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特開2020-175087スモッグ防止のサイクリング用フェイスマスク
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-175087(P2020-175087A)
(43)【公開日】2020年10月29日
(54)【発明の名称】スモッグ防止のサイクリング用フェイスマスク
(51)【国際特許分類】
   A62B 18/02 20060101AFI20201002BHJP
   A41D 13/11 20060101ALI20201002BHJP
【FI】
   A62B18/02 Z
   A41D13/11 Z
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-87025(P2019-87025)
(22)【出願日】2019年4月29日
(11)【特許番号】特許第6676231号(P6676231)
(45)【特許公報発行日】2020年4月8日
(31)【優先権主張番号】201910315219.3
(32)【優先日】2019年4月18日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519259320
【氏名又は名称】威海易一医療器械有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】徐▲ちん▼珍
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA07
2E185BA07
2E185CC32
(57)【要約】
【課題】本発明はスモッグ防止のサイクリング用フェイスマスクを開示した。
【解決手段】
フェイスマスクを含み、前記フェイスマスクの中には着用穴が前後対称的に設置され、上へカバー板を移動させ、引っ掛かりブロックが引っ掛かり溝を滑り出て、スライドブロックと移動ブロックがそれぞれスライドチャンバと移動チャンバとの中でスライドし、カバー板を回転させ、それによりカバー板が開けられ、フィルターを切り換え、濾過機構はスモッグ防止機能を持ち、フィルターによりスモッグを濾過し、出かける人の安全を保証し、またカバー板を開け、フィルターを切り換えることができ、資源を節約し、吸気機構内のつまみを回すことにより、吸気開口の大きさを調節し、空気進入量を調節できる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フェイスマスクを含み、前記フェイスマスクの中には着用穴が前後対称的に設置され、前記フェイスマスクの左側端面には濾過箱が固定されており、前記濾過箱の中には空気を濾過できる濾過機構が設置され、前記濾過機構は前記濾過箱の中に設置されている濾過チャンバを含み、前記濾過チャンバの中には濾過機能を持つフィルターが置かれており、前記濾過箱の左側端面には左方に開口したスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように装着され、前記スライドチャンバの右側には移動チャンバが連通して設置され、前記移動チャンバの中には移動ブロックがスライドできるように装着され、前記移動ブロックと前記スライドブロックとが固定的に連結され、前記濾過箱の左側端面のうち前記スライドチャンバの下方に位置しているところには上方に開口した引っ掛かり溝が設置され、前記濾過箱の左側にはカバー板が設置され、前記カバー板がスライドブロックのスライドにより開けられ、フィルターを切り換えることができ、前記カバー板の中には右方に開口した空気チャンバが設置され、前記空気チャンバの中には開口の大きさを調節できる吸気機構が設置され、前記吸気機構は前記空気チャンバの中に固定的に装着されている調節箱を含み、前記調節箱の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの中には前記カバー板の左側端面を貫通している伝動ロッドが回転できるように装着され、前記伝動ロッドの左側端面にはつまみが固定的に装着され、前記つまみを回して前記伝動ロッドを回転連動させ、吸気口の大きさを調節することを特徴とするスモッグ防止のサイクリング用フェイスマスク。
【請求項2】
前記濾過機構はまた前記スライドブロックの左側端面に固定的に装着されている連結ブロックを含み、前記連結ブロックの底部端面にはリミット溝が設置され、前記連結ブロックの左側端面には回転板が前後対称的に固定的に装着され、前後の前記回転板の間には回転ロッドが回転できるように装着され、前記カバー板と前記回転ロッドとが固定的に装着され、前記カバー板の右側端面にはリミットブロックが固定的に装着され、前記リミットブロックと前記リミット溝とは互いに引っ掛かることができ、前記カバー板の底部端面には引っ掛かりブロックが固定的に装着され、前記引っ掛かりブロックと前記引っ掛かり溝とがスライドできるように装着され、前記スライドブロックの頂部端面と前記スライドチャンバの頂壁との間にはばねが固定的に装着され、前記カバー板を上へ移動させ、前記引っ掛かりブロックが前記引っ掛かり溝を滑り出て、前記カバー板を回転させ、それにより前記カバー板が開けられ、前記フィルターを切り換えることができることを特徴とする請求項1に記載のスモッグ防止のサイクリング用フェイスマスク。
【請求項3】
前記吸気機構はまた前記空気チャンバの左側内壁に設置されている吸気穴を含み、前記伝動ロッドの右側端面には第一傘歯車が固定的に装着され、前記伝動チャンバの下方には調節チャンバが設置され、前記調節チャンバの底壁の中には前記伝動チャンバの底壁を貫通しているねじロッドが回転できるように装着され、前記ねじロッドの頂部端面には第二傘歯車が固定的に装着され、前記第二傘歯車と前記第一傘歯車とが噛み合っており、前記調節チャンバの中には四つの固定板が固定的に装着され、前記固定板の中には下方に開口した推し動かしチャンバが設置され、前記推し動かしチャンバの中にはねじブロックがスライドできるように装着され、前記推し動かしチャンバには定位溝が前後対称的に連通して設置され、前記定位溝の中には定位ブロックがスライドできるように装着され、前記定位ブロックと前記ねじブロックとが固定的に連結され、前記定位ブロックの頂壁には抜き穴が連通して設置され、前記ねじロッドが前記抜き穴を通し抜けており、前記ねじブロックと前記ねじロッドとがねじ山により装着され、前記つまみを回し、前記伝動ロッドを回転連動させ、これにより前記ねじロッドが回転し、前記ねじロッドが回転して前記ねじブロックを連動させて上下に移動させ、調節チャンバの開口の大きさを調節することを特徴とする請求項1に記載のスモッグ防止のサイクリング用フェイスマスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフェイスマスク分野に関わり、具体的にはスモッグ防止のサイクリング用フェイスマスクである。
【背景技術】
【0002】
人々は自転車に乗って出かける時にサイクリング用フェイスマスクを付け、普通のサイクリング用フェイスマスクはスモッグ防止の機能を持っていなく、空気質が悪い日に、スモッグが多く、体の健康に影響を与え、あるスモッグ防止フェイスマスクはフィルターを切り換えることができなく、それでフェイスマスクをしばらく使用した後に捨てなければならなく、無駄になり、フェイスマスクの吸気量を調整することもできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106693224号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はスモッグ防止のサイクリング用フェイスマスクを提供し、以上の背景技術にある欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例のスモッグ防止のサイクリング用フェイスマスクは、フェイスマスクを含み、前記フェイスマスクの中には着用穴が前後対称的に設置され、前記フェイスマスクの左側端面には濾過箱が固定されており、前記濾過箱の中には空気を濾過できる濾過機構が設置され、前記濾過機構は前記濾過箱の中に設置されている濾過チャンバを含み、前記濾過チャンバの中には濾過機能を持つフィルターが置かれており、前記濾過箱の左側端面には左方に開口したスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように装着され、前記スライドチャンバの右側には移動チャンバが連通して設置され、前記移動チャンバの中には移動ブロックがスライドできるように装着され、前記移動ブロックと前記スライドブロックとが固定的に連結され、前記濾過箱の左側端面のうち前記スライドチャンバの下方に位置しているところには上方に開口した引っ掛かり溝が設置され、前記濾過箱の左側にはカバー板が設置され、前記カバー板がスライドブロックのスライドにより開けられ、フィルターを切り換えることができ、前記カバー板の中には右方に開口した空気チャンバが設置され、前記空気チャンバの中には開口の大きさを調節できる吸気機構が設置され、前記吸気機構は前記空気チャンバの中に固定的に装着されている調節箱を含み、前記調節箱の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの中には前記カバー板の左側端面を貫通している伝動ロッドが回転できるように装着され、前記伝動ロッドの左側端面にはつまみが固定的に装着され、前記つまみを回して前記伝動ロッドを回転連動させ、吸気口の大きさを調節する。
【0006】
さらなる技術プラントには、前記濾過機構はまた前記スライドブロックの左側端面に固定的に装着されている連結ブロックを含み、前記連結ブロックの底部端面にはリミット溝が設置され、前記連結ブロックの左側端面には回転板が前後対称的に固定的に装着され、前後の前記回転板の間には回転ロッドが回転できるように装着され、前記カバー板と前記回転ロッドとが固定的に装着され、前記カバー板の右側端面にはリミットブロックが固定的に装着され、前記リミットブロックと前記リミット溝とは互いに引っ掛かることができ、前記カバー板の底部端面には引っ掛かりブロックが固定的に装着され、前記引っ掛かりブロックと前記引っ掛かり溝とがスライドできるように装着され、前記スライドブロックの頂部端面と前記スライドチャンバの頂壁との間にはばねが固定的に装着される。
【0007】
さらなる技術プラントには、前記吸気機構はまた前記空気チャンバの左側内壁に設置されている吸気穴を含み、前記伝動ロッドの右側端面には第一傘歯車が固定的に装着され、前記伝動チャンバの下方には調節チャンバが設置され、前記調節チャンバの底壁の中には前記伝動チャンバの底壁を貫通しているねじロッドが回転できるように装着され、前記ねじロッドの頂部端面には第二傘歯車が固定的に装着され、前記第二傘歯車と前記第一傘歯車とが噛み合っており、前記調節チャンバの中には四つの固定板が固定的に装着され、前記固定板の中には下方に開口した推し動かしチャンバが設置され、前記推し動かしチャンバの中にはねじブロックがスライドできるように装着され、前記推し動かしチャンバには定位溝が前後対称的に連通して設置され、前記定位溝の中には定位ブロックがスライドできるように装着され、前記定位ブロックと前記ねじブロックとが固定的に連結され、前記定位ブロックの頂壁には抜き穴が連通して設置され、前記ねじロッドが前記抜き穴を通し抜けており、前記ねじブロックと前記ねじロッドとがねじ山により装着される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益な効果は:本発明の濾過機構はスモッグ防止機能を持ち、フィルターによりスモッグを濾過し、出かける人の安全を保証し、またカバー板を開け、フィルターを切り換えることができ、資源を節約し、吸気機構内のつまみを回すことにより、吸気開口の大きさを調節し、空気進入量を調節でき、普及する価値がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は本発明の構成概略図
図2図2図1のA−A方向の断面構成概略図
図3図3図1のBの拡大概略図
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に図1−3を合わせて本発明を詳しく説明し、意思の疎通にもっと便利なため、後文に出る方位を以下の通りに規定する:下記の上下左右前後の方向は図1自体の投影関係の上下左右前後の方向と一致している。
【0011】
図1−3を参照し、本発明の実施例のスモッグ防止のサイクリング用フェイスマスクは、フェイスマスク11を含み、前記フェイスマスク11の中には着用穴12が前後対称的に設置され、前記フェイスマスク11の左側端面には濾過箱34が固定されており、前記濾過箱34の中には空気を濾過できる濾過機構80が設置され、前記濾過機構80は前記濾過箱34の中に設置されている濾過チャンバ35を含み、前記濾過チャンバ35の中には濾過機能を持つフィルター36が置かれており、前記濾過箱34の左側端面には左方に開口したスライドチャンバ40が設置され、前記スライドチャンバ40の中にはスライドブロック37がスライドできるように装着され、前記スライドチャンバ40の右側には移動チャンバ41が連通して設置され、前記移動チャンバ41の中には移動ブロック38がスライドできるように装着され、前記移動ブロック38と前記スライドブロック37とが固定的に連結され、前記濾過箱34の左側端面のうち前記スライドチャンバ40の下方に位置しているところには上方に開口した引っ掛かり溝33が設置され、前記濾過箱34の左側にはカバー板28が設置され、前記カバー板28がスライドブロック37のスライドにより開けられ、フィルター36を切り換えることができ、前記カバー板28の中には右方に開口した空気チャンバ31が設置され、前記空気チャンバ31の中には開口の大きさを調節できる吸気機構90が設置され、前記吸気機構90は前記空気チャンバ31の中に固定的に装着されている調節箱13を含み、前記調節箱13の中には伝動チャンバ26が設置され、前記伝動チャンバ26の中には前記カバー板28の左側端面を貫通している伝動ロッド24が回転できるように装着され、前記伝動ロッド24の左側端面にはつまみ29が固定的に装着され、前記つまみ29を回して前記伝動ロッド24を回転連動させ、吸気口の大きさを調節する。
【0012】
前記濾過機構80はまた前記スライドブロック37の左側端面に固定的に装着されている連結ブロック46を含み、前記連結ブロック46の底部端面にはリミット溝42が設置され、前記連結ブロック46の左側端面には回転板43が前後対称的に固定的に装着され、前後の前記回転板43の間には回転ロッド44が回転できるように装着され、前記カバー板28と前記回転ロッド44とが固定的に装着され、前記カバー板28の右側端面にはリミットブロック45が固定的に装着され、前記リミットブロック45と前記リミット溝42とは互いに引っ掛かることができ、前記カバー板28の底部端面には引っ掛かりブロック32が固定的に装着され、前記引っ掛かりブロック32と前記引っ掛かり溝33とがスライドできるように装着され、前記スライドブロック37の頂部端面と前記スライドチャンバ40の頂壁との間にはばね39が固定的に装着され、それによりカバー板28を上へ移動させ、引っ掛かりブロック32が引っ掛かり溝33を滑り出て、スライドブロック37と移動ブロック38がそれぞれスライドチャンバ40と移動チャンバ41との中でスライドし、カバー板28を回転させ、それによりカバー板28が開けられ、フィルター36を切り換えることができる。
【0013】
前記吸気機構90はまた前記空気チャンバ31の左側内壁に設置されている吸気穴30を含み、前記伝動ロッド24の右側端面には第一傘歯車25が固定的に装着され、前記伝動チャンバ26の下方には調節チャンバ17が設置され、前記調節チャンバ17の底壁の中には前記伝動チャンバ26の底壁を貫通しているねじロッド14が回転できるように装着され、前記ねじロッド14の頂部端面には第二傘歯車23が固定的に装着され、前記第二傘歯車23と前記第一傘歯車25とが噛み合っており、前記調節チャンバ17の中には四つの固定板15が固定的に装着され、前記固定板15の中には下方に開口した推し動かしチャンバ22が設置され、前記推し動かしチャンバ22の中にはねじブロック19がスライドできるように装着され、前記推し動かしチャンバ22には定位溝21が前後対称的に連通して設置され、前記定位溝21の中には定位ブロック20がスライドできるように装着され、前記定位ブロック20と前記ねじブロック19とが固定的に連結され、前記定位ブロック20の頂壁には抜き穴16が連通して設置され、前記ねじロッド14が前記抜き穴16を通し抜けており、前記ねじブロック19と前記ねじロッド14とがねじ山により装着され、それによりつまみ29を回し、伝動ロッド24を回転連動させ、伝動ロッド24が回転して第一傘歯車25を回転連動させ、第一傘歯車25が第二傘歯車23との噛み合いによりねじロッド14を回転連動させ、ねじロッド14が回転してねじブロック19を連動させて上下に移動させ、調節チャンバ17の開口の大きさを調節する。
【0014】
使用する時、上へカバー板28を移動させ、引っ掛かりブロック32が引っ掛かり溝33を滑り出て、スライドブロック37と移動ブロック38がそれぞれスライドチャンバ40と移動チャンバ41との中でスライドし、カバー板28を回転させ、それによりカバー板28が開けられ、フィルター36を切り換え、つまみ29を回し、伝動ロッド24を回転連動させ、伝動ロッド24が回転して第一傘歯車25を回転連動させ、第一傘歯車25が第二傘歯車23との噛み合いによりねじロッド14を回転連動させ、ねじロッド14が回転してねじブロック19を連動させて上下に移動させ、調節チャンバ17の開口の大きさを調節する。
【0015】
本発明の有益な効果は:本発明の濾過機構はスモッグ防止機能を持ち、フィルターによりスモッグを濾過し、出かける人の安全を保証し、またカバー板を開け、フィルターを切り換えることができ、資源を節約し、吸気機構内のつまみを回すことにより、吸気開口の大きさを調節し、空気進入量を調節でき、普及する価値がある。
【0016】
当業者は明確できるのは、本発明の総体精神及び構想を離脱しない限り、上記の実施例に対して各種の変型を行える。それらの変型がいずれも本発明の保護範囲に含む。本発明の保護方案が本発明に添付された特許請求の範囲を基準とするべきである。
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2019年10月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フェイスマスクを含み、前記フェイスマスクの中には着用穴が前後対称的に設置され、前記フェイスマスクの左側端面には濾過箱が固定されており、前記濾過箱の中には空気を濾過できる濾過機構が設置され、前記濾過機構は前記濾過箱の中に設置されている濾過チャンバを含み、前記濾過チャンバの中には濾過機能を持つフィルターが置かれており、前記濾過箱の左側端面には左方に開口したスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように装着され、前記スライドチャンバの右側には移動チャンバが連通して設置され、前記移動チャンバの中には移動ブロックがスライドできるように装着され、前記移動ブロックと前記スライドブロックとが固定的に連結され、前記濾過箱の左側端面のうち前記スライドチャンバの下方に位置しているところには上方に開口した引っ掛かり溝が設置され、前記濾過箱の左側にはカバー板が設置され、前記カバー板がスライドブロックのスライドにより開けられ、フィルターを切り換えることができ、前記カバー板の中には右方に開口した空気チャンバが設置され、前記空気チャンバの中には開口の大きさを調節できる吸気機構が設置され、前記吸気機構は前記空気チャンバの中に固定的に装着されている調節箱を含み、前記調節箱の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの中には前記カバー板の左側端面を貫通している伝動ロッドが回転できるように装着され、前記伝動ロッドの左側端面にはつまみが固定的に装着され、前記つまみを回して前記伝動ロッドを回転連動させ、吸気口の大きさを調節し、
前記濾過機構はまた前記スライドブロックの左側端面に固定的に装着されている連結ブロックを含み、前記連結ブロックの底部端面にはリミット溝が設置され、前記連結ブロックの左側端面には回転板が前後対称的に固定的に装着され、前後の前記回転板の間には回転ロッドが回転できるように装着され、前記カバー板と前記回転ロッドとが固定的に装着され、前記カバー板の右側端面にはリミットブロックが固定的に装着され、前記リミットブロックと前記リミット溝とは互いに引っ掛かることができ、前記カバー板の底部端面には引っ掛かりブロックが固定的に装着され、前記引っ掛かりブロックと前記引っ掛かり溝とがスライドできるように装着され、前記スライドブロックの頂部端面と前記スライドチャンバの頂壁との間にはばねが固定的に装着され、前記カバー板を上へ移動させ、前記引っ掛かりブロックが前記引っ掛かり溝を滑り出て、前記カバー板を回転させ、それにより前記カバー板が開けられ、前記フィルターを切り換えることができ、
前記吸気機構はまた前記空気チャンバの左側内壁に設置されている吸気穴を含み、前記伝動ロッドの右側端面には第一傘歯車が固定的に装着され、前記伝動チャンバの下方には調節チャンバが設置され、前記調節チャンバの底壁の中には前記伝動チャンバの底壁を貫通しているねじロッドが回転できるように装着され、前記ねじロッドの頂部端面には第二傘歯車が固定的に装着され、前記第二傘歯車と前記第一傘歯車とが噛み合っており、前記調節チャンバの中には四つの固定板が固定的に装着され、前記固定板の中には下方に開口した推し動かしチャンバが設置され、前記推し動かしチャンバの中にはねじブロックがスライドできるように装着され、前記推し動かしチャンバには定位溝が前後対称的に連通して設置され、前記定位溝の中には定位ブロックがスライドできるように装着され、前記定位ブロックと前記ねじブロックとが固定的に連結され、前記定位ブロックの頂壁には抜き穴が連通して設置され、前記ねじロッドが前記抜き穴を通し抜けており、前記ねじブロックと前記ねじロッドとがねじ山により装着され、前記つまみを回し、前記伝動ロッドを回転連動させ、これにより前記ねじロッドが回転し、前記ねじロッドが回転して前記ねじブロックを連動させて上下に移動させ、調節チャンバの開口の大きさを調節することを特徴とするスモッグ防止のサイクリング用フェイスマスク。