特開2020-183690(P2020-183690A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-183690(P2020-183690A)
(43)【公開日】2020年11月12日
(54)【発明の名称】窓ロック
(51)【国際特許分類】
   E05B 47/00 20060101AFI20201016BHJP
   E05F 15/71 20150101ALI20201016BHJP
   E05F 15/641 20150101ALI20201016BHJP
【FI】
   E05B47/00 P
   E05F15/71
   E05F15/641
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2019-115018(P2019-115018)
(22)【出願日】2019年6月20日
(11)【特許番号】特許第6696070号(P6696070)
(45)【特許公報発行日】2020年5月20日
(31)【優先権主張番号】201910348781.6
(32)【優先日】2019年4月28日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519391516
【氏名又は名称】済南申塗鎖具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】王▲けい▼珍
【テーマコード(参考)】
2E052
【Fターム(参考)】
2E052AA01
2E052BA08
2E052CA06
2E052DA04
2E052DA09
2E052DB04
2E052DB09
2E052EA15
2E052EC01
2E052GA03
2E052GB13
2E052GD09
2E052KA25
(57)【要約】
【課題】本発明は窓ロックを開示した。
【解決手段】本発明は窓ロックを公示し、前記壁体の右端面には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの中には貫通溝と回転チャンバが設置され、前記貫通溝は上下貫通しており、前記回転チャンバは前記貫通溝の左端壁の中に位置しており、前記回転チャンバの頂壁には接点が左右対称に、且つ固定的に設置され、前記回転チャンバと前記貫通溝との間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸は左右に延伸しており、本発明の窓ロックは、素早い反応速度を有し、雨天に自動的に窓を締め、ロックを掛け、自動化レベルは高く、同時に、本装置は安全で丈夫であり、使用寿命が長く、適用範囲も広いである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、壁体を含み、前記壁体の右端面には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの中には貫通溝と回転チャンバが設置され、前記貫通溝は上下貫通しており、前記回転チャンバは前記貫通溝の左端壁の中に位置しており、前記回転チャンバの頂壁には接点が左右対称に、且つ固定的に設置され、前記回転チャンバと前記貫通溝との間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸は左右に延伸しており、前記第一回転軸の右端には第一円盤が固定的に設置され、前記第一円盤の中には外に開口した凹溝が設置され、前記第一回転軸の左端には第二円盤が固定的に設置され、前記第二円盤の外表面には第一ばねによって弓形金属片が上下対称に連結され、前記弓形金属片の右端面には傾斜ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの頂面には集水筒が固定的に設置され、前記集水筒には上下貫通した水チャンバが前記貫通溝と連通するように設置され、前記水チャンバの右端壁にはL形水管が外部に連通するように設置され、前記水チャンバの底壁には圧力弁が固定的に設置され、前記圧力弁の底壁にはスポイトが固定的に設置され、前記スポイトが水を前記凹溝の中に垂らし、それにより第一円盤の回転を連動させ、第一円盤の回転速度が十分速い時に、前記弓形金属片は遠心力によって前記接点と接触し、且つ二つの前記接点に通電可能に連結させ、前記水チャンバと前記回転チャンバとの間には浮球機構が設置され、前記浮球機構は前記水チャンバの中の水位が十分高い時に、前記傾斜ブロックを固定し、前記弓形金属片を一時的に前記接点と接触させることができ、前記壁体の中には左右貫通したスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバには内部に開口した第一チャンバが上下対称に設置され、前記第一チャンバの中には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸にはローラが固定的に設置され、前記スライドチャンバの後側端壁の中には第二チャンバが設置され、前記第二チャンバの右端壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの正極と負極は二つの前記接点とそれぞれ通電可能に連結され、前記モータの左端には駆動軸が伝動可能に連結され、前記駆動軸と前記ローラとの間にはダブルベルト伝動機構が伝動可能に設置され、前記ダブルベルト伝動機構は前記スライドチャンバの下側の最前端にある前記ローラの回転を連動させることができ、前記スライドチャンバの中にはガラス窓がスライド可能に設置され、前記ガラス窓と前記ローラとは接触しており、前記ガラス窓の左端には緩衝層が固定的に設置され、前記第二チャンバの頂壁には前方に開口した第一スライド溝が設置され、前記第一スライド溝の左端壁には非常停止スイッチが固定的に設置され、前記非常停止スイッチと前記モータとは通電可能に連結され、前記第一スライド溝の頂壁には電磁石が固定的に設置され、前記壁体の左端面にはスイッチが固定的に設置され、前記スイッチと前記電磁石とは通電可能に連結され、前記緩衝層の左端面には金属棒が固定的に設置され、前記金属棒は前記第一スライド溝の中に伸びることができ、前記ローラは前記ガラス窓を前記スライドチャンバの中でスライドさせることができ、前記金属棒が前記第一スライド溝の中にスライドし、前記非常停止スイッチを圧迫する時に、前記モータを停止させることができ、同時に前記電磁石は前記金属棒とは吸引し合い、前記ガラス窓をきつく固定することを特徴とする窓ロック。
【請求項2】
前記浮球機構は左方に開口した第二スライド溝を含み、前記第二スライド溝は前記水チャンバの左端壁に位置し、前記第二スライド溝の中にはスライドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドブロックの頂面には浮球が固定的に設置され、前記浮球は浮き上がることで前記スライドブロックを上にスライド連動させ、前記回転チャンバの右端壁には上方に開口した第三スライド溝が連通するように設置され、前記第三スライド溝の中にはスライド棒がスライド可能に設置され、前記スライド棒の中には左方に開口した突出ブロックが設置され、前記スライド棒と前記第三スライド溝の底面との間には第二ばねが連結され、前記水チャンバと前記第三スライド溝との間には線溝が連通するように設置され、前記スライドブロックと前記スライド棒との間には前記鋼線が前記線溝を貫通するように連結されていることを特徴とする請求項1に記載の窓ロック。
【請求項3】
前記ダブルベルト伝動機構は前記駆動軸に設置された第一ベルト車を含み、前記第二チャンバの底端には第三回転軸が回転可能に設置され、前記第三回転軸には第二ベルト車と第三ベルト車が固定的に設置され、前記第三ベルト車は前記第二ベルト車の前側に位置しており、前記第二ベルト車と前記第一ベルト車との間には第一ベルトが伝動可能に連結され、前記駆動軸は前記第一ベルト車の回転を駆動し、前記第一ベルト車は前記第一ベルトによって前記第二ベルト車と前記第三ベルト車との回転を連動させ、前記第二チャンバの前側端壁には前記第一チャンバと連通した第三チャンバが連通するように設置され、前記第三チャンバの右端壁には第四回転軸が回転可能に設置され、前記第四回転軸には第一歯車と第四ベルト車とが固定的に設置され、前記第四ベルト車は前記第一歯車の前側に位置しており、前記第四ベルト車と前記第三ベルト車との間には第二ベルトが伝動可能に連結され、前記スライドチャンバの下側の最前端に位置する前記ローラの左端面には第二歯車が固定的に設置され、前記第二歯車と前記第一歯車とは噛み合っていることを特徴とする請求項1に記載の窓ロック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は窓ロック分野を取り上げ、具体的には窓ロックである。
【背景技術】
【0002】
人々が通勤又は登校で留守する時に、部屋の換気や洗濯物の干しなどのため窓を開ける。しかし、急に雨天になると、窓を閉じる留守番がいないため、洗濯物は雨に濡らし、床にも水がたまり、タイル製又は木製の床にダメージをあたえてしまい、使用寿命に深く影響する。従って、上記の問題を解決できる窓ロックの設計は必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第101245680号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は窓ロックを提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランによって実現する:本発明の窓ロックは壁体を含み、前記壁体の右端面には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの中には貫通溝と回転チャンバが設置され、前記貫通溝は上下貫通しており、前記回転チャンバは前記貫通溝の左端壁の中に位置しており、前記回転チャンバの頂壁には接点が左右対称に、且つ固定的に設置され、前記回転チャンバと前記貫通溝との間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸は左右に延伸しており、前記第一回転軸の右端には第一円盤が固定的に設置され、前記第一円盤の中には外に開口した凹溝が設置され、前記第一回転軸の左端には第二円盤が固定的に設置され、前記第二円盤の外表面には第一ばねによって弓形金属片が上下対称に連結され、前記弓形金属片の右端面には傾斜ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの頂面には集水筒が固定的に設置され、前記集水筒には上下貫通した水チャンバが前記貫通溝と連通するように設置され、前記水チャンバの右端壁にはL形水管が外部に連通するように設置され、前記水チャンバの底壁には圧力弁が固定的に設置され、前記圧力弁の底壁にはスポイトが固定的に設置され、前記スポイトが水を前記凹溝の中に垂らし、それにより第一円盤の回転を連動させ、第一円盤の回転速度が十分速い時に、前記弓形金属片は遠心力によって前記接点と接触し、且つ二つの前記接点に通電可能に連結させ、前記水チャンバと前記回転チャンバとの間には浮球機構が設置され、前記浮球機構は前記水チャンバの中の水位が十分高い時に、前記傾斜ブロックを固定し、前記弓形金属片を一時的に前記接点と接触させることができ、前記壁体の中には左右貫通したスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバには内部に開口した第一チャンバが上下対称に設置され、前記第一チャンバの中には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸にはローラが固定的に設置され、前記スライドチャンバの後側端壁の中には第二チャンバが設置され、前記第二チャンバの右端壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの正極と負極は二つの前記接点とそれぞれ通電可能に連結され、前記モータの左端には駆動軸が伝動可能に連結され、前記駆動軸と前記ローラとの間にはダブルベルト伝動機構が伝動可能に設置され、前記ダブルベルト伝動機構は前記スライドチャンバの下側の最前端にある前記ローラの回転を連動させることができ、前記スライドチャンバの中にはガラス窓がスライド可能に設置され、前記ガラス窓と前記ローラとは接触しており、前記ガラス窓の左端には緩衝層が固定的に設置され、前記第二チャンバの頂壁には前方に開口した第一スライド溝が設置され、前記第一スライド溝の左端壁には非常停止スイッチが固定的に設置され、前記非常停止スイッチと前記モータとは通電可能に連結され、前記第一スライド溝の頂壁には電磁石が固定的に設置され、前記壁体の左端面にはスイッチが固定的に設置され、前記スイッチと前記電磁石とは通電可能に連結され、前記緩衝層の左端面には金属棒が固定的に設置され、前記金属棒は前記第一スライド溝の中に伸びることができ、前記ローラは前記ガラス窓を前記スライドチャンバの中でスライドさせることができ、前記金属棒が前記第一スライド溝の中にスライドし、前記非常停止スイッチを圧迫する時に、前記モータを停止させることができ、同時に前記電磁石は前記金属棒とは吸引し合い、前記ガラス窓をきつく固定する。
【0006】
優選的に、前記浮球機構は左方に開口した第二スライド溝を含み、前記第二スライド溝は前記水チャンバの左端壁に位置し、前記第二スライド溝の中にはスライドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドブロックの頂面には浮球が固定的に設置され、前記浮球は浮き上がることで前記スライドブロックを上にスライド連動させ、前記回転チャンバの右端壁には上方に開口した第三スライド溝が連通するように設置され、前記第三スライド溝の中にはスライド棒がスライド可能に設置され、前記スライド棒の中には左方に開口した突出ブロックが設置され、前記スライド棒と前記第三スライド溝の底面との間には第二ばねが連結され、前記水チャンバと前記第三スライド溝との間には線溝が連通するように設置され、前記スライドブロックと前記スライド棒との間には前記鋼線が前記線溝を貫通するように連結され、前記スライドブロックは前記鋼線を通じて、前記スライド棒を上にスライド連動させ、それにより、前記突出ブロックを前記回転チャンバの頂端に位置させ、且つ前記傾斜ブロックを支持させ、それにより、前記弓形金属片を前記接点と一時的に接触させる。
【0007】
優選的に、前記ダブルベルト伝動機構は前記駆動軸に設置された第一ベルト車を含み、前記第二チャンバの底端には第三回転軸が回転可能に設置され、前記第三回転軸には第二ベルト車と第三ベルト車が固定的に設置され、前記第三ベルト車は前記第二ベルト車の前側に位置しており、前記第二ベルト車と前記第一ベルト車との間には第一ベルトが伝動可能に連結され、前記駆動軸は前記第一ベルト車の回転を駆動し、前記第一ベルト車は前記第一ベルトによって前記第二ベルト車と前記第三ベルト車との回転を連動させ、前記第二チャンバの前側端壁には前記第一チャンバと連通した第三チャンバが連通するように設置され、前記第三チャンバの右端壁には第四回転軸が回転可能に設置され、前記第四回転軸には第一歯車と第四ベルト車とが固定的に設置され、前記第四ベルト車は前記第一歯車の前側に位置しており、前記第四ベルト車と前記第三ベルト車との間には第二ベルトが伝動可能に連結され、前記スライドチャンバの下側の最前端に位置する前記ローラの左端面には第二歯車が固定的に設置され、前記第二歯車と前記第一歯車とは噛み合っており、前記第三ベルト車は前記第二ベルトによって前記第四ベルト車と前記第一歯車との回転を連動させ、前記第一歯車は前記第二歯車と前記ローラの回転を連動させ、それにより、前記ローラは前記ガラス窓を前記スライドチャンバの中でスライド連動させる。
【発明の効果】
【0008】
要約すると、本発明の窓ロックは、素早い反応速度を有し、雨天に自動的に窓を締め、ロックを掛け、自動化レベルは高く、同時に、本装置は安全で丈夫であり、使用寿命が長く、適用範囲も広いである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0010】
図1図1は本発明の窓ロックの全体構成略図
図2図2図1におけるA―Aの構成略図
図3図3図1におけるB―Bの構成略図
図4図4図1におけるCの拡大構成略図
図5図5図1におけるDの拡大構成略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0012】
図1〜5が示したよう、本発明の窓ロックは壁体14を含み、前記壁体14の右端面には固定ブロック60が固定的に設置され、前記固定ブロック60の中には貫通溝20と回転チャンバ48が設置され、前記貫通溝20は上下貫通しており、前記回転チャンバ48は前記貫通溝20の左端壁の中に位置しており、前記回転チャンバ48の頂壁には接点46が左右対称に、且つ固定的に設置され、前記回転チャンバ48と前記貫通溝20との間には第一回転軸53が回転可能に設置され、前記第一回転軸53は左右に延伸しており、前記第一回転軸53の右端には第一円盤55が固定的に設置され、前記第一円盤55の中には外に開口した凹溝54が設置され、前記第一回転軸53の左端には第二円盤52が固定的に設置され、前記第二円盤52の外表面には第一ばね51によって弓形金属片49が上下対称に連結され、前記弓形金属片49の右端面には傾斜ブロック50が固定的に設置され、前記固定ブロック60の頂面には集水筒22が固定的に設置され、前記集水筒22には上下貫通した水チャンバ21が前記貫通溝20と連通するように設置され、 前記水チャンバ21の右端壁にはL形水管47が外部に連通するように設置され、 前記水チャンバ21の底壁には圧力弁44が固定的に設置され、前記圧力弁44の底壁にはスポイト45が固定的に設置され、前記スポイト45が水を前記凹溝54の中に垂らし、それにより第一円盤55の回転を連動させ、第一円盤55の回転速度が十分速い時に、前記弓形金属片49は遠心力によって前記接点46と接触し、且つ二つの前記接点46に通電可能に連結させ、前記水チャンバ21と前記回転チャンバ48との間には浮球機構90が設置され、前記浮球機構90は前記水チャンバ21の中の水位が十分高い時に、前記傾斜ブロック50を固定し、前記弓形金属片49を一時的に前記接点46と接触させることができ、前記壁体14の中には左右貫通したスライドチャンバ13が設置され、前記スライドチャンバ13には内部に開口した第一チャンバ10が上下対称に設置され、前記第一チャンバ10の中には第二回転軸11が回転可能に設置され、前記第二回転軸11にはローラ12が固定的に設置され、前記スライドチャンバ13の後側端壁の中には第二チャンバ16が設置され、前記第二チャンバ16の右端壁にはモータ19が固定的に設置され、前記モータ19の正極と負極は二つの前記接点46とそれぞれ通電可能に連結され、前記モータ19の左端には駆動軸18が伝動可能に連結され、前記駆動軸18と前記ローラ12との間にはダブルベルト伝動機構91が伝動可能に設置され、前記ダブルベルト伝動機構91は前記スライドチャンバ13の下側の最前端にある前記ローラ12の回転を連動させることができ、前記スライドチャンバ13の中にはガラス窓36がスライド可能に設置され、前記ガラス窓36と前記ローラ12とは接触しており、前記ガラス窓36の左端には緩衝層37が固定的に設置され、前記第二チャンバ16の頂壁には前方に開口した第一スライド溝25が設置され、前記第一スライド溝25の左端壁には非常停止スイッチ24が固定的に設置され、前記非常停止スイッチ24と前記モータ19とは通電可能に連結され、前記第一スライド溝25の頂壁には電磁石23が固定的に設置され、前記壁体14の左端面にはスイッチ15が固定的に設置され、前記スイッチ15と前記電磁石23とは通電可能に連結され、前記緩衝層37の左端面には金属棒38が固定的に設置され、前記金属棒38は前記第一スライド溝25の中に伸びることができ、前記ローラ12は前記ガラス窓36を前記スライドチャンバ13の中でスライドさせることができ、前記金属棒38が前記第一スライド溝25の中にスライドし、前記非常停止スイッチ24を圧迫する時に、前記モータ19を停止させることができ、同時に前記電磁石23は前記金属棒38とは吸引し合い、前記ガラス窓36をきつく固定する。
【0013】
好ましくは、前記浮球機構90は左方に開口した第二スライド溝39を含み、前記第二スライド溝39は前記水チャンバ21の左端壁に位置し、前記第二スライド溝39の中にはスライドブロック41がスライド可能に設置され、前記スライドブロック41の頂面には浮球40が固定的に設置され、前記浮球40は浮き上がることで前記スライドブロック41を上にスライド連動させ、前記回転チャンバ48の右端壁には上方に開口した第三スライド溝58が連通するように設置され、前記第三スライド溝58の中にはスライド棒59がスライド可能に設置され、前記スライド棒59の中には左方に開口した突出ブロック57が設置され、前記スライド棒59と前記第三スライド溝58の底面との間には第二ばね56が連結され、前記水チャンバ21と前記第三スライド溝58との間には線溝42が連通するように設置され、前記スライドブロック41と前記スライド棒59との間には前記鋼線43が前記線溝42を貫通するように連結され、前記スライドブロック41は前記鋼線43を通じて、前記スライド棒59を上にスライド連動させ、それにより、前記突出ブロック57を前記回転チャンバ48の頂端に位置させ、且つ前記傾斜ブロック50を支持させ、それにより、前記弓形金属片49を前記接点46と一時的に接触させる。
【0014】
好ましくは、前記ダブルベルト伝動機構91は前記駆動軸18に設置された第一ベルト車17を含み、前記第二チャンバ16の底端には第三回転軸30が回転可能に設置され、前記第三回転軸30には第二ベルト車27と第三ベルト車29が固定的に設置され、前記第三ベルト車29は前記第二ベルト車27の前側に位置しており、前記第二ベルト車27と前記第一ベルト車17との間には第一ベルト26が伝動可能に連結され、前記駆動軸18は前記第一ベルト車17の回転を駆動し、前記第一ベルト車17は前記第一ベルト26によって前記第二ベルト車27と前記第三ベルト車29との回転を連動させ、前記第二チャンバ16の前側端壁には前記第一チャンバ10と連通した第三チャンバ31が連通するように設置され、前記第三チャンバ31の右端壁には第四回転軸33が回転可能に設置され、前記第四回転軸33には第一歯車32と第四ベルト車34とが固定的に設置され、前記第四ベルト車34は前記第一歯車32の前側に位置しており、前記第四ベルト車34と前記第三ベルト車29との間には第二ベルト28が伝動可能に連結され、前記スライドチャンバ13の下側の最前端に位置する前記ローラ12の左端面には第二歯車35が固定的に設置され、前記第二歯車35と前記第一歯車32とは噛み合っており、前記第三ベルト車29は前記第二ベルト28によって前記第四ベルト車34と前記第一歯車32との回転を連動させ、前記第一歯車32は前記第二歯車35と前記ローラ12の回転を連動させ、それにより、前記ローラ12は前記ガラス窓36を前記スライドチャンバ13の中でスライド連動させる。
【0015】
下記に、附図と前述した本発明の具体構成を参照し、本願の窓ロックの使用方法について詳しく説明する:
【0016】
雨が降る時に、前記水チャンバ21の中は雨で満たされ、前記水チャンバ21の中の雨水は前記L形水管47を通じて一部排出され、降水量が前記L形水管47の排水量より多い時に、前記水チャンバ21の中の水位が上昇すると同時に、前記水チャンバ21が前記圧力弁44に対する圧力は増大し、圧力が一定のレベルに達する時に、前記スポイト45は水を垂らしはじめ、水は前記凹溝54の中に垂らし、前記第一円盤55の回転を連動させ、圧力が大きければ大きほど、水が垂らす時の間隔が短くなり、つまり前記第一円盤55の回転速度は速くなり、前記第一円盤55の回転速度が十分速い時に、前記弓形金属片49は遠心力で前記接点46と接触し、且つ二つの前記接点46を通電可能に連結させ、前記モータ19を作動させる。
【0017】
前記モータ19は前記駆動軸18の回転を連動させ、前記駆動軸18は前記ダブルベルト伝動機構91によって、前記スライドチャンバ13の下側の最前端に位置する前記ローラ12の回転を駆動し、この時、前記ローラ12は前記ガラス窓36を連動させ、前記ガラス窓36を前記スライドチャンバ13の中で左へスライドさせ、前記金属棒38が前記第一スライド溝25の中にスライドし、前記非常停止スイッチ24を圧迫して前記モータ19を停止させる時に、前記ガラス窓36の左へのスライドは停止し、前記ガラス窓36と前記ローラとが擦り合って相対的な変位を生じ摩損を広げるのを防げ、使用寿命を延び、同時に前記電磁石23は前記金属棒38と吸引し合い、前記ガラス窓36をきつく固定でき、前記窓ロックは大雨の日には自動的に窓を閉め、ロックをかけ、自動化レベルは高いである。
【0018】
要約すると、本発明の窓ロックは、素早い反応速度を有し、雨天に自動的に窓を締め、ロックを掛け、自動化レベルは高く、同時に、本装置は安全で丈夫であり、使用寿命が長く、適用範囲も広いである。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2019年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、壁体を含み、前記壁体の右端面には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの中には貫通溝と回転チャンバが設置され、前記貫通溝は上下貫通しており、前記回転チャンバは前記貫通溝の左端壁の中に位置しており、前記回転チャンバの頂壁には接点が左右対称に、且つ固定的に設置され、前記回転チャンバと前記貫通溝との間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸は左右に延伸しており、前記第一回転軸の右端には第一円盤が固定的に設置され、前記第一円盤の中には外に開口した凹溝が設置され、前記第一回転軸の左端には第二円盤が固定的に設置され、前記第二円盤の外表面には第一ばねによって弓形金属片が上下対称に連結され、前記弓形金属片の右端面には傾斜ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの頂面には集水筒が固定的に設置され、前記集水筒には上下貫通した水チャンバが前記貫通溝と連通するように設置され、前記水チャンバの右端壁にはL形水管が外部に連通するように設置され、前記水チャンバの底壁には圧力弁が固定的に設置され、前記圧力弁の底壁にはスポイトが固定的に設置され、前記スポイトが水を前記凹溝の中に垂らし、それにより第一円盤の回転を連動させ、第一円盤の回転速度が十分速い時に、前記弓形金属片は遠心力によって前記接点と接触し、且つ二つの前記接点に通電可能に連結させ、前記水チャンバと前記回転チャンバとの間には浮球機構が設置され、前記浮球機構は前記水チャンバの中の水位が十分高い時に、前記傾斜ブロックを固定し、前記弓形金属片を一時的に前記接点と接触させることができ、前記壁体の中には左右貫通したスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバには内部に開口した第一チャンバが上下対称に設置され、前記第一チャンバの中には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸にはローラが固定的に設置され、前記スライドチャンバの後側端壁の中には第二チャンバが設置され、前記第二チャンバの右端壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの正極と負極は二つの前記接点とそれぞれ通電可能に連結され、前記モータの左端には駆動軸が伝動可能に連結され、前記駆動軸と前記ローラとの間にはダブルベルト伝動機構が伝動可能に設置され、前記ダブルベルト伝動機構は前記スライドチャンバの下側の最前端にある前記ローラの回転を連動させることができ、前記スライドチャンバの中にはガラス窓がスライド可能に設置され、前記ガラス窓と前記ローラとは接触しており、前記ガラス窓の左端には緩衝層が固定的に設置され、前記第二チャンバの頂壁には前方に開口した第一スライド溝が設置され、前記第一スライド溝の左端壁には非常停止スイッチが固定的に設置され、前記非常停止スイッチと前記モータとは通電可能に連結され、前記第一スライド溝の頂壁には電磁石が固定的に設置され、前記壁体の左端面にはスイッチが固定的に設置され、前記スイッチと前記電磁石とは通電可能に連結され、前記緩衝層の左端面には金属棒が固定的に設置され、前記金属棒は前記第一スライド溝の中に伸びることができ、前記ローラは前記ガラス窓を前記スライドチャンバの中でスライドさせることができ、前記金属棒が前記第一スライド溝の中にスライドし、前記非常停止スイッチを圧迫する時に、前記モータを停止させることができ、同時に前記電磁石は前記金属棒とは吸引し合い、前記ガラス窓をきつく固定し、
前記浮球機構は左方に開口した第二スライド溝を含み、前記第二スライド溝は前記水チャンバの左端壁に位置し、前記第二スライド溝の中にはスライドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドブロックの頂面には浮球が固定的に設置され、前記浮球は浮き上がることで前記スライドブロックを上にスライド連動させ、前記回転チャンバの右端壁には上方に開口した第三スライド溝が連通するように設置され、前記第三スライド溝の中にはスライド棒がスライド可能に設置され、前記スライド棒の左端面には突出ブロックが固定的に設けられ、前記スライド棒と前記第三スライド溝の底面との間には第二ばねが連結され、前記水チャンバと前記第三スライド溝との間には線溝が連通するように設置され、前記スライドブロックと前記スライド棒との間には鋼線が前記線溝を貫通するように連結されていることを特徴とする窓ロック。
【請求項2】
前記ダブルベルト伝動機構は前記駆動軸に設置された第一ベルト車を含み、前記第二チャンバの底端には第三回転軸が回転可能に設置され、前記第三回転軸には第二ベルト車と第三ベルト車が固定的に設置され、前記第三ベルト車は前記第二ベルト車の前側に位置しており、前記第二ベルト車と前記第一ベルト車との間には第一ベルトが伝動可能に連結され、前記駆動軸は前記第一ベルト車の回転を駆動し、前記第一ベルト車は前記第一ベルトによって前記第二ベルト車と前記第三ベルト車との回転を連動させ、前記第二チャンバの前側端壁には前記第一チャンバと連通した第三チャンバが連通するように設置され、前記第三チャンバの右端壁には第四回転軸が回転可能に設置され、前記第四回転軸には第一歯車と第四ベルト車とが固定的に設置され、前記第四ベルト車は前記第一歯車の前側に位置しており、前記第四ベルト車と前記第三ベルト車との間には第二ベルトが伝動可能に連結され、前記スライドチャンバの下側の最前端に位置する前記ローラの左端面には第二歯車が固定的に設置され、前記第二歯車と前記第一歯車とは噛み合っていることを特徴とする請求項1に記載の窓ロック。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は窓ロック分野を取り上げ、具体的には窓ロックである。
【背景技術】
【0002】
人々が通勤又は登校で留守する時に、部屋の換気や洗濯物の干しなどのため窓を開ける。しかし、急に雨天になると、窓を閉じる留守番がいないため、洗濯物は雨に濡らし、床にも水がたまり、タイル製又は木製の床にダメージをあたえてしまい、使用寿命に深く影響する。従って、上記の問題を解決できる窓ロックの設計は必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第101245680号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は窓ロックを提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランによって実現する:本発明の窓ロックは壁体を含み、前記壁体の右端面には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの中には貫通溝と回転チャンバが設置され、前記貫通溝は上下貫通しており、前記回転チャンバは前記貫通溝の左端壁の中に位置しており、前記回転チャンバの頂壁には接点が左右対称に、且つ固定的に設置され、前記回転チャンバと前記貫通溝との間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸は左右に延伸しており、前記第一回転軸の右端には第一円盤が固定的に設置され、前記第一円盤の中には外に開口した凹溝が設置され、前記第一回転軸の左端には第二円盤が固定的に設置され、前記第二円盤の外表面には第一ばねによって弓形金属片が上下対称に連結され、前記弓形金属片の右端面には傾斜ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの頂面には集水筒が固定的に設置され、前記集水筒には上下貫通した水チャンバが前記貫通溝と連通するように設置され、前記水チャンバの右端壁にはL形水管が外部に連通するように設置され、前記水チャンバの底壁には圧力弁が固定的に設置され、前記圧力弁の底壁にはスポイトが固定的に設置され、前記スポイトが水を前記凹溝の中に垂らし、それにより第一円盤の回転を連動させ、第一円盤の回転速度が十分速い時に、前記弓形金属片は遠心力によって前記接点と接触し、且つ二つの前記接点に通電可能に連結させ、前記水チャンバと前記回転チャンバとの間には浮球機構が設置され、前記浮球機構は前記水チャンバの中の水位が十分高い時に、前記傾斜ブロックを固定し、前記弓形金属片を一時的に前記接点と接触させることができ、前記壁体の中には左右貫通したスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバには内部に開口した第一チャンバが上下対称に設置され、前記第一チャンバの中には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸にはローラが固定的に設置され、前記スライドチャンバの後側端壁の中には第二チャンバが設置され、前記第二チャンバの右端壁にはモータが固定的に設置され、前記モータの正極と負極は二つの前記接点とそれぞれ通電可能に連結され、前記モータの左端には駆動軸が伝動可能に連結され、前記駆動軸と前記ローラとの間にはダブルベルト伝動機構が伝動可能に設置され、前記ダブルベルト伝動機構は前記スライドチャンバの下側の最前端にある前記ローラの回転を連動させることができ、前記スライドチャンバの中にはガラス窓がスライド可能に設置され、前記ガラス窓と前記ローラとは接触しており、前記ガラス窓の左端には緩衝層が固定的に設置され、前記第二チャンバの頂壁には前方に開口した第一スライド溝が設置され、前記第一スライド溝の左端壁には非常停止スイッチが固定的に設置され、前記非常停止スイッチと前記モータとは通電可能に連結され、前記第一スライド溝の頂壁には電磁石が固定的に設置され、前記壁体の左端面にはスイッチが固定的に設置され、前記スイッチと前記電磁石とは通電可能に連結され、前記緩衝層の左端面には金属棒が固定的に設置され、前記金属棒は前記第一スライド溝の中に伸びることができ、前記ローラは前記ガラス窓を前記スライドチャンバの中でスライドさせることができ、前記金属棒が前記第一スライド溝の中にスライドし、前記非常停止スイッチを圧迫する時に、前記モータを停止させることができ、同時に前記電磁石は前記金属棒とは吸引し合い、前記ガラス窓をきつく固定する。
【0006】
優選的に、前記浮球機構は左方に開口した第二スライド溝を含み、前記第二スライド溝は前記水チャンバの左端壁に位置し、前記第二スライド溝の中にはスライドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドブロックの頂面には浮球が固定的に設置され、前記浮球は浮き上がることで前記スライドブロックを上にスライド連動させ、前記回転チャンバの右端壁には上方に開口した第三スライド溝が連通するように設置され、前記第三スライド溝の中にはスライド棒がスライド可能に設置され、前記スライド棒の左端面には突出ブロックが固定的に設けられ、前記スライド棒と前記第三スライド溝の底面との間には第二ばねが連結され、前記水チャンバと前記第三スライド溝との間には線溝が連通するように設置され、前記スライドブロックと前記スライド棒との間には鋼線が前記線溝を貫通するように連結され、前記スライドブロックは前記鋼線を通じて、前記スライド棒を上にスライド連動させ、それにより、前記突出ブロックを前記回転チャンバの頂端に位置させ、且つ前記傾斜ブロックを支持させ、それにより、前記弓形金属片を前記接点と一時的に接触させる。
【0007】
優選的に、前記ダブルベルト伝動機構は前記駆動軸に設置された第一ベルト車を含み、前記第二チャンバの底端には第三回転軸が回転可能に設置され、前記第三回転軸には第二ベルト車と第三ベルト車が固定的に設置され、前記第三ベルト車は前記第二ベルト車の前側に位置しており、前記第二ベルト車と前記第一ベルト車との間には第一ベルトが伝動可能に連結され、前記駆動軸は前記第一ベルト車の回転を駆動し、前記第一ベルト車は前記第一ベルトによって前記第二ベルト車と前記第三ベルト車との回転を連動させ、前記第二チャンバの前側端壁には前記第一チャンバと連通した第三チャンバが連通するように設置され、前記第三チャンバの右端壁には第四回転軸が回転可能に設置され、前記第四回転軸には第一歯車と第四ベルト車とが固定的に設置され、前記第四ベルト車は前記第一歯車の前側に位置しており、前記第四ベルト車と前記第三ベルト車との間には第二ベルトが伝動可能に連結され、前記スライドチャンバの下側の最前端に位置する前記ローラの左端面には第二歯車が固定的に設置され、前記第二歯車と前記第一歯車とは噛み合っており、前記第三ベルト車は前記第二ベルトによって前記第四ベルト車と前記第一歯車との回転を連動させ、前記第一歯車は前記第二歯車と前記ローラの回転を連動させ、それにより、前記ローラは前記ガラス窓を前記スライドチャンバの中でスライド連動させる。
【発明の効果】
【0008】
要約すると、本発明の窓ロックは、素早い反応速度を有し、雨天に自動的に窓を締め、ロックを掛け、自動化レベルは高く、同時に、本装置は安全で丈夫であり、使用寿命が長く、適用範囲も広いである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0010】
図1図1は本発明の窓ロックの全体構成略図
図2図2図1におけるA―Aの構成略図
図3図3図1におけるB―Bの構成略図
図4図4図1におけるCの拡大構成略図
図5図5図1におけるDの拡大構成略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0012】
図1〜5が示したよう、本発明の窓ロックは壁体14を含み、前記壁体14の右端面には固定ブロック60が固定的に設置され、前記固定ブロック60の中には貫通溝20と回転チャンバ48が設置され、前記貫通溝20は上下貫通しており、前記回転チャンバ48は前記貫通溝20の左端壁の中に位置しており、前記回転チャンバ48の頂壁には接点46が左右対称に、且つ固定的に設置され、前記回転チャンバ48と前記貫通溝20との間には第一回転軸53が回転可能に設置され、前記第一回転軸53は左右に延伸しており、前記第一回転軸53の右端には第一円盤55が固定的に設置され、前記第一円盤55の中には外に開口した凹溝54が設置され、前記第一回転軸53の左端には第二円盤52が固定的に設置され、前記第二円盤52の外表面には第一ばね51によって弓形金属片49が上下対称に連結され、前記弓形金属片49の右端面には傾斜ブロック50が固定的に設置され、前記固定ブロック60の頂面には集水筒22が固定的に設置され、前記集水筒22には上下貫通した水チャンバ21が前記貫通溝20と連通するように設置され、 前記水チャンバ21の右端壁にはL形水管47が外部に連通するように設置され、 前記水チャンバ21の底壁には圧力弁44が固定的に設置され、前記圧力弁44の底壁にはスポイト45が固定的に設置され、前記スポイト45が水を前記凹溝54の中に垂らし、それにより第一円盤55の回転を連動させ、第一円盤55の回転速度が十分速い時に、前記弓形金属片49は遠心力によって前記接点46と接触し、且つ二つの前記接点46に通電可能に連結させ、前記水チャンバ21と前記回転チャンバ48との間には浮球機構90が設置され、前記浮球機構90は前記水チャンバ21の中の水位が十分高い時に、前記傾斜ブロック50を固定し、前記弓形金属片49を一時的に前記接点46と接触させることができ、前記壁体14の中には左右貫通したスライドチャンバ13が設置され、前記スライドチャンバ13には内部に開口した第一チャンバ10が上下対称に設置され、前記第一チャンバ10の中には第二回転軸11が回転可能に設置され、前記第二回転軸11にはローラ12が固定的に設置され、前記スライドチャンバ13の後側端壁の中には第二チャンバ16が設置され、前記第二チャンバ16の右端壁にはモータ19が固定的に設置され、前記モータ19の正極と負極は二つの前記接点46とそれぞれ通電可能に連結され、前記モータ19の左端には駆動軸18が伝動可能に連結され、前記駆動軸18と前記ローラ12との間にはダブルベルト伝動機構91が伝動可能に設置され、前記ダブルベルト伝動機構91は前記スライドチャンバ13の下側の最前端にある前記ローラ12の回転を連動させることができ、前記スライドチャンバ13の中にはガラス窓36がスライド可能に設置され、前記ガラス窓36と前記ローラ12とは接触しており、前記ガラス窓36の左端には緩衝層37が固定的に設置され、前記第二チャンバ16の頂壁には前方に開口した第一スライド溝25が設置され、前記第一スライド溝25の左端壁には非常停止スイッチ24が固定的に設置され、前記非常停止スイッチ24と前記モータ19とは通電可能に連結され、前記第一スライド溝25の頂壁には電磁石23が固定的に設置され、前記壁体14の左端面にはスイッチ15が固定的に設置され、前記スイッチ15と前記電磁石23とは通電可能に連結され、前記緩衝層37の左端面には金属棒38が固定的に設置され、前記金属棒38は前記第一スライド溝25の中に伸びることができ、前記ローラ12は前記ガラス窓36を前記スライドチャンバ13の中でスライドさせることができ、前記金属棒38が前記第一スライド溝25の中にスライドし、前記非常停止スイッチ24を圧迫する時に、前記モータ19を停止させることができ、同時に前記電磁石23は前記金属棒38とは吸引し合い、前記ガラス窓36をきつく固定する。
【0013】
好ましくは、前記浮球機構90は左方に開口した第二スライド溝39を含み、前記第二スライド溝39は前記水チャンバ21の左端壁に位置し、前記第二スライド溝39の中にはスライドブロック41がスライド可能に設置され、前記スライドブロック41の頂面には浮球40が固定的に設置され、前記浮球40は浮き上がることで前記スライドブロック41を上にスライド連動させ、前記回転チャンバ48の右端壁には上方に開口した第三スライド溝58が連通するように設置され、前記第三スライド溝58の中にはスライド棒59がスライド可能に設置され、前記スライド棒59の中には左端面には突出ブロック57が固定的に設けられ、前記スライド棒59と前記第三スライド溝58の底面との間には第二ばね56が連結され、前記水チャンバ21と前記第三スライド溝58との間には線溝42が連通するように設置され、前記スライドブロック41と前記スライド棒59との間には鋼線43が前記線溝42を貫通するように連結され、前記スライドブロック41は前記鋼線43を通じて、前記スライド棒59を上にスライド連動させ、それにより、前記突出ブロック57を前記回転チャンバ48の頂端に位置させ、且つ前記傾斜ブロック50を支持させ、それにより、前記弓形金属片49を前記接点46と一時的に接触させる。
【0014】
好ましくは、前記ダブルベルト伝動機構91は前記駆動軸18に設置された第一ベルト車17を含み、前記第二チャンバ16の底端には第三回転軸30が回転可能に設置され、前記第三回転軸30には第二ベルト車27と第三ベルト車29が固定的に設置され、前記第三ベルト車29は前記第二ベルト車27の前側に位置しており、前記第二ベルト車27と前記第一ベルト車17との間には第一ベルト26が伝動可能に連結され、前記駆動軸18は前記第一ベルト車17の回転を駆動し、前記第一ベルト車17は前記第一ベルト26によって前記第二ベルト車27と前記第三ベルト車29との回転を連動させ、前記第二チャンバ16の前側端壁には前記第一チャンバ10と連通した第三チャンバ31が連通するように設置され、前記第三チャンバ31の右端壁には第四回転軸33が回転可能に設置され、前記第四回転軸33には第一歯車32と第四ベルト車34とが固定的に設置され、前記第四ベルト車34は前記第一歯車32の前側に位置しており、前記第四ベルト車34と前記第三ベルト車29との間には第二ベルト28が伝動可能に連結され、前記スライドチャンバ13の下側の最前端に位置する前記ローラ12の左端面には第二歯車35が固定的に設置され、前記第二歯車35と前記第一歯車32とは噛み合っており、前記第三ベルト車29は前記第二ベルト28によって前記第四ベルト車34と前記第一歯車32との回転を連動させ、前記第一歯車32は前記第二歯車35と前記ローラ12の回転を連動させ、それにより、前記ローラ12は前記ガラス窓36を前記スライドチャンバ13の中でスライド連動させる。
【0015】
下記に、附図と前述した本発明の具体構成を参照し、本願の窓ロックの使用方法について詳しく説明する:
【0016】
雨が降る時に、前記水チャンバ21の中は雨で満たされ、前記水チャンバ21の中の雨水は前記L形水管47を通じて一部排出され、降水量が前記L形水管47の排水量より多い時に、前記水チャンバ21の中の水位が上昇すると同時に、前記水チャンバ21が前記圧力弁44に対する圧力は増大し、圧力が一定のレベルに達する時に、前記スポイト45は水を垂らしはじめ、水は前記凹溝54の中に垂らし、前記第一円盤55の回転を連動させ、圧力が大きければ大きいほど、水が垂らす時の間隔が短くなり、つまり前記第一円盤55の回転速度は速くなり、前記第一円盤55の回転速度が十分速い時に、前記弓形金属片49は遠心力で前記接点46と接触し、且つ二つの前記接点46を通電可能に連結させ、前記モータ19を作動させる。
【0017】
前記モータ19は前記駆動軸18の回転を連動させ、前記駆動軸18は前記ダブルベルト伝動機構91によって、前記スライドチャンバ13の下側の最前端に位置する前記ローラ12の回転を駆動し、この時、前記ローラ12は前記ガラス窓36を連動させ、前記ガラス窓36を前記スライドチャンバ13の中で左へスライドさせ、前記金属棒38が前記第一スライド溝25の中にスライドし、前記非常停止スイッチ24を圧迫して前記モータ19を停止させる時に、前記ガラス窓36の左へのスライドは停止し、前記ガラス窓36と前記ローラとが擦り合って相対的な変位を生じ摩損を広げるのを防げ、使用寿命を延び、同時に前記電磁石23は前記金属棒38と吸引し合い、前記ガラス窓36をきつく固定でき、前記窓ロックは大雨の日には自動的に窓を閉め、ロックをかけ、自動化レベルは高いである。
【0018】
要約すると、本発明の窓ロックは、素早い反応速度を有し、雨天に自動的に窓を締め、ロックを掛け、自動化レベルは高く、同時に、本装置は安全で丈夫であり、使用寿命が長く、適用範囲も広いである。