特開2020-175868(P2020-175868A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2020-175868自動車用ナンバープレートのクリーニング装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-175868(P2020-175868A)
(43)【公開日】2020年10月29日
(54)【発明の名称】自動車用ナンバープレートのクリーニング装置
(51)【国際特許分類】
   B60S 1/66 20060101AFI20201002BHJP
【FI】
   B60S1/66
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
【全頁数】27
(21)【出願番号】特願2019-83459(P2019-83459)
(22)【出願日】2019年4月24日
(11)【特許番号】特許第6617342号(P6617342)
(45)【特許公報発行日】2019年12月11日
(31)【優先権主張番号】201910301436.7
(32)【優先日】2019年4月15日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519377222
【氏名又は名称】杭州悦山科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】童思家
【テーマコード(参考)】
3D025
【Fターム(参考)】
3D025AA06
3D025AC02
3D025AC05
3D025AD19
(57)【要約】
【課題】本発明は自動車用ナンバープレートのクリーニング装置を開示した。
【解決手段】自動車後尾及び前記自動車後尾に設置されているナンバープレートを含み、前記自動車後尾の中には空きチャンバが設置され、前記空きチャンバが前記ナンバープレートの後側に位置しており、前記空きチャンバの中には側ノズルと上ノズルとが設置され、本発明は構成が簡単で、使用が便利であり、ナンバープレートをクリーニングしない時、下カバー板と上カバー板が空きチャンバを閉鎖し、それにより自動車の全体の外観に影響しなく、ナンバープレートをクリーニングする時、まず洗浄液によりナンバープレートを洗い流し、その後で熱風を利用して快速にナンバープレートを乾かす。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車後尾及び前記自動車後尾に設置されているナンバープレートを含み、前記自動車後尾の中には空きチャンバが設置され、前記空きチャンバが前記ナンバープレートの後側に位置しており、前記空きチャンバの中には側ノズルと上ノズルとが設置され、前記側ノズルが一個又は複数個設置されることができ、前記上ノズルの噴出口が下向きであり、前記空きチャンバの中には水タンクが設置され、前記水タンクの中には洗浄液が保存されており、前記水タンクが給水管により前記側ノズル及び前記上ノズルと連通され、前記空きチャンバの中には張出機構が設置され、前記ナンバープレートをクリーニングする時、前記張出機構が始動されて前記側ノズルと前記上ノズルとを前へ張り出し、前記水タンクが前記給水管により前記側ノズルと前記上ノズルとに洗浄液を供給し、前記側ノズルと前記上ノズルが洗浄液を前記ナンバープレートに噴き出させ、それにより前記ナンバープレートをクリーニングし、クリーニングした後、前記張出機構が前記側ノズルと前記上ノズルとを引き込んで前記空きチャンバの中に収納し、前記空きチャンバの中には風吹出し機構が設置され、前記風吹出し機構は前記空きチャンバの中に設置されている送風筒を含み、前記送風筒の中には羽根チャンバが設置され、前記羽根チャンバの中には羽根軸が設置され、前記羽根軸には羽根が固定的に設置され、前記羽根チャンバの中には電熱線が設置され、前記電熱線が始動して加熱し、前記羽根軸と前記羽根との回転により熱風が吹き出され、車両が高速で走っているため、後尾に負圧が形成し、自動車の後尾に埃が付きやすく、そのため前記ナンバープレートをクリーニングした後、風を吹き出して前記ナンバープレートを乾かす必要があり、前記風吹出し機構と前記張出機構とが連結され、前記張出機構が前記風吹出し機構の張出と収納を制御することを特徴とする自動車用ナンバープレートのクリーニング装置。
【請求項2】
前記張出機構は前記空きチャンバの後壁に固定的に設置されている空気ポンプを含み、前記空気ポンプの前端にはメイン管が連通されており、前記メイン管の前端には上ピストンシリンダーが設置され、前記上ピストンシリンダーの中には前記メイン管と連通している上ピストンチャンバが設置され、前記上ピストンチャンバの中には上ピストンがスライドできるように設置され、前記上ピストンと前記上ピストンチャンバの後壁との間には上ばねが連結され、前記上ピストンの前端面には前記空きチャンバの中に伸びている上伝動ロッドが固定的に設置され、前記上伝動ロッドの前端には中間板が固定的に設置され、前記中間板の左右端面には固定ブロックが対称的に固定的に設置され、前記固定ブロックの前端面には側支持ロッドが固定的に設置され、前記側ノズルが前記側支持ロッドの前端に固定的に連結され、前記上ノズルが前記中間板の前側に位置しており、
前記メイン管の下側には中間管が連通して設置され、前記空きチャンバの中には前記送風筒の後側に位置している下ピストンシリンダーが設置され、前記下ピストンシリンダーの中には下ピストンチャンバが設置され、前記下ピストンチャンバの中には下ピストンがスライドできるように設置され、前記下ピストンの後端面と前記下ピストンチャンバの後壁との間には下ばねが連結され、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さく、前記送風筒と前記下ピストンとの間が下伝動ロッドにより連結され、前記下ピストンチャンバの後側には連通管が連通して設置され、前記中間管と前記連通管との間には制御ブロックが設置され、前記制御ブロックの中には中間チャンバが設置され、前記中間チャンバの左壁の中には制御モータが設置され、前記制御モータの右端にはネジロッドが動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバの中には前記ネジロッドとネジ山により係合される切換ブロックがスライドできるように設置され、前記切換ブロックの中には前後に貫通している連通穴が設置され、前記切換ブロックの中には後方に開口した空気放出穴が設置され、前記空気放出孔が前記連通穴とが中間穴により連通され、前記中間チャンバの後壁には前後に貫通している係合穴が設置され、前記空気ポンプが始動されて前記上ピストンチャンバの中に空気を詰め、それにより前記中間板と前記固定ブロックとを通して前記側ノズルと前記上ノズルとを張り出し、クリーニングした後、前記制御モータが始動されて前記連通穴に前記中間管と前記連通管とを連通し、前記上ばねの作用の下で、前記上ピストンチャンバの中の気体が前記下ピストンチャンバの中に入り、それにより前記風吹出し機構が張り出されることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置。
【請求項3】
前記風吹出し機構は前記羽根チャンバの内壁の中に設置されており、且つ前記羽根軸と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータを含み、前記送風筒の上端面には風ガイド板が固定的に設置され、
また、前記側ノズルが傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレートとが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板の中にはスライド溝が設置され、前記スライド溝の右壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの左端には親ねじが動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝の中には前記親ねじとネジ山により係合されるガイドブロックがスライドできるように設置され、前記ガイドブロックが上支持ロッドにより前記上ノズルと連結されることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置。
【請求項4】
前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している上抜き穴が設置され、前記上抜き穴の中には上カバー板が設置され、前記上カバー板と前記固定ブロックとが連結ブロックにより連結され、前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している下抜き穴が設置され、前記下抜き穴の中には下カバー板が設置され、前記下カバー板が前記送風筒の前端面と連結されることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車部品技術分野に関わり、具体的には自動車用ナンバープレートのクリーニング装置である。
【背景技術】
【0002】
雨天に又はぬかるんだ道路で自動車を運転する時、汚泥が多すぎることで、ナンバープレートの番号ははっきりと見えない情況がよくあり、また車両を運転している時、車の後尾の気圧が低く、且つ「ウェークボーテックス」が存在しており、そのため車の後部分に埃が付きやすく、既存のナンバープレートのクリーニング装置は一般的に車の外部に取り付けられ、車の外観に影響するうえに、水拭きクリーニングの方式を採用することで、クリーニングされた後のナンバープレートが湿っており、埃がナンバープレートに更に付きやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103183012号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記技術の問題点を解消し、自動車用ナンバープレートのクリーニング装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置は、自動車後尾及び前記自動車後尾に設置されているナンバープレートを含み、前記自動車後尾の中には空きチャンバが設置され、前記空きチャンバが前記ナンバープレートの後側に位置しており、前記空きチャンバの中には側ノズルと上ノズルとが設置され、前記側ノズルが一個又は複数個設置されることができ、前記上ノズルの噴出口が下向きであり、前記空きチャンバの中には水タンクが設置され、前記水タンクの中には洗浄液が保存されており、前記水タンクが給水管により前記側ノズル及び前記上ノズルと連通され、前記空きチャンバの中には張出機構が設置され、前記ナンバープレートをクリーニングする時、前記張出機構が始動されて前記側ノズルと前記上ノズルとを前へ張り出し、前記水タンクが前記給水管により前記側ノズルと前記上ノズルとに洗浄液を供給し、前記側ノズルと前記上ノズルが洗浄液を前記ナンバープレートに噴き出させ、それにより前記ナンバープレートをクリーニングし、クリーニングした後、前記張出機構が前記側ノズルと前記上ノズルとを引き込んで前記空きチャンバの中に収納し、前記空きチャンバの中には風吹出し機構が設置され、前記風吹出し機構は前記空きチャンバの中に設置されている送風筒を含み、前記送風筒の中には羽根チャンバが設置され、前記羽根チャンバの中には羽根軸が設置され、前記羽根軸には羽根が固定的に設置され、前記羽根チャンバの中には電熱線が設置され、前記電熱線が始動して加熱し、前記羽根軸と前記羽根との回転により熱風が吹き出され、車両が高速で走っているため、後尾に負圧が形成し、自動車の後尾に埃が付きやすく、そのため前記ナンバープレートをクリーニングした後、風を吹き出して前記ナンバープレートを乾かす必要があり、前記風吹出し機構と前記張出機構とが連結され、前記張出機構が前記風吹出し機構の張出と収納を制御する。
【0006】
好ましくは、前記張出機構は前記空きチャンバの後壁に固定的に設置されている空気ポンプを含み、前記空気ポンプの前端にはメイン管が連通されており、前記メイン管の前端には上ピストンシリンダーが設置され、前記上ピストンシリンダーの中には前記メイン管と連通している上ピストンチャンバが設置され、前記上ピストンチャンバの中には上ピストンがスライドできるように設置され、前記上ピストンと前記上ピストンチャンバの後壁との間には上ばねが連結され、前記上ピストンの前端面には前記空きチャンバの中に伸びている上伝動ロッドが固定的に設置され、前記上伝動ロッドの前端には中間板が固定的に設置され、前記中間板の左右端面には固定ブロックが対称的に固定的に設置され、前記固定ブロックの前端面には側支持ロッドが固定的に設置され、前記側ノズルが前記側支持ロッドの前端に固定的に連結され、前記上ノズルが前記中間板の前側に位置している。
【0007】
前記メイン管の下側には中間管が連通して設置され、前記空きチャンバの中には前記送風筒の後側に位置している下ピストンシリンダーが設置され、前記下ピストンシリンダーの中には下ピストンチャンバが設置され、前記下ピストンチャンバの中には下ピストンがスライドできるように設置され、前記下ピストンの後端面と前記下ピストンチャンバの後壁との間には下ばねが連結され、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さく、前記送風筒と前記下ピストンとの間が下伝動ロッドにより連結され、前記下ピストンチャンバの後側には連通管が連通して設置され、前記中間管と前記連通管との間には制御ブロックが設置され、前記制御ブロックの中には中間チャンバが設置され、前記中間チャンバの左壁の中には制御モータが設置され、前記制御モータの右端にはネジロッドが動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバの中には前記ネジロッドとネジ山により係合される切換ブロックがスライドできるように設置され、前記切換ブロックの中には前後に貫通している連通穴が設置され、前記切換ブロックの中には後方に開口した空気放出穴が設置され、前記空気放出孔が前記連通穴とが中間穴により連通され、前記中間チャンバの後壁には前後に貫通している係合穴が設置され、前記空気ポンプが始動されて前記上ピストンチャンバの中に空気を詰め、それにより前記中間板と前記固定ブロックとを通して前記側ノズルと前記上ノズルとを張り出し、クリーニングした後、前記制御モータが始動されて前記連通穴に前記中間管と前記連通管とを連通し、前記上ばねの作用の下で、前記上ピストンチャンバの中の気体が前記下ピストンチャンバの中に入り、それにより前記風吹出し機構が張り出される。
【0008】
好ましくは、前記風吹出し機構は前記羽根チャンバの内壁の中に設置されており、且つ前記羽根軸と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータを含み、前記送風筒の上端面には風ガイド板が固定的に設置される。
【0009】
また、前記側ノズルが傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレートとが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板の中にはスライド溝が設置され、前記スライド溝の右壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの左端には親ねじが動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝の中には前記親ねじとネジ山により係合されるガイドブロックがスライドできるように設置され、前記ガイドブロックが上支持ロッドにより前記上ノズルと連結される。
【0010】
好ましくは、前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している上抜き穴が設置され、前記上抜き穴の中には上カバー板が設置され、前記上カバー板と前記固定ブロックとが連結ブロックにより連結され、前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している下抜き穴が設置され、前記下抜き穴の中には下カバー板が設置され、前記下カバー板が前記送風筒の前端面と連結される。
【発明の効果】
【0011】
以上により、本発明は構成が簡単で、使用が便利であり、ナンバープレートをクリーニングしない時、下カバー板と上カバー板が空きチャンバを閉鎖し、それにより自動車の全体の外観に影響しなく、ナンバープレートをクリーニングする時、まず洗浄液によりナンバープレートを洗い流し、その後で熱風を利用して快速にナンバープレートを乾かし、高速で走っている時に自動車部位の気圧が下がることで埃がナンバープレートに付くことを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
下記に図1−5を合わせて本発明を詳しく説明し、意思の疎通にもっと便利なため、後文に出る方位を下記の通りに規定する:以下に述べた上下左右前後の方向は図1自体の投影関係の上下左右前後の方向と一致している。
【0013】
図1図1は本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置の全体構成概略図
図2図2図1の内部構成概略図
図3図3図2の中のA−Aのところの構成概略図
図4図4図2の中のB−Bのところの構成概略図
図5図5図4の中のCのところの構成概略図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下図面の簡単な説明と実施例を合わせて本発明を更に説明し、本発明の方式は以下の実施例を含むが、それに限定されたものではない。
【0015】
図1−5に示しているように、本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置は、自動車後尾10及び前記自動車後尾10に設置されているナンバープレート15を含み、前記自動車後尾10の中には空きチャンバ19が設置され、前記空きチャンバ19が前記ナンバープレート15の後側に位置しており、前記空きチャンバ19の中には側ノズル16と上ノズル20とが設置され、前記側ノズル16が一個又は複数個設置されることができ、前記上ノズル20の噴出口が下向きであり、前記空きチャンバ19の中には水タンク37が設置され、前記水タンク37の中には洗浄液が保存されており、前記水タンク37が給水管36により前記側ノズル16及び前記上ノズル20と連通され、前記空きチャンバ19の中には張出機構80が設置され、前記ナンバープレート15をクリーニングする時、前記張出機構80が始動されて前記側ノズル16と前記上ノズル20とを前へ張り出し、前記水タンク37が前記給水管36により前記側ノズル16と前記上ノズル20とに洗浄液を供給し、前記側ノズル16と前記上ノズル20が洗浄液を前記ナンバープレート15に噴き出させ、それにより前記ナンバープレート15をクリーニングし、クリーニングした後、前記張出機構80が前記側ノズル16と前記上ノズル20とを引き込んで前記空きチャンバ19の中に収納し、前記空きチャンバ19の中には風吹出し機構90が設置され、前記風吹出し機構90は前記空きチャンバ19の中に設置されている送風筒26を含み、前記送風筒26の中には羽根チャンバ47が設置され、前記羽根チャンバ47の中には羽根軸46が設置され、前記羽根軸46には羽根43が固定的に設置され、前記羽根チャンバ47の中には電熱線42が設置され、前記電熱線42が始動して加熱し、前記羽根軸46と前記羽根43との回転により熱風が吹き出され、車両が高速で走っているため、後尾に負圧が形成し、自動車の後尾に埃が付きやすく、そのため前記ナンバープレート15をクリーニングした後、風を吹き出して前記ナンバープレート15を乾かす必要があり、前記風吹出し機構90と前記張出機構80とが連結され、前記張出機構80が前記風吹出し機構90の張出と収納を制御する。
【0016】
有益なように、前記張出機構80は前記空きチャンバ19の後壁に固定的に設置されている空気ポンプ29を含み、前記空気ポンプ29の前端にはメイン管28が連通されており、前記メイン管28の前端には上ピストンシリンダー31が設置され、前記上ピストンシリンダー31の中には前記メイン管28と連通している上ピストンチャンバ33が設置され、前記上ピストンチャンバ33の中には上ピストン34がスライドできるように設置され、前記上ピストン34と前記上ピストンチャンバ33の後壁との間には上ばね27が連結され、前記上ピストン34の前端面には前記空きチャンバ19の中に伸びている上伝動ロッド35が固定的に設置され、前記上伝動ロッド35の前端には中間板21が固定的に設置され、前記中間板21の左右端面には固定ブロック18が対称的に固定的に設置され、前記固定ブロック18の前端面には側支持ロッド32が固定的に設置され、前記側ノズル16が前記側支持ロッド32の前端に固定的に連結され、前記上ノズル20が前記中間板21の前側に位置している。
【0017】
前記メイン管28の下側には中間管24が連通して設置され、前記空きチャンバ19の中には前記送風筒26の後側に位置している下ピストンシリンダー41が設置され、前記下ピストンシリンダー41の中には下ピストンチャンバ44が設置され、前記下ピストンチャンバ44の中には下ピストン40がスライドできるように設置され、前記下ピストン40の後端面と前記下ピストンチャンバ44の後壁との間には下ばね45が連結され、前記下ばね45の弾力が前記上ばね27の弾力より小さく、前記送風筒26と前記下ピストン40との間が下伝動ロッド58により連結され、前記下ピストンチャンバ44の後側には連通管53が連通して設置され、前記中間管24と前記連通管53との間には制御ブロック50が設置され、前記制御ブロック50の中には中間チャンバ49が設置され、前記中間チャンバ49の左壁の中には制御モータ51が設置され、前記制御モータ51の右端にはネジロッド52が動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバ49の中には前記ネジロッド52とネジ山により係合される切換ブロック55がスライドできるように設置され、前記切換ブロック55の中には前後に貫通している連通穴54が設置され、前記切換ブロック55の中には後方に開口した空気放出穴57が設置され、前記空気放出孔57が前記連通穴54とが中間穴56により連通され、前記中間チャンバ49の後壁には前後に貫通している係合穴59が設置され、前記空気ポンプ29が始動されて前記上ピストンチャンバ33の中に空気を詰め、それにより前記中間板21と前記固定ブロック18とを通して前記側ノズル16と前記上ノズル20とを張り出し、クリーニングした後、前記制御モータ51が始動されて前記連通穴54に前記中間管24と前記連通管53とを連通し、前記上ばね27の作用の下で、前記上ピストンチャンバ33の中の気体が前記下ピストンチャンバ44の中に入り、それにより前記風吹出し機構90が張り出される。
【0018】
有益なように、前記風吹出し機構90は前記羽根チャンバ47の内壁の中に設置されており、且つ前記羽根軸46と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータ48を含み、前記送風筒26の上端面には風ガイド板25が固定的に設置される。
【0019】
また、前記側ノズル16が傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレート15とが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板21の中にはスライド溝22が設置され、前記スライド溝22の右壁にはモータ60が固定的に設置され、前記モータ60の左端には親ねじ23が動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝22の中には前記親ねじ23とネジ山により係合されるガイドブロック38がスライドできるように設置され、前記ガイドブロック38が上支持ロッド39により前記上ノズル20と連結される。
【0020】
有益なように、前記空きチャンバ19の前壁には外部空間に連通している上抜き穴12が設置され、前記上抜き穴12の中には上カバー板11が設置され、前記上カバー板11と前記固定ブロック18とが連結ブロック17により連結され、前記空きチャンバ19の前壁には外部空間に連通している下抜き穴13が設置され、前記下抜き穴13の中には下カバー板14が設置され、前記下カバー板14が前記送風筒26の前端面と連結される。
【0021】
前記自動車用ナンバープレートのクリーニング装置を実現する方法は、以下のステップを含む:
【0022】
クリーニングする時、空気ポンプ29を始動し、気体がメイン管28を経由して上ピストンチャンバ33の中に入り、上カバー板11が前に運動して側ノズル16と上ノズル20とを連動させて張り出し、水タンク37が始動されて給水管36により側ノズル16と上ノズル20に洗浄液を提供し、側ノズル16と上ノズル20が洗浄液をナンバープレート15に噴き出させ、それによりナンバープレート15をクリーニングし、モータ60が始動されてスライド溝22によりガイドブロック38を移動連動させ、それにより上ノズル20が移動し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、クリーニングした後、モータ51を始動してネジロッド52により切換ブロック55を移動連動させ、連通穴54が中間管24と連通管53とを連通し、上ばね27の作用の下で、上ピストンチャンバ33の中の気体が下ピストンチャンバ44の中に入り、それにより風吹出し機構90を張り出し、この時に上カバー板11と側ノズル16と上ノズル20とが復帰し、電熱線42と風吹出しモータ48とを始動し、風を吹出してナンバープレート15を乾かし、乾かした後、切換ブロック55が左へ運動し続け、それにより係合穴59と空気放出穴57とを連通して気体を抜けさせ、風吹出し機構90が復帰し、この時にナンバープレートのクリーニングが終わる。
【0023】
以上により、本発明は構成が簡単で、使用が便利であり、ナンバープレートをクリーニングしない時、下カバー板と上カバー板が空きチャンバを閉鎖し、それにより自動車の全体の外観に影響しなく、ナンバープレートをクリーニングする時、まず洗浄液によりナンバープレートを洗い流し、その後で熱風を利用して快速にナンバープレートを乾かし、高速で走っている時に自動車部位の気圧が下がることで埃がナンバープレートに付くことを回避できる。
【0024】
上記に述べたことは、ただ発明の具体的な実施方式であり、発明の保護範囲はこれに限定されるものではなく、創造的な労働を通さない場合で想到できるすべての変化または入れ替わりはいずれも発明の保護範囲に含むべきである。そのため、発明の保護範囲は請求項に限定された保護範囲を基準とするベきである。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2019年6月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車後尾に設置されているナンバープレートと、前記自動車後尾の中に設置されている空きチャンバとを含み、前記空きチャンバが前記ナンバープレートの後側に位置しており、前記空きチャンバの中には側ノズルと上ノズルとが設置され、前記側ノズルが一個又は複数個設置されることができ、前記上ノズルの噴出口が下向きであり、前記空きチャンバの中には水タンクが設置され、前記水タンクの中には洗浄液が保存されており、前記水タンクが給水管により前記側ノズル及び前記上ノズルと連通され、前記空きチャンバの中には張出機構が設置され、前記ナンバープレートをクリーニングする時、前記張出機構が始動されて前記側ノズルと前記上ノズルとを前へ張り出し、前記水タンクが前記給水管により前記側ノズルと前記上ノズルとに洗浄液を供給し、前記側ノズルと前記上ノズルが洗浄液を前記ナンバープレートに噴き出させ、それにより前記ナンバープレートをクリーニングし、クリーニングした後、前記張出機構が前記側ノズルと前記上ノズルとを引き込んで前記空きチャンバの中に収納し、前記空きチャンバの中には風吹出し機構が設置され、前記風吹出し機構は前記空きチャンバの中に設置されている送風筒を含み、前記送風筒の中には羽根チャンバが設置され、前記羽根チャンバの中には羽根軸が設置され、前記羽根軸には羽根が固定的に設置され、前記羽根チャンバの中には電熱線が設置され、前記電熱線が始動して加熱し、前記羽根軸と前記羽根との回転により熱風が吹き出され、車両が高速で走っているため、後尾に負圧が形成し、自動車の後尾に埃が付きやすく、そのため前記ナンバープレートをクリーニングした後、風を吹き出して前記ナンバープレートを乾かす必要があり、前記風吹出し機構と前記張出機構とが連結され、前記張出機構が前記風吹出し機構の張出と収納を制御でき、
前記張出機構は前記空きチャンバの後壁に固定的に設置されている空気ポンプを含み、前記空気ポンプの前端にはメイン管が連通されており、前記メイン管の前端には上ピストンシリンダーが設置され、前記上ピストンシリンダーの中には前記メイン管と連通している上ピストンチャンバが設置され、前記上ピストンチャンバの中には上ピストンがスライドできるように設置され、前記上ピストンと前記上ピストンチャンバの後壁との間には上ばねが連結され、前記上ピストンの前端面には前記空きチャンバの中に伸びている上伝動ロッドが固定的に設置され、前記上伝動ロッドの前端には中間板が固定的に設置され、前記中間板の左右端面には固定ブロックが対称的に固定的に設置され、前記固定ブロックの前端面には側支持ロッドが固定的に設置され、前記側ノズルが前記側支持ロッドの前端に固定的に連結され、前記上ノズルが前記中間板の前側に位置しており、
前記メイン管の下側には中間管が連通して設置され、前記空きチャンバの中には前記送風筒の後側に位置している下ピストンシリンダーが設置され、前記下ピストンシリンダーの中には下ピストンチャンバが設置され、前記下ピストンチャンバの中には下ピストンがスライドできるように設置され、前記下ピストンの後端面と前記下ピストンチャンバの後壁との間には下ばねが連結され、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さく、前記送風筒と前記下ピストンとの間が下伝動ロッドにより連結され、前記下ピストンチャンバの後側には連通管が連通して設置され、前記中間管と前記連通管との間には制御ブロックが設置され、前記制御ブロックの中には中間チャンバが設置され、前記中間チャンバの左壁の中には制御モータが設置され、前記制御モータの右端にはネジロッドが動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバの中には前記ネジロッドとネジ山により係合される切換ブロックがスライドできるように設置され、前記切換ブロックの中には前後に貫通している連通穴が設置され、前記切換ブロックの中には後方に開口した空気放出穴が設置され、前記空気放出孔が前記連通穴とが中間穴により連通され、前記中間チャンバの後壁には前後に貫通している係合穴が設置され、前記空気ポンプが始動されて前記上ピストンチャンバの中に空気を詰め、それにより前記中間板と前記固定ブロックとを通して前記側ノズルと前記上ノズルとを張り出し、クリーニングした後、前記制御モータが始動されて前記連通穴に前記中間管と前記連通管とを連通し、前記空気ポンプの作動が停止する時、前記上ばねの作用の下で、前記上ピストンチャンバの中の気体が前記下ピストンチャンバの中に入り、それにより前記風吹出し機構が張り出されることができ、
前記風吹出し機構は前記羽根軸と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータを含み、且つ前記風吹出しモータが前記羽根チャンバの内壁の中に設置されており、前記送風筒の上端面には風ガイド板が固定的に設置され、
また、前記側ノズルが傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレートとが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板の中にはスライド溝が設置され、前記スライド溝の右壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの左端には親ねじが動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝の中には前記親ねじとネジ山により係合されるガイドブロックがスライドできるように設置され、前記ガイドブロックが上支持ロッドにより前記上ノズルと連結されており、
前記空気ポンプが前記上ピストンの後側の前記上ピストンチャンバの中に空気詰めを行う時、前記上ピストンが前記上ピストンチャンバの中で前に移動でき、この時前記上ばねが前記上ピストンに連動して徐々に伸ばされ、クリーニング完了後、空気ポンプが閉められ、前記上ばねに引き動かされて前記上ばねが初期状態に復元して前記上ピストンチャンバの中の気体を前記下ピストンチャンバの中に押し込み、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さいため、前記上ピストンチャンバの中の気体が前記下ピストンチャンバの中に入った時に前記下ピストンを押し動かして前記下ピストンチャンバの中で前に移動させることができ、この過程で、前記上ばねが次第に初期状態に復元し、また前記下ばねが次第に伸ばされることを特徴とする自動車用ナンバープレートのクリーニング装置。
【請求項2】
前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している上抜き穴が設置され、前記上抜き穴の中には上カバー板が設置され、前記上カバー板と前記固定ブロックとが連結ブロックにより連結され、前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している下抜き穴が設置され、前記下抜き穴の中には下カバー板が設置され、前記下カバー板が前記送風筒の前端面と連結されることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車部品技術分野に関わり、具体的には自動車用ナンバープレートのクリーニング装置である。
【背景技術】
【0002】
雨天に又はぬかるんだ道路で自動車を運転する時、汚泥が多すぎることで、ナンバープレートの番号ははっきりと見えない情況がよくあり、また車両を運転している時、車の後尾の気圧が低く、且つ「ウェークボーテックス」が存在しており、そのため車の後部分に埃が付きやすく、既存のナンバープレートのクリーニング装置は一般的に車の外部に取り付けられ、車の外観に影響するうえに、水拭きクリーニングの方式を採用することで、クリーニングされた後のナンバープレートが湿っており、埃がナンバープレートに更に付きやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103183012号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記技術の問題点を解消し、自動車用ナンバープレートのクリーニング装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置は、自動車後尾に設置されているナンバープレートと、前記自動車後尾の中に設置されている空きチャンバとを含み、前記空きチャンバが前記ナンバープレートの後側に位置しており、前記空きチャンバの中には側ノズルと上ノズルとが設置され、前記側ノズルが一個又は複数個設置されることができ、前記上ノズルの噴出口が下向きであり、前記空きチャンバの中には水タンクが設置され、前記水タンクの中には洗浄液が保存されており、前記水タンクが給水管により前記側ノズル及び前記上ノズルと連通され、前記空きチャンバの中には張出機構が設置され、前記ナンバープレートをクリーニングする時、前記張出機構が始動されて前記側ノズルと前記上ノズルとを前へ張り出し、前記水タンクが前記給水管により前記側ノズルと前記上ノズルとに洗浄液を供給し、前記側ノズルと前記上ノズルが洗浄液を前記ナンバープレートに噴き出させ、それにより前記ナンバープレートをクリーニングし、クリーニングした後、前記張出機構が前記側ノズルと前記上ノズルとを引き込んで前記空きチャンバの中に収納し、前記空きチャンバの中には風吹出し機構が設置され、前記風吹出し機構は前記空きチャンバの中に設置されている送風筒を含み、前記送風筒の中には羽根チャンバが設置され、前記羽根チャンバの中には羽根軸が設置され、前記羽根軸には羽根が固定的に設置され、前記羽根チャンバの中には電熱線が設置され、前記電熱線が始動して加熱し、前記羽根軸と前記羽根との回転により熱風が吹き出され、車両が高速で走っているため、後尾に負圧が形成し、自動車の後尾に埃が付きやすく、そのため前記ナンバープレートをクリーニングした後、風を吹き出して前記ナンバープレートを乾かす必要があり、前記風吹出し機構と前記張出機構とが連結され、前記張出機構が前記風吹出し機構の張出と収納を制御する。
【0006】
好ましくは、前記張出機構は前記空きチャンバの後壁に固定的に設置されている空気ポンプを含み、前記空気ポンプの前端にはメイン管が連通されており、前記メイン管の前端には上ピストンシリンダーが設置され、前記上ピストンシリンダーの中には前記メイン管と連通している上ピストンチャンバが設置され、前記上ピストンチャンバの中には上ピストンがスライドできるように設置され、前記上ピストンと前記上ピストンチャンバの後壁との間には上ばねが連結され、前記上ピストンの前端面には前記空きチャンバの中に伸びている上伝動ロッドが固定的に設置され、前記上伝動ロッドの前端には中間板が固定的に設置され、前記中間板の左右端面には固定ブロックが対称的に固定的に設置され、前記固定ブロックの前端面には側支持ロッドが固定的に設置され、前記側ノズルが前記側支持ロッドの前端に固定的に連結され、前記上ノズルが前記中間板の前側に位置している。
【0007】
前記メイン管の下側には中間管が連通して設置され、前記空きチャンバの中には前記送風筒の後側に位置している下ピストンシリンダーが設置され、前記下ピストンシリンダーの中には下ピストンチャンバが設置され、前記下ピストンチャンバの中には下ピストンがスライドできるように設置され、前記下ピストンの後端面と前記下ピストンチャンバの後壁との間には下ばねが連結され、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さく、前記送風筒と前記下ピストンとの間が下伝動ロッドにより連結され、前記下ピストンチャンバの後側には連通管が連通して設置され、前記中間管と前記連通管との間には制御ブロックが設置され、前記制御ブロックの中には中間チャンバが設置され、前記中間チャンバの左壁の中には制御モータが設置され、前記制御モータの右端にはネジロッドが動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバの中には前記ネジロッドとネジ山により係合される切換ブロックがスライドできるように設置され、前記切換ブロックの中には前後に貫通している連通穴が設置され、前記切換ブロックの中には後方に開口した空気放出穴が設置され、前記空気放出孔が前記連通穴とが中間穴により連通され、前記中間チャンバの後壁には前後に貫通している係合穴が設置され、前記空気ポンプが始動されて前記上ピストンチャンバの中に空気を詰め、それにより前記中間板と前記固定ブロックとを通して前記側ノズルと前記上ノズルとを張り出し、クリーニングした後、前記制御モータが始動されて前記連通穴に前記中間管と前記連通管とを連通し、前記空気ポンプの作動が停止する時、前記上ばねの作用の下で、前記上ピストンチャンバの中の気体が前記下ピストンチャンバの中に入り、それにより前記風吹出し機構が張り出される。
【0008】
好ましくは、前記風吹出し機構は前記羽根軸と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータを含み、且つ前記風吹出しモータが前記羽根チャンバの内壁の中に設置されており、前記送風筒の上端面には風ガイド板が固定的に設置される。
【0009】
また、前記側ノズルが傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレートとが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板の中にはスライド溝が設置され、前記スライド溝の右壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの左端には親ねじが動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝の中には前記親ねじとネジ山により係合されるガイドブロックがスライドできるように設置され、前記ガイドブロックが上支持ロッドにより前記上ノズルと連結される。
【0010】
好ましくは、前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している上抜き穴が設置され、前記上抜き穴の中には上カバー板が設置され、前記上カバー板と前記固定ブロックとが連結ブロックにより連結され、前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している下抜き穴が設置され、前記下抜き穴の中には下カバー板が設置され、前記下カバー板が前記送風筒の前端面と連結される。
【発明の効果】
【0011】
以上により、本発明は構成が簡単で、使用が便利であり、ナンバープレートをクリーニングしない時、下カバー板と上カバー板が空きチャンバを閉鎖し、それにより自動車の全体の外観に影響しなく、ナンバープレートをクリーニングする時、まず洗浄液によりナンバープレートを洗い流し、その後で熱風を利用して快速にナンバープレートを乾かし、高速で走っている時に自動車部位の気圧が下がることで埃がナンバープレートに付くことを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
下記に図1−5を合わせて本発明を詳しく説明し、意思の疎通にもっと便利なため、後文に出る方位を下記の通りに規定する:以下に述べた上下左右前後の方向は図1自体の投影関係の上下左右前後の方向と一致している。
【0013】
図1図1は本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置の全体構成概 略図
図2図2図1の内部構成概略図
図3図3図2の中のA−Aのところの構成概略図
図4図4図2の中のB−Bのところの構成概略図
図5図5図4の中のCのところの構成概略図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下図面の簡単な説明と実施例を合わせて本発明を更に説明し、本発明の方式は以下の実施例を含むが、それに限定されたものではない。
【0015】
図1−5に示しているように、本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置は、自動車後尾10に設置されているナンバープレート15と、前記自動車後尾10の中に設置されている空きチャンバ19とを含み、前記空きチャンバ19が前記ナンバープレート15の後側に位置しており、前記空きチャンバ19の中には側ノズル16と上ノズル20とが設置され、前記側ノズル16が一個又は複数個設置されることができ、前記上ノズル20の噴出口が下向きであり、前記空きチャンバ19の中には水タンク37が設置され、前記水タンク37の中には洗浄液が保存されており、前記水タンク37が給水管36により前記側ノズル16及び前記上ノズル20と連通され、前記空きチャンバ19の中には張出機構80が設置され、前記ナンバープレート15をクリーニングする時、前記張出機構80が始動されて前記側ノズル16と前記上ノズル20とを前へ張り出し、前記水タンク37が前記給水管36により前記側ノズル16と前記上ノズル20とに洗浄液を供給し、前記側ノズル16と前記上ノズル20が洗浄液を前記ナンバープレート15に噴き出させ、それにより前記ナンバープレート15をクリーニングし、クリーニングした後、前記張出機構80が前記側ノズル16と前記上ノズル20とを引き込んで前記空きチャンバ19の中に収納し、前記空きチャンバ19の中には風吹出し機構90が設置され、前記風吹出し機構90は前記空きチャンバ19の中に設置されている送風筒26を含み、前記送風筒26の中には羽根チャンバ47が設置され、前記羽根チャンバ47の中には羽根軸46が設置され、前記羽根軸46には羽根43が固定的に設置され、前記羽根チャンバ47の中には電熱線42が設置され、前記電熱線42が始動して加熱し、前記羽根軸46と前記羽根43との回転により熱風が吹き出され、車両が高速で走っているため、後尾に負圧が形成し、自動車の後尾に埃が付きやすく、そのため前記ナンバープレート15をクリーニングした後、風を吹き出して前記ナンバープレート15を乾かす必要があり、前記風吹出し機構90と前記張出機構80とが連結され、前記張出機構80が前記風吹出し機構90の張出と収納を制御する。
【0016】
有益なように、前記張出機構80は前記空きチャンバ19の後壁に固定的に設置されている空気ポンプ29を含み、前記空気ポンプ29の前端にはメイン管28が連通されており、前記メイン管28の前端には上ピストンシリンダー31が設置され、前記上ピストンシリンダー31の中には前記メイン管28と連通している上ピストンチャンバ33が設置され、前記上ピストンチャンバ33の中には上ピストン34がスライドできるように設置され、前記上ピストン34と前記上ピストンチャンバ33の後壁との間には上ばね27が連結され、前記上ピストン34の前端面には前記空きチャンバ19の中に伸びている上伝動ロッド35が固定的に設置され、前記上伝動ロッド35の前端には中間板21が固定的に設置され、前記中間板21の左右端面には固定ブロック18が対称的に固定的に設置され、前記固定ブロック18の前端面には側支持ロッド32が固定的に設置され、前記側ノズル16が前記側支持ロッド32の前端に固定的に連結され、前記上ノズル20が前記中間板21の前側に位置している。
【0017】
前記メイン管28の下側には中間管24が連通して設置され、前記空きチャンバ19の中には前記送風筒26の後側に位置している下ピストンシリンダー41が設置され、前記下ピストンシリンダー41の中には下ピストンチャンバ44が設置され、前記下ピストンチャンバ44の中には下ピストン40がスライドできるように設置され、前記下ピストン40の後端面と前記下ピストンチャンバ44の後壁との間には下ばね45が連結され、前記下ばね45の弾力が前記上ばね27の弾力より小さく、前記送風筒26と前記下ピストン40との間が下伝動ロッド58により連結され、前記下ピストンチャンバ44の後側には連通管53が連通して設置され、前記中間管24と前記連通管53との間には制御ブロック50が設置され、前記制御ブロック50の中には中間チャンバ49が設置され、前記中間チャンバ49の左壁の中には制御モータ51が設置され、前記制御モータ51の右端にはネジロッド52が動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバ49の中には前記ネジロッド52とネジ山により係合される切換ブロック55がスライドできるように設置され、前記切換ブロック55の中には前後に貫通している連通穴54が設置され、前記切換ブロック55の中には後方に開口した空気放出穴57が設置され、前記空気放出孔57が前記連通穴54とが中間穴56により連通され、前記中間チャンバ49の後壁には前後に貫通している係合穴59が設置され、前記空気ポンプ29が始動されて前記上ピストンチャンバ33の中に空気を詰め、それにより前記中間板21と前記固定ブロック18とを通して前記側ノズル16と前記上ノズル20とを張り出し、クリーニングした後、前記制御モータ51が始動されて前記連通穴54に前記中間管24と前記連通管53とを連通し、前記空気ポンプ29の作動が停止する時、前記上ばね27の作用の下で、前記上ピストンチャンバ33の中の気体が前記下ピストンチャンバ44の中に入り、それにより前記風吹出し機構90が張り出される。
【0018】
有益なように、前記風吹出し機構90は前記羽根軸46と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータ48を含み、且つ前記風吹出しモータ48が前記羽根チャンバ47の内壁の中に設置されており、前記送風筒26の上端面には風ガイド板25が固定的に設置される。
【0019】
また、前記側ノズル16が傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレート15とが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板21の中にはスライド溝22が設置され、前記スライド溝22の右壁にはモータ60が固定的に設置され、前記モータ60の左端には親ねじ23が動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝22の中には前記親ねじ23とネジ山により係合されるガイドブロック38がスライドできるように設置され、前記ガイドブロック38が上支持ロッド39により前記上ノズル20と連結されており、
前記空気ポンプ29が前記上ピストン34の後側の前記上ピストンチャンバ33の中に空気詰めを行う時、前記上ピストン34が前記上ピストンチャンバ33の中で前に移動でき、この時前記上ばね27が前記上ピストン34に連動して徐々に伸ばされ、クリーニング完了後、空気ポンプ29が閉められ、前記上ばね27に引き動かされて前記上ばね34が初期状態に復元して前記上ピストンチャンバ33の中の気体を前記下ピストンチャンバ44の中に押し込み、前記下ばね45の弾力が前記上ばね27の弾力より小さいため、前記上ピストンチャンバ33の中の気体が前記下ピストンチャンバ44の中に入った時に前記下ピストン40を押し動かして前記下ピストンチャンバ44の中で前に移動させることができ、この過程で、前記上ばね27が次第に初期状態に復元し、また前記下ばね45が次第に伸ばされる
【0020】
有益なように、前記空きチャンバ19の前壁には外部空間に連通している上抜き穴12が設置され、前記上抜き穴12の中には上カバー板11が設置され、前記上カバー板11と前記固定ブロック18とが連結ブロック17により連結され、前記空きチャンバ19の前壁には外部空間に連通している下抜き穴13が設置され、前記下抜き穴13の中には下カバー板14が設置され、前記下カバー板14が前記送風筒26の前端面と連結される。
【0021】
前記自動車用ナンバープレートのクリーニング装置を実現する方法は、以下のステップを含む:
【0022】
クリーニングする時、空気ポンプ29を始動し、気体がメイン管28を経由して上ピストンチャンバ33の中に入り、上カバー板11が前に運動して側ノズル16と上ノズル20とを連動させて張り出し、水タンク37が始動されて給水管36により側ノズル16と上ノズル20に洗浄液を提供し、側ノズル16と上ノズル20が洗浄液をナンバープレート15に噴き出させ、それによりナンバープレート15をクリーニングし、モータ60が始動されてスライド溝22によりガイドブロック38を移動連動させ、それにより上ノズル20が移動し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、クリーニングした後、制御モータ51を自動的に始動してネジロッド52により切換ブロック55を移動連動させ、連通穴54が中間管24と連通管53とを連通し、前記空気ポンプ29の作動が停止する時、上ばね27の作用の下で、上ピストンチャンバ33の中の気体が下ピストンチャンバ44の中に入り、それにより風吹出し機構90を張り出し、この時に上カバー板11と側ノズル16と上ノズル20とが復帰し、電熱線42と風吹出しモータ48とを始動し、風を吹出してナンバープレート15を乾かし、乾かした後、切換ブロック55が左へ運動し続け、それにより係合穴59と空気放出穴57とを連通して気体を抜けさせ、風吹出し機構90が復帰し、この時にナンバープレートのクリーニングが終わる。
【0023】
以上により、本発明は構成が簡単で、使用が便利であり、ナンバープレートをクリーニングしない時、下カバー板と上カバー板が空きチャンバを閉鎖し、それにより自動車の全体の外観に影響しなく、ナンバープレートをクリーニングする時、まず洗浄液によりナンバープレートを洗い流し、その後で熱風を利用して快速にナンバープレートを乾かし、高速で走っている時に自動車部位の気圧が下がることで埃がナンバープレートに付くことを回避できる。
【0024】
上記に述べたことは、ただ発明の具体的な実施方式であり、発明の保護範囲はこれに限定されるものではなく、創造的な労働を通さない場合で想到できるすべての変化または入れ替わりはいずれも発明の保護範囲に含むべきである。そのため、発明の保護範囲は請求項に限定された保護範囲を基準とするベきである。
【手続補正書】
【提出日】2019年7月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
自動車後尾におけるナンバープレートの後側に設けられた空きチャンバの中に設置された水タンクと、
給水管により前記水タンクに連通され、前記ナンバープレートの上方及び側方から前記ナンバープレートへ洗浄液を噴き出すための上ノズル及び側ノズルと、
前記上ノズル及び前記側ノズルを、前記空きチャンバの中から前記ナンバープレートの上方及び側方へ張り出させるとともに、前記空きチャンバの中に収納するための張出機構と、
電熱線で加熱された羽根チャンバの中で羽根が固定された羽根軸を回転させて熱風を吹き出す送風筒を有し、前記送風筒を、前記空きチャンバの中から前記ナンバープレートの下方へ張り出させるとともに、前記空きチャンバの中に収納する風吹出し機構とを備え、
前記張出機構により、前記上ノズル及び前記側ノズルを前記ナンバープレートの上方及び側方へ張り出させ、前記水タンクから供給された洗浄液を前記上ノズル及び前記側ノズルから噴き出させて、前記ナンバープレートをクリーニングし、その後、前記張出機構により、前記上ノズル及び前記側ノズルを前記空きチャンバへ収納し、続いて、前記風吹出し機構により、前記送風筒を前記ナンバープレートの下方へ張り出させ、前記送風筒から熱風を吹き出して前記ナンバープレートを乾燥させ、その後、前記送風筒を前記空きチャンバの中に収納するナンバープレートクリーニング装置であって、
前記張出機構は、
記空きチャンバの後壁に固定的に設置されている空気ポンプを含み、前記空気ポンプの前端にはメイン管が連通されており、前記メイン管の前端には上ピストンシリンダーが設置され、前記上ピストンシリンダーの中には前記メイン管と連通している上ピストンチャンバが設置され、前記上ピストンチャンバの中には上ピストンがスライドできるように設置され、前記上ピストンと前記上ピストンチャンバの後壁との間には上ばねが連結され、前記上ピストンの前端面には前記空きチャンバの中に伸びている上伝動ロッドが固定的に設置され、前記上伝動ロッドの前端には中間板が固定的に設置され、前記中間板の左右端面には固定ブロックが対称的に固定的に設置され、前記固定ブロックの前端面には側支持ロッドが固定的に設置され、前記側ノズルが前記側支持ロッドの前端に固定的に連結され、前記上ノズルが前記中間板の前側に位置しており、
前記メイン管の下側には中間管が連通して設置され、前記空きチャンバの中には前記送風筒の後側に位置している下ピストンシリンダーが設置され、前記下ピストンシリンダーの中には下ピストンチャンバが設置され、前記下ピストンチャンバの中には下ピストンがスライドできるように設置され、前記下ピストンの後端面と前記下ピストンチャンバの後壁との間には下ばねが連結され、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さく、前記送風筒と前記下ピストンとの間が下伝動ロッドにより連結され、前記下ピストンチャンバの後側には連通管が連通して設置され、前記中間管と前記連通管との間には制御ブロックが設置され、前記制御ブロックの中には中間チャンバが設置され、前記中間チャンバの左壁の中には制御モータが設置され、前記制御モータの右端にはネジロッドが動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバの中には前記ネジロッドとネジ山により係合される切換ブロックがスライドできるように設置され、前記切換ブロックの中には前後に貫通している連通穴が設置され、前記切換ブロックの中には後方に開口した空気放出穴が設置され、前記空気放出孔が前記連通穴とが中間穴により連通され、前記中間チャンバの後壁には前後に貫通している係合穴が設置されており、
前記空気ポンプ始動により、前記上ピストンチャンバの中に空気が注入され、前記上ピストンが前記上ピストンチャンバの中で前に移動し、この時前記上ばねが前記上ピストンに連動して徐々に伸ばされ、前記中間板と前記固定ブロックとを通して前記側ノズルと前記上ノズルと張り出すまで空気が注入されナンバープレートをクリーニングした後、前記制御モータが始動されて前記連通穴が前記中間管と前記連通管とを連通し、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さいため、前記上ばねが初期状態に復元して前記上ピストンチャンバの中の気体を前記下ピストンチャンバの中に押し込み、前記下ばねが次第に伸ばされ、それにより前記風吹出し機構が張り出され、ナンバープレートを乾燥した後、前記制御モータを始動して、切換ブロックの中間穴が前記空気放出孔と前記連通穴とを連通し、前記張出機構と前記風吹出し機構を復帰させ、
前記風吹出し機構は、
記羽根軸と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータを含み、且つ前記風吹出しモータが前記羽根チャンバの内壁の中に設置されており、前記送風筒の上端面には風ガイド板が固定的に設置され、また、前記側ノズルが傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレートとが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板の中にはスライド溝が設置され、前記スライド溝の右壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの左端には親ねじが動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝の中には前記親ねじとネジ山により係合されるガイドブロックがスライドできるように設置され、前記ガイドブロックが上支持ロッドにより前記上ノズルと連結されていることを特徴とするナンバープレートクリーニング装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車部品技術分野に関わり、具体的には自動車用ナンバープレートのクリーニング装置である。
【背景技術】
【0002】
雨天に又はぬかるんだ道路で自動車を運転する時、汚泥が多すぎることで、ナンバープレートの番号ははっきりと見えない情況がよくあり、また車両を運転している時、車の後尾の気圧が低く、且つ「ウェークボーテックス」が存在しており、そのため車の後部分に埃が付きやすく、既存のナンバープレートのクリーニング装置は一般的に車の外部に取り付けられ、車の外観に影響するうえに、水拭きクリーニングの方式を採用することで、クリーニングされた後のナンバープレートが湿っており、埃がナンバープレートに更に付きやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103183012号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記技術の問題点を解消し、自動車用ナンバープレートのクリーニング装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置は、自動車後尾に設置されているナンバープレートと、前記自動車後尾の中に設置されている空きチャンバとを含み、前記空きチャンバが前記ナンバープレートの後側に位置しており、前記空きチャンバの中には側ノズルと上ノズルとが設置され、前記側ノズルが一個又は複数個設置されることができ、前記上ノズルの噴出口が下向きであり、前記空きチャンバの中には水タンクが設置され、前記水タンクの中には洗浄液が保存されており、前記水タンクが給水管により前記側ノズル及び前記上ノズルと連通され、前記空きチャンバの中には張出機構が設置され、前記ナンバープレートをクリーニングする時、前記張出機構が始動されて前記側ノズルと前記上ノズルとを前へ張り出し、前記水タンクが前記給水管により前記側ノズルと前記上ノズルとに洗浄液を供給し、前記側ノズルと前記上ノズルが洗浄液を前記ナンバープレートに噴き出させ、それにより前記ナンバープレートをクリーニングし、クリーニングした後、前記張出機構が前記側ノズルと前記上ノズルとを引き込んで前記空きチャンバの中に収納し、前記空きチャンバの中には風吹出し機構が設置され、前記風吹出し機構は前記空きチャンバの中に設置されている送風筒を含み、前記送風筒の中には羽根チャンバが設置され、前記羽根チャンバの中には羽根軸が設置され、前記羽根軸には羽根が固定的に設置され、前記羽根チャンバの中には電熱線が設置され、前記電熱線が始動して加熱し、前記羽根軸と前記羽根との回転により熱風が吹き出され、車両が高速で走っているため、後尾に負圧が形成し、自動車の後尾に埃が付きやすく、そのため前記ナンバープレートをクリーニングした後、風を吹き出して前記ナンバープレートを乾かす必要があり、前記風吹出し機構と前記張出機構とが連結される
【0006】
好ましくは、前記張出機構は前記空きチャンバの後壁に固定的に設置されている空気ポンプを含み、前記空気ポンプの前端にはメイン管が連通されており、前記メイン管の前端には上ピストンシリンダーが設置され、前記上ピストンシリンダーの中には前記メイン管と連通している上ピストンチャンバが設置され、前記上ピストンチャンバの中には上ピストンがスライドできるように設置され、前記上ピストンと前記上ピストンチャンバの後壁との間には上ばねが連結され、前記上ピストンの前端面には前記空きチャンバの中に伸びている上伝動ロッドが固定的に設置され、前記上伝動ロッドの前端には中間板が固定的に設置され、前記中間板の左右端面には固定ブロックが対称的に固定的に設置され、前記固定ブロックの前端面には側支持ロッドが固定的に設置され、前記側ノズルが前記側支持ロッドの前端に固定的に連結され、前記上ノズルが前記中間板の前側に位置している。
【0007】
前記メイン管の下側には中間管が連通して設置され、前記空きチャンバの中には前記送風筒の後側に位置している下ピストンシリンダーが設置され、前記下ピストンシリンダーの中には下ピストンチャンバが設置され、前記下ピストンチャンバの中には下ピストンがスライドできるように設置され、前記下ピストンの後端面と前記下ピストンチャンバの後壁との間には下ばねが連結され、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さく、前記送風筒と前記下ピストンとの間が下伝動ロッドにより連結され、前記下ピストンチャンバの後側には連通管が連通して設置され、前記中間管と前記連通管との間には制御ブロックが設置され、前記制御ブロックの中には中間チャンバが設置され、前記中間チャンバの左壁の中には制御モータが設置され、前記制御モータの右端にはネジロッドが動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバの中には前記ネジロッドとネジ山により係合される切換ブロックがスライドできるように設置され、前記切換ブロックの中には前後に貫通している連通穴が設置され、前記切換ブロックの中には後方に開口した空気放出穴が設置され、前記空気放出孔が前記連通穴とが中間穴により連通され、前記中間チャンバの後壁には前後に貫通している係合穴が設置され、前記空気ポンプが始動されて前記上ピストンチャンバの中に空気を詰め、それにより前記中間板と前記固定ブロックとを通して前記側ノズルと前記上ノズルとを張り出し、クリーニングした後、前記制御モータが始動されて前記連通穴に前記中間管と前記連通管とを連通し、前記上ばねの作用の下で、前記上ピストンチャンバの中の気体が前記下ピストンチャンバの中に入り、それにより前記風吹出し機構が張り出される。
【0008】
好ましくは、前記風吹出し機構は前記羽根チャンバの内壁の中に設置されており、且つ前記羽根軸と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータを含み、前記送風筒の上端面には風ガイド板が固定的に設置される。
【0009】
また、前記側ノズルが傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレートとが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板の中にはスライド溝が設置され、前記スライド溝の右壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの左端には親ねじが動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝の中には前記親ねじとネジ山により係合されるガイドブロックがスライドできるように設置され、前記ガイドブロックが上支持ロッドにより前記上ノズルと連結される。
【0010】
好ましくは、前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している上抜き穴が設置され、前記上抜き穴の中には上カバー板が設置され、前記上カバー板と前記固定ブロックとが連結ブロックにより連結され、前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している下抜き穴が設置され、前記下抜き穴の中には下カバー板が設置され、前記下カバー板が前記送風筒の前端面と連結される。
【発明の効果】
【0011】
以上により、本発明は構成が簡単で、使用が便利であり、ナンバープレートをクリーニングしない時、下カバー板と上カバー板が空きチャンバを閉鎖し、それにより自動車の全体の外観に影響しなく、ナンバープレートをクリーニングする時、まず洗浄液によりナンバープレートを洗い流し、その後で熱風を利用して快速にナンバープレートを乾かし、高速で走っている時に自動車部位の気圧が下がることで埃がナンバープレートに付くことを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
下記に図1−5を合わせて本発明を詳しく説明し、意思の疎通にもっと便利なため、後文に出る方位を下記の通りに規定する:以下に述べた上下左右前後の方向は図1自体の投影関係の上下左右前後の方向と一致している。
【0013】
図1図1は本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置の全体構成概 略図
図2図2図1の内部構成概略図
図3図3図2の中のA−Aのところの構成概略図
図4図4図2の中のB−Bのところの構成概略図
図5図5図4の中のCのところの構成概略図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下図面の簡単な説明と実施例を合わせて本発明を更に説明し、本発明の方式は以下の実施例を含むが、それに限定されたものではない。
【0015】
図1−5に示しているように、本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置は、自動車後尾10に設置されているナンバープレート15と、前記自動車後尾10の中に設置されている空きチャンバ19とを含み、前記空きチャンバ19が前記ナンバープレート15の後側に位置しており、前記空きチャンバ19の中には側ノズル16と上ノズル20とが設置され、前記側ノズル16が一個又は複数個設置されることができ、前記上ノズル20の噴出口が下向きであり、前記空きチャンバ19の中には水タンク37が設置され、前記水タンク37の中には洗浄液が保存されており、前記水タンク37が給水管36により前記側ノズル16及び前記上ノズル20と連通され、前記空きチャンバ19の中には張出機構80が設置され、前記ナンバープレート15をクリーニングする時、前記張出機構80が始動されて前記側ノズル16と前記上ノズル20とを前へ張り出し、前記水タンク37が前記給水管36により前記側ノズル16と前記上ノズル20とに洗浄液を供給し、前記側ノズル16と前記上ノズル20が洗浄液を前記ナンバープレート15に噴き出させ、それにより前記ナンバープレート15をクリーニングし、クリーニングした後、前記張出機構80が前記側ノズル16と前記上ノズル20とを引き込んで前記空きチャンバ19の中に収納し、前記空きチャンバ19の中には風吹出し機構90が設置され、前記風吹出し機構90は前記空きチャンバ19の中に設置されている送風筒26を含み、前記送風筒26の中には羽根チャンバ47が設置され、前記羽根チャンバ47の中には羽根軸46が設置され、前記羽根軸46には羽根43が固定的に設置され、前記羽根チャンバ47の中には電熱線42が設置され、前記電熱線42が始動して加熱し、前記羽根軸46と前記羽根43との回転により熱風が吹き出され、車両が高速で走っているため、後尾に負圧が形成し、自動車の後尾に埃が付きやすく、そのため前記ナンバープレート15をクリーニングした後、風を吹き出して前記ナンバープレート15を乾かす必要があり、前記風吹出し機構90と前記張出機構80とが連結される
【0016】
有益なように、前記張出機構80は前記空きチャンバ19の後壁に固定的に設置されている空気ポンプ29を含み、前記空気ポンプ29の前端にはメイン管28が連通されており、前記メイン管28の前端には上ピストンシリンダー31が設置され、前記上ピストンシリンダー31の中には前記メイン管28と連通している上ピストンチャンバ33が設置され、前記上ピストンチャンバ33の中には上ピストン34がスライドできるように設置され、前記上ピストン34と前記上ピストンチャンバ33の後壁との間には上ばね27が連結され、前記上ピストン34の前端面には前記空きチャンバ19の中に伸びている上伝動ロッド35が固定的に設置され、前記上伝動ロッド35の前端には中間板21が固定的に設置され、前記中間板21の左右端面には固定ブロック18が対称的に固定的に設置され、前記固定ブロック18の前端面には側支持ロッド32が固定的に設置され、前記側ノズル16が前記側支持ロッド32の前端に固定的に連結され、前記上ノズル20が前記中間板21の前側に位置している。
【0017】
前記メイン管28の下側には中間管24が連通して設置され、前記空きチャンバ19の中には前記送風筒26の後側に位置している下ピストンシリンダー41が設置され、前記下ピストンシリンダー41の中には下ピストンチャンバ44が設置され、前記下ピストンチャンバ44の中には下ピストン40がスライドできるように設置され、前記下ピストン40の後端面と前記下ピストンチャンバ44の後壁との間には下ばね45が連結され、前記下ばね45の弾力が前記上ばね27の弾力より小さく、前記送風筒26と前記下ピストン40との間が下伝動ロッド58により連結され、前記下ピストンチャンバ44の後側には連通管53が連通して設置され、前記中間管24と前記連通管53との間には制御ブロック50が設置され、前記制御ブロック50の中には中間チャンバ49が設置され、前記中間チャンバ49の左壁の中には制御モータ51が設置され、前記制御モータ51の右端にはネジロッド52が動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバ49の中には前記ネジロッド52とネジ山により係合される切換ブロック55がスライドできるように設置され、前記切換ブロック55の中には前後に貫通している連通穴54が設置され、前記切換ブロック55の中には後方に開口した空気放出穴57が設置され、前記空気放出孔57が前記連通穴54とが中間穴56により連通され、前記中間チャンバ49の後壁には前後に貫通している係合穴59が設置され、前記空気ポンプ29が始動されて前記上ピストンチャンバ33の中に空気を詰め、それにより前記中間板21と前記固定ブロック18とを通して前記側ノズル16と前記上ノズル20とを張り出し、クリーニングした後、前記制御モータ51が始動されて前記連通穴54に前記中間管24と前記連通管53とを連通し、前記上ばね27の作用の下で、前記上ピストンチャンバ33の中の気体が前記下ピストンチャンバ44の中に入り、それにより前記風吹出し機構90が張り出される。
【0018】
有益なように、前記風吹出し機構90は前記羽根チャンバ47の内壁の中に設置されており、且つ前記羽根軸46と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータ48を含み、前記送風筒26の上端面には風ガイド板25が固定的に設置される。
【0019】
また、前記側ノズル16が傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレート15とが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板21の中にはスライド溝22が設置され、前記スライド溝22の右壁にはモータ60が固定的に設置され、前記モータ60の左端には親ねじ23が動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝22の中には前記親ねじ23とネジ山により係合されるガイドブロック38がスライドできるように設置され、前記ガイドブロック38が上支持ロッド39により前記上ノズル20と連結されており、
前記空気ポンプ29が前記上ピストン34の後側の前記上ピストンチャンバ33の中に空気詰めを行う時、前記上ピストン34が前記上ピストンチャンバ33の中で前に移動でき、この時前記上ばね27が前記上ピストン34に連動して徐々に伸ばされ、クリーニング完了後、空気ポンプ29が閉められ、前記上ばね27に引き動かされて前記上ばね34が初期状態に復元して前記上ピストンチャンバ33の中の気体を前記下ピストンチャンバ44の中に押し込み、前記下ばね45の弾力が前記上ばね27の弾力より小さいため、前記上ピストンチャンバ33の中の気体が前記下ピストンチャンバ44の中に入った時に前記下ピストン40を押し動かして前記下ピストンチャンバ44の中で前に移動させることができ、この過程で、前記上ばね27が次第に初期状態に復元し、また前記下ばね45が次第に伸ばされる。
【0020】
有益なように、前記空きチャンバ19の前壁には外部空間に連通している上抜き穴12が設置され、前記上抜き穴12の中には上カバー板11が設置され、前記上カバー板11と前記固定ブロック18とが連結ブロック17により連結され、前記空きチャンバ19の前壁には外部空間に連通している下抜き穴13が設置され、前記下抜き穴13の中には下カバー板14が設置され、前記下カバー板14が前記送風筒26の前端面と連結される。
【0021】
前記自動車用ナンバープレートのクリーニング装置を実現する方法は、以下のステップを含む:
【0022】
クリーニングする時、空気ポンプ29を始動し、気体がメイン管28を経由して上ピストンチャンバ33の中に入り、上カバー板11が前に運動して側ノズル16と上ノズル20とを連動させて張り出し、水タンク37が始動されて給水管36により側ノズル16と上ノズル20に洗浄液を提供し、側ノズル16と上ノズル20が洗浄液をナンバープレート15に噴き出させ、それによりナンバープレート15をクリーニングし、モータ60が始動されてスライド溝22によりガイドブロック38を移動連動させ、それにより上ノズル20が移動し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、クリーニングした後、制御モータ51を自動的に始動してネジロッド52により切換ブロック55を移動連動させ、連通穴54が中間管24と連通管53とを連通し、前記空気ポンプ29の作動が停止する時、上ばね27の作用の下で、上ピストンチャンバ33の中の気体が下ピストンチャンバ44の中に入り、それにより風吹出し機構90を張り出し、この時に上カバー板11と側ノズル16と上ノズル20とが復帰し、電熱線42と風吹出しモータ48とを始動し、風を吹出してナンバープレート15を乾かし、乾かした後、切換ブロック55が左へ運動し続け、それにより係合穴59と空気放出穴57とを連通して気体を抜けさせ、風吹出し機構90が復帰し、この時にナンバープレートのクリーニングが終わる。
【0023】
以上により、本発明は構成が簡単で、使用が便利であり、ナンバープレートをクリーニングしない時、下カバー板と上カバー板が空きチャンバを閉鎖し、それにより自動車の全体の外観に影響しなく、ナンバープレートをクリーニングする時、まず洗浄液によりナンバープレートを洗い流し、その後で熱風を利用して快速にナンバープレートを乾かし、高速で走っている時に自動車部位の気圧が下がることで埃がナンバープレートに付くことを回避できる。
【0024】
上記に述べたことは、ただ発明の具体的な実施方式であり、発明の保護範囲はこれに限定されるものではなく、創造的な労働を通さない場合で想到できるすべての変化または入れ替わりはいずれも発明の保護範囲に含むべきである。そのため、発明の保護範囲は請求項に限定された保護範囲を基準とするベきである。
【手続補正書】
【提出日】2019年8月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
自動車後尾におけるナンバープレートの後側に設けられた空きチャンバの中に設置された水タンクと、
給水管により前記水タンクに連通され、前記ナンバープレートの上方及び側方から前記ナンバープレートへ洗浄液を噴き出すための上ノズル及び側ノズルと、
前記上ノズル及び前記側ノズルを、前記空きチャンバの中から前記ナンバープレートの上方及び側方へ張り出させるとともに、前記空きチャンバの中に収納するための張出機構と、
電熱線で加熱された羽根チャンバの中で羽根が固定された羽根軸を回転させて熱風を吹き出す送風筒を有し、前記送風筒を、前記空きチャンバの中から前記ナンバープレートの下方へ張り出させるとともに、前記空きチャンバの中に収納する風吹出し機構とを備え、
前記張出機構により、前記上ノズル及び前記側ノズルを前記ナンバープレートの上方及び側方へ張り出させ、前記水タンクから供給された洗浄液を前記上ノズル及び前記側ノズルから噴き出させて、前記ナンバープレートをクリーニングし、その後、前記張出機構により、前記上ノズル及び前記側ノズルを前記空きチャンバへ収納し、続いて、前記風吹出し機構により、前記送風筒を前記ナンバープレートの下方へ張り出させ、前記送風筒から熱風を吹き出して前記ナンバープレートを乾燥させ、その後、前記送風筒を前記空きチャンバの中に収納する自動車用ナンバープレートのクリーニング装置であって、
前記張出機構は、
前記空きチャンバの後壁に固定的に設置されている空気ポンプを含み、前記空気ポンプの前端にはメイン管が連通されており、前記メイン管の前端には上ピストンシリンダーが設置され、前記上ピストンシリンダーの中には前記メイン管と連通している上ピストンチャンバが設置され、前記上ピストンチャンバの中には上ピストンがスライドできるように設置され、前記上ピストンと前記上ピストンチャンバの後壁との間には上ばねが連結され、前記上ピストンの前端面には前記空きチャンバの中に伸びている上伝動ロッドが固定的に設置され、前記上伝動ロッドの前端には中間板が固定的に設置され、前記中間板の左右端面には固定ブロックが対称的に固定的に設置され、前記固定ブロックの前端面には側支持ロッドが固定的に設置され、前記側ノズルが前記側支持ロッドの前端に固定的に連結され、前記上ノズルが前記中間板の前側に位置しており、
前記メイン管の下側には中間管が連通して設置され、前記空きチャンバの中には前記送風筒の後側に位置している下ピストンシリンダーが設置され、前記下ピストンシリンダーの中には下ピストンチャンバが設置され、前記下ピストンチャンバの中には下ピストンがスライドできるように設置され、前記下ピストンの後端面と前記下ピストンチャンバの後壁との間には下ばねが連結され、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さく、前記送風筒と前記下ピストンとの間が下伝動ロッドにより連結され、前記下ピストンチャンバの後側には連通管が連通して設置され、前記中間管と前記連通管との間には制御ブロックが設置され、前記制御ブロックの中には中間チャンバが設置され、前記中間チャンバの左壁の中には制御モータが設置され、前記制御モータの右端にはネジロッドが動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバの中には前記ネジロッドとネジ山により係合される切換ブロックがスライドできるように設置され、前記切換ブロックの中には前後に貫通している連通穴が設置され、前記切換ブロックの中には後方に開口した空気放出穴が設置され、前記空気放出孔が前記連通穴とが中間穴により連通され、前記中間チャンバの後壁には前後に貫通している係合穴が設置されており、
前記空気ポンプの始動により、前記上ピストンチャンバの中に空気が注入され、前記上ピストンが前記上ピストンチャンバの中で前に移動し、この時前記上ばねが前記上ピストンに連動して徐々に伸ばされ、前記中間板と前記固定ブロックとを通して前記側ノズルと前記上ノズルとが張り出すまで空気が注入され、ナンバープレートをクリーニングした後、前記制御モータが始動されて前記連通穴が前記中間管と前記連通管とを連通し、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さいため、前記上ばねが初期状態に復元して前記上ピストンチャンバの中の気体を前記下ピストンチャンバの中に押し込み、前記下ばねが次第に伸ばされ、それにより前記風吹出し機構が張り出され、ナンバープレートを乾燥した後、前記制御モータを始動して、切換ブロックの中間穴が前記空気放出孔と前記連通穴とを連通し、前記張出機構と前記風吹出し機構を復帰させ、
前記風吹出し機構は、
前記羽根軸と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータを含み、且つ前記風吹出しモータが前記羽根チャンバの内壁の中に設置されており、前記送風筒の上端面には風ガイド板が固定的に設置され、また、前記側ノズルが傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレートとが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板の中にはスライド溝が設置され、前記スライド溝の右壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの左端には親ねじが動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝の中には前記親ねじとネジ山により係合されるガイドブロックがスライドできるように設置され、前記ガイドブロックが上支持ロッドにより前記上ノズルと連結されていることを特徴とする自動車用ナンバープレートのクリーニング装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車部品技術分野に関わり、具体的には自動車用ナンバープレートのクリーニング装置である。
【背景技術】
【0002】
雨天に又はぬかるんだ道路で自動車を運転する時、汚泥が多すぎることで、ナンバープレートの番号ははっきりと見えない情況がよくあり、また車両を運転している時、車の後尾の気圧が低く、且つ「ウェークボーテックス」が存在しており、そのため車の後部分に埃が付きやすく、既存のナンバープレートのクリーニング装置は一般的に車の外部に取り付けられ、車の外観に影響するうえに、水拭きクリーニングの方式を採用することで、クリーニングされた後のナンバープレートが湿っており、埃がナンバープレートに更に付きやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103183012号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記技術の問題点を解消し、自動車用ナンバープレートのクリーニング装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置は、自動車後尾及び前記自動車後尾に設置されているナンバープレートを含み、前記自動車後尾の中には空きチャンバが設置され、前記空きチャンバが前記ナンバープレートの後側に位置しており、前記空きチャンバの中には側ノズルと上ノズルとが設置され、前記側ノズルが一個又は複数個設置されることができ、前記上ノズルの噴出口が下向きであり、前記空きチャンバの中には水タンクが設置され、前記水タンクの中には洗浄液が保存されており、前記水タンクが給水管により前記側ノズル及び前記上ノズルと連通され、前記空きチャンバの中には張出機構が設置され、前記ナンバープレートをクリーニングする時、前記張出機構が始動されて前記側ノズルと前記上ノズルとを前へ張り出し、前記水タンクが前記給水管により前記側ノズルと前記上ノズルとに洗浄液を供給し、前記側ノズルと前記上ノズルが洗浄液を前記ナンバープレートに噴き出させ、それにより前記ナンバープレートをクリーニングし、クリーニングした後、前記張出機構が前記側ノズルと前記上ノズルとを引き込んで前記空きチャンバの中に収納し、前記空きチャンバの中には風吹出し機構が設置され、前記風吹出し機構は前記空きチャンバの中に設置されている送風筒を含み、前記送風筒の中には羽根チャンバが設置され、前記羽根チャンバの中には羽根軸が設置され、前記羽根軸には羽根が固定的に設置され、前記羽根チャンバの中には電熱線が設置され、前記電熱線が始動して加熱し、前記羽根軸と前記羽根との回転により熱風が吹き出され、車両が高速で走っているため、後尾に負圧が形成し、自動車の後尾に埃が付きやすく、そのため前記ナンバープレートをクリーニングした後、風を吹き出して前記ナンバープレートを乾かす必要があり、前記風吹出し機構と前記張出機構とが連結される。
【0006】
好ましくは、前記張出機構は前記空きチャンバの後壁に固定的に設置されている空気ポンプを含み、前記空気ポンプの前端にはメイン管が連通されており、前記メイン管の前端には上ピストンシリンダーが設置され、前記上ピストンシリンダーの中には前記メイン管と連通している上ピストンチャンバが設置され、前記上ピストンチャンバの中には上ピストンがスライドできるように設置され、前記上ピストンと前記上ピストンチャンバの後壁との間には上ばねが連結され、前記上ピストンの前端面には前記空きチャンバの中に伸びている上伝動ロッドが固定的に設置され、前記上伝動ロッドの前端には中間板が固定的に設置され、前記中間板の左右端面には固定ブロックが対称的に固定的に設置され、前記固定ブロックの前端面には側支持ロッドが固定的に設置され、前記側ノズルが前記側支持ロッドの前端に固定的に連結され、前記上ノズルが前記中間板の前側に位置している。
【0007】
前記メイン管の下側には中間管が連通して設置され、前記空きチャンバの中には前記送風筒の後側に位置している下ピストンシリンダーが設置され、前記下ピストンシリンダーの中には下ピストンチャンバが設置され、前記下ピストンチャンバの中には下ピストンがスライドできるように設置され、前記下ピストンの後端面と前記下ピストンチャンバの後壁との間には下ばねが連結され、前記下ばねの弾力が前記上ばねの弾力より小さく、前記送風筒と前記下ピストンとの間が下伝動ロッドにより連結され、前記下ピストンチャンバの後側には連通管が連通して設置され、前記中間管と前記連通管との間には制御ブロックが設置され、前記制御ブロックの中には中間チャンバが設置され、前記中間チャンバの左壁の中には制御モータが設置され、前記制御モータの右端にはネジロッドが動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバの中には前記ネジロッドとネジ山により係合される切換ブロックがスライドできるように設置され、前記切換ブロックの中には前後に貫通している連通穴が設置され、前記切換ブロックの中には後方に開口した空気放出穴が設置され、前記空気放出孔が前記連通穴とが中間穴により連通され、前記中間チャンバの後壁には前後に貫通している係合穴が設置され、前記空気ポンプが始動されて前記上ピストンチャンバの中に空気を詰め、それにより前記中間板と前記固定ブロックとを通して前記側ノズルと前記上ノズルとを張り出し、クリーニングした後、前記制御モータが始動されて前記連通穴に前記中間管と前記連通管とを連通し、前記上ばねの作用の下で、前記上ピストンチャンバの中の気体が前記下ピストンチャンバの中に入り、それにより前記風吹出し機構が張り出される。
【0008】
好ましくは、前記風吹出し機構は前記羽根チャンバの内壁の中に設置されており、且つ前記羽根軸と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータを含み、前記送風筒の上端面には風ガイド板が固定的に設置される。
【0009】
また、前記側ノズルが傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレートとが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板の中にはスライド溝が設置され、前記スライド溝の右壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの左端には親ねじが動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝の中には前記親ねじとネジ山により係合されるガイドブロックがスライドできるように設置され、前記ガイドブロックが上支持ロッドにより前記上ノズルと連結される。
【0010】
好ましくは、前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している上抜き穴が設置され、前記上抜き穴の中には上カバー板が設置され、前記上カバー板と前記固定ブロックとが連結ブロックにより連結され、前記空きチャンバの前壁には外部空間に連通している下抜き穴が設置され、前記下抜き穴の中には下カバー板が設置され、前記下カバー板が前記送風筒の前端面と連結される。
【発明の効果】
【0011】
以上により、本発明は構成が簡単で、使用が便利であり、ナンバープレートをクリーニングしない時、下カバー板と上カバー板が空きチャンバを閉鎖し、それにより自動車の全体の外観に影響しなく、ナンバープレートをクリーニングする時、まず洗浄液によりナンバープレートを洗い流し、その後で熱風を利用して快速にナンバープレートを乾かし、高速で走っている時に自動車部位の気圧が下がることで埃がナンバープレートに付くことを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
下記に図1−5を合わせて本発明を詳しく説明し、意思の疎通にもっと便利なため、後文に出る方位を下記の通りに規定する:以下に述べた上下左右前後の方向は図1自体の投影関係の上下左右前後の方向と一致している。
【0013】
図1図1は本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置の全体構成概略図
図2図2図1の内部構成概略図
図3図3図2の中のA−Aのところの構成概略図
図4図4図2の中のB−Bのところの構成概略図
図5図5図4の中のCのところの構成概略図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下図面の簡単な説明と実施例を合わせて本発明を更に説明し、本発明の方式は以下の実施例を含むが、それに限定されたものではない。
【0015】
図1−5に示しているように、本発明の自動車用ナンバープレートのクリーニング装置は、自動車後尾10及び前記自動車後尾10に設置されているナンバープレート15を含み、前記自動車後尾10の中には空きチャンバ19が設置され、前記空きチャンバ19が前記ナンバープレート15の後側に位置しており、前記空きチャンバ19の中には側ノズル16と上ノズル20とが設置され、前記側ノズル16が一個又は複数個設置されることができ、前記上ノズル20の噴出口が下向きであり、前記空きチャンバ19の中には水タンク37が設置され、前記水タンク37の中には洗浄液が保存されており、前記水タンク37が給水管36により前記側ノズル16及び前記上ノズル20と連通され、前記空きチャンバ19の中には張出機構80が設置され、前記ナンバープレート15をクリーニングする時、前記張出機構80が始動されて前記側ノズル16と前記上ノズル20とを前へ張り出し、前記水タンク37が前記給水管36により前記側ノズル16と前記上ノズル20とに洗浄液を供給し、前記側ノズル16と前記上ノズル20が洗浄液を前記ナンバープレート15に噴き出させ、それにより前記ナンバープレート15をクリーニングし、クリーニングした後、前記張出機構80が前記側ノズル16と前記上ノズル20とを引き込んで前記空きチャンバ19の中に収納し、前記空きチャンバ19の中には風吹出し機構90が設置され、前記風吹出し機構90は前記空きチャンバ19の中に設置されている送風筒26を含み、前記送風筒26の中には羽根チャンバ47が設置され、前記羽根チャンバ47の中には羽根軸46が設置され、前記羽根軸46には羽根43が固定的に設置され、前記羽根チャンバ47の中には電熱線42が設置され、前記電熱線42が始動して加熱し、前記羽根軸46と前記羽根43との回転により熱風が吹き出され、車両が高速で走っているため、後尾に負圧が形成し、自動車の後尾に埃が付きやすく、そのため前記ナンバープレート15をクリーニングした後、風を吹き出して前記ナンバープレート15を乾かす必要があり、前記風吹出し機構90と前記張出機構80とが連結される。
【0016】
有益なように、前記張出機構80は前記空きチャンバ19の後壁に固定的に設置されている空気ポンプ29を含み、前記空気ポンプ29の前端にはメイン管28が連通されており、前記メイン管28の前端には上ピストンシリンダー31が設置され、前記上ピストンシリンダー31の中には前記メイン管28と連通している上ピストンチャンバ33が設置され、前記上ピストンチャンバ33の中には上ピストン34がスライドできるように設置され、前記上ピストン34と前記上ピストンチャンバ33の後壁との間には上ばね27が連結され、前記上ピストン34の前端面には前記空きチャンバ19の中に伸びている上伝動ロッド35が固定的に設置され、前記上伝動ロッド35の前端には中間板21が固定的に設置され、前記中間板21の左右端面には固定ブロック18が対称的に固定的に設置され、前記固定ブロック18の前端面には側支持ロッド32が固定的に設置され、前記側ノズル16が前記側支持ロッド32の前端に固定的に連結され、前記上ノズル20が前記中間板21の前側に位置している。
【0017】
前記メイン管28の下側には中間管24が連通して設置され、前記空きチャンバ19の中には前記送風筒26の後側に位置している下ピストンシリンダー41が設置され、前記下ピストンシリンダー41の中には下ピストンチャンバ44が設置され、前記下ピストンチャンバ44の中には下ピストン40がスライドできるように設置され、前記下ピストン40の後端面と前記下ピストンチャンバ44の後壁との間には下ばね45が連結され、前記下ばね45の弾力が前記上ばね27の弾力より小さく、前記送風筒26と前記下ピストン40との間が下伝動ロッド58により連結され、前記下ピストンチャンバ44の後側には連通管53が連通して設置され、前記中間管24と前記連通管53との間には制御ブロック50が設置され、前記制御ブロック50の中には中間チャンバ49が設置され、前記中間チャンバ49の左壁の中には制御モータ51が設置され、前記制御モータ51の右端にはネジロッド52が動力が伝達できるように連結され、前記中間チャンバ49の中には前記ネジロッド52とネジ山により係合される切換ブロック55がスライドできるように設置され、前記切換ブロック55の中には前後に貫通している連通穴54が設置され、前記切換ブロック55の中には後方に開口した空気放出穴57が設置され、前記空気放出孔57が前記連通穴54とが中間穴56により連通され、前記中間チャンバ49の後壁には前後に貫通している係合穴59が設置され、前記空気ポンプ29が始動されて前記上ピストンチャンバ33の中に空気を詰め、それにより前記中間板21と前記固定ブロック18とを通して前記側ノズル16と前記上ノズル20とを張り出し、クリーニングした後、前記制御モータ51が始動されて前記連通穴54に前記中間管24と前記連通管53とを連通し、前記上ばね27の作用の下で、前記上ピストンチャンバ33の中の気体が前記下ピストンチャンバ44の中に入り、それにより前記風吹出し機構90が張り出される。
【0018】
有益なように、前記風吹出し機構90は前記羽根チャンバ47の内壁の中に設置されており、且つ前記羽根軸46と動力が伝達できるように係合される風吹出しモータ48を含み、前記送風筒26の上端面には風ガイド板25が固定的に設置される。
【0019】
また、前記側ノズル16が傾いて設置され、それによりその噴出口と前記ナンバープレート15とが一定の角度を形成し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、前記中間板21の中にはスライド溝22が設置され、前記スライド溝22の右壁にはモータ60が固定的に設置され、前記モータ60の左端には親ねじ23が動力が伝達できるように連結され、前記スライド溝22の中には前記親ねじ23とネジ山により係合されるガイドブロック38がスライドできるように設置され、前記ガイドブロック38が上支持ロッド39により前記上ノズル20と連結されており、
前記空気ポンプ29が前記上ピストン34の後側の前記上ピストンチャンバ33の中に空気詰めを行う時、前記上ピストン34が前記上ピストンチャンバ33の中で前に移動でき、この時前記上ばね27が前記上ピストン34に連動して徐々に伸ばされ、クリーニング完了後、空気ポンプ29が閉められ、前記上ばね27に引き動かされて前記上ばね34が初期状態に復元して前記上ピストンチャンバ33の中の気体を前記下ピストンチャンバ44の中に押し込み、前記下ばね45の弾力が前記上ばね27の弾力より小さいため、前記上ピストンチャンバ33の中の気体が前記下ピストンチャンバ44の中に入った時に前記下ピストン40を押し動かして前記下ピストンチャンバ44の中で前に移動させることができ、この過程で、前記上ばね27が次第に初期状態に復元し、また前記下ばね45が次第に伸ばされる。
【0020】
有益なように、前記空きチャンバ19の前壁には外部空間に連通している上抜き穴12が設置され、前記上抜き穴12の中には上カバー板11が設置され、前記上カバー板11と前記固定ブロック18とが連結ブロック17により連結され、前記空きチャンバ19の前壁には外部空間に連通している下抜き穴13が設置され、前記下抜き穴13の中には下カバー板14が設置され、前記下カバー板14が前記送風筒26の前端面と連結される。
【0021】
前記自動車用ナンバープレートのクリーニング装置を実現する方法は、以下のステップを含む:
【0022】
クリーニングする時、空気ポンプ29を始動し、気体がメイン管28を経由して上ピストンチャンバ33の中に入り、上カバー板11が前に運動して側ノズル16と上ノズル20とを連動させて張り出し、水タンク37が始動されて給水管36により側ノズル16と上ノズル20に洗浄液を提供し、側ノズル16と上ノズル20が洗浄液をナンバープレート15に噴き出させ、それによりナンバープレート15をクリーニングし、モータ60が始動されてスライド溝22によりガイドブロック38を移動連動させ、それにより上ノズル20が移動し、それによりよりよいクリーニング効果を達し、クリーニングした後、制御モータ51を始動してネジロッド52により切換ブロック55を移動連動させ、連通穴54が中間管24と連通管53とを連通し、上ばね27の作用の下で、上ピストンチャンバ33の中の気体が下ピストンチャンバ44の中に入り、それにより風吹出し機構90を張り出し、この時に上カバー板11と側ノズル16と上ノズル20とが復帰し、電熱線42と風吹出しモータ48とを始動し、風を吹出してナンバープレート15を乾かし、乾かした後、切換ブロック55が左へ運動し続け、それにより係合穴59と空気放出穴57とを連通して気体を抜けさせ、風吹出し機構90が復帰し、この時にナンバープレートのクリーニングが終わる。
【0023】
以上により、本発明は構成が簡単で、使用が便利であり、ナンバープレートをクリーニングしない時、下カバー板と上カバー板が空きチャンバを閉鎖し、それにより自動車の全体の外観に影響しなく、ナンバープレートをクリーニングする時、まず洗浄液によりナンバープレートを洗い流し、その後で熱風を利用して快速にナンバープレートを乾かし、高速で走っている時に自動車部位の気圧が下がることで埃がナンバープレートに付くことを回避できる。
【0024】
上記に述べたことは、ただ発明の具体的な実施方式であり、発明の保護範囲はこれに限定されるものではなく、創造的な労働を通さない場合で想到できるすべての変化または入れ替わりはいずれも発明の保護範囲に含むべきである。そのため、発明の保護範囲は請求項に限定された保護範囲を基準とするベきである。