特開2020-177622(P2020-177622A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2020177622-水冷パソコンケース 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-177622(P2020-177622A)
(43)【公開日】2020年10月29日
(54)【発明の名称】水冷パソコンケース
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/20 20060101AFI20201002BHJP
   F16H 37/12 20060101ALI20201002BHJP
   H05K 7/20 20060101ALI20201002BHJP
   G06F 1/16 20060101ALI20201002BHJP
【FI】
   G06F1/20 C
   F16H37/12 Z
   H05K7/20 P
   G06F1/20 A
   G06F1/16 312D
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2019-98144(P2019-98144)
(22)【出願日】2019年5月24日
(11)【特許番号】特許第6596718号(P6596718)
(45)【特許公報発行日】2019年10月30日
(31)【優先権主張番号】201910312353.8
(32)【優先日】2019年4月18日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519326220
【氏名又は名称】青島克▲か▼文具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718005386
【氏名又は名称】黄 暁磊
(72)【発明者】
【氏名】方▲れい▼
【テーマコード(参考)】
3J062
5E322
【Fターム(参考)】
3J062AA35
3J062AB02
3J062AB03
3J062AB12
3J062AB24
3J062AC07
3J062CG19
3J062CG83
3J062CG95
5E322AA05
5E322AA11
5E322BB03
(57)【要約】
【課題】本発明は水冷パソコンケースを開示した。
【解決手段】パソコンケースと前記パソコンケースの左側端壁の中に位置している電気器具チャンバとを含み、前記電気器具チャンバの底壁の中には揺動チャンバが設置され、前記揺動チャンバの中には第一回転軸が回転できるように設置され、前記第一回転軸の外面には回転ドアとウォームホイールとが固定的に設置され、本発明のパソコンケースは自動的に開け又は閉めるドアが設置され、それによりマザーボード架台を設備の外部に送ることができ、取り付けることと後期のメンテナンスに便利であり、また設備の中には水冷循環装置が設置され、マザーボードの放熱スピードを速くすることができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、パソコンケースと前記パソコンケースの左側端壁の中に位置している電気器具チャンバとを含み、前記電気器具チャンバの底壁の中には揺動チャンバが設置され、前記揺動チャンバの中には第一回転軸が回転できるように設置され、前記第一回転軸の外面には回転ドアとウォームホイールとが固定的に設置され、前記回転ドアの左側端壁にはパッドが固定的に設置され、前記揺動チャンバの右側端壁の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバと前記揺動チャンバとの間には前記ウォームホイールと噛み合っているウォームロッドが回転できるように設置され、前記伝動チャンバの中の前記ウォームロッドの末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記電気器具チャンバの右側端壁の中には切換チャンバが設置され、前記切換チャンバと前記電気器具チャンバとの間にはネジスリーブが回転できるように設置され、前記切換チャンバの中の前記ネジスリーブの外面には第一歯車が固定的に設置され、前記ネジスリーブの左側端壁の中には左方に開口した第一ネジ孔が設置され、前記第一ネジ孔の中にはネジロッドがネジ山により結合され、前記ネジロッドの左方へ伸びている末端にはマザーボード架台が固定的に設置され、前記マザーボード架台の左側端壁にはマザーボードが固定的に設置され、前記電気器具チャンバの右側端壁の中には第一スライド孔が設置され、前記第一スライド孔の中には前記マザーボード架台と固定的に連結された第一スライドロッドが設置され、前記切換チャンバの左側端壁の中にはスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように設置され、前記スライドブロックの右側端壁の中には第一モーターが設置され、前記第一モーターの右方へ伸びている末端には第二歯車が固定的に設置され、前記スライドブロックの中には上下に貫通している第二ネジ孔が設置され、前記第二ネジ孔の中には第二ネジロッドがねじ山により連結され、前記第二ネジロッドの頂部末端が前記スライドチャンバの頂壁の中に設置された第二モーターと動力が伝達できるように連結され、前記第二ネジロッドの底部末端が前記伝動チャンバの中に伸びており、且つ前記第二ネジロッドの底部末端には前記第一傘歯車と噛み合っている第二傘歯車が固定的に設置され、ウォームホイールが回転して前記回転ドア42を連動回転させて開け、取り付けることとメンテナンスのことに便利を与えることを特徴とする水冷パソコンケース。
【請求項2】
前記切換チャンバの右側端壁の中には放熱チャンバが設置され、前記放熱チャンバと前記切換チャンバとの間には第二回転軸が回転できるように設置され、前記切換チャンバの中の前記第二回転軸の末端には第三歯車が固定的に設置され、前記放熱チャンバの中の前記第二回転軸の末端には扇風機が固定的に設置され、前記放熱チャンバの頂壁の中にはカムチャンバが設置され、前記カムチャンバと前記切換チャンバとの間にはベルトチャンバが設置され、前記ベルトチャンバと前記カムチャンバとの間には第三回転軸が回転できるようにに設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第三回転軸の末端には第一プーリが固定的に設置され、前記カムチャンバの中の前記第三回転軸の末端にはカムが固定的に設置され、前記ベルトチャンバと前記切換チャンバとの間には第四回転軸が回転できるように設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第四回転軸の末端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリと前記第一プーリとの間がベルトにより伝動できるように連結され、前記切換チャンバの中の第四回転軸の末端には前記第二歯車と前記第三歯車と噛み合っている第四歯車が固定的に設置され、前記扇風機が回転し、設備の放熱スピードを速くすることを特徴とする請求項1に記載の水冷パソコンケース。
【請求項3】
前記カムチャンバの頂壁の中にはピストンチャンバが設置され、前記ピストンチャンバの中にはピストンがスライドできるように設置され、前記ピストンの中には左右対称のチェックバルブが設置され、前記ピストンチャンバと前記カムチャンバとの間には第二スライド孔が連通するように設置され、前記第二スライド孔の中には前記ピストンと固定的に連結された第二スライドロッドがスライドできるように設置され、前記第二スライドトッドと前記第二スライド孔の端壁との間には弾性リセット装置が弾性を持つように設置され、前記マザーボード架台の中には前記ピストンチャンバの頂壁に連通している第一冷却コイルが設置され、前記放熱チャンバの中には前記第一冷却コイルと連通している第二冷却コイルが設置され、前記第二冷却コイルの頂部末端が前記ピストンチャンバの底部に連通しており、前記ピストンが上下に移動して前記第一冷却コイルと前記第二冷却コイルとの中の冷却流体の循環を実現し、冷却のスピードを速くすることを特徴とする請求項1に記載の水冷パソコンケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はパソコングッズ分野に関し、具体的には水冷パソコンケースである。
【背景技術】
【0002】
人々はパソコンを使うとき、常にマザーボードにあるチップの放熱スピードが低いため、パソコンのチップの温度が高すぎ、性能が下がる結果をもたらし、また伝統的なパソコンケースの取り付けが不便であり、メンテナンスが難しく、したがって、上記の問題を解決するため、水冷パソコンケースの発明は必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103793026号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は水冷パソコンケースを提供し、既存技術にある上記の欠点を解消し、設備の実用性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の水冷パソコンケースは、パソコンケースと前記パソコンケースの左側端壁の中に位置している電気器具チャンバとを含み、前記電気器具チャンバの底壁の中には揺動チャンバが設置され、前記揺動チャンバの中には第一回転軸が回転できるように設置され、前記第一回転軸の外面には回転ドアとウォームホイールとが固定的に設置され、前記回転ドアの左側端壁にはパッドが固定的に設置され、前記揺動チャンバの右側端壁の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバと前記揺動チャンバとの間には前記ウォームホイールと噛み合っているウォームロッドが回転できるように設置され、前記伝動チャンバの中の前記ウォームロッドの末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記電気器具チャンバの右側端壁の中には切換チャンバが設置され、前記切換チャンバと前記電気器具チャンバとの間にはネジスリーブが回転できるように設置され、前記切換チャンバの中の前記ネジスリーブの外面には第一歯車が固定的に設置され、前記ネジスリーブの左側端壁の中には左方に開口した第一ネジ孔が設置され、前記第一ネジ孔の中にはネジロッドがネジ山により結合され、前記ネジロッドの左方へ伸びている末端にはマザーボード架台が固定的に設置され、前記マザーボード架台の左側端壁にはマザーボードが固定的に設置され、前記電気器具チャンバの右側端壁の中には第一スライド孔が設置され、前記第一スライド孔の中には前記マザーボード架台と固定的に連結された第一スライドロッドが設置され、前記切換チャンバの左側端壁の中にはスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように設置され、前記スライドブロックの右側端壁の中には第一モーターが設置され、前記第一モーターの右方へ伸びている末端には第二歯車が固定的に設置され、前記スライドブロックの中には上下に貫通している第二ネジ孔が設置され、前記第二ネジ孔の中には第二ネジロッドがねじ山により連結され、前記第二ネジロッドの頂部末端が前記スライドチャンバの頂壁の中に設置された第二モーターと動力が伝達できるように連結され、前記第二ネジロッドの底部末端が前記伝動チャンバの中に伸びており、且つ前記第二ネジロッドの底部末端には前記第一傘歯車と噛み合っている第二傘歯車が固定的に設置され、ウォームホイールが回転して前記回転ドアを連動回転させて開け、取り付けることとメンテナンスのことに便利を与える。
【0006】
好ましくは、前記切換チャンバの右側端壁の中には放熱チャンバが設置され、前記放熱チャンバと前記切換チャンバとの間には第二回転軸が回転できるように設置され、前記切換チャンバの中の前記第二回転軸の末端には第三歯車が固定的に設置され、前記放熱チャンバの中の前記第二回転軸の末端には扇風機が固定的に設置され、前記放熱チャンバの頂壁の中にはカムチャンバが設置され、前記カムチャンバと前記切換チャンバとの間にはベルトチャンバが設置され、前記ベルトチャンバと前記カムチャンバとの間には第三回転軸が回転できるようにに設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第三回転軸の末端には第一プーリが固定的に設置され、前記カムチャンバの中の前記第三回転軸の末端にはカムが固定的に設置され、前記ベルトチャンバと前記切換チャンバとの間には第四回転軸が回転できるように設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第四回転軸の末端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリと前記第一プーリとの間がベルトにより伝動できるように連結され、前記切換チャンバの中の第四回転軸の末端には前記第二歯車と前記第三歯車と噛み合っている第四歯車が固定的に設置され、前記扇風機が回転し、設備の放熱スピードを速くする。
【0007】
好ましくは、前記カムチャンバの頂壁の中にはピストンチャンバが設置され、前記ピストンチャンバの中にはピストンがスライドできるように設置され、前記ピストンの中には左右対称のチェックバルブが設置され、前記ピストンチャンバと前記カムチャンバとの間には第二スライド孔が連通するように設置され、前記第二スライド孔の中には前記ピストンと固定的に連結された第二スライドロッドがスライドできるように設置され、前記第二スライドトッドと前記第二スライド孔の端壁との間には弾性リセット装置が弾性を持つように設置され、前記マザーボード架台の中には前記ピストンチャンバの頂壁に連通している第一冷却コイルが設置され、前記放熱チャンバの中には前記第一冷却コイルと連通している第二冷却コイルが設置され、前記第二冷却コイルの頂部末端が前記ピストンチャンバの底部に連通しており、前記ピストンが上下に移動して、前記第一冷却コイルと前記第二冷却コイルとの中の冷却流体の循環を実現し、冷却のスピードを速くする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益な効果は:本発明のパソコンケースは自動的に開け又は閉めるドアが設置され、それによりマザーボード架台を設備の外部に送ることができ、取り付けることと後期のメンテナンスに便利であり、また設備の中には水冷循環装置が設置され、マザーボードの放熱スピードを速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0010】
図1図1は本発明の水冷パソコンケースの全体構造略図
図2図2図1のAの拡大構造略図
図3図3図1の右側面図
図4図4図1のBの拡大構造略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本説明書に開示したすべての特徴、または開示したすべての方法または過程中のステップは、互いに排斥する特徴と/またはステップ以外に、いずれもあらゆる方式で組み合わせることができる。
【0012】
図1〜4に示すように、本発明の水冷パソコンケースは、パソコンケース10と前記パソコンケース10の左側端壁の中に位置している電気器具チャンバ44とを含み、前記電気器具チャンバ44の底壁の中には揺動チャンバ29が設置され、前記揺動チャンバ29の中には第一回転軸27が回転できるように設置され、前記第一回転軸27の外面には回転ドア42とウォームホイール28とが固定的に設置され、前記回転ドア42の左側端壁にはパッド43が固定的に設置され、前記揺動チャンバ29の右側端壁の中には伝動チャンバ24が設置され、前記伝動チャンバ24と前記揺動チャンバ29との間には前記ウォームホイール28と噛み合っているウォームロッド26が回転できるように設置され、前記伝動チャンバ24の中の前記ウォームロッド26の末端には第一傘歯車25が固定的に設置され、前記電気器具チャンバ44の右側端壁の中には切換チャンバ21が設置され、前記切換チャンバ21と前記電気器具チャンバ44との間にはネジスリーブ37が回転できるように設置され、前記切換チャンバ21の中の前記ネジスリーブ37の外面には第一歯車45が固定的に設置され、前記ネジスリーブ37の左側端壁の中には左方に開口した第一ネジ孔39が設置され、前記第一ネジ孔39の中にはネジロッド38がネジ山により結合され、前記ネジロッド38の左方へ伸びている末端にはマザーボード架台40が固定的に設置され、前記マザーボード架台40の左側端壁にはマザーボード41が固定的に設置され、前記電気器具チャンバ44の右側端壁の中には第一スライド孔46が設置され、前記第一スライド孔46の中には前記マザーボード架台40と固定的に連結された第一スライドロッド47が設置され、前記切換チャンバ21の左側端壁の中にはスライドチャンバ35が設置され、前記スライドチャンバ35の中にはスライドブロック33がスライドできるように設置され、前記スライドブロック33の右側端壁の中には第一モーター32が設置され、前記第一モーター32の右方へ伸びている末端には第二歯車31が固定的に設置され、前記スライドブロック33の中には上下に貫通している第二ネジ孔34が設置され、前記第二ネジ孔34の中には第二ネジロッド36がねじ山により連結され、前記第二ネジロッド36の頂部末端が前記スライドチャンバ35の頂壁の中に設置された第二モーター15と動力が伝達できるように連結され、前記第二ネジロッド36の底部末端が前記伝動チャンバ24の中に伸びており、且つ前記第二ネジロッド36の底部末端には前記第一傘歯車25と噛み合っている第二傘歯車23が固定的に設置され、ウォームホイール28が回転して前記回転ドア42を連動回転させて開け、取り付けることとメンテナンスのことに便利を与える。
【0013】
有益的には、前記切換チャンバ21の右側端壁の中には放熱チャンバ20が設置され、前記放熱チャンバ20と前記切換チャンバ21との間には第二回転軸18が回転できるように設置され、前記切換チャンバ21の中の前記第二回転軸18の末端には第三歯車16が固定的に設置され、前記放熱チャンバ20の中の前記第二回転軸18の末端には扇風機19が固定的に設置され、前記放熱チャンバ20の頂壁の中にはカムチャンバ56が設置され、前記カムチャンバ56と前記切換チャンバ21との間にはベルトチャンバ49が設置され、前記ベルトチャンバ49と前記カムチャンバ56との間には第三回転軸51が回転できるようにに設置され、前記ベルトチャンバ49の中の前記第三回転軸51の末端には第一プーリ50が固定的に設置され、前記カムチャンバ56の中の前記第三回転軸51の末端にはカム52が固定的に設置され、前記ベルトチャンバ49と前記切換チャンバ21との間には第四回転軸54が回転できるように設置され、前記ベルトチャンバ49の中の前記第四回転軸54の末端には第二プーリ55が固定的に設置され、前記第二プーリ55と前記第一プーリ50との間がベルト53により伝動できるように連結され、前記切換チャンバ21の中の第四回転軸54の末端には前記第二歯車31と前記第三歯車16と噛み合っている第四歯車30が固定的に設置され、前記扇風機19が回転し、設備の放熱スピードを速くする。
【0014】
有益的には、前記カムチャンバ56の頂壁の中にはピストンチャンバ11が設置され、前記ピストンチャンバ11の中にはピストン13がスライドできるように設置され、前記ピストン13の中には左右対称のチェックバルブ12が設置され、前記ピストンチャンバ11と前記カムチャンバ56との間には第二スライド孔58が連通するように設置され、前記第二スライド孔58の中には前記ピストン13と固定的に連結された第二スライドロッド57がスライドできるように設置され、前記第二スライドトッド57と前記第二スライド孔58の端壁との間には弾性リセット装置14が弾性を持つように設置され、前記マザーボード架台40の中には前記ピストンチャンバ11の頂壁に連通している第一冷却コイル48が設置され、前記放熱チャンバ20の中には前記第一冷却コイル48と連通している第二冷却コイル17が設置され、前記第二冷却コイル17の頂部末端が前記ピストンチャンバ11の底部に連通しており、前記ピストン13が上下に移動して前記第一冷却コイル48と前記第二冷却コイル17との中の冷却流体の循環を実現し、冷却のスピードを速くする。
【0015】
下記に、出願人は付図1〜4及び以上に説明した本出願の水冷パソコンケースの具体的な構成を参考し、詳しくその使い方を紹介する:
【0016】
第二モーター15が始動されて第二ネジロッド36を回転連動させ、それにより第二傘歯車23と、第一傘歯車25と、ウォームロッド26と、ウォームホイール28と第一回転軸27とを回転連動させ、それにより回転ドア42を回転連動させて開け、同時に第二ネジロッド36が回転してスライドブロック33を上方へ移動連動させ、それにより第二歯車31を連動させて第一歯車45と噛み合わせ、第一モーター32を始動して回転させて第二歯車31と、第一歯車45とネジスリーブ37とを回転連動させ、それによりマザーボード架台40を連動させて電気器具チャンバ44から張り出させ、このとき、マザーボード41をマザーボード架台40に固定して第一冷却コイル48と貼り合わせ、このとき、第一モーター32を始動して回転させてマザーボード41を復帰連動させ、第二モーター15を始動して反転させて回転ドア42を連動させて閉め、同時にスライドブロック33を下方へ移動連動させて復帰させ、このとき、第一モーター32を始動して回転させて第二歯車31と、第四歯車30と第三歯車16とを回転連動させ、第三歯車16が回転して第二プーリ55と、第一プーリ50とカム52とを順次に回転連動させ、それにより第二スライドロッド57を上下に移動連動させ、それによりピストン13を上下に移動連動させ、それにより第一冷却コイル48と、第二冷却コイル17とピストンチャンバ17との中の冷却流体を循環に流れることを実現し、同時に第四歯車30が回転して扇風機19を回転連動させて第二冷却コイル17を放熱させ、またピストンチャンバ11の中の冷却流体自身が放熱し、それによりマザーボード41が放熱することを実現できる。
【0017】
以上の詳しい分析からわかっているのは:本発明のパソコンケースは自動的に開け又は閉めるドアが設置され、それによりマザーボード架台を設備の外部に送ることができ、取り付けることと後期のメンテナンスに便利であり、また設備の中には水冷循環装置が設置され、マザーボードの放熱スピードを速くすることができる。
【0018】
上記は、ただ発明の具体的な実施方式であり、発明の保護範囲はこれに限定されたものではなく、創造的な労働を通さなく想到できる全ての変化又は入れ替わりは、本発明の保護範囲の中に含む。したがって、発明の保護範囲は特許請求に限定された保護範囲を基準とするべきである。
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2019年7月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、パソコンケースと前記パソコンケースの左側端壁の中に位置している電気器具チャンバとを含み、前記電気器具チャンバの底壁の中には揺動チャンバが設置され、前記揺動チャンバの中には第一回転軸が回転できるように設置され、前記第一回転軸の外面には回転ドアとウォームホイールとが固定的に設置され、前記回転ドアの左側端壁にはパッドが固定的に設置され、前記揺動チャンバの右側端壁の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバと前記揺動チャンバとの間には前記ウォームホイールと噛み合っているウォームロッドが回転できるように設置され、前記伝動チャンバの中の前記ウォームロッドの末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記電気器具チャンバの右側端壁の中には切換チャンバが設置され、前記切換チャンバと前記電気器具チャンバとの間にはネジスリーブが回転できるように設置され、前記切換チャンバの中の前記ネジスリーブの外面には第一歯車が固定的に設置され、前記ネジスリーブの左側端壁の中には左方に開口した第一ネジ孔が設置され、前記第一ネジ孔の中にはネジロッドがネジ山により結合され、前記ネジロッドの左方へ伸びている末端にはマザーボード架台が固定的に設置され、前記マザーボード架台の左側端壁にはマザーボードが固定的に設置され、前記電気器具チャンバの右側端壁の中には第一スライド孔が設置され、前記第一スライド孔の中には前記マザーボード架台と固定的に連結された第一スライドロッドが設置され、前記切換チャンバの左側端壁の中にはスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように設置され、前記スライドブロックの右側端壁の中には第一モーターが設置され、前記第一モーターの右方へ伸びている末端には第二歯車が固定的に設置され、前記スライドブロックの中には上下に貫通している第二ネジ孔が設置され、前記第二ネジ孔の中には第二ネジロッドがねじ山により連結され、前記第二ネジロッドの頂部末端が前記スライドチャンバの頂壁の中に設置された第二モーターと動力が伝達できるように連結され、前記第二ネジロッドの底部末端が前記伝動チャンバの中に伸びており、且つ前記第二ネジロッドの底部末端には前記第一傘歯車と噛み合っている第二傘歯車が固定的に設置され、ウォームホイールが回転して前記回転ドア42を連動回転させて開け、取り付けることとメンテナンスのことに便利を与えることを特徴とする水冷パソコンケース。
【請求項2】
前記切換チャンバの右側端壁の中には放熱チャンバが設置され、前記放熱チャンバと前記切換チャンバとの間には第二回転軸が回転できるように設置され、前記切換チャンバの中の前記第二回転軸の末端には第三歯車が固定的に設置され、前記放熱チャンバの中の前記第二回転軸の末端には扇風機が固定的に設置され、前記放熱チャンバの頂壁の中にはカムチャンバが設置され、前記カムチャンバと前記切換チャンバとの間にはベルトチャンバが設置され、前記ベルトチャンバと前記カムチャンバとの間には第三回転軸が回転できるようにに設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第三回転軸の末端には第一プーリが固定的に設置され、前記カムチャンバの中の前記第三回転軸の末端にはカムが固定的に設置され、前記ベルトチャンバと前記切換チャンバとの間には第四回転軸が回転できるように設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第四回転軸の末端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリと前記第一プーリとの間がベルトにより伝動できるように連結され、前記切換チャンバの中の第四回転軸の末端には前記第二歯車と前記第三歯車と噛み合っている第四歯車が固定的に設置され、前記扇風機が回転し、設備の放熱スピードを速くすることを特徴とする請求項1に記載の水冷パソコンケース。
【請求項3】
前記カムチャンバの頂壁の中にはピストンチャンバが設置され、前記ピストンチャンバの中にはピストンがスライドできるように設置され、前記ピストンの中には左右対称のチェックバルブが設置され、前記ピストンチャンバと前記カムチャンバとの間には第二スライド孔が連通するように設置され、前記第二スライド孔の中には前記ピストンと固定的に連結された第二スライドロッドがスライドできるように設置され、前記第二スライドロッドと前記第二スライド孔の端壁との間には弾性リセット装置が弾性を持つように設置され、前記マザーボード架台の中には前記ピストンチャンバの頂壁に連通している第一冷却コイルが設置され、前記放熱チャンバの中には前記第一冷却コイルと連通している第二冷却コイルが設置され、前記第二冷却コイルの頂部末端が前記ピストンチャンバの底部に連通しており、前記ピストンが上下に移動して前記第一冷却コイルと前記第二冷却コイルとの中の冷却流体の循環を実現し、冷却のスピードを速くすることを特徴とする請求項2に記載の水冷パソコンケース。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はパソコングッズ分野に関し、具体的には水冷パソコンケースである。
【背景技術】
【0002】
人々はパソコンを使うとき、常にマザーボードにあるチップの放熱スピードが低いため、パソコンのチップの温度が高すぎ、性能が下がる結果をもたらし、また伝統的なパソコンケースの取り付けが不便であり、メンテナンスが難しく、したがって、上記の問題を解決するため、水冷パソコンケースの発明は必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103793026号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は水冷パソコンケースを提供し、既存技術にある上記の欠点を解消し、設備の実用性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の水冷パソコンケースは、パソコンケースと前記パソコンケースの左側端壁の中に位置している電気器具チャンバとを含み、前記電気器具チャンバの底壁の中には揺動チャンバが設置され、前記揺動チャンバの中には第一回転軸が回転できるように設置され、前記第一回転軸の外面には回転ドアとウォームホイールとが固定的に設置され、前記回転ドアの左側端壁にはパッドが固定的に設置され、前記揺動チャンバの右側端壁の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバと前記揺動チャンバとの間には前記ウォームホイールと噛み合っているウォームロッドが回転できるように設置され、前記伝動チャンバの中の前記ウォームロッドの末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記電気器具チャンバの右側端壁の中には切換チャンバが設置され、前記切換チャンバと前記電気器具チャンバとの間にはネジスリーブが回転できるように設置され、前記切換チャンバの中の前記ネジスリーブの外面には第一歯車が固定的に設置され、前記ネジスリーブの左側端壁の中には左方に開口した第一ネジ孔が設置され、前記第一ネジ孔の中にはネジロッドがネジ山により結合され、前記ネジロッドの左方へ伸びている末端にはマザーボード架台が固定的に設置され、前記マザーボード架台の左側端壁にはマザーボードが固定的に設置され、前記電気器具チャンバの右側端壁の中には第一スライド孔が設置され、前記第一スライド孔の中には前記マザーボード架台と固定的に連結された第一スライドロッドが設置され、前記切換チャンバの左側端壁の中にはスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライドできるように設置され、前記スライドブロックの右側端壁の中には第一モーターが設置され、前記第一モーターの右方へ伸びている末端には第二歯車が固定的に設置され、前記スライドブロックの中には上下に貫通している第二ネジ孔が設置され、前記第二ネジ孔の中には第二ネジロッドがねじ山により連結され、前記第二ネジロッドの頂部末端が前記スライドチャンバの頂壁の中に設置された第二モーターと動力が伝達できるように連結され、前記第二ネジロッドの底部末端が前記伝動チャンバの中に伸びており、且つ前記第二ネジロッドの底部末端には前記第一傘歯車と噛み合っている第二傘歯車が固定的に設置され、ウォームホイールが回転して前記回転ドアを連動回転させて開け、取り付けることとメンテナンスのことに便利を与える。
【0006】
好ましくは、前記切換チャンバの右側端壁の中には放熱チャンバが設置され、前記放熱チャンバと前記切換チャンバとの間には第二回転軸が回転できるように設置され、前記切換チャンバの中の前記第二回転軸の末端には第三歯車が固定的に設置され、前記放熱チャンバの中の前記第二回転軸の末端には扇風機が固定的に設置され、前記放熱チャンバの頂壁の中にはカムチャンバが設置され、前記カムチャンバと前記切換チャンバとの間にはベルトチャンバが設置され、前記ベルトチャンバと前記カムチャンバとの間には第三回転軸が回転できるようにに設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第三回転軸の末端には第一プーリが固定的に設置され、前記カムチャンバの中の前記第三回転軸の末端にはカムが固定的に設置され、前記ベルトチャンバと前記切換チャンバとの間には第四回転軸が回転できるように設置され、前記ベルトチャンバの中の前記第四回転軸の末端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリと前記第一プーリとの間がベルトにより伝動できるように連結され、前記切換チャンバの中の第四回転軸の末端には前記第二歯車と前記第三歯車と噛み合っている第四歯車が固定的に設置され、前記扇風機が回転し、設備の放熱スピードを速くする。
【0007】
好ましくは、前記カムチャンバの頂壁の中にはピストンチャンバが設置され、前記ピストンチャンバの中にはピストンがスライドできるように設置され、前記ピストンの中には左右対称のチェックバルブが設置され、前記ピストンチャンバと前記カムチャンバとの間には第二スライド孔が連通するように設置され、前記第二スライド孔の中には前記ピストンと固定的に連結された第二スライドロッドがスライドできるように設置され、前記第二スライドロッドと前記第二スライド孔の端壁との間には弾性リセット装置が弾性を持つように設置され、前記マザーボード架台の中には前記ピストンチャンバの頂壁に連通している第一冷却コイルが設置され、前記放熱チャンバの中には前記第一冷却コイルと連通している第二冷却コイルが設置され、前記第二冷却コイルの頂部末端が前記ピストンチャンバの底部に連通しており、前記ピストンが上下に移動して、前記第一冷却コイルと前記第二冷却コイルとの中の冷却流体の循環を実現し、冷却のスピードを速くする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益な効果は:本発明のパソコンケースは自動的に開け又は閉めるドアが設置され、それによりマザーボード架台を設備の外部に送ることができ、取り付けることと後期のメンテナンスに便利であり、また設備の中には水冷循環装置が設置され、マザーボードの放熱スピードを速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0010】
図1図1は本発明の水冷パソコンケースの全体構造略図
図2図2図1のAの拡大構造略図
図3図3図1の右側面図
図4図4図1のBの拡大構造略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本説明書に開示したすべての特徴、または開示したすべての方法または過程中のステップは、互いに排斥する特徴と/またはステップ以外に、いずれもあらゆる方式で組み合わせることができる。
【0012】
図1〜4に示すように、本発明の水冷パソコンケースは、パソコンケース10と前記パソコンケース10の左側端壁の中に位置している電気器具チャンバ44とを含み、前記電気器具チャンバ44の底壁の中には揺動チャンバ29が設置され、前記揺動チャンバ29の中には第一回転軸27が回転できるように設置され、前記第一回転軸27の外面には回転ドア42とウォームホイール28とが固定的に設置され、前記回転ドア42の左側端壁にはパッド43が固定的に設置され、前記揺動チャンバ29の右側端壁の中には伝動チャンバ24が設置され、前記伝動チャンバ24と前記揺動チャンバ29との間には前記ウォームホイール28と噛み合っているウォームロッド26が回転できるように設置され、前記伝動チャンバ24の中の前記ウォームロッド26の末端には第一傘歯車25が固定的に設置され、前記電気器具チャンバ44の右側端壁の中には切換チャンバ21が設置され、前記切換チャンバ21と前記電気器具チャンバ44との間にはネジスリーブ37が回転できるように設置され、前記切換チャンバ21の中の前記ネジスリーブ37の外面には第一歯車45が固定的に設置され、前記ネジスリーブ37の左側端壁の中には左方に開口した第一ネジ孔39が設置され、前記第一ネジ孔39の中にはネジロッド38がネジ山により結合され、前記ネジロッド38の左方へ伸びている末端にはマザーボード架台40が固定的に設置され、前記マザーボード架台40の左側端壁にはマザーボード41が固定的に設置され、前記電気器具チャンバ44の右側端壁の中には第一スライド孔46が設置され、前記第一スライド孔46の中には前記マザーボード架台40と固定的に連結された第一スライドロッド47が設置され、前記切換チャンバ21の左側端壁の中にはスライドチャンバ35が設置され、前記スライドチャンバ35の中にはスライドブロック33がスライドできるように設置され、前記スライドブロック33の右側端壁の中には第一モーター32が設置され、前記第一モーター32の右方へ伸びている末端には第二歯車31が固定的に設置され、前記スライドブロック33の中には上下に貫通している第二ネジ孔34が設置され、前記第二ネジ孔34の中には第二ネジロッド36がねじ山により連結され、前記第二ネジロッド36の頂部末端が前記スライドチャンバ35の頂壁の中に設置された第二モーター15と動力が伝達できるように連結され、前記第二ネジロッド36の底部末端が前記伝動チャンバ24の中に伸びており、且つ前記第二ネジロッド36の底部末端には前記第一傘歯車25と噛み合っている第二傘歯車23が固定的に設置され、ウォームホイール28が回転して前記回転ドア42を連動回転させて開け、取り付けることとメンテナンスのことに便利を与える。
【0013】
有益的には、前記切換チャンバ21の右側端壁の中には放熱チャンバ20が設置され、前記放熱チャンバ20と前記切換チャンバ21との間には第二回転軸18が回転できるように設置され、前記切換チャンバ21の中の前記第二回転軸18の末端には第三歯車16が固定的に設置され、前記放熱チャンバ20の中の前記第二回転軸18の末端には扇風機19が固定的に設置され、前記放熱チャンバ20の頂壁の中にはカムチャンバ56が設置され、前記カムチャンバ56と前記切換チャンバ21との間にはベルトチャンバ49が設置され、前記ベルトチャンバ49と前記カムチャンバ56との間には第三回転軸51が回転できるようにに設置され、前記ベルトチャンバ49の中の前記第三回転軸51の末端には第一プーリ50が固定的に設置され、前記カムチャンバ56の中の前記第三回転軸51の末端にはカム52が固定的に設置され、前記ベルトチャンバ49と前記切換チャンバ21との間には第四回転軸54が回転できるように設置され、前記ベルトチャンバ49の中の前記第四回転軸54の末端には第二プーリ55が固定的に設置され、前記第二プーリ55と前記第一プーリ50との間がベルト53により伝動できるように連結され、前記切換チャンバ21の中の第四回転軸54の末端には前記第二歯車31と前記第三歯車16と噛み合っている第四歯車30が固定的に設置され、前記扇風機19が回転し、設備の放熱スピードを速くする。
【0014】
有益的には、前記カムチャンバ56の頂壁の中にはピストンチャンバ11が設置され、前記ピストンチャンバ11の中にはピストン13がスライドできるように設置され、前記ピストン13の中には左右対称のチェックバルブ12が設置され、前記ピストンチャンバ11と前記カムチャンバ56との間には第二スライド孔58が連通するように設置され、前記第二スライド孔58の中には前記ピストン13と固定的に連結された第二スライドロッド57がスライドできるように設置され、前記第二スライドロッド57と前記第二スライド孔58の端壁との間には弾性リセット装置14が弾性を持つように設置され、前記マザーボード架台40の中には前記ピストンチャンバ11の頂壁に連通している第一冷却コイル48が設置され、前記放熱チャンバ20の中には前記第一冷却コイル48と連通している第二冷却コイル17が設置され、前記第二冷却コイル17の頂部末端が前記ピストンチャンバ11の底部に連通しており、前記ピストン13が上下に移動して前記第一冷却コイル48と前記第二冷却コイル17との中の冷却流体の循環を実現し、冷却のスピードを速くする。
【0015】
下記に、出願人は付図1〜4及び以上に説明した本出願の水冷パソコンケースの具体的な構成を参考し、詳しくその使い方を紹介する:
【0016】
第二モーター15が始動されて第二ネジロッド36を回転連動させ、それにより第二傘歯車23と、第一傘歯車25と、ウォームロッド26と、ウォームホイール28と第一回転軸27とを回転連動させ、それにより回転ドア42を回転連動させて開け、同時に第二ネジロッド36が回転してスライドブロック33を上方へ移動連動させ、それにより第二歯車31を連動させて第一歯車45と噛み合わせ、第一モーター32を始動して回転させて第二歯車31と、第一歯車45とネジスリーブ37とを回転連動させ、それによりマザーボード架台40を連動させて電気器具チャンバ44から張り出させ、このとき、マザーボード41をマザーボード架台40に固定して第一冷却コイル48と貼り合わせ、このとき、第一モーター32を始動して回転させてマザーボード41を復帰連動させ、第二モーター15を始動して反転させて回転ドア42を連動させて閉め、同時にスライドブロック33を下方へ移動連動させて復帰させ、このとき、第一モーター32を始動して回転させて第二歯車31と、第四歯車30と第三歯車16とを回転連動させ、第三歯車16が回転して第二プーリ55と、第一プーリ50とカム52とを順次に回転連動させ、それにより第二スライドロッド57を上下に移動連動させ、それによりピストン13を上下に移動連動させ、それにより第一冷却コイル48と、第二冷却コイル17とピストンチャンバ17との中の冷却流体を循環に流れることを実現し、同時に第四歯車30が回転して扇風機19を回転連動させて第二冷却コイル17を放熱させ、またピストンチャンバ11の中の冷却流体自身が放熱し、それによりマザーボード41が放熱することを実現できる。
【0017】
以上の詳しい分析からわかっているのは:本発明のパソコンケースは自動的に開け又は閉めるドアが設置され、それによりマザーボード架台を設備の外部に送ることができ、取り付けることと後期のメンテナンスに便利であり、また設備の中には水冷循環装置が設置され、マザーボードの放熱スピードを速くすることができる。
【0018】
上記は、ただ発明の具体的な実施方式であり、発明の保護範囲はこれに限定されたものではなく、創造的な労働を通さなく想到できる全ての変化又は入れ替わりは、本発明の保護範囲の中に含む。したがって、発明の保護範囲は特許請求に限定された保護範囲を基準とするべきである。