特開2020-177546(P2020-177546A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-177546(P2020-177546A)
(43)【公開日】2020年10月29日
(54)【発明の名称】文書表示システム
(51)【国際特許分類】
   G06F 40/106 20200101AFI20201002BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20201002BHJP
   G06F 3/0481 20130101ALI20201002BHJP
   G06F 16/904 20190101ALI20201002BHJP
   G16H 10/60 20180101ALI20201002BHJP
【FI】
   G06F17/21 620
   G06F13/00 550L
   G06F3/0481
   G06F16/904
   G16H10/60
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2019-80571(P2019-80571)
(22)【出願日】2019年4月20日
(71)【出願人】
【識別番号】502351659
【氏名又は名称】株式会社医療情報技術研究所
(74)【代理人】
【識別番号】100196760
【弁理士】
【氏名又は名称】大野 浩司
(72)【発明者】
【氏名】姫野 信吉
【テーマコード(参考)】
5B084
5B109
5E555
5L099
【Fターム(参考)】
5B084AA01
5B084AA02
5B084AA12
5B084AA26
5B084AA30
5B084AB02
5B084AB04
5B084AB06
5B084AB20
5B084AB31
5B084AB36
5B084BA10
5B084BB04
5B084CB05
5B084CB24
5B084CC07
5B084CC14
5B084CE06
5B084CE14
5B084CF12
5B084DC02
5B084DC28
5B109NA04
5B109NE01
5B109RB21
5B109RB33
5E555AA26
5E555AA30
5E555AA42
5E555BA22
5E555BA71
5E555BB02
5E555BB22
5E555BC01
5E555BC17
5E555BC20
5E555CB08
5E555DA02
5E555DB49
5E555DC21
5E555DC40
5E555DD05
5E555EA16
5E555FA00
5L099AA23
(57)【要約】      (修正有)
【課題】多種多様で大量の文書やデータの中から、必要な情報を効率的に画面に表示し、状況の把握を容易にし、適正な判断の形成に寄与する表示画面をユーザ自らが容易に設定でき、スマートフォンからPCの大型モニター画面に至るまで統一的な操作性を可能とする習熟が容易な文書表示システムを提供する。
【解決手段】文書表示システムは、複数の文書カテゴリーと文書カテゴリーごとに文書が記録されている多カテゴリー文書記録手段と、独立したユニット表示領域とユニット表示領域に表示する多カテゴリー文書記録手段の表示部分を管理するユニット表示管理手段からなるユニット表示手段と、複数のユニット表示手段を一方向に配列し、シングルページ表示領域とユニット表示手段の配列を管理するシングルページ表示管理手段を含むシングルページ表示手段を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(i)複数の文書カテゴリーと前記文書カテゴリーごとに文書が記録されている多カテゴリー文書記録手段と、
(ii)独立したユニット表示領域と前記ユニット表示領域に表示する前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分を管理するユニット表示管理手段からなるユニット表示手段と、
(iii)複数の前記ユニット表示手段を一方向に配列しシングルページとして表示するシングルページ表示領域と前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ表示管理手段からなるシングルページ表示手段の、(i)〜(iii)を備えたことを特徴とする文書表示システム。
【請求項2】
前記ユニット表示管理手段において、
前記小領域に表示するコンテンツとして、前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分のみならず、別の多カテゴリー文書記録手段の表示部分、URLなどで指定されるウェブコンテンツ、ウェブサービスで利用可能なメールやSNS、ローカルな記録媒体上のコンテンツも指定可能としたことを特徴とする請求項1記載の文書表示システム。
【請求項3】
前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分は、(i)指定された1文書全体、(ii)指定された1文書の指定された部分、(iii)指定されたカテゴリーとして記録されている文書のリスト、(iv)指定された期間内に作成された指定された文書カテゴリーに含まれる文書群のいずれかを指定可能としたことを特徴とする請求項1ないし2いずれか記載の文書表示システム。
【請求項4】
前記ユニット表示手段において、
表示されているコンテンツの一部ないし全部をオブジェクト化し、ドラグ&ドロップ操作で別のユニット表示手段にコピー可能としたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の文書表示システム。
【請求項5】
前記ユニット表示管理手段において、
前記小領域に表示するコンテンツの内容が変更された場合、変更された前記コンテンツの内容を(i)自動的に表示に反映させる。(ii)ユーザの明示的なトリガーがあって初めて表示に反映させる、の選択を可能としたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の文書表示システム。
【請求項6】
前記シングルページ表示管理手段において、
前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ内ユニット表示配列管理手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の文書表示システム。
【請求項7】
前記シングルページ表示管理手段において、
表示される個々の前記ユニット表示手段の表示サイズを管理するシングルページ内ユニット表示サイズ管理手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の文書表示システム。
【請求項8】
複数の前記シングルページ表示手段を同時並列して表示する同時並列シングルページ画面表示領域と、前記同時並列して表示するシングルページ表示手段を管理する同時並列シングルページ画面管理手段からなる同時並列シングルページ画面表示手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし7いずれか記載の文書表示システム。
【請求項9】
前記同時並列シングルページ画面管理手段において、
個々の前記シングルページ表示領域のサイズを指定可能とするシングルページ表示領域サイズ指定手段を備えたことを特徴とする請求項8記載の文書表示システム。
【請求項10】
前記同時並列シングルページ画面管理手段において、
登録されている複数のシングルページ同時並列画面から、適切な同時並列シングルページ画面を選択する同時並列シングルページ画面選択手段を備えたことを特徴とする請求項8ないし9いずれか記載の文書表示システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子カルテなどのように、多種多様で大量の文書やデータを使いやすいように画面表示し、効率的な意思決定や新たな文書の作成を支援する文書表示システムに関する。
【背景技術】
【0002】
医療現場などでは、患者の様態の観察記録、血液検査や画像などの検査データ、これらをもとにした診断や治療方針の決定、それに基づく爾後の検査や治療の実施指示書など等、多種多様な文書、データが作成される。作成者も、医師や看護師、介護士、リハビリスタッフ、医事課職員など多数の職種からなる。それぞれの職種のスタッフは、自職種の記録はもちろん、他職種の記録も読んで治療方針を把握し、自職種の行動計画を立案し、文書記録を作成しなければならない。企業や行政でも、複雑な問題の一件文書の管理では同様な課題がある。
当初は据え置き型のPC(パーソナルコンピュータ)端末のモニター画面に文書を表示していたが、在宅医療などの進展により、医療施設外で文書の参照や作成が必要となる場合が増えてきた。スマートフォンやタブレットなど、いわゆるモバイル機器への対応が不可欠となってきている。
この出願に関連する先行技術文献としては次のものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-220221号公報
【特許文献2】特表2016-535907号公報
【特許文献3】特許第4357829号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
患者の治療経過や案件が長期化した際には、多種多様で大量の文書が発生する。このため、ある職種が、ある時点で必要な情報を得ようとすると、大量の文書の山のあちこちに散在する必要情報を探し出してゆく必要がある。情報収集作業そのものが大変で、医療や介護スタッフの長時間労働、これに伴う疲弊が問題となっている。増してや、多職種間での情報共有はさらに困難となってきている。このため、探し漏れの発生は必然であり、事故発生の誘因となっている。
スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器により、文書の参照や作成は医療機関外でも可能となってきている。しかし、画面の大きさが全く異なるため、最小のスマートフォンとPCの大型画面では作業領域の広さが10倍以上と異なるため、各々の画面表示や操作のやり方は不統一となっている。このため、スタッフは機器ごとに異なる操作性を取得する必要があり、習熟に大変な労力が必要とされている。
【0005】
本発明はかかる従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、多種多様で大量の文書やデータの中から、ある職種が、ある時点で必要な情報を効率的に画面に表示し、状況の把握を容易にすることで、適正な判断の形成に寄与すること、このような画面を、ユーザ自らが容易に設定できること、スマートフォンからPCの大型モニター画面に至るまで統一的な操作性を可能とし、習熟が容易な文書表示システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するための手段として、請求項1記載の文書表示システムでは、(i)複数の文書カテゴリーと前記文書カテゴリーごとに文書が記録されている多カテゴリー文書記録手段と、(ii)独立したユニット表示領域と前記ユニット表示領域に表示する前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分を管理するユニット表示管理手段からなるユニット表示手段と、(iii)複数の前記ユニット表示手段を一方向に配列しシングルページとして表示するシングルページ表示領域と前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ表示管理手段からなるシングルページ表示手段の、(i)〜(iii)を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の文書表示システムでは、請求項1記載の文書表示システムにおいて、前記ユニット表示管理手段において、前記小領域に表示するコンテンツとして、前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分のみならず、別の多カテゴリー文書記録手段の表示部分、URLなどで指定されるウェブコンテンツ、ウェブサービスで利用可能なメールやSNS、ローカルな記録媒体上のコンテンツも指定可能としたことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の文書表示システムでは、請求項1ないし2いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分は、(i)指定された1文書全体、(ii)指定された1文書の指定された部分、(iii)指定されたカテゴリーとして記録されている文書のリスト、(iv)指定された期間内に作成された指定された文書カテゴリーに含まれる文書群のいずれかを指定可能としたことを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の文書表示システムでは、請求項1ないし3いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記ユニット表示手段において、表示されているコンテンツの一部ないし全部をオブジェクト化し、ドラグ&ドロップ操作で別のユニット表示手段にコピー可能としたことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の文書表示システムでは、請求項1ないし4いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記ユニット表示管理手段において、前記小領域に表示するコンテンツの内容が変更された場合、変更された前記コンテンツの内容を(i)自動的に表示に反映させる。(ii)ユーザの明示的なトリガーがあって初めて表示に反映させる、の選択を可能としたことを特徴とする。
【0011】
請求項6記載の文書表示システムでは、請求項1ないし5いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記シングルページ表示管理手段において、前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ内ユニット表示配列管理手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項7記載の文書表示システムでは、請求項1ないし5いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記シングルページ表示管理手段において、表示される個々の前記ユニット表示手段の表示サイズを管理するシングルページ内ユニット表示サイズ管理手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項8記載の文書表示システムでは、請求項1ないし7いずれか記載の文書表示システムにおいて、複数の前記シングルページ表示手段を同時並列して表示する同時並列シングルページ画面表示領域と、前記同時並列して表示するシングルページを管理する同時並列シングルページ画面管理手段からなる同時並列シングルページ画面表示手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項9記載の文書表示システムでは、請求項8記載の文書表示システムにおいて、前記同時並列シングルページ画面管理手段において、個々の前記シングルページ表示領域のサイズを指定可能とするシングルページ表示領域サイズ指定手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項10記載の文書表示システムでは、請求項8ないし9いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記同時並列シングルページ画面管理手段において、登録されている複数の同時並列シングルページ画面から、適切な同時並列シングルページ画面を選択する同時並列シングルページ画面選択手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
請求項1記載の文書表示システムでは、多カテゴリー文書記録手段を備えるので、複数の文書カテゴリーごとに文書が記録される。
ユニット表示管理手段を備えるので、独立したユニット表示領域とユニット表示領域に表示する多カテゴリー文書記録手段の表示部分が管理される。
シングルページ表示管理手段を備えるので、複数の前記ユニット表示手段を一方向に配列しシングルページとして表示するシングルページ表示領域とユニット表示手段の配列が管理される。
【0017】
請求項2記載の文書表示システムでは、ユニット表示管理手段において、小領域に表示するコンテンツとして、前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分のみならず、別の多カテゴリー文書記録手段の表示部分、URLなどで指定されるウェブコンテンツ、ウェブサービスで利用可能なメールやSNS、ローカルな記録媒体上のコンテンツも指定可能とされる。
【0018】
請求項3記載の文書表示システムでは、多カテゴリー文書記録手段の表示部分は、(i)指定された1文書全体、(ii)指定された1文書の指定された部分、(iii)指定されたカテゴリーとして記録されている文書のリスト、(iv)指定された期間内に作成された指定された文書カテゴリーに含まれる文書群のいずれかを指定可能である。
【0019】
請求項4記載の文書表示システムでは、ユニット表示手段において、表示されているコンテンツの一部ないし全部をオブジェクト化し、ドラグ&ドロップ操作で別のユニット表示手段にコピー可能である。
【0020】
請求項5記載の文書表示システムでは、ユニット表示管理手段において、小領域に表示するコンテンツの内容が変更された場合、変更された前記コンテンツの内容を(i)自動的に表示に反映させる。(ii)ユーザの明示的なトリガーがあって初めて表示に反映させる、のいずれかを選択可能である。
【0021】
請求項6記載の文書表示システムでは、シングルページ内ユニット表示配列管理手段を備えるので、ユニット表示手段の配列が管理される。
【0022】
請求項7記載の文書表示システムでは、シングルページ内ユニット表示サイズ管理手段を備えるので、ユニット表示手段の表示サイズが管理される。
【0023】
請求項8記載の文書表示システムでは、同時並列シングルページ画面表示領域を備えるので、シングルページ表示手段が同時並列して表示される。
同時並列シングルページ画面管理手段を備えるので、同時並列して表示するシングルページが管理される。
【0024】
請求項9記載の文書表示システムでは、シングルページ表示領域サイズ指定手段を備えるので、個々のシングルページ表示領域のサイズを指定可能である。
【0025】
請求項10記載の文書表示システムでは、同時並列シングルページ画面選択手段を備えるので、登録されている複数の同時並列シングルページ画面から、その時点で、適切な同時並列シングルページ画面を選択可能である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本発明のページ表示手段、ユニット表示手段の説明図である。
図2】多カテゴリー文書記録手段の表示部分の説明図である。
図3】ユニット表示手段内のコンテンツをオブジェクト化する説明図である。
図4】ユニット表示管理手段の説明図である。
図5】シングルページ表示管理手段の説明図である。
図6】同時並列シングルページ画面表示手段の説明図である。
図7】同時並列シングルページ画面管理手段の説明図である。
図8】変形ユニット表示領域の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
図1は、本発明のシングルページ表示手段、ユニット表示手段の説明図である。
複数の矩形表示領域(ユニット表示)が一方向に(ここでは縦方向、場合によっては横方向でもよい)配列され、シングルページ表示を形成している。
それぞれのユニット表示手段は、多カテゴリー文書記録手段である電子カルテシステムや知識ベースシステムなどの指定部分と紐づけられており、元文書の追加や変更があれば当該ユニット表示に反映される。
本発明の文書表示システムは、前記多カテゴリー文書記録手段の文書表示を主としているが、判断や文書作成の補助とするために、URLで指定されたウェブコンテンツ文書、メールやSNSなどの一般的なメッセージ送受信ツール、さらには、PC内のハードディスクやUSB、CDやブルーレイディスクなどローカルなコンテンツも表示できる。
これにより、いくつものツールやシステムを別々に表示して切り替える煩雑さを避け、本発明の文書表示システムに一元化することも可能である。
システムやツールのログイン管理をシングルサインオンと呼ばれる、一回のID、パスワード入力などの認証で複数のシステムやツールのログインを可能としておけば、さらに本発明の文書表示システムの有用性が増す。
【0028】
図2は、多カテゴリー文書記録手段の指定表示部分の説明図である。
電子カルテを例にして説明する。
例1では、指定の文書カテゴリー(ここではDr.SOAP)の指定文書(通常は最新文書、日時指定なども可)の文書全体を表示している。なお、場合によっては、最新から3文書までなどの複数文書の指定も許される。
例2では、前記指定文書の一部分を指定項目として抽出し表示している。
項目の指定には、当該文書がXMLやJSONであれば<>や:で明示されたタグを用いるが、文書データの見出しなどを用いてもよい。例1と同様、場合によっては、最新から3文書までなどの複数文書の指定も許される。
例3は、指定文書カテゴリーに含まれる文書のリストを表示している。
この際、日付だけでなく、文書の冒頭の文字群を同時に表示したり、マウスオーバーで当該文書内容をポップアップ画面などで表示したりすると、内容が推定でき、その後の文書選択が容易となる。
文書を選択して、文書の内容を別のユニット表示手段に表示、編集することもできる。
例4は、指定された期間(ここでは5月3日の一日)に作成された文書を文書カテゴリーによらず並列してリスト表示している。
文書を選択して、文書の内容を別のユニット表示手段に表示、編集することもできる。
ある案件の作成された文書の流れを、カレンダー形式で通覧するのに有用である。表示される文書カテゴリーが多数で煩雑になる際は、表示する文書カテゴリーを制限すればよい。日付やカテゴリーごとに別のユニット表示手段としてもよいし、一つのユニット表示内を日付、文書カテゴリーグループごとにグリッドに分割して、表示してもよい。
【0029】
図3は、ユニット表示手段内のコンテンツをオブジェクト化する説明図である。
案件ごとの文書作成に関しては、大量の転記作業が発生する。
転記の元文書の各項目をオブジェクト化し、転記先の文書にドラグ&ドロップすることで、当該オブジェクトの内容が転記されることで、転記作業の効率化が図れる。
項目の指定には、当該文書がXMLやJSONであれば<>や:で明示されたタグを用いるが、文書データの見出しなどを用いてもよい。
転記先の文書も記載項目をオブジェクト化しておき、転記先の当該記載項目オブジェクトにドラグ&ドロップすることで、さらなる効率化が図れる。
【0030】
図4はユニット表示管理手段の説明図である。
シングルページ内に表示するユニット表示はユーザごとに定義可能とすれば、システム部門に依頼することなく、自らの好みに合った情報表示レイアウトを作成することができる(Consumer Defined User Interface)。
頻用のユニット表示に関しては、本図に示すように、表示のリソースや表示オプションを蓄積し、ユニット表示ID#とユニット表示見出しで管理しておけば、ユーザは必要なユニット表示の様式を選択するだけで当該ユニット表示を再利用できる。
ユーザ自体も自らの好みに合ったユニット表示の様式を定義し、登録、再利用も可能である。当該ユニット表示の様式を他のユーザにも公開すれば、他のユーザも利用できて有用である。
【0031】
図5は、シングルページ表示管理手段の説明図である。
(a)では、一つのシングルページ表示の定義を示す。
シングルページ表示に一方向で配列されるユニット表示を、通し番号と、当該ユニット表示に表示されるリソースが、図4で示されたユニット表示ID#で示されている(シングルページ内ユニット表示管理手段)。
さらにここでは当該ユニット表示の行数を指定している(シングルページ内ユニット表示サイズ管理手段)。
(b)では、(a)で示された個々のシングルページ表示管理情報を、XMLないしJSONなどで整理/オブジェクト化し、ID#と見出しを付けて管理している。
本図に示すように、シングルページ表示内のユニット表示配列などの表示パターンを蓄積し、シングルページ表示ID#とシングルページ表示見出しで管理しておけば、ユーザは必要なシングルページ表示の様式を選択するだけで当該シングルページ表示を再利用できる。
ユーザ自体も自らの好みに合ったシングルページ表示の様式を定義し、登録、再利用も可能である。
当該シングルページ表示の様式を他のユーザにも公開すれば、他のユーザも利用できて有用である。
なお、表示リソースが変更された際、ユニット表示手段への反映を自動化するか、あるいは、作業中に表示が変更されては困るので明示的なユーザのトリガーで反映するかの選択は、図4のユニット表示管理手段で設定してもよいし、図5(a)のシングルページ表示管理手段で設定してもよい。
図4で示したユニット表示管理手段は、本発明の文章表示システム全体で管理する例を示しているが、図5のシングルページ表示管理手段ごとにユニット表示管理手段を設定しもよい。
【0032】
図6は、同時並列シングルページ画面表示手段の説明図である。
(a)スマートフォンでは表示画面が小さいので、シングルページ1列が妥当であろう。
もちろん2列同時並列としておいて1列のみ表示し、必要に応じて画面をずらし、必要な別のシングルページ表示を表示してもよい。
(b)はタブレットでの設定例で、2列のシングルページ表示としている。もちろん、これ以上の数のシングルページ表記を設定しておいて、画面から隠れた部分を必要に応じて、画面をずらして隠れていたシングルページ表示を表示してもよい。
図3に示すように、1列目で参照を行い、2列目に表示した新規文書にオブジェクト化された項目のドラグ&ドロップ操作などで転記を行うなどの使い方がある。
(c)は大型のPCモニター画面での表示例で、3列ないしそれ以上の同時並列としている。もちろん、これ以上の数のシングルページ表記を設定しておいて、画面から隠れた部分を必要に応じて、画面をずらして隠れていたシングルページ表示を表示してもよい。
多種多様な情報の展開表示、新規文書の作成が可能である。
このように、画面の大きさにかかわらず、シングルページ表示を必要に応じ同時並列することで、小画面のスマートフォンから大画面のPCまで、同一の操作性で使用することができ、習熟が容易となる。
【0033】
図7は、同時並列シングルページ画面管理手段の説明図である。
(a)では、一つの同時並列シングルページ画面の定義を示す。
同時並列シングルページ画面に配列されるシングルページ表示を、通し番号と、当該シングルページ表示ID#で示されている(同時並列シングルページ画面内シングルページ表示管理手段)。
(b)では、(a)で示された個々の同時並列シングルページ画面定義情報を、XMLないしJSONなどで整理/オブジェクト化し、同時並列シングルページ画面ID#と見出しを付けて管理している。
本図に示すように、同時並列シングルページ画面内のシングルページ表示配列などの表示パターンを蓄積し、同時並列シングルページ画面表示ID#と同時並列シングルページ画面表示見出しで管理しておけば、ユーザは必要な同時並列シングルページ画面表示の様式を選択するだけで当該同時並列シングルページ画面表示を再利用できる。
ユーザ自体も自らの好みに合った同時並列シングルページ画面表示の様式を定義し、登録、再利用も可能である。
当該同時並列シングルページ画面表示の様式を他のユーザにも公開すれば、他のユーザも利用できて有用である。
【0034】
以上、実施例を説明したが、本発明の具体的な構成は前記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、多カテゴリー文書記録手段の例として電子カルテシステムや知識ベースシステムなどを取り上げたが、これに限らず、一般的な案件記録など多数の文書カテゴリーからなる案件ごとの一件書類などの文書表示システムとしても有用である。
また、ユニット表示領域は、シングルページ表記の幅の矩形としているが、場合によっては、図8に示すような変形したユニット表示領域を用いても本発明に含まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2019年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(i)複数の文書カテゴリーと前記文書カテゴリーごとに文書が記録されている多カテゴリー文書記録手段と、
(ii)独立したユニット表示領域と前記ユニット表示領域に表示する前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分を管理するユニット表示管理手段からなるユニット表示手段と、
(iii)複数の前記ユニット表示手段を一方向に配列しシングルページとして表示するシングルページ表示領域と前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ表示管理手段からなるシングルページ表示手段と、
(iv)予め状況に応じて適切なシングルページ表示を少なくとも一つ登録するシングルページ登録手段と、
(v)前記シングルページ登録手段において、登録されたシングルページ表示の中から、ユーザが状況に応じて表示すべきシングルページ表示を選択するシングルページ表示選択手段を備えたことを特徴とする文書表示システム。
【請求項2】
前記ユニット表示管理手段において、
ユニット表示領域に表示するコンテンツとして、前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分のみならず、別の多カテゴリー文書記録手段の表示部分、URLなどで指定されるウェブコンテンツ、ウェブサービスで利用可能なメールやSNS、ローカルな記録媒体上のコンテンツも指定可能としたことを特徴とする請求項1記載の文書表示システム。
【請求項3】
前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分は、(i)指定された1文書全体、(ii)指定された1文書の指定された部分、(iii)指定されたカテゴリーとして記録されている文書のリスト、(iv)指定された期間内に作成された指定された文書カテゴリーに含まれる文書群のいずれかを指定可能としたことを特徴とする請求項1ないし2いずれか記載の文書表示システム。
【請求項4】
前記ユニット表示手段において、
表示されているコンテンツの一部ないし全部をオブジェクト化し、ドラグ&ドロップ操作で別のユニット表示手段にコピー可能としたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の文書表示システム。
【請求項5】
前記ユニット表示管理手段において、
ユニット表示領域に表示するコンテンツの内容が変更された場合、変更された前記コンテンツの内容を(i)自動的に表示に反映させる。(ii)ユーザの明示的なトリガーがあって初めて表示に反映させる、の選択を可能としたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の文書表示システム。
【請求項6】
前記シングルページ表示管理手段において、
前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ内ユニット表示配列管理手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の文書表示システム。
【請求項7】
前記シングルページ表示管理手段において、
表示される個々の前記ユニット表示手段の表示サイズを管理するシングルページ内ユニット表示サイズ管理手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の文書表示システム。
【請求項8】
複数の前記シングルページ表示手段を同時並列して表示する同時並列シングルページ画面表示領域と、前記同時並列して表示するシングルページ表示手段を管理する同時並列シングルページ画面管理手段からなる同時並列シングルページ画面表示手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし7いずれか記載の文書表示システム。
【請求項9】
前記同時並列シングルページ画面管理手段において、
個々の前記シングルページ表示領域のサイズを指定可能とするシングルページ表示領域サイズ指定手段を備えたことを特徴とする請求項8記載の文書表示システム。
【請求項10】
前記同時並列シングルページ画面管理手段において、
登録されている複数のシングルページ同時並列画面から、適切な同時並列シングルページ画面を選択する同時並列シングルページ画面選択手段を備えたことを特徴とする請求項8ないし9いずれか記載の文書表示システム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
前記目的を達成するための手段として、請求項1記載の文書表示システムでは、(i)複数の文書カテゴリーと前記文書カテゴリーごとに文書が記録されている多カテゴリー文書記録手段と、(ii)独立したユニット表示領域と前記ユニット表示領域に表示する前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分を管理するユニット表示管理手段からなるユニット表示手段と、(iii)複数の前記ユニット表示手段を一方向に配列しシングルページとして表示するシングルページ表示領域と前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ表示管理手段からなるシングルページ表示手段と、(iv)予め状況に応じて適切なシングルページ表示を少なくとも一つ登録するシングルページ登録手段と、(v)前記シングルページ登録手段において、登録されたシングルページ表示の中から、ユーザが状況に応じて表示すべきシングルページ表示を選択するシングルページ表示選択手段を備えたことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
請求項2記載の文書表示システムでは、請求項1記載の文書表示システムにおいて、前記ユニット表示管理手段において、ユニット表示領域に表示するコンテンツとして、前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分のみならず、別の多カテゴリー文書記録手段の表示部分、URLなどで指定されるウェブコンテンツ、ウェブサービスで利用可能なメールやSNS、ローカルな記録媒体上のコンテンツも指定可能としたことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
請求項5記載の文書表示システムでは、請求項1ないし4いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記ユニット表示管理手段において、ユニット表示領域に表示するコンテンツの内容が変更された場合、変更された前記コンテンツの内容を(i)自動的に表示に反映させる。(ii)ユーザの明示的なトリガーがあって初めて表示に反映させる、の選択を可能としたことを特徴とする。
【手続補正書】
【提出日】2020年6月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子カルテシステムにおいて、
(i)複数の文書カテゴリーと前記文書カテゴリーごとに文書が記録されている多カテゴリー文書記録手段と、
(ii)独立したユニット表示領域と前記ユニット表示領域に表示する前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分を管理するユニット表示管理手段からなるユニット表示手段を備え、前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分は、(a)指定された1文書全体、(b)指定された1文書の指定された部分、(c)指定されたカテゴリーとして記録されている文書のリスト、(d)指定された期間内に作成された指定された文書カテゴリーに含まれる文書群のいずれかを指定可能であり、
(iii)複数の前記ユニット表示手段を一方向に配列しシングルページとして表示するシングルページ表示領域と前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ表示管理手段からなるシングルページ表示手段と、
(iv)予め状況に応じて適切なシングルページ表示を少なくとも一つ登録するシングルページ登録手段と、
(v)前記シングルページ登録手段において、登録されたシングルページ表示の中から、ユーザが状況に応じて表示すべきシングルページ表示を選択するシングルページ表示選択手段の、(i)〜(v)を備えたことを特徴とする文書表示システム。
【請求項2】
前記ユニット表示管理手段において、
ユニット表示領域に表示するコンテンツとして、前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分のみならず、別の多カテゴリー文書記録手段の表示部分、URLなどで指定されるウェブコンテンツ、ウェブサービスで利用可能なメールやSNS、ローカルな記録媒体上のコンテンツも指定可能としたことを特徴とする請求項1記載の文書表示システム。
【請求項3】
前記ユニット表示手段において、
表示されているコンテンツの一部ないし全部をオブジェクト化し、ドラグ&ドロップ操作で別のユニット表示手段にコピー可能としたことを特徴とする請求項1ないし2いずれか記載の文書表示システム。
【請求項4】
前記ユニット表示管理手段において、
ユニット表示領域に表示するコンテンツの内容が変更された場合、変更された前記コンテンツの内容を(i)自動的に表示に反映させる。(ii)ユーザの明示的なトリガーがあって初めて表示に反映させる、の選択を可能としたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の文書表示システム。
【請求項5】
前記シングルページ表示管理手段において、
前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ内ユニット表示配列管理手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の文書表示システム。
【請求項6】
前記シングルページ表示管理手段において、
表示される個々の前記ユニット表示手段の表示サイズを管理するシングルページ内ユニット表示サイズ管理手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の文書表示システム。
【請求項7】
複数の前記シングルページ表示手段を同時並列して表示する同時並列シングルページ画面表示領域と、前記同時並列して表示するシングルページ表示手段を管理する同時並列シングルページ画面管理手段からなる同時並列シングルページ画面表示手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の文書表示システム。
【請求項8】
前記同時並列シングルページ画面管理手段において、
個々の前記シングルページ表示領域のサイズを指定可能とするシングルページ表示領域サイズ指定手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の文書表示システム。
【請求項9】
前記同時並列シングルページ画面管理手段において、
登録されている複数のシングルページ同時並列画面から、適切な同時並列シングルページ画面を選択する同時並列シングルページ画面選択手段を備えたことを特徴とする請求項7ないし8いずれか記載の文書表示システム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
前記目的を達成するための手段として、請求項1記載の文書表示システムでは、電子カルテシステムにおいて、(i)複数の文書カテゴリーと前記文書カテゴリーごとに文書が記録されている多カテゴリー文書記録手段と、(ii)独立したユニット表示領域と前記ユニット表示領域に表示する前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分を管理するユニット表示管理手段からなるユニット表示手段を備え、前記多カテゴリー文書記録手段の表示部分は、(a)指定された1文書全体、(b)指定された1文書の指定された部分、(c)指定されたカテゴリーとして記録されている文書のリスト、(d)指定された期間内に作成された指定された文書カテゴリーに含まれる文書群のいずれかを指定可能であり、(iii)複数の前記ユニット表示手段を一方向に配列しシングルページとして表示するシングルページ表示領域と前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ表示管理手段からなるシングルページ表示手段と、(iv)予め状況に応じて適切なシングルページ表示を少なくとも一つ登録するシングルページ登録手段と、(v)前記シングルページ登録手段において、登録されたシングルページ表示の中から、ユーザが状況に応じて表示すべきシングルページ表示を選択するシングルページ表示選択手段の、(i)〜(v)を備えたことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
請求項3記載の文書表示システムでは、請求項1ないし2いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記ユニット表示手段において、表示されているコンテンツの一部ないし全部をオブジェクト化し、ドラグ&ドロップ操作で別のユニット表示手段にコピー可能としたことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
請求項4記載の文書表示システムでは、請求項1ないし3いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記ユニット表示管理手段において、ユニット表示領域に表示するコンテンツの内容が変更された場合、変更された前記コンテンツの内容を(i)自動的に表示に反映させる。(ii)ユーザの明示的なトリガーがあって初めて表示に反映させる、の選択を可能としたことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
請求項5記載の文書表示システムでは、請求項1ないし4いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記シングルページ表示管理手段において、前記ユニット表示手段の配列を管理するシングルページ内ユニット表示配列管理手段を備えたことを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
請求項6記載の文書表示システムでは、請求項1ないし4いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記シングルページ表示管理手段において、表示される個々の前記ユニット表示手段の表示サイズを管理するシングルページ内ユニット表示サイズ管理手段を備えたことを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
請求項7記載の文書表示システムでは、請求項1ないし6いずれか記載の文書表示システムにおいて、複数の前記シングルページ表示手段を同時並列して表示する同時並列シングルページ画面表示領域と、前記同時並列して表示するシングルページ表示手段を管理する同時並列シングルページ画面管理手段からなる同時並列シングルページ画面表示手段を備えたことを特徴とする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
請求項8記載の文書表示システムでは、請求項7記載の文書表示システムにおいて、前記同時並列シングルページ画面管理手段において、個々の前記シングルページ表示領域のサイズを指定可能とするシングルページ表示領域サイズ指定手段を備えたことを特徴とする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
請求項9記載の文書表示システムでは、請求項7ないし8いずれか記載の文書表示システムにおいて、前記同時並列シングルページ画面管理手段において、登録されている複数のシングルページ同時並列画面から、適切な同時並列シングルページ画面を選択する同時並列シングルページ画面選択手段を備えたことを特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
請求項1記載の文書表示システムでは、多カテゴリー文書記録手段の表示部分は、(i)指定された1文書全体、(ii)指定された1文書の指定された部分、(iii)指定されたカテゴリーとして記録されている文書のリスト、(iv)指定された期間内に作成された指定された文書カテゴリーに含まれる文書群のいずれかを指定可能である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】
請求項3記載の文書表示システムでは、ユニット表示手段において、表示されているコンテンツの一部ないし全部をオブジェクト化し、ドラグ&ドロップ操作で別のユニット表示手段にコピー可能である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
請求項4記載の文書表示システムでは、ユニット表示管理手段において、小領域に表示するコンテンツの内容が変更された場合、変更された前記コンテンツの内容を(i)自動的に表示に反映させる。(ii)ユーザの明示的なトリガーがあって初めて表示に反映させる、のいずれかを選択可能である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
請求項5記載の文書表示システムでは、シングルページ内ユニット表示配列管理手段を備えるので、ユニット表示手段の配列が管理される。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】
請求項6記載の文書表示システムでは、シングルページ内ユニット表示サイズ管理手段を備えるので、ユニット表示手段の表示サイズが管理される。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
請求項7記載の文書表示システムでは、同時並列シングルページ画面表示領域を備えるので、シングルページ表示手段が同時並列して表示される。
同時並列シングルページ画面管理手段を備えるので、同時並列して表示するシングルページが管理される。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
請求項8記載の文書表示システムでは、シングルページ表示領域サイズ指定手段を備えるので、個々のシングルページ表示領域のサイズを指定可能である。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】
請求項9記載の文書表示システムでは、同時並列シングルページ画面選択手段を備えるので、登録されている複数の同時並列シングルページ画面から、その時点で、適切な同時並列シングルページ画面を選択可能である。