特開2020-194751(P2020-194751A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-194751(P2020-194751A)
(43)【公開日】2020年12月3日
(54)【発明の名称】照明装置
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20160101AFI20201106BHJP
   F16B 5/10 20060101ALI20201106BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20201106BHJP
   F21V 29/508 20150101ALI20201106BHJP
   F21V 29/70 20150101ALI20201106BHJP
   F21V 15/01 20060101ALI20201106BHJP
   F21W 131/101 20060101ALN20201106BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20201106BHJP
【FI】
   F21S2/00 230
   F16B5/10 B
   F21V23/00 120
   F21V29/508
   F21V29/70
   F21V15/01 100
   F21S2/00 630
   F21W131:101
   F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-101283(P2019-101283)
(22)【出願日】2019年5月30日
(71)【出願人】
【識別番号】390010054
【氏名又は名称】コイト電工株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100134832
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 文雄
(74)【代理人】
【識別番号】100165308
【弁理士】
【氏名又は名称】津田 俊明
(74)【代理人】
【識別番号】100115048
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 康弘
(72)【発明者】
【氏名】安田 佳司
【テーマコード(参考)】
3J001
3K014
3K243
【Fターム(参考)】
3J001FA02
3J001GA01
3J001GB01
3J001HA02
3J001JA10
3J001JE03
3J001KB08
3K014AA01
3K243MA01
(57)【要約】
【課題】メインフレームに形成されるボルト挿通孔の数を少なくできる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1は、メインフレーム2と、光源5と、電源ユニット10と、電源ユニット10を取り付けかつメインフレーム2の底壁21内面に固定される板状部材8と、押圧金具7と、を備えている。メインフレーム2の一対の側壁22各々には凸部26が設けられている。板状部材8からは2本のピン81が立設している。板状部材8は、その一端部が2本のボルト94によって底壁21に固定されており、その他端部が2つの押圧金具7によって底壁21側に押圧されている。押圧金具7は、平板部70の外縁部が凸部26下面に当接し、平板部70のピン挿通孔に通されたピン81にナット91が螺合されることで、一対の当接片75が板状部材8を底壁21側に押圧している。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
底壁と該底壁から立設した側壁を備えたメインフレームと、
前記メインフレーム内に収容される光源と、
前記光源への電力供給を行う電源ユニットと、
前記電源ユニットを取り付けかつ前記底壁内面に固定される板状部材と、
押圧金具と、を備え、
前記側壁の内面に凸部が設けられており、
前記板状部材からピンが立設しており、
前記押圧金具が、前記ピンが通されるピン挿通孔が形成された平板部と、前記平板部における前記ピン挿通孔を挟んだ両端部から前記板状部材側に下垂した一対の当接片と、を備え、
前記平板部の前記側壁側の外縁部が前記凸部と前記底壁の間に位置付けられるとともに前記凸部に当接し、かつ、前記ピン挿通孔に通されたピンにナットが螺合されることで、前記一対の当接片が前記板状部材を前記底壁側に押圧する
ことを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記底壁外面に固定されるブラケットを備え、
前記ブラケット、前記底壁、前記板状部材に、互いに重なるボルト挿通孔が形成され、これらボルト挿通孔に通されるボルトによって前記ブラケット、前記底壁、前記板状部材が互いに固定され、
前記板状部材は、その一端部が前記ボルトによって前記底壁に固定され、その他端部が前記押圧金具によって前記底壁側に押圧される
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記一対の当接片間の間隔が、前記平板部から離れるにしたがって拡がっている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記平板部が、第1平板部と第2平板部とから成るT字状に形成されており、
前記板状部材に、前記第1平板部と前記第2平板部とが交差した角部に位置する位置決めボスが設けられている
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、車両や人が通行するトンネルには照明装置が設置されている。図9は、従来の照明装置の断面図である(特許文献1を参照。)。この照明装置300は、中空角筒状のメインフレーム301と、メインフレーム301両端の開口部を塞いだ一対のサイドフレームと、メインフレーム301に固定されたガラス製のカバー330と、メインフレーム301の支持壁310上に固定された複数のLED基板321と、電源ユニット322と、電源ユニット322を取り付けかつメインフレーム301の底壁311に固定された板状部材323と、板状部材323を底壁311に固定した複数のボルトN4と、を備えている。
【0003】
メインフレーム301は、支持壁310と、支持壁310と対向した底壁311と、2つの側壁312と、を備えている。各側壁312は、支持壁310よりも上まで延出した延出部を有しており、対向した一対の延出部間にカバー330が取り付けられている。また、メインフレーム301は押出成形により得られるものであり、押出成形後に形成されるボルト挿通孔を除いて矢印Z方向に一様な断面形状となっている。
【0004】
板状部材323は、電源ユニット322をメインフレーム301に固定するとともに電源ユニット322の熱をメインフレーム301側に放熱する金属製の部材である。電源ユニット322の放熱効率を高めるためには板状部材323が底壁311にぴったりと重なっていることが好ましく、板状部材323は複数のボルトN4によって底壁311に固定されている。また、各ボルトN4は、底壁311及び板状部材323それぞれに形成されたボルト挿通孔に通され、不図示のナットが螺合されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2018−190506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した従来の照明装置300では、板状部材323を底壁311に固定するために底壁311に複数のボルト挿通孔を形成していたが、これらボルト挿通孔はメインフレーム301内への水の浸入経路になり得る等の理由から、メインフレーム301に形成されるボルト挿通孔の数を少なくすることが求められていた。
【0007】
本発明は、メインフレームに形成されるボルト挿通孔の数を少なくできる照明装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の照明装置は、底壁と該底壁から立設した側壁を備えたメインフレームと、前記メインフレーム内に収容される光源と、前記光源への電力供給を行う電源ユニットと、前記電源ユニットを取り付けかつ前記底壁内面に固定される板状部材と、押圧金具と、を備え、前記側壁の内面に凸部が設けられており、前記板状部材からピンが立設しており、前記押圧金具が、前記ピンが通されるピン挿通孔が形成された平板部と、前記平板部における前記ピン挿通孔を挟んだ両端部から前記板状部材側に下垂した一対の当接片と、を備え、前記平板部の前記側壁側の外縁部が前記凸部と前記底壁の間に位置付けられるとともに前記凸部に当接し、かつ、前記ピン挿通孔に通されたピンにナットが螺合されることで、前記一対の当接片が前記板状部材を前記底壁側に押圧することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、従来の底壁と板状部材を貫通したボルト(図9のボルトN4を参照)の代わりに押圧金具によって板状部材を底壁側に押圧することができるので、メインフレームに形成されるボルト挿通孔の数を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態にかかる照明装置の斜視図である。
図2図1中のA−A線に沿った断面図である。
図3図2中のB−B線に沿った断面図である。
図4図1の照明装置において、カバーと光源を除いた状態の平面図である。
図5図4の押圧金具の斜視図である。
図6図5の押圧金具の平面図である。
図7図5の押圧金具の側面図である。
図8図5の押圧金具の背面図である。
図9】従来の照明装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の一実施形態にかかる「照明装置」を図1〜8を参照して説明する。図1,2に示す照明装置1は、トンネル内を照明するものであり、「トンネル灯」や「トンネル照明」とも呼ばれている。この照明装置1は、屋外設置されるため、防水仕様が要求される。
【0012】
この照明装置1は、メインフレーム2と、一対のブラケット13と、一対のサイドフレーム3と、複数の金具6と、カバー4と、光源5と、電源ユニット10と、板状部材8と、押圧金具7と、これら部品を固定するための複数のボルト及びナットと、これら部品間をシールする複数のパッキン等を備えている。
【0013】
メインフレーム2は、図2,4に示すように、長方形板状の底壁21と、底壁21の外縁を成す2つの長辺それぞれから立設した一対の側壁22と、を備えている。図1〜4中の矢印Zは底壁21の長辺方向を表しており、矢印Xは底壁21の短辺方向を表しており、矢印Yは底壁21の厚み方向を表している。このメインフレーム2は、製造コストが比較的低い押出成形により得られるものであり、押出成形後に形成されるボルト挿通孔を除いて矢印Z方向(長辺方向)の全長にわたって一様な断面形状となっている。また、本例では、メインフレーム2がアルミニウム合金で構成されている。
【0014】
一対の側壁22各々の内面には、パッキン12を取り付けるための溝23と、サイドフレーム固定用ボルトが螺合するボルト孔24と、金具6を取り付けるためのレール25と、押圧金具7が当接する凸部26と、が設けられている。これら溝23、ボルト孔24、レール25、凸部26は、矢印Z方向に延びている。また、これら溝23、ボルト孔24、レール25、凸部26は、メインフレーム2の押出成形時に底壁21及び一対の側壁22と一緒に一体で成形されている。
【0015】
溝23は、側壁22における底壁21から離れた端部に設けられている。ボルト孔24は、各側壁22に2つ設けられており、1つは側壁22における底壁21との境界部に設けられ、もう1つは溝23の近傍に設けられている。レール25は、側壁22における溝23と底壁21の間に設けられている。凸部26は、側壁22における底壁21寄りのボルト孔24とレール25の間に設けられている。また、凸部26は、側壁22内面から底壁21と平行に突出し、途中で底壁21と反対側に直角に曲がった断面L字状に形成されている。
【0016】
図3に示すように、底壁21の長手方向一端部には、ボルト挿通孔21aが形成されている。ボルト挿通孔21aは、底壁21の幅方向に間隔をあけて2つ形成されている(図4を参照)。なお、図3,4においては底壁21の長手方向他端部が記載されていないが、この他端部にも一端部と同様にボルト挿通孔21aが2つ形成されている。
【0017】
一対のブラケット13は、照明装置1をトンネルの壁面に固定するためのものであり、底壁21の両端部外面にそれぞれ固定されている。各ブラケット13には、上記2つのボルト挿通孔21aと重なる2つのボルト挿通孔13aが形成されている。これらボルト挿通孔13a,21aに防水パッキン付きのボルト94が通され、該ボルト94にナット95が螺合されることでブラケット13が底壁21に固定されている。なお、照明装置1は、カバー4が下向きあるいは下斜め向きになるようにトンネルの壁面に固定される。
【0018】
一対のサイドフレーム3は、メインフレーム2の両端の開口部を塞ぐためのものである。各サイドフレーム3は、4つのサイドフレーム固定用ボルトによってメインフレーム2に固定されている。これら4つのサイドフレーム固定用ボルトは、それぞれ上述したボルト孔24に矢印Z方向に螺合している。また、一方のサイドフレーム3には、不図示の電線が通されるケーブルブッシュ14が取り付けられている。また、各サイドフレーム3とメインフレーム2との間には不図示のパッキンが取り付けられている。
【0019】
複数の金具6は、カバー4及び光源5をメインフレーム2に固定するためのものである。金具6は、レール25の全長にわたってスライド可能であり、金具固定用ボルト11によってスライド不能に固定される。金具6には、2つのボルト孔65が形成されている。これら2つのボルト孔65は、同一径であり、カバー固定用ボルト17及び光源固定用ボルト15の何れも螺合可能である。
【0020】
カバー4は、メインフレーム2の開口部を塞ぐためのものであり、底壁21と対向する向きでメインフレーム2に固定されている。カバー4は、無色透明なガラスで構成されており、底壁21とほぼ同一の長方形板状に形成されている。図2に示すように、カバー4には複数の挿通孔41が形成されている。各挿通孔41にはフランジ付き円筒形状のパッキン18が装着されており、該パッキン18の円筒部分内側にカバー固定用ボルト17が通されている。パッキン18は、カバー固定用ボルト17とカバー4との間(挿通孔41の隙間)をシールしている。カバー4は、各カバー固定用ボルト17が各金具6のボルト孔65に螺合することでメインフレーム2に固定されている。
【0021】
また、上述したパッキン12は、一対の側壁22とカバー4との間、及び、一対のサイドフレーム3とカバー4との間をシールしている。
【0022】
光源5は、底壁21とカバー4との間に収容されている。光源5は、カバー4及び底壁21と対向した支持板51と、支持板51のカバー4側の面に取り付けられた複数のLED基板52と、を備えている。支持板51の四隅には、光源固定用ボルト15が通されるボルト挿通孔が形成されている。これらボルト挿通孔に通された各光源固定用ボルト15が各金具6のボルト孔65に螺合することで光源5がメインフレーム2に固定されている。
【0023】
電源ユニット10は、光源5への電力供給及び制御を行うものであり、図2に示すように、光源5と底壁21との間に収容されている。電源ユニット10と複数のLED基板52は不図示の電線で接続されている。電源ユニット10は、ブロック状の本体部10cと、本体部10cの両端部に設けられた取付部10a,10bと、を備えている。
【0024】
板状部材8は、電源ユニット10をメインフレーム2に固定するとともに電源ユニット10の熱をメインフレーム2側に放熱する部材である。板状部材8は、アルミニウム合金で構成されており、長方形板状に形成されている。図2〜4に示すように、板状部材8は、一方の面が本体部10cに重ねられており、他方の面が底壁21内面に重ねられている。本例において、板状部材8は、幅方向(矢印X方向)の寸法が底壁21の約8割程度であり、長手方向(矢印Z方向)の寸法が底壁21の約4割程度である。
【0025】
図3,4に示すように、板状部材8の長手方向一端部には、底壁21の長手方向一端部に形成された2つのボルト挿通孔21a及び一方のブラケット13に形成された2つのボルト挿通孔13aと重なる2つのボルト挿通孔84が形成されている。これらボルト挿通孔13a,21a,84にボルト94が通され、該ボルト94にナット95が螺合することによって、ブラケット13、底壁21、板状部材8が互いに固定されている。
【0026】
図3,4に示すように、板状部材8の長手方向他端部には、2本のピン81が設けられている。2本のピン81は、板状部材8の一方の面(電源ユニット10と重なった面)から立設しており、板状部材8の幅方向に間隔をあけて配されている。各ピン81は、円柱状に形成され、外周面に雄ねじが切られている。このピン81は、後述する押圧金具7のピン挿通孔73に通され、ナット91が螺合される。また、各ピン81の近傍には、押圧金具7を位置決めするための円柱状の位置決めボス82が設けられている。
【0027】
図3,4に示すように、板状部材8の長手方向中央部には、電源ユニット10を固定するための2本のピン83が設けられている。一方のピン83は、上記取付部10aに形成された孔に通されてナット93が螺合されている。他方のピン83は、上記取付部10bに形成された孔に通されてナット93が螺合されている。
【0028】
押圧金具7は、金属板にプレス加工等が施されて得られるものであり、図5〜8に示すように、ピン挿通孔73が形成された平板部70と、平板部70におけるピン挿通孔73を挟んだ両端部から板状部材8側に下垂した一対の当接片75と、を備えている。一対の当接片75間の間隔は、平板部70から離れるにしたがって拡がっている。
【0029】
平板部70は、上記ピン挿通孔73が形成された長方形状の第1平板部71と、第1平板部71の長辺から突出した長方形状の第2平板部72とから成るT字状に形成されている。上記一対の当接片75は、第1平板部71の各短辺から下垂している。第1平板部71と第2平板部72とが交差した符号74で示す部分を本明細書では「角部」と呼称する。上述した位置決めボス82は、照明装置1の組立て時に押圧金具7の角部74に位置することで押圧金具7をフレーム2及び板状部材8に対して位置決めする。
【0030】
押圧金具7は、図2に示すように、平板部70の外縁部、即ち第2平板部72の自由端が凸部26とボルト孔24との間の隙間に位置付けられるとともに凸部26に当接し、かつ、ピン挿通孔73に通されたピン81にナット91が螺合されることで、一対の当接片75が板状部材8を底壁21側に押圧する。また、本例では、2つの押圧金具7が用いられており、これら押圧金具7が板状部材8の幅方向両端において板状部材8を底壁21側に押圧する。
【0031】
このように、板状部材8は、その一端部が2本のボルト94によって底壁21に固定されており、その他端部が2つの押圧金具7によって底壁21側に押圧されている。押圧金具7で底壁21側に押圧された板状部材8は、その全域において底壁21から浮き上がることなく底壁21にぴったりと重なっている。このため、電源ユニット10の熱は、板状部材8を介してメインフレーム2側に良好に放熱される。
【0032】
上記照明装置1は、従来の底壁と板状部材を貫通したボルト(図9のボルトN4を参照)の代わりに押圧金具7によって板状部材8の他端部を底壁21側に押圧しているので、メインフレーム2に形成されるボルト挿通孔の数が従来品(図9を参照。)よりも少なくなっている。また、板状部材8は、その一端部がボルト94によって底壁21に固定されているのでずれない。さらに、板状部材8の一端部が一方のブラケット13と共に共通のボルト94で底壁21に固定されているので、板状部材8及びブラケット13を別々に底壁21にボルト固定する場合と比べてボルト挿通孔の数が少なくなっている。
【0033】
なお、参考例として、上述した板状部材8を矢印Z方向に延長し、その板状部材8の両端部を各ブラケット13と共に底壁21にボルト固定することも考えられるが、この場合、板状部材8を延長した分、重量が増すとともにコストアップしてしまう。これに対し本例では、板状部材8を必要最小限の大きさとすることができる。
【0034】
また、上述した実施形態では、照明装置としてトンネル灯を例に挙げて説明したが、本発明の照明装置は、トンネル灯に限らず、街路灯、防犯灯などの各種照明装置に適用することができる。
【0035】
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【符号の説明】
【0036】
1 照明装置
2 メインフレーム
7 押圧金具
8 板状部材
10 電源ユニット
21 底壁
22 側壁
26 凸部
70 平板部
73 ピン挿通孔
75 当接片
81 ピン
91 ナット
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9