(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-182780(P2020-182780A)
(43)【公開日】2020年11月12日
(54)【発明の名称】色鉛筆ケース
(51)【国際特許分類】
A45C 11/34 20060101AFI20201016BHJP
B43L 23/02 20060101ALI20201016BHJP
【FI】
A45C11/34 101C
B43L23/02 Z
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2019-109952(P2019-109952)
(22)【出願日】2019年6月12日
(11)【特許番号】特許第6709362号(P6709362)
(45)【特許公報発行日】2020年6月17日
(31)【優先権主張番号】201910345434.8
(32)【優先日】2019年4月26日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519326220
【氏名又は名称】青島克▲か▼文具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】周▲し▼達
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045BA17
3B045CE07
3B045DA42
3B045LA10
3B045LB01
(57)【要約】 (修正有)
【課題】色鉛筆削り機構を備え、色鉛筆を削ることができる色鉛筆ケースを提供する。
【解決手段】第一円柱体10と第二円柱体14との間に収納チャンバ12と底部チャンバ37とを形成させ、前記収納チャンバの左側には開口が設置され、前記収納チャンバは前記底部チャンバの頂部に位置しており、色鉛筆削り機構72を備え、色鉛筆を削ることができる。また、本発明は二つの部分で構成され洗浄する時に分解でき、洗浄に便利である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、第一円柱体と第二円柱体とを含み、前記第一円柱体の上下端面の中には長スライド溝が二組対称的に設置され、前記第二円柱体の左側端面には長固定板が二組固定的に、且つ上下対称に設置され、前記長固定板の左側端面にはいずれも小凹溝が設置され、前記小凹溝の中にはいずれも位置制限軸が固定的に設置され、前記長固定板は前記長スライド溝の中に挿されたことで、前記第一円柱体と前記第二円柱体との間に収納チャンバと底部チャンバとを形成させ、前記収納チャンバの左側には開口が設置され、前記収納チャンバは前記底部チャンバの頂部に位置しており、前記第一円柱体の右側端面には第一支持板が固定的に設置され、前記第二円柱体の左側端面には第二支持板が固定的に設置され、前記長スライド溝の片側端壁の中にはビスがネジ山によって連結され、前記長固定板が前記長スライド溝の中に挿された後に、前記ビスは前記長固定板を前記長スライド溝の外に滑り出さないように制限でき、それにより前記第一円柱体と前記第二円柱体とを固定することができ、前記第二円柱体の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの底部には円形チャンバが設置され、前記円形チャンバの中には把持機構が設置され、前記把持機構は色鉛筆を把持でき、前記円形チャンバの上下両側の端面にはいずれもスライド溝が設置され、前記底部チャンバの底壁には固定板が設置され、前記固定板と前記第二円柱体とは固定的に連結され、前記固定板の右側には色鉛筆削り機構が設置され、前記底部チャンバの底壁には固定ブロックが設され、前記固定ブロックと前記第一円柱体とは固定的に連結され、前記固定ブロックの中には動力機構が設置され、前記動力機構は前記色鉛筆削り機構に動力を提供でき、前記底部チャンバの左側端壁には外部と連通した連通溝が設置され、前記第二円柱体の底壁には削り屑収納ケースが設置されることを特徴とする色鉛筆ケース。
【請求項2】
前記把持機構はネジボルト軸含み、前記ネジボルト軸は二組の前記スライド溝の間に回転可能に設置され、前記ネジボルト軸の頂部は前記伝動チャンバの中に位置しており、且つ前記ネジボルト軸の末端には伝動歯車が固定的に設置され、二組の前記スライド溝の中にはいずれも挟みブロックがスライド可能に設置され、前記挟みブロックと前記ネジボルト軸とはネジ山によって連結され、前記挟みブロックのうち互いに近接した側の端面にはいずれも三角形溝が設置され、二組の前記三角形溝は前記色鉛筆をきつく挟むことができ、前記伝動チャンバの中には伝動回転軸が回転可能に設置され、前記伝動回転軸の外周には歯車が固定的に設置され、前記歯車と前記伝動歯車とは噛み合うように設置され、前記伝動チャンバの中にはラックがスライド可能に設置され、前記ラックは前記歯車の後側に位置しており、且つ前記ラックと前記歯車とは噛み合うように設置され、前記ラックの頂端にはスライドブロックが固定的に設置され、前記スライドブロックの片側端面には凹溝が設置されることを特徴とする請求項1に記載の色鉛筆ケース。
【請求項3】
前記色鉛筆削り機構は回転軸を含み、前記回転軸は前記固定板の中に回転可能に設置され、前記回転軸の右側末端には回転ブロックが固定的に設置され、前記回転ブロックの中には矩形溝が設置され、前記矩形溝の中には矩形ブロックがスライド可能に設置され、前記矩形ブロックの中には二組のシャープナーが設置され、前記矩形ブロックには連通口が四組均一に配置され、前記連通口は前記削り屑収納ケースに連通しており、前記矩形ブロックの左端と前記矩形溝の左側端壁との間にはばねが装着されることを特徴とする請求項1に記載の色鉛筆ケース。
【請求項4】
前記動力機構はスプラインスリーブを含み、前記スプラインスリーブは前記固定ブロックの中に回転可能に設置され、前記第一円柱体が前記第二円柱体と固定された後に、前記回転軸は前記スプラインスリーブの中に挿入され、且つ前記回転軸と前記スプラインスリーブとはスプラインによって連結され、前記スプラインスリーブの中にはスプライン軸がスプラインによって連結され、前記スプライン軸の左側末端には回転盤が固定的に設置され、前記回転軸の左側末端には引きリングが固定的に設置され、非使用状態にある時に、前記回転盤は前記連通溝の中に収納されていることを特徴とする請求項1に記載の色鉛筆ケース。
【請求項5】
前記第一円柱体と前記第二円柱体の底部端面とにはいずれも二組の支持ブロックが固定的に設置され、前記支持ブロックは前記第一円柱体と前記第二円柱体とを支持でき、前記収納チャンバの中には収納ケースがスライド可能に設置され、前記収納ケースの頂部端面には色鉛筆収納チャンバが設置され、前記色鉛筆収納チャンバの左右両側の端壁にはいずれもスポンジが固定的に設置されることを特徴とする請求項1に記載の色鉛筆ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は文房具技術分野を取り上げ、具体的には色鉛筆ケースである。
【背景技術】
【0002】
市販する色鉛筆ケースには様々な欠陥がある。まず、基本的に収納機能のみを備えている。そして、ペンケースに収納されても芯が簡単に折れたりする。また、新しい色鉛筆を使う時に、削る必要のある場合は多々あるが、シャープナーを持ち忘れることも多々あるため、色鉛筆が使えなくなってしまう。あるいはシャープナーを探すのに手間がかかる。さらに、カンペン、特にその内層部分は洗浄しにくいことである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105476238号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は色鉛筆ケースを提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の色鉛筆ケースは、第一円柱体と第二円柱体とを含み、前記第一円柱体の上下端面の中には長スライド溝が二組対称的に設置され、前記第二円柱体の左側端面には長固定板が二組固定的に、且つ上下対称に設置され、前記長固定板の左側端面にはいずれも小凹溝が設置され、前記小凹溝の中にはいずれも位置制限軸が固定的に設置され、前記長固定板は前記長スライド溝の中に挿されたことで、前記第一円柱体と前記第二円柱体との間に収納チャンバと底部チャンバとを形成させ、前記収納チャンバの左側には開口が設置され、前記収納チャンバは前記底部チャンバの頂部に位置しており、前記第一円柱体の右側端面には第一支持板が固定的に設置され、前記第二円柱体の左側端面には第二支持板が固定的に設置され、前記長スライド溝の片側端壁の中にはビスがネジ山によって連結され、前記長固定板が前記長スライド溝の中に挿された後に、前記ビスは前記長固定板を前記長スライド溝の外に滑り出さないように制限でき、それにより前記第一円柱体と前記第二円柱体とを固定することができ、前記第二円柱体の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの底部には円形チャンバが設置され、前記円形チャンバの中には把持機構が設置され、前記把持機構は色鉛筆を把持でき、前記円形チャンバの上下両側の端面にはいずれもスライド溝が設置され、前記底部チャンバの底壁には固定板が設置され、前記固定板と前記第二円柱体とは固定的に連結され、前記固定板の右側には色鉛筆削り機構が設置され、前記底部チャンバの底壁には固定ブロックが設され、前記固定ブロックと前記第一円柱体とは固定的に連結され、前記固定ブロックの中には動力機構が設置され、前記動力機構は前記色鉛筆削り機構に動力を提供でき、前記底部チャンバの左側端壁には外部と連通した連通溝が設置され、前記第二円柱体の底壁には削り屑収納ケースが設置される。
【0006】
さらなる技術プランとして、前記把持機構はネジボルト軸含み、前記ネジボルト軸は二組の前記スライド溝の間に回転可能に設置され、前記ネジボルト軸の頂部は前記伝動チャンバの中に位置しており、且つ前記ネジボルト軸の末端には伝動歯車が固定的に設置され、二組の前記スライド溝の中にはいずれも挟みブロックがスライド可能に設置され、前記挟みブロックと前記ネジボルト軸とはネジ山によって連結され、前記挟みブロックのうち互いに近接した側の端面にはいずれも三角形溝が設置され、二組の前記三角形溝は前記色鉛筆をきつく挟むことができ、前記伝動チャンバの中には伝動回転軸が回転可能に設置され、前記伝動回転軸の外周には歯車が固定的に設置され、前記歯車と前記伝動歯車とは噛み合うように設置され、前記伝動チャンバの中にはラックがスライド可能に設置され、前記ラックは前記歯車の後側に位置しており、且つ前記ラックと前記歯車とは噛み合うように設置され、前記ラックの頂端にはスライドブロックが固定的に設置され、前記スライドブロックの片側端面には凹溝が設置される。
【0007】
さらなる技術プランとして、前記色鉛筆削り機構は回転軸を含み、前記回転軸は前記固定板の中に回転可能に設置され、前記回転軸の右側末端には回転ブロックが固定的に設置され、前記回転ブロックの中には矩形溝が設置され、前記矩形溝の中には矩形ブロックがスライド可能に設置され、前記矩形ブロックの中には二組のシャープナーが設置され、前記矩形ブロックには連通口が四組均一に配置され、前記連通口は前記削り屑収納ケースに連通しており、前記矩形ブロックの左端と前記矩形溝の左側端壁との間にはばねが装着される。
【0008】
さらなる技術プランとして、前記動力機構はスプラインスリーブを含み、前記スプラインスリーブは前記固定ブロックの中に回転可能に設置され、前記第一円柱体が前記第二円柱体と固定された後に、前記回転軸は前記スプラインスリーブの中に挿入され、且つ前記回転軸と前記スプラインスリーブとはスプラインによって連結され、前記スプラインスリーブの中にはスプライン軸がスプラインによって連結され、前記スプライン軸の左側末端には回転盤が固定的に設置され、前記回転軸の左側末端には引きリングが固定的に設置され、非使用状態にある時に、前記回転盤は前記連通溝の中に収納されている。
【0009】
さらなる技術プランとして、前記第一円柱体と前記第二円柱体の底部端面とにはいずれも二組の支持ブロックが固定的に設置され、前記支持ブロックは前記第一円柱体と前記第二円柱体とを支持でき、前記収納チャンバの中には収納ケースがスライド可能に設置され、前記収納ケースの頂部端面には色鉛筆収納チャンバが設置され、前記色鉛筆収納チャンバの左右両側の端壁にはいずれもスポンジが固定的に設置される。
【発明の効果】
【0010】
本発明のメリットは:伝統的なペンケースに比べると、本発明のペンケースは色鉛筆削り機構を備え、色鉛筆を削ることができ、また、本発明は二つの部分で構成され、洗浄する時に分解でき、洗浄に便利である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に
図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
【
図1】
図1は本発明の色鉛筆ケースの内部全体構成略図
【
図4】
図4は本発明における長固定板の局部拡大略図
【
図5】
図5は本発明における伝動チャンバの局部拡大略図
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1〜5を参照し、本発明の色鉛筆ケースは、第一円柱体10と第二円柱体14とを含み、前記第一円柱体10の上下端面の中には長スライド溝13が二組対称的に設置され、前記第二円柱体14の左側端面には長固定板44が二組固定的に、且つ上下対称に設置され、前記長固定板44の左側端面にはいずれも小凹溝46が設置され、前記小凹溝46の中にはいずれも位置制限軸65が固定的に設置され、前記長固定板44は前記長スライド溝13の中に挿されたことで、前記第一円柱体10と前記第二円柱体14との間に収納チャンバ12と底部チャンバ37とを形成させ、前記収納チャンバ12の左側には開口が設置され、前記収納チャンバ12は前記底部チャンバ37の頂部に位置しており、前記第一円柱体10の右側端面には第一支持板34が固定的に設置され、前記第二円柱体14の左側端面には第二支持板33が固定的に設置され、前記長スライド溝13の片側端壁の中にはビス48がネジ山によって連結され、前記長固定板44が前記長スライド溝13の中に挿された 後に、前記ビス48は前記長固定板44を前記長スライド溝13の外に滑り出さないように制限でき、それにより前記第一円柱体10と前記第二円柱体14とを固定することができ、前記第二円柱体14の中には伝動チャンバ17が設置され、前記伝動チャンバ17の底部には円形チャンバ18が設置され、前記円形チャンバ18の中には把持機構73が設置され、前記把持機構73は色鉛筆21を把持でき、前記円形チャンバ18の上下両側の端面にはいずれもスライド溝19が設置され、前記底部チャンバ37の底壁には固定板42が設置され、前記固定板42と前記第二円柱体14とは固定的に連結され、前記固定板42の右側には色鉛筆削り機構72が設置され、前記底部チャンバ37の底壁には固定ブロック38が設され、前記固定ブロック38と前記第一円柱体10とは固定的に連結され、前記固定ブロック38の中には動力機構71が設置され、前記動力機構71は前記色鉛筆削り機構72に動力を提供でき、前記底部チャンバ37の左側端壁には外部と連通した連通溝35が設置され、前記第二円柱体14の底壁には削り屑収納ケース23が設置され、前記削り屑収納ケース23は削り屑を収納できる。
【0014】
前記把持機構73はネジボルト軸53含み、前記ネジボルト軸53は二組の前記スライド溝19の間に回転可能に設置され、前記ネジボルト軸53の頂部は前記伝動チャンバ17の中に位置しており、且つ前記ネジボルト軸53の末端には伝動歯車52が固定的に設置され、二組の前記スライド溝19の中にはいずれも挟みブロック20がスライド可能に設置され、前記挟みブロック20と前記ネジボルト軸53とはネジ山によって連結され、前記挟みブロック20のうち互いに近接した側の端面にはいずれも三角形溝54が設置され、二組の前記三角形溝54は前記色鉛筆21をきつく挟むことができ、前記伝動チャンバ17の中には伝動回転軸51が回転可能に設置され、前記伝動回転軸51の外周には歯車50が固定的に設置され、前記歯車50と前記伝動歯車52とは噛み合うように設置され、前記伝動チャンバ17の中にはラック49がスライド可能に設置され、前記ラック49は前記歯車50の後側に位置しており、且つ前記ラック49と前記歯車50とは噛み合うように設置され、前記ラック49の頂端にはスライドブロック15が固定的に設置され、前記スライドブロック15の片側端面には凹溝16が設置され、
手で前記色鉛筆21を前記円形チャンバ18の中に挿し込み、そして前記スライドブロック15を上に引き上げることで、前記ラック49に前記歯車50を回転連動させ、それにより前記伝動歯車52を回転させ、それにより前記ネジボルト軸53は回転して二組の前記挟みブロック20を互いに近寄らせ、前記色鉛筆21をきつく挟む。
【0015】
前記色鉛筆削り機構72は回転軸41を含み、前記回転軸41は前記固定板42の中に回転可能に設置され、前記回転軸41の右側末端には回転ブロック32が固定的に設置され、前記回転ブロック32の中には矩形溝31が設置され、前記矩形溝31の中には矩形ブロック27がスライド可能に設置され、前記矩形ブロック27の中には二組のシャープナー28が設置され、前記矩形ブロック27には連通口26が四組均一に配置され、前記連通口26は前記削り屑収納ケース23に連通しており、前記矩形ブロック27の左端と前記矩形溝31の左側端壁との間にはばね30が装着され、
前記色鉛筆21を前記円形チャンバ18の中に挿し込むことで、前記色鉛筆21を前記矩形ブロック27の中に入らせ、且つ前記色鉛筆21と前記シャープナー28とを当接させ、そして、前記動力機構71を制御することで、前記回転ブロック32を回転させ、それにより前記矩形ブロック27を回転させ、色鉛筆を削りはじめる。
【0016】
前記動力機構71はスプラインスリーブ40を含み、前記スプラインスリーブ40は前記固定ブロック38の中に回転可能に設置され、前記第一円柱体10が前記第二円柱体14と固定された後に、前記回転軸41は前記スプラインスリーブ40の中に挿入され、且つ前記回転軸41と前記スプラインスリーブ40とはスプラインによって連結され、前記スプラインスリーブ40の中にはスプライン軸39がスプラインによって連結され、前記スプライン軸39の左側末端には回転盤36が固定的に設置され、前記回転軸36の左側末端には引きリング43が固定的に設置され、
非使用状態にある時に、前記回転盤36は前記連通溝35の中に収納されており、使用時に、前記引きリング43を引張ることで、前記回転盤36を前記連通溝35の外に引き出し、手で前記回転盤36を回し、前記スプライン軸39に前記スプラインスリーブ40の回転を連動させ、それにより前記回転軸41を回転させ、それにより、前記色鉛筆削り機構72に動力を提供する。
【0017】
前記第一円柱体10と前記第二円柱体14の底部端面とにはいずれも二組の支持ブロック22が固定的に設置され、前記支持ブロック22は前記第一円柱体10と前記第二円柱体14とを支持でき、前記収納チャンバ12の中には収納ケース60がスライド可能に設置され、前記収納ケース60の頂部端面には色鉛筆収納チャンバ61が設置され、前記色鉛筆収納チャンバ61の左右両側の端壁にはいずれもスポンジ11が固定的に設置され、
前記スポンジ11は前記色鉛筆21の芯を保護し、芯が折られることを防げる。
【0018】
使用時に、まず第一円柱体10と第二円柱体14とを当接させ、長固定板44を長スライド溝13の中に挿し込み、同時にビス48をきつく締めることで、第一円柱体10と第二円柱体14とを固定し、そして収納ケース60を収納チャンバ12の中に入れ、収納ケース60を引き出すことで色鉛筆21を色鉛筆収納ケース61の中に収納でき、色鉛筆21を削る時に、色鉛筆21を円形チャンバ18の中に挿し込み、色鉛筆21を矩形ブロック27の中に入らせ、且つ色鉛筆21とシャープナー28とを当接させ、そして手でスライドブロック15を上に引き上げ、ラック49に歯車50の回転を連動させ、それにより伝動歯車52を回転させ、それによりネジボルト軸53は回転し、それにより二組の前記挟みブロック20を互いに近寄らせ、色鉛筆21をきつく挟み、そして手で回転盤36を回し、スプライン軸39にスプラインスリーブ40の回転を連動させ、それにより回転軸41を回転させ、それにより回転ブロック32は回転し、色鉛筆21を削りはじめる。
【0019】
本発明の有益な効果は:伝統的なペンケースに比べると、本発明のペンケースは色鉛筆削り機構を備え、色鉛筆を削ることができ、また、本発明は二つの部分で構成され、洗浄する時に分解でき、洗浄に便利である。
【0020】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【手続補正書】
【提出日】2020年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、第一円柱体と第二円柱体とを含み、前記第一円柱体の上下端面の中には長スライド溝が二組対称的に設置され、前記第二円柱体の左側端面には長固定板が二組固定的に、且つ上下対称に設置され、前記長固定板の左側端面にはいずれも小凹溝が設置され、前記小凹溝の中にはいずれも位置制限軸が固定的に設置され、前記長固定板は前記長スライド溝の中に挿されたことで、前記第一円柱体と前記第二円柱体との間に収納チャンバと底部チャンバとを形成させ、前記収納チャンバの左側には開口が設置され、前記収納チャンバは前記底部チャンバの頂部に位置しており、前記第一円柱体の中間部分には第一支持板が固定的に設置され、前記第二円柱体の中間部分には第二支持板が固定的に設置され、前記長スライド溝の片側端壁の中にはビスがネジ山によって連結され、前記長固定板が前記長スライド溝の中に挿された後に、前記ビスは前記長固定板を前記長スライド溝の外に滑り出さないように制限でき、それにより前記第一円柱体と前記第二円柱体とを固定することができ、前記第二円柱体の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの下側には円形チャンバが設置され、前記円形チャンバの中には把持機構が設置され、前記把持機構は色鉛筆を把持でき、前記円形チャンバの上下両側の端面にはいずれもスライド溝が設置され、前記底部チャンバの底壁には固定板が設置され、前記固定板と前記第二円柱体とは固定的に連結され、前記固定板の右側には色鉛筆削り機構が設置され、前記底部チャンバの底壁には固定ブロックが設され、前記固定ブロックと前記第一円柱体とは固定的に連結され、前記固定ブロックの中には動力機構が設置され、前記動力機構は前記色鉛筆削り機構に動力を提供でき、前記底部チャンバの左側端壁には外部と連通した連通溝が設置され、前記第二円柱体の底壁には削り屑収納ケースが設置されることを特徴とする色鉛筆ケース。
【請求項2】
前記把持機構はネジボルト軸を含み、前記ネジボルト軸は二組の前記スライド溝の間に回転可能に設置され、前記ネジボルト軸の頂部は前記伝動チャンバの中に位置しており、且つ前記ネジボルト軸の末端には伝動歯車が固定的に設置され、二組の前記スライド溝の中にはいずれも挟みブロックがスライド可能に設置され、前記挟みブロックと前記ネジボルト軸とはネジ山によって連結され、前記挟みブロックのうち互いに近接した側の端面にはいずれも三角形溝が設置され、二組の前記三角形溝は前記色鉛筆をきつく挟むことができ、前記伝動チャンバの中には伝動回転軸が回転可能に設置され、前記伝動回転軸の外周には歯車が固定的に設置され、前記歯車と前記伝動歯車とは噛み合うように設置され、前記伝動チャンバの中にはラックがスライド可能に設置され、前記ラックは前記歯車の後側に位置しており、且つ前記ラックと前記歯車とは噛み合うように設置され、前記ラックの頂端にはスライドブロックが固定的に設置され、前記スライドブロックの片側端面には凹溝が設置されることを特徴とする請求項1に記載の色鉛筆ケース。
【請求項3】
前記色鉛筆削り機構は回転軸を含み、前記回転軸は前記固定板の中に回転可能に設置され、前記回転軸の右側末端には回転ブロックが固定的に設置され、前記回転ブロックの中には矩形溝が設置され、前記矩形溝の中には矩形ブロックがスライド可能に設置され、前記矩形ブロックの中には二組のシャープナーが設置され、前記矩形ブロックには連通口が四組均一に配置され、前記連通口は前記削り屑収納ケースに連通しており、前記矩形ブロックの左端と前記矩形溝の左側端壁との間にはばねが装着されることを特徴とする請求項1に記載の色鉛筆ケース。
【請求項4】
前記動力機構はスプラインスリーブを含み、前記スプラインスリーブは前記固定ブロックの中に回転可能に設置され、前記第一円柱体が前記第二円柱体と固定された後に、前記回転軸は前記スプラインスリーブの中に挿入され、且つ前記回転軸と前記スプラインスリーブとはスプラインによって連結され、前記スプラインスリーブの中にはスプライン軸がスプラインによって連結され、前記スプライン軸の左側末端には回転盤が固定的に設置され、前記回転軸の左側末端には引きリングが固定的に設置され、非使用状態にある時に、前記回転盤は前記連通溝の中に収納されていることを特徴とする請求項3に記載の色鉛筆ケース。
【請求項5】
前記第一円柱体と前記第二円柱体の底部端面とにはいずれも二組の支持ブロックが固定的に設置され、前記支持ブロックは前記第一円柱体と前記第二円柱体とを支持でき、前記収納チャンバの中には収納ケースがスライド可能に設置され、前記収納ケースの頂部端面には色鉛筆収納チャンバが設置され、前記色鉛筆収納チャンバの左右両側の端壁にはいずれもスポンジが固定的に設置されることを特徴とする請求項1に記載の色鉛筆ケース。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は文房具技術分野を取り上げ、具体的には色鉛筆ケースである。
【背景技術】
【0002】
市販する色鉛筆ケースには様々な欠陥がある。まず、基本的に収納機能のみを備えている。そして、ペンケースに収納されても芯が簡単に折れたりする。また、新しい色鉛筆を使う時に、削る必要のある場合は多々あるが、シャープナーを持ち忘れることも多々あるため、色鉛筆が使えなくなってしまう。あるいはシャープナーを探すのに手間がかかる。さらに、カンペン、特にその内層部分は洗浄しにくいことである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105476238号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は色鉛筆ケースを提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の色鉛筆ケースは、第一円柱体と第二円柱体とを含み、前記第一円柱体の上下端面の中には長スライド溝が二組対称的に設置され、前記第二円柱体の左側端面には長固定板が二組固定的に、且つ上下対称に設置され、前記長固定板の左側端面にはいずれも小凹溝が設置され、前記小凹溝の中にはいずれも位置制限軸が固定的に設置され、前記長固定板は前記長スライド溝の中に挿されたことで、前記第一円柱体と前記第二円柱体との間に収納チャンバと底部チャンバとを形成させ、前記収納チャンバの左側には開口が設置され、前記収納チャンバは前記底部チャンバの頂部に位置しており、前記第一円柱体の
中間部分には第一支持板が固定的に設置され、前記第二円柱体の
中間部分には第二支持板が固定的に設置され、前記長スライド溝の片側端壁の中にはビスがネジ山によって連結され、前記長固定板が前記長スライド溝の中に挿された後に、前記ビスは前記長固定板を前記長スライド溝の外に滑り出さないように制限でき、それにより前記第一円柱体と前記第二円柱体とを固定することができ、前記第二円柱体の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバ
の下側には円形チャンバが設置され、前記円形チャンバの中には把持機構が設置され、前記把持機構は色鉛筆を把持でき、前記円形チャンバの上下両側の端面にはいずれもスライド溝が設置され、前記底部チャンバの底壁には固定板が設置され、前記固定板と前記第二円柱体とは固定的に連結され、前記固定板の右側には色鉛筆削り機構が設置され、前記底部チャンバの底壁には固定ブロックが設され、前記固定ブロックと前記第一円柱体とは固定的に連結され、前記固定ブロックの中には動力機構が設置され、前記動力機構は前記色鉛筆削り機構に動力を提供でき、前記底部チャンバの左側端壁には外部と連通した連通溝が設置され、前記第二円柱体の底壁には削り屑収納ケースが設置される。
【0006】
さらなる技術プランとして、前記把持機構はネジボルト軸
を含み、前記ネジボルト軸は二組の前記スライド溝の間に回転可能に設置され、前記ネジボルト軸の頂部は前記伝動チャンバの中に位置しており、且つ前記ネジボルト軸の末端には伝動歯車が固定的に設置され、二組の前記スライド溝の中にはいずれも挟みブロックがスライド可能に設置され、前記挟みブロックと前記ネジボルト軸とはネジ山によって連結され、前記挟みブロックのうち互いに近接した側の端面にはいずれも三角形溝が設置され、二組の前記三角形溝は前記色鉛筆をきつく挟むことができ、前記伝動チャンバの中には伝動回転軸が回転可能に設置され、前記伝動回転軸の外周には歯車が固定的に設置され、前記歯車と前記伝動歯車とは噛み合うように設置され、前記伝動チャンバの中にはラックがスライド可能に設置され、前記ラックは前記歯車の後側に位置しており、且つ前記ラックと前記歯車とは噛み合うように設置され、前記ラックの頂端にはスライドブロックが固定的に設置され、前記スライドブロックの片側端面には凹溝が設置される。
【0007】
さらなる技術プランとして、前記色鉛筆削り機構は回転軸を含み、前記回転軸は前記固定板の中に回転可能に設置され、前記回転軸の右側末端には回転ブロックが固定的に設置され、前記回転ブロックの中には矩形溝が設置され、前記矩形溝の中には矩形ブロックがスライド可能に設置され、前記矩形ブロックの中には二組のシャープナーが設置され、前記矩形ブロックには連通口が四組均一に配置され、前記連通口は前記削り屑収納ケースに連通しており、前記矩形ブロックの左端と前記矩形溝の左側端壁との間にはばねが装着される。
【0008】
さらなる技術プランとして、前記動力機構はスプラインスリーブを含み、前記スプラインスリーブは前記固定ブロックの中に回転可能に設置され、前記第一円柱体が前記第二円柱体と固定された後に、前記回転軸は前記スプラインスリーブの中に挿入され、且つ前記回転軸と前記スプラインスリーブとはスプラインによって連結され、前記スプラインスリーブの中にはスプライン軸がスプラインによって連結され、前記スプライン軸の左側末端には回転盤が固定的に設置され、前記回転軸の左側末端には引きリングが固定的に設置され、非使用状態にある時に、前記回転盤は前記連通溝の中に収納されている。
【0009】
さらなる技術プランとして、前記第一円柱体と前記第二円柱体の底部端面とにはいずれも二組の支持ブロックが固定的に設置され、前記支持ブロックは前記第一円柱体と前記第二円柱体とを支持でき、前記収納チャンバの中には収納ケースがスライド可能に設置され、前記収納ケースの頂部端面には色鉛筆収納チャンバが設置され、前記色鉛筆収納チャンバの左右両側の端壁にはいずれもスポンジが固定的に設置される。
【発明の効果】
【0010】
本発明のメリットは:伝統的なペンケースに比べると、本発明のペンケースは色鉛筆削り機構を備え、色鉛筆を削ることができ、また、本発明は二つの部分で構成され、洗浄する時に分解でき、洗浄に便利である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に
図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
【
図1】
図1は本発明の色鉛筆ケースの内部全体構成略図
【
図4】
図4は本発明における長固定板の局部拡大略図
【
図5】
図5は本発明における伝動チャンバの局部拡大略図
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1〜5を参照し、本発明の色鉛筆ケースは、第一円柱体10と第二円柱体14とを含み、前記第一円柱体10の上下端面の中には長スライド溝13が二組対称的に設置され、前記第二円柱体14の左側端面には長固定板44が二組固定的に、且つ上下対称に設置され、前記長固定板44の左側端面にはいずれも小凹溝46が設置され、前記小凹溝46の中にはいずれも位置制限軸65が固定的に設置され、前記長固定板44は前記長スライド溝13の中に挿されたことで、前記第一円柱体10と前記第二円柱体14との間に収納チャンバ12と底部チャンバ37とを形成させ、前記収納チャンバ12の左側には開口が設置され、前記収納チャンバ12は前記底部チャンバ37の頂部に位置しており、前記第一円柱体10の
中間部分には第一支持板34が固定的に設置され、前記第二円柱体14の
中間部分には第二支持板33が固定的に設置され、前記長スライド溝13の片側端壁の中にはビス48がネジ山によって連結され、前記長固定板44が前記長スライド溝13の中に挿された 後に、前記ビス48は前記長固定板44を前記長スライド溝13の外に滑り出さないように制限でき、それにより前記第一円柱体10と前記第二円柱体14とを固定することができ、前記第二円柱体14の中には伝動チャンバ17が設置され、前記伝動チャンバ17
の下側には円形チャンバ18が設置され、前記円形チャンバ18の中には把持機構73が設置され、前記把持機構73は色鉛筆21を把持でき、前記円形チャンバ18の上下両側の端面にはいずれもスライド溝19が設置され、前記底部チャンバ37の底壁には固定板42が設置され、前記固定板42と前記第二円柱体14とは固定的に連結され、前記固定板42の右側には色鉛筆削り機構72が設置され、前記底部チャンバ37の底壁には固定ブロック38が設され、前記固定ブロック38と前記第一円柱体10とは固定的に連結され、前記固定ブロック38の中には動力機構71が設置され、前記動力機構71は前記色鉛筆削り機構72に動力を提供でき、前記底部チャンバ37の左側端壁には外部と連通した連通溝35が設置され、前記第二円柱体14の底壁には削り屑収納ケース23が設置され、前記削り屑収納ケース23は削り屑を収納できる。
【0014】
前記把持機構73はネジボルト軸53
を含み、前記ネジボルト軸53は二組の前記スライド溝19の間に回転可能に設置され、前記ネジボルト軸53の頂部は前記伝動チャンバ17の中に位置しており、且つ前記ネジボルト軸53の末端には伝動歯車52が固定的に設置され、二組の前記スライド溝19の中にはいずれも挟みブロック20がスライド可能に設置され、前記挟みブロック20と前記ネジボルト軸53とはネジ山によって連結され、前記挟みブロック20のうち互いに近接した側の端面にはいずれも三角形溝54が設置され、二組の前記三角形溝54は前記色鉛筆21をきつく挟むことができ、前記伝動チャンバ17の中には伝動回転軸51が回転可能に設置され、前記伝動回転軸51の外周には歯車50が固定的に設置され、前記歯車50と前記伝動歯車52とは噛み合うように設置され、前記伝動チャンバ17の中にはラック49がスライド可能に設置され、前記ラック49は前記歯車50の後側に位置しており、且つ前記ラック49と前記歯車50とは噛み合うように設置され、前記ラック49の頂端にはスライドブロック15が固定的に設置され、前記スライドブロック15の片側端面には凹溝16が設置され、
手で前記色鉛筆21を前記円形チャンバ18の中に挿し込み、そして前記スライドブロック15を上に引き上げることで、前記ラック49に前記歯車50を回転連動させ、それにより前記伝動歯車52を回転させ、それにより前記ネジボルト軸53は回転して二組の前記挟みブロック20を互いに近寄らせ、前記色鉛筆21をきつく挟む。
【0015】
前記色鉛筆削り機構72は回転軸41を含み、前記回転軸41は前記固定板42の中に回転可能に設置され、前記回転軸41の右側末端には回転ブロック32が固定的に設置され、前記回転ブロック32の中には矩形溝31が設置され、前記矩形溝31の中には矩形ブロック27がスライド可能に設置され、前記矩形ブロック27の中には二組のシャープナー28が設置され、前記矩形ブロック27には連通口26が四組均一に配置され、前記連通口26は前記削り屑収納ケース23に連通しており、前記矩形ブロック27の左端と前記矩形溝31の左側端壁との間にはばね30が装着され、
前記色鉛筆21を前記円形チャンバ18の中に挿し込むことで、前記色鉛筆21を前記矩形ブロック27の中に入らせ、且つ前記色鉛筆21と前記シャープナー28とを当接させ、そして、前記動力機構71を制御することで、前記回転ブロック32を回転させ、それにより前記矩形ブロック27を回転させ、色鉛筆を削りはじめる。
【0016】
前記動力機構71はスプラインスリーブ40を含み、前記スプラインスリーブ40は前記固定ブロック38の中に回転可能に設置され、前記第一円柱体10が前記第二円柱体14と固定された後に、前記回転軸41は前記スプラインスリーブ40の中に挿入され、且つ前記回転軸41と前記スプラインスリーブ40とはスプラインによって連結され、前記スプラインスリーブ40の中にはスプライン軸39がスプラインによって連結され、前記スプライン軸39の左側末端には回転盤36が固定的に設置され、前記回転軸36の左側末端には引きリング43が固定的に設置され、
非使用状態にある時に、前記回転盤36は前記連通溝35の中に収納されており、使用時に、前記引きリング43を引張ることで、前記回転盤36を前記連通溝35の外に引き出し、手で前記回転盤36を回し、前記スプライン軸39に前記スプラインスリーブ40の回転を連動させ、それにより前記回転軸41を回転させ、それにより、前記色鉛筆削り機構72に動力を提供する。
【0017】
前記第一円柱体10と前記第二円柱体14の底部端面とにはいずれも二組の支持ブロック22が固定的に設置され、前記支持ブロック22は前記第一円柱体10と前記第二円柱体14とを支持でき、前記収納チャンバ12の中には収納ケース60がスライド可能に設置され、前記収納ケース60の頂部端面には色鉛筆収納チャンバ61が設置され、前記色鉛筆収納チャンバ61の左右両側の端壁にはいずれもスポンジ11が固定的に設置され、前記スポンジ11は前記色鉛筆21の芯を保護し、芯が折られることを防げる。
【0018】
使用時に、まず第一円柱体10と第二円柱体14とを当接させ、長固定板44を長スライド溝13の中に挿し込み、同時にビス48をきつく締めることで、第一円柱体10と第二円柱体14とを固定し、そして収納ケース60を収納チャンバ12の中に入れ、収納ケース60を引き出すことで色鉛筆21を色鉛筆収納ケース61の中に収納でき、色鉛筆21を削る時に、色鉛筆21を円形チャンバ18の中に挿し込み、色鉛筆21を矩形ブロック27の中に入らせ、且つ色鉛筆21とシャープナー28とを当接させ、そして手でスライドブロック15を上に引き上げ、ラック49に歯車50の回転を連動させ、それにより伝動歯車52を回転させ、それによりネジボルト軸53は回転し、それにより二組の前記挟みブロック20を互いに近寄らせ、色鉛筆21をきつく挟み、そして手で回転盤36を回し、スプライン軸39にスプラインスリーブ40の回転を連動させ、それにより回転軸41を回転させ、それにより回転ブロック32は回転し、色鉛筆21を削りはじめる。
【0019】
本発明の有益な効果は:伝統的なペンケースに比べると、本発明のペンケースは色鉛筆削り機構を備え、色鉛筆を削ることができ、また、本発明は二つの部分で構成され、洗浄する時に分解でき、洗浄に便利である。
【0020】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】