(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-193749(P2020-193749A)
(43)【公開日】2020年12月3日
(54)【発明の名称】温風暖房装置
(51)【国際特許分類】
F24H 3/02 20060101AFI20201106BHJP
F24H 3/04 20060101ALI20201106BHJP
【FI】
F24H3/02 301A
F24H3/04 305A
F24H3/04 305J
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-98989(P2019-98989)
(22)【出願日】2019年5月28日
(71)【出願人】
【識別番号】000004709
【氏名又は名称】株式会社ノーリツ
(74)【代理人】
【識別番号】100089004
【弁理士】
【氏名又は名称】岡村 俊雄
(72)【発明者】
【氏名】三村 良太
(72)【発明者】
【氏名】樋口 信之
(72)【発明者】
【氏名】岡田 和也
【テーマコード(参考)】
3L028
【Fターム(参考)】
3L028EC02
3L028FC02
(57)【要約】 (修正有)
【課題】人体検知センサによる人体検知状況に応じてタイマー予約運転の開始時刻、終了時刻、運転時間の少なくとも1つを変更するようにした温風暖房装置を提供する。
【解決手段】ケース本体内に加熱部と送風部とを備え、ケース本体に加熱部と送風部の運転制御を指示するための操作部を備えた温風暖房装置において、人体を検知する人体検知センサをさらに備え、操作部によりタイマー予約運転が指示された場合に、人体検知センサによる人体検知状況に応じて、指示されたタイマー予約運転における開始時刻、終了時刻、運転時間のうちの少なくとも1つを変更する制御部を備えている。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケース本体内に加熱部と送風部とを備え、ケース本体に前記加熱部と送風部の運転制御を指示するための操作部を備えた温風暖房装置において、
人体を検知する人体検知手段をさらに備え、
前記操作部によりタイマー予約運転が指示された場合に、前記人体検知手段による人体検知状況に応じて、指示されたタイマー予約運転における開始時刻、終了時刻、運転時間のうちの少なくとも1つを変更する制御手段を備えたことを特徴とする温風暖房装置。
【請求項2】
前記タイマー予約運転はおはようタイマー運転であり、前記人体検知手段が、おはようタイマー運転開始時刻前の一定時間以内に人体を検知した場合には、運転開始時刻を前倒しして温風暖房運転を開始することを特徴とする請求項1に記載の温風暖房装置。
【請求項3】
前記タイマー予約運転はおはようタイマー運転であり、前記人体検知手段が、おはようタイマー運転によって温風暖房運転が開始されてから運転終了するまでの間に人体を検知した場合には、運転終了時刻となった場合にも温風暖房運転を継続することを特徴とする請求項1に記載の温風暖房装置。
【請求項4】
前記タイマー予約運転はおやすみタイマー運転であり、前記人体検知手段が、おやすみタイマー運転の運転終了時刻の所定時間前から運転終了時刻までの間に人体を検知した場合には、運転時間を延長して温風暖房運転を継続することを特徴とする請求項1に記載の温風暖房装置。
【請求項5】
前記タイマー予約運転はおやすみタイマー運転であり、前記人体検知手段が、おやすみタイマー運転が開始されてから設定時間経過した時点以降の所定期間の間に人体を検知しない場合には、運転終了時刻を前倒しして温風暖房運転を終了することを特徴とする請求項1に記載の温風暖房装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、温風暖房装置に関し、特にタイマー予約運転(おはようタイマー運転、おやすみタイマー運転)に人体検知手段で検出される人体の有無を関連付けて制御する温風暖房装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、石油やガスの燃焼熱で空気を加熱してその温風を送風部により室内に供給する形式の温風暖房装置が広く実用化されている。この種の温風暖房装置には、灯油やガスの燃焼量を制御して室温を設定室温に制御する機能、おはようタイマー運転の機能、おやすみタイマー運転の機能等が設けられている。
また、最近の温風暖房装置には、人体を検知する人体検知センサも設けられ、人体を検知しない期間が所定期間継続した場合に設定室温を低くする機能も設けられている。
【0003】
従来の温風暖房装置においては、おはようタイマー運転の機能やおやすみタイマー運転の機能に人の存在の有無を関連つけて制御することは何ら提案されていない。
特許文献1に記載の灯油温風暖房機は、おはようタイマー運転の機能やおやすみタイマー運転の機能を有するものの、人体検知センサは設けられていない。
この石油温風暖房機においては、おはようタイマー運転待機中と、おみすみタイマー運転中は、バックライトの光源の輝度を減光して使用者の睡眠を妨害しないようにしている。
【0004】
特許文献2に記載の温風暖房機においては、室温検知手段と温度設定手段に基づいて設定した燃焼量で燃焼中に、人体不検知の場合はその時点から第1所定時間計時後に燃焼量を微小燃焼に変え、人体不検知からさらに第2所定時間計時後には燃焼を停止させるようにし、微小燃焼中に人体を検知した場合には元の燃焼量に戻すようにしてある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−50053号公報
【特許文献2】特許第4470732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の温風暖房装置においては、人体検知手段による人体検知の有無に応じてタイマー予約運転の開始時刻や終了時刻を変更することは何ら提案されていない。
しかし、例えば、おやすみタイマー運転の開始後も使用者が就寝していないような場合、おやすみタイマー運転の終了時刻を遅らす方向へ変更しない場合にはおやすみタイマー運転の所期の目的を達成できない。また、おやすみタイマー運転の開始後、使用者が不在の可能性や就寝してない可能性が高い場合に、温風暖房運転を継続すると灯油やガスが無駄になる。
【0007】
また、おはようタイマー運転の開始前に使用者が起床したような場合には、直ちに温風暖房運転を開始することが望ましい。さらに、おはようタイマー運転の開始後終了前に人体を検知した場合には、使用者が起床した可能性が高いので、終了時刻以降もおはようタイマー運転を継続することが望ましい。
【0008】
本発明の目的は、人体検知による人体検知状況に応じてタイマー予約運転の開始時刻、終了時刻、運転時間の少なくとも1つを変更するようにした温風暖房装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の温風暖房装置は、ケース本体内に加熱部と送風部とを備え、ケース本体に前記加熱部と送風部の運転制御を指示するための操作部を備えた温風暖房装置において、人体を検知する人体検知手段をさらに備え、前記操作部によりタイマー予約運転が指示された場合に、前記人体検知手段による人体検知状況に応じて、指示されたタイマー予約運転における開始時刻、終了時刻、運転時間のうちの少なくとも1つを変更する制御手段を備えたことを特徴としている。
【0010】
上記の構成によれば、前記制御手段により、人体検知状況に応じて、指示されたタイマー予約運転における開始時刻、終了時刻、運転時間のうちの少なくとも1つを変更するので、使用者の起床が予定よりも早まったような場合に温風暖房運転の開始を早めたり、就寝が予定よりも遅れた場合に温風暖房運転の終了を遅らせたり、使用者の不在の可能性が高い場合には温風暖房運転を停止させたりすることができる。
【0011】
請求項2の温風暖房装置は、請求項1の発明において、前記タイマー予約運転はおはようタイマー運転であり、前記人体検知手段が、おはようタイマー運転開始時刻前の一定時間以内に人体を検知した場合には、運転開始時刻を前倒しして温風暖房運転を開始することを特徴としている。
上記の構成によれば、使用者が予定より早く起床したような場合に、おはようタイマー運転による温風暖房運転の開始を早めるため、おはようタイマー運転の所期の目的を達成できる。
【0012】
請求項3の温風暖房装置は、請求項1の発明において、前記タイマー予約運転はおはようタイマー運転であり、前記人体検知手段が、おはようタイマー運転によって温風暖房運転が開始されてから運転終了するまでの間に人体を検知した場合には、運転終了時刻となった場合にも温風暖房運転を継続することを特徴としている。
上記の構成によれば、使用者が予定より早く、おはようタイマー運転の終了前に起床したような場合に、運転終了時刻となった場合にも温風暖房運転を継続するため、おはようタイマー運転の所期の目的を達成できる。
【0013】
請求項4の温風暖房装置は、請求項1の発明において、前記タイマー予約運転はおやすみタイマー運転であり、前記人体検知手段が、おやすみタイマー運転の運転終了時刻の所定時間前から運転終了時刻までの間に人体を検知した場合には、運転時間を延長して温風暖房運転を継続することを特徴としている。
上記の構成によれば、使用者の就寝が予定より遅くなり、おやすみタイマー運転の運転終了時刻の所定時間前から運転終了時刻までの間に人体を検知した場合には、運転時間を延長して温風暖房運転を継続するため、おやすみタイマー運転の所期の目的を達成できる。
【0014】
請求項5の温風暖房装置は、請求項1の発明において、前記タイマー予約運転はおやすみタイマー運転であり、前記人体検知手段が、おやすみタイマー運転が開始されてから設定時間経過した時点以降の所定期間の間に人体を検知しない場合には、運転終了時刻を前倒しして温風暖房運転を終了することを特徴としている。
上記の構成によれば、設定時間と所定期間の設定如何により、使用者の不在の可能性を検知することができ、使用者の不在の可能性が高い場合には、おやすみタイマー運転の運転終了時刻を前倒しして温風暖房運転を終了することにより、灯油やガスの浪費を防ぐことができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、以上のように種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の実施形態に係る温風暖房装置の斜視図である。
【
図2】操作部の表示部やスイッチ類の説明図である。
【
図4】おやすみタイマー運転を変更する一例の説明図である。
【
図5】おやすみタイマー運転を変更する別例の説明図である。
【
図6】おはようタイマー運転を変更する一例の説明図である。
【
図7】おはようタイマー運転を変更する別例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づいて説明する。
本発明の温風暖房装置1について、
図1〜
図3に基づいて説明する。図中の矢印F,U,Lは、夫々温風暖房装置1の前方、上方、左方を示す。
温風暖房装置1は、略直方体形状のケース本体2と、このケース本体2内に装備された加熱部及び送風部と、ケース本体2の上面部に設けられた操作部3であって加熱部6と送風部7の運転制御を指示するための操作部3と、この操作部3に通信接続された制御部8(制御手段)とを備えている。
【0018】
この温風暖房装置1は、ケース本体2の後面部に設けられた図示外の吸込口から室内の空気を吸気し、この吸気した空気を図示外の加熱部6で温めてケース本体2の前面部下部の温風吹出口4から室内に送風する暖房運転を行う。加熱部6は、例えば外部から供給される燃料ガスや灯油等の燃焼熱を利用して空気を温めるように構成されているが、温水や電力を利用して空気を温めるように構成されていてもよい。
【0019】
温風暖房装置1は、暖房運転を制御するためにケース2内に前記制御部8を備え、温風暖房装置1内に配設された図示外の各種センサの検知信号に基づいて室温が設定室温になるように暖房能力を調整する。温風暖房能力の調整は、燃焼熱を利用する構成であれば燃焼量や送風量の調整により行う。また、温水を利用する構成であれば温水流量や送風量の調整により、電力を利用する構成であれば通電量や送風量の調整により暖房能力を調整する。
【0020】
温風暖房装置1の使用者は、操作部3の操作によって暖房運転を開始/停止させたり、タイマー予約運転(おやすみタイマー運転、おはようタイマー運転)を設定したり、暖房の設定室温を調整したりすることができる。尚、温風暖房装置1は、子供による操作を防ぐためのチャイルドロック機能を備えている。
【0021】
図2に示すように、操作部3は、運転状態等を表示する表示部10と、複数の操作スイッチを備えている。操作スイッチとしては、おはようタイマースイッチ11、おやすみタイマースイッチ12、マイナス調整スイッチ13、プラス調整スイッチ14、エコスイッチ15、運転スイッチ16を備えている。
【0022】
ケース本体2の前面部下部には、温風吹出口4の他に、人体を検知する人体検知センサ5(人体検知手段)が設けられている。この人体検知センサ5は、例えば、赤外線の変化から人体を検知するものである。
【0023】
おはようタイマースイッチ11はおはようタイマー運転において暖房運転を開始させる開始タイマーの設定/解除を行う。尚、本実施形態では、おはようタイマー運転は開始から1時間後に終了するように設定されている。おやすみタイマースイッチ12はおやすみタイマー運転における暖房運転を停止させる停止タイマーの設定/解除を行う。尚、本実施形態では、おやすみタイマー運転は開始から1時間後に終了するように設定されている。
【0024】
マイナス調整スイッチ13とプラス調整スイッチ14は、おはようタイマー運転の開始設定時刻やおやすみタイマー運転の終了設定時間、暖房運転の設定室温等を調整する。エコスイッチ15は、通常よりも暖房能力を抑えて暖房運転を行うエコ運転の設定/解除を行う。運転スイッチ16は暖房運転を開始/停止させる。
【0025】
表示部10には、文字表示部10a、現在室温ランプ10b、設定室温ランプ10c、30分ランプ10d、フィルター掃除ランプ10e、ロックランプ10fを備えている。また、おはようタイマー運転に対応する開始タイマーランプ11a、オヤスミタイマー運転に対応する停止タイマーランプ12a、エコランプ15a、運転ランプ16aを備えている。
【0026】
文字表示部10aは数字やアルファベットを表示する。現在室温ランプ10bは、文字表示部10aの文字が現在の室温であることを点灯して示す。設定室温ランプ10cは、文字表示部10aの文字が設定室温であることを点灯して示す。30分ランプ10dは、文字表示部10aの文字が開始タイマーの開始設定時間等を1時間単位で表示する場合に、文字表示部10aに表示できない30分を点灯して示す。フィルター掃除ランプ10eは吸気口に配設されたフィルターの掃除を点灯して促す。ロックランプ10fはチャイルドロック機能の有効時に点灯する。
【0027】
開始タイマーランプ11aは、おはようタイマースイッチ11の操作により開始タイマーが設定されていることを点灯して示す。停止タイマーランプ12aは、おやすみタイマースイッチ12の操作により停止タイマーが設定されていることを点灯して示す。エコランプ15aは、エコスイッチ15の操作によりエコ運転が設定されていることを点灯して示す。運転ランプ16aは、暖房運転の状態を点灯して示す。
【0028】
表示部10は、例えば1つの液晶表示パネル等に文字表示部10a及び各種ランプと同様の情報を表示するように構成されていてもよい。また、タッチ操作可能な液晶表示パネル等に表示部10の表示とおはようタイマースイッチ11等複数の操作スイッチを表示させて操作部3が構成されていてもよい。操作部3は、温風暖房装置1を遠隔操作可能な図示外の操作端末に設けられていてもよい。
【0029】
次に、タイマー予約運転変更制御について説明する。
このタイマー予約運転変更制御は、人体検知センサ5による人体検知状況に応じてタイマー予約運転(おやすみタイマー運転とおはようタイマー運転)における開始時刻、終了時刻、運転時間のうちの少なくとも1つを変更する制御である。
【0030】
図4に示すように、おやすみタイマー運転の終了の所定時間前の時点を経過してから、おやすみタイマー運転の終了時刻までの間に、人体検知センサ5によって人体を検知した場合には、終了時刻後も温風暖房運転を継続する。しかし、上記の所定時間前の時点を経過してから、おやすみタイマー運転の終了時刻までの間に、人体検知センサ5によって人体を検知しない場合には、前記の終了時刻に温風暖房運転を終了する。
【0031】
このように、おやすみタイマー運転の終了前の所定時間の間に使用者が就寝せずに起きて活動していると判断される場合には、おやすみタイマー運転の終了時刻以降も温風暖房運転を継続する。こうして、おやすみタイマー運転における不便を解消することができる。
尚、温風暖房運転を継続する場合に、予め設定した時間(例えば、1時間)だけ継続させるようにしてもよい。
【0032】
図5に示すように、おやすみタイマー運転開始後設定時間経過した時点から所定期間Toの間、人体検知センサ5により人体を検知しない場合には、使用者が不在であったり未だ就寝してない可能性が高いため、おやすみタイマー運転の終了時刻を前倒しして温風暖房運転を終了する。こうして、燃料(灯油やガス)の節約を図ることができる。
【0033】
図6に示すように、おはようタイマー運転の開始前の一定時間以内に人体が検知されたときは使用者が起床して活動している可能性が高いため、おはようタイマー運転の開始前であっても温風暖房運転を直ちに開始する。こうして、おはようタイマー運転の所期の目的を達成することができる。尚、おはようタイマー運転の開始前の一定時間以内に人体が検知されない場合には、予め設定されたとおりにおはようタイマー運転を行う。
【0034】
図7に示すように、おはようタイマー運転が開始されてから終了するまでの間に、人体検知センサ5により人体を検知した場合には、おはようタイマー運転の終了時刻以降も温風暖房運転を継続し、人体を検知しなかった場合には温風暖房運転を終了する。
【0035】
つまり、使用者が予定より早く起床して活動を開始した場合には、おはようタイマー運転の終了時刻以降も温風暖房運転を継続し、使用者が早く起床した形跡がない場合は、おはようタイマー運転の終了時刻になったら温風暖房運転を終了する。
こうして、おはようタイマー運転の所期の目的を達成することができる。
尚、温風暖房運転を継続する場合には、予め設定した時間(例えば、1時間)だけ継続させるようにしてもよい。
【0036】
次に、以上説明した温風暖房装置1の作用、効果について説明する。
制御部により、人体検知状況に応じて、指示されたタイマー予約運転における開始時刻、終了時刻、運転時間のうちの少なくとも1つを変更するので、使用者の起床が予定よりも早まったような場合に温風暖房運転の開始を早めたり、就寝が予定よりも遅れた場合に温風暖房運転の終了を遅らせたり、使用者の不在の可能性が高い場合には温風暖房運転を停止させたりすることができる。
【0037】
人体検知センサ5が、おはようタイマー運転開始時刻前の一定時間以内に人体を検知した際には、温風暖房運転を開始するため、使用者が予定より早く起床したような場合に、おはようタイマー運転による温風暖房運転の開始を早めるため、おはようタイマー運転の所期の目的を達成できる。
【0038】
人体検知センサ5がおはようタイマー運転が開始されてから運転終了するまでの間に人体を検知した際には、運転終了時刻となった場合にも温風暖房運転を継続するため、使用者が予定より早く、おはようタイマー運転の終了前に起床したような場合には、運転終了時刻となった以降も温風暖房運転を継続するため、おはようタイマー運転の所期の目的を達成できる。
【0039】
人体検知センサ5が、おやすみタイマー運転の運転終了時刻の所定時間前から運転終了時刻までの間に人体を検知した際には、運転時間を延長して温風暖房運転を継続するため、使用者の就寝が予定より遅くなり、おやすみタイマー運転の運転終了時刻の所定時間前から運転終了時刻までの間に人体を検知した際には、運転時間を延長して温風暖房運転を継続するため、おやすみタイマー運転の所期の目的を達成できる。
【0040】
人体検知センサ5が、おやすみタイマー運転が開始されてから設定時間経過した時点以降の所定期間Toの間に人体を検知しない場合には、運転終了時刻を前倒しして温風暖房運転を終了するため、設定時間と所定期間Toの設定如何により、使用者の不在の可能性を検知することができ、使用者の不在の可能性が高い場合には、おやすみタイマー運転の運転終了時刻を前倒しして温風暖房運転を終了することにより、燃料(灯油やガス)の浪費を防ぐことができる。
【0041】
次に、前記実施形態を変更する例について説明する。
1)おやすみタイマー運転が終了してから特定期間の間に人体を検知した場合には、予め設定した時間の間温風暖房運転を行うようにしてもよい。
2)おやすみタイマー運転の開始から終了までの間に人体を検知した場合には、その時点からおやすみタイマー運転を再度開始させるように構成してもよい。
3)その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で前記実施形態に種々の変更を付加して実施することができる。
【符号の説明】
【0042】
1 温風暖房装置
2 ケース本体
3 操作部
5 人体検知センサ
6 加熱部
7 送風部
8 制御部