【課題】輸出入に係わる貨物の運送、物流倉庫、荷役作業等の作業形態に合わせて、作業ごとに料金計上を行い、入力及び各種書類の作成状況を確認しながら請求書を自動作成することのできる請求書自動作成装置、請求書自動作成方法、および、請求書自動作成プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】制御部102と記憶部106とを備え、制御部102は、輸出入に係わる作業の受注データを受注番号単位で取得する受注データ取得部102aと、作業形態に応じた作業の進捗状況を受注番号単位で更新する進捗状況更新部102bと、進捗状況に基づいて、請求書データを受注番号単位で作成する請求書作成部102dとを備え、記憶部106は、輸出入に係わる作業の受注データと、作業形態に応じた前記作業の進捗状況とを格納する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この特許文献1は、作業形態設定手段により複数の物流センタにおける出庫対象商品に係る物流業務の作業形態を設定し、その作業形態設定手段により設定された当該作業形態に基づいて、費用算出手段によりそれぞれの物流センタに対して支払う物流業務費用を算出するため、一つの物流業務が完了する度にその分の費用を自動的に算出することができ、業者による手入力の手間及びそれに伴う人為的なミスを回避することができる。しかしながら、港湾業界などでは、輸出入に係わる貨物の運送・物流倉庫、荷役作業など多岐に渡る一連の作業及び書類の作成を受注毎に管理する必要があり、また請求書については、受注毎に輸出であれば出港日、輸入であれば通関許可日、あるいは配送日都度で作成するという業界特有の事情があった。このことから、受注番号毎に請求処理を行うシステムと、実作業である入出庫・通関・配送を管理するシステムとは別々に構築されており、請求書を作成する際に作業完了を確認しなくてはならないため、請求書を自動作成することは困難であった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、輸出入に係わる貨物の運送、物流倉庫、荷役作業等の作業形態に合わせて、作業ごとに料金計上を行い、入力及び各種書類の作成状況を確認しながら請求書を自動作成することができる請求書自動作成装置、請求書自動作成方法、および、請求書自動作成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る請求書自動作成装置は、制御部と記憶部とを備えた請求書自動作成装置において、前記制御部は、輸出入に係わる作業の受注データを受注番号単位で取得する受注データ取得手段と、作業形態に応じた前記作業の進捗状況を前記受注番号単位で更新する進捗状況更新手段と、前記進捗状況に基づいて、請求書データを前記受注番号単位で作成する請求書作成手段と、を備え、前記記憶部は、前記輸出入に係わる作業の受注データと、前記作業形態に応じた前記作業の進捗状況と、を格納すること、を特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る請求書自動作成装置は、前記請求書作成手段は、前記進捗状況に基づいて、前記作業の作業内容から算出される料金情報を用いて、前記請求書データを前記受注番号単位で作成することを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る請求書自動作成装置は、前記請求書作成手段は、前記進捗状況に基づいて、在庫状況から算出される前記料金情報を用いて、前記請求書データを前記受注番号単位で作成することを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る請求書自動作成装置は、前記制御部は、在庫状況を含む前記進捗状況、および/または、前記作業形態に応じた前記作業の料金情報を表示させる進捗状況表示手段、を更に備えたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る請求書自動作成装置は、前記受注データ取得手段は、受注入力画面において受注入力された場合、前記輸出入に係わる作業の前記受注データを前記受注番号単位で取得することを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る請求書自動作成装置は、前記受注データ取得手段は、受注入力画面においてS/I入力、I/I入力、または、受付台帳入力された場合、前記輸出入に係わる作業の前記受注データを前記受注番号単位で取得することを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る請求書自動作成装置は、前記進捗状況更新手段は、作業入力画面において作業入力された場合、前記作業形態に応じた前記作業の前記進捗状況を前記受注番号単位で更新することを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る請求書自動作成装置は、前記進捗状況更新手段は、作業入力画面において入庫入力、出庫入力、庫内作業入力、通関入力、または、配送入力がされた場合、前記作業形態に応じた前記作業の前記進捗状況を前記受注番号単位で更新することを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る請求書自動作成方法は、制御部と記憶部とを備えた請求書自動作成装置に実行させるための請求書自動作成方法であって、前記制御部で実行される、輸出入に係わる作業の受注データを受注番号単位で取得する受注データ取得ステップと、前記作業形態に応じた前記作業の進捗状況を前記受注番号単位で更新する進捗状況更新ステップと、前記進捗状況に基づいて、請求書データを前記受注番号単位で作成する請求書作成ステップと、を含み、前記記憶部は、前記輸出入に係わる作業の受注データと、前記作業形態に応じた前記作業の進捗状況と、を格納すること、を特徴とする。
【0015】
また、本発明に係る請求書自動作成プログラムは、制御部と記憶部とを備えた請求書自動作成装置に実行させるための請求書自動作成プログラムであって、前記制御部において実行させるための、輸出入に係わる作業の受注データを受注番号単位で取得する受注データ取得ステップと、前記作業形態に応じた前記作業の進捗状況を前記受注番号単位で更新する進捗状況更新ステップと、前記進捗状況に基づいて、請求書データを前記受注番号単位で作成する請求書作成ステップと、を含み、前記記憶部は、前記輸出入に係わる作業の受注データと、前記作業形態に応じた前記作業の進捗状況と、を格納すること、を特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、輸出入に係わる貨物の運送、物流倉庫、荷役作業等の作業形態に合わせて、作業ごとに料金計上を行い、入力及び各種書類の作成状況を確認しながら請求書を自動作成することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
【0019】
[1.構成]
本実施形態に係る請求書自動作成装置の構成の一例について、
図1を参照して説明する。
図1は、請求書自動作成装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【0020】
請求書自動作成装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、請求書自動作成装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
【0021】
請求書自動作成装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。請求書自動作成装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0022】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、請求書自動作成装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、請求書自動作成装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
【0023】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、進捗状況ファイル106aを備えている。
【0024】
進捗状況ファイル106aは、輸出入に係わる作業形態に応じた作業の進捗状況を受注番号単位で記憶するファイルである。ここで、作業形態とは、荷役作業(入庫、または、出庫)、庫内作業、通関、または、運送(配送)であってもよい。
【0025】
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
【0026】
制御部102は、請求書自動作成装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、受注データ取得部102aと進捗状況更新部102bと進捗状況表示部102cと請求書作成部102dとを備えている。
【0027】
受注データ取得部102aは、受注データを取得する。ここで、受注データ取得部102aは、輸出入に係わる作業の受注データを受注番号単位で取得してもよい。また、受注データ取得部102aは、(ユーザにより入力装置112を介して)受注入力画面において受注入力された場合、輸出入に係わる作業の受注データを受注番号単位で取得してもよい。また、受注データ取得部102aは、(ユーザにより入力装置112を介して)受注入力画面においてS/I(船積指示書)入力、I/I(輸入通関指示書)入力、または、受付台帳入力された場合、輸出入に係わる作業の受注データを受注番号単位で取得してもよい。また、受注データ取得部102aは、更に、受注データを進捗状況ファイル106aに受注番号単位で格納してもよい。
【0028】
進捗状況更新部102bは、作業の進捗状況を更新する。ここで、進捗状況更新部102bは、作業形態に応じた作業の進捗状況を受注番号単位で更新してもよい。また、進捗状況更新部102bは、(ユーザにより入力装置112を介して)作業入力画面において作業入力された場合、作業形態に応じた作業の進捗状況を受注番号単位で更新してもよい。また、進捗状況更新部102bは、(ユーザにより入力装置112を介して)作業入力画面において入庫入力、出庫入力、庫内作業入力、通関入力、または、配送入力がされた場合、作業形態に応じた作業の進捗状況を受注番号単位で更新してもよい。なお、進捗状況更新部102bは、進捗状況ファイル106aに記憶された進捗状況を更新してもよい。
【0029】
進捗状況表示部102cは、進捗状況を(出力装置114に)表示させる。ここで、進捗状況表示部102cは、在庫状況を含む進捗状況、および/または、作業形態に応じた作業の料金情報を(出力装置114に)表示させてもよい。
【0030】
請求書作成部102dは、請求書データを作成する。ここで、請求書作成部102dは、進捗状況に基づいて、請求書データを受注番号単位で作成してもよい。また、請求書作成部102dは、進捗状況に基づいて、作業の作業内容から算出される料金情報を用いて、請求書データを受注番号単位で作成してもよい。また、請求書作成部102dは、進捗状況に基づいて、在庫状況から算出される料金情報を用いて、請求書データを受注番号単位で作成してもよい。
【0031】
[2.具体例]
本実施形態の具体例について、
図2から
図7を参照して説明する。
図2は、請求書自動作成装置100における処理の一例を示すフローチャートである。
【0032】
図2に示すように、受注データ取得部102aは、ユーザにより入力装置112を介して受注入力画面においてS/I入力、I/I入力、または、受付台帳入力の受注入力がされた場合、輸出入に係わる作業の受注データを受注番号単位で取得し、当該受注データを進捗状況ファイル106aに受注番号単位で格納する(ステップSA−1)。
【0033】
そして、進捗状況更新部102bは、ユーザにより入力装置112を介して作業入力画面において入庫入力、出庫入力、庫内作業入力、通関入力、または、配送入力がされた場合、在庫状況から料金情報を算出し、進捗状況ファイル106aに記憶された作業の進捗状況を受注番号単位で更新する(ステップSA−2)。
【0034】
そして、進捗状況表示部102cは、進捗状況ファイル106aに記憶された、在庫状況を含む進捗状況、および/または、作業形態に応じた作業の料金情報を出力装置114に表示させ(ステップSA−3)、ユーザに入力装置112を介して請求書データを作成するか否か選択させる(ステップSA−4)。
【0035】
そして、進捗状況表示部102cは、ユーザにより請求書データを作成しないと選択された場合(ステップSA−4:No)、処理をステップSA−2に移行させる。
【0036】
一方、請求書作成部102dは、ユーザにより請求書データを作成すると選択された場合(ステップSA−4:Yes)、進捗状況に基づいて、在庫状況から算出される料金情報を用いて、請求書データを受注番号単位で作成し(ステップSA−5)、処理を終了する。なお、進捗状況表示部102cは、更に、ユーザに入力装置112を介して請求書データを確定するか否か選択させてもよい。
【0037】
本実施形態に係る請求書自動作成装置100は、輸出入それぞれの作業形態に合わせて、受注から作業ごとに料金計上を行い、その入力及び書類作成状況を確認しながら請求書の作成を行う機能を備えていることを特徴としている。
【0038】
例えば、港湾業界では輸出入に係わる貨物の運送・物流倉庫、荷役作業など多岐に渡る一連の作業及び書類の作成は、受注番号ごとに管理する必要がある。また、請求書は、受注番号ごとに、例えば輸出であれば出港日、輸入であれば通関許可日、あるいは配送日都度作成する必要がある。
【0039】
ここで、
図3から
図7を参照して、請求書自動作成処理の具体例について説明する。
図3は、請求書自動作成装置100におけるデータ相関図の一例を示す図である。
図4は、
図3の進捗状況照会画面と受注入力画面と各作業入力画面の一例を示す図である。
図5は、受注番号ごとに作業の進捗状況を確認して帳票を作成すると共に進捗状況に応じて画面の色を変える処理の一例を示す図である。
図6は、進捗状況のファイルと各入力の料金情報に基づく請求書作成処理の一例を示す図である。
図7は、各作業入力の料金情報に基づく請求金額の算出処理の一例を示す図である。
【0040】
図3に示すように、請求書自動作成装置100は、ユーザにより受注入力(S/I入力、I/I入力、または、受付台帳入力)がされた場合、受注番号(受注No.)単位に料金を保持し、ヘッダ単位に受注No.を保持し、明細単位に料金(単価)情報を保持し、作業の進捗状況を受注No.単位に進捗状況ファイル106aに集計している。また、請求書自動作成装置100は、入庫No.単位に受注No.を保持し、作業No.単位または在庫明細単位に受注No.を保持し、通関No.単位または在庫明細単位に受注No.を保持し、出庫No.単位または在庫明細単位に受注No.を保持し、配送No.単位または在庫明細単位に受注No.を保持しているため、進捗状況を照会することで、作業の作業内容から算出される料金情報を用いて、請求書データを受注番号単位で作成できる。
【0041】
ここで、請求書自動作成装置100は、受注データ(受注情報)に料金情報(単価情報)を保持させ、各作業入力画面で受注番号(受注No.)を指定することにより、料金を受注番号単位で計上することができる。さらに、
図4に示す進捗状況照会画面には、請求書の作成を指示するチェック欄が設けられ、受注番号単位の入力、書類作成状況、及び請求金額欄には未請求金額が表示される(請求済金額については行を分けて表示させても良い)。このように、各関係各署へ口頭で確認することなく、請求書作成端末には、受注番号単位で集計された作業の進捗状況データと、受注番号単位の作業の料金計上データとが入力されることから、書類作成状況を確認しながら請求書を自動作成することができる。これにより、本実施形態の請求書自動作成装置100は、手作業による請求書作成が常態化していた港湾業界において、請求書作成における作業効率を向上させると共に、請求精度を向上させることができる。
【0042】
また、
図4に示すように、進捗状況の確認と請求書の作成方法(進捗状況の管理方法)としては、各入力画面にて、受注番号(受注No.)をヘッダまたは明細単位に登録することで、受注番号ごとの入力状況を確認することができる。また、
図4に示すように、進捗状況の管理方法としては、各帳票出力において、受注番号単位の印刷情報を更新することで、受注番号ごとの書類作成状況を確認することができる。また、
図4に示すように、進捗状況の管理方法として、受注入力は、輸出:S/I入力、輸入:I/I入力、国内:受付管理入力として、各作業入力(入庫/出庫/庫内作業/通関/配送)時にその受注番号をセットすることができる。また、
図4に示すように、進捗状況の管理方法としては、(受注ごとに指定した)作業形態ごとに、必要作業を確認し、その作業に対して、入力・出力が行われているかどうかを確認することができる。
【0043】
また、
図4に示すように、受注入力と各作業入力画面の料金情報としては、受注入力において、どの作業入力画面で計上を行うかを指定することができる。また、
図4に示すように、受注入力と各作業入力画面の料金情報として、受注入力は、単独で計上を行うことも可能である。また、
図4に示すように、受注入力と各作業入力画面の料金情報として、各作業入力での料金情報は、在庫から自動的に算出することが可能である。また、
図4に示すように、受注入力と各作業入力画面の料金情報として、各作業入力の料金情報は、直接入力することが可能である。また、
図4に示すように、受注入力と各作業入力画面の料金情報として、各料金情報は、請求もしくは支払いの対象になった時点でロック制御される。例えば、
図4の料金情報イメージにおいて、現時点では請求先、計上日、請求日、請求数量、請求単価、あるいは請求金額の欄の入力データを変更できるが、請求や支払いの対象になった時点で入力内容を固定(ロック)し、入力欄を灰色に変えて入力できないように制御されている。また、
図4に示すように、受注入力と各作業入力画面の料金情報として、保管料以外の料金に関しては、各入力画面の値を集計し、保管料は、3期制または日数計算での算出が可能である。
【0044】
また、
図5では、受注番号ごとに作業の進捗状況を確認しながら帳票を自動作成すると共に、進捗状況に応じて画面の色を変える処理の一例を示している。
図5に示すように、本実施形態においては、受注ごとの、進捗状況(入力状況)を表示する為に、各入力/帳票機能において、進捗状況ファイル106aをリアルタイムで更新してもよい。ここで、進捗状況ファイル106aは、各入力エリア、帳票機能エリア、および、回数エリアを保持してもよい。また、進捗状況ファイル106aは、受注入力が行なわれた時点で、新規に作成されてもよい。また、本実施形態においては、各入力単位で、受注No.を使用することで、登録時に+1回カウントし、削除時に−1回カウントしてもよい。また、本実施形態においては、各帳票出力単位で、データ内の受注No.を使用することで、新規発行時に+1回カウントしてもよい。また、本実施形態においては、作業形態ごとに、必要な入力と帳票とを指定することで、進捗状況を表示する際に、各エリアの色を、必須の色として表示してもよい。また、本実施形態において、作業形態は、受注入力時に、必ず1つ指定してもよい。
【0045】
さらに、
図6では、進捗状況のファイルと各入力の料金情報に基づいて、請求書の作成処理を行う一例を示している。
図6には、進捗状況のファイルと、各入力の料金情報と、に基づいて、請求書を作成する内容が表示されており、抽出(検索)画面では、当月分の請求書未作成分を抽出することが可能であり、(ユーザが)進捗状況(入力状況)を確認し、作業形態ごとの必要処理が終了しているかを判断して、請求書を作成することが可能であり、更に、未請求額または当月の請求額を確認することも可能である。
【0046】
また、
図6上図に示すように、検索条件として、貨物区分、処理対象、請求作成処理、および、請求確定処理を指定することで、
図6下図に示すように、結果を表示することができる。ここで、指定する処理対象としては、請求書データを作成するか、請求書データを確定するかを選択することができる。また、請求作成処理は、処理対象が請求作成の時のみ指定可であり、請求確定処理は、処理対象が請求確定の時のみ指定可である。
【0047】
また、
図6においては、請求作成処理の未完了が指定された場合、請求書未作成のデータのみ表示され、請求作成処理の完了が指定された場合、請求書作成済のデータのみ表示され、請求作成処理の全てが指定された場合、請求書未作成および作成済の両方のデータが表示されてもよい。また、
図6においては、請求確定処理の未完了が指定された場合、請求書作成済で、請求確定が未処理のデータのみ表示され、請求確定処理の完了が指定された場合、請求書作成済で、請求確定が処理済のデータのみ表示され、請求確定処理の全てが指定された場合、請求書作成済のデータが全て表示されてもよい。なお、
図6において、処理対象として請求作成が指定され、請求作成処理の未完了が指定され、且つ、請求月として当月が選択された場合、請求書データが作成されていないことになる。
【0048】
また、
図6下図に示すように、処理対象として請求作成が指定された場合、請求書未作成のデータは、請求作成がチェックされていない状態で表示され、請求No.が表示されない。また、
図6下図に示すように、処理対象として請求作成が指定された場合、請求書作成済のデータは、請求作成がチェックされた状態で表示され、請求No.が表示される。なお、本実施形態において、処理対象として請求確定が指定された場合、請求未確定のデータは、請求確定がチェックされていない状態で表示され、請求No.が表示される。また、本実施形態において、処理対象として請求確定が指定された場合、請求確定済のデータは、請求確定がチェックされた状態で表示され、請求No.が表示される。
【0049】
また、
図7では、各作業入力の料金情報に基づく請求金額の算出処理を行う場合の一例を示している。
図7に示すように、各作業入力の料金情報は、成約で取決めた内容を元に表示し、各入力での作業内容の入力結果を元に、金額を算出してもよい。また、
図7に示すように、見積として、作業形態ごとの料金を取決め、見積の中で確定したものを、成約として取込んでもよい(すなわち、単価マスタとしてもよい)。また、
図7に示すように、受注入力を行う際に、成約(成約No.)を指定することで、受注画面に単価を表示してもよい。また、
図7に示すように、受注入力を行う際に、計上方法(入庫、作業(庫内作業)、通関、出庫、または、配送等)を指定することで、表示する入力画面を指定してもよい。また、
図7に示すように、請求金額は、各作業入力画面で入力された数量、重量または容積等と、受注画面に表示した単価と、を掛けた金額であってもよい。
【0050】
このように、本実施形態においては、作業の受注データを受注番号単位で入力し、作業形態に応じた作業の進捗状況を受注番号単位で入力し、入力データを受注番号単位で記憶し、記憶された受注番号単位の入力データに基づいて作業の進捗状況と在庫状況を更新すると共に、作業形態に応じた料金情報に基づいて作業毎の料金計上を行い、処理された作業の進捗状況と在庫状況と計上金額とを表示し、作業が完了し計上金額の確定した作業の請求書を受注番号単位で自動作成してもよい。
【0051】
[3.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0052】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0053】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0054】
また、請求書自動作成装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0055】
例えば、請求書自動作成装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて仕訳入力補助装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0056】
また、このコンピュータプログラムは、請求書自動作成装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0057】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【0058】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0059】
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0060】
また、請求書自動作成装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、請求書自動作成装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0061】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。