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  • 特開2020182439-制御変数法に基づく漢方薬培養装置 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-182439(P2020-182439A)
(43)【公開日】2020年11月12日
(54)【発明の名称】制御変数法に基づく漢方薬培養装置
(51)【国際特許分類】
   A01G 22/00 20180101AFI20201016BHJP
【FI】
   A01G22/00
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2019-127833(P2019-127833)
(22)【出願日】2019年7月9日
(11)【特許番号】特許第6712687号(P6712687)
(45)【特許公報発行日】2020年6月24日
(31)【優先権主張番号】201910380824.9
(32)【優先日】2019年5月8日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519259320
【氏名又は名称】威海易一医療器械有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】兪▲じょう▼松
【テーマコード(参考)】
2B022
【Fターム(参考)】
2B022AA01
2B022AB20
(57)【要約】
【課題】本発明は制御変数法に基づく漢方薬培養装置を開示した。
【解決手段】ケースを含み、前記ケースの左右側面には培養箱が対称的にスライドできるように連結され、前記培養箱の下側面には台座が固定的に設置され、前記ケースの中には三つの液体加えパイプが設置され、前記液体加えパイプの左側が上方へ伸びて外部空間と連通しており、前記ケースの中には前記液体加えパイプと連通しているスライド板空間が設置され、本装置は制御変数法に基づき、異なる栄養液又は水を加えて漢方薬を培養することによって、異なる栄養液は漢方薬に与える作用を観察でき、同時にライトをつける又は消すことによって、灯光は漢方薬の成長に与える作用も観察できる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、ケースを含み、前記ケースの左右側面には培養箱が対称的にスライドできるように連結され、前記培養箱の下側面には台座が固定的に設置され、前記ケースの中には三つの液体加えパイプが設置され、前記液体加えパイプの左側が上方へ伸びて外部空間と連通しており、前記ケースの中には前記液体加えパイプと連通しているスライド板空間が設置され、前記スライド板空間の上側壁には外部空間と連通している引き動かし空間が設置され、前記スライド板空間と前記引き動かし空間との間には前記液体加えパイプを開けることができる液体注ぎ装置が設置され、前記液体加えパイプの中にはそれぞれウォーターポンプが設置され、前記ウォーターポンプの右側には連結パイプが連結され、前記連結パイプの左側壁には伸縮できる伸縮ホースが連結され、前記伸縮ホースの左側には収納空間が設置され、前記収納空間の右側壁には第二モーターが固定的に設置され、前記第二モーターの左側には前記収納空間の左側壁と回転できるように連結されたモーター親ねじが連結され、前記モーター親ねじにはねじ山ブロックがねじ山によって連結され、前記ねじ山ブロックの中には前記伸縮ホースと連結された移動パイプが回転できるように連結され、前記移動パイプが前記伸縮ホースと固定的に連結され、前記移動パイプの中には前記伸縮ホースと連通している散布空間が設置され、前記散布空間の下側壁には水が出ることができるノズルが設置され、前記移動パイプの外周にはまた第一ギヤが固定的に設置されたことを特徴とする制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項2】
前記収納空間の下側壁には小穴が設置され、前記小穴の下側壁には駆動チャンバが設置され、前記駆動チャンバの中には前記移動パイプを駆動できる駆動装置が設置され、前記ケースの中には中空軸が回転できるように連結され、前記中空軸の下側が前記台座の上側面と回転できるように連結され、前記中空軸の中には前記ケースを駆動して回転させることができる回転装置が設置され、前記培養箱の中にはそれぞれ前記収納空間と連通できる連通空間が設置され、前記連通空間の片側側壁には置き空間が連通しており、前記置き空間の中には漢方薬を培養できる培養装置が設置されたことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項3】
前記ケースの外周には環状空間が上下に対称的に設置され、前記環状空間の中には前記培養箱と固定的に連結されたT型スライドブロックが左右対称的にスライドできるように連結されたことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項4】
前記液体注ぎ装置は止め板と、大ばねと、引き動かしブロックとによって構成され、前記止めいたが前記スライド空間とスライドできるように連結され、前記止め板は三つの前記液体加えパイプを閉鎖でき、前記止め板と前記スライド板空間との間には大ばねが連結され、前記止め板の上側面には前記引き動かし空間とスライドできるように連結された引き動かしブロックが固定的に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項5】
前記駆動装置は第一モーターと、動力軸と、第二ギヤと、第一ベベルギヤとを含み、前記第一モーターが前記駆動チャンバの右側壁と固定的に連結され、前記第一モーターの左側には動力軸が連結され、前記動力軸の左側には前記第一ギヤと噛み合うことができる第二ギヤが固定され、前記動力軸の中端には第一ベベルギヤが固定的に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項6】
前記回転装置は縦軸と、電磁空間と、第一電磁石と、第二電磁石と、電磁ばねと、第二ベベルギヤとを含み、前記縦軸が前記中空軸とスライドできるように連結され、前記縦軸の左側には電磁空間が設置され、前記電磁空間の下側には前記縦軸と固定的に連結された第一電磁石がスライドできるように連結され、前記電磁空間の上側壁には第二電磁石が固定的に連結され、前記第二電磁石と前記第一電磁石との間には電磁ばねが連結され、前記縦軸の上側には前記第一ベベルギヤと噛み合うことができる第二ベベルギヤが固定的に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項7】
前記培養装置は引き動かし板と、位置制限空間と、位置制限ブロックと、換気空間とを含み、前記引き動かし板が前記貯蔵空間とスライドできるように連結され、前記置き空間の下側壁には位置制限空間が設置され、前記位置制限空間の中には前記引き動かし板と固定的に連結された位置制限ブロックがスライドできるように連結され、前記置き空間の上側壁には換気できる換気空間が左右対称的に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項8】
前記置き空間の上側壁には電球が固定的に設置され、それによって漢方薬を照明する時に前記電球をつけることができることを特徴とする請求項2に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項9】
前記台座の下側面の前後左右には移動できる四つの輪が設置され、装置を移動する時に前記ケースを推し動かせばよいことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は薬品研究分野に関わり、具体的には制御変数法に基づく漢方薬培養装置である。
【背景技術】
【0002】
目下、漢方薬の培養は比較的に古く、漢方薬の成長環境について系統的な研究がなく、科学的な方法によって異なる条件の下で、日差しと、水と、栄養液とが漢方薬の成長を促進するか又は抑制するかことを観察できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第109429800号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は制御変数法に基づく漢方薬培養装置を提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を実現するため、本発明は以下の技術プランを提供する:制御変数法に基づく漢方薬培養装置であり、制御変数法に基づく漢方薬培養装置はケースを含む。
【0006】
前記ケースの左右側面には培養箱が対称的にスライドできるように連結され、前記培養箱の下側面には台座が固定的に設置され、前記ケースの中には三つの液体加えパイプが設置され、前記液体加えパイプの左側が上方へ伸びて外部空間と連通しており、前記ケースの中には前記液体加えパイプと連通しているスライド板空間が設置され、前記スライド板空間の上側壁には外部空間と連通している引き動かし空間が設置され、前記スライド板空間と前記引き動かし空間との間には前記液体加えパイプを開けることができる液体注ぎ装置が設置され、前記液体加えパイプの中にはそれぞれウォーターポンプが設置され、前記ウォーターポンプの右側には連結パイプが連結され、前記連結パイプの左側壁には伸縮できる伸縮ホースが連結され、前記伸縮ホースの左側には収納空間が設置され、前記収納空間の右側壁には第二モーターが固定的に設置され、前記第二モーターの左側には前記収納空間の左側壁と回転できるように連結されたモーター親ねじが連結され、前記モーター親ねじにはねじ山ブロックがねじ山によって連結され、前記ねじ山ブロックの中には前記伸縮ホースと連結された移動パイプが回転できるように連結され、前記移動パイプが前記伸縮ホースと固定的に連結され、前記移動パイプの中には前記伸縮ホースと連通している散布空間が設置され、前記散布空間の下側壁には水が出ることができるノズルが設置され、前記移動パイプの外周にはまた第一ギヤが固定的に設置された。
【0007】
前記収納空間の下側壁には小穴が設置され、前記小穴の下側壁には駆動チャンバが設置され、前記駆動チャンバの中には前記移動パイプを駆動できる駆動装置が設置され、前記ケースの中には中空軸が回転できるように連結され、前記中空軸の下側が前記台座の上側面と回転できるように連結され、前記中空軸の中には前記ケースを駆動して回転させることができる回転装置が設置され、前記培養箱の中にはそれぞれ前記収納空間と連通できる連通空間が設置され、前記連通空間の片側側壁には置き空間が連通しており、前記置き空間の中には漢方薬を培養できる培養装置が設置された。
【0008】
上記の技術プランに基づいて、前記ケースの外周には環状空間が上下に対称的に設置され、前記環状空間の中には前記培養箱と固定的に連結されたT型スライドブロックが左右対称的にスライドできるように連結された。
【0009】
上記の技術プランに基づいて、前記液体注ぎ装置は止め板と、大ばねと、引き動かしブロックとによって構成され、前記止めいたが前記スライド空間とスライドできるように連結され、前記止め板は三つの前記液体加えパイプを閉鎖でき、前記止め板と前記スライド板空間との間には大ばねが連結され、前記止め板の上側面には前記引き動かし空間とスライドできるように連結された引き動かしブロックが固定的に設置された。
【0010】
上記の技術プランに基づいて、前記駆動装置は第一モーターと、動力軸と、第二ギヤと、第一ベベルギヤとを含み、前記第一モーターが前記駆動チャンバの右側壁と固定的に連結され、前記第一モーターの左側には動力軸が連結され、前記動力軸の左側には前記第一ギヤと噛み合うことができる第二ギヤが固定され、前記動力軸の中端には第一ベベルギヤが固定的に設置された。
【0011】
上記の技術プランに基づいて、前記回転装置は縦軸と、電磁空間と、第一電磁石と、第二電磁石と、電磁ばねと、第二ベベルギヤとを含み、前記縦軸が前記中空軸とスライドできるように連結され、前記縦軸の左側には電磁空間が設置され、前記電磁空間の下側には前記縦軸と固定的に連結された第一電磁石がスライドできるように連結され、前記電磁空間の上側壁には第二電磁石が固定的に連結され、前記第二電磁石と前記第一電磁石との間には電磁ばねが連結され、前記縦軸の上側には前記第一ベベルギヤと噛み合うことができる第二ベベルギヤが固定的に設置された。
【0012】
上記の技術プランに基づいて、前記培養装置は引き動かし板と、位置制限空間と、位置制限ブロックと、換気空間とを含み、前記引き動かし板が前記貯蔵空間とスライドできるように連結され、前記置き空間の下側壁には位置制限空間が設置され、前記位置制限空間の中には前記引き動かし板と固定的に連結された位置制限ブロックがスライドできるように連結され、前記置き空間の上側壁には換気できる換気空間が左右対称的に設置された。
【0013】
上記の技術プランに基づいて、前記置き空間の上側壁には電球が固定的に設置され、それによって漢方薬を照明する時に前記電球をつけることができる。
【0014】
上記の技術プランに基づいて、前記台座の下側面の前後左右には移動できる四つの輪が設置され、装置を移動する時に前記ケースを推し動かせばよい。
【発明の効果】
【0015】
本発明の有益な効果は:本装置は制御変数法に基づき、異なる栄養液又は水を加えて漢方薬を培養することによって、異なる栄養液は漢方薬に与える作用を観察でき、同時にライトをつける又は消すことによって、灯光は漢方薬の成長に与える作用も観察できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本発明の実施例又は既存技術の技術プランを詳しく説明するため、下記には実施例又は既存技術の説明に所要の付図を簡単に紹介し、明らかに下記の説明の付図はただ本発明の実施例であり、本分野の普通の技術員にとって、創造的な労働をしない場合、下記の付図から他の付図をもらえることができ、下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0017】
図1図1は本発明の制御変数法に基づく漢方薬培養装置の全体全断面の正面構造略図
図2図2は本発明の図1の中のAのところの部分拡大略図
図3図3は本発明の図1の中のBのところの部分拡大略図
図4図4は本発明の図1の中のCのところの部分拡大略図
図5図5は本発明の図1の中のD―D方向の断面図
【発明を実施するための形態】
【0018】
本説明書に開示したすべての特徴、または開示したすべての方法または過程中のステップは、互いに排斥する特徴と/またはステップ以外に、いずれもあらゆる方式で組み合わせることができる。
【0019】
本説明書(いかなる追加の特許請求項と摘要と付図を含む)に公開したすべての特徴は、特別な説明を除き、いずれも他の同等または類似の目的がある代わり特徴に代われることができ、即ち、特別な説明を除き、全ての特徴はただ一連の同等のまたは類似の特徴の中の一例である。
【0020】
図1〜5を参考し、本発明の実施例は:制御変数法に基づく漢方薬培養装置であり、制御変数法に基づく漢方薬培養装置はケース21を含み、前記ケース21の左右側面には培養箱30が対称的にスライドできるように連結され、前記培養箱30の下側面には台座29が固定的に設置され、前記ケース21の中には三つの液体加えパイプ37が設置され、前記液体加えパイプ37の左側が上方へ伸びて外部空間と連通しており、前記ケース21の中には前記液体加えパイプ37と連通しているスライド板空間58が設置され、前記スライド板空間58の上側壁には外部空間と連通している引き動かし空間59が設置され、前記スライド板空間58と前記引き動かし空間59との間には前記液体加えパイプ37を開けることができる液体注ぎ装置101が設置され、前記液体加えパイプ37の中にはそれぞれウォーターポンプ38が設置され、前記ウォーターポンプ38の右側には連結パイプ39が連結され、前記連結パイプ39の左側壁には伸縮できる伸縮ホース46が連結され、前記伸縮ホース46の左側には収納空間41が設置され、前記収納空間41の右側壁には第二モーター45が固定的に設置され、前記第二モーター45の左側には前記収納空間41の左側壁と回転できるように連結されたモーター親ねじ42が連結され、前記モーター親ねじ42にはねじ山ブロック61がねじ山によって連結され、前記ねじ山ブロック61の中には前記伸縮ホース46と連結された移動パイプ49が回転できるように連結され、前記移動パイプ49が前記伸縮ホース46と固定的に連結され、前記移動パイプ49の中には前記伸縮ホース46と連通している散布空間43が設置され、前記散布空間43の下側壁には水が出ることができるノズル48が設置され、前記移動パイプ49の外周にはまた第一ギヤ44が固定的に設置され、前記収納空間41の下側壁には小穴47が設置され、前記小穴47の下側壁には駆動チャンバ60が設置され、前記駆動チャンバ60の中には前記移動パイプ49を駆動できる駆動装置102が設置され、前記ケース21の中には中空軸24が回転できるように連結され、前記中空軸24の下側が前記台座29の上側面と回転できるように連結され、前記中空軸24の中には前記ケース21を駆動して回転させることができる回転装置103が設置され、前記培養箱30の中にはそれぞれ前記収納空間41と連通できる連通空間40が設置され、前記連通空間40の片側側壁には置き空間35が連通しており、前記置き空間35の中には漢方薬を培養できる培養装置104が設置された。
【0021】
また、実施例の中には、前記ケース21の外周には環状空間27が上下に対称的に設置され、前記環状空間27の中には前記培養箱30と固定的に連結されたT型スライドブロック28が左右対称的にスライドできるように連結された。
【0022】
また、実施例の中には、前記液体注ぎ装置101は前記スライド板空間58の中にスライドできるように取り付けられた止め板55を含み、前記止め板55は三つの前記液体加えパイプ37を閉鎖でき、前記止め板55と前記スライド板空間58との間には大ばね57が連結され、前記止め板55の上側面には前記引き動かし空間59とスライドできるように連結された引き動かしブロック56が固定的に設置され、それによって栄養液を加える時、前記引き動かしブロック56を右方へ引き動かし、それによって前記止め板55を右方へ移動連動させ、前記液体加えパイプ37を開ける。
【0023】
また、実施例の中には、前記駆動装置102は前記駆動チャンバ60の右側壁に固定的に取り付けられた第一モーター22を含み、前記第一モーター22の左側には動力軸25が連結され、前記動力軸25の左側には前記第一ギヤ44と噛み合うことができる第二ギヤ26が固定され、前記動力軸25の中端には第一ベベルギヤ23が固定的に設置され、それによって前記第一ギヤ44が前記第二ギヤ26と噛み合うと、前記第一モーター22を時計回り方向と反時計回りに回転させて始動し、それによって前記第二ギヤ26と、前記第一ギヤ44と、前記移動パイプ49とを回転連動させ、それによって前記ノズル48の散布角度を調整できる。
【0024】
また、実施例の中には、前記回転装置103は前記中空軸24とスライドできるように連結された縦軸54を含み、前記縦軸54の左側には電磁空間52が設置され、前記電磁空間52の下側には前記縦軸54と固定的に連結された第一電磁石50がスライドできるように連結され、前記電磁空間52の上側壁には第二電磁石53が固定的に連結され、前記第二電磁石53と前記第一電磁石50との間には電磁ばね51が連結され、前記縦軸54の上側には前記第一ベベルギヤ23と噛み合うことができる第二ベベルギヤ62が固定的に設置され、前記第二電磁石53と前記第一電磁石50とを通電させ、それによって前記縦軸54を上方へ移動連動させ、それによって前記第一ベベルギヤ23が前記第二ベベルギヤ62と噛み合い、そして前記第一モーター22を始動し、それによって前記第一ベベルギヤ23と、前記第二ベベルギヤ62と、前記縦軸54と、前記駆動チャンバ60と、前記中空軸24との回転によって、前記ケース21を連動させて回転させ始める。
【0025】
また、実施例の中には、前記培養装置104は前記置き空間35の中にスライドできるように取付けられた引き動かし板32を含み、前記置き空間35の下側壁には位置制限空間31が設置され、前記位置制限空間31の中には前記引き動かし板32と固定的に連結された位置制限ブロック33がスライドできるように連結され、前記置き空間35の上側壁には換気できる換気空間36が左右対称的に設置され、それによって前記引き動かし板32を引き開け、漢方薬を取り出す又は置くことができる。
【0026】
また、実施例の中には、前記置き空間35の上側壁には電球34が固定的に設置され、それによって漢方薬を照明する時に前記電球34をつけることができる。
【0027】
また、実施例の中には、前記台座29の下側面の前後左右には移動できる四つの輪63が設置され、装置を移動する時に前記ケース21を推し動かせばよい。
【0028】
使用の時、栄養液を加える時、引き動かしブロック56を右方へ引き動かし、それによって止め板55を右方へ移動連動させ、液体加えパイプ37を開け、液体加えパイプ37の中に異なる栄養液又は水を加え、その後に漢方薬を流れ込む時、第二モーター45を始動し、それによってモーター親ねじ42を回転連動させ、それによってねじ山ブロック61と、移動パイプ49とを左方へ移動連動させ、それによって第一ギヤ44が第二ギヤ26と噛み合い、そして第一モーターを時計回り方向又は反時計回り方向に反転させて始動し、それによって第二ギヤ26と、第一ギヤ44と、移動パイプ49とを回転連動させ、それによってノズル48の散布角度を調整でき、そしてウォーターポンプ38を始動し、ウォーターポンプ38と対応した液体加えパイプ37の中の栄養液又は水で漢方薬を流れ込み、もう一つの漢方薬を流れ込む時、最初に移動パイプ49を取り戻し、そして第二電磁石53と第一電磁石50を通電させ、それによって縦軸54を上方へ移動連動させ、それによって第一ベベルギヤ23が第二ベベルギヤ62と噛み合い、そして第一モーター22を始動し、それによって第一ベベルギヤ23と、第二ベベルギヤ62と、縦軸54と、中空軸24との回転によって、ケース21を回転連動させて始め、それによって収納空間41をもう一つの連通空間40に正対させ、そして再び漢方薬を流れ込めばよく、漢方薬を照明する時に電球34をつけることができ、装置を移動する時にケース21を推し動かせばよい。
【0029】
本発明の有益な効果は:本装置は制御変数法に基づき、異なる栄養液又は水を加えて漢方薬を培養することによって、異なる栄養液は漢方薬に与える作用を観察でき、同時にライトをつける又は消すことによって、灯光は漢方薬の成長に与える作用も観察できる。
【0030】
上記は、ただ発明の具体的な実施方式であり、発明の保護範囲はこれに限定されたものではなく、創造的な労働を通さなく想到できる全ての変化又は入れ替わりは、本発明の保護範囲の中に含む。したがって、発明の保護範囲は特許請求に限定された保護範囲を基準とするべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2020年1月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、ケースを含み、前記ケースの左右側面には培養箱が対称的にスライドできるように連結され、前記培養箱の下側面には台座が固定的に設置され、前記ケースの中には三つの液体加えパイプが設置され、前記液体加えパイプの左側が上方へ伸びて外部空間と連通しており、前記ケースの中には前記液体加えパイプと連通しているスライド板空間が設置され、前記スライド板空間の上側壁には外部空間と連通している引き動かし空間が設置され、前記スライド板空間と前記引き動かし空間との間には前記液体加えパイプを開けることができる液体注ぎ装置が設置され、前記液体加えパイプの中にはそれぞれウォーターポンプが設置され、前記ウォーターポンプの右側には連結パイプが連結され、前記連結パイプの左側壁には伸縮できる伸縮ホースが連結され、前記伸縮ホースの左側には収納空間が設置され、前記収納空間の右側壁には第二モーターが固定的に設置され、前記第二モーターの左側には前記収納空間の左側壁と回転できるように連結されたモーター親ねじが連結され、前記モーター親ねじにはねじ山ブロックがねじ山によって連結され、前記ねじ山ブロックの中には前記伸縮ホースと連結された移動パイプが回転できるように連結され、前記移動パイプが前記伸縮ホースと固定的に連結され、前記移動パイプの中には前記伸縮ホースと連通している散布空間が設置され、前記散布空間の下側壁には水が出ることができるノズルが設置され、前記移動パイプの外周にはまた第一ギヤが固定的に設置されたことを特徴とする制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項2】
前記収納空間の下側壁には小穴が設置され、前記小穴の下側壁には駆動チャンバが設置され、前記駆動チャンバの中には前記移動パイプを駆動できる駆動装置が設置され、前記ケースの中には中空軸が回転できるように連結され、前記中空軸の下側が前記台座の上側面と回転できるように連結され、前記中空軸の中には前記ケースを駆動して回転させることができる回転装置が設置され、前記培養箱の中にはそれぞれ前記収納空間と連通できる連通空間が設置され、前記連通空間の片側側壁には置き空間が連通しており、前記置き空間の中には漢方薬を培養できる培養装置が設置されたことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項3】
前記ケースの外周には環状空間が上下に対称的に設置され、前記環状空間の中には前記培養箱と固定的に連結されたT型スライドブロックが左右対称的にスライドできるように連結されたことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項4】
前記液体注ぎ装置は止め板と、大ばねと、引き動かしブロックとによって構成され、前記止め板が前記スライド空間とスライドできるように連結され、前記止め板は三つの前記液体加えパイプを閉鎖でき、前記止め板と前記スライド板空間との間には大ばねが連結され、前記止め板の上側面には前記引き動かし空間とスライドできるように連結された引き動かしブロックが固定的に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項5】
前記駆動装置は第一モーターと、動力軸と、第二ギヤと、第一ベベルギヤとを含み、前記第一モーターが前記駆動チャンバの右側壁と固定的に連結され、前記第一モーターの左側には動力軸が連結され、前記動力軸の左側には前記第一ギヤと噛み合うことができる第二ギヤが固定され、前記動力軸の中端には第一ベベルギヤが固定的に設置されたことを特徴とする請求項2に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項6】
前記回転装置は縦軸と、電磁空間と、第一電磁石と、第二電磁石と、電磁ばねと、第二ベベルギヤとを含み、前記縦軸が前記中空軸とスライドできるように連結され、前記縦軸の左側には電磁空間が設置され、前記電磁空間の下側には前記縦軸と固定的に連結された第一電磁石がスライドできるように連結され、前記電磁空間の上側壁には第二電磁石が固定的に連結され、前記第二電磁石と前記第一電磁石との間には電磁ばねが連結され、前記縦軸の上側には前記第一ベベルギヤと噛み合うことができる第二ベベルギヤが固定的に設置されたことを特徴とする請求項5に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項7】
前記培養装置は引き動かし板と、位置制限空間と、位置制限ブロックと、換気空間とを含み、前記引き動かし板が前記置き空間とスライドできるように連結され、前記置き空間の下側壁には位置制限空間が設置され、前記位置制限空間の中には前記引き動かし板と固定的に連結された位置制限ブロックがスライドできるように連結され、前記置き空間の上側壁には換気できる換気空間が左右対称的に設置されたことを特徴とする請求項2に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項8】
前記置き空間の上側壁には電球が固定的に設置され、それによって漢方薬を照明する時に前記電球をつけることができることを特徴とする請求項2に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【請求項9】
前記台座の下側面の前後左右には移動できる四つの輪が設置され、装置を移動する時に前記ケースを推し動かせばよいことを特徴とする請求項1に記載の制御変数法に基づく漢方薬培養装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は薬品研究分野に関わり、具体的には制御変数法に基づく漢方薬培養装置である。
【背景技術】
【0002】
目下、漢方薬の培養は比較的に古く、漢方薬の成長環境について系統的な研究がなく、科学的な方法によって異なる条件の下で、日差しと、水と、栄養液とが漢方薬の成長を促進するか又は抑制するかことを観察できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第109429800号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は制御変数法に基づく漢方薬培養装置を提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を実現するため、本発明は以下の技術プランを提供する:制御変数法に基づく漢方薬培養装置であり、制御変数法に基づく漢方薬培養装置はケースを含む。
【0006】
前記ケースの左右側面には培養箱が対称的にスライドできるように連結され、前記培養箱の下側面には台座が固定的に設置され、前記ケースの中には三つの液体加えパイプが設置され、前記液体加えパイプの左側が上方へ伸びて外部空間と連通しており、前記ケースの中には前記液体加えパイプと連通しているスライド板空間が設置され、前記スライド板空間の上側壁には外部空間と連通している引き動かし空間が設置され、前記スライド板空間と前記引き動かし空間との間には前記液体加えパイプを開けることができる液体注ぎ装置が設置され、前記液体加えパイプの中にはそれぞれウォーターポンプが設置され、前記ウォーターポンプの右側には連結パイプが連結され、前記連結パイプの左側壁には伸縮できる伸縮ホースが連結され、前記伸縮ホースの左側には収納空間が設置され、前記収納空間の右側壁には第二モーターが固定的に設置され、前記第二モーターの左側には前記収納空間の左側壁と回転できるように連結されたモーター親ねじが連結され、前記モーター親ねじにはねじ山ブロックがねじ山によって連結され、前記ねじ山ブロックの中には前記伸縮ホースと連結された移動パイプが回転できるように連結され、前記移動パイプが前記伸縮ホースと固定的に連結され、前記移動パイプの中には前記伸縮ホースと連通している散布空間が設置され、前記散布空間の下側壁には水が出ることができるノズルが設置され、前記移動パイプの外周にはまた第一ギヤが固定的に設置された。
【0007】
前記収納空間の下側壁には小穴が設置され、前記小穴の下側壁には駆動チャンバが設置され、前記駆動チャンバの中には前記移動パイプを駆動できる駆動装置が設置され、前記ケースの中には中空軸が回転できるように連結され、前記中空軸の下側が前記台座の上側面と回転できるように連結され、前記中空軸の中には前記ケースを駆動して回転させることができる回転装置が設置され、前記培養箱の中にはそれぞれ前記収納空間と連通できる連通空間が設置され、前記連通空間の片側側壁には置き空間が連通しており、前記置き空間の中には漢方薬を培養できる培養装置が設置された。
【0008】
上記の技術プランに基づいて、前記ケースの外周には環状空間が上下に対称的に設置され、前記環状空間の中には前記培養箱と固定的に連結されたT型スライドブロックが左右対称的にスライドできるように連結された。
【0009】
上記の技術プランに基づいて、前記液体注ぎ装置は止め板と、大ばねと、引き動かしブロックとによって構成され、前記止め板が前記スライド空間とスライドできるように連結され、前記止め板は三つの前記液体加えパイプを閉鎖でき、前記止め板と前記スライド板空間との間には大ばねが連結され、前記止め板の上側面には前記引き動かし空間とスライドできるように連結された引き動かしブロックが固定的に設置された。
【0010】
上記の技術プランに基づいて、前記駆動装置は第一モーターと、動力軸と、第二ギヤと、第一ベベルギヤとを含み、前記第一モーターが前記駆動チャンバの右側壁と固定的に連結され、前記第一モーターの左側には動力軸が連結され、前記動力軸の左側には前記第一ギヤと噛み合うことができる第二ギヤが固定され、前記動力軸の中端には第一ベベルギヤが固定的に設置された。
【0011】
上記の技術プランに基づいて、前記回転装置は縦軸と、電磁空間と、第一電磁石と、第二電磁石と、電磁ばねと、第二ベベルギヤとを含み、前記縦軸が前記中空軸とスライドできるように連結され、前記縦軸の左側には電磁空間が設置され、前記電磁空間の下側には前記縦軸と固定的に連結された第一電磁石がスライドできるように連結され、前記電磁空間の上側壁には第二電磁石が固定的に連結され、前記第二電磁石と前記第一電磁石との間には電磁ばねが連結され、前記縦軸の上側には前記第一ベベルギヤと噛み合うことができる第二ベベルギヤが固定的に設置された。
【0012】
上記の技術プランに基づいて、前記培養装置は引き動かし板と、位置制限空間と、位置制限ブロックと、換気空間とを含み、前記引き動かし板が前記置き空間とスライドできるように連結され、前記置き空間の下側壁には位置制限空間が設置され、前記位置制限空間の中には前記引き動かし板と固定的に連結された位置制限ブロックがスライドできるように連結され、前記置き空間の上側壁には換気できる換気空間が左右対称的に設置された。
【0013】
上記の技術プランに基づいて、前記置き空間の上側壁には電球が固定的に設置され、それによって漢方薬を照明する時に前記電球をつけることができる。
【0014】
上記の技術プランに基づいて、前記台座の下側面の前後左右には移動できる四つの輪が設置され、装置を移動する時に前記ケースを推し動かせばよい。
【発明の効果】
【0015】
本発明の有益な効果は:本装置は制御変数法に基づき、異なる栄養液又は水を加えて漢方薬を培養することによって、異なる栄養液は漢方薬に与える作用を観察でき、同時にライトをつける又は消すことによって、灯光は漢方薬の成長に与える作用も観察できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本発明の実施例又は既存技術の技術プランを詳しく説明するため、下記には実施例又は既存技術の説明に所要の付図を簡単に紹介し、明らかに下記の説明の付図はただ本発明の実施例であり、本分野の普通の技術員にとって、創造的な労働をしない場合、下記の付図から他の付図をもらえることができ、下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0017】
図1図1は本発明の制御変数法に基づく漢方薬培養装置の全体全断面の正面構造略図
図2図2は本発明の図1の中のAのところの部分拡大略図
図3図3は本発明の図1の中のBのところの部分拡大略図
図4図4は本発明の図1の中のCのところの部分拡大略図
図5図5は本発明の図1の中のD―D方向の断面図
【発明を実施するための形態】
【0018】
本説明書に開示したすべての特徴、または開示したすべての方法または過程中のステップは、互いに排斥する特徴と/またはステップ以外に、いずれもあらゆる方式で組み合わせることができる。
【0019】
本説明書(いかなる追加の特許請求項と摘要と付図を含む)に公開したすべての特徴は、特別な説明を除き、いずれも他の同等または類似の目的がある代わり特徴に代われることができ、即ち、特別な説明を除き、全ての特徴はただ一連の同等のまたは類似の特徴の中の一例である。
【0020】
図1〜5を参考し、本発明の実施例は:制御変数法に基づく漢方薬培養装置であり、制御変数法に基づく漢方薬培養装置はケース21を含み、前記ケース21の左右側面には培養箱30が対称的にスライドできるように連結され、前記培養箱30の下側面には台座29が固定的に設置され、前記ケース21の中には三つの液体加えパイプ37が設置され、前記液体加えパイプ37の左側が上方へ伸びて外部空間と連通しており、前記ケース21の中には前記液体加えパイプ37と連通しているスライド板空間58が設置され、前記スライド板空間58の上側壁には外部空間と連通している引き動かし空間59が設置され、前記スライド板空間58と前記引き動かし空間59との間には前記液体加えパイプ37を開けることができる液体注ぎ装置101が設置され、前記液体加えパイプ37の中にはそれぞれウォーターポンプ38が設置され、前記ウォーターポンプ38の右側には連結パイプ39が連結され、前記連結パイプ39の左側壁には伸縮できる伸縮ホース46が連結され、前記伸縮ホース46の左側には収納空間41が設置され、前記収納空間41の右側壁には第二モーター45が固定的に設置され、前記第二モーター45の左側には前記収納空間41の左側壁と回転できるように連結されたモーター親ねじ42が連結され、前記モーター親ねじ42にはねじ山ブロック61がねじ山によって連結され、前記ねじ山ブロック61の中には前記伸縮ホース46と連結された移動パイプ49が回転できるように連結され、前記移動パイプ49が前記伸縮ホース46と固定的に連結され、前記移動パイプ49の中には前記伸縮ホース46と連通している散布空間43が設置され、前記散布空間43の下側壁には水が出ることができるノズル48が設置され、前記移動パイプ49の外周にはまた第一ギヤ44が固定的に設置され、前記収納空間41の下側壁には小穴47が設置され、前記小穴47の下側壁には駆動チャンバ60が設置され、前記駆動チャンバ60の中には前記移動パイプ49を駆動できる駆動装置102が設置され、前記ケース21の中には中空軸24が回転できるように連結され、前記中空軸24の下側が前記台座29の上側面と回転できるように連結され、前記中空軸24の中には前記ケース21を駆動して回転させることができる回転装置103が設置され、前記培養箱30の中にはそれぞれ前記収納空間41と連通できる連通空間40が設置され、前記連通空間40の片側側壁には置き空間35が連通しており、前記置き空間35の中には漢方薬を培養できる培養装置104が設置された。
【0021】
また、実施例の中には、前記ケース21の外周には環状空間27が上下に対称的に設置され、前記環状空間27の中には前記培養箱30と固定的に連結されたT型スライドブロック28が左右対称的にスライドできるように連結された。
【0022】
また、実施例の中には、前記液体注ぎ装置101は前記スライド板空間58の中にスライドできるように取り付けられた止め板55を含み、前記止め板55は三つの前記液体加えパイプ37を閉鎖でき、前記止め板55と前記スライド板空間58との間には大ばね57が連結され、前記止め板55の上側面には前記引き動かし空間59とスライドできるように連結された引き動かしブロック56が固定的に設置され、それによって栄養液を加える時、前記引き動かしブロック56を右方へ引き動かし、それによって前記止め板55を右方へ移動連動させ、前記液体加えパイプ37を開ける。
【0023】
また、実施例の中には、前記駆動装置102は前記駆動チャンバ60の右側壁に固定的に取り付けられた第一モーター22を含み、前記第一モーター22の左側には動力軸25が連結され、前記動力軸25の左側には前記第一ギヤ44と噛み合うことができる第二ギヤ26が固定され、前記動力軸25の中端には第一ベベルギヤ23が固定的に設置され、それによって前記第一ギヤ44が前記第二ギヤ26と噛み合うと、前記第一モーター22を時計回り方向と反時計回りに回転させて始動し、それによって前記第二ギヤ26と、前記第一ギヤ44と、前記移動パイプ49とを回転連動させ、それによって前記ノズル48の散布角度を調整できる。
【0024】
また、実施例の中には、前記回転装置103は前記中空軸24とスライドできるように連結された縦軸54を含み、前記縦軸54の左側には電磁空間52が設置され、前記電磁空間52の下側には前記縦軸54と固定的に連結された第一電磁石50がスライドできるように連結され、前記電磁空間52の上側壁には第二電磁石53が固定的に連結され、前記第二電磁石53と前記第一電磁石50との間には電磁ばね51が連結され、前記縦軸54の上側には前記第一ベベルギヤ23と噛み合うことができる第二ベベルギヤ62が固定的に設置され、前記第二電磁石53と前記第一電磁石50とを通電させ、それによって前記縦軸54を上方へ移動連動させ、それによって前記第一ベベルギヤ23が前記第二ベベルギヤ62と噛み合い、そして前記第一モーター22を始動し、それによって前記第一ベベルギヤ23と、前記第二ベベルギヤ62と、前記縦軸54と、前記駆動チャンバ60と、前記中空軸24との回転によって、前記ケース21を連動させて回転させ始める。
【0025】
また、実施例の中には、前記培養装置104は前記置き空間35の中にスライドできるように取付けられた引き動かし板32を含み、前記置き空間35の下側壁には位置制限空間31が設置され、前記位置制限空間31の中には前記引き動かし板32と固定的に連結された位置制限ブロック33がスライドできるように連結され、前記置き空間35の上側壁には換気できる換気空間36が左右対称的に設置され、それによって前記引き動かし板32を引き開け、漢方薬を取り出す又は置くことができる。
【0026】
また、実施例の中には、前記置き空間35の上側壁には電球34が固定的に設置され、それによって漢方薬を照明する時に前記電球34をつけることができる。
【0027】
また、実施例の中には、前記台座29の下側面の前後左右には移動できる四つの輪63が設置され、装置を移動する時に前記ケース21を推し動かせばよい。
【0028】
使用の時、栄養液を加える時、引き動かしブロック56を右方へ引き動かし、それによって止め板55を右方へ移動連動させ、液体加えパイプ37を開け、液体加えパイプ37の中に異なる栄養液又は水を加え、その後に漢方薬を流れ込む時、第二モーター45を始動し、それによってモーター親ねじ42を回転連動させ、それによってねじ山ブロック61と、移動パイプ49とを左方へ移動連動させ、それによって第一ギヤ44が第二ギヤ26と噛み合い、そして第一モーターを時計回り方向又は反時計回り方向に反転させて始動し、それによって第二ギヤ26と、第一ギヤ44と、移動パイプ49とを回転連動させ、それによってノズル48の散布角度を調整でき、そしてウォーターポンプ38を始動し、ウォーターポンプ38と対応した液体加えパイプ37の中の栄養液又は水で漢方薬を流れ込み、もう一つの漢方薬を流れ込む時、最初に移動パイプ49を取り戻し、そして第二電磁石53と第一電磁石50を通電させ、それによって縦軸54を上方へ移動連動させ、それによって第一ベベルギヤ23が第二ベベルギヤ62と噛み合い、そして第一モーター22を始動し、それによって第一ベベルギヤ23と、第二ベベルギヤ62と、縦軸54と、中空軸24との回転によって、ケース21を回転連動させて始め、それによって収納空間41をもう一つの連通空間40に正対させ、そして再び漢方薬を流れ込めばよく、漢方薬を照明する時に電球34をつけることができ、装置を移動する時にケース21を推し動かせばよい。
【0029】
本発明の有益な効果は:本装置は制御変数法に基づき、異なる栄養液又は水を加えて漢方薬を培養することによって、異なる栄養液は漢方薬に与える作用を観察でき、同時にライトをつける又は消すことによって、灯光は漢方薬の成長に与える作用も観察できる。
【0030】
上記は、ただ発明の具体的な実施方式であり、発明の保護範囲はこれに限定されたものではなく、創造的な労働を通さなく想到できる全ての変化又は入れ替わりは、本発明の保護範囲の中に含む。したがって、発明の保護範囲は特許請求に限定された保護範囲を基準とするべきである。