特開2020-180246IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

優れた加工性及び安定性を有し、その成形品からのホルムアルデヒド発生量が著しく抑制され、かつ、安定的に成形時のモールドデポジットが抑制されたポリアセタール樹脂組成物の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】本発明の目的は、成形品からのホルムアルデヒドの発生を極めて低レベルに抑制でき、かつ、安定的に成形時のモールドデポジットが抑制されたポリアセタール樹脂組成物の製造方法を提供することにある。
【解決手段】(A)ポリアセタール重合体100質量部、
(B)脂肪族カルボン酸ヒドラジド0.01〜0.50質量部、
(C)2つのヒドラジノカルボニルアルキル基を有するヒダントイン化合物0.001〜0.50質量部、
(D)脂肪族カルボン酸のアルカリ土類金属塩0.001〜0.30質量部、
とを含有してなり、
前記(B)と(C)の合計量が、(A)ポリアセタール重合体100質量部に対して0.03〜0.55質量部であるポリアセタール樹脂組成物の製造方法であって、
該(A)ポリアセタール重合体が、トリオキサンを主モノマー(a)とし、少なくとも一つの炭素−炭素結合を有する環状エーテル等をコモノマー(b)とし、重合触媒(c)に下記一般式(1)で示されるヘテロポリ酸を使用して共重合し、その後アルカリ金属元素若しくはアルカリ土類金属元素の炭酸塩等(d)を添加して、該重合触媒(c)を失活させて得られたポリアセタール共重合体である、ポリアセタール樹脂組成物の製造方法。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

これらの文献1に開示された技術によれば、ポリアセタール樹脂成形時のモールドデポジットをかなりのレベルで低減することが可能である。しかしながら、モールドデポジットを低減するためには有効ではあるが、ホルムアルデヒドの発生を十分に抑制できていないのが実情であった。
また、文献2に開示された技術によれば、ホルムアルデヒド発生の抑制効果は発現されるものの、モールドデポジット抑制効果が不十分であり、安定的な成形技術ではなかった。 本発明の目的は、成形品からのホルムアルデヒドの発生を極めて低レベルに抑制でき、かつ、安定的に成形時のモールドデポジットが抑制されたポリアセタール樹脂組成物の製造方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の目的は、下記によって達成された。
【発明の効果】
本発明によれば、ホルムアルデヒドの発生量が著しく低減され、かつ、安定的に成形時のモールドデポジットが抑制されたポリアセタール樹脂組成物の製造方法が提供される。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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