左右へ繰り返して運動させ、これにより液圧チャンバ30にある水をノズル28から同じ時間の間隔で野菜にスプレーし、これにより野菜の鮮度を保ち、貯水チャンバ67にある水がなくなった時、浮力ばね19が復帰して凸ロッド20を連動させて上昇させ、これにより張り出しロッド63を推し動かして左へ運動させ、張り出しロッド63が斜ロッド59を推し動かして回転させ、これにより導電片53を推し動かして電極片から離れ、これにより水噴きが停止する。
【0017】
本発明の有益効果は:この装置は操作が便利で、構成が簡単であり、野菜を保存する基本の機能の上で野菜の表面に定時的に水をスプレーすることができ、且つ風通しが良く、野菜の鮮度を保証できる。
【0018】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
図1
図2
図3
図4