(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-175873(P2020-175873A)
(43)【公開日】2020年10月29日
(54)【発明の名称】車屋根キャリーケース
(51)【国際特許分類】
B60N 3/00 20060101AFI20201002BHJP
【FI】
B60N3/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2019-87926(P2019-87926)
(22)【出願日】2019年5月7日
(11)【特許番号】特許第6566163号(P6566163)
(45)【特許公報発行日】2019年8月28日
(31)【優先権主張番号】201910325166.3
(32)【優先日】2019年4月22日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519257898
【氏名又は名称】濱州禾夏汽車用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】童▲けん▼英
【テーマコード(参考)】
3B088
【Fターム(参考)】
3B088CA06
(57)【要約】
【課題】本発明は車屋根キャリーケースを開示した。
【解決手段】
ケース本体と前記ケース本体の頂壁の中に設けられた上方に開口した収納溝を含み、前記収納溝の左側端壁の中には回転チャンバが設けられ、前記回転チャンバの中には前後に伸びている第一回転軸が回転できるように設けられ、前記第一回転軸の外表面にはケース蓋とウォームホイールが固定的に設けられ、前記回転チャンバの底壁の中には伝動チャンバが設けられ、本発明の車屋根キャリーケースは固定と取り外しとが便利であり、自動的にキャリーケースを開けることができるだけではなく、はしごの伸びと収納を駆動することもでき、使用が便利である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケース本体と前記ケース本体の頂壁の中に設けられた上方に開口した収納溝を含み、前記収納溝の左側端壁の中には回転チャンバが設けられ、前記回転チャンバの中には前後に伸びている第一回転軸が回転できるように設けられ、前記第一回転軸の外表面にはケース蓋とウォームホイールが固定的に設けられ、前記回転チャンバの底壁の中には伝動チャンバが設けられ、前記伝動チャンバと前記回転チャンバとの間には前記ウォームホイールと噛み合うウォームが回転できるように設けられ、前記伝動チャンバの中の前記ウォームの末端には第一傘歯車が固定的に取り付けられ、前記伝動チャンバの右側端壁の中にはスライドチャンバが設けられ、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記スライドブロックの左側端壁の中にはねじ山穴が設けられ、前記ねじ山穴の中には左へ伸びているねじ山ロッドがねじ山によって係合し連結され、前記ねじ山ロッドのうち左に伸びている末端が前記伝動チャンバを貫通し、かつ前記伝動チャンバの左側端壁の中に固定的に連結された第一モーターと動力が伝達できるように連結され、前記伝動チャンバの中の前記ねじ山ロッドの外表面には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に連結され、前記スライドチャンバの右側端壁の中には外部に連通している連通穴と前記連通穴の下方に位置しているスライド溝とが設けられ、前記スライド溝の中には固定ブロックがスライドできるように設けられ、前記固定ブロックの底壁の中には第二モーターが設けられ、前記第二モーターの底部末端には第一歯車が固定的に設けられ、前記スライド溝の底壁の中には切り替えチャンバが設けられ、前記スライド溝と前記スライドチャンバとの間には第一スライド穴が連通し設けられ、前記第一スライド穴の中には前記固定ブロックと固定的に連結された第一スライドロッドがスライドできるように設けられ、前記第一スライドロッドの上下端壁には第一復帰装置が固定的に設けられ、前記ウォームホイールが回転し、これにより前記ケース蓋を開け、同時に前記スライドブロックをスライド連動させることを特徴とする車屋根キャリーケース。
【請求項2】
前記切り替えチャンバの底壁の中にはカムチャンバが設けられ、前記カムチャンバと前記切り替えチャンバとの間には第一回転軸が回転できるように設けられ、前記カムチャンバの中の前記第一回転軸の末端には第二歯車が固定的に設けられ、前記カムチャンバの中の前記第一回転軸の末端には両面カムが固定的に設けられ、前記カムチャンバの左右端壁の中には下方に開口したロック溝が設けられ、前記ロック溝と前記カムチャンバとの間には第二スライド穴が連通し設けられ、前記第二スライド穴の中には第二スライドロッドがスライドできるように設けられ、前記第二スライドロッドと前記第二スライド穴の底壁との間には第二復帰装置が弾性的に設けられ、前記切り替えチャンバの頂壁の中にはベルトチャンバが設けられ、前記ベルトチャンバと前記切り替えチャンバとの間には第二回転軸が回転できるように設けられ、前記切り替えチャンバの中の前記第二回転軸の末端には第三歯車が固定的に設けられ、前記ベルトチャンバの中の前記第二回転軸の末端には第三傘歯車が固定的に設けられ、前記ベルトチャンバの中には第三回転軸が回転できるように設けられ、前記第三回転軸の外表面には第四傘歯車と前記第四傘歯車の前側に位置している第一プーリーとが固定的に設けられ、前記ベルトチャンバの右側には振りチャンバが連通し設けられ、前記振りチャンバの中には前後に伸びている第四回転軸が回転できるように設けられ、前記第四回転軸の外表面には第二プーリーと前記第二プーリーの前後両側に位置している回転カムとが固定的に設けられ、前記第二プーリーと前記第一プーリーとの間にはベルトにより伝動できるように係合し連結され、前記両面カムが回転して前記第二スライドロッドを押圧し両側に移動させて前記第二スライドロッドの左右両側を押圧し、それにより前記キャリーケースをルーフキャリアに固定することを特徴とする請求項1に記載の車屋根キャリーケース。
【請求項3】
前記連通穴の中には前記スライドブロックの右側とヒンジによって連結されたはしご枠がスライドできるように設けられ、前記はしご枠の右側端壁の中には右方に開口した保存溝が設けられ、前記保存溝の中にははしごがスライドできるように設けられ、前記はしごと前記保存溝の底壁との間には第三復帰装置が弾性的に設けられ、前記はしごを利用し、使用者が登ることに便利であり、これにより物を入れることに便利であることを特徴とする請求項1に記載の車屋根キャリーケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車用品分野を取り上げて、具体的には車屋根キャリーケースである。
【背景技術】
【0002】
人々は車で旅行する時に、常に車の空間が足りないことに悩み、充分の量の生活用品を携帯できなく、伝統的な車キャリーケースが屋根に固定され、取り外すことが困難であり、物を取り出すことも不便であり、従って、車屋根キャリーケースが必要とされ、上記の問題を解決する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105644451号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は車屋根キャリーケースを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の車屋根キャリーケースは、ケース本体と前記ケース本体の頂壁の中に設けられた上方に開口した収納溝を含み、前記収納溝の左側端壁の中には回転チャンバが設けられ、前記回転チャンバの中には前後に伸びている第一回転軸が回転できるように設けられ、前記第一回転軸の外表面にはケース蓋とウォームホイールが固定的に設けられ、前記回転チャンバの底壁の中には伝動チャンバが設けられ、前記伝動チャンバと前記回転チャンバとの間には前記ウォームホイールと噛み合うウォームが回転できるように設けられ、前記伝動チャンバの中の前記ウォームの末端には第一傘歯車が固定的に取り付けられ、前記伝動チャンバの右側端壁の中にはスライドチャンバが設けられ、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように設けられ、前記スライドブロックの左側端壁の中にはねじ山穴が設けられ、前記ねじ山穴の中には左へ伸びているねじ山ロッドがねじ山によって係合し連結され、前記ねじ山ロッドのうち左に伸びている末端が前記伝動チャンバを貫通し、かつ前記伝動チャンバの左側端壁の中に固定的に連結された第一モーターと動力が伝達できるように連結され、前記伝動チャンバの中の前記ねじ山ロッドの外表面には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に連結され、前記スライドチャンバの右側端壁の中には外部に連通している連通穴と前記連通穴の下方に位置しているスライド溝とが設けられ、前記スライド溝の中には固定ブロックがスライドできるように設けられ、前記固定ブロックの底壁の中には第二モーターが設けられ、前記第二モーターの底部末端には第一歯車が固定的に設けられ、前記スライド溝の底壁の中には切り替えチャンバが設けられ、前記スライド溝と前記スライドチャンバとの間には第一スライド穴が連通し設けられ、前記第一スライド穴の中には前記固定ブロックと固定的に連結された第一スライドロッドがスライドできるように設けられ、前記第一スライドロッドの上下端壁には第一復帰装置が固定的に設けられ、前記ウォームホイールが回転し、これにより前記ケース蓋を開け、同時に前記スライドブロックをスライド連動させる。
【0006】
優選の技術プランとして、前記切り替えチャンバの底壁の中にはカムチャンバが設けられ、前記カムチャンバと前記切り替えチャンバとの間には第一回転軸が回転できるように設けられ、前記カムチャンバの中の前記第一回転軸の末端には第二歯車が固定的に設けられ、前記カムチャンバの中の前記第一回転軸の末端には両面カムが固定的に設けられ、前記カムチャンバの左右端壁の中には下方に開口したロック溝が設けられ、前記ロック溝と前記カムチャンバとの間には第二スライド穴が連通し設けられ、前記第二スライド穴の中には第二スライドロッドがスライドできるように設けられ、前記第二スライドロッドと前記第二スライド穴の底壁との間には第二復帰装置が弾性的に設けられ、前記切り替えチャンバの頂壁の中にはベルトチャンバが設けられ、前記ベルトチャンバと前記切り替えチャンバとの間には第二回転軸が回転できるように設けられ、前記切り替えチャンバの中の前記第二回転軸の末端には第三歯車が固定的に設けられ、前記ベルトチャンバの中の前記第二回転軸の末端には第三傘歯車が固定的に設けられ、前記ベルトチャンバの中には第三回転軸が回転できるように設けられ、前記第三回転軸の外表面には第四傘歯車と前記第四傘歯車の前側に位置している第一プーリーとが固定的に設けられ、前記ベルトチャンバの右側には振りチャンバが連通し設けられ、前記振りチャンバの中には前後に伸びている第四回転軸が回転できるように設けられ、前記第四回転軸の外表面には第二プーリーと前記第二プーリーの前後両側に位置している回転カムとが固定的に設けられ、前記第二プーリーと前記第一プーリーとの間にはベルトにより伝動できるように係合し連結され、前記両面カムが回転して前記第二スライドロッドを押圧し両側に移動させて前記第二スライドロッドの左右両側を押圧し、それにより前記キャリーケースをルーフキャリアに固定する。
【0007】
優選の技術プランとして、前記連通穴の中には前記スライドブロックの右側とヒンジによって連結されたはしご枠がスライドできるように設けられ、前記はしご枠の右側端壁の中には右方に開口した保存溝が設けられ、前記保存溝の中にははしごがスライドできるように設けられ、前記はしごと前記保存溝の底壁との間には第三復帰装置が弾性的に設けられ、前記はしごを利用し、使用者が登ることに便利であり、これにより物を入れることに便利である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の車屋根キャリーケースは固定と取り外しとが便利であり、自動的にキャリーケースを開けることができるだけではなく、はしごの伸びと収納を駆動することもでき、使用が便利である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
【0010】
【
図1】
図1は本発明の車屋根キャリーケースの全体構成略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0012】
以下、
図1−5を合わせて本発明について詳しく説明し、また、説明の便利を図るため、下記に記載の上下左右前後方向が
図1自身の投影関係の上下左右前後方向と一致することにする。
【0013】
図1−5を参照し、本発明の車屋根キャリーケースは、ケース本体10と前記ケース本体10の頂壁の中に設けられた上方に開口した収納溝21を含み、前記収納溝21の左側端壁の中には回転チャンバ19が設けられ、前記回転チャンバ19の中には前後に伸びている第一回転軸16が回転できるように設けられ、前記第一回転軸16の外表面にはケース蓋20とウォームホイール17が固定的に設けられ、前記回転チャンバ19の底壁の中には伝動チャンバ12が設けられ、前記伝動チャンバ12と前記回転チャンバ19との間には前記ウォームホイール17と噛み合うウォーム18が回転できるように設けられ、前記伝動チャンバ12の中の前記ウォーム18の末端には第一傘歯車15が固定的に取り付けられ、前記伝動チャンバ12の右側端壁の中にはスライドチャンバ35が設けられ、前記スライドチャンバ35の中にはスライドブロック11がスライドできるように設けられ、前記スライドブロック11の左側端壁の中にはねじ山穴36が設けられ、前記ねじ山穴36の中には左へ伸びているねじ山ロッド38がねじ山によって係合し連結され、前記ねじ山ロッド38のうち左に伸びている末端が前記伝動チャンバ12を貫通し、かつ前記伝動チャンバ12の左側端壁の中に固定的に連結された第一モーター13と動力が伝達できるように連結され、前記伝動チャンバ12の中の前記ねじ山ロッド38の外表面には前記第一傘歯車15と噛み合う第二傘歯車14が固定的に連結され、前記スライドチャンバ35の右側端壁の中には外部に連通している連通穴22と前記連通穴22の下方に位置しているスライド溝42とが設けられ、前記スライド溝42の中には固定ブロック40がスライドできるように設けられ、前記固定ブロック40の底壁の中には第二モーター41が設けられ、前記第二モーター41の底部末端には第一歯車52が固定的に設けられ、前記スライド溝42の底壁の中には切り替えチャンバ56が設けられ、前記スライド溝42と前記スライドチャンバ35との間には第一スライド穴58が連通し設けられ、前記第一スライド穴58の中には前記固定ブロック40と固定的に連結された第一スライドロッド59がスライドできるように設けられ、前記第一スライドロッド59の上下端壁には第一復帰装置39が固定的に設けられ、前記ウォームホイール17が回転し、これにより前記ケース蓋20を開け、同時に前記スライドブロック11をスライド連動させる。
【0014】
有益的には、前記切り替えチャンバ56の底壁の中にはカムチャンバ57が設けられ、前記カムチャンバ57と前記切り替えチャンバ56との間には第一回転軸54が回転できるように設けられ、前記カムチャンバ57の中の前記第一回転軸54の末端には第二歯車53が固定的に設けられ、前記カムチャンバ57の中の前記第一回転軸54の末端には両面カム55が固定的に設けられ、前記カムチャンバ57の左右端壁の中には下方に開口したロック溝37が設けられ、前記ロック溝37と前記カムチャンバ57との間には第二スライド穴32が連通し設けられ、前記第二スライド穴32の中には第二スライドロッド33がスライドできるように設けられ、前記第二スライドロッド33と前記第二スライド穴32の底壁との間には第二復帰装置34が弾性的に設けられ、前記切り替えチャンバ56の頂壁の中にはベルトチャンバ47が設けられ、前記ベルトチャンバ47と前記切り替えチャンバ56との間には第二回転軸50が回転できるように設けられ、前記切り替えチャンバ56の中の前記第二回転軸50の末端には第三歯車51が固定的に設けられ、前記ベルトチャンバ47の中の前記第二回転軸50の末端には第三傘歯車49が固定的に設けられ、前記ベルトチャンバ47の中には第三回転軸44が回転できるように設けられ、前記第三回転軸44の外表面には第四傘歯車45と前記第四傘歯車45の前側に位置している第一プーリー43とが固定的に設けられ、前記ベルトチャンバ47の右側には振りチャンバ31が連通し設けられ、前記振りチャンバ31の中には前後に伸びている第四回転軸28が回転できるように設けられ、前記第四回転軸28の外表面には第二プーリー29と前記第二プーリー29の前後両側に位置している回転カム30とが固定的に設けられ、前記第二プーリー29と前記第一プーリー43との間にはベルト46により伝動できるように係合し連結され、前記両面カム55が回転して前記第二スライドロッド33を押圧し両側に移動させて前記第二スライドロッド33の左右両側を押圧し、それにより前記キャリーケースをルーフキャリアに固定する。
【0015】
有益的には、前記連通穴22の中には前記スライドブロック11の右側とヒンジによって連結されたはしご枠27がスライドできるように設けられ、前記はしご枠27の右側端壁の中には右方に開口した保存溝25が設けられ、前記保存溝25の中にははしご24がスライドできるように設けられ、前記はしご24と前記保存溝25の底壁との間には第三復帰装置26が弾性的に設けられ、前記はしご24を利用し、使用者が登ることに便利であり、これにより物を入れることに便利である。
【0016】
以下、
図1−5及び上記説明した本申請の車屋根キャリーケースの具体的な構成を参照し、車屋根キャリーケースの使用方法を紹介する:
【0017】
設備を使用する時に、前記設備を車の頂部に置き、前記ロック溝37と車の頂部のルーフキャリアとを揃え、前記第二モーター41を作動させ、前記第二モーター41が回転して前記第一歯車52と、第二歯車53及び両面カム55を回転連動させ、前記両面カム55が回転して前記第二スライドロッド33を押圧し両側に移動させて前記第二スライドロッド33を左右両側に押圧し、それにより前記キャリーケースをルーフキャリアに固定し、物を置く時に、前記第一モーター13を作動させ、前記第一モーター13が回転して前記ねじ山ロッド38を回転連動させ、前記ねじ山ロッド38が回転して前記第二傘歯車14を回転連動させ、これにより前記第一傘歯車15を回転連動させ、これにより前記ウォーム18を回転連動させ、これにより前記ウォームホイール17を回転連動させ、これにより前記ケース蓋20を開け、同時に前記ねじ山ロッド38が回転してスライドブロック11を右に移動連動させ、前記ケース蓋20が完全に開けられた時、前記スライドブロック11と前記第一スライドロッド59とが当接し、これにより前記固定ブロック40を右に移動連動させ、これにより前記第一歯車52と前記第三歯車51とを噛合させ、その時に前記第二モーター41を作動させ、前記第二モーター41が回転して前記第一歯車52を回転連動させ、これにより前記第三歯車51と、第三傘歯車49と、第一プーリー43と、第二傘歯車29及び回転カム30を適する角度に回転連動させ、その時に前記はしご枠27が回転カム30との当接を失い、前記はしご枠27が下に回転する時、下に前記はしご24を引き、使用者が登ることに便利であり、これにより物を入れることに便利である。
【0018】
上記の説明により:本発明の車屋根キャリーケースは固定と取り外しとが便利であり、自動的にキャリーケースを開けることができるだけではなく、はしごの伸びと収納を駆動することもでき、使用が便利である。
【0019】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。